JPS6252577A - 作像装置における現像器の制御方法 - Google Patents

作像装置における現像器の制御方法

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JPS6252577A
JPS6252577A JP60192549A JP19254985A JPS6252577A JP S6252577 A JPS6252577 A JP S6252577A JP 60192549 A JP60192549 A JP 60192549A JP 19254985 A JP19254985 A JP 19254985A JP S6252577 A JPS6252577 A JP S6252577A
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JP
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developing
toner
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development
developer
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JP60192549A
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Kazumi Nagata
永田 一三
Masami Matsuura
正巳 松浦
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真プロセス等にて複写画像を得ること
のできる作像装置における現像器の制御方法に関する。
従来技術とその問題点 近年、電子写真複写機やリーダープリンタ等の作像装置
にあっては、静電潜像担体の周囲に複数の現像器を配し
、一方の現像器を正規現像(ポジの原稿をポジの画像と
する現像、以下P−P現像と称する)用とし、他方の現
像器を反転現像(ネガの原稿をポジの画像とする現像、
以下N−P現像と称する)用としたり、あるいは一つの
現像器に黒トナーを含む現像剤を充填し、他の現像器に
・赤8黄、青等の単色カラートナーを含む現像剤を充填
し、各現像器を選択的に切り換えて現像を施す様にした
ものが提供されている。
しかしながら、前記の作像装置にあっては、現像に使用
されている現像器の現像領域からトナー(特に帯電量不
足のトナー)が飛散して他の現像器の現像剤中に混入し
てしまい、後にこの現像器を使用すると画像上にカブリ
を生ずる等の問題点を有している。この様な問題点は、
各現像器の現像領域が静電潜像担体の回転方向に近接し
て並ぶため、作動中の現像器の現像領域から飛散したト
ナーが他の現象器の現像スリーブ外周面上の現像剤に混
入してしまうからである。
従来、他の現像器に混入したトナーを除去する技術とし
ては、例えば特開昭54−104834号公報に開示さ
れている様に、第2現像器内に設けた導電性ローラにバ
イアスを印加し、混合したトナーを静電的に吸引して分
離除去を図るものが提案されている。
しかしながら、このものでは、トナーは混入箇所(現像
領域)から分離除去位置まで現像スリーブないしは磁気
ローラの回転にて搬送されるため、この搬送中に現像剤
と混じってしまい、混合がより促進されてしまう。そし
て、いったん混合してしまった異種トナーを分離除去す
ることは非常に困難である。
一方、トナーの飛散自体を防止する手段も色々考えられ
てはいるが、未だ完全な手段は提供されておらず、確実
には防止できないのが現状である。
問題点を解決するための手段 そこで、本発明に係る現像器の制御方法は、(a)静電
潜像担体の周囲に複数の現像器を配し、各現像器を選択
的に切り換えて現像を施す様にした作像装置において、 (b)現像を施すべく選択された現像器の現像スリーブ
を現像領域に位置させると共に、他の現像器の現像スリ
ーブを現像領域から離隔せしめてその回転の停止状態を
継続させ、 (c)前記選択された現像器が現像動作を開始する前に
、現像領域に位置した現像スリーブ外周面上に他の現像
器から混入したトナーを他の現像器のそれまでの作動状
況に応じたウェイト付けに従ってクリーニング手段にて
除去すること、を特徴とする。
一1 即ち、以上の制御方法にあっては、選択されて現像に使
用される現像器以外の現像器は現像スリーブが現像領域
から離隔すると共に現像スリーブの回転が停止されてい
るため、作動中の現像器から飛散したトナーは他の現像
器の現像領域に対向する現像スリーブ外周面上の現像剤
に混入するも、現像剤と混合されてしまうことなく表面
部分に止どまる。そして、表面部分に止どまった混入ト
ナーは、その現像器が選択されたときにその現像器が現
像動作を開始する前に、クリーニング手段にて除去され
る。この場合、混入したトナーはトナー単体で、あるい
は被混入現像剤中のトナーと共に除去されるが、この除
去作業はそれまで作動していた現像器の作動状況に応じ
たウェイト付けに従って行われる。ウェイト付けは以下
の実施例中で説明する様に種々の態様があり、これにて
実際上不要なあるいは必要以上のクリーニング処理を実
行することが防止される。
哀皇鯉 第1図ないし第7a図、第7b図は本発明に係る現像器
の制御方法を実施するためのリーダープリンタの要部を
示し、第1現像器(10)、第2現像器(20)は二段
に重ねて設置され、矢印(a)方向に回転駆動される感
光体ドラム(1)の表面に形成された静電潜像をそれぞ
れ現像可゛能である。
第1現像器(10)と第2現像器(20)は共に磁気刷
子式の同様の構成を有し、第1現像器(lO)はN−P
現像を施すためのもの、第2現像器(20)はP−P現
像を施すためのものであり、まず、その内部構造につい
て説明する。
各現像器(I O)、 (20)はそれぞれ感光体ドラ
ム(1)に対向した現像スリーブ(l l)、 (21
)を有し、該現像スリーブ(11)、 (21)内には
外周部にN、S極を着磁した磁気ローラ(12)、(2
2)が内蔵され、現像剤は現像スリーブ(11)、(2
1)の外周面に磁気ローラ(12)、 (22)の磁力
で吸着されつつ、現像スリーブ(11)、 (21)の
矢印(b)方向の回転に基づいて現像スリーブ(11)
(21)の外周面上を矢印(b)方向に搬送される。
なお、搬送量は現像剤が穂高゛規制板(13)、(23
)を通過する際に規制される。
一方、現像スリーブ(1t)、(21)の背後には、隔
壁部(19)、 (29)で仕切られかつ手前側と奥方
側とで連通された現像剤循環通路(14a)、(14b
)、(24a)、(24b)が形成され、通路(14a
)、(24a)にはスクリュローラ(15)、(25)
が矢印(e)方向に回転駆動可能に、通路(14b)、
 (24b)にはパケットローラ(16)、 (26)
が矢印(d)方向に回転駆動可能に設置され、現像剤は
このスクリュローラ(15)、(25)、パケットロー
ラ(16)、(26)の回転に基づいて通路(14a)
、(14b)及び(24a)。
(24b)を循環する様になっている。
トナーは各現像器(10)、 (20)ごとに図示しな
いトナーボトルに収容されており、トナー補給信号に基
づいて通路(14a)、 (24a)の手前側に補給さ
れる。補給されたトナーは現像剤と混じり、スクリュロ
ーラ(15)、(25)の回転にて混合撹拌されつつ通
路(14a) 、 (24a)を奥方側に搬送され、こ
の搬送中に帯電される。現像剤は通路(14a)。
(24a)の奥方側で通路(14b)、(24b)に回
り込み、パケットローラ(16)、(26)にて手前側
に搬送されつつ隣接する現像スリーブ(11)、 (2
1)の外周面に供給される。
一方、各現像器(10)、(20)はフレーム(aO)
(31)にて一体に保持され、フレーム(30)に圧 
 −接するカム板(33)にて右方に押圧されると共に
、カム板(35)にフレーム(32)が当接することに
より位置規制されている。このカム板(35)は以下に
説明する切り換えモータ(39)にて回転可能であって
、フレーム(32)に対して小径部が当接する位置(第
1図参照)と、大径部が当接する位置(第2図参照)と
をとり得る。また、現像器(10)。
(20)はカム板(33)の支軸(34)を支点に上下
方向に回動自在に支持され、カム板(35)の小径部が
フレーム(32)に当接するとき、現像器(10)。
(20)は略水平に位置し、現像スリーブ(11)が現
像領域(Ya)に位置すると共に、現像スリーブ(21
)が現像領域(Yb)から離隔し、第1現像器(10)
での現像が可能である。逆に、カム板(35)の大径部
がフレーム(32)に当接するとき、現像器(10)、
 (20)は前記支軸(34)を支点として若干上方に
回動じ、現像スリーブ(21)が現像領域(Yb)に位
置すると共に、現像スリーブ(11)が現像領域(Ya
)から離隔し、第2現像器(20)での現像が可能とな
る。
そして、第3図に示す様に、カム板(35)、(35)
は支軸(36)に固定され、該支軸(36)に固定した
ギヤ(37)はアイドルギヤ(38)を介して切り換え
モータ(39)の出力ギヤ(40)に連結されている。
また、支軸(36)の一端には位置検出板(41)が固
定され、その周囲には透過型の位置検出センサ(42)
、 (43)が設置されている。センサ(42)はN−
P現像用のもので、前記切り換えモータ(39)の駆動
にてカム板(35)、 (35)が回転してその小径部
がフレーム(33)に当接したとき前記位置検出板(4
1)のスリット(41a)を検出し、切り換えモータ(
39)の駆動を停止させる。いまひとつのセンサ(43
)はP−P現像用のもので、切り換えモータ(39)の
駆動にてカム板(35)、 (35)が回転してその大
形部がフレーム(33)に当接したとき前記位置検出板
(41)のスリット(41a)を検出し、切り換えモー
タ(39)の駆動を停止させる。
次に、現像器(10)、 (2o>の駆動機構について
第5図、第6図、第7a図、第7b図を参照して説明す
る。
現像器駆動モータの出力軸に連結されたギヤ(44)は
クラッチ(45)を介して駆動ギヤ(46)に連結され
、この駆動ギヤ(46)は現像スリーブ(11)、(2
1)の支軸端に固定したギヤ(,51)、(61)に歯
合可能であり、第1現像器が(10)が選択されている
場合にはギヤ(51)と歯合しく第7b図参照)、第2
現像器(20)が選択されている場合にはギヤ(61)
と歯合しく第7a図参照)、各ギヤ(51)、(61)
を矢印(b)方向に回転駆動する。また、ギヤ(44)
はアイドルギヤ(47a)、 (47b)を介してギヤ
(48)に連結され、このギヤ(48)と同軸に固定さ
れた駆動ギヤ(49)はパケットローラ(16)、(2
6)の支軸端に固定したギヤ(52)。
(62)と歯合し、各ギヤ(5i)、 (62)を矢印
(d)方向に回転駆動する。さらに、スクリュウローラ
(15)、(25)、の支軸端に固定したプーリ(54
)。
(64)は前記ギヤ(52)、 (62)に一体的に設
けたプーリ(53)、(63)とベルト(55)、 (
65)を介して連結され、それぞれ矢印(c)方向に回
転駆動される。
現像剤は磁性キャリアとトナーとの混合物からなり、具
体的には小径のバインダ型磁性キャリアと非磁性絶縁性
トナーとの混合物からなり、摩擦帯電にて第1現像器(
10)内に充填された現像剤では磁性キャリアは正に、
トナーは負に帯電し、第2現像器(20)内に充填され
た現像剤では磁性キャリアは負に、トナーは正に帯電す
る。
即ち、第1現像器(10)はN−P現像を施すためのも
ので、この場合、感光体ドラム(1)の表面には回転方
向〔矢印(a)〕上流側で、まず、−600Vに帯電さ
れた後にネガ画像が露光されてネガの静電潜像が形成さ
れ、これを現像スリーブ(11)に−500vの現像バ
イアスを印加した状態で現像する。このとき、負帯電の
トナーが静電潜像の画像部(静電潜像の低電位部)に付
着し、ポジの現像画像が形成され、矢印(a)方向下流
側に設置した図示しない転写チャージャの正極性の放電
にて複写紙上に転写される。また、第2現像器(20)
はP−P現像を施すためのもので、この場合、感光体ド
ラム(1)への帯電は前記同様に一600V であるが
ポジ画像が露光されてポジの静電潜像が形成され、これ
を現像スリーブ(21)に−200Vの現像バイアスを
印加した状態で現像する。このとき、正帯電のトナーが
静電潜像の画像部(静電潜像の高電位部)に付着し、ポ
ジの現像画像が形成され、転写チャージャの負極性の放
電にて複写紙上に転写される。
現像に使用する現像器(l・0)、(20)の切り換え
は、図示しない操作パネルの選択スイッチを操作するこ
とにより行なわれ、この選択信号に基づいて前記切り換
えモータ(39)が起動してカム板(35)が回転し、
第1現像器(10)が選択されたときには、第1図に示
す様に、カム板(35)の小径部がフレーム(32)に
当接して現像スリーブ(11)を感光体ドラム(1)に
近接せしめ、第2現像器(20)が選択されたときには
、第2図に示す様に、カム板(35)の大径部がフレー
ム(32)に当接して現像スリーブ(21)を感光体ド
ラム(1)に近接せしめる。また、現像に使用されない
現像器(lO)又は(20)にあづては、スクリュロー
ラ(15)又は(25)、パケットローラ(16)又は
(26)は回転駆動されて現像剤の循環は継続されるが
、現像スリーブ(11)又は(21)の回転はギヤ(4
6)とギヤ(51)又は(61)との歯合が解除される
ことにより停止される。
この様に、現像に使用されない現像器(lO)又は(2
0)の現像スリーブ(11)又は(21)を感光体ドラ
ム(1)の表面から離隔すると共にその回転を停止させ
るのは、現像に使用されない現像器(10)又は(20
)による現像を確実に防止し、第1現像器(10)での
現像時に現像画像が第2現像器(20)の現像スリーブ
(21)上の現像剤にて掻き取られて画像部れが生じる
ことを防止するためのみならず、現像に使用されている
現像器(10)又は(20)の現像領域(Ya)又は(
yb)から飛散して他の現像器(20)又は(10)の
現像スリーブ(21)又は(11)の外周面上の現像剤
に混入したトナーがそれ以上内部に入り込まない様にす
るためであり、以下に説明する制御方法にて前記混入ト
ナーを除去する。
そこで、現像器の制御方法について説明する。
まず、制御回路の概略を第1θ図に従って説明すると、
制御回路はマイクロコンピュータ(70)を中心にリー
ドアクセスメモリ(71)、リードオンリーメモリ (
72)、入出力インターフェイス(73)を備えたもの
である。入出力インターフェイス(73)の入力ボート
にはN−P/P−P選択スイッチからの信号、N−P/
P−P現像位置検出センサ(42)、(43)からの信
号が入力され、出力ボートからは駆動回路(74)を介
して現像器切り換え移動の信号、現像スリーブ回転の信
号、トータルの複写枚数カウント信号、N−P現像によ
る複写枚数カウント信号、P−P現像による複写枚数カ
ウント信号等が出力さhる。
次に、制御手順について第11図以下のフローチャート
及び第8図、第9図の説明図を参照して説明する。
第11図はリーダプリンタの全体的な制御手順を示し、
電源が投入されてスタートすると、ステップ(St)で
総てのパラメータの初期設定が行われてリーダモードと
なり、ステップ(S2)でリーグ処理が行われると共に
、ステップ(S3)でプリントスイッチがオンされたか
否かを判定する。このステップ(S3)でプリントスイ
ッチがオンされていなければステップ(S2)のリーグ
処理のみを繰り返す。ステップ(S3)でプリントスイ
ッチがオンされていれば、事前に選択されてたN−P/
P−P選択スイッチからの信号に基づいてステップ(S
4)で複写時のパラメータ(作像条件等)を設定して複
写処理モードに切り換わり、ステップ(S5)で後記の
各種タスク完了後、あるいはそれらと併行して複写処理
を行う。
次に、プリントスイッチがオンされてからの一連の制御
手順について第12図を参照して説明する。
まず、ステップ(SIO)でN−P現像、 P−P現像
のいずれが選択されたかを判定す乞。N−P現像と判定
されるとステップ(Sjl)以下を実行し、P−P現像
と判定されるとステップ(S21)以下を実行する。即
ち、ステップ(S l 1 )、(S 21)でマシン
モードフラグ(FMM)がrlJか「0」かを判定し、
プリンタ内の現像器(10)、 (20)がいずれの現
像モード位置にあるかを確認する。このマシンモードフ
ラグ(PMM)はN−P現像用の現像器(10)が現像
位置にあるときrlJにセットされ、P−P現像用の現
像器(20)が現像位置にあるとき「0」にリセットさ
れている。従って、ステップ(SIO)で判定された現
像モードと現像器(10)。
(20)の位置が一致すれば、それぞれ選択された現像
モードでの複写処理を実行し、一致しなければステップ
(S 12)、 (S 22)でプロセスフラグ(Fe
2をrOJにリセットし、プロセスウェイトをかけ、ス
テップcs 13): <s 2 s)で以下に詳述す
る切り換えタスク(A)、(B)のサブルーチンを実行
する。ここでのプロセスウェイトとは、それまで現像に
使用された他の現像器からいま選択された現像器に混入
したトナーを除去する処理をどの程度行うかを判断する
ためのものであり、不要なあるいは必要以上のクリーニ
ング処理を実行することを防止するため、以下に詳述す
る他の現像器のそれまでの作動状況、例えば複写枚数1
作動時間に応じたウェイト付けを行う。
複写処理の開始にあたっては、ステップ(S14)。
(S24)でそれぞれの現像モードに応じたバロメータ
(作動条件)の設定を行い、ステップ(St5)。
(25)で一連の複写処理を実行する。複写処理が異常
なく終了すると、ステップ(S16)、(626)でマ
イクロコンピュータ(70)の人出力ポート(73)か
ら駆動回路(74)を介して各現像器(10)。
(20)の使用状況を表示するためのN−Pカウンタ(
NC2)又はP−Pカウンタ(PO2)をrlJだけカ
ウントアツプする。次に、ステップ(S17)。
(S27)でメモリ(71)のN−Pカウンタ(NCI
)又はP−Pカウンタ(pct)を「1」だけカウント
アツプし、さらにステップ(91B)でトークルカウン
タ(TO)をrlJだけカウントアツプする。
この複写処理実行時において、前記切り換えモータ(3
9)の駆動にて、選択された現像器の現像スリーブが現
像領域に位置して現像に供され、他の現像器の現像スリ
ーブは現像領域から離隔してその回転を停止している。
ところで、現像動作時にあっては、第8図(a)。
第9図(b)に示す様に、現像に使用されている現像器
からいくらかのトナー(Ta)、 (Tb)が飛散して
他の現像器の現像スリーブ外周面上の現像剤に混入する
ことは前述のとおりである。そこで、この複写処理実行
前に行われる、混入トナーを除去する制御処理について
説明する。
第13図、第14図はその第1実施例を示す切り換えタ
スクのサブルーチンである。即ち、前記制御回路はマル
チタスクモニタを有しており、このマルチタスクモニタ
にてリーグプリンタとしての総ての動作を分割して分担
する複数のタスクを管理する様になっている°。複数の
タスクが分担するリーダプリンタの動作としては、光学
系のスキャン、N−P/P−P切り換え時の処理、給紙
、加熱定着装置の温度制御、各操作スイッチのチェック
、露光制御、トナー補給の制御1紙詰りの検出等がある
。そして、マルチタスクモニタにより複数の動作があた
かも並列的に行われている様に管理されている。
このサブルーチンは前記ステップ(Sll)。
(S21)でNoと判定された場合、即ち選択された現
像モードの直前に他の現像モードでの複写が行われてい
た場合に実行される。まず、(SaO)。
(S50)で切り換えモータ(39)をオンし、ステッ
プ(S 31)、 (S 51)で切り換えが完了する
のを待って位置検出センサー(42)、 (43)の信
号に基づきステップ(S 32)、 (S 52)で切
り換えモータ(39)をオフすると共に、マシンモード
フラグ(FMM)を「0」又はrlJにセットする〔第
8図(b)、第9図(b)参照〕。
次に、ステップ(S 33)、 (S 53)で各カウ
ンタ(NCI)、(Pct)のカウント値が「5」より
小さいか否かを判定する。カウント値が「5」以下であ
れば(yEs)、直ちにステップ(S 34)、 (s
 54)でカウンタ(N C1)、(P CL)を「0
」にリセットし、ステップ(s a5 )、(s 55
 )でプロセスフラグ(F”P)を「1」にセットし、
混入トナーの除去を行うことなくこのサブルーチンを終
了する。前の現像モードによる複写枚数が「5」以下の
とき混入トナーの除去終処理を行わないのは、この様な
少ない現像動作ではトナーの飛散が無視できる程小量で
あり、混入トナーの除去処理を行うと却って現像剤の無
駄な消費となるからである。
一方、カウンタ(NC1)、(Pct)のカウント値が
「5」より大きければ〔前記ステップ(S33)。
(S53)でNo)、p−p現像にあっては、ステップ
(S14)で帯電チャージャをオンして予め回転駆動を
開始されている感光体ドラム(1)の表面に一600V
の電荷を付与す不と共に、ステップ(S37)でタイマ
(T1)をオンしてステップ(938)でそのタイムア
ツプを待ち、ステップ(S39)でカウンタ(NCI)
のカウント値が「15」より小さいか否かを判定し、小
さければステップ(S40)で帯電チャージャをオフす
る。このとき、P−P現像を行う第2現像器(20)の
現像領域に位置する現像剤中に混入したトナー(Ta)
は停止状態にある現像スリーブ(21)外周面上から正
規のトナーと共に感光体ドラム(1)の電荷付与部分に
付着して除去され〔第8図(C)参照〕、図示しないク
リーニング装置にてドラム(1)上から除去される。前
記タイマ(Toの設定時間は感光体ドラム(1)の一点
が帯電チャージャから現像領域に至る時間に対し、混入
トナーを除去するのに必要な時間を加えた時間である。
そして、混入トナー(Ta)の除去が終了すると、ステ
ップ(S34)でカウンタ(NCI)を「0」にリセッ
トし、ステップ(S35)でプロセスフラグ(FP)を
rlJにセットし、このサブルーチンを終了すると共に
・現像スリーブ回転クラッチをオンする等してP−P現
像に基づく複写処理を開始する。
一方、N−P現像にあっては、ステップ(S56)で予
め感光体ドラムCI)の回転駆動が開始されている下に
、現像バイアスをオンしてN−P現像を行なう第1現像
器(10)の現像スリーブ(11)に−5oovの現像
バイアスを印加すると共に、ステップ(S57)でタイ
マ(T、)をオンしてステップ(S58)でそのタイム
アツプを待ち、ステップ(S59)でカウンタ(PCI
)のカウント値が「15」より小さいか否かを判定し、
小さければステップ(S60)で現像バイアスをオフす
る。このとき、N−P現像を行う第1現像器(10)の
現像領域に位置する現像剤中に混入したトナー(Tb)
は停止状態にある現像スリーブ(11)外周面上から正
規のトナーと共に未帯電状態の感光体ドラム(1)に付
着して正規の現像剤中から除去され〔第9図(c)参照
〕、図示しないクリーニング装置にてドラム(+)上か
ら除去される。前記タイマ(T、)の設定時間は混・入
トナーを除去するのに必要な時間である。そして、混入
トナー(Tb)の除去が終了するとステップ(S54)
でカウンタ(Pct)を「0」にリセットし、ステップ
(S55)でプロセスフラグ(FP)をrlJにセット
し、このサブルーチンを終了すると共に現像スリーブ回
転クラッチをオンする等してN−P現像に基づく複写処
理を開始する。
ところで、 前記ステップ(S39)でカウンタ(NC
I)のカウント値が「15」より大きいと判定されたと
きにはステップ(838)を終了して混入トナー(Ta
)の除去が行われた後、ステップ(S41)で現像スリ
ーブクラッチ(45)をオンして現像スリーブ(21)
を回転せしめ、ステップ(S42)でタイマ(T3)を
オンしてステップ(S43)でそのタイムアツプを待ち
、ステップ(S44)で前記クラッチ(45)をオフし
て現像スリーブ(21)を微少回転させた後、その回転
を停止させる。また、前記ステップ(S59)でカウン
タ(Pct)のカウント値が「15」より大きいと判定
されたときにもステップ(958)を終了して混入トナ
ー(Tb)の除去が行われた後、ステップ(S61)〜
(S 64 )を実行して現像スリーブ(11)をタイ
マ(T、)の設定時間だけ微少回転させる。ここでの処
理は、前記ステップ(S36)〜(S38)及びステッ
プ(S56)〜(85B)で混入トナー(Ta)又は(
Tb)が除去された後の現像剤部分を現像スリーブ(2
1)、(11)を微少回転させることにより現像領域(
Yb)、 (Ya)から離し、その近傍の現像剤を現像
領域(Yb)。
(Ya)に位置させ、念のため該現像剤より混入トナー
を除去する様にするために必要なものである。
従って、前記タイマ(T3)、 (TS)の設定時間は
混入トナーが除去された現像剤部分が現像領域から若干
離れるのに要する現像スリーブの回転時間である。さら
に、P−P現像の場合はステップ(S45)でタイマ(
T4)をオンしてステップ(S46)でそのタイムアツ
プを待ち、以下前記同様のステップ(S 34)、(S
 35)を実行する。
また、N−P現像の場合にもステップ(S65)でタイ
マ(T8)をオンしてステップ(S66)でそのタイム
アツプを待ち、以下前記同様のステップ(S 54)、
(S 55)を実行する。ここでの処理は、前記ステッ
プ(S 41)〜(S44)及びステップ(S61)〜
(S64)にて新たに現像領域に位置した現像剤部分の
混入トナーを、念のため、除去しようとするためのもの
である。従って、前記タイマ(T4)、 (To)の設
定時間はここでの処理で混入トナーを除去するのに必要
な時間である。
この様に、前の現像モードによ、る複写枚数が「15」
より大きいときには、現像スリーブを若干回転させて現
像領域に位置している現像剤のみならず、他の部分の現
像剤をも現像領域に搬送して同様の処理を行う。これは
多くの現像動作が行われると、トナーの飛散が多く発生
して休止中の現像器がかなり汚染され、現像領域にある
現像剤中の混入トナーの除去のみでは不十分であること
による。
第15図〜第17図は第2実施例としての制御手順を示
す。この第2実施例は第1現像器(10)に赤、青、黄
等の単色カラートナーを含む現像剤を充填し、第2現像
器(20)に黒トナーを含む現像剤を充填し、現像器(
+ o)、(20)の切り換えにてカラートナーと黒ト
ナーとで選択的に現像を可能としたものである。この場
合、いずれのトナーも正に摩擦帯電し、正規(P−P)
現像を行う。
ここでの、プリントスイッチがオンされてからの一連の
制御手順は第15図に示す様に、まず、ステップ(S7
0)で黒トナーかカラートナーかのいずれが選択された
かを判定する。黒トナーが選択されたと判定されるとス
テップ(S71)以下を実行し、カラートナーが選択さ
れたと判定されるとステップ(S81)以下を実行する
。即ち、切り換えタスク(B)、(A)のステップ(J
 73)、(S 83)は前記第13図、第14図に示
す切り換えタスクのサブルーチンと同様の処理を行う。
この実施例ではいずれの現像器(10)、(20)にあ
ってもP−P現像であるから、第16図に示すステップ
(896)及び第17図に示すステップ(S 116 
)で帯電チャージャをオンして予め回転駆動を開始され
ている感光体ドラム(1)の表面に一600Vの電荷を
付与すると共に、黒トナー選択時にあってはステッ″プ
(S97)でタイマ(T、)をオンし、カラートナー選
択時にあってはステップ(S 117)でタイマ(T 
、”)をオンし、それぞれステップ(S 98 )、(
S118)でそのタイムアツプを待ち、ステップ(S1
00)、(S 120>で帯電チャージャをオフする。
このとき、選択された現像器の現像領域にに位置する現
像剤中に混入したトナーは正規のトナーと共に感光体ド
ラム(1)の電荷付与部分に付着して正規の現像剤中か
ら除去され、クリーニング装置にてドラム(1)上から
除去される。タイマ(T、)の設定時間は前記ステップ
(S37)でのタイマ(T、)の設定時間と同じであり
、いまひとつのタイマ(T1)の設定時間も基本的には
タイマ(T1)と同じであるが、現像器(10)が現像
器(20)よりも感光体ドラム(1)の回転方向〔矢印
(a)方向〕上流側に位置している分だけ僅かに長く設
定されている。そして、混入トナーの除去が終了すると
ステップ(S95)、ステップ(S 115 )でプロ
セスフラグ(FP)をrlJにセットし、このルーチン
を終了する。
なお、3〜4台の現像器のそれぞれに単色カラートナー
を収容したカラー画像の作像装置においても、各現像器
が個々に作動するものであり、本発明に係る現像器の制
御を行っても良い。
即ち、本発明は、混入トナーの除去処理に、他の現像器
がそれまでに作動していた状況に応じたウェイト付けを
行ったものであり、前記実施例によれば、他の現像器に
よる現像回数が5回以下でトナーの混入が極めて少ない
場合は除去作業を行わず、現像回数が5〜15では現像
領域にある混入トナーの除去作業を行い、現像回数カ月
5より多ければトナーの混入も多くなるので現像領域以
外の奥方にある混入トナーの除去作業をも行う。
なお、このウェイト付けはあくまで一実施例に過ぎず、
複写サイズに応じて変更しても良く、下段の現像4程ト
ナー混入の度合は多いことから、下段の現像器の除去作
業のウェイトを高めても良い。
また、各ウェイトに応じてタイマ(T2)、 (T3)
(T、)等のセット時間を変更する様にしても良い。
ところで、複数の現像器のセットの仕方としては、次の
様に考えれば良い。
まず、使用頻度の高い方の現像器を下段にセットするこ
とである。一般に、トナーは下方に飛散することが多い
ことから、この方がトナーの混入が少なくて済む。
次に、現像剤の帯電系列を考慮して異種トナーの混入で
あまり悪影響の出ない現像剤を収容した現像器を下段に
セットすることである。前述のトナーの飛散方向の点か
らどうしても下段の現像器に異種トナーが混入し勝ちと
なるからである。例 。
えば、前記実施例の如<P−P現像用の現像器(20)
を下段にセットしたのは、P−P現像剤の方が異種トナ
ーの混入による悪影響が少ないからである。しかし、主
にN−P現像を行うリーダプリンタにあっては、そして
各現像剤が異種トナーの混入に対する悪影響をそれほど
考慮しなくても良いのであれば、使用頻度の高いN−P
現像用の現像器(10)を下段にセットすることが望ま
しい。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明に係る現像器の制御
方法によれば、選択されて現像に使用される現像器以外
の現像器は現像スリーブが現像領域から離隔すると共に
現像スリーブの回転が停止されており、その現像器が選
択されて現像動作を開始する前に、現像領域に位置した
現像スリーブ外周面上に他の現像器から混入したトナー
を、他の現像器のそれまでの作動状況に応じたウェイト
付けに従ってクリーニング手段にて除去する様にしたた
め、混入トナーを確実に現像器から除去することができ
ることは勿論、前記ウェイト付けによって不要なあるい
は余分な混入トナーの除去処理を省略することができる
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7a図、第7b図は本発明に係る現像器
の制御方法を実施するためのリーダプリンタの要部を示
し、第1図、第2図は現像器部分の断面図、第3図は現
像器切り換え手段の断面図、第4図は第3図の正面図、
第5図は現像器駆動手段の正面図、第6図は第5図の平
面図、第7a図。 第7b図は現像スリーブ駆動の説明図である。第8図、
第9図は制御手順を示す説明図である。第1O図は制御
手段の回路図である。第11図以下は制御手順を示すフ
ローチャート図で、第11図はメインルーチン、第12
図〜第14図は第1実施例であ4処理手順、第15図〜
第17図は第2実施例である処理手順を示す。 (1)・・・感光体ドラム、(10)、 (20)・・
・現像器、(11)、 (21)・・・現像スリーブ、
(12)、 (22)・・・磁気ローラ、(33)・・
・圧接カム仮、(35)・・・位置決めカム板、(39
)・・・切り換えモータ、(70)・・・マイクロコン
ピュータ、(Ya)、 (Yb)・・・現像領域。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社代 理 人  
弁理士 青白 葆 ほか2名第1図         
。 区 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静電潜像担体の周囲に複数の現像器を配し、各現像
    器を選択的に切り換えて現像を施す様にした作像装置に
    おいて、 現像を施すべく選択された現像器の現像スリーブを現像
    領域に位置させると共に、他の現像器の現像スリーブを
    現像領域から離隔せしめてその回転の停止状態を継続さ
    せ、 前記選択された現像器が現像動作を開始する前に、現像
    領域に位置した現像スリーブ外周面上に他の現像器から
    混入したトナーを他の現像器のそれまでの作動状況に応
    じたウェイト付けに従ってクリーニング手段にて除去す
    ること、 を特徴とする現像器の制御方法。
JP60192549A 1985-05-14 1985-08-30 作像装置における現像器の制御方法 Pending JPS6252577A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60192549A JPS6252577A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 作像装置における現像器の制御方法
US06/860,217 US4746954A (en) 1985-05-14 1986-05-06 Image forming apparatus with toner scattering control
DE19863616172 DE3616172A1 (de) 1985-05-14 1986-05-14 Bilderzeugungsgeraet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60192549A JPS6252577A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 作像装置における現像器の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6252577A true JPS6252577A (ja) 1987-03-07

Family

ID=16293126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60192549A Pending JPS6252577A (ja) 1985-05-14 1985-08-30 作像装置における現像器の制御方法

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JP (1) JPS6252577A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167772A (ja) * 1987-12-23 1989-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167772A (ja) * 1987-12-23 1989-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置

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