JPS625178Y2 - - Google Patents
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- JPS625178Y2 JPS625178Y2 JP1981164318U JP16431881U JPS625178Y2 JP S625178 Y2 JPS625178 Y2 JP S625178Y2 JP 1981164318 U JP1981164318 U JP 1981164318U JP 16431881 U JP16431881 U JP 16431881U JP S625178 Y2 JPS625178 Y2 JP S625178Y2
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- JP
- Japan
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- atrial
- electrode
- ventricular
- lead
- distal end
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/02—Details
- A61N1/04—Electrodes
- A61N1/05—Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
- A61N1/056—Transvascular endocardial electrode systems
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の背景
考案の分野
本考案は、一般的には医療装置に関するもので
あり、更に具体的に云うと外科的に植込むことが
できる電極に関する。
あり、更に具体的に云うと外科的に植込むことが
できる電極に関する。
先行技術の説明
最も初期の心臓ペースメーカは、心臓の1つの
室(房)(即ち右心室)を電気的に刺激を与える
ものであつた。実際これは今でも最も広く行われ
ている技術である。しかし、多数の医学的状態が
2つの室(房)(即ち右心房と右心室)に対する
刺激を用いることにより、又は一方の室(房)に
おける検知と他方の室(房)における刺激との組
合せを用いてより効果的に治療される。
室(房)(即ち右心室)を電気的に刺激を与える
ものであつた。実際これは今でも最も広く行われ
ている技術である。しかし、多数の医学的状態が
2つの室(房)(即ち右心房と右心室)に対する
刺激を用いることにより、又は一方の室(房)に
おける検知と他方の室(房)における刺激との組
合せを用いてより効果的に治療される。
所望する2室(房)ペーシング(即ち右心房と
右心室の各々に電極を入れるペーシング)は、最
も一般的には2本の別々のリード線(導線)を用
いることによつて達成される。これは心外膜適用
には比較的便利であるが、電極の経静脈挿入の場
合には問題が発生することがある。一部の技術は
2本の静脈を用いるが、他の技術では1本の静脈
に2本の導線を挿入する。しかし、単一通路2室
(房)導線(リード)が求められている。
右心室の各々に電極を入れるペーシング)は、最
も一般的には2本の別々のリード線(導線)を用
いることによつて達成される。これは心外膜適用
には比較的便利であるが、電極の経静脈挿入の場
合には問題が発生することがある。一部の技術は
2本の静脈を用いるが、他の技術では1本の静脈
に2本の導線を挿入する。しかし、単一通路2室
(房)導線(リード)が求められている。
初期の単一通路房室(A−V)(心房および心
室)導線は米国特許第3865118号においてビユア
ズ(Bures)により教示された。ビユアズが教示
した配置では心室導線を外装内に同軸的に取り付
ける必要があるので、心房電極の配置にごく僅か
な制御しか行えない。この不充分な制御を補償す
るため、ビユアズは、互いに向い合つている(即
ち180゜離れた)ばねつき(spring loaded)電極
の使用を教示している。そのような配置技術は、
電極の表面積が比較的大きく、実際に心房壁に接
触しているその総表面積を制御することが困難な
ので、はづれやすく電気的に効率が悪いことが証
明されている。更に、心房電極の屈曲を制御する
ために外側のカテーテルを用いると、密封する上
で問題(sealing problem)が起つている。
室)導線は米国特許第3865118号においてビユア
ズ(Bures)により教示された。ビユアズが教示
した配置では心室導線を外装内に同軸的に取り付
ける必要があるので、心房電極の配置にごく僅か
な制御しか行えない。この不充分な制御を補償す
るため、ビユアズは、互いに向い合つている(即
ち180゜離れた)ばねつき(spring loaded)電極
の使用を教示している。そのような配置技術は、
電極の表面積が比較的大きく、実際に心房壁に接
触しているその総表面積を制御することが困難な
ので、はづれやすく電気的に効率が悪いことが証
明されている。更に、心房電極の屈曲を制御する
ために外側のカテーテルを用いると、密封する上
で問題(sealing problem)が起つている。
米国特許第4057067号においてラジヨス
(Lajos)は、スタイレツト制御装置とともに
“J”字形心房導線(リード)を用いることによ
つて、ビユアスが教示した導線に見られる制御上
の問題の多くを解決している。しかし、心房導線
と心室導線との間の距離が一定であるので、ラジ
ヨスが教示した導線は、電極の位置としては最も
望ましい場所である右心室尖と右心房耳状突起と
の間の距離が相異なる心臓には適合しない。ラジ
ヨスの導線(リード)に伴うもう1つの問題点
は、心房電極の遠端における穴を効果的に密封す
る問題である。挿入中はこの穴はスタイレツトに
よりふさがれている。しかしスタイレツトを取り
除くと、導線内へ血液がしみ出してくる。
(Lajos)は、スタイレツト制御装置とともに
“J”字形心房導線(リード)を用いることによ
つて、ビユアスが教示した導線に見られる制御上
の問題の多くを解決している。しかし、心房導線
と心室導線との間の距離が一定であるので、ラジ
ヨスが教示した導線は、電極の位置としては最も
望ましい場所である右心室尖と右心房耳状突起と
の間の距離が相異なる心臓には適合しない。ラジ
ヨスの導線(リード)に伴うもう1つの問題点
は、心房電極の遠端における穴を効果的に密封す
る問題である。挿入中はこの穴はスタイレツトに
よりふさがれている。しかしスタイレツトを取り
除くと、導線内へ血液がしみ出してくる。
第3の単一通路導線構造は、米国特許第
3949757号においてサベル(Sabel)によつて教示
されている。サベルは、ラジヨスにより教示され
た“J”字形心房電極配置を用いしかも心房カテ
ーテルを心室カテーテルの外側シース(外装)内
にすべり込ませている。こうすると“J”字形の
スタイレツトをまつすぐにするための心房電極の
遠端における開口部を必要としないことによりラ
ジヨスの問題の1つを解決する傾向がある。しか
し、それは心臓の大きさが異なる場合の問題は完
全には解決していない。たとえ心房カテーテルが
外側シース(外装)28内にすべり込ませるよう
に取り付けられているとしても心房カテーテルの
遠端と外装28の遠端との間の距離は実際的な要
因によつてほゞ一定である。何故ならば心房カテ
ーテルをすべり込ませると“J”字形も変化する
からである。
3949757号においてサベル(Sabel)によつて教示
されている。サベルは、ラジヨスにより教示され
た“J”字形心房電極配置を用いしかも心房カテ
ーテルを心室カテーテルの外側シース(外装)内
にすべり込ませている。こうすると“J”字形の
スタイレツトをまつすぐにするための心房電極の
遠端における開口部を必要としないことによりラ
ジヨスの問題の1つを解決する傾向がある。しか
し、それは心臓の大きさが異なる場合の問題は完
全には解決していない。たとえ心房カテーテルが
外側シース(外装)28内にすべり込ませるよう
に取り付けられているとしても心房カテーテルの
遠端と外装28の遠端との間の距離は実際的な要
因によつてほゞ一定である。何故ならば心房カテ
ーテルをすべり込ませると“J”字形も変化する
からである。
心房電極は、心房カテーテルを外装と相対的に
近端方向又は遠端方向に移動させることによつて
心房内で下げることができる。しかし、心房電極
は心房内で上げることはできない。その距離は、
心房電極を前もつて植込むことによつて効果的に
設定される。心房電極と外装28の遠端との間の
距離をそれ以上に大きくすると、心房カテーテル
の“J”字形がゆがめられる傾向がある。
近端方向又は遠端方向に移動させることによつて
心房内で下げることができる。しかし、心房電極
は心房内で上げることはできない。その距離は、
心房電極を前もつて植込むことによつて効果的に
設定される。心房電極と外装28の遠端との間の
距離をそれ以上に大きくすると、心房カテーテル
の“J”字形がゆがめられる傾向がある。
考案の要約
本考案は、先行技術の構造において認識された
諸問題を克服する単一通路導線を提供する。スラ
イドできるように取り付けた心室導線とともに、
本質的には“J”字形心房導線である導線とスタ
イレツト制御装置を備えることにより最大限の制
御が確保される。心室導線もまたスタイレツト制
御装置を備えている。この構造は、先づ第1に心
房電極の位置決めを可能にする。これは特に心房
の検知にとつて最も難かしい一段階であるので、
このことは重要である。次に心室電極の配置を通
常の方法で進める。心室電極、心房電極の両方が
短期および長期の安定性を確立するために、鋭く
とがつた分枝(tines)又はその他の確実な固定
装置が備えられている。心房導線、心室導線はそ
れぞれ別々に絶縁外装(シース)により密封され
ている。全体的な機械的支持を行うため外側の間
隔をおいて巻かれたコイル(space wound
coil)が用いられている。外装もまた密封されて
いる。パルス発生器に結合させるために分岐コネ
クタ(連結器)が具えられている。
諸問題を克服する単一通路導線を提供する。スラ
イドできるように取り付けた心室導線とともに、
本質的には“J”字形心房導線である導線とスタ
イレツト制御装置を備えることにより最大限の制
御が確保される。心室導線もまたスタイレツト制
御装置を備えている。この構造は、先づ第1に心
房電極の位置決めを可能にする。これは特に心房
の検知にとつて最も難かしい一段階であるので、
このことは重要である。次に心室電極の配置を通
常の方法で進める。心室電極、心房電極の両方が
短期および長期の安定性を確立するために、鋭く
とがつた分枝(tines)又はその他の確実な固定
装置が備えられている。心房導線、心室導線はそ
れぞれ別々に絶縁外装(シース)により密封され
ている。全体的な機械的支持を行うため外側の間
隔をおいて巻かれたコイル(space wound
coil)が用いられている。外装もまた密封されて
いる。パルス発生器に結合させるために分岐コネ
クタ(連結器)が具えられている。
好ましい実施例の詳細説明
本考案は、単極心室および心房電極を有するそ
の好ましい実施例について説明される。しかし、
双極電極およびその他の同様な変形を用いた構成
は、下記の説明の意図した範囲内にあることが判
るであろう。
の好ましい実施例について説明される。しかし、
双極電極およびその他の同様な変形を用いた構成
は、下記の説明の意図した範囲内にあることが判
るであろう。
構 造
第1図は、本考案を組み入れた導線(リード
線)の平面図である。心室電極16は心室導線1
4の遠端に位置している。鋭くとがつた分枝
(tines)18は心室電極16を確実に固定する役
目をする。心房電極20は、心房導線12の遠端
に位置している。心房電極20は長期安定を確保
するため心房導線12の軸との関係で或る角度を
もつて位置している。この技術の更に詳しい説明
は、スミスに対して発行されている米国特許第
3939843号に見出される。
線)の平面図である。心室電極16は心室導線1
4の遠端に位置している。鋭くとがつた分枝
(tines)18は心室電極16を確実に固定する役
目をする。心房電極20は、心房導線12の遠端
に位置している。心房電極20は長期安定を確保
するため心房導線12の軸との関係で或る角度を
もつて位置している。この技術の更に詳しい説明
は、スミスに対して発行されている米国特許第
3939843号に見出される。
心房導線12はスタイレツト36を除去すると
“J”字形となる“メモリコイル”を有する。後
述するように、心房導線12は導線本体の延長部
分である。同様に、導線の本体を覆つている外装
(シース)10は、連結点30から延長し、心房
電極20に至るまで心房導線を覆つている。この
連結点30の詳細は後述する。鋭くとがつた分枝
22は心房電極20に安定性を与える。
“J”字形となる“メモリコイル”を有する。後
述するように、心房導線12は導線本体の延長部
分である。同様に、導線の本体を覆つている外装
(シース)10は、連結点30から延長し、心房
電極20に至るまで心房導線を覆つている。この
連結点30の詳細は後述する。鋭くとがつた分枝
22は心房電極20に安定性を与える。
分岐連結器(コネクタ)24は、心房電極、心
室電極をパルス発生器(図示せず)に電気的に結
合させるのに使用される。連結(コネクタ)ピン
28は、間隔を置いて巻かれた(space
wound)ワイヤコイルを介して心房電極に結合さ
れている。絶縁体26は、密封用リング31を用
いてパルス発生器と分岐連結器24との間の封止
をしている。スタイレツト36は連結ピン28の
穴に挿入され、間隔を置いて巻かれたワイヤコイ
ルを通つて心房電極20近くの心房導線12の遠
端に達している。
室電極をパルス発生器(図示せず)に電気的に結
合させるのに使用される。連結(コネクタ)ピン
28は、間隔を置いて巻かれた(space
wound)ワイヤコイルを介して心房電極に結合さ
れている。絶縁体26は、密封用リング31を用
いてパルス発生器と分岐連結器24との間の封止
をしている。スタイレツト36は連結ピン28の
穴に挿入され、間隔を置いて巻かれたワイヤコイ
ルを通つて心房電極20近くの心房導線12の遠
端に達している。
心室電極16は、心室導線14、外装(外側シ
ース)10、分岐連結器24、絶縁体32の中を
通つているもう1つの間隔を置いて巻かれた導体
コイルに結合され、心室導線の近位部分
(proximal length)34として出てくる。心室導
線はスライドさせることができるので、近位部分
34は後述するように電極配置後に適当な長さに
切つて、連結ピン(図示されていない)を付け加
える。任意選択のスタイレツト38は近位部分3
4内に挿入されて心室電極16近くまで達してい
る。2つの密封用リング31が絶縁体32にモー
ルドされる。近位部分34は切断され、連結ピン
を付け加えた後に、“O”リング(図示されてい
ない)が溝33にはめ込まれて第3の密封用リン
グとなる。スライドする心室導線の近端を準備す
る方法は、本考案の譲受人に譲渡されている“房
室サイドアーム(A−V Sidearm)導線”と題
する係属中の米国出願第111049号に更に詳しく説
明されている。
ース)10、分岐連結器24、絶縁体32の中を
通つているもう1つの間隔を置いて巻かれた導体
コイルに結合され、心室導線の近位部分
(proximal length)34として出てくる。心室導
線はスライドさせることができるので、近位部分
34は後述するように電極配置後に適当な長さに
切つて、連結ピン(図示されていない)を付け加
える。任意選択のスタイレツト38は近位部分3
4内に挿入されて心室電極16近くまで達してい
る。2つの密封用リング31が絶縁体32にモー
ルドされる。近位部分34は切断され、連結ピン
を付け加えた後に、“O”リング(図示されてい
ない)が溝33にはめ込まれて第3の密封用リン
グとなる。スライドする心室導線の近端を準備す
る方法は、本考案の譲受人に譲渡されている“房
室サイドアーム(A−V Sidearm)導線”と題
する係属中の米国出願第111049号に更に詳しく説
明されている。
第2図は、部分的に切断した外装(外側シー
ス)10と連結点30の詳細図である。心室導線
は、絶縁外被(シース)15と間隔を置いて巻か
れた導線コイル70からなるものとして示されて
いる。上述したように、コイル70の遠端は、心
室電極16に結合されている。心室導線14の近
位部分34は分岐連結器から延びている(第1図
も参照せよ)。間隔を置いて巻かれたコイル72
は、4線コイル(quadra−filar)であり、この
コイルは電気的導線として使用されているのでは
なく、単に機械的安定性を与えるにすぎない。コ
イル72は、図示されているように別々のワイヤ
74,76,78および80で構成されている。
コイル72は、連結点30より近位の心室導線1
4の周りに巻かれている。連結点30より遠位の
心室導線14は、図示されているようにコイル7
2から出ている。“J”字形は周知の技術を用い
てコイル72によつて作られる。
ス)10と連結点30の詳細図である。心室導線
は、絶縁外被(シース)15と間隔を置いて巻か
れた導線コイル70からなるものとして示されて
いる。上述したように、コイル70の遠端は、心
室電極16に結合されている。心室導線14の近
位部分34は分岐連結器から延びている(第1図
も参照せよ)。間隔を置いて巻かれたコイル72
は、4線コイル(quadra−filar)であり、この
コイルは電気的導線として使用されているのでは
なく、単に機械的安定性を与えるにすぎない。コ
イル72は、図示されているように別々のワイヤ
74,76,78および80で構成されている。
コイル72は、連結点30より近位の心室導線1
4の周りに巻かれている。連結点30より遠位の
心室導線14は、図示されているようにコイル7
2から出ている。“J”字形は周知の技術を用い
てコイル72によつて作られる。
心房導線12は、連結ピン28を心房電極20
へ電気的に結合させている間隔巻の導体コイルと
して示されている(第1図も参照せよ)。コイル
84はその全長にわたつて外被82により絶縁さ
れている。連結点30より遠位のコイル72はコ
イル84と外被82の周りに巻かれている。外装
10は、コイル72をその全長にわたつて包んで
いる。図示されているようにコイル84および外
被82もまた外装10によつて包まれている。心
室導線14は連結点30のところでコイル72お
よび外装10から外方へ出ている。所望の制御が
行えるようにするため、心室導線14は連結点3
0における外装10の開口部29のところでスラ
イドできるようになつていなければならない。体
液の進入を防ぐため、開口部29は、シリコーン
グリースを用いて密封される。
へ電気的に結合させている間隔巻の導体コイルと
して示されている(第1図も参照せよ)。コイル
84はその全長にわたつて外被82により絶縁さ
れている。連結点30より遠位のコイル72はコ
イル84と外被82の周りに巻かれている。外装
10は、コイル72をその全長にわたつて包んで
いる。図示されているようにコイル84および外
被82もまた外装10によつて包まれている。心
室導線14は連結点30のところでコイル72お
よび外装10から外方へ出ている。所望の制御が
行えるようにするため、心室導線14は連結点3
0における外装10の開口部29のところでスラ
イドできるようになつていなければならない。体
液の進入を防ぐため、開口部29は、シリコーン
グリースを用いて密封される。
第3図は、部分的切断した絶縁体と分岐連結器
(コネクタ)24の詳細図である。外側の外被
(シース)10は密封できるように分岐連結器2
4に取り付けられている。コイル84は適当な技
術により連結ピン28に電気的に結合されてい
る。外被82は密封できるように分岐連結器に取
り付けられている。スタイレツト36は連結ピン
28の穴(図示されていない)に挿入されたスタ
イレツトワイヤ37を有するものとして示されて
いる。スタイレツトワイヤ37は、コイル84内
で心房電極近傍まで延びている。コイル72は分
岐連結器24に取り付けられている。外被15に
よつて絶縁されているコイル70は、図示されて
いるようにコイル72の近端および分岐連結器2
4からスライドできるように突出している。この
突出部は、そのなかにスタイレツトワイヤ39が
挿入されている近位部分(proximal length)3
4である。上述したように、この近位部分34
は、心室電極16が配置された後に切断される。
連結ピンは絶縁体32に挿入され、パルス発生器
と電気的に結合する。封止を完全なものにするた
めに“O”リングを溝33の上に配置する。
(コネクタ)24の詳細図である。外側の外被
(シース)10は密封できるように分岐連結器2
4に取り付けられている。コイル84は適当な技
術により連結ピン28に電気的に結合されてい
る。外被82は密封できるように分岐連結器に取
り付けられている。スタイレツト36は連結ピン
28の穴(図示されていない)に挿入されたスタ
イレツトワイヤ37を有するものとして示されて
いる。スタイレツトワイヤ37は、コイル84内
で心房電極近傍まで延びている。コイル72は分
岐連結器24に取り付けられている。外被15に
よつて絶縁されているコイル70は、図示されて
いるようにコイル72の近端および分岐連結器2
4からスライドできるように突出している。この
突出部は、そのなかにスタイレツトワイヤ39が
挿入されている近位部分(proximal length)3
4である。上述したように、この近位部分34
は、心室電極16が配置された後に切断される。
連結ピンは絶縁体32に挿入され、パルス発生器
と電気的に結合する。封止を完全なものにするた
めに“O”リングを溝33の上に配置する。
動 作
第4図、第5図および第6図は、現在考えられ
ている基本的な植込み技術を示す。第4図は、初
期の挿入段階における単一通路導線(リード)を
示す。準備段階として、心室電極16が、連結点
30に位置されるまで近位部分34が引つ張られ
る。こうすると単一通路導線は、あたかも単一の
電極(即ち心房電極20)があたかも遠位部の先
端があるかのように動作させることになる。スタ
イレツト36は必要である。スタイレツト38が
挿入されているのが図示されているが、これは任
意選択である。
ている基本的な植込み技術を示す。第4図は、初
期の挿入段階における単一通路導線(リード)を
示す。準備段階として、心室電極16が、連結点
30に位置されるまで近位部分34が引つ張られ
る。こうすると単一通路導線は、あたかも単一の
電極(即ち心房電極20)があたかも遠位部の先
端があるかのように動作させることになる。スタ
イレツト36は必要である。スタイレツト38が
挿入されているのが図示されているが、これは任
意選択である。
心房電極20は、通常の方法を用いて切開部5
8を通つて静脈58内に挿入される。心房電極2
0は、心臓52の右心房54内へ導入されて第4
図に示すような状態となる。
8を通つて静脈58内に挿入される。心房電極2
0は、心臓52の右心房54内へ導入されて第4
図に示すような状態となる。
スタイレツト36を取り除くと、心房導線12
のメモリコイルは、図示のように“J”字形をと
る。メモリコイルは、実際にはコイル72の遠位
部分である(第2図をも参照)。注意して心房電
極20が右心房54の所望の部位62に正しく位
置するようにする。閾値測定が行なわれ必要に応
じて心房電極20を再配置する。
のメモリコイルは、図示のように“J”字形をと
る。メモリコイルは、実際にはコイル72の遠位
部分である(第2図をも参照)。注意して心房電
極20が右心房54の所望の部位62に正しく位
置するようにする。閾値測定が行なわれ必要に応
じて心房電極20を再配置する。
心房電極20を十分に固定した後に、近位部分
34上で遠位方向への力を加えることによつて心
室導線14を三尖弁64を通して前方へ進める。
通常の方法により心室電極16は右心室56の心
室尖66に固定される。閾値測定を行い、必要に
応じて心室電極16を再配置する。両電極(即ち
心房電極20および心室電極16)が満足に配置
された後に、任意選択のスタイレツト38を除去
する。外側の外被10は、切開部60に固定さ
れ、切開部は閉鎖される。
34上で遠位方向への力を加えることによつて心
室導線14を三尖弁64を通して前方へ進める。
通常の方法により心室電極16は右心室56の心
室尖66に固定される。閾値測定を行い、必要に
応じて心室電極16を再配置する。両電極(即ち
心房電極20および心室電極16)が満足に配置
された後に、任意選択のスタイレツト38を除去
する。外側の外被10は、切開部60に固定さ
れ、切開部は閉鎖される。
近位部分34は適当な長さに切断される。
“O”リングは絶縁体32の上に配置される(第
1図および第3図も参照せよ)。連結ピン(図示
せず)を挿入し、分岐連結器24をパルス発生器
(図示せず)に結合させる。近位部分34の切断
およびその後のステツプの更に詳しい説明につい
ては、上述した参考文献におけるギルマンの教示
を参考にされたい。
“O”リングは絶縁体32の上に配置される(第
1図および第3図も参照せよ)。連結ピン(図示
せず)を挿入し、分岐連結器24をパルス発生器
(図示せず)に結合させる。近位部分34の切断
およびその後のステツプの更に詳しい説明につい
ては、上述した参考文献におけるギルマンの教示
を参考にされたい。
以下本考案の実施の態様を列記する。
1 連結器と、
前記連結器に取り付けられた近端と遠端を有
し、前記遠端と前記近端との中間にある連結点
とを有する外側のシースと、 前記連結器に結合された近端と遠端とを有
し、前記外側のシース内に設置される第1導体
と、 前記第1導体の前記遠端に結合された心房電
極と、 前記心房電極の配置を制御する第1スタイレ
ツトと、 心室電極と、を具える単一通路双室ペーシン
グリード線において、 前記近端と、前記心室電極に取り付けられた
遠端を有する前記外側のシースの前記連結点と
の間において前記外側のシース内にスライドで
きるように位置している第2導体を含む 単一通路2室(房)ペーシング導線。
し、前記遠端と前記近端との中間にある連結点
とを有する外側のシースと、 前記連結器に結合された近端と遠端とを有
し、前記外側のシース内に設置される第1導体
と、 前記第1導体の前記遠端に結合された心房電
極と、 前記心房電極の配置を制御する第1スタイレ
ツトと、 心室電極と、を具える単一通路双室ペーシン
グリード線において、 前記近端と、前記心室電極に取り付けられた
遠端を有する前記外側のシースの前記連結点と
の間において前記外側のシース内にスライドで
きるように位置している第2導体を含む 単一通路2室(房)ペーシング導線。
2 前記第1導体と前記第2導体とが互に絶縁さ
れている間隔を置いて巻かれたコイルである前
記第1項による単一通路2室(房)ペーシング
導線。
れている間隔を置いて巻かれたコイルである前
記第1項による単一通路2室(房)ペーシング
導線。
3 前記心室電極を身体組織に長期的に固定する
第1手段を含む前記第2項による単一通路2室
(房)ペーシング導線。
第1手段を含む前記第2項による単一通路2室
(房)ペーシング導線。
4 前記心房電極を身体組織に長期的に固定する
第2手段を更に含む前記第3項による単一通路
2室(房)ペーシング導線。
第2手段を更に含む前記第3項による単一通路
2室(房)ペーシング導線。
5 前記心室電極の配置を制御する第2スタイレ
ツトを更に含む前記第4項による単一通路2室
(房)ペーシング導線。
ツトを更に含む前記第4項による単一通路2室
(房)ペーシング導線。
6 前記連結点と前記心房電極との間においては
前記第1導体の周りに同軸的に位置し前記連結
点と前記連結器との間においては前記第2導体
の周りに同軸的に位置していて前記連結器に取
り付けられた近端と前記心房電極に取り付けら
れた遠端とを有する前記外側シース内に位置す
る間隔を置いて巻かれたコイルを更に含む前記
第1項、第2項、第3項、第4項又は第5項に
よる単一通路2室(房)ペーシング導線。
前記第1導体の周りに同軸的に位置し前記連結
点と前記連結器との間においては前記第2導体
の周りに同軸的に位置していて前記連結器に取
り付けられた近端と前記心房電極に取り付けら
れた遠端とを有する前記外側シース内に位置す
る間隔を置いて巻かれたコイルを更に含む前記
第1項、第2項、第3項、第4項又は第5項に
よる単一通路2室(房)ペーシング導線。
第1図は、本考案を組み込んだ単一通路導線
(リード)の平面図である。第2図は、連結点の
構造を示す。第3図は、分岐連結器(コネクタ)
を示す。第4図は、単一通路導線を右心房内へ経
静脈挿入する概略図を示す。第5図は、心房スタ
イレツトの除去法を示す。第6図は、心室電極の
配置を示す。 第1図において、10は外装(外側シース)、
16は心室電極、20は心房電極、18,22は
分枝、12は心房導線(リード)、14は心室導
線(リード)、36,38はスタイレツト、31
は密封用リング、24は分岐コネクタ。
(リード)の平面図である。第2図は、連結点の
構造を示す。第3図は、分岐連結器(コネクタ)
を示す。第4図は、単一通路導線を右心房内へ経
静脈挿入する概略図を示す。第5図は、心房スタ
イレツトの除去法を示す。第6図は、心室電極の
配置を示す。 第1図において、10は外装(外側シース)、
16は心室電極、20は心房電極、18,22は
分枝、12は心房導線(リード)、14は心室導
線(リード)、36,38はスタイレツト、31
は密封用リング、24は分岐コネクタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 心房電極を具えた心房導線と、心室電極を具え
た心室導線とを分岐させる分岐連結器と、 前記分岐連結器に取り付けられた近端と、遠端
とを有し、前記近端と遠端との中間にある連結点
とを有する外側のシースと、 前記分岐連結器に結合された近端と、遠端とを
有し、前記外側のシース内に設置される第1導体
と、 前記第1導体の遠端に結合された心房電極と、
前記心房電極の配置を制御する第1スタイレツト
と、 心室電極とを具える単一通路房室ペーシングリ
ード線において、 近端と遠端とを有する第2絶縁導体を具え、該
第2絶縁導体の遠端は、前記心室電極に結合さ
れ、かつ前記分岐連結器から前記連結点まで延び
ており、前記第2絶縁導体の遠端は、前記連結点
における外側シースから現われ、前記第2絶縁導
体は、前記外側シース及び前記連結器内にスライ
ドできたように配置されることを特徴とする単一
通路房室ペーシングリード線。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/203,298 US4393883A (en) | 1980-11-03 | 1980-11-03 | Single pass A-V lead |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57116249U JPS57116249U (ja) | 1982-07-19 |
JPS625178Y2 true JPS625178Y2 (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=22753367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981164318U Expired JPS625178Y2 (ja) | 1980-11-03 | 1981-11-02 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4393883A (ja) |
JP (1) | JPS625178Y2 (ja) |
CA (1) | CA1182865A (ja) |
DE (1) | DE3143437A1 (ja) |
FR (1) | FR2493153A1 (ja) |
NL (1) | NL8104951A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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