JPS6251938A - ブロツク状飼料を用いる飼育法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブロック状飼料の中心部に孔を有し、この孔
が吊下げ具ｅこより水平状に保持される支持部を構成せ
しめてなる飼育家畜用ブロック状飼料を用いる飼育法に
関する。

〔従来の技術〕

一般的にはビタミン、ミネラルあるいは油脂、糖蜜など
をトウモロコシ粉などを飼料原料に混入して粉末化、顆
粒化あるいはペレット化し、動物の成長促進をはかるも
のとして、例えば特開昭５６−／’Ｉ’ｌ０５９号、特
開昭５ｇ−≠７ｑグコ号が知られている。又、カリウム
の多い草類を食べる草食家畜のナトリウム分の調整の目
的で、食塩を強圧して家畜に舐食させるものとして、例
えば特開昭５３；−２６ｇ７４１号が知られている。

しかしながら、これらの方法は、いずれも動物のストレ
スの改善を目的としたものではなかった。

畜舎の床の湿潤、一定の広さの畜舎内にて飼育する密飼
い、運動不足などが原因とされている。特に、これらで
問題になるのは、飼育密度である。

例えば豚の密飼いの場合は、ストレスによって尾かじり
、耳の咬傷の不快症候群が発生する（文献：豚病学、近
代出版／り５１７年発行第Ａ３ｇページ）。このストン
〆を防沫として、豚の退屈感を除くために、豚房内に鉄
製の鎖や古タイヤを吊り下げて豚に自由に咬ませる方法
や、敷わらを毎日豚房に入れて豚に咬ませることによっ
て、退屈感をまぎられせ、ストレス予防効果を期待する
消極的な方法が一般的であった。因みに、豚ストレスの
発生は、新しい豚の飼育管理法が取り入れられた時期と
一致しており、飼育規模の拡大、台詞によるオートメー
シヨン的集中管理、労務関係などの近代的飼育法は豚の
気質や態度に影響を与えているようで、それらが多（の
悪い結果を招来しているものと考えられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記のような種々の欠点を解決するために研究
開発されて完成されたものである。即ち、従来のように
、退屈窓をまぎられせることだけで の消極的な方法づはなく、動物に嗜好性の良いかつ容易
に飲み込むことが困難な大きさと固さを有するブドウ糖
などの甘味性のブロックを咬ませあるいは風食させるこ
とによって、効率よくストレスを防止し、唾液を多量に
出させることにより、摂食中枢を刺激して飼料要求率を
も向上させるものであることを見い出した。さらにこの
ブロック状の飼料に、中心部に飼料を水平状に保持させ
るための孔を構成せしめ、これにより該飼料を水平に保
持させることによって、家畜が該飼料を舐めやすく、か
つ該飼料を完全なまでに食餌してなる本発明は、上記の
知見に基づいて完成されたヤので、ブロック状飼料の中
心部に孔を有し、この孔が吊下げ具により水平状に保持
される支持部を構成せしめるブロック状飼料をその孔に
吊下げ具を具備せしめて水平状に保持し、これを動物に
与えて該動物を飼育せしめることを特徴とする飼育家畜
用ブロック状飼料を用いる飼育法である。

まず本発明のブロック状飼料としては、甘味性のブロッ
ク状飼料が好ましい。甘味性のブロック状飼料としては
、天然または人工の甘味料を添加した飼料で、その甘味
料としてはブドウ糖、シヨ糖、乳糖、デキストリン、糖
蜜、フラクトオリゴ糖を含有する前記糖類などの糖類や
ヌテピア、グリチルリチンなどの天然抽出甘味料、アス
パルテーム、サッカリンナトリウムなどの人工甘味料な
どが挙げられ、これらは７種または２種以上を用いても
よい。従ってこれらの甘味料の７種または２種以上を有
効成分として甘味性のブロック状、例えば容易に飲み込
みが困難でかつ容易に崩壊され難い形状と強度を有する
飼料用ブロックとなせばよい。

まず本発明の中心部に該飼料を水平状に保持させるため
の孔を構成したブロックの成形手段としては、例えば、
以下の３つの手段が挙げられる。

第１の手段：例えば糖類甘味料を有効成分とするもので
、糖粉末、たぜし人工甘味料を添加してもよい、をプレ
ス機により圧搾成形する。この場合、滑沢剤として、ス
テアリン酸、ステアリン酸マグネシウムなどを用いるこ
とが好ましい。

第２の手段：例えば糖類甘味料の高濃度溶液を目的とす
る成形容器に入れ、そのまま放置等によって固形成形す
る。

第３の手段：あらかじめ、任意の形状に固めたブロック
状飼料から目的の形状は切削加工によって成形する。

ブロック状飼料の大きさ、形状、強度などの条件は以下
の通りに選択することが好ましい。

（１）重量：５０２以上好ましくは５００２以上で、対
象動物の大きさによっては２５に９以上であってもよく
、飼育家畜、例えば豚（子豚７０頭程度）が／〜３週間
で食べつくす程度の量が好ましい。

（２）形状ニ一方向長（幅）として少な（とも／、Ｓｃ
ｍ以上のものであればよく、例えば球形状、円柱形状、
（角）、棒形状、半円錐形状、半円形状等の外観であれ
ばよい。この形状において、その中心部に目的とする本
発明の孔を形成せしめるものである。この孔は該飼料を
水平状に保持させるための孔の構成て、例えば、中心部
に断面形状として三角形ないし台形状の孔が好適な例と
して挙げられ、かつこの孔は吊下げ具により水平状に保
持される支持部を構成するものである。

（５）圧縮強度：Ｓｋｇ／ｃ−以上、好ましくは５０〜
７５０ｋｑ／−０ （４）水分二０．１〜２０％好ましくは０２〜７５％。

そ （５）他′の他の要件ニ ブロックの５〜１０チ水溶液としてｐＨ３〜ｇを呈する
ものが好ましい。

（６）ブロックへの添加物ニ ブロックは、好ましくはブドウ糖などの糖類を５０％以
上好ましくは７０％以上を主成分とするので、この清以
下ならば適宜添加し得るものである。又、添加の目的も
嗜好性の改善など、目的に応じて行えばよく、何んら限
定されるものではない。例えば人工甘味料、呈味料、香
気香味剤、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸などの酸
味剤、バシトラシン、ぺ二ンリン系、アミノ糖系、テト
ラサイクリン系、マクロライド系、ポリサンカライド系
、ポリペプチド系、ポリエーテル系などの抗生物質、オ
ラキンドツクヌ、カルバドックス、サルファ剤などの合
成抗笛剤、トラネキサム酸などの止血剤、Ｖ主剤、生菌
剤、酵素剤、ラクチュロース、Ｎ−アセチルラクトサミ
ン、フラクトオリゴ糖などのビフィズス菌増殖因子、ビ
タミンＡＳＤ２、ＤＳｌＥＳＫｌ、Ｒ２、Ｂ１、Ｂ２　
、Ｂ６、Ｂ１０、Ｃ，パントテン酸、葉酸、ビオチン、
ニコチン酸、コリン、イノシトールなどのビタミン類、
グリシノ、メチオニン、トリプトファン、リジン、アラ
ニン、イソロイシン、スレオニンナトのアミノ酸類や硫
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ヨウ化カリウム、リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、
クエン酸ナトリウム、塩化カリウム、炭酸マンガン、炭
酸亜鉛、硫酸銅、硫酸コバルト、リン酸二水素ナトリウ
ム、リン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
乳酸カルシウム、酢酸マグネシウム、グルシコン酸カル
ンウム、フマル酸鉄などの必要な塩類または電解質、そ
の他層色剤、防腐剤、抗酸化剤、デキストリン、アラビ
アガム、カルボキシメチルセルロース拳ナトリウム、ポ
リアクリル酸・すｌ−ＩＪウムなどの粘結剤などを適宜
組合わせて添加すればよい。

上記の適宜な組成および製造手段により、目的とするブ
ロック状飼料は、その中・０部に該飼料を水平状に保持
するための孔を有すればよく、任意の形状の外観となし
得るもので、このブロック状飼料の水平状に保持した態
様の図を第１図に例示するが、何んらこれによって限定
されるものではない。

まず、第１図は、第２図に例示される中心部に孔を有す
る中心部に孔を有するブロック状飼料で、その上部を上
側として吊るし、また、図の下部を下側として吊るすも
のである。この際、上側の外径（Ｒ２）は下側の外径ね
（Ｒ１）と同一または異なってもよく、第２図ではＲ１
＜Ｒ２の形状として作成されたものである。また、この
図に示すブロック状飼料の厚さくｈ）は、少なくとも／
、　Ｓ　ｃｍ以上あればよく、特に艷灸定されるもので
はなし・。さらに本件のブロック状飼料の中・０部に上
側の内径（ｒ２）に比べて下側の内１（ｒ＋）が拡い形
状の孔を形成せしめたもので、従ってその断面形状は台
形状となる。

この第２図（こおいてＲ１が／　’１．５　ｔｙｎ１Ｒ
２が／乙ｍ１ｒ１が’１ｃｍ、ｒ２が３３（７）、ｈが
３　ｃｍ　、全軍ｆＪ　７００７のものが作成された。

この第２図において上述の如＜、ｒ１≧ｒ２の関係を保
持する以外、Ｒ１、Ｒ２、ｈは自由に設計変更できるも
のである。また第３図はその断面図を示したものである
。さらに第を図において別の例としての断面図を示すも
ので、断面（こおいて三角形状の孔を有したものである
。

さらにこれらの各図の孔は、断面にて台形状を示す楕円
錐形や断面にて三角形状を示す円錐形のみが簡便である
が、さらに五角錐、四角錐などの多角錐の孔の形状で断
面形状が三角形ないし、台形状のものが好ましく、何ん
らこれらによって限定されるものではない。また第１図
は、前述した通り、本発明における第２図にて示したブ
ロック状飼料を水平状に保持させる好ましい態様である
。

この態様において、／はブロック状飼料を示し、Ωはブ
ロック状飼料の中心部に形成した孔を示す。

この孔を貫通してなる吊５下げ用の金具乙をその孔に貫
通させた。この金具乙には、その孔の形状が、このスト
ッパーば〆、目的とするブロック状飼料をその孔に基づ
いて水平状？こ保持し得るものであれば、任意な形状の
ストッパーとなし得るものである。さらにこのストッパ
ー３は、金具乙の下端止め５にて保持されたストッパー
止めの≠により保持される。従って、この吊Ｎ下げ具を
用いてブロック状飼料を水平に保つには、この吊下げ具
をブロック状飼料に貫通させ、その際相似形のストッパ
ー３がブロック状飼料の孔２に挿入され、さらにストッ
パー３はその止めｑおよび下端止め５により固定される
。このようにして、その吊下げ具の金具の上端に設けた
掛部７を利用して、家畜動物の育舎内に設置する。育舎
内での設置においては、家畜動物のほぼ口部の高さにブ
ロック状飼料を保持させればよい。家畜動物としては、
豚、牛などが挙げられ、特に離乳時期の肥育家畜を対象
として用い、肥育させればよい。

以下本発明の具体的な実施例（こついて詳細に説明する
が、これによって何んら限定されるものではない。

ブロックの製造例　／ 精製ブドウ糖の粉末Ｆこステアリン酸マグネシウム７％
を混合し、油圧プレス機を使用して１０００　ｋｑ　／
　ｃＭの圧力で圧搾し、重ｆ１７００　？の上側外径／
乙ｍ下側外径／　Ｑ、　５　ｃｍ上側内径３．３ｔ：ｍ
下側内径’１ｃｍ厚さ３ｃｍの甘味性の中心部に孔を有
するブロック状飼料を得た。このブロック状飼料の水分
は７２％、圧縮強度はｇｏｋｇｌｔｒｉであった。

ブロック製造例　コ 無水ブドウ糖の粉末に、デキヌトリン５％、ＤＬ−トリ
プトファン０１ＯＳ％、乾燥硫酸銅Ｏ，ＯＳチ、フマｙ
ｖｅ第一鉄０．３％およびステアリン酸マグネシウム−
６０％を混合し、油圧プレス機を使用して１０ｏｏｋｑ
／ｃｒｌの圧力で圧搾し、重量７００２の上記製造例／
と同様の形状のブロックを得た。

このブロックの水分は０．１９％、圧縮強度は７０ｋｇ
　／　ｄであった。

ブロックの製造例　３ 精製ブドウ糖の粉末に塩化す）　＋）ラム１０％、チ フマル酸第−鉄０．２　＆　、乾燥硫酸銅ｏ、　ｏ　ｔ
ｉ％、硫酸コバルトｏ、ｏｔｔ％、ヨウ化カリウム０．
０７％、炭酸マンガンｏ、ｏｔｔ％、炭酸亜鉛０．０２
％、粉末粉あめ（ブドウ糖分ｇ％）１１０％およびステ
アリン酸マグネシウム／チを混合し、油圧プレス機を使
用して／≠ＯＯｋｇ　／　ｃ鑓の圧力で圧搾し、重量７
００１の上記製造例／と同様の形状のブロック状飼料を
得た。このブロック状飼料の水分は乙、′？係強 圧縮濃度は／３０に９／ｌニーであった。

ブロックの製造例　ｌ 澱粉酵素分解ブドウ糖液を減圧濃縮し、Ｂｒ１ｘ（２０
℃）ｇ５のブドウ糖液中に精製ブドウ糖粉末を液量に対
し３％加えて混合後、上記製造例／におけるブロック状
飼料の形状を形成する鋳型容器に入れた後、室温で一思
夜放置し、固結させた。

容器を取り除（と重量７００２の円のブロック状飼料を
得た。このブロック状飼料の水分は１０．ｓ係、圧縮強
度はりＯｋｑ／ｄであった。

ブロックの製造例　５ 澱粉分解ブドウ糖液を減圧濃縮して得たＢ　ｒｉｘ（２
０℃）ｇ５のブドウ糖液／ｋｑ当り温度７０〜ゴ ｇＯ℃で、フラクトオリメ糖５５係を含有する市販の製
品２００’ｊ’、ビタミンに５０万Ｕ／り粉末０１ｇ２
、ビタミンＤ５粉末ｏ、ｉｂｙ、ビタミンＥＳＯ％粉末
、２．ｏｙ、ビタミンＣカルシウム２．０？、ビタミン
Ｂ、２ＳＯ倍敗０．　ＯＳ　？　、フマル酸第−鉄３２
ｆ　、　乾燥ａ　酸銅０５７、ヨウ素酸カルシウム０／
２、無水クエン酸５２、塩化ナトリウム１０？、プロピ
オン酸ナトリウム／２、ミルクフレーバー適量および精
製ブドウ糖粉末を加えた混合液７００７を上記製造例／
と同様の形状を示す鋳型容器に入れた後、室温で−ヱ夜
放置し固型後、容器を取り除き、ブロック状飼料を得た
。このブロック状飼料の水分は／　／、０％、圧縮強度
はｇｓｋｑ／ｄであった。

ブロックの製造例　６ 粉砕したシヨ糖を湿潤剤１０％エタノール溶液を用いて
流動層造粒を実施し、シヨ糖の顆粒を作る。このシヨ糖
顆粒（こステアリン酸マグネシウム／％を混合し、油圧
プレス機を使用して１０００ｋｑ／ｃｔＡの圧力で圧搾
し、重量７００９の製造例／と同様の形状のブロック状
飼料を得た。このブロック状飼料の水分は／、／％圧縮
強度はｌ１０ｋｇ／−であった。

ブロックの製造例　７ ／Ｓｏノッンユ乳糖５０％、製造例乙で試作したシヨ糖
顆粒２５％、スゲレードライデキストリン２グ俸および
ステアリン酸マグネシウム／％を使 混合し、油圧プレス機を材用して１０ＯＯｋＬｉ／Ｃ肩
の圧力で圧搾し、重ｆＡ７００９で製造例／と同様の形
状のブロック状飼料を得た。このブロック状飼料の水分
はｇ、、２％、圧縮強度は７３に９／ｃｒ！であった。

シヨ糖ｇθ％、デキストリン／　７５４、乳酸醗乳 酵粉粉末２．５％の割合で混合したものに水を少量加え
て加熱溶解しく１５ｏ〜／６ｏ℃）、／２゜℃位まで冷
したものに酒石酸、ビタミンＣ、ヨーグルトフレーバー
を微量添加し良く混合した後、製造例／と同様の形状を
示す鋳型ステンレス容器にあらかじめ植物油をうすくコ
ーティングし、冷却をほどこせるようにしたものに流し
入れて、固結後、ステンレス容器を取り除くと棒状のブ
ロック状飼料を得た。このブロック状飼料の水分は！。

５％、圧縮強度は２００　ｋｇｌ　ｃｒ１以上であった
。

平均体重乙Ｏｋｑの咄乳期子豚を供試し、ブロック状飼
料（製造例／のものを使用した）および対照としてドー
ナツ型ブロツク飼料の２区を設けた。

本発明のブロック状飼料は、第１図に示す通りにブロッ
ク状飼料を水平状に保持して、育舎内に設置した。また
ドーナツ型ブロツク飼料は、精製ブドウ糖の粉末にステ
アリン酸マグネシウム／％を混合し、油圧プレス機を使
用して１０ＯＯｋＱ／ｃｒｌの圧力で圧搾し、ドーナツ
型の外径／　ｊ：　２５　ｃｍ　１内径３．　ｌ−５ｃ
ｍ　、厚さ３αの重量７００りとして製造し、このドー
ナツ内径の一端部を針金からなる吊具にて育舎内に設置
した０次いでこれらを用いて２週間飼育して増俸量なら
びに飼料効率について比較試験を行った。試験区の設定
および検査項目は第１表に示した通りである。なお、試
験は３回繰り返して実施した。試験期間中の飼料は市販
飼料を用い、水は自由飲水とし、その他は使用した養豚
場の慣例に従った。

その試験結果は、第２表に示した通りであり、増俸量に
おいて、Ｏから２遍で３回の繰り返し試回 験のうち２ｉ、対照区と比較し５％の危１険率で有意差
が認められた。また飼料効果においても、対照区と比較
して改善がみられた。さらに対照区はくずれが２回みら
れ、ブロック状飼料区にはくするドーナツ型ブロツク飼
料の供試日数は、５〜１０日の日数がかかり、本発明の
ブロック状飼料はドーナツ型ブロツク飼料と比較して、
早期になくなるのが観察された。

ブロック状飼料を用いた増俸および飼料要求率平均体重
よヲｋｑの咄乳期子豚を供試し、ブロック状飼料（製造
例ｔのものを使用した）を用いて２区に区別けした。そ
の７区は第１図に示す通りを にブロック状飼料料水平状に保持して、育舎内に設置し
た。また２区はこの孔の一端部を針金からなる吊具にて
たて状（垂直状）に育舎内に設置した。次いで、これら
を用いて、２週間飼育して増俸量ならびに飼料効率につ
いて比較試験を行った。

試験区の設定および検査項目は前記の第１表に示した通
りである。なお、試験は３回繰り返して実施した。試験
期間中の飼料は市販飼料を用い、水は自由飲水とし、そ
の他は使用した養豚場の慣例に従った。

その試験結果は、第３表に示した通りであり、増俸量に
おいて、０から２週で３回の繰り返し試験のうち２回、
２区と比較し５％の危険率で有意差が認められた。また
飼料効率においても、２区と比較して改善がみられた。

さらに２区はプロッり状飼料が減少すると針金から脱落
した現象が観察されたまた７区は脱落が認められなかっ
た。また７区では、７個の供試日数がｊ〜６日に対し、
２区の供試日数は、．１〜／、！日の日数がかかり、本
発明の水平状に保持した７区は２区と比較して〔発明の
効果〕 本発明のブロック状飼料を用いてなる飼育法においては
、家畜動物の増俸効果が著しく、かつ飼料要求率も向上
したものであった。さらにこのブロック状飼料は食餌時
期においてブロックの崩壊が防止され、かつ短期間でほ
ぼ完全なまでに食餌される極めて嗜好性の良好なもので
あった。さらに飼育期間に尾かじりや耳かじりなどの動
物のストレスから生ずる症状を防止でき、さらに活力増
進の効果を奏するもので、また例えばブドウ塘を主成分
とするブロック状飼料では極めて下痢の発生が歩測との
好適なものであった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の使用状態の斜面図、第２図は本発明の
実施例の斜面図、第３図は本発明の実施例の叫断面図、
第グ図は本発明の別の実施例の側！ｆ而面である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ブロック状飼料の中心部に孔を有し、この孔が吊
   下げ具により水平状に保持される支持部を構成せしめる
   ブロック状飼料をその孔に吊下げ具を具備せしめて水平
   状に保持し、これを動物に与えて該動物を飼育せしめる
   ことを特徴とする飼育家畜用ブロック状飼料を用いる飼
   育法。
2. （２）容易に飲み込みが困難でかつ容易に崩壊され難い
   形状と硬度を有するもので、ブロック重量５０ｇ以上で
   、少なくともブロックの形状の一方向長１．５ｃｍ以上
   で、圧縮強度５ｋｇ／ｃｍ＾３以上で、水分０．１〜２
   ０％である特許請求の範囲第１項記載の飼育法。
3. （３）ブロック状飼料が、甘味性のブロック状飼料であ
   る特許請求の範囲第１項記載の飼育法。
4. （４）甘味性のブロック状飼料が、ブドウ糖、乳糖、シ
   ヨ糖、デキストリンまたは人工甘味料添加物を含有する
   飼料である特許請求の範囲第３項記載の飼育法。