JPS6253305B2 - - Google Patents

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JPS6253305B2
JPS6253305B2 JP10163383A JP10163383A JPS6253305B2 JP S6253305 B2 JPS6253305 B2 JP S6253305B2 JP 10163383 A JP10163383 A JP 10163383A JP 10163383 A JP10163383 A JP 10163383A JP S6253305 B2 JPS6253305 B2 JP S6253305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing cell
workpiece
tool
cell
processing
Prior art date
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Expired
Application number
JP10163383A
Other languages
English (en)
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JPS59227357A (ja
Inventor
Ryohei Karita
Hideo Furushima
Mitsuoki Hatamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP10163383A priority Critical patent/JPS59227357A/ja
Publication of JPS59227357A publication Critical patent/JPS59227357A/ja
Publication of JPS6253305B2 publication Critical patent/JPS6253305B2/ja
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は切削加工とともに切削加工に必要なワ
ークの組立作業を行うことのできる複合工作機械
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年FMS(フレキシブル生産システム)化に
伴い、工作機械の一層の多目的化が要求され、工
作機械の切削、研削等の加工機能を拡大するた
め、加工用主軸部をユニツト化し、この主軸ユニ
ツトを、工作機械のコラムに沿つて移動するサド
ルに着脱自在に装着する技術が開発されている
(例えば、特願昭55−106459号、特開昭57−
114337号)。
ワークの切削加工においては、複数のワークを
組合せ、これを工作機械に取付けて合せ加工を行
うような場合がある。このような場合、従来は、
一次加工済みのワークをそれぞれ工作機械から取
外し、これらを作業者がノツクピン、ボルト等を
用いて組立てし、再び工作機械へ取付けて合せ加
工を行つていた。このため、ワークの取外し、組
立て、工作機械へ取付けた後の心出し等の作業を
要し、加工時間がかかるとともに、加工の自動化
を図る上でネツクとなつていた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、切削加工とともに、切削加工に必要なワ
ークの組立作業を行うことのできる複合工作機械
を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明による複合工作機械は、ワークチヤツク
機能ユニツトが装着されている第1の加工セルお
よび第2の加工セルと、ワーク組立機能ユニツ
ト、ワーク組立解除機能ユニツトおよび切削機能
ユニツトが互いに交換可能に装着される第3の加
工セルとからなり、第1の加工セルおよび第2の
加工セルは、装着されたチヤツク機能ユニツトが
互いに対向する位置関係で配置されているととも
に、第1の加工セルはチヤツク機能ユニツトが第
3の加工セルの機能ユニツトに相対向する位置ま
で旋回可能であることを特徴としている。
本発明によれば、第1の加工セルに取付けられ
ているワークに、第2の加工セルに取付けられて
いるワークを組合せ、第3の加工セルにより結合
組立てした後、合せ加工を行うことができる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第1図は本発明による複合工作機械の一実施例
を示す平面図である。複合工作機械100は、互
いに対向する位置関係で配置された第1の加工セ
ル10および第2の加工セル20と、この第1の
加工セル10と第2の加工セル20の配置ライン
に対し直交する方向に配置された第3の加工セル
30とから構成されている。第1の加工セル10
および第2の加工セル20は、それぞれベツト1
1,21上を直線方向に摺動自在に配置されてい
るとともに、ワークをチヤツキングするチヤツク
爪12,22を備えたワークチヤツク機能ユニツ
ト13,23が装着されている。これらのワーク
チヤツク機能ユニツト13,23は、例えば特開
昭57−114337号(特願昭55−106459号)公報に記
載されているような方法、すなわちカービツクカ
ツプリングとクランプ爪を用いる方法で、他の機
能ユニツトと交換可能に装着されている。また、
チヤツク爪12,22の開閉は、各セルに設けた
自動開閉機構により自動的に開閉可能とされてい
る。
第3の加工セル30には、ワークの組立てに必
要な機能、例えばノツクピン打込み、ボルト締付
け、ノツク下穴加工(キリ、リーマ)およびリー
マ穴清掃等の機能を発揮し得る機能ユニツト(こ
れらを総称してワーク組立機能ユニツトとす
る)、組立てられたワークの組立解除を行う機
能、例えばノツクピン引抜きおよびボルト外し等
の機能を発揮し得る機能ユニツト(これらを総称
してワーク組立解除機能ユニツトとする)および
ワークの切削加工、例えばキリ加工、中ぐり加工
等の機能を発揮し得る機能ユニツト(これらを総
称してワーク切削機能ユニツトとする)が、互い
に交換可能に装着されるようになつている。この
機能ユニツトの交換装置も、前述したと同様に、
例えば特開昭57−114337号公報に記載されている
方法で行うことができる。また、第3の加工セル
30は、ベツト31上を第1の加工セル10と第
2の加工セル20の配置ラインと平行に摺動する
ことのできるサドル32上に搭載されているとと
もに、サドル32上を第1の加工セル10と第2
の加工セル20の配置ラインと直交する方向に移
動可能とされている。
第1の加工セル10は、また第3の加工セル3
0に装着されている機能ユニツト33に相対向す
る位置まで旋回可能に、ベツト11上に配置され
ている。第3の加工セル30に装着されている機
能ユニツト33には、それぞれの機能に応じた機
能工具(例えばノツク打ち工具、ボルト締め工
具、ノツク引抜き工具、ボルト外し工具等)が交
換装着されるが、これは通常の切削工具と同様
に、第3の加工セル30に付属あるいは隣接して
配設されたATC(自動工具交換装置)34によ
り行うことができる。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。第2図A〜Jは本実施例による
複合工作機械を用いて、2つのワークを合せ加工
する場合のプロセスを示す説明図である。
まずワークA(例えば、ギヤボツクス本体)に
2面の基準面加工、合せ面加工、合せ面のボルト
用タツプ穴およびノツク穴加工が、ワークB(例
えば、ギヤボツクス蓋)に2面の基準面加工、合
せ面加工、ボルト穴およびノツク穴加工が、それ
ぞれ予加工される。
第2図 A 第1の加工セル10のワークチヤツク機能ユ
ニツト13の先端にワークAをチヤツキングす
る。また、第2の加工セル20のワークチヤツ
ク機能ユニツト23の先端にワークBをチヤツ
キングする。第3の加工セル30にワーク組立
機能、ワーク組立解除機能の両機能を備えた機
能ユニツト33を装着し、この機能ユニツト3
3にノツク打ち工具41を、ATC34を用い
て交換取付けする。このノツク打ち工具41に
は、使用するノツクピンが内蔵されている。
第2図 B 第1の加工セル10を旋回して第3の加工セ
ル30と向い合せ、ワークAのノツク穴に、ノ
ツク打ち工具41で、ワークB引掛け用のノツ
クピン51をノツクピン51の長さの半分程度
の深さに打ち込む。
第2図 C 第1の加工セル10を再び旋回して第2の加
工セル20と向い合せ、互いに接近させること
によりワークAのノツクピン51に対しワーク
Bのノツク穴を嵌挿する。続いて第2の加工セ
ル20のチヤツク爪22を緩めると、ワークB
はワークAのノツクピン51に引掛けられた状
態となる。第1の加工セル10と第2の加工セ
ル20とを離間する。
第2図 D 第1の加工セル10を旋回して第3の加工セ
ル30と向い合せる。ATC34によりノツク
打ち工具41を取外し、ボルト締め工具42を
機能ユニツト33に取付ける。このボルト締め
工具42には、締付け用ボルト52が内蔵され
ている。機能ユニツト33を作動させて、ボル
ト締め工具42によりワークA、ワークBに対
しボルト52の締め付けを行い、ワークAとワ
ークBとの合せ固定を行う。
第2図 E 第3の加工セル30のボルト締め工具42を
取外し、キリ加工用工具43と交換する。キリ
加工用工具43により、ワークAおよびワーク
Bに、位置決め用ノツクの下キリ穴加工を行
う。続いてキリ加工用工具43をリーマ加工用
工具と交換し、下キリ穴を利用してリーマ加工
を行う。
第2図 F 第3の加工セル30にリーマ加工用工具と交
換にノツク打ち工具44を装着する。このノツ
ク打ち工具44には、引抜き用頭部の設けられ
た位置決め用ノツクピン54が内蔵されてい
る。機能ユニツト33を作動させ、ノツク打ち
工具44により、ワークAおよびワークBに対
しノツクピン54を打ち込む。ノツクピン54
の打ち込み前に、リーマ穴の清掃が行われる
が、これは機能ユニツト33に清掃工具を装着
することにより行うことができる。
以上の一連の行程により、ワークAおよびワ
ークBの合せ固定が行われる。
第2図 G 第3の加工セル30にワーク切削機能ユニツ
ト35を交換装着し、このワーク切削機能ユニ
ツト35にキリ加工用工具を取付けて、ワーク
AおよびワークBに対し中ぐり用の下穴加工を
行う。続いてキリ加工用工具と中ぐり加工用工
具45とを交換し、ワークAおよびワークBに
対し中ぐり合せ加工を行う。
第2図 H 第3の加工セル30の中ぐり加工用工具45
およびワーク切削機能ユニツト35を取外し、
機能ユニツト33を装着する。ATC34によ
り、機能ユニツト33にノツク抜き工具46を
取付ける。このノツク抜き工具46には、ノツ
クピン54の頭部に係合するフツクが設けられ
ており、頭部とフツクとを係合させて引張るこ
とにより、ノツクピン54を引抜く。
第2図 I ATC34により、ノツク抜き工具46を取
外し、ボルト外し工具47を取付ける。ボルト
外し工具47は先端にボルト52の頭部に係合
する係合部を備え、ボルト外し工具47を回転
させることによりボルト52の緩め外しがなさ
れる。
第2図 J 第1の加工セル10のワークチヤツク機能ユ
ニツト13にワークAおよびワークBを取付け
た状態で第1の加工セル10を旋回し、第2の
加工セル20と向い合せる。続いて第1の加工
セル10と第2の加工セル20を接近させ、第
2の加工セル20のチヤツク爪22でワークB
をチヤツキングする。再び第1の加工セル10
と第2の加工セル20とを離間させると、ワー
クAおよびワークBはそれぞれ第1の加工セル
10および第2の加工セル20にチヤツキング
された状態となり、分解される。
以上のプロセスは一般のシーケンス制御技術を
用いて制御することができる。
なお、本実施例では、ATC34を第3の加工
セル30に付属させているため、中ぐり合せ加工
を第3の加工セル30を用いて行つたが、ATC
を第2の加工セル20にも付属させれば、第2の
加工セル20のチヤツクと中ぐり加工用工具とを
交換することにより、第2の加工セル20を用い
て中ぐり合せ加工を行うことも可能である。
また、本実施例では機能ユニツト33として、
ワーク組立機能およびワーク組立解除機能の両機
能を備えたものを用いた例を示したが、それぞれ
別個の機能ユニツトとし、交換装着するようにし
てもよい。
また、第2図B,Cを示す工程で用いたノツク
ピン51は、ワークBをワークAに引掛けて運搬
するための運搬用ノツクピンであり、同様の機能
を発揮するものであれば、他の構造のものであつ
てもよい。例えば、ワークAおよびワークBに係
合部を設け、この係合部を用いてワークAおよび
ワークBを直接仮結合させることができる。この
場合には、第2図A,Bの工程が不要となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、第3の
加工セルに対し、所定の機能ユニツトを交換装着
することにより、複数のワークを合せ加工するこ
とができる。これにより、単一のワーク加工では
得られない加工精度を得ることができるととも
に、合せ加工のための段取り作業等も不要で、加
工効率の大幅な向上を図ることができる。本発明
による複合工作機械は、工作機械の高精度3次元
位置決め能力を利用し、ワークの切削加工ととも
に、加工に必要なワークの組立てを行うことので
きる、いわゆる複合生産システムにおいて用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2
図A〜Jは本発明による複合工作機械の一連の動
作を示す説明図である。 10……第1の加工セル、12……チヤツク
爪、13……ワークチヤツク機能ユニツト、20
……第2の加工セル、22……チヤツク爪、23
……ワークチヤツク機能ユニツト、30……第3
の加工セル、33……機能ユニツト、34……
ATC(自動工具交換装置)、35……ワーク切削
機能ユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワークチヤツク機能ユニツトが装着されてい
    る第1の加工セルおよび第2の加工セルと、ワー
    ク組立機能ユニツト、ワーク組立解除機能ユニツ
    トおよびワーク切削機能ユニツトが互いに交換可
    能に装着される第3の加工セルとからなり、前記
    第1の加工セルおよび第2の加工セルは、装着さ
    れた前記機能ユニツトが互いに対向する位置に配
    置されているとともに、前記第1の加工セルはチ
    ヤツク機能ユニツトが第3の加工セルの前記機能
    ユニツトに相対向する位置まで旋回可能であるこ
    とを特徴とする複合工作機械。
JP10163383A 1983-06-09 1983-06-09 複合工作機械 Granted JPS59227357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163383A JPS59227357A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 複合工作機械

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JP10163383A JPS59227357A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 複合工作機械

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JPS59227357A JPS59227357A (ja) 1984-12-20
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JP10163383A Granted JPS59227357A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 複合工作機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5382714B2 (ja) * 2009-09-16 2014-01-08 中村留精密工業株式会社 2つのワーク端面同時加工用複合加工機及びその加工方法

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JPS59227357A (ja) 1984-12-20

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