JPS6251230B2 - - Google Patents
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- JPS6251230B2 JPS6251230B2 JP16646479A JP16646479A JPS6251230B2 JP S6251230 B2 JPS6251230 B2 JP S6251230B2 JP 16646479 A JP16646479 A JP 16646479A JP 16646479 A JP16646479 A JP 16646479A JP S6251230 B2 JPS6251230 B2 JP S6251230B2
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- Expired
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Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はケイ酸質産業廃棄物のフエロシリコン
ダスト等のフエロアロイダストとリチユームシリ
ケート溶液を主材料とし、これに副材料として、
ケイ石粉、ホワイトカーボン、カオリンを適量加
え、混練してなるスラリー状の粘結材を用いて発
泡パーライト、発泡バーミキユライト、シラスバ
ルーン、泡ガラス等の発泡無機物を相互に粘結せ
しめたものを、型枠によつて板状に成型し、焼成
してなる無機軽量パネルに関わる。
ダスト等のフエロアロイダストとリチユームシリ
ケート溶液を主材料とし、これに副材料として、
ケイ石粉、ホワイトカーボン、カオリンを適量加
え、混練してなるスラリー状の粘結材を用いて発
泡パーライト、発泡バーミキユライト、シラスバ
ルーン、泡ガラス等の発泡無機物を相互に粘結せ
しめたものを、型枠によつて板状に成型し、焼成
してなる無機軽量パネルに関わる。
近年建築材料の不燃化、軽量化が要求されるよ
うになり、各種の無機建材が市販されるようにな
つてきたが、重量と強度との関係において劣るも
のが多く、実用上大きな問題点となつている。
うになり、各種の無機建材が市販されるようにな
つてきたが、重量と強度との関係において劣るも
のが多く、実用上大きな問題点となつている。
本発明は、これらの欠点を解消すべく、多年に
わたり研究の結果完成した無機軽量パネルであ
る。
わたり研究の結果完成した無機軽量パネルであ
る。
主材料の一はフエロアロイダストであるが、こ
れはフエロシリコン製造工業における産業廃棄物
であり、主成分は反応性に富む無定形二酸化ケイ
素であり、白色乃至灰白色の微粉である。リチユ
ームシリケート溶液は、透明な膠質液で、耐熱性
はシリカゾルに近く、接着力は水ガラスに近い物
性を示し、耐水性は水ガラスよりもすぐれてい
る。
れはフエロシリコン製造工業における産業廃棄物
であり、主成分は反応性に富む無定形二酸化ケイ
素であり、白色乃至灰白色の微粉である。リチユ
ームシリケート溶液は、透明な膠質液で、耐熱性
はシリカゾルに近く、接着力は水ガラスに近い物
性を示し、耐水性は水ガラスよりもすぐれてい
る。
本発明は、まず上記のフエロアロイダスト60〜
30重量部とリチユームシリケート100〜50重量部
とを主材料とし、これに副材料として、ケイ石粉
20〜10重量部、ホワイトカーボン15〜10重量部、
カオリン20〜10重量部を加え、均一になるまで混
練したスラリー状の混練液を作る。ついでこれに
発泡パーライト、発泡バーミキユライト、シラス
バルーン等の発泡無機粒子の１種又は２種以上を
120〜60重量部投入し、十分に混練して、発泡無
機粒子の表面全面に混練液を付着せしめる。
30重量部とリチユームシリケート100〜50重量部
とを主材料とし、これに副材料として、ケイ石粉
20〜10重量部、ホワイトカーボン15〜10重量部、
カオリン20〜10重量部を加え、均一になるまで混
練したスラリー状の混練液を作る。ついでこれに
発泡パーライト、発泡バーミキユライト、シラス
バルーン等の発泡無機粒子の１種又は２種以上を
120〜60重量部投入し、十分に混練して、発泡無
機粒子の表面全面に混練液を付着せしめる。
次にこれをパネル状に形成する型枠中に入れ、
上から均等な圧力を加えて成型を行つたのち、型
枠よりとりはずし、又は型枠に入れたまま焼結炉
の中に入れ、200℃〜600℃にて10〜30分間焼結固
化して完成する。
上から均等な圧力を加えて成型を行つたのち、型
枠よりとりはずし、又は型枠に入れたまま焼結炉
の中に入れ、200℃〜600℃にて10〜30分間焼結固
化して完成する。
又別法として、成型した混練物をまず、高周波
加熱炉中で200〜400℃にて５〜10分間加熱硬化せ
しめたのち、焼結炉中で300〜600℃、10〜20分間
焼結してもよく、優良なパネルが出来上る。
加熱炉中で200〜400℃にて５〜10分間加熱硬化せ
しめたのち、焼結炉中で300〜600℃、10〜20分間
焼結してもよく、優良なパネルが出来上る。
いづれの場合においても、焼結後型枠より取り
はずすと、リチユームシリケートとフエロアロイ
ダストとが反応し、これにケイ石粉等の副材料と
が関与して、複雑な反応生成物が出来るものゝ如
く、セラミツク状の強固な発泡化合物が生成さ
れ、さらに発泡無機粒子が強固に連結硬化したパ
ネルが完成する。
はずすと、リチユームシリケートとフエロアロイ
ダストとが反応し、これにケイ石粉等の副材料と
が関与して、複雑な反応生成物が出来るものゝ如
く、セラミツク状の強固な発泡化合物が生成さ
れ、さらに発泡無機粒子が強固に連結硬化したパ
ネルが完成する。
なお、型枠に入れて成形を行う際、予め型枠の
底面に石綿布、又はグラスフアイバーシート等の
無機センイシートを布置し、その上から上記スラ
リーを流しこみ、更に要すれば、その上を無機セ
ンイシートで覆つて焼結すると、パネルの一面又
は両面に無機センイシートで補強された無機軽量
パネルができる。
底面に石綿布、又はグラスフアイバーシート等の
無機センイシートを布置し、その上から上記スラ
リーを流しこみ、更に要すれば、その上を無機セ
ンイシートで覆つて焼結すると、パネルの一面又
は両面に無機センイシートで補強された無機軽量
パネルができる。
このパネルは、主材料と副材料とが高温により
３次元的な化学反応を起して硬化した粘結材が、
発泡無機粒子を相互に強固に接着連結せしめてお
り、全体として表面硬度の大きい均質で軽量な無
機パネルを形成している。
３次元的な化学反応を起して硬化した粘結材が、
発泡無機粒子を相互に強固に接着連結せしめてお
り、全体として表面硬度の大きい均質で軽量な無
機パネルを形成している。
パネルの見掛け比重は、主材料、副材料及び発
泡無機粒子の種類及び配合比によつて異なるが、
大凡0.3〜0.5であり、きわめて軽量である。その
防火性はきわめてよく、発泡無機粒子はセラミツ
ク状の微細な独立気泡を内蔵するほか、粘結材も
焼結時に含有するリチユームシリケートによつ
て、微細な独立気泡を発生するので、全体として
不燃耐火性の無機質の断熱層を形成するため、パ
ネルの１面が加熱されたときでも反対側の他面へ
熱を伝えることがきわめておそく、とくに800℃
〜1000℃に高温に熱せられたときは、発泡無機粒
子の内部がセラミツク化して粘結材の表面を覆う
ので、すぐれた耐火性を発揮することができる。
泡無機粒子の種類及び配合比によつて異なるが、
大凡0.3〜0.5であり、きわめて軽量である。その
防火性はきわめてよく、発泡無機粒子はセラミツ
ク状の微細な独立気泡を内蔵するほか、粘結材も
焼結時に含有するリチユームシリケートによつ
て、微細な独立気泡を発生するので、全体として
不燃耐火性の無機質の断熱層を形成するため、パ
ネルの１面が加熱されたときでも反対側の他面へ
熱を伝えることがきわめておそく、とくに800℃
〜1000℃に高温に熱せられたときは、発泡無機粒
子の内部がセラミツク化して粘結材の表面を覆う
ので、すぐれた耐火性を発揮することができる。
実施例 １
リチユームシリケート溶液 100重量部
シリカフラワー 60 〃
ケイ石粉 10 〃
カオリン 20 〃
ホワイトカーボン 10 〃
上記材料を混合し、均一に混練し、スラリー状
にする。この中に発泡パーライト（東邦パーライ
トNo.4）120重量部を投入し、混合する。ついで
予め底に石綿シートをひいた型枠中に混合物を注
入し、厚さ25ミリのパネル状に成型したのち、焼
結炉にて400℃、10分間焼結する。
にする。この中に発泡パーライト（東邦パーライ
トNo.4）120重量部を投入し、混合する。ついで
予め底に石綿シートをひいた型枠中に混合物を注
入し、厚さ25ミリのパネル状に成型したのち、焼
結炉にて400℃、10分間焼結する。
得られたパネルは、比重0.35〜0.38であり、圧
縮強度６〜９Kg／cm2、すぐれた防火性を示した。
縮強度６〜９Kg／cm2、すぐれた防火性を示した。
実施例 ２
リチユームシリケート溶液 100重量部
シリカフラワー 60 〃
ケイ石粉 20 〃
カオリン 20 〃
ホワイトカーボン 10 〃
上記材料を実施例１と同様方法により、パネル
を製造した。
を製造した。
得られたパネルは比重0.41〜0.44、圧縮強度８
〜12Kg／cm2であり、すぐれた防火性を示した。
〜12Kg／cm2であり、すぐれた防火性を示した。
実施例 ３
リチユームシリケート溶液 50重量部
シリカフラワー 60 〃
ケイ石粉 10 〃
カオリン 10 〃
ホワイトカーボン
上記材料を混合したものに、発泡パーライト
（東邦パーライトNo.5）60部を入れ混練した。こ
の混練物を実施例１と同様に型枠に入れ、厚さ20
ミリのパネルに成型後、高周波加熱炉中に入れ、
250℃、10分間加熱硬化せしめたのち焼結炉に移
し、400℃、５分間加熱した。
（東邦パーライトNo.5）60部を入れ混練した。こ
の混練物を実施例１と同様に型枠に入れ、厚さ20
ミリのパネルに成型後、高周波加熱炉中に入れ、
250℃、10分間加熱硬化せしめたのち焼結炉に移
し、400℃、５分間加熱した。
得られたパネルは比重0.40〜0.45、圧縮強度５
〜８Kg／cm2であつた。
〜８Kg／cm2であつた。
実施例 ４
リチユームシリケート 50重量部
シリカフラワー 60 〃
ケイ石粉 10 〃
カオリン 10 〃
ホワイトカーボン 15 〃
製造法は実施例３と同じ。
得られたパネルは比重0.41〜0.45、圧縮強度５
〜７Kg／cm2であつた。
〜７Kg／cm2であつた。
Claims (1)
- １ フエロアロイダストとリチユームシリケート
溶液を主材料とし、これに副材料として、ケイ石
粉、ホワイトカーボン、カオリンを加え、混練し
たスラリー状の粘結材を用いて発泡パーライト等
の発泡無機粒子を粘結せしめ、パネル状に成型
し、焼結してなる無機軽量パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16646479A JPS5688866A (en) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | Inorganic lightweight panel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16646479A JPS5688866A (en) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | Inorganic lightweight panel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5688866A JPS5688866A (en) | 1981-07-18 |
| JPS6251230B2 true JPS6251230B2 (ja) | 1987-10-29 |
Family
ID=15831875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16646479A Granted JPS5688866A (en) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | Inorganic lightweight panel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5688866A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2201410A (en) * | 1987-03-10 | 1988-09-01 | Nii Betona I Zhelezobetona | Mix for producing chemically resistant concrete |
| JP2007297256A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Almedio Inc | セラミックファイバボード製造方法 |
-
1979
- 1979-12-21 JP JP16646479A patent/JPS5688866A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5688866A (en) | 1981-07-18 |
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