JPS625294A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発′明の技術分野〕 本発明は文書スクロール機能を改良した文書作成装置に
関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、日本語ワードプロセッグ等の文書作成装置に於け
る表示文書のスクロール手段は、カーソル操作に伴い、
行又は桁（文字）を単位に、上下又は左右に順次スクロ
ールする構成であった。

しかしながらこのような従来のスクロール手段に於いて
は、頁内の任意の文字を先頭に文書を表示したい場合に
、その文字行又は文字桁まで、１行又は１文字単位で順
次スクロールを行なってゆかなければならず、従ってそ
のスクロール操作に多くの労力及び時間を要していた。

〔発明の目的〕

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、文書スクロー
ル時に於いて、任意の文字を指定することにより、その
文字を先頭行、先頭桁に直接スクロールすることができ
、これにより任意の行・桁位置への文書スクロールを迅
速かつ容易に行なうことのできる文書作成装置を提供す
ることを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、文書の表示画面領域が１文書内１頁分の文書
領域よりも小さい文書作成装置に於いて、文書スクロー
ルの操作入力手段と、特定スクロールの操作入力手段と
による組合わせ入力により、カーソルで指定された文字
を第１行第１桁として上記文書領域よシ上記表示画面′
領域分の文書を読出し表示する構成としたもので、これ
により、文書スクロール時に於いて、カーソルで指定し
た文字を選択的に先頭行、先頭桁に直接スクロールする
ことができ、任意の行“桁位置への文書スクロールを迅
速かつ容易に実行できる。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例に於ける装置のシステム構成
を示すプ占ツク図である。１図中、１はシステム全体の
制御を司るＣＰＵであり、文書の入力、編集処理、更に
は後述する特定スクロールの処理機能をもつ。２はＣＰ
Ｕ　Ｉ　Ｋよりアクセスされる主記憶部（Ｗ）であり、
表示対象となる１文書内１頁分の文書を貯える文書領域
（文書バッファ）をもつ。３は文書作成装置に必要な各
種のキーをもち、そのキー操作に従ったキーデータを発
生するキー？−ド（ＫＢ）であり、ここではスクロール
指示のための７７ンクシ璽ンキーとして、通常のスクロ
ールキー以外に、カーソルで指定した文字位置を先頭行
・先頭桁に直接スクロール（以下ダイレクトスクロール
と称す）するための特定のファンクシ璽ンキーが設けら
れるもので、ここでは「機能選択」キーを押下した後、
続けて上記スクロールキーを押下することによりダイレ
クトスクロールモードが指示入力されるものとする。

４は漢字を含む文字Ｉ４ターンを発生する文字パターン
メそり（ＫＰＭ）であり、ＣＰＵ　１の制御の下に、入
力された文字コードに固有の文字／ぐターンを出力する
。５は制御プログラム及び文書を格納する外部記憶部（
ＦＤＤ）であり、６は文書及び書式等をＣＲＴ画面へ表
示させる表示制御部（ＣＲＴＣ）である。２は表示装置
（ＣＲＴ）に表示する１画面文の表示データを貯える表
示メモリ（ｖ　−ｍ　）であり、上記表示制御部６にょ
シ書込み／読出し制御される。８は表示制御部６の制御
の下に上記表示メモリ２よシ続出された表示データをビ
ットシリアルモードのビデオ信号として入力し、ＣＲＴ
画面上に表示する表示装置（ＣＲＴ）である。９はＣＰ
Ｕ　１と上記各構成要素（２〜６）との間をつなぐデー
タバスである。

第２図は上記主記憶部２に設けられた１頁分の文書領域
に貯えられた既入力文書を１画面分、上記表示装置８に
表示させた際の表示画面を示しておシ、図中、ｌＯａは
画面表示領域、１１はカーソルを示す。

第３図は上記１文書内の１頁分の文書領域を示したもの
で、１２は上記主記憶部２に設けられた１頁分の文書領
域であり、１０＆は上記第２図の１０１に和尚する文書
表示領域を示し、１０ｂは文字１４を先頭行・先頭桁と
する１画面分の文書表示領域を示し、１０ｅは文字１５
を先頭行・先頭桁とする１画面分の文書表示領域を示す
。又、１０ｄは文字１６を先頭行・先頭桁として指定し
たとき°、１文書内の１頁分の文書領域１２の最終行・
最終桁をそれぞれ最終行・最終桁とする１画面分の文書
表示領域を示す。

第４図は、上記実施例のダイレクトスクロール処理のフ
ローを示すフローチャートである。

ここで一実施例の動作を説明する。先ず文書作成装置全
体の概略動作について第１図を参照して説明する。

第１図に於いて、キーが一ド３上のキーが操作されると
、ＣＰＵ　Ｊはそのキー人力コードを解読し、外部記憶
部５から文書作成に必要な情報を読み出して主記憶部２
へ転送する。この転送された主記憶部２内の情報中の画
面表示内容はコード化されており、このコード内容をも
とに文字パターンメモリ４がアクセスされて、コードが
漢字ノイターン情報１ｅｆｔき換えられる。更にこの漢
字／４ターン情報は表示制御部６を経由して表示メモリ
１に書き込まれる。表示制御部６は常に表示メそり７を
アクセスし、書き込まれた１画面分の情報を順次読出し
、ビットシリアルのビデオ信号に変換して表示装置８に
送出する。これによって表示装置８には第２図に示すよ
りな１画面分の文書情報が表示される。

尚、当然のことながら表示画面アドレスはＣＰＵ　１が
管理し、制御している。

次に通常の文書内１頁分の画面表示スクロール動作を第
２図、及び第３図を参照しながら説明する。上述の如く
して表示装置８に表示された表示画面の文書領域内表示
エリアをここでは第３図の１０１とする。第２図の１０
１は前記第３図の１０１と同じ画面である。第２図の１
０ｍの画面（第２図では「日本語・・・」の「日」の文
字が先頭行・先頭桁の位置である）を例えば「東京の・
・・」の「東」の文字を先頭行・先頭桁に持っていきた
い時、カーソルキーを押下してカーソル１１を１行ずつ
下方へ移動させる。

そして画面を見ながら、前記「東」の字が先頭行・先頭
桁へ行くまでカーソルキーを押下し続け、前記先頭行・
先頭桁へ到達した時点でカーソルキーを放すことにより
、目的の画面領域（第３図１０ｂの表示領域）が得られ
る。又、桁スクロールについても上記同様に、左右方向
のカーソル移動キーを押下するととくよ）文字単位のス
クロールぶ可能となる。

しかしながら、上述のスクロール操作は、行方向、桁方
向のスクロールを行単位、文字単位毎にそれぞれＣＰＵ
　Ｊの表示メモリ２への面間全体の書き換え処理を伴い
ながら実行してゆくため、多くの処理時間を要し、動作
が遅く不便であった。

そこでこのような場合Ｋ、本発明で要旨とするところの
ダイレクトスクロールモードが選択される。このダイレ
クトスクロールにより前記の不具合点を一気に解消する
ことができる。

以下に、このダイレクトスクロールの処理動作を説明す
る。

第３図に示す１０ａなる画面表示領域から、例えば１０
ｂなる画面表示領域を得たい場合、単純にカーソルキー
を押下し、前記１０．内の符号１４で示す「東」の文字
位置くカーソルを合わせる。ここではカーソルの表示は
１文字単位であり、カーソル移動も１文字単位で書き換
えされるのみで時間のロスは前述したスクロール処理に
比較して極めて少ない。

前記第３図に示す１０ａ内の符号１４０文字位置にカー
ソルが移動された後、「機能選択」キーを押下し、続け
てスクロールキーを押下することにより、１回の画面表
示領域を書き換えることができ、目的の画面表示領域を
得ることができる。即ち、カーソル位置の文字が先頭行
・先頭桁になるよう、１回の画面表示領域の書き換えを
行ない、あたかも直接的にスクロールができるように表
示画面制御を行なうもので、この際のダイレクトスクロ
ールの処理フローを第４図に示している。

第４図に於いて、主記憶部２内の文書領域１２ＶＣ貯え
られた１頁分の文書は、通常、第３図に１０１で示す文
書表示領域が０１７画面上に表示される。この際、カー
ソルポインタアドレスは先頭行・先頭桁の値（０，０）
となっている（第４図ステッｆ８１）。

ここで、カーソルキーが押下されると、そのカーソル操
作に伴い文書表示領域内に於いて上記カーソルポインタ
アドレスが更新（アツｆ／ダウン）される（第４図ステ
ップ８２〜Ｓ５）。

例えば、カーソルが先頭行・先頭桁の文字１３の位置か
ら１行下方の文字１４の位置まで行方向に移行すると、
これに伴ってカーソル４インタアドレスの値も（０，０
）から（１，０）Ｋ更新される。

次に「機能選択」キーが押下され、続いてスクロールキ
ーが押下されると、ＣＰＵ　１はダイレクトスクロール
の指示入力を認識し、上記カーソルで指定された文字位
置を先頭行・行頭桁とした際に、その１画面分の文書表
示領域が上記文書領域１２の最終行・最終桁を越えるか
否かを判断して、上記文書表示領域が上記文書領域１２
の最終行・最終桁を越えていなければ、上記カーソルＩ
インクアドレスの値を表示画面の先頭行・先頭桁として
ダイレクトスクロールし、又、上記文書表示領域が上記
文書領域１２の最終行・最終桁を越えていれば、上記表
示画面の最終行・最終桁が上記文書領域Ｊ２の最終行・
最終桁に一致するように表示画面の先頭行・先頭桁を算
出し、その表示領域へダイレクトスクロールする（第４
図ステッｆ８６〜Ｓ９）。

従って、上記したようにカーソルを先頭行・先９頭桁の
文字１３の位置から１行下方の文字１４の位置に移動し
た後、「機能選択」キーとスクロールキーを続けて操作
することにより、表示装置８に表示される文書領域１２
内の表示画面領域は、第３図１０＆の文書表示領域から
同１０ｂの文書表示領域に直接切替られ、１行単位のス
クロールを行なうことなく、任意の文字を先頭行・先頭
桁とするダイレクトスクロールが実行される。

又、第３図の１０ｅなる画面表示領域を得たい時も前記
と同様に、カーソルキーを押下して、カーソルを文字１
５の位置へ移動させた後、「機能選択」キーを押下し、
続けてスクロールキーを押下することによυ画面表示領
域１０ａから同領域１０ａへのダイレクトスクロールが
可能となる。

又、更に第３図の１０ｅｔなる１画面分領域内の文字１
６の位置にカーソルを移動させ、前記と同様に「機能選
択」キーを押下し、続けてスクロールキーを押下するこ
とにより、第３図に示す１頁分の文書領域１２の最終行
、最終桁を見い出し、前記最終行、最終桁が１画面分表
示領域の最終行・最終桁となるよう先頭行・先頭桁の表
示アドレスが算出され、第３図の１．０ｄでなる１画面
分の表示領域を得ることができる。

以上の様に任意のカーソル位置以降の文書内容を、１回
の画面書き換え（１回のスクロール）により、所望の１
画面表示領域を得ることが可能となる。

〔発明の効果〕

以上詳記したよ−うに本発明によれば、文書の表示画面
領域が１文書内１頁分の文書領域よりも小さい文書作成
装置に於いて、文書スクロールの操作入力手段と特定ス
クロールの操作入力手段とによる組合わせ入力によυ、
カーソルで指定された文字を第１行・第１桁として上記
文書領域よシ上記表示画面領域分の文書を読出し表示す
る構成としたことにより、文書スクロール時に於いて、
カーソルで指定した文字を選択的に先頭行、先頭桁に直
接スクロールすることができ、任意の行・桁位置への文
書スクロールを迅速かつ容易に実行できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による文書作成装置の構成を
示すブロック図、第２図は上記実施例に於ける文書表示
画面を示す図、第３図は上記実施例に於ける１頁内文書
領域と表示画面領域との関係を示す図、第４図は上記実
施例に於ける要部の処理フローを示すフローチャートで
ある。 １・・・ＣＰＵ、！・・・主記憶部（ＭＥＭ）、３・・
・キーゲート（ＫＢ）　：　　４−・・文字・母ターン
メモリ（ＫＰＭ）、５・・・外部記憶部（ＦＤＤ　）、
６・・・表示制御部（ＣＲＴＣ）、１・・・表示／−Ｔ
−リ（Ｖ−ＲＡＭ）、８・・・表示装置（ＣＲＴ）、９
・・・パスライン、１０ａ・・・画面表示領域、１０ｂ
、１０ｃ、１０ｄ・・・（１画面分の）文書表示領域、
１１・・・カーソル、１２・・・（１頁分の）文書領域
、１３〜１６・・・（カーソルで指定された）文字。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）文書の表示画面領域が１文書内１頁分の文書領域
   よりも小さい文書作成装置に於いて、上記表示画面上の
   任意の表示文字を指定する第１の操作入力手段と、上記
   表示画面上の文書スクロールを指示する第２の操作入力
   手段と、特定スクロールを指示する第３の操作入力手段
   と、上記第２、第３の操作入力手段による組合わせ入力
   により、上記第１の操作入力手段で指定された文字を第
   １行・第１桁として上記文書領域より上記表示画面領域
   分の文書を読出し表示する手段とを具備してなることを
   特徴とする文書作成装置。
2. （２）上記第１の操作入力手段で指定された文字により
   定まる表示画面領域が上記１頁分の文書領域を越える際
   に、上記指定文字を含む上記文書領域内の表示画面領域
   分の文書を読出し表示する特許請求の範囲第１項記載の
   文書作成装置。