JPS6250489A - 方向性珪素鋼板の酸化物皮膜除去方法 - Google Patents
方向性珪素鋼板の酸化物皮膜除去方法Info
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- JPS6250489A JPS6250489A JP18996385A JP18996385A JPS6250489A JP S6250489 A JPS6250489 A JP S6250489A JP 18996385 A JP18996385 A JP 18996385A JP 18996385 A JP18996385 A JP 18996385A JP S6250489 A JPS6250489 A JP S6250489A
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- JP
- Japan
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- steel sheet
- annealing
- grain
- oxide film
- oriented silicon
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/14—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with alkaline solutions
- C23G1/19—Iron or steel
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
方向性珪素鋼板は、（１１０） ［００１）方位いわゆ
るゴス方位をもつ結晶粒を２次再結晶させ、かつ鋼中の
不純物元素を除去するため、冷延後または脱炭焼鈍後の
コイル表面に焼鈍分離材を塗布し、巻 ゛きとってから
、１０００℃以上で高温バッチ焼鈍する。
るゴス方位をもつ結晶粒を２次再結晶させ、かつ鋼中の
不純物元素を除去するため、冷延後または脱炭焼鈍後の
コイル表面に焼鈍分離材を塗布し、巻 ゛きとってから
、１０００℃以上で高温バッチ焼鈍する。
その際、ＨＡｇ２Ｓ＋０４あるいはＳｉ［］□が主体を
なす酸化物皮膜がコイル表面に生成する。
なす酸化物皮膜がコイル表面に生成する。
方向性珪素鋼板は、通常、この酸化物皮膜材の状態で、
実用に供されるが、表面にめっき等の処理を施し用いる
場合、パンチングあるいはスタンピングして用いる場合
、さらには、化学研磨あるいは電界研磨により表面を鏡
面状態にして、著しく低い鉄損値を得ようとする場合な
どには、該酸化物皮膜を除去する必要がある。
実用に供されるが、表面にめっき等の処理を施し用いる
場合、パンチングあるいはスタンピングして用いる場合
、さらには、化学研磨あるいは電界研磨により表面を鏡
面状態にして、著しく低い鉄損値を得ようとする場合な
どには、該酸化物皮膜を除去する必要がある。
この明細書では上記のようにして方向性珪素鋼板を高温
バッチ焼鈍する際に、鋼板表面に生成した酸化物皮膜を
適切有利に除去する手法についての開発研究の成果につ
いて述べる。
バッチ焼鈍する際に、鋼板表面に生成した酸化物皮膜を
適切有利に除去する手法についての開発研究の成果につ
いて述べる。
（従来の技術）
従来、硫酸、硝酸、塩酸、ぶつ酸の一種あるいは混合酸
の槽に浸漬することが一般的な酸化物皮膜の除去方法で
あった。
の槽に浸漬することが一般的な酸化物皮膜の除去方法で
あった。
この方法において、高価な耐酸設備を必要とすくこと、
亜硝酸ガス、弗化水素ガス、酸化窒素ガスなどの有害ガ
スを発生すること、酸化物皮膜を除去するだけでなく、
他の鋼板表面をも溶解除去する不利が避けられないこと
、などの欠点がある。
亜硝酸ガス、弗化水素ガス、酸化窒素ガスなどの有害ガ
スを発生すること、酸化物皮膜を除去するだけでなく、
他の鋼板表面をも溶解除去する不利が避けられないこと
、などの欠点がある。
金属表面の脱スケール方法としては、他に、アルカリあ
るいは中性塩の溶融浴に浸漬してスケールを除去する方
法も知られているが、たとえばＮａＯＨの場合には、３
６０℃〜４１０℃〈「鉄鋼材料便覧」日本金属学会、日
本鉄鋼協会絹、発行丸蓋）の如き、高温に保持しなけれ
ばならないこと、被脱スケール金属による溶融塩の浴外
への持出しが多いため、大きなコストアップを招くこと
等の欠点がある。
るいは中性塩の溶融浴に浸漬してスケールを除去する方
法も知られているが、たとえばＮａＯＨの場合には、３
６０℃〜４１０℃〈「鉄鋼材料便覧」日本金属学会、日
本鉄鋼協会絹、発行丸蓋）の如き、高温に保持しなけれ
ばならないこと、被脱スケール金属による溶融塩の浴外
への持出しが多いため、大きなコストアップを招くこと
等の欠点がある。
また、これみに代わる方法として、特開昭５０−７５１
２９号公報は予め溶融塩浴に浸漬して取出し、冷却後ア
ルカリ水酸化物とアルカリグルコン酸塩とトリエタノー
ルアミンとの混合物から成る９３〜１１６℃の温度に維
持された水溶液に浸漬する方法、また特開昭５７−２３
０７３号公報にはＦｅ、 Ｃｏ及びＮ１の何れか少なく
とも一元素を基とする耐熱合金の表面スケールを、２０
０℃〜３４０℃の温度範囲で２０重量％以上の水酸化ア
ルカリ水溶液と反応させて除去する方法がそれぞれ開示
されている。
２９号公報は予め溶融塩浴に浸漬して取出し、冷却後ア
ルカリ水酸化物とアルカリグルコン酸塩とトリエタノー
ルアミンとの混合物から成る９３〜１１６℃の温度に維
持された水溶液に浸漬する方法、また特開昭５７−２３
０７３号公報にはＦｅ、 Ｃｏ及びＮ１の何れか少なく
とも一元素を基とする耐熱合金の表面スケールを、２０
０℃〜３４０℃の温度範囲で２０重量％以上の水酸化ア
ルカリ水溶液と反応させて除去する方法がそれぞれ開示
されている。
前者は溶融塩浴に予め浸漬されたステンレス鋼の脱スケ
ールを意図するものであり、数種類の薬品を混合して用
いなければならない繁雑さがある。
ールを意図するものであり、数種類の薬品を混合して用
いなければならない繁雑さがある。
後者は耐熱合金の脱スケールを目的とするもので、脱ス
ケール処理液を２００℃以上の高温に保持しなければな
らないだけでなく、液とスケールとの接触時間が２〜１
０時間と著しく長い。
ケール処理液を２００℃以上の高温に保持しなければな
らないだけでなく、液とスケールとの接触時間が２〜１
０時間と著しく長い。
（発明が解決しようとする問題点）
この発明は、上記の従来法で避けられなかった欠点を排
除して、容易にかつ効率的に方向性珪素鋼板の高温バッ
チ焼鈍後の酸化物スケールを除去する方法を提供しよう
とするものである。
除して、容易にかつ効率的に方向性珪素鋼板の高温バッ
チ焼鈍後の酸化物スケールを除去する方法を提供しよう
とするものである。
（問題点を解決するための手段）
この発明は１００℃〜３００℃に保持したアルカリ金属
水酸化物の水溶液中に、表面に酸化物皮膜を有する方向
性珪素鋼板を浸漬することにより酸化物皮膜を除去する
方法である。
水酸化物の水溶液中に、表面に酸化物皮膜を有する方向
性珪素鋼板を浸漬することにより酸化物皮膜を除去する
方法である。
冷延後または脱炭焼鈍後の方向性珪素鋼板コイには、Ｍ
ｇＯまたはＡＩ。０３を主体とする焼鈍分離剤を塗布し
た後、コイル状に巻き直して高温バッチ焼鈍を施す。こ
のとき、Ｍｇ２５＋０２や５ｉｌｌ□などから成る酸化
物皮厚が鋼板表面に生成することはすでに述べた。
ｇＯまたはＡＩ。０３を主体とする焼鈍分離剤を塗布し
た後、コイル状に巻き直して高温バッチ焼鈍を施す。こ
のとき、Ｍｇ２５＋０２や５ｉｌｌ□などから成る酸化
物皮厚が鋼板表面に生成することはすでに述べた。
この酸化物皮膜を容易にかっ、１ｏ分間以下程度の極短
時間で除去する方法を研究したところ、ＮａＯＨ，ＫＯ
ＩＩ、 ＬｉＯＨ，ＲｂＯＨ，Ｃ５ＱＩＩの如きアルカ
リ金属、水酸化物の水溶液を１００℃以上に保持し、そ
の水溶液中に上記方向性珪素鋼板を浸漬すれば容易に、
酸化物皮膜を除去しうろことを見い出した。
時間で除去する方法を研究したところ、ＮａＯＨ，ＫＯ
ＩＩ、 ＬｉＯＨ，ＲｂＯＨ，Ｃ５ＱＩＩの如きアルカ
リ金属、水酸化物の水溶液を１００℃以上に保持し、そ
の水溶液中に上記方向性珪素鋼板を浸漬すれば容易に、
酸化物皮膜を除去しうろことを見い出した。
（作 用）
アルカリ金属水酸化物の温度については、１０重全％以
上で、水溶液の加熱温度における飽和温度の間ｊごあれ
ばよい。
上で、水溶液の加熱温度における飽和温度の間ｊごあれ
ばよい。
なお、１０重量％未満の濃度でも脱スケールは可能であ
るが長大な処理時間を必要とするので、この発明の目的
を達成し得ない。
るが長大な処理時間を必要とするので、この発明の目的
を達成し得ない。
水溶液の温度については、３００ ｔ：を超えると、加
熱コストが高くなること、水の蒸発が著しくなるため操
業し難（なり、他方１００℃より低いと、脱スケールに
１０分間より長い処理時間がかがるのでアルカリ金属水
溶液の温度は１００〜３００ ｔ：の範囲てなければな
らない。
熱コストが高くなること、水の蒸発が著しくなるため操
業し難（なり、他方１００℃より低いと、脱スケールに
１０分間より長い処理時間がかがるのでアルカリ金属水
溶液の温度は１００〜３００ ｔ：の範囲てなければな
らない。
（実施例）
実施例Ｉ
Ｓ＋：３．３％を含有する冷間圧延後の珪素銅帯にＭｇ
Ｏスラリーを塗布したのち、コイル状に巻きとった。つ
いで、１２００℃１０時間］１゜中でバッチ焼鈍した。
Ｏスラリーを塗布したのち、コイル状に巻きとった。つ
いで、１２００℃１０時間］１゜中でバッチ焼鈍した。
この処理により、鋼帯表面に、！、Ｉｇ２ＳｉＯ４を主
体とする酸化物皮膜が生成した。
体とする酸化物皮膜が生成した。
この銅帯から小試片を多数切り出し、アルカリ金属水酸
化物の水溶液中に５秒間〜１時間浸漬して酸化物皮膜の
除去の状態を調べた。その結果、表１に示す如く、この
発明の方法で処理した場合には、酸化物皮膜が１０分間
限内の短時間で完全に除去された。
化物の水溶液中に５秒間〜１時間浸漬して酸化物皮膜の
除去の状態を調べた。その結果、表１に示す如く、この
発明の方法で処理した場合には、酸化物皮膜が１０分間
限内の短時間で完全に除去された。
実施例２
Ｓ＋：３．０％を含有する脱炭焼鈍後の珪素羽帯にＡｌ
Ａｌ２［１３８０％、！、Ｉｇ０２０％より成るスラリ
ーを塗布したのち、コイル状に巻きとった。ついで、１
２００℃１０時間、Ｈ２中でパッチ焼鈍した。この処理
により、鋼板表面にＭｇ２５ｉＱ４ と５ｉ０２を主体
とする酸化物皮膜が生成した。
Ａｌ２［１３８０％、！、Ｉｇ０２０％より成るスラリ
ーを塗布したのち、コイル状に巻きとった。ついで、１
２００℃１０時間、Ｈ２中でパッチ焼鈍した。この処理
により、鋼板表面にＭｇ２５ｉＱ４ と５ｉ０２を主体
とする酸化物皮膜が生成した。
この鋼板から小試片を多数取り出し、アルカリ金属水酸
化物の水溶液に５秒間〜１時間浸漬して、酸化物皮膜の
除去の状態を調べた。その結果、表２に示す如く、この
発明の方法で処理した場合は、酸化物皮膜が１０分間以
内の短時間で完全に除去された。
化物の水溶液に５秒間〜１時間浸漬して、酸化物皮膜の
除去の状態を調べた。その結果、表２に示す如く、この
発明の方法で処理した場合は、酸化物皮膜が１０分間以
内の短時間で完全に除去された。
〈発明の効果）
一ヒ述の如く、アルカリ金属酸化物の水溶液に浸漬する
という極めて簡単な方法で、方向性珪素鋼板の表面に生
成した酸化物皮膜を１０分間以内の短時間て完全に除去
することが出来る。
という極めて簡単な方法で、方向性珪素鋼板の表面に生
成した酸化物皮膜を１０分間以内の短時間て完全に除去
することが出来る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、常法により製造された表面に酸化物皮膜を有する方
向性珪素鋼板を、 １００℃〜３００℃の温度に保持した、アルカリ金属水
酸化物のうちから選んだ少なくとも一種の水溶液中に浸
漬することを特徴とする方向性珪素鋼板の酸化物皮膜除
去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18996385A JPS6250489A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 方向性珪素鋼板の酸化物皮膜除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18996385A JPS6250489A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 方向性珪素鋼板の酸化物皮膜除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250489A true JPS6250489A (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=16250116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18996385A Pending JPS6250489A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 方向性珪素鋼板の酸化物皮膜除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6250489A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0636712A1 (fr) * | 1993-07-29 | 1995-02-01 | Framatome | Procédé de nettoyage chimique de pièces en matériau métallique |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP18996385A patent/JPS6250489A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0636712A1 (fr) * | 1993-07-29 | 1995-02-01 | Framatome | Procédé de nettoyage chimique de pièces en matériau métallique |
| FR2708628A1 (fr) * | 1993-07-29 | 1995-02-10 | Framatome Sa | Procédé de nettoyage chimique de pièces en matériau métallique. |
| US5575863A (en) * | 1993-07-29 | 1996-11-19 | Framatome | Process for the chemical cleaning of metal components |
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