JPS6252577B2 - - Google Patents

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JPS6252577B2
JPS6252577B2 JP8079481A JP8079481A JPS6252577B2 JP S6252577 B2 JPS6252577 B2 JP S6252577B2 JP 8079481 A JP8079481 A JP 8079481A JP 8079481 A JP8079481 A JP 8079481A JP S6252577 B2 JPS6252577 B2 JP S6252577B2
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JP
Japan
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air
bag
affected area
pressurized air
opening
Prior art date
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Application number
JP8079481A
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English (en)
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JPS57195468A (en
Inventor
Mitsuma Matsumura
Toshio Mikitani
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Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8079481A priority Critical patent/JPS57195468A/ja
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、手や足等に生じた疾患部分を保護
し、治癒の促進を図るのに適した患部保護装置に
関するものである。
治療を施した患部は治癒に至るまでに日時を要
することが多く、その間、患部が悪化しないよう
に包帯などによつて患部を保護しておくのが普通
である。ところが、患部の状況によつては包帯を
用いて保護することがむつかしい場合があつた。
この発明は、上述した従来の問題点に着目して
なされたもので、患部の保護を包帯で行なうこと
ができない場合であつても、当該患部の保護を良
好に行なつて早期治癒を図ることができる患部保
護装置を提供することを目的としている。
この発明の患部保護装置は、開口端部の外周部
に、ドーナツ状に形成した伸縮性開口閉鎖用空気
袋を気密的に接合した患部保護用気密袋体と、上
記開口閉鎖用空気袋および患部保護用気密袋体に
空気を供給する加圧空気発生器と、該加圧空気発
生器から患部保護用気密袋体内部に空気を供給す
る過程で、当該空気を殺菌する殺菌器と、第1段
目の動作で前記加圧空気発生器と前記開口閉鎖用
空気袋とを連通して給気し、第2段目の動作で前
記加圧空気発生器と開口閉鎖用空気袋とを遮断し
且つ前記殺菌器と前記患部保護用気密袋体内部と
を連通して給気する切換弁と、該切換弁を自動的
または手動的に切換える切換弁操作器と、を具備
してなることを特徴としている。
次に、この発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
第1図は、この発明の概略を示したもので、1
は加圧空気発生器、2は殺菌器、3は加圧空気切
換弁、4は切換弁操作器、5は患部保護用気密袋
体(以下、患部保護袋という)、6は開口閉鎖用
空気袋、7は疾患部をもつ足である。
加圧空気発生器1は、約0.08Kg/cm2(60mm
Hg)程度の微圧空気を発生する装置で、送気配
管11およびバルブ12を介して大気を導入し、
また、送気配管13に分岐させた支管14にバル
ブ15を介して酸素ボンベ(または酸素発生器)
16を接続し、加圧空気発生器1からの送気に酸
素を付加する。17は逆止弁である。
殺菌器2は、第2図にも示すように、加圧空気
発生器1から送気配管13を介して送給された加
圧空気を殺菌し、かつオゾンを付加するためのも
ので、この殺菌器2は、オゾンを生成する特定波
長(たとえば184〜185nm)の紫外線を放射する
ランプと、強力な殺菌作用を行なう特定波長(た
とえば253〜254nm)の紫外線を放射するランプ
の2作用を行なう短波長殺菌ランプ21をそなえ
ている。
加圧空気切換弁3は、第3図にも示すように、
送気配管22から送給された殺菌処理済の加圧空
気を患部保護袋5に送気し、かつまた、送気配管
23から送給された殺菌処理を施さない加圧空気
を開口閉鎖用空気袋6に送給するために設けたも
ので、この加圧空気切換弁3は、筒形ケース31
と、該ケース31内で図示上下方向に摺動し、か
つ、第1弁体32a、第2弁体32b、第3弁体
32cおよびアーマチユアー部32dを有するス
プール弁32と、前記アーマチユアー部32dを
吸引して上記スプール弁32を図示上方向に2段
階に移動させる第1ソレノイド33aおよび第2
ソレノイド33bと、これらソレノイド33a,
33bを駆動する切換弁操作器4と、前記スプー
ル弁32を図示下方向に常時押圧する圧縮コイル
ばね35と、前記送気配管23,22を各々接続
する加圧空気流入口36,37と、加圧空気を送
排気管38,39との間で流す加圧空気通過口4
1,42と、加圧空気排出口43,44およびチ
エツクバルブ(逆止弁)45をそなえている。
また、上記切換弁操作器4は手動操作のもので
あつてもよいが、実施例では開口閉鎖用空気袋6
内の空気圧を静脈流を圧迫しない程度の圧力、た
とえば60mmHg(0.079Kg/cm2)程度迄上昇させる
に必要な時間、第1ソレノイド33aを作動させ
るタイマーT1と、足7を患部保護袋5で被覆し
たときに、当該袋5と足7の間にできる空間部5
1内の空気圧を殺菌空気を皮膚に溶け込ませない
程度の圧力、たとえば30〜40mmHg(0.039〜0.053
Kg/cm2)の範囲で所要時間維持し、その後、所要
時間排気することを反復させる継続的な給排気の
ために、第2ソレノイド33bを作動させるタイ
マーT2を具えている。
更に、加圧空気排出口44には無殺菌の空気が
同孔から切換弁内に侵入するのを防止するため
に、逆止弁(チエツクバルブ)45を設け、送排
気管38,39には第4図に示す構造の安全弁
(リリーフバルブ)46,47を設け、開口閉鎖
用空気袋5内の空気圧と空間部51内の空気圧が
所要圧以上にならないようにする。なお、第4図
において、52は弁ケース、53は空気流入口、
54はダイヤフラム、55は圧縮コイルばね、5
6は空気流出口である。また、48,49は空気
孔である。
患部保護袋5は、脚足、手腕、腹、胸、腰、頭
など患部の形に相応させて形成するもので、この
実施例の場合には足7に嵌めるため、ブーツ形に
形成されている。このブーツ形患部保護袋5の上
端開口部分の外周部には、加圧空気の送排気に応
じて膨張し、また収縮する輪形(ドーナツ形)の
伸縮性空気袋6を気密的に取付け、この開口閉鎖
用空気袋6内に加圧空気を送給すると、その内周
面が膝下部に密着して、患部保護袋5内の空間部
51を外気から遮断させることができるようにな
つている。なお、57は送排気管39を接続して
空間部51に対する加圧空気の送排気をおこなう
送排気口、61は送排気管38を接続して開口閉
鎖用空気袋6に対する加圧空気の送排気をおこな
う送排気口である。
次に本発明の作用を上記実施例で説明する。
先ず、患部保護袋5内に足を挿し入れる。
次いで、バルブ12を開いたのち加圧空気発生
器1を作動させると、タイマーT1が同時に起動
して、第1ソレノイド33aが作動し、アーマチ
ユアー部32dを吸引するため、切換弁3の第1
段目の動作として、スプール弁32は図示上方向
に1段階動き、第1弁体32aによる弁室Aの閉
鎖を解き、加圧空気を開口閉鎖用空気袋6内に供
給し、空気袋6を膨張させて足7のまわりを密閉
し、患部保護袋5の空間部51を外気と遮断す
る。従つて、該袋6内の圧力は上昇し、所定圧力
に達すると、安全弁46が作動する。一方では、
バルブ15を開き、酸素ボンベ16より加圧空気
に酸素を補給すると共に、短波長殺菌ランプ21
を点灯する。
次に、操作器4のタイマーT1が設定時間に達
すると、第2ソレノイド33bに通電されると同
時に第1ソレノイド33aが消磁して、アーマチ
ユアー部32dが更に吸引され、切換弁3の第2
段目の動作として、スプール弁32が図示上方向
に更に1段階移動する。したがつて、第2弁体3
2bが加圧空気流入口37から離れて加圧空気を
流入させると同時に、同弁体32bが加圧空気通
過口41を閉じるため、開口閉鎖用空気袋6にに
対する上記加圧空気の送給は中断され、他方で
は、酸素が補給され、かつ殺菌器2で殺菌された
空気が、加圧空気通過口42、送排気管39、送
排気口57を通つて患部保護袋5内に送給され
る。所定の時間が経過すると、操作器4のタイマ
ーT1が動作して第1ソレノイド33aに通電さ
れると同時、限時設定されたタイマーT2によつ
て第2ソレノイド33bへの通電が絶たれ、アー
マチユアー部32dが第1ソレノイド33aに吸
引されてスプール弁32が図示下方向にもう1段
階移動する。したがつて、一方では、加圧空気通
過口41は加圧空気流入口36と連通して開口閉
鎖用空気袋6に向つて加圧空気は送られるが、当
該空気袋6はすでに空気が充満して、60mmHgの
内部圧力を維持膨張しているので、過剰空気は安
全弁46によつて外部に出る。また、他方では患
部保護袋5内の殺菌空気は同袋5内の微圧力で開
く逆止弁45を経て外部に出る。次いで、再びタ
イマーT2により第2ソレノイド33bに通電さ
れ、タイマーT1により第1ソレノイド33aへ
の通電が絶たれて、スプール弁32が再び1段階
上昇すると、一方では開口閉鎖用空気袋6は膨張
状態を維持し、他方では患部保護袋5内の空間部
51は外気と遮断され、再び、殺菌済の加圧空気
が加圧空気流入口37から加圧空気通過口42、
送排気管39、送排気口57を通つて空間部51
内に流れ、空間部51内の圧力が次第に上昇し、
その圧力はリリーフ弁47によつて前述所定圧力
たとえば30〜40mmHgに保持される。
タイマーT1,T2の作用で上記動作を反復的に
行なうと、酸素量の多い殺菌された加圧空気は疾
患部分に反復的に供給されるようになるから、皮
膚は同殺菌加圧空気によつて刺激されて、患部の
活性化が促され、血行は促進される。
なお、上述した実施例では、足先の患部を保護
するに適したブーツ形の患部保護袋5を例にとつ
て説明したが、当該保護袋5の形、大きさを変え
れば、太腿部、腕部その他あらゆる患部にも適用
することができ、たとえば、太腿部の保護に適用
する場合には筒形に形成してその両端開口部分の
各々にドーナツ形の開口閉鎖用空気袋6を取付け
ることによつて、当該筒形保護袋内の空間部を外
気から遮断できるようにする。
以上実施例に基いて本発明を説明したが、この
発明は、開口端部の外周部に、ドーナツ状に形成
した伸縮性開口閉鎖用空気袋を気密的に接合した
患部保護用気密袋体と、上記開口閉鎖用空気袋お
よび患部保護用気密袋体に空気を供給する加圧空
気発生器と、該加圧空気発生器から患部保護用気
密袋体内部に空気を供給する過程で、当該空気を
殺菌する殺菌器と、第1段目の動作で前記加圧空
気発生器と前記開口閉鎖用空気袋とを連通して給
気し、第2段目の動作で前記加圧空気発生器と開
口閉鎖用空気袋とを遮断し且つ前記殺菌器と前記
患部保護用気密袋体内部とを連通して給気する切
換弁と、該切換弁を自動的または手動的に切換え
る切換弁操作器とを、具備してなる構成を有する
もので、殺菌空気で手や足などの患部を直接保護
するものであるから、包帯が巻きにくい患部を保
護したいときに、当該患部の保護が容易となり、
あわせて、患部の活性化を図ることができ、早期
治癒に貢献することができるなどの非常にすぐれ
た効果を有する。しかも、本発明は患部保護袋へ
の給気と当該保護袋の開口端部閉鎖用空気袋への
給気を上記の構成によつて個別に行なうようにし
たから、患部保護袋の内部は使用中、終始外部と
遮断されて、殺菌空気による上記保護効果を高
め、また、同保護袋内への給気は断続的に行なう
から、皮膚の活性化を高め、使用中に圧迫感を全
く与えず、包帯を巻いたときのような窮屈感を感
じさせることがないなどの効果もあわせて有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による患部保護装
置の全体を示す概略説明図、第2図は殺菌器の断
面説明図、第3図は加圧空気切換弁の断面説明
図、第4図a,bは安全弁の正面図および縦断面
図である。 1……加圧空気発生器、2……殺菌器、3……
加圧空気切換弁、4……切換弁操作器、5……患
部保護袋(患部保護用気密袋体)、6……開口閉
鎖用空気袋、7……足、51……空間部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開口端部の外周部に、ドーナツ状に形成した
    伸縮性開口閉鎖用空気袋を気密的に接合した患部
    保護用気密袋体と、上記開口閉鎖用空気袋および
    患部保護用気密袋体に空気を供給する加圧空気発
    生器と、該加圧空気発生器から患部保護用気密袋
    体内部に空気を供給する過程で、当該空気を殺菌
    する殺菌器と、第1段目の動作で前記加圧空気発
    生器と前記開口閉鎖用空気袋とを連通して給気
    し、第2段目の動作で前記加圧空気発生器と開口
    閉鎖用空気袋とを遮断し且つ前記殺菌器と前記患
    部保護用気密袋体内部とを連通して給気する切換
    弁と、該切換弁を自動的または手動的に切換える
    切換弁操作器と、を具備してなる患部保護装置。
JP8079481A 1981-05-29 1981-05-29 Apparatus for protecting affected part Granted JPS57195468A (en)

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JPS57195468A JPS57195468A (en) 1982-12-01
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JPS57195468A (en) 1982-12-01

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