JPS6252965B2 - - Google Patents
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- JPS6252965B2 JPS6252965B2 JP54161867A JP16186779A JPS6252965B2 JP S6252965 B2 JPS6252965 B2 JP S6252965B2 JP 54161867 A JP54161867 A JP 54161867A JP 16186779 A JP16186779 A JP 16186779A JP S6252965 B2 JPS6252965 B2 JP S6252965B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G5/00—Tone control or bandwidth control in amplifiers
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
本発明はリスニングルームにおけるスピーカの
設置位置などの違いによる低音域の変化をオーデ
イオ再生系において補正するための伝送周波数補
正装置に関する。 一般にリスニングルームにおけるスピーカの伝
達周波数特性は、その部屋の容積、内装材の種
類、スピーカの設置位置、聴取位置などの相違に
より種々変化する。この変化の程度は中高温域で
は小さく、低音域のみで大きくなる傾向がある。
この変化の特微は、ほぼ100〜400Hz帯域内に大き
なピーク、またはデイツプが生じ易いことであ
る。一例として第1図に6畳間程度のリスニング
ルームにおけるスピーカの設置位置の違いによる
伝送周波数特性の変化を示す。これによればスピ
ーカの設置位置S1およびS3の場合は、100〜400Hz
帯域内で大きなピーク、またはデイツプが生じて
いることがわかる。このような場合、スピーカか
らは一様なレベルで音が放射されているにもかか
わらず、聴取位置によつては低音の著るしい過剰
または不足感が生じる。 このような問題に対して次のような改善策が用
いられてきたが、いずれも実用上の欠点がある。 (1) スピーカの設置位置を変える方法。 最も手軽で、音響理論的にも有効な方法であ
る。しかし部屋容積が小さく、家具、調度品を備
えている場合が多い我が国のリスニングルームに
おいては、スピーカの最適設置位置を確保するこ
とが困難であり、必ずしも実用性が高いとは限ら
ない。 (2) 有害な反射音を除去する方法。 低音域の周波数特性に有害なレベル変化を与え
る反射音の生じる壁面に吸音処理を行なつて、音
響的に有害な反射音を除去することが可能であ
る。しかしこの方法は一般家庭のリスリングルー
ムに対して利用できない場合が多い。 (3) グラフイツクイコライザを用いる方法。 通常のグラフイツクイコライザは、ほぼ1/3〜
1/1オクターブ帯域毎にレベル調整ができるよう
になつている。従つて低音域のレベルの補正以外
にも種々の用途がある。しかし音響機器に比して
高価で一般家庭ではほとんど用いられていない。 (4) トーンコントロールを用いる方法。 一般に音響機器に内蔵されているトーンコント
ロール装置は、第2図に示す如くあるカツトオフ
周波数以下(以上)の範囲において、ほぼ一定の
勾配をもたせてレベルの増減を調節するようにな
つている。従つて一般のリスニングルームにおい
て100〜400Hzの帯域内のピーク・デイツプの変化
を補正することは不可能である。 (5) ピーク・デイツプフイルタを用いる方法。 低音域の一定周波数帯域、たとえば100〜400Hz
帯域内においてピーク・デイツプの中心周波数の
位置、レベルおよび帯域幅がそれぞれ独立に可変
なものがある。しかしレベルと帯域幅を独立に変
えるために装置内の2個のアツテネータの入出力
レベル比α、βをそれぞれ特定の値に設定するた
めにスイツチング操作が必要で実際の操作が若干
複雑にならざるを得ない。またこのスイツチング
操作を必要としないように構成した場合、装置内
に連動して操作されるアツテネータを含む2個以
上のアツテネータを必要とし装置構成が複雑とな
つた。 本発明は上記にかんがみなされたもので、低音
域の一定周波数帯域内でピーク・デイツプの中心
周波数の位置、レベルおよび帯域幅を簡易な装置
構成でそれぞれ独立に可変することのできる伝送
周波数特性補正装置を提供することを目的とする
ものであり、本発明は位相が周波数に依存して0
〜−2πラジアンまで変化する全帯域通過形の移
相回路と、デイツプレベル調整用の1個のアツテ
ネータと、デイツプ帯域幅調整用の1個のアツテ
ネータとからなるデイツプフイルタと、該デイツ
プフイルタを切替えて前記デイツプフイルタの伝
達関数の逆数の伝達関数を有するピークフイルタ
に切替える手段とからなるピーク・デイツプフイ
ルタを用いて構成し、装置構成を簡単にしたこと
を特徴とするものである。 以下、本発明を実施例により説明する。 第3図は本発明の一実施例のブロツク図であ
る。 Pはデイツプフイルタであつて、デイツプフイ
ルタPは位相を周波数に依存して単調に0〜−2
πラジアンまで変化させる全帯域通過形の移相回
路1と、アツテネータ2および3と、減算器4〜
6と、加算器7〜9とからなり、デイツプフイル
タPへの入力を減算器4の被減算入力とし、デイ
ツプフイルタPへの入力からアツテネータ2の出
力を減算器4で減算し、減算器4の出力をアツテ
ネータ2に入力し、アツテネータ2の出力からア
ツテネータ3の出力を減算器5で減算し、減算器
5の出力を移相回路1に入力し、アツテネータ2
の出力と移相回路1の出力とを加算器7で加算
し、加算器7の出力をアツテネータ3に入力する
とともに加算器7の出力とアツテネータ3の出力
とを加算器8で加算し、加算器8の出力からアツ
テネータ2の出力を減算器6で減算し、減算器6
の出力と減算器4の出力とを加算器9で加算して
加算器9の出力をデイツプフイルタPの出力とす
るように構成する。 一方、デイツプフイルタPを切替えてデイツプ
フイルタPの伝達関数分の逆数の伝達関数に切替
える切替手段は、スイツチ10と11、減算器1
2と13および加算器14とからなり、伝送周波
数特性補正装置の入力端子INに印加された入力
信号をスイツチ10を通して減算器12の被減算
入力とし、伝送周波数補正装置の出力信号をスイ
ツチ11を通して減算器12の減算入力として減
算器12で減算をし、減算器12の出力をデイツ
プフイルタPの入力とするとともに、デイツプフ
イルタPの出力から減算器12の出力を減算器1
3で減算し、減算器13の出力と伝送周波数特性
補正装置の入力とを加算器14で加算し、加算器
14の出力を伝送周波数特性補正装置の出力端子
OUTに出力するように構成する。 なお、移相回路1はたとえば第4図に示した如
く、抵抗15とコンデンサ16とからなる積分回
路17と、積分回路17の出力を増幅する増幅率
2の増幅器18と、増幅器18の出力から積分回
路17の入力を減算する減算器19とからなる時
定数回路を2つ縦続接続して構成する。 積分回路17の時定数Tは抵抗15の抵抗値を
R、コンデンサ16の容量をCとしたとき、T=
C×Rである。 そこで移相回路5の伝達関数T1(ω)は T1(ω)=(1−jωT/1+jωT)2 ……(1) である。 伝達関数T1(ω)の振幅項|T1(ω)|およ
び位相項argT1(ω)はそれぞれ |T1(ω)|=1+ω2T/1+ω2T=1 ……(2) argT1(ω)=−4tan-1ωT ……(3) である。 いまデイツプフイルタPの伝達関数をP(ω)
とする。第3図において、スイツチ10をオン状
態にし、スイツチ11をオフ状態にしたとき第3
図の回路は5図に示す如く表わされ、減算器13
と加算器14の作用は打消される。第5図に示す
場合の伝達関数はフイルタPの伝達関数P(ω)
と同一であつてデイツプ特性を示す。一方、第3
図においてスイツチ10をオフ状態にし、スイツ
チ11をオン状態にしたとき第3図の回路は第6
図に示す如くに表わされる。第6図に示す場合の
伝達関数はデイツプフイルタPの伝達関数P
(ω)の逆数となり、この特性はピーク特性を示
す。 そこでスイツチ10をオン状態にし、スイツチ
11をオフ状態にしたときの伝達周波数特性補正
装置の伝達関数QD(ω)はデイツプフイルタP
の伝達関数P(ω)と等しく、 QD(ω)=P(ω)=(1+g1g2)(1+jωT)2+(g1+g2)(1−jωT)2/(1+g1){
(1+jωT)2+g2(1−jωT)2}……(4) である。ここでg1,g2はアツテネータ2,3の減
衰比であり、ωは伝送周波数特性補正装置の入力
信号の角周波数である。 伝達関数QD(ω)の振幅伝達率|QD(ω)|
は となる。 第5式よりωの関数|QD(ω)|のグラフは
ω=1/Tで極小となり横軸を対数で示して1/
Tを中心として左右対称となる。すなわち第5図
に示した場合の回路の振幅伝送周波数特性は左右
対称のデイツプ特性となり、デイツプの中心角周
波数は時定数Tの逆数1/Tで与えられる。 つぎにデイツプの深さL(dB)は L=20log|QD(1/T)|/|QD(0)|=20l
og1−g1/1+g1 となり、デイツプの深さL(dB)すなわちレベ
ルの極小値はアツテネータ2の減衰比g1のみに依
存する。 またアツテネータ3の減衰比g2はデイツプの帯
域幅1/Qを定める。 デイツプの深さLとアツテネータ2の減衰比の
関係は
設置位置などの違いによる低音域の変化をオーデ
イオ再生系において補正するための伝送周波数補
正装置に関する。 一般にリスニングルームにおけるスピーカの伝
達周波数特性は、その部屋の容積、内装材の種
類、スピーカの設置位置、聴取位置などの相違に
より種々変化する。この変化の程度は中高温域で
は小さく、低音域のみで大きくなる傾向がある。
この変化の特微は、ほぼ100〜400Hz帯域内に大き
なピーク、またはデイツプが生じ易いことであ
る。一例として第1図に6畳間程度のリスニング
ルームにおけるスピーカの設置位置の違いによる
伝送周波数特性の変化を示す。これによればスピ
ーカの設置位置S1およびS3の場合は、100〜400Hz
帯域内で大きなピーク、またはデイツプが生じて
いることがわかる。このような場合、スピーカか
らは一様なレベルで音が放射されているにもかか
わらず、聴取位置によつては低音の著るしい過剰
または不足感が生じる。 このような問題に対して次のような改善策が用
いられてきたが、いずれも実用上の欠点がある。 (1) スピーカの設置位置を変える方法。 最も手軽で、音響理論的にも有効な方法であ
る。しかし部屋容積が小さく、家具、調度品を備
えている場合が多い我が国のリスニングルームに
おいては、スピーカの最適設置位置を確保するこ
とが困難であり、必ずしも実用性が高いとは限ら
ない。 (2) 有害な反射音を除去する方法。 低音域の周波数特性に有害なレベル変化を与え
る反射音の生じる壁面に吸音処理を行なつて、音
響的に有害な反射音を除去することが可能であ
る。しかしこの方法は一般家庭のリスリングルー
ムに対して利用できない場合が多い。 (3) グラフイツクイコライザを用いる方法。 通常のグラフイツクイコライザは、ほぼ1/3〜
1/1オクターブ帯域毎にレベル調整ができるよう
になつている。従つて低音域のレベルの補正以外
にも種々の用途がある。しかし音響機器に比して
高価で一般家庭ではほとんど用いられていない。 (4) トーンコントロールを用いる方法。 一般に音響機器に内蔵されているトーンコント
ロール装置は、第2図に示す如くあるカツトオフ
周波数以下(以上)の範囲において、ほぼ一定の
勾配をもたせてレベルの増減を調節するようにな
つている。従つて一般のリスニングルームにおい
て100〜400Hzの帯域内のピーク・デイツプの変化
を補正することは不可能である。 (5) ピーク・デイツプフイルタを用いる方法。 低音域の一定周波数帯域、たとえば100〜400Hz
帯域内においてピーク・デイツプの中心周波数の
位置、レベルおよび帯域幅がそれぞれ独立に可変
なものがある。しかしレベルと帯域幅を独立に変
えるために装置内の2個のアツテネータの入出力
レベル比α、βをそれぞれ特定の値に設定するた
めにスイツチング操作が必要で実際の操作が若干
複雑にならざるを得ない。またこのスイツチング
操作を必要としないように構成した場合、装置内
に連動して操作されるアツテネータを含む2個以
上のアツテネータを必要とし装置構成が複雑とな
つた。 本発明は上記にかんがみなされたもので、低音
域の一定周波数帯域内でピーク・デイツプの中心
周波数の位置、レベルおよび帯域幅を簡易な装置
構成でそれぞれ独立に可変することのできる伝送
周波数特性補正装置を提供することを目的とする
ものであり、本発明は位相が周波数に依存して0
〜−2πラジアンまで変化する全帯域通過形の移
相回路と、デイツプレベル調整用の1個のアツテ
ネータと、デイツプ帯域幅調整用の1個のアツテ
ネータとからなるデイツプフイルタと、該デイツ
プフイルタを切替えて前記デイツプフイルタの伝
達関数の逆数の伝達関数を有するピークフイルタ
に切替える手段とからなるピーク・デイツプフイ
ルタを用いて構成し、装置構成を簡単にしたこと
を特徴とするものである。 以下、本発明を実施例により説明する。 第3図は本発明の一実施例のブロツク図であ
る。 Pはデイツプフイルタであつて、デイツプフイ
ルタPは位相を周波数に依存して単調に0〜−2
πラジアンまで変化させる全帯域通過形の移相回
路1と、アツテネータ2および3と、減算器4〜
6と、加算器7〜9とからなり、デイツプフイル
タPへの入力を減算器4の被減算入力とし、デイ
ツプフイルタPへの入力からアツテネータ2の出
力を減算器4で減算し、減算器4の出力をアツテ
ネータ2に入力し、アツテネータ2の出力からア
ツテネータ3の出力を減算器5で減算し、減算器
5の出力を移相回路1に入力し、アツテネータ2
の出力と移相回路1の出力とを加算器7で加算
し、加算器7の出力をアツテネータ3に入力する
とともに加算器7の出力とアツテネータ3の出力
とを加算器8で加算し、加算器8の出力からアツ
テネータ2の出力を減算器6で減算し、減算器6
の出力と減算器4の出力とを加算器9で加算して
加算器9の出力をデイツプフイルタPの出力とす
るように構成する。 一方、デイツプフイルタPを切替えてデイツプ
フイルタPの伝達関数分の逆数の伝達関数に切替
える切替手段は、スイツチ10と11、減算器1
2と13および加算器14とからなり、伝送周波
数特性補正装置の入力端子INに印加された入力
信号をスイツチ10を通して減算器12の被減算
入力とし、伝送周波数補正装置の出力信号をスイ
ツチ11を通して減算器12の減算入力として減
算器12で減算をし、減算器12の出力をデイツ
プフイルタPの入力とするとともに、デイツプフ
イルタPの出力から減算器12の出力を減算器1
3で減算し、減算器13の出力と伝送周波数特性
補正装置の入力とを加算器14で加算し、加算器
14の出力を伝送周波数特性補正装置の出力端子
OUTに出力するように構成する。 なお、移相回路1はたとえば第4図に示した如
く、抵抗15とコンデンサ16とからなる積分回
路17と、積分回路17の出力を増幅する増幅率
2の増幅器18と、増幅器18の出力から積分回
路17の入力を減算する減算器19とからなる時
定数回路を2つ縦続接続して構成する。 積分回路17の時定数Tは抵抗15の抵抗値を
R、コンデンサ16の容量をCとしたとき、T=
C×Rである。 そこで移相回路5の伝達関数T1(ω)は T1(ω)=(1−jωT/1+jωT)2 ……(1) である。 伝達関数T1(ω)の振幅項|T1(ω)|およ
び位相項argT1(ω)はそれぞれ |T1(ω)|=1+ω2T/1+ω2T=1 ……(2) argT1(ω)=−4tan-1ωT ……(3) である。 いまデイツプフイルタPの伝達関数をP(ω)
とする。第3図において、スイツチ10をオン状
態にし、スイツチ11をオフ状態にしたとき第3
図の回路は5図に示す如く表わされ、減算器13
と加算器14の作用は打消される。第5図に示す
場合の伝達関数はフイルタPの伝達関数P(ω)
と同一であつてデイツプ特性を示す。一方、第3
図においてスイツチ10をオフ状態にし、スイツ
チ11をオン状態にしたとき第3図の回路は第6
図に示す如くに表わされる。第6図に示す場合の
伝達関数はデイツプフイルタPの伝達関数P
(ω)の逆数となり、この特性はピーク特性を示
す。 そこでスイツチ10をオン状態にし、スイツチ
11をオフ状態にしたときの伝達周波数特性補正
装置の伝達関数QD(ω)はデイツプフイルタP
の伝達関数P(ω)と等しく、 QD(ω)=P(ω)=(1+g1g2)(1+jωT)2+(g1+g2)(1−jωT)2/(1+g1){
(1+jωT)2+g2(1−jωT)2}……(4) である。ここでg1,g2はアツテネータ2,3の減
衰比であり、ωは伝送周波数特性補正装置の入力
信号の角周波数である。 伝達関数QD(ω)の振幅伝達率|QD(ω)|
は となる。 第5式よりωの関数|QD(ω)|のグラフは
ω=1/Tで極小となり横軸を対数で示して1/
Tを中心として左右対称となる。すなわち第5図
に示した場合の回路の振幅伝送周波数特性は左右
対称のデイツプ特性となり、デイツプの中心角周
波数は時定数Tの逆数1/Tで与えられる。 つぎにデイツプの深さL(dB)は L=20log|QD(1/T)|/|QD(0)|=20l
og1−g1/1+g1 となり、デイツプの深さL(dB)すなわちレベ
ルの極小値はアツテネータ2の減衰比g1のみに依
存する。 またアツテネータ3の減衰比g2はデイツプの帯
域幅1/Qを定める。 デイツプの深さLとアツテネータ2の減衰比の
関係は
【式】となる。また
帯域幅1/Qとアツテネータ3の減衰比g2との関
係は
係は
【式】となる。
つぎにスイツチ10をオフ状態にし、スイツチ
11をオン状態にしたときは前記した如く第6図
に示す如くになり、ピークフイルタとなる。この
場合の伝達関数Qp(ω)および振幅伝達率 |Qp(ω)|は Qp(ω)=1/QD(ω) |Qp(ω)|=1/|QD(ω)| となる。 そこでこの振幅伝達率|Qp(ω)|とピーク
の中心周波数との間の関係、ピークレベルすなわ
ち極大値とアツテネータ2の減衰比g1との間の関
係および帯域幅とアツテネータ3の減衰比との間
の関係は前記デイツプ特性で説明した場合と同様
である。 そこで上記のデイツプフイルタPと切替手段と
からなるピーク・デイツプフイルタからなる伝達
周波数特性補正装置の特徴は次の如くである。 (1) 振幅周波数特性を対数軸上にとつて示すと左
右対称となり、ω=1/Tになる周波数におい
て極大値または極小値をもつ。このピーク、デ
イツプの中心周波数は移相回路1の時定数を変
更することにより変えることができる。 (2) ピークの極大値、デイツプの極小値はアツテ
ネータ2の減衰比のみを変更することにより独
立して変えることができる。デイツプ特性のレ
ベルを変化させた場合の一例を第10図に示
す。 (3) ピーク特性の帯域幅、デイツプ特性の帯域幅
はアツテネータ3の減衰比のみを変更すること
により独立して変えることができる。デイツプ
特性の帯域幅を変化させた場合の一例を第11
図に示す。 ところで以上の説明において移相回路1は第4
図に示す積分器17などからなる場合を例に説明
したが、移相回路1として第7図に示す如く同一
抵抗値を有する抵抗20および21と、同一容量
のコンデンサ22および23とをたすき掛けして
構成したCRブリツヂ回路2つを縦続接続した回
路であつてもよい。 またさらに移相回路1は第8図に示す如く、ト
ランジスタ24と抵抗25および26からなる増
幅器と、トランジスタ24のエミツタに接続した
コンデンサ27の一方の端子とトランジスタ24
のコレクタに接続した抵抗28の一方の端子を共
通に接続した時定数回路と、同様に構成した増幅
器と時定数回路とを縦続接続しても構成できる。
この第8図の回路において、抵抗25,26,2
8の抵抗値をR25,R26,R28とし、コンデンサ2
7の容量をC27とし、抵抗28と容量27との共
通接続点に接続される負荷抵抗RLとの間には
R25,R26≪R28≪RLの関係をもたせる必要があ
る。またここで時定数はT=C27・R28で与えられ
る。 つぎに本発明の伝送周波数特性補正装置の使用
方法について説明する。 第7図はこの使用方法の一例を示す図であつ
て、29はレコードプレーヤ、テープレコーダ、
FMチユーナなどの音源用機器、30はRIAA特
性イコライザなどを含む前置増幅器、31は本発
明による伝送周波数特性補正装置、32は主増幅
器、33はスピーカである。 上記の構成において伝送周波数特性補正装置3
1は、前記の如く低音域の一定周波数帯域、たと
えば100〜400Hz内においてピークまたはデイツプ
フイルタとして動作させ、しかもピークまたはデ
イツプの中心周波数、ピークまたはデイツプのレ
ベルおよびその帯域幅を独立して設定できる。従
つてたとえばスピーカ33の伝送周波数特性が第
1図に示した設置位置S1の如く低音域に大きなレ
ベルのピークを有する場合は、伝送周波数特性補
正回路31をそのピークの逆特性に近似したデイ
ツプフイルタとして使用することにより、ピーク
を削除することができる。また、スピーカ33の
設置位置がS3の如く第1図のようにデイツプが生
じているときには、伝送周波数特性補正装置31
をピークフイルタとして使用すればよい。従つて
本発明の伝達周波数特性補正装置31を用いるこ
とによりグラフイツクイコライザを使用すること
なく伝送周波数特性の補正をすることができる。 以上説明した如く本発明によれば、低音域の一
定周波数帯域内において、ピーク・デイツプの中
心周波数の位置、レベルおよび帯域幅がそれぞれ
独立に変更することができ、しかも実際の使用に
おいてピーク・デイツプのレベルは1個のレベル
調整用のアツテネータを、また帯域幅は1個の帯
域幅調整用のアツテネータをそれぞれ独立に調整
することで行なえて操作性がきわめて良い。従つ
て本発明の伝送周波数特性補正装置を用いること
により、リスニングルームにおける伝送周波数特
性の低音域のピーク・デイツプを正確かつ簡易に
補正することができる。また本発明の伝送周波数
特性補正装置の構成が簡単であり、本発明の装置
はグラフイツクイコライザに比較して安価に製造
可能であり、音響機器自体のコストをあまり増加
させずに内蔵することもできる。 さらに、左右両チヤンネルにそれぞれ独立して
適用することにより、左右の両スピーカの周囲の
反射条件の相違を容易に補正することができる。
また移相回路の時定数を設定することにより中音
域、高音域用の音量調整装置に応用可能である。
11をオン状態にしたときは前記した如く第6図
に示す如くになり、ピークフイルタとなる。この
場合の伝達関数Qp(ω)および振幅伝達率 |Qp(ω)|は Qp(ω)=1/QD(ω) |Qp(ω)|=1/|QD(ω)| となる。 そこでこの振幅伝達率|Qp(ω)|とピーク
の中心周波数との間の関係、ピークレベルすなわ
ち極大値とアツテネータ2の減衰比g1との間の関
係および帯域幅とアツテネータ3の減衰比との間
の関係は前記デイツプ特性で説明した場合と同様
である。 そこで上記のデイツプフイルタPと切替手段と
からなるピーク・デイツプフイルタからなる伝達
周波数特性補正装置の特徴は次の如くである。 (1) 振幅周波数特性を対数軸上にとつて示すと左
右対称となり、ω=1/Tになる周波数におい
て極大値または極小値をもつ。このピーク、デ
イツプの中心周波数は移相回路1の時定数を変
更することにより変えることができる。 (2) ピークの極大値、デイツプの極小値はアツテ
ネータ2の減衰比のみを変更することにより独
立して変えることができる。デイツプ特性のレ
ベルを変化させた場合の一例を第10図に示
す。 (3) ピーク特性の帯域幅、デイツプ特性の帯域幅
はアツテネータ3の減衰比のみを変更すること
により独立して変えることができる。デイツプ
特性の帯域幅を変化させた場合の一例を第11
図に示す。 ところで以上の説明において移相回路1は第4
図に示す積分器17などからなる場合を例に説明
したが、移相回路1として第7図に示す如く同一
抵抗値を有する抵抗20および21と、同一容量
のコンデンサ22および23とをたすき掛けして
構成したCRブリツヂ回路2つを縦続接続した回
路であつてもよい。 またさらに移相回路1は第8図に示す如く、ト
ランジスタ24と抵抗25および26からなる増
幅器と、トランジスタ24のエミツタに接続した
コンデンサ27の一方の端子とトランジスタ24
のコレクタに接続した抵抗28の一方の端子を共
通に接続した時定数回路と、同様に構成した増幅
器と時定数回路とを縦続接続しても構成できる。
この第8図の回路において、抵抗25,26,2
8の抵抗値をR25,R26,R28とし、コンデンサ2
7の容量をC27とし、抵抗28と容量27との共
通接続点に接続される負荷抵抗RLとの間には
R25,R26≪R28≪RLの関係をもたせる必要があ
る。またここで時定数はT=C27・R28で与えられ
る。 つぎに本発明の伝送周波数特性補正装置の使用
方法について説明する。 第7図はこの使用方法の一例を示す図であつ
て、29はレコードプレーヤ、テープレコーダ、
FMチユーナなどの音源用機器、30はRIAA特
性イコライザなどを含む前置増幅器、31は本発
明による伝送周波数特性補正装置、32は主増幅
器、33はスピーカである。 上記の構成において伝送周波数特性補正装置3
1は、前記の如く低音域の一定周波数帯域、たと
えば100〜400Hz内においてピークまたはデイツプ
フイルタとして動作させ、しかもピークまたはデ
イツプの中心周波数、ピークまたはデイツプのレ
ベルおよびその帯域幅を独立して設定できる。従
つてたとえばスピーカ33の伝送周波数特性が第
1図に示した設置位置S1の如く低音域に大きなレ
ベルのピークを有する場合は、伝送周波数特性補
正回路31をそのピークの逆特性に近似したデイ
ツプフイルタとして使用することにより、ピーク
を削除することができる。また、スピーカ33の
設置位置がS3の如く第1図のようにデイツプが生
じているときには、伝送周波数特性補正装置31
をピークフイルタとして使用すればよい。従つて
本発明の伝達周波数特性補正装置31を用いるこ
とによりグラフイツクイコライザを使用すること
なく伝送周波数特性の補正をすることができる。 以上説明した如く本発明によれば、低音域の一
定周波数帯域内において、ピーク・デイツプの中
心周波数の位置、レベルおよび帯域幅がそれぞれ
独立に変更することができ、しかも実際の使用に
おいてピーク・デイツプのレベルは1個のレベル
調整用のアツテネータを、また帯域幅は1個の帯
域幅調整用のアツテネータをそれぞれ独立に調整
することで行なえて操作性がきわめて良い。従つ
て本発明の伝送周波数特性補正装置を用いること
により、リスニングルームにおける伝送周波数特
性の低音域のピーク・デイツプを正確かつ簡易に
補正することができる。また本発明の伝送周波数
特性補正装置の構成が簡単であり、本発明の装置
はグラフイツクイコライザに比較して安価に製造
可能であり、音響機器自体のコストをあまり増加
させずに内蔵することもできる。 さらに、左右両チヤンネルにそれぞれ独立して
適用することにより、左右の両スピーカの周囲の
反射条件の相違を容易に補正することができる。
また移相回路の時定数を設定することにより中音
域、高音域用の音量調整装置に応用可能である。
第1図はスピーカの設置位置の違いによる伝送
周波数特性の変化を示す図。第2図はトーンコン
トロール装置の特性図。第3図は本発明の一実施
例のブロツク図。第4図は移相回路の一例の回路
図。第5図は本発明の一実施例によるデイツプ特
性を得るときの等価ブロツク図。第6図は本発明
の一実施例によるピーク特性を得るときの等価ブ
ロツク図。第7図および第8図は移相回路の他の
構成例を示す回路図。第9図は本発明の伝送周波
数特性補正装置の使用方法の一例を示すブロツク
図。第10図はデイツプのレベル変化時の特性
図、第11図はデイツプの帯域幅の変化時の特性
図。 P……デイツプフイルタ、1……移相回路、2
および3……アツテネータ、4〜6,12,13
および19……減算器、7〜9および14……加
算器、10および11……スイツチ。
周波数特性の変化を示す図。第2図はトーンコン
トロール装置の特性図。第3図は本発明の一実施
例のブロツク図。第4図は移相回路の一例の回路
図。第5図は本発明の一実施例によるデイツプ特
性を得るときの等価ブロツク図。第6図は本発明
の一実施例によるピーク特性を得るときの等価ブ
ロツク図。第7図および第8図は移相回路の他の
構成例を示す回路図。第9図は本発明の伝送周波
数特性補正装置の使用方法の一例を示すブロツク
図。第10図はデイツプのレベル変化時の特性
図、第11図はデイツプの帯域幅の変化時の特性
図。 P……デイツプフイルタ、1……移相回路、2
および3……アツテネータ、4〜6,12,13
および19……減算器、7〜9および14……加
算器、10および11……スイツチ。
Claims (1)
- 1 位相が周波数に依存して0〜−2πラジアン
まで変化する全帯域通過形の移相回路と、第1の
および第2のアツテネータと、入力信号を被減算
入力とし前記入力信号から前記第1のアツテネー
タの出力を減算しその減算出力を前記第1のアツ
テネータに入力する第1の減算器と、前記第1の
アツテネータの出力から前記第2のアツテネータ
の出力を減算し出力を前記移相回路に入力する第
2の減算器と、前記第1のアツテネータの出力と
前記移相回路の出力とを加算し出力を前記第2の
アツテネータに入力する第1の加算器と、前記第
1の加算器の出力と前記第2のアツテネータの出
力とを加算する第2の加算器と、前記第2の加算
器の出力から前記第1のアツテネータの出力を減
算する第3の減算器と、前記第3の減算器の出力
と前記第1の減算器の出力とを加算する第3の加
算器とからなり前記第3の加算器の出力を出力信
号とするデイツプフイルタと、前記デイツプフイ
ルタを切替えて前記デイツプフイルタの伝達関数
の逆数の伝達関数を有するピークフイルタに切替
える手段とからなるピーク・デイツプフイルタで
構成したことを特徴とする伝送周波数特性補正装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16186779A JPS5684015A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Correcting device for transmission frequency characteristic |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16186779A JPS5684015A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Correcting device for transmission frequency characteristic |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5684015A JPS5684015A (en) | 1981-07-09 |
| JPS6252965B2 true JPS6252965B2 (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=15743462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16186779A Granted JPS5684015A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Correcting device for transmission frequency characteristic |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5684015A (ja) |
-
1979
- 1979-12-13 JP JP16186779A patent/JPS5684015A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5684015A (en) | 1981-07-09 |
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