JPS6251138A - カラ−受像管用偏向装置 - Google Patents

カラ−受像管用偏向装置

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Publication number
JPS6251138A
JPS6251138A JP18865785A JP18865785A JPS6251138A JP S6251138 A JPS6251138 A JP S6251138A JP 18865785 A JP18865785 A JP 18865785A JP 18865785 A JP18865785 A JP 18865785A JP S6251138 A JPS6251138 A JP S6251138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear arm
color picture
deflection
picture tube
deflector
Prior art date
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Pending
Application number
JP18865785A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Koba
木場 弘幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18865785A priority Critical patent/JPS6251138A/ja
Publication of JPS6251138A publication Critical patent/JPS6251138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1)発明の技術分野 本発明はカラー受像管用偏向装置、特にインライン形電
子銃を有するカラー受像管用偏向装置に関する。
2)発明の技術的背景 一般にインライン形電子銃を有するカラー受像管は特開
昭54−75215号公報にも述べられているように原
則的に第8図に示すように電子ビーム(堕)の配列方向
を水平方向とした時垂直方向コイルより発生する磁界を
バレル分布磁界(幻、)とし、水平偏向コイルから発生
する磁界をビンクッション分布磁界(82)とすること
によって、コンバーゼンスのずれを補正して、良好なコ
ンバーゼンス特性をもった画像を再生することが行なわ
れている。一般にこのような方式をセルフコンバーゼン
ス方式と言われている。しかし、画像表示に、より高性
能を要求される、いわゆるディスプレイ管や偏向角の大
きい、例えば110°偏向型カラー受像管、及び画面の
曲率をより小さくしたフルスクエア型カラー受像管等に
おいては前述したようなセルフコンバーゼンス方式のみ
では要求性能を満足することができない。かがる高い要
求性能を満足するため、前記カラー受像管用偏向装置は
一般に次のような構成となっている。
すなわち、第3図に一部切欠き構造図を示すように、カ
ラー受像管用偏向装置のは内側に水平偏向コイル(図示
せず)を備えた合成樹脂製の円錐形状のモールド(イ)
と、トロイダル形状のコア■とこのコアに巻回された垂
直偏向コイル■と、円錐形状のモールド(イ)とトロイ
ダル形状のコア■との間に配設された板状の一対の磁性
片口、例えば無方向性ケイ素鋼板(以下、リアアームと
呼ぶ)とから少なくとも構成される。前記リアアームは
第4図に模式的に示すようにリアアーム(5−1)及び
(5−2)は、カラー受像管の管軸中心軸(2軸)に対
して垂直偏向方向(y軸)に沿って対称に配設されてい
る。
次に前記リアアームの作用について説明する。
前記リアアームを具備しないカラー受像管用偏向装置の
垂直磁界は第6図に点線で示すように、電子銃方向から
スクリーン方向にバレル形の磁界(61)を形成し、こ
の影響で画面の垂直方向の左右ラスターはビンクッショ
ン形の歪を生じ、この歪の大きさは90°偏向型カラー
受像管で4%程度である。通常はカラー受像管用の偏向
回路において補正している。しかし、前述したディスプ
レイ管においてはより高性能なコンバーゼンス特性を要
求されるため、第6図に実線で示すように、スクリーン
方向でビンクッション形に、また電子銃側でバレル形が
より強化された磁界(62)を形成するよう磁界補正を
行う。前記リアアームには前述した電子銃側のバレル形
磁界を強めるために用いられる。第7図に2軸に垂直な
方向の断面模式図を示すように、リアアーム(7−1)
及び(7−2)はX軸(水平偏向方向)に対し、y軸(
垂直偏向方向)に沿って対称に配設され、垂直偏向磁界
(亙)はリアアーム(7−1)及び(7−2)にょリバ
レル方向に強化された磁界(72)に整形される。第7
図から明らかなように、リアアーム(7−1)及び(7
−2)は水平偏向(X軸)に垂直に配設されているため
、水平偏向磁界(73)にはほとんど影響を与えない。
ディスプレイ管等高性能カラー受像管用偏向装置には一
般に前記リアアームが採用されている。
3)背景技術の問題点 通常、カラー受像管の水平偏向周波数は15.75KH
zであるが、高解像度性及び視認性の高度化が要求され
るディスプレイ管等では、25KHz及び31KHz等
かなり水平偏向周波数の高い使用条件が増える。特にコ
ンピューターによる技術設計或いは生産制御いわゆるC
 A D (Computer Aided Desi
gn)及びCA M (Computer Aided
 Manufacturing)用途に用いられるディ
スプレイ管では64Kl(zの水平偏向周波数で動作す
ることもある。
前述したような高い水平偏向周波数で前記偏向装置を動
作させた場合法のような問題点を生ずる。
すなわち、水平磁界により、前記偏向装置を構成するコ
ア及び水平偏向コイルに渦電流が発生し発熱することで
ある。前記コアはより高抵抗な材料を使用することによ
り、また前記水平偏向コイルはリンツ線を採用すること
等により発熱を抑えることができる。しかし、前記リア
アームの発熱を抑えることはがなり困難である。
一般に薄板形状磁性体の渦電流損失δeはtanδ。へ
!二とf   、、、 、、、α)ρ で与えられる。ここでdは薄板形状磁性体の厚さ、μは
前記磁性体の透磁率、fは水平偏向周波数、ρは前記磁
性体の比抵抗である。すなわち、渦電流損失による前記
磁性体の温度上昇は、水平偏向動作させた場合の前記リ
アアームの温度上昇へTは約20℃乃至30℃である。
しがし、64にHzで動作させた場合、前記6丁は約7
0℃乃至80”Cとなり、特性上及び信頼性上重大な間
層となる。重連した温度上昇を抑える一つの方法として
、■式がらも明らかなように前記リアアームの板厚(d
)を小さくすることも考えられるが、板厚を小さくし過
ぎると磁化特性が低下し、また変形し易くなる等の不具
合を生じ実用的でない。
4)発明の目的 本発明は前述したカラー受像管用偏向装置の欠点に鑑み
なされたもので、高い水平偏向周波数による動作におい
ても発熱が少なく安定した偏向装置を提供することを目
的とする。
5)発明の概要 すなわち、前記偏向装置を構成するリアアームの材料に
方向性ケイ素鋼板を用い、かつその磁化容易軸の方向が
前記垂直偏向コイルの磁界方向と略同一になるよう配設
することにより上記目的を達成せんとするものである。
6)発明の実施例 以下実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を適用したカラー受像管用偏向装置を構
成するリアアームの一部を示す模式図である。前記偏向
装置における前記リアアームの配設構成は第3図及び第
4図に示す従来の偏向装置と同様である。第1図は第4
図に示すような管軸中心軸(2軸)に対し対称に配設さ
れる一対のリアアームの一部を示すものである。第1図
のリアアーム(10)は方向性ケイ素鋼板よりなり、そ
のケイ素鋼板の磁化容易軸、すなわち000)方向がX
軸方向、すなわち垂直偏向コイルの磁界方向と略同一と
なるように配設される。一般に方向性ケイ素鋼板は圧延
方向に平行な優位方位を発達させ、ヒステリシス損失の
減少と高磁束密度における透磁率の増大を図るために製
造され、圧延方向すなわち[1003方向が磁化容易軸
となり、(111)方向が磁化困理軸となる。第1図に
おいてy軸方向すなわち水平偏向磁界の方向が[111
]方向に近い。すなわち、第2図に示すようにX軸方向
に強い磁化曲線(21)を示し、y軸方向に弱い磁化曲
線(22)を示す。従来の無方向性ケイ素鋼板の磁化曲
線は第5図に示すようにX軸方向の磁化曲線(51)と
y軸方向の磁化曲線(52)はほぼ同一であり、第2図
との差が明白である。第1図に示すリアアーム(10)
のX軸方向の初透磁率μo(x)は約1500であるが
y軸方向の初透磁率μo(y)は100以下である。従
って0式からも明らかなように、第1図y軸方向の水平
偏向磁界(H)による渦電流損失は非常に小さくなる。
本発明を適用した偏向装置により14吋90″偏向型デ
イスプレイ・管を動作させた場合。
水平偏向周波数が64Khzにおける前記リアアームの
温度上昇分ΔTは30℃乃至35℃であり、従来の偏向
装置における温度上昇分70℃乃至80℃より大幅に改
良され、従来の水平偏向周波数が15.75KHzにお
ける温度上昇にほぼ近い、一方X軸方向の初透磁率μo
(x)は従来の無方向性ケイ素鋼板のμOより大きいた
め垂直磁界をバレル方向に強化するというリアアームの
本来の作用は何ら損われない。
7)発明の効果 以上述べたように、カラー受像管用偏向装置を構成する
リアアームの材料を従来の無方向性ケイ素鋼板から方向
性ケイ素鋼板に変え、かつその磁化容易軸を垂直偏向磁
界方向と略同一とすることにより、高い水平偏向周波数
においても発熱がなく信頼性の高い偏向装置を得ること
ができる。
前述した効果は前記リアアームの材料として方向性ケイ
素鋼板以外の磁気異方性強磁性体材料を適用した場合も
同様に得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したカラー受像管用偏向装置を構
成するリアアームの一部を示す模式図。 第2図は本発明に適用される方向性ケイ素鋼板の磁化特
性を示す特性図、第3図は従来のカラー受像管用偏向装
置の一部切欠き構造図、第4図は従来のリアアームの配
置を示す図、第5図は従来の無方向性ケイ素鋼板の磁化
特性を示す特性図、第6図はリアアームの効果を説明す
るための特性図、第7図はリアアームの配置を示す断面
模式図、第8図はカラー受像管における偏向磁界を説明
するための断面模式図である。 α)・・・偏向装置 ■・・・コア ■・・・垂直偏向コイル に)・・・モールド ■、 (5−1) 、(5−2)、(7−1) 、(7
−2) 、(10)−+J 77−ム代理人 弁理士 
則 近 憲 佑 同  大胡典夫 第4図 第6図   第8図 V 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)内側に水平偏向コイルを備えた円錐形状のモールド
    と、トロイダル形状のコアとこのコアに巻回された垂直
    偏向コイルと前記円錐形状のモールドと、前記トロイダ
    ル形状のコアとの間に配設された板状のリアアームとを
    少なくとも備えたカラー受像管用偏向装置において、前
    記板状のリアアームは磁気異方性強磁性体材料からなり
    、かつ、その磁化容易軸の方向が前記垂直偏向コイルの
    磁界方向と略同一になるよう配設されていることを特徴
    とするカラー受像管用偏向装置。 2)前記板状のリアアームは方向性ケイ素鋼板からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー受
    像管用偏向装置。
JP18865785A 1985-08-29 1985-08-29 カラ−受像管用偏向装置 Pending JPS6251138A (ja)

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JP18865785A JPS6251138A (ja) 1985-08-29 1985-08-29 カラ−受像管用偏向装置

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JPS6251138A true JPS6251138A (ja) 1987-03-05

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JP18865785A Pending JPS6251138A (ja) 1985-08-29 1985-08-29 カラ−受像管用偏向装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6955806B2 (en) 2001-01-18 2005-10-18 Genzyme Corporation Ionene polymers and their use as antimicrobial agents

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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