JPS625158A - 二次イオン質量分析装置 - Google Patents

二次イオン質量分析装置

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JPS625158A
JPS625158A JP60142478A JP14247885A JPS625158A JP S625158 A JPS625158 A JP S625158A JP 60142478 A JP60142478 A JP 60142478A JP 14247885 A JP14247885 A JP 14247885A JP S625158 A JPS625158 A JP S625158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
ion beam
ion
generator
mass spectrometer
Prior art date
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Pending
Application number
JP60142478A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Izumi
泉 栄一
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS625158A publication Critical patent/JPS625158A/ja
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  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は二次イオン質量分析装置、特に試料の深さ方向
の濃度分布を測定するのに好適な二次イオン質量分析装
置に関する。
〔発明の背景〕
第4図(A)に示す様K、試料表面から元素M1゜膜厚
d1の元素mlの層、膜厚d2の元素m2の層、・・・
・・・からなる多層膜試料の二次イオン質量分析を行う
と、第4図(B)の深さプロファイルが得られる。ただ
し、横軸を分析時間(深さに対応)T、縦軸をイオン強
度(元素濃度に対応)Iとする。この場合、dl・Δ1
/1が深さ方向の分解能と呼ぶことKすれば、Δ1 /
 1が小さいほど深さ分解能が高いと称することができ
る。この値は数10人まで低くすることができると言わ
れている。
高い分解能を得る条件としては、(1)、均一なスパッ
タを行うこと、(2)、スパッタによシ生じたクレータ
の側壁の影響を受けないことなどが必要である。
特公昭53−2599号公報によれば、−次イオンをラ
スター走査することによシ(1)を満足させ、ラスター
走査の中央部を走査しているときのみ二次イオンを捕捉
する方法によって(2)を満足している。
このような方法で高い深さ分解能を得るためには、試料
を衝撃するイオンビームの電流密度が一様であること並
びに走査幅W、走査線間隔Wおよびイオンビームの直径
dの間にW>d>Wの関係が満されていることが必要で
ある。
しかし、これらの事項を満足する条件設定は容易でない
、〔発明の目的〕 本発明の目的は前述したような条件設定によらずともス
パッタリングを均一に行うことができる二次イオン質量
分析装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、イオンビームが試料上で第1の方向に
おける予め定められたそれぞれの位置において前記第1
の方向と実質的に直角な第2の方向に移動するように前
記試料を前記イオンビームで二次元的に走査する手段と
、その走査によって前記試料から放出される二次イオン
を質量分析する手段とを備え、前記走査手段は前記イオ
ンビームが前記第1の方向に振動しながら前記第2の方
向に移動するように構成されている二次イオン質量分析
装置にある。
〔発明の実施例〕
第5図を参照するに、イオン発生装置11から放出され
るある特定の質量対電荷比のイオンビーム12はレンズ
13および14によって試料15に収束される。イオン
ビーム12は偏向器5によって二次元的に偏向され、こ
れICよって試料15は収束されたイオンビーム12で
もって二次元的に走査される。試料15はこれによって
スパッタされ、二次イオンを発生し1発生した二次イオ
ンは質量分析計16によって質量分析される。質量分析
計16は試料15から発生するイオンのうちの特定の質
量対電荷比のイオンの信号だけを発生させるように設定
されてもよいし、質量掃引を行い、質量対電荷比の異な
るイオンの信号を次々と取出すように設定されてもよい
質量分析計16からの信号は陰極線管17に輝度変調信
号として導かれる。陰極線管17の電子ビームとイオン
ビーム12とは走査電源回路18によって同期して二次
元的に偏向される。したがって、陰極線管17のスクリ
ーンには質量分析計16からの信号に応じた。試料15
の走査領域の像が表示される。
もちろん、図では省略されているが、質量分析計16か
らの二次イオン強度を表わす信号は記録計に記録される
よう圧してもよい。
第1図は第5図のイオンビーム偏向系のブロック図を示
す。同図において、5は第1図の偏向器5を表わしてい
る。この偏向器が発生する一次イオンく−ム偏向場は電
場、磁場いずれでも良いが、図は電場偏向を用いる例を
示す。第5図中の偏向器5以外の構成要素は第5図の走
査電源回路18の構成要素と考えてよい。X方向偏向電
極5XとY方向偏向電極5Yからなる偏向器5には、各
々X偏向電源4と、Y偏向電源6が接続されている。
X偏向電源4には、X走査信号発生器2が接続されてい
る。X走査信号Aは、第2図Aに示す様な鋸歯状波であ
る。一方、Y偏向電源6には、X走査信号発生器2の鋸
歯状波の終了信号を入力としたX走査信号発生器3の出
力信号Bと、正弦波関数発生器8の出力C(第2図のC
−1)とを加算する加算器7の出力B+C(第2図のD
)が入力される。X走査信号発生器2と正弦波関数発生
器8は、タイマー1のパルスにより同期をとっている。
また正弦波周期は、X走査信号周期を整数で多分割され
ている。正弦波関数発生器8は、X走査信号発生器3の
終了信号(つまシ1フレーム信号)毎に位置がずれる様
になっている。たとえば1フレーム毎に位相がπ/2ず
つずれる時、正弦波Cは、第3図に示す如く第1のフレ
ームにて■、第2のフレームにて■とずれ、第5フレー
ムにて元の位相に戻る。つまり ■V 、 sin (wt−π/2・0)=v、・5i
nWt■V m sin (wt−π/2−1)■V+
m5111(Wt−π/2・2)■V+msin(wt
−π/2・3) ■Vasin(Wt−π/2・4)=V、sinwtと
なる。
第1図に一実施例として示されている正弦波発土器8ば
、第2図C−2,0−3に示すような矩形波または三角
波を発生するものに置き換えられてもよい。
以上説明した実施例によれば、イオンビーム12は試料
15上でY方向の各位置において単にX方向に移動する
だけではなく、Y方向に振動しながら移動する。このた
め、イオンビーム12の電流密度が必ずしも一様でなく
とも、また発明の背景の項目部分で述べたように必ずし
もW)d)Wという関係が満されなくともスパッタが均
−行われるようになる。
また、試料15上でのY方向におけるイオンビーム12
の振動の位相、すなわちY走査信号に加えられる振動波
形の位相がフレーム毎にすなわち試料の走査領域の各回
の走査毎に異なるためスパッタのより均一化が図られる
更に、スパッタの均一化を図るためには試料上でのイオ
ンビームのX方向移動をY方向への振動を伴わせながら
行うだけでよい。換言すれば、Y走査信号に振動波形を
加えるだけでよい。これはその目的達成手段が極めて単
純であることを意味する。
なお、Y走査信号は第2図Bに示されるようにステップ
状の鋸歯状波に代えて連続状の鋸歯状波が用いられても
よいことは当然である。
また、Y走査信号に加えられる振動波形の振幅や振動数
ないしは周波数はイオンビームの直径。
走査線間隔、スパッタの目的とする均一度などに応じて
任意に定めることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、試料照射用イオンビームの電流密度を
必ずしも一様にしなくとも、また発明の背景の項目部分
で述べたように必ずしもW>d>Wという関係が満され
なくともスパッタの均一化を図ることができると共K、
その手段が非常に単純であるという効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す二次イオン質量分析装
置の概念図、第2図は第1図中の各部の波形図、第3図
は振動波形の位相ずれを説明する図、第4図は多層膜試
料とその分析結果を示す図、第5図は第1図中の一次イ
オンビーム偏向系のブロック図である。 1・・・タイマー、2・・・X走査信号発生器、3・・
・X走査信号発生器、4・・・X走査電源、5・・・偏
向電極、拓3図 高年図 1’7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イオンビームが試料上で第1の方向における予め定
    められたそれぞれの位置において前記第1の方向と実質
    的に直角な第2の方向に移動するように前記試料を前記
    イオンビームで二次元的に走査する手段と、その走査に
    よつて前記試料から放出される二次イオンを質量分析す
    る手段とを備え、前記走査手段は前記イオンビームが前
    記第1の方向に振動しながら前記第2の方向に移動する
    ように構成されている二次イオン質量分析装置。 2、前記走査手段は前記イオンビームの振動の位相が前
    記試料の走査領域の各回の走査毎に異なるように構成さ
    れている特許請求の範囲第1項に記載された二次イオン
    質量分析装置。
JP60142478A 1985-07-01 1985-07-01 二次イオン質量分析装置 Pending JPS625158A (ja)

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JP60142478A JPS625158A (ja) 1985-07-01 1985-07-01 二次イオン質量分析装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP60142478A JPS625158A (ja) 1985-07-01 1985-07-01 二次イオン質量分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS625158A true JPS625158A (ja) 1987-01-12

Family

ID=15316251

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60142478A Pending JPS625158A (ja) 1985-07-01 1985-07-01 二次イオン質量分析装置

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JP (1) JPS625158A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014142357A (ja) * 2008-11-06 2014-08-07 Nanomegas Sprl 電子線回折による高スループット結晶構造解析のための方法及びデバイス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014142357A (ja) * 2008-11-06 2014-08-07 Nanomegas Sprl 電子線回折による高スループット結晶構造解析のための方法及びデバイス

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