JPS6250521A - スラリ−の水中打設方法 - Google Patents

スラリ−の水中打設方法

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JPS6250521A
JPS6250521A JP18825285A JP18825285A JPS6250521A JP S6250521 A JPS6250521 A JP S6250521A JP 18825285 A JP18825285 A JP 18825285A JP 18825285 A JP18825285 A JP 18825285A JP S6250521 A JPS6250521 A JP S6250521A
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JP
Japan
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slurry
water
air bubbles
discharge port
coal ash
Prior art date
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Pending
Application number
JP18825285A
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English (en)
Inventor
Sumio Horiuchi
澄夫 堀内
Toru Kawai
徹 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
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Priority to CN86101155.4A priority patent/CN1005739B/zh
Priority to EP86301468A priority patent/EP0194117B1/en
Priority to DE8686301468T priority patent/DE3668199D1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、石炭灰スラリー、モルタル、グラウト、コ
ンクリート等のスラリーの水中打設方法に係り、特に海
や湖沼等を埋め立てる場合、海水や湖沼水をスラリーに
よる汚染から保護するのに有効なスラリーの水中打設方
法に関するものである。
「従来の技術」 従来、このようなスラリーの水中打設方法の一例として
、特願昭57−21836号等に示されるものがある。
この方法は、石炭灰スラリーの水中打設方法に関するも
のであって、まず石炭灰に適量の水を加え、ミキサを用
いて混合した後、アジテータにより充分混練することに
より、石炭灰よりなるスラリーを得、次いで、このスラ
リーを海や湖沼等の水底近くに吐出口を設けた輸送管に
グラフトポンプなどの圧送ポンプを用いて送り込み、上
記スラリーを吐出口より吐出させ、吐出口が常に吐出さ
れたスラリー中に埋没された状態に保って、スラリーを
水底に打設する方法である。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記のような方法にあっては、スラリー
の製造工程中、特にアジテータで混練した際に空気が巻
き込まれ、スラリー内に気泡か生じやすく、この気泡を
効率よく除去する手段がないために、内部に気泡を抱き
込んだままのスラリ−を用いて海や湖沼等の水底に水中
打設を行うと、打設中にスラリーから気泡が水中で脱泡
し、さらにこの脱泡した気泡に伴ってスラリーの一部が
水中に弾き出され、そのスラリー中の石炭灰か浮灰とな
って水中に拡散されることになる。
ところで、スラリー中の石炭灰は、SS分を多く含み、
かつ水中で高いp)(値を示すことから、上記のように
石炭灰が水中に拡散されてしまうと、その近傍ではpH
値が上昇すると共に、SS分の濃度が増大するなど水質
汚染につながる問題があった。
「問題点を解決するための手段」 そこで、本発明のスラリーの水中打設方法にあっては、
スラリーを水中に打設する前に、予めスラリー内の気泡
を除去することによって、スラリーを水中打設する際に
、スラリーから気泡が水中で脱泡するのを防止し、さら
に気泡によって水中に拡散されるスラリーで海や湖沼等
の水がpH値の上昇またはSS分の高濃度化するのを防
止するようにした。
上記のスラリー内の気泡を除去する方法としては、次の
ような方法がある。
[1)スラリーに振動を与え、流動性を高めた状態で気
泡を除去する。
〔2〕スラリーに圧力を加えて気泡をスラリー中に溶か
し込む。
〔3〕スラリーを加熱して気泡を除去する。
〔4〕スラリーを減圧下に置いて気泡を除去する。
上記〔1)〜〔4〕のいずれの方法も適用可能であるが
、経済性および作業能率などを考慮すると、(1)の方
法が有効である。
以下、この発明を石炭灰スラリーの例によって図面を参
照して詳しく説明する。
第1図ないし第3図は、この発明の方法を実施するのに
好適な装置の一例であって、第1図生得号1はミキサで
ある。ミキサlは、加水された石炭灰を混合してスラリ
ーSを得るものである。このミキサlの上側には、石炭
灰イを貯える貯[3、水口を貯える貯槽4、水硬性物質
ハを貯える貯槽5がそれぞれ配設され、これら貯槽3.
4.5とミキサlとは、原料管6により連結されている
貯f!4には、スラリー打設現場の水面より吸水ポンプ
7を用いて吸水された水口が給水管を通じて送られてい
る。また、ミキサlには、このミキサIにより混合して
得たスラリーSをさらに混練するアジテータ8が連結さ
れ、このアジテータ8には、スラリーS内の気泡を効率
良く除去する脱気装置9が連結されている。
脱気装置9としては、第2図および第3図に示すような
構成のものが好適に使用される。この脱気装置9は、[
10とパイブレーク11とからなるものである。槽lO
は、下部が縮径された円筒状の容器であって、この槽1
0の下部には、中央に排出口12が設けられ、槽lOの
周壁部には、第3図に示すように、4本のパイブレーク
11・・・が配設されている。パイブレーク11は、モ
ータ!3とこのモータ13の一端部に固定された振動棒
14とからなるものである。4本の振動棒14・・・に
は、隣接する振動棒を連結する複数の同心円状の振動羽
根15・・・が配置され、これら振動羽根15・・・の
内側には、それぞれ振動羽根15・・・の周方向に沿っ
て凸条部16・・・が設けられている。凸条部16・・
・は、振動羽根15・・・の内径とほぼ同径の輪体であ
って、振動羽根15・・・に一体に固着されている。こ
れら振動羽根I5・・・および凸条部16・・・は、モ
ータ13が作動した際に、その振動を効率良くスラリー
Sに伝播して脱気効果を向上させるものである。また、
振動棒14・・・と縮径された槽10の下部の内壁部と
の間には、振動棒14・・・をValO内に支持すると
共に、排出口12付近の高粘度になって排出されにくい
スラリーSに対してバイブレータ11の振動を伝播する
振動棒支持脚17が固定されている。この脱気装置9は
、上記のパイブレーク11が作動することにより、槽1
0内のスラリーSを万遍なく振動させてスラリーS内の
気泡を効率良く除去する。
また、この脱気装置9の上部には、混合羽根18を有し
、かつ底部に排出口19を有するミキサ20が設けられ
おり、このミキサ20を使用する場合には、萌述のミキ
サlを経由せずに、貯槽3.4.5に連結された原料管
6を直接上記ミキサ20に配管して使用することが可能
である。
また、この脱気装置9は、本発明の方法を実施できる装
置のうち、打設萌であれば、いずれの箇所に配置されて
もよいが、アジテータ8の付近に配置されれば、スラリ
ーが低粘度であることから、良好な作業効率となる。
そして、この脱気装置9には、ポンプ21が接続され、
このポンプ21には、輸送管22が配設されている。輸
送管22は、スラリー打設現場の水面から水中に向かっ
て延び、水底23近くにその吐出口24が設けられてい
る。
吐出口24は、スラリーSが吐出口24から吐出された
際に水底23上に堆積したスラリーS中に埋没するよう
になっている。この理由はスラリーが水と接触混合する
ことによって変質し、固化後の物性が低下する現象があ
り、これを可能な限り小さくするため一度吐出され、す
でに堆積しているスラリーSの内3部に新しいスラリー
Sを吐出させるためである。
次に、上記の構成からなる装置を用いた石炭灰スラリー
の水中打設方法を説明する。まず、ここで用いられる石
炭灰としては、石炭火力発電所やその他の石炭燃焼プラ
ントから発生するものが用いられ、特にその種類、性質
などは限定されない。
石炭灰の種類によっては、水硬性が極端に弱く密度の増
加によって充分な圧縮強度を期待し得ない場合があり、
このような時には、セメント等の水硬性物質と石膏等を
含む硬化助材を添加することにより強度の増加を図るこ
とができる。
水硬性物質のうち、セメントはその添加量が多いほど強
度は大きくなるが、石炭灰100重量部に対して5重量
部まで添加すれば地盤として充分な強度を得ることがで
きる。水砕スラグ、生石灰などのカルシウム系硬化材は
、セメントと同様の効果を期待できる。また、石膏の場
合は通常2〜IO重量部の添加量に最適値があるが、5
0重量部までは使用することができる。さらに、セメン
ト添加時の石膏添加は非常に効果があり、通常セメント
と石膏とを1〜2程度の比率で添加することにより大き
な強度増加を図ることができる。なお、この場合の石膏
としては、無水、半水、二本の各石膏のいずれも該当す
るが、その添加量にはそれぞれ最適値が存在する。さら
に、石炭灰には、砂、砂利、ボトムアッシュなどの骨材
が、スラリーとなった時の流動性を著しく損なわない範
囲で加えられることもある。骨材の添加によっても、打
設後の地盤の強度が増加する。
次いで、石炭灰には水が加えられて、スラリーSとされ
る。水としては通常の水道水、井戸水などの清水の他に
海水、湖沼水、雨水なども用いられる。特に、海水、湖
沼水は埋め立てなどに用いる場合には、入手が容易でか
つコストが安価であるなどの点で好適である。また、上
記水には必要に応じてリグニンスルホン酸塩、ハイドロ
オキシ酸塩およびその誘導体などの界面活性剤が添加さ
れる。界面活性剤の添加は、スラリーの粘度を低下させ
、高密度でかつ低粘性のスラリーが得られ、同一体積の
スラリー中に多量の石炭灰を混入することができる。界
面活性剤の添加量は石炭灰100重量部に対して0.0
5〜0.3重量部であり、好ましくは0.1〜0.2重
量部である。
このようにして、石炭灰に所定量の水が加えられると、
第1図に示すようにミキサ1およびアジテータ8によっ
て充分混合、混練され、所定の含水比(水量/スラリー
M)を有するスラリーSとなる。
次に、脱気装置9にスラリーSを送り、このスラリーS
に対してパイブレーク!lを用いて振動を加え、スラリ
ーS内に発生している気泡を除去し、その気泡を大気中
に拡散させる。次いて、ポンプ21によってスラリーS
を輸送管22に送り、その輸送管22の吐出口24から
水底23上に吐出させ、堆積させる。
また、上記の実施例では、脱気装置9の一例として第2
図および第3図に示した構成のものを用いたが、脱気装
置9の他の例として第4図に示す構成のものも使用する
ことができる。すなイつち、第4図に示した脱気装置9
の構成は、第2図お上び第3図に示した脱気装置9の構
成とほぼ同様であるので、同一構成要素には同一符号を
符し、その部分の説明を省略する。
第4図に示した脱気装置9の構成が第2図および第3図
に示した脱気装置9の構成と異なる点は、槽10の排出
口I2の近傍の壁部に水密かつ水平に副パイブレーク2
5・・・が固定されている点および槽lO内に混合羽根
18が配置されている点である。
上記の副バイブレータ25・・・は、スラリーSの気泡
を脱気すると共に、スラリーSに流動性を与えて排出を
容易にするためのものであって、この副パイブレーク2
5・・・には、振動棒26・・・に所定の間隔を置いて
、第3図に示したバイブレータllの振動羽根I5・・
・と同様に同心円状の振動羽根27が固定されている。
混合羽根18は、スラリーSを均一に混合する機能の他
に、パイブレーク11・・・による脱気効果を促進する
機能をも併せて有するものであって、この混合羽根18
が槽IO内でパイブレーク11・・・の振動棒14・・
・の下側と振動棒支持脚17・・・の上側との間に配設
されているのは、可能な限りスラリーSを万遍なく混合
するためである。
上記の脱気装置9は第2図および第3図に示した脱気装
置9と同様の作用効果を得ることが可能である。
なお、本発明のスラリーの水中打設方法にあっては、グ
ラウト、モルタル、コンクリートなどのスラリーの水中
打設の際にも、効率良く気泡を除去することができるの
で、打設後の脱泡によって低密度化を防止することがで
きると共に、打設後の強度を維持することができる。
以下、実験例を示して本発明の作用効果を明確にする。
(実験例) (A)第1図ないし第3図に示した装置を用いて、スラ
リー内の気泡を可能な限り除去し、このスラリーを水中
に打設して、その時の気泡発生に伴う88分の発生量を
測定した。
CB)第1図ないし第3図に示した装置から脱気装置9
を外した後、CA)と同様にスラリーを水中に打設して
、その時の気泡発生に伴う88分の発生量を測定した。
上記の[:A)CB)の実験結果を第1表に示した。第
1表において、88分の発生量をいずれもスラリー中の
全SS分量に対する発生量の比(百分率)として表した
第1表 第1表から明らかなように、本発明の方法を条件を満た
すもの(A)は、比較例CB)に比べて88分の発生量
が約175に減少していることがわかる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明のスラリーの水中打設方法
は、スラリーを水中に打設する前に予めスラリー内の気
泡を除去することによって、スラリーを水中打設した際
に、スラリー内の気泡が水中で脱泡するのを未然に防止
することができる。
従って、スラリーが上記の気泡によって水中に弾き出さ
れて拡散されることがないので、スラリーによって海や
湖沼等の水のI)H値が上昇したり、水中の88分が高
濃度化したりすることがなく、よって海や湖沼等の水質
汚染を防止することができ、それらの水質を保全するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のスラリーの水中打設方法に用いる
装置の一例を示す概略構成図、第2図は、この発明のス
ラリーの水中打設方法に用いた脱気装置の要部拡大断面
図、第3図は、第2図■−■線視断面図、第4図は、こ
の発明の石炭灰スラリーの水中打設方法に用いた脱気装
置の他の例を示す要部拡大断面図である。 イ・・・石炭灰、口・・・水、S・・・スラリー、l・
・・ミキサ、8・・・アジテータ、9・・・脱気装置、
10・・・槽、+1・・・バイブレータ、I4.26・
・・振動棒、15.27・・・振動羽根、16・・・凸
条部、21・・・ポンプ、22・・・輸送管、23・・
・水底、24・・・吐出口、25・・・副パイブレーク
、 第1図 手続補正書(自罰 昭和  年60°嗜25 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スラリーを海や湖沼等の水底近くに吐出口を設けた輸送
    管に送り込み、上記スラリーを吐出口より吐出させ、ス
    ラリーを水底に打設するスラリーの水中打設方法におい
    て、 上記スラリーを水中に打設する前にスラリー中の気泡を
    除去することを特徴とするスラリーの水中打設方法。
JP18825285A 1985-03-01 1985-08-27 スラリ−の水中打設方法 Pending JPS6250521A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18825285A JPS6250521A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 スラリ−の水中打設方法
US06/833,361 US4759632A (en) 1985-03-01 1986-02-25 Method and apparatus for producing a slurry for underwater placement
CA000502774A CA1262458A (en) 1985-03-01 1986-02-26 Method and apparatus for producing a slurry for underwater placement
CN86101155.4A CN1005739B (zh) 1985-03-01 1986-02-27 用于制造水下填筑泥浆的方法和设备
EP86301468A EP0194117B1 (en) 1985-03-01 1986-02-28 Method and apparatus for producing a slurry for underwater placement
DE8686301468T DE3668199D1 (de) 1985-03-01 1986-02-28 Verfahren und vorrichtung zur erzeugung eines schlamms fuer unterwasserverarbeitung.

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JP18825285A JPS6250521A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 スラリ−の水中打設方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250527A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Sumitomo Constr Co Ltd 土砂等の水中投入方法

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JPS573921A (en) * 1980-06-11 1982-01-09 Kajima Corp Underwater construction of steel-framed or steel bar-reinforced concrete structure
JPS58210255A (ja) * 1982-05-29 1983-12-07 川邊 鐵男 生コンクリ−ト打設機

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