JPS6250831A - レジスト用剥離液組成物 - Google Patents

レジスト用剥離液組成物

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JPS6250831A
JPS6250831A JP18984585A JP18984585A JPS6250831A JP S6250831 A JPS6250831 A JP S6250831A JP 18984585 A JP18984585 A JP 18984585A JP 18984585 A JP18984585 A JP 18984585A JP S6250831 A JPS6250831 A JP S6250831A
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Yoichi Kamoshita
鴨志田 洋一
Mitsunobu Koshiba
小柴 満信
Takao Miura
孝夫 三浦
Yoshiyuki Harita
榛田 善行
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/42Stripping or agents therefor
    • G03F7/422Stripping or agents therefor using liquids only
    • G03F7/425Stripping or agents therefor using liquids only containing mineral alkaline compounds; containing organic basic compounds, e.g. quaternary ammonium compounds; containing heterocyclic basic compounds containing nitrogen

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レジスト用剥離液組成物に関する。
〔従来の技術〕
レジストは、その耐薬品性や耐プラズマ性を利用して金
属加工や集積回路の製造などに使用されている。
レジストは、金属加工や集積回路の製造などにおけるレ
ジストパターン形成後のエソチング工程を経た後、除去
しなければならず、この除去のために使用される剥離液
としては、フェノール類、スルホン酸類、ハロゲン化炭
化水素などの゛有m溶剤が用いられている。しかし、こ
れらのなかには例えばクレゾールなどのフェノール類の
ように人体に対して毒性の大きいものがあり、そのため
、安全性、廃棄物処理などの点で改善された剥離液の開
発が望まれていた。
このような要請に応える技術として、特開昭60−13
1535号公報において、ピペラジン類を主体とする比
較的低毒性の剥離液が開示されている。しかし、この匁
I離液を用いてレジストを剥離する場合、温和な処理条
件ではその剥離処理能力が比較的低く、剥離するのに時
間がかかるという問題を有する。特に、プラズマなどに
よってエツチングを行うドライエツチングあるいはホウ
素などのイオンによるイオン打込みなどの工程を経たレ
ジストは、剥離しにくいものとなり、前記の剥離液では
完全に剥離することが困難である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、これら従来の技術的問題点を解決し、剥離処
理能力が優れた、すなわち比較的低温の穏和な条件下に
おいて短時間で剥離処理を行うことができる、疲労しに
<<、多数回にわたって良好な剥離処理を行うことがで
きるなどの効果を有するレジスト用剥離液組成物を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、フッ素系界面活性剤およびピペラジン類
を含有することを特徴とするレジスト用剥離′/&、組
成物によって解決される。
すなわち、本発明においては、ピペラジン類を単独であ
るいは他の有機溶剤と組み合わせて用い、これにフッ素
系界面活性剤を添加することにより、レジスト用剥離液
組成物のレジストに対する溶解性、浸透性などを向上さ
せ、その剥離処理能力を改善している点に特色を有する
本発明におけるフッ素系界面活性剤とは、有機溶剤の表
面張力を低下させる効果のある油溶性のフッ素化合物で
あり、例えば下記一般式(a)および(b)で示される
非イオン性フッ素系界面活性剤を挙げることができる。
一般式(a) C、F 2□、XR’ 〔式中、nは4〜25の整数、Xは一〇〇NH−1−3
02N H−1−3O2NR”−1−〇−(プルロニッ
クまたはテトロニック’J R” 、R’およびR2は
−Ct Hz。1−1 ’ k F 2に+1−または
(C。
H2JO)、H,Iおよびkは4〜25の整数、jは2
〜4の整数、mは2〜20の整数を表す。〕上記一般式
(a)で示される化合物の具体例としては、例えば以下
のものを挙げることができる。
Cq F + q CON HC+□H2,。
CsF++5ChNH(CzH<O)、H1C9F+、
O(プルロニックL −35) C、F l。
Cq F l ? 0 (プルロニックP  84) 
CqF +t。
C9F+7(テトロニック−704)(C9F+?)2
゜(上記式中の名称(商品名)は以下のものを表す。
プルロニックL−35:旭電化工業(株)類ポリオキシ
プロピレン(50%)−ポリオキシエチレン(50%)
・ブロック重合体、平均分子[1900゜プルロニック
P−847旭電化工業(株)類ポリオキシプロピレン(
60%)−ポリオキシエチレン(40%)・ブロック重
合体、平均分子14200 :テトロニックー704=
旭電化工業(株)製N、N= N、N=、テトラキス(
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン・ブロック
重合体)エチレンジアミン、分子中のポリオキシエチレ
ン含量40重量%、平均分子量5000. ) 一般式(b) 〔式中、Rjは水素原子、フッ素原子、メチル基または
三フッ化メチル基、R4は水素原子、フッ素原子、メチ
ル基、三フッ化メチル基、(CbHtbO)a Hまた
は−CeH!n−fl+I+ R’は水素原子、フッ素
原子、メチル基、三フッ化メチル基、 (C,HzgO
)h H,CtHzti−e+*+、(CqHzqO)
r C*Fz+t−t+++またはCuHztu−v+
  CyFz+y−t+++、Xは一〇−または−CO
,−、イおよびd′は0または1、b、  gおよびq
は2,3または4、d、  hおよびrはOまたは1〜
20の整数、e、iおよびUは0または1〜23の整数
、fはOまたは1以上e/2以下の整数、pは0または
1以上i/2以下の整数、■は0または1以上u/2以
下の整数、Sおよびyは4〜20の整数、tはOまたは
1以上s/2以下の整数、2は0または1以上y/2以
下の整数である〕で示される繰り返し構造単位を有する
重合体で、R5が水素原子、フッ素原子、メチル基また
は三フッ化メチル基である繰り返し構造単位(以下rA
−IJという)、RSが(c、Hz、o)hHまたはC
r Hz (1−pi 61である繰り返し構造単位(
以下rA−2Jという)ならびに(A−1)および(A
−2)以外の繰り返し構造単位が、それぞれ重合体中の
全繰り返し構造単位の0〜70%、0〜70%および1
0〜100%の割合で存在し、かつフッ素原子の存在が
必須であり、数平均分子量が500〜10000である
重合体からなる非イオン性フッ素系界面活性剤。
さらに、本発明におけるフッ素系界面活性剤としては、
旭硝子(株)製「サーフロンS−381J、「サーフロ
ンS−382J、「サーフロンSC−101」、「サー
フロン5C−102J、「サーフロン5c−103Jお
よび「サーフロン5C−104J、新秋田化成(株)製
「エフトップEF−122BJ「エフトップEF−12
2CJ、「エフトップEF−123BJ、[エフトップ
EF−351Jおよび「エフトップEF−352J、住
友スリーエム(株)製「フロラードFc−430jおよ
び「フロラードFC−431Jなとも挙げることができ
る。
本発明におけるフッ素系界面活性剤の割合は、レジスト
用剥離液組成物全量に対して0.001〜50重量%、
好ましくはo、oos〜40重量%である。この割合が
0.001重量%未満では、本発明の剥離効果を十分に
発揮することができず、一方この割合が50重量%を越
えても剥離効果が比例的に上昇するものでもなく、かつ
経済的でない。
本発明におけるピペラジン類としては、下記一般式(C
)〜(f)で示されるものを挙げることができる。
一般式(C) で示されるN−アミノアルキルピペラジン。
一般式(d) で示されるビス−N−アミノアルキルピペラジン。
一般式(e) で示されるN−ヒドロキシアルキルピペラジン1および
一般式(f) で示されるビス−ヒドロキシアルキルピペラジン。
〔上記各式中、nは1〜6の整数を表す。〕また、本発
明におけるピペラジン類には、上記各式におけるー(C
H,)、−が炭素原子数1〜6個の分岐鎖を有するアル
キレン基で置換されている化合物、上記各式における、
 (CHz)−一が炭素原子数が5〜6個のシクロアル
キレン基で置換された化合物などのピペラジン誘導体も
含まれる。
特に、上記ピペラジン類のうち、N−アミノエチルピペ
ラジンおよびN−ヒドロキシエチルピペラジンが好まし
い。また、これらのピペラジ、ン類は、1種単独でまた
は2種以上混合して用いることができる。
本発明において、ピペラジン類は、レジスト用剥離液組
成物全体に対して10〜99.999重量%、好ましく
は10〜95重量%の割合で含まれる。
本発明のレジスト用剥離液組成物には、下記一般式(g
)で示されるアルキル−またはシクロアルキル−2−ピ
ロリドンをレジスト用剥離液組成物全体に対して89.
999重景%以下、特に10〜89.995重量%混和
することが好ましい。
〔式中、Rは、炭素原子数1〜6個のアルキル基、炭素
原子数1〜6個のシクロアルキル基、炭素原子数1〜6
個のアミノアルキル基または炭素原子数1〜6個のヒド
ロキシアルキル基を表す。〕上記アルキル−またはシク
ロアルキル−2−ピロリドンの具体例としては、例えば
、N−メチル−2−ピロリドン、N−ブチル−2−ピロ
リドン、N−へキシル−2−ピロリドン、N−シクロへ
キシル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシメチル−2−
ピロリドン、N−ヒドロキシプロピル−2−ピロリドン
、N−アミノメチル−2−ピロリドン、N−アミノペン
チル−2−ピロリドンなどを挙げることができる。
本発明においては、他のアミド系溶剤、例えばN−ホル
ミルモルホリン、ならびに前記ピペラジン類と相溶性の
よい他の有機溶剤が、レジスト用剥離液組成物全体に対
して89.999重量%以下、好ましくは89.995
重量%以下含まれていてもよい。
前記他の有機溶剤としては、レジストの主成分となる重
合体に対して良溶剤となる、例えば200°Cを越える
沸点を有する、ジエチレングリコールのモノエチルエー
テル、モノブチルエーテルまたはモノヘキシルエーテル
などのグリコールエーテル類、キシレン、イソプロピル
ベンゼンなどの芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルセロソルブアセテート、エチルセロ
ソルブアセテートなどのカルボニル化合物類、ブチルガ
ルピノール類などを挙げることができる。
また、本剥離のレジスト用剥離液組成物は、消泡剤およ
びフッ素系界面活性剤以外の界面活性剤などを含んでい
てもよい。
本発明のレジスト用剥離液組成物を用いてレジストの剥
離を行うには、この組成物を、例えば90〜130℃程
度に加熱し、その中に剥離すべきレジストを有する基板
を1〜180分間程度浸漬すればよい。
本発明のレジスト周到N液組成物が対象とするレジスト
は、本発明の効果を発揮しうるレジストであれば特に限
定されるものではないが、例えばアルカリ可溶性樹脂を
主体とするレジストの剥離に好適に用いることができる
。この種のレジストは、通常、アルカリ可溶性樹脂に放
射線感応性物質を含有させて構成される。
前記アルカリ可溶性樹脂としては、レジストパターンの
現像液を構成するアルカリ性溶液に対して溶解性を有す
る樹脂であれはよく、例えば、フェノール、クレゾール
、キシレノール、レゾルシノール、フロログルシノール
、キノンなどの芳香族ヒドロキシ化合物およびこれらの
アルキル置換もしくはハロゲン置換芳香族ヒドロキシ化
合物から選ばれる少なくとも1種と、ホルムアルデヒド
、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒドなどのアルデヒ
ド化合物とを縮合して得られるノボラック樹脂、p−ビ
ニルフェノール、m−ビニルフェノール、0−ビニルフ
ェノール、α−メチルビニルフェノールなどのビニルフ
ェノール化合物およびこれらのハロゲン置換化合物から
選ばれる少なくとも1種の化合物の重合体または共重合
体、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルアク
リレート、ヒドロキシエチルメタクリレートなどのアク
リル酸系もしくはメタクリル酸系化合物から選ばれる少
なくとも1種の化合物の重合体または共重合体、ポリビ
ニルアルコール、ならびに前記各種重合体の水酸基の一
部を介してキノンジアジド基、ナフトキノンジアジド基
、芳香族アジド基、芳香族シンナモイル基などの放射線
感応性基を導入した変性重合体を挙げることができ、こ
れらの樹脂は併用することができる。
また、前記放射線感応性物質は、前記アルカリ可溶性樹
脂と混合したのちに、放射線、例えば紫外線、遠紫外線
、X線、電子線、イオン線、分子線、T線、レーザー光
などを照射することによってアルカリ可溶性樹脂の現像
液に対する溶解性を変化させうる物質であればよく、例
えば以下のものを挙げることができる。
falキノンジアジド化合物 例えばベンゾキノンジアジドスルホン酸エステル、ナフ
トキノンジアジドスルホン酸エステル、ベンゾキノンジ
アジドスルホン酸アミド、ナフトキノンジアジドスルホ
ン酸アミドなどである。具体的には、J、 Kosar
著 ” Light−3ensitiveSystem
s’ 339〜3352+ (1965)、John 
Wiley & 5ons社(New York) 、
W、S、DeForeSt著’ Photoresis
”50+  (1975)  、McGrawHill
、 Inc、 (New York)に記載されている
キノンジアジド化合物、すなわち、1.2−ベンゾキノ
ンジアジド−4−スルホン酸フェニルエステル、ジー(
l″、2″−ベンゾキノンジアジド−4”−スルホニル
)−4,4’  −ジヒドロキシビフェニル、1.2−
ベンゾキノンジアジド−4−(N−エチル−N−β−ナ
フチル)−スルホンアミド、1.2−ナフトキノンジア
ジド−5−スルホン酸シクロヘキシルエステル、1−(
1′、2° −ナフトキノンジアジド−5=スルホニル
)−3,5−ジメチルピラゾール、1゜2−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホン酸−4゛ −ヒドロキシジフ
ェニル−41−アゾ−β−ナフトールエステル、N、 
N−ジー(1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ニル)−アニリン、2−(1°、2゛ −ナフトキノン
ジアジド−5゛−スルホニルオキシ)−1−ヒドロキシ
−アントラキノン、1.2−ナフトキノンジアジド−5
−スルホン酸クロリド2モルと4,4゛ −ジアミノベ
ンゾフェノン1モルとの縮合物、1,2−ナフトキノン
ジアジド−5−スルホン酸クロリド2モルと4,4”−
ジヒドロキシ−1,1° −ジフェニルスルホン1モル
との縮合物、1. 2−1−フトキノンジアジドー5−
スルホン酸クロリド1モルとプルプロガリン1モルとの
縮合物、1.2−ナフトキノンジアジド−5−(N−ジ
ヒドロアビエチル)スルホンアミドなどを例示すること
ができる。
また特公昭37−1953号公報、同37−3627号
公報、同37−13109号公報、同40−26126
号公報、同40−3801号公報、同45−5,604
号公報、同45−27.345号公報、同51−13.
013号公報、特開昭48−−96.575号公報、同
48−63,802号公報、同48−63.803号公
報、同5B−75,149号公報、同58−x7,11
2号公報、同59−165.053号公報などに記載さ
れたキノンジアジド化合物も使用することができる。
さらに米国特許第3,046.120号明細書中に記載
されているナフトキノン−(1□ 2)−ジアジド−(
2)−スルホン酸クロリドとノボラック樹脂とのエステ
ル、米国特許第3,635,700号明細書に記載され
ているピロガロール−アセトン樹脂とナフトキノンジア
ジドスルホン酸クロリドのエステル、特開昭55−76
、346号、同56−1,044号、および同56−1
.045号の各公報に記載されているポリヒドロキシフ
ェニル樹脂とナフトキノンジアジドスルホン酸クロリド
のエステル、特開昭50−113,305号公報に記載
されているp−ヒドロキシスチレンの重合体またはこれ
と他の共重合し得るモノマーとの共重合体の水酸基にナ
フトキノンジアジドスルホン酸クロリドを反応させたも
の、特公昭49−17481号公報記載のスチレンモノ
マーとフェノール誘導体との重合生成物とキノンジアジ
ドスルホン酸との反応生成物、ポリヒドロキシベンゾフ
ェノンとナフトキノンジアジドスルホン酸クロリドのエ
ステルなども使用することができる。キノンジアジド化
合物を使用する際の配合割合は、レジスト中のアルカリ
可溶性樹脂100重量部に対して、通常、5−〜50重
量部であり、好ましくは10〜40重量部である。
(blジアゾ樹脂 ジアゾ樹脂としては、p−ジアゾジフェニルアミンとホ
ルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドとの縮合物の塩
、例えばヘキサフルオロリン酸塩、テトラフルオロホウ
酸塩、過塩素酸塩、過ヨウ素酸塩など、米国特許第3,
300,309号明細書に記載されているような、前記
縮合物とスルホン酸類の反応生成物であるジアゾ樹脂有
機塩などが挙げられる。これらジアゾ樹脂を使用する際
の配合割合は、レジスト中のアルカリ可溶性樹脂100
重量部に対して、通常、2〜30重量部であり、好まし
くは5〜20重量部である。
(CI芳香族アジド化合物または芳香族ジアジド化合物 例えば特開昭58−203438号公報に記載されてい
るようなアジドカルコン類、ジアジドベンザルメチルシ
クロヘキサノン類およびアジドシンナミリデンアセトフ
ェノン類、日本化学会誌(m12. 1l11708〜
1714.1983年)に記載されている芳香族アジド
化合物または芳香族ジアジド化合物などが挙げられる。
これら芳香族アジド化合物またげ芳香族ジアジド化合物
を使用する際の配合割合は、レジスト中のアルカリ可溶
性樹脂100重量部に対して、通常、1〜40重量部で
あり、好ましくは2〜35重量部である。
+d)ポリ (オレフィンスルホン)類例えば特開昭5
9−152号公報に記載されているようなポリ(2−メ
チルペンテン−1−スルホン)ポリ (ブテン−1−ス
ルホン)などのポリ (オレフィンスルホン)類などが
挙げられる。
これらポリ (オレフィンスルホン)類を使用する際の
配合割合は、レジスト中のアルカリ可溶性樹脂100重
量部に対して、通常、2〜35重量部であり、好ましく
は3〜30重量部である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例についてさらに具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 クレゾール−ホルムアルデヒド縮合物よりなるノボラッ
ク樹脂4゜3gおよび2,3.4− )リヒドロキシベ
ンゾフエノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン酸トリエステル0.7gをエチルセロソルブアセ
テート15gに溶解し、ポジ型レジスト溶液を調製した
。この溶液をシリコンウェーハ上に塗布し、パターンマ
スクを介して紫外線を照射し、水酸化テトラメチルアン
モニウム水溶液によって現像後、135℃で30分間熱
処理してレジストパターンを形成させた。
ついで、N−アミノエチルピペラジン(以下、rNAE
P、Jという)30g、非イオン性フッ素系界面活性剤
rEF−123BJ (新秋田化成(株)製)3gおよ
びN−メチルピロリドン(以下、rNMP」という)7
0gからなるレジスト用剥離液組成物を130℃に加熱
し、これに上記で得られたレジストパターンを有するウ
ェーハを浸したところ、2分間でレジストを完全に剥離
することができた。
比較例1 フッ素系界面活性剤を含有しないほかは実施例1と同様
の組成のレジスト用剥離液組成物に、実施例1と同様に
してし、シストパターンを形成したウェーハを浸したと
ころ、レジストの剥離に5分間を要した。
実施例2 実施例1と同様にしてポジ型レジスト溶液を調製し、こ
の溶液をシリコン窒化膜が形成されたウェーハ上に塗布
し、パターンマスクを介して紫外線を照射し、実施例1
と同様に現像し、熱処理することによりレジストパター
ンを形成させた。さらに、プラズマエツチャー(Bra
nson/ IPC社製)により、エツチングガスとし
て四フッ化炭素および酸素(容量比;四フッ化炭素/酸
素−90/10)を用いてドライエツチングを行い、シ
リコン窒化膜のエツチングを行った。
ついで、NAEP70g、非イオン性フッ素系界面活性
剤rs−382J(旭硝子(株)製)0.1gおよびN
MP13gからなるレジスト用剥離液組成物を150℃
に加熱し、これに上記で得られたレジストパターンを有
するウェーハを浸したところ、40分間でレジストを完
全に剥離することができた。
比較例2 フッ素系界面活性剤を含有しないほかは実施例2と同様
の組成のレジスト用剥離液組成物に、実施例2と同様に
してレジストパターンを形成したウェーハを浸したとこ
ろ、60分間を経過してもレジストの剥離を完全に行う
ことができなかった。
〔発明の効果〕
本発明のレジスト用剥離液組成物は、存機溶剤としてピ
ペラジン類を主体に用いることにより低毒性で人体に対
する安全性が高く、またこれとフッ素系界面活性剤とを
組み合わせることにより、さらに以下の作用効果を達成
することができる。
(1)本発明のレジスト用剥離液組成物は、剥離処理能
力が優れ、比較的低温の穏和な条件下においても短時間
で剥離処理を行うことができる。したがって、本発明の
レジスト用剥離液組成物によれば、例えば、高い温度で
ベーキング処理した場合、あるいはドライエツチング、
イオン打込みなどの工程を経たレジストの場合のように
、剥離の困難なレジストにおいても、その剥離を容易に
行うことができる。
(2)本発明のレジスト用剥離液組成物は、レジストに
対する溶解性、浸透性などが優れていて疲労しに<<、
多数回にわたって良好な剥離処理を行うことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)フッ素系界面活性剤およびピペラジン類を含有する
    ことを特徴とするレジスト用剥離液組成物。
JP18984585A 1985-08-30 1985-08-30 レジスト用剥離液組成物 Granted JPS6250831A (ja)

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JP18984585A JPS6250831A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 レジスト用剥離液組成物

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JPS6250831A true JPS6250831A (ja) 1987-03-05
JPH0523431B2 JPH0523431B2 (ja) 1993-04-02

Family

ID=16248160

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JP18984585A Granted JPS6250831A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 レジスト用剥離液組成物

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JP (1) JPS6250831A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095502A1 (en) * 2001-05-21 2002-11-28 Dongjin Semichem Co., Ltd. Resist remover composition

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115368A (en) * 1980-02-15 1981-09-10 San Ei Chem Ind Ltd Releasing agent of photosensitive polymer
JPS60131535A (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 エッチエムシー・パテンツ・ホールディング・カンパニー・インコーポレーテッド ポジのホトレジスト用のストリツピング組成物

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JPH0523431B2 (ja) 1993-04-02

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