JPS62502946A - 手足を処置するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 手足を処置するだめの装置 本発明は、手足を処置するため、特に手術のような処置を施すだめの装置であっ て、処置すべ墳手足のための支持プレートと、処置すべき手足を透過するために 支持プレートを通過する放射線又は信号波を発する送信器と、放射線又は信号波 のための受信器と、処置される手足を処置中に写し出すために受信器と連結され たスクリーンとを有している形式のものに関する。

骨折を手術によって処置する場合に、骨折箇所を整復時、装釘時、ギプス装着時 などにスクリーンにおいて観察することは公知である。この場合処置すべき手足 は、レントゲン線が通過する支持プレートにおいて支持される。レントゲン線は 支持プレートの片側に配置されたレントデン管から発せられ、スクリーンと連結 された受信器に達する。

このために使用される、例えば西ドイツ国特許出願公告第１９５８９０５号明細 書に記載の装置では、レントデン管と受信器はＣ字形の保持体の両端にそれぞれ 配置されている。この装置は、支持プレートが直接受信器に位置するように使用 される。この公知の装置における欠点は、゛スクリーンに写し出される画像が比 較的小さく、従って細部が手術者にはっきりとわからないことである。

例えば西ドイツ国特許出願公開第２３３４２５０号明細書及び西ドイツ国特許出 願公開第２７５３０４７号明細書に基づいて公知の別のレントゲン検査装置にお いても、患者支持箇所もしくは検査すべき身体部位のだめの支持プレートは受信 器に直接位置しているか又は受信器のすぐ近くに配置されている。

西ドイツ国特許出願公告第２６４０２４８号明細書に開示されたレントゲン検査 装置では、検査すべき女性の胸部のだめの支持プレートは確かに固有の支持に固 定されていて、Ｃ字形の保持体の両端に配置されこれによって互いに結合された 送信器と受信器とは支持プレートに対して相対的に旋回することができるが、し かしながらこの公知の構成においても送信器及び受信器の各旋回位置において支 持プレートは受信器のすぐ近くに配置されている。

スクリーンにおける画像を電子的な方法で拡大することができる装置も公知であ るが、しかしながらこのような装置は高価であシ、しかも拡大は制限された範囲 でしか可能でない。

ゆえに本発明の課題は、手足を処置するため、特に手術によって処置を施すため の公知の装置であって、処置すべき手足をスクリーンに写し出すことができ、電 子的な拡大装置を有していない公知の装置を改良して、複雑な処置を施すことな しに簡単な形式でスクリーンにおける画像を拡大することができ、この場合この 拡大がしかしながら常に行われるのではなく、装置を汎用の形式のおいても使用 することができるようにすることである。

この課題を解決するために本発明の構成では冒頭に述べた形式の装置において、 支持プレートが送信器と受信器との間の間隔のほぼ真中においてフレームに配置 されており、該フレームが受信器及び（又は）送信器に支持されているようにし た。

本発明の装置では支持プレートが受信器のすぐ近くにつまり送信器から発せられ た放射線円錐の端部に位置しているのではなく、送信器と受信器との間のほぼ真 中に位置していることによって、支持プレートに載っている手足は、この支持プ レートの下で広がる放射線円錐によって拡大されて受信器にかつそこからスクリ ーンに伝達され、この場合スクリーンにおける画像は、支持プレートが直接受信 器に位置している配置形式の場合の約倍の大きさになる。従って本発明によれば 、受信器に対する支持プレートの位置を変化させるだけでスクリーンにおける画 像を拡大することができる。この拡大によって確かにスクリーンにおける画像の 鮮明度は低下するが、しかしながら手術中における手足の運動によって生じる不 鮮明さは視覚的な再処理によって手術者の頭において変換されて、スクリーンに おける画像は手術のためにまったく十分な明確さをもって認識される。

受信器及び（又は）送信器に支持されているフレームに支持プレートが配置され ていることによって得られる利点としては次のことが挙げられる。すなわちこの ような配置形式では、支持プレートを容易に送信器と受信器との間の間隔のほぼ 真中にもたらすこと及び容易に再びフレームと一緒に遠ざけることができ、この 結果スクリーンにおける拡大が不必要な場合には難なくかつ著しい技術的な手間 をかけることなしに再び、支持プレートが受信器のすぐ近くに位置している通常 の状態を生ぜしめることが可能である。

本発明の装置において、支持プレートが有利には該支持プレートの４つの角隅に 固定された支持を介して例えば金属製のベースプレートと結合されていて、該ベ ースプレートが受信器又は送信器に支持されていると有利である。この場合ベー スプレートに開口が設けられていて、該開口に受信器又は送信器のケーシング部 分が差し込まれていてもよい。このように構成されていると、受信器又は送信器 における支持プレートの固定を容易に行うことができ、この場合、支持プレート が受信器又は送信器に対して所望の位置を占めることが保証される。

ベースプレートの開口に差し込まれているケーシング部分は、透過装置の種種異 なった製品においである一定の範囲内で様様な寸法を有している。そこでこれラ スべての製品において同一のベースプレートを使用できるようにするために、本 発明の別の実施態様によれば、ベースプレートの開口の範囲に、受信器又は送信 器のケーシング部分を少なくとも部分的に取り囲む緊定ベルトが設けられている 。この緊定ベルトは、ベースプレートの開口が開口に差し込まれるケーシング部 分より大きい場合においても、ケーシング部分におけるベースプレートの確実な 固定を可能にする。緊定ベルトはその長さの大部分にわたってケーシング部分に 密接しているので、本発明の別の実施態様では、緊定ベルトの端部が滑子と結合 されていて、該滑子が、ベースプレートの開口の真中に向かって延びているガイ ドに摺動可能に配置されている。ガイｒ内における滑子の摺動によって、緊定ベ ルトの位置は緊定ベルトの端部範囲においてもケーシング部分の寸法に適合する ことができる。

状況をフィルムにもとっておくこと、例えば骨折の整復後及びギプス装着後にお ける処置された手足を撮影することはしばしは必要であり、これを可能ならしめ るために、本発明の実施態様では、ベースプレートにフィルムカセットのための 挿入部が設けられている。

この場合ベースプレートは受信器に結合されていなくてはならず、つまシ受信器 のすぐ近くに配置されており、この結果フィルムにもスクリーン同様手足は拡大 されて描写される。

さらにまた、支持プレートが、支持面に対して平行に延びる２つの層から成って いて、そのうちの−万の層が放射線透過性の材料からかつ他方の層が放射線非透 過性の材料から成っておシ、この場合放射線非透過性材料から成る層に円形の開 口が設けられていて、該開口の直径が支持プレートの箇所における放射線円錐の 直径にほぼ相当していると有利である。これによって支持プレートの下における 散乱放射線が回避され、放射線非透過材料製の層における円形の開口を通過する 放射線だけが受信器に達することが保証される。

散乱放射線の流出を回避することは、支持プレートとベースプレートとの間にお ける中間室が放射線防護周壁によって遮蔽されていることによっても達成され図 面には本発明の実施例が示されている。

第１図は本発明による装置の全体を示す図、つまシ患者の指を手術によって処置 するために用いられる場合における装置の全体図、第２図は本発明による装置の １部分を、１部を断面図でかつ１部を側面図で示す図、第３図は受信器にベース プレートを固定するだめの緊定ベルトを示す図、第４図は本発明による装置の１ 部分の変化実施例を示す斜視図である。

本発明による装置は鉛直なコラム２を備えたスタンド１を有しておシ、コラムに は、ガイド３が矢印４の方向において摺動可能にかつ調節された位置において固 定可能に配置されている。ガイド３には支持５が矢印６の方向つまシはぼ水平な 方向において摺動可能かつ固定可能に配置されており、支持５にはＣ字形の保持 体７が結合されている。この保持体７の一端には放射線を発する送信器８′ｆ＋ 通常はレントゲン管が固定されていて、保持体７の他端には、送信器８から発せ られた放射線のだめの受信器９が固定されておシ、受信器９は導線１０を介して スクリーン１１と連結されている。送信器８から発せられた放射線の放射線円錐 は符号１２ａで示されている。

第２図からもわかるように受信器９はベースプレート１２と結合されておシ、こ の場合受信器９のケーシング部分１３はベースプレート１２の開口１４の範囲に 配置されている。ベースプレート１２は向かい合った側にＣ字形のガイド１５を 有し、このガイド１５はフィルムカセット１６のための挿入部を形成していて、 この挿入部は後方をストッパ１７によって制限されている。

金属製のベースプレート１２は４つの支持１８を介して支持プレート１９と結合 されており、この支持プレート１９は特に第２図かられかるように、放射線透過 性材料製の層２０と放射線非透過性材料製の層２１とから成っており、この場合 層２１には円形の開口２２が設けられていて、この開口２２の直径は支持プレー ！−１９の範囲における放射線円錐１２ａの直径にほぼ相当している。

この場合の配置形式は、支持プレート１９が送信器８の放射線放出箇所と受信器 ９の放射線進入箇所との間の間隔ａを半分割するようになっている。

処置される患者はベッド２３に横になっていて、その腕はサイドテーブル２４に 支持されており、この場合本発明による装置は、支持プレート１９がサイドテー ブル２４とほぼ同じ高さに配置されるように待置決めされている。支持プレート １９には患者の手術すべき手が載っておシ、この手は手術の際に放射線円錐１２ ａによって透過されるので、手術時にはこの手の様子がスクリーン１１に写し出 される。送信器と受信器との間の間隔ａの真中に支持プレート１９が配置されて おり、つまり支持プレート１９の範囲における放射線円錐１２ａの直径が受信器 ９に当たった時に放射線円錐の直径の半分の大きさであることによって、スクリ ーン１１に写し出される像は２倍の値に拡大される。

写真撮影の際にもこのような拡大が行われる。それというのはフィルムカセット １６のための挿入部も同様に受信器９の範囲に位置しているからである。

第６図には受信器９のケーシング部分１３におけるている。ベースプレート１２ の下側には半径方向で開口１４の中心に向かって延びるガイド２５が設けられて いて、該ガイドにおいては滑子２６が摺動可能に案内されている。滑子２６は緊 定ベルト２７の端部と結合されており、この緊定ベルト２７は受信器９のケーシ ング部分１３を密接して取り囲んでいて、公知の緊定装置２８を有している。こ のように構成されていると、ケーシング寸法がある程度の範囲内で変化する受信 器９にベースプレート１２を確実に固定することができ、この場合ガイド２５に 摺動可能に配置された滑子２６によって、緊定ベルト１γが受信器３のケーシン グ部分１３に常に密接することが保証されている。

第４図に示された実施例が第１図〜第３図に示された実施例と異なっている点は 、支持プレート１９の周面の範囲にベースプレート１２に向かって延びていてこ のベースプレート１２と結合された放射線非透過性材料製の壁２９が設けられて いることであり、これによって支持プレート１９とベースプレート１２との間に おける中間室は放射線防護周壁によって遮蔽されている。

Ｆ／６．２ 、＃、４．　ｆ’ｃＴ／ＡＴ８６１０００３ｇＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮ ＴＥＲ）ＩＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣ！（Ｒ：ｊＯＲＴ　０ＮＩＮＴＥＲＮＡ ｒＩＯＮＡＬＡＰＰＬＩＣＡＴＩＯＮＮｏ、？ＣＴ／ＡＴ８６１０００３８（Ｓ Ａ１３１１９）ＵＳ−Ａ−４１４３２７５０６１０３／７９　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ −４１０４５２８０１７０８７７８ＮｏｒｓｅＵＳ−Ａ−３９Ｂ７８０４　０３ １０６／７５　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−４１２２３５０２４／１０／７Ｂ　Ｎｏｒｓ ｅ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．手足を処置するため、特に手術のような処置を施すための装置であつて、処 置すべき手足のための支持プレートと、処置すべき手足を透過するために支持プ レートを通過する放射線又は信号波を発する送信器と、放射線又は信号波のため の受信器と、処置される手足を処置中に写し出すために受信器と連結されたスク リーンとを有している形式のものにおいて、支持プレート（１９）が送信器（８ ）と受信器（９）との間の間隔（ａ）のほぼ真中においてフレーム（１２，１８ ）に配置されており、該フレームが受信器（９）及び（又は）送信器（８）に支 持されていることを特徴とする、手足を処置するための装置。 ２．支持プレート（１９）が有利には該支持プレートの４つの角隅に固定された 支持（１８）を介して例えば金属製のベースプレート（１２）と結合されていて 、該ベースプレートが受信器（９）又は送信器（８）に支持されている、請求の 範囲第１項記載の装置。 ３．ベースプレート（１２）に開口（１４）が設けられていて、該開口に受信器 （９）又は送信器（８）のケーシング部分（１３）が差し込まれている、請求の 範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４．ベースプレート（１２）の開口（１４）の範囲に、受信器（９）又は送信器 （８）のケーシング部分（１３）を少なくとも部分的に取り囲む緊定ベルト（２ ７）が設けられている、請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載の 装置。 ５．緊定ベルト（２７）の端部が滑子（２６）と結合されていて、該滑子が、ベ ースプレート（１２）の開口（１４）の真中に向かつて延びているガイド（２５ ）に摺動可能に配置されている、請求の範囲第４項記載の装置。 ６．ベースプレート（１２）にフイルムカセット（１６）のための挿入部（１５ ）が設けられている、請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の装 置。 ７．支持プレート（１９）が、支持面に対して平行に延びる２つの層（２０，２ １）から成っていて、そのうちの一方の層（２０）が放射線透過性の材料からか つ他方の層（２１）が放射線非透過性の材料から成っており、この場合放射線非 透過性材料から成る層（２１）に円形の開口（２２）が設けられていて、該開口 の直径が支持プレート（１９）の箇所における放射線円錐（１２ａ）の直径にほ ぼ相当している、請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１項記載の装置。 ８．支持プレート（１９）とベースプレート（１２）との間における中間室が放 射線防護周壁（２９）によつて遮蔽されている、請求の範囲第１項から第７項ま でのいずれか１項記載の装置。