JPS625082Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS625082Y2
JPS625082Y2 JP1067581U JP1067581U JPS625082Y2 JP S625082 Y2 JPS625082 Y2 JP S625082Y2 JP 1067581 U JP1067581 U JP 1067581U JP 1067581 U JP1067581 U JP 1067581U JP S625082 Y2 JPS625082 Y2 JP S625082Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
diversion
waterway
rotating body
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1067581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57123833U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1067581U priority Critical patent/JPS625082Y2/ja
Publication of JPS57123833U publication Critical patent/JPS57123833U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS625082Y2 publication Critical patent/JPS625082Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水路の分流地点において、水の流
れる方向や量を制御する分流装置に関するもので
ある。
従来、水路の分流地点において、水の流れる方
向や量を制御するのには、主として水門が用いら
れてきた。即ち、この水門による水流の制御にお
いては、各水路に夫々水門を設け、この水門を開
閉することによつて水路の有効断面積を調整し、
この断面積によつて各水路への流入水量を制御し
ていた。
しかしながら、このように制御手段では、流れ
の方向や量を変えようとする毎に、その都度各流
路の水門を開閉しなければならず、その操作が極
めて面倒かつ繁雑である。殊に近年では、省力化
の目的から、水流の制御を自動化しようとする要
求が高まつてきており、このような背景から分流
地点における操作の簡素化が望まれている。
さらに、このような水門を用いたものでは、水
門の多くが上下に開閉する構造となつているた
め、水面に浮いたゴミなどが水門が停滞してしま
い、これによつて水門が円滑に開閉することがで
きなくなり、時として正常な開閉機能さえ失われ
てしまうといつた問題が指摘されている。
この考案は、水路の分流地点におけるかゝる従
来の問題点を解消すべくなされたものであつて、
分流地点での水流制御の操作をより簡素化すると
共に、併せて構築工事や工事後の保守の簡易化を
も図つたものである。
以下この考案の構成を図示の一実施例に基き詳
細に説明する。
図は、水路の分流地点を示すものであつて、こ
こでは、水路がコンクリートU形によつて形成さ
れており、かつ、この水路を構成する本流路1と
分流路2とが、分流地点において、略直角に交わ
つている。この分流地点には、コンクリートによ
つて各水路と一体的に分流室3が形成されてお
り、この分流室3は、その内部に滑らかな周面4
を持つている。
この分流室3には、コンクリート或はプラスチ
ツクなどによつて形成された回転体5が収納され
ており、この回転体5は、止水ブロツク6,6
と、これらブロツク6,6を連結する連結部7と
からなつている。止水ブロツク6,6は、この回
転体5が、分流室3の周面4に摺接しつつ回転で
きるよう、同周面4と径が略等しい円周面からな
る滑らかな周面8,8を備えている。図示の回転
体5では、その回転中心を挾んで、その両側に二
つの止水ブロツク6,6が形成されており、これ
ら両ブロツク6,6の間は通水路10となつてい
る。止水ブロツク6,6は、水路の高さと等しい
か、或はそれ以上の高さを有し、かつその幅は、
幅の広い本流路1を完全に閉塞するのに充分な広
さを備えている。
図示のような開水路では、上記回転体5が、水
に比べて総体的に充分大きな比重を持つているこ
とが必要で、この回転体5を比較的軽量なプラス
チツクで形成する場合には、その内部に砂や金属
等の重錘を収納しておく必要がある。しかし、閉
水路や管水路の如く、分流室3に蓋体を設け、上
記回転体5を上から押えることができる場合にあ
つては、上記のような重錘を必らずしも用いる必
要はない。
次にこの分流装置の操作について説明すると、
先ず本流路1のみに水を流す場合は、第2図で示
すように、一方の止水ブロツク6で分流路2の入
口を塞ぐようにする。こうすると水は通水路10
を通つて本流体1のみを流れる。この状態から、
分流路2が開く方向、即ち第2図において回転体
5を時針方向へ回転してゆくと、こんどは第3図
で示すように、分流路2が開くと共に、本流路1
の入口が絞られてゆくので、分流路2にも水が流
れるようになる。このとき各水路へ流れる水量
は、回転体5によつて、本流路1と分流路2の入
口における開口面積の比を調整することにより、
夫々適当な量に設定することができ、この調整
は、回転体5を回転させるという一動作のみによ
つて行うことができる。
さらにこの第3図の状態から、回転体5を時針
方向へ回転させてゆき、一方の止水ブロツク6で
本流路1の入口を塞ぐようにすると、こんどは分
流路2のみに水を流すことができるようにもな
る。
以上説明した通り、この考案によれば、水路の
分流地点において、本流路1及び分流路2へとい
つた各水路への水の分流及びその量の制御が、回
転体5の回転という一動作のみによつて行えるよ
うになるので、上記制御操作の簡素化を図ること
ができるようになる。
さらに、この分流装置を予め工場等で打設して
おけば、これを分流地点に埋設するだけで分流路
を簡単に構築することができるようになる。ま
た、回転体5を分流室3内で回転させる構造のた
め、水に浮いたゴミが停滞するといつたこともな
く、構築後の保守も容易になるなどの実用的利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図及び第3図は同平面図である。 1……水路としての本流路、2……水路として
の分流路、3……分流室、5……回転体、6……
止水ブロツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 水路の分流地点に分流室を形成し、この分流
    室には、その周面に接しつつ回転自在な回転体
    を収納し、この回転体には、任意の水路を閉塞
    可能な止水ブロツクを形成してなる分流装置。 2 水路が本流及びこの本流と分流地点で略直角
    に交わる分流とからなり、回転体の止水ブロツ
    クが、回転体の回転中心を挾んでその両側に形
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の分流装置。
JP1067581U 1981-01-28 1981-01-28 Expired JPS625082Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1067581U JPS625082Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1067581U JPS625082Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57123833U JPS57123833U (ja) 1982-08-02
JPS625082Y2 true JPS625082Y2 (ja) 1987-02-05

Family

ID=29808826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1067581U Expired JPS625082Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS625082Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57123833U (ja) 1982-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4134573A (en) Fluid flow stop valve
US2011641A (en) Free discharge valve
JPS625082Y2 (ja)
JP2557671Y2 (ja) 混合コツク
KR200425877Y1 (ko) 농수로용 유량조절장치
FI69348C (fi) Blandare
US2934311A (en) Regulating valve
JPH0463271B2 (ja)
JPS6238929U (ja)
JPH0332629U (ja)
CN212368848U (zh) 一种用于洗浴设备的分流装置
JPH0547775Y2 (ja)
JPS622363Y2 (ja)
JP3009300U (ja) 暗渠排水用水門
JPS6144039Y2 (ja)
US20060059615A1 (en) Skimmer plug valve and method of using same
CN2430485Y (zh) 带封闭活门的定向出水三通下水管
JPS595092Y2 (ja) 吸気式排水機構付不凍栓
JP2588822B2 (ja) 流水切換具
CN2175331Y (zh) 一种自来水嘴阀门
JPS6129817Y2 (ja)
JPS6326472Y2 (ja)
SU643598A1 (ru) Водоразборный кран
JPS634491Y2 (ja)
AU2002100069A4 (en) A diverter valve