JPS62502523A - 打抜きダイセツトの製造方法 - Google Patents
打抜きダイセツトの製造方法Info
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- JPS62502523A JPS62502523A JP50231785A JP50231785A JPS62502523A JP S62502523 A JPS62502523 A JP S62502523A JP 50231785 A JP50231785 A JP 50231785A JP 50231785 A JP50231785 A JP 50231785A JP S62502523 A JPS62502523 A JP S62502523A
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
打抜きダイセットの製造方法
〔発明の技術分野〕
本発明は電気物理的加工に関し特に打抜きダイセットの製造方法に関する。
ダイセットの製造に際しては労働作業の節減及びダイセットの修理における作動
部品の互換性の確保が必要であり、さらに作業工程の削減を図ることが必要であ
る。
これら全ては放電加工によって達成が可能である。
公知の打抜きダイセットの製造方法(教本「ダイセット、加圧成形型及び取付具
の製造J V、 M、ウラジミロフ、モスクワ、ビシャヤスコラ出版、1981
年pp。
180−201)においては最初に雌型が製造される。
その後、焼入れ硬化し完成した雌型によって雄型及びノックアウトが印刻される
。雄型及びノックアウトは手作業により修正され完成する。雄型によって印刻さ
れたストリッパーもまた人手により形状修正されて寸法を合わせている。
雌型の製造方法は以下の工程を含んでいる。即ち、特定の許容量を見込んだ寸法
に素材を平削りする工程、下面及び上面を研摩する工程、2つの側面を研摩する
工程、孔あけを行ない、その孔径を拡大する工程、孔外形を印刻する工程、その
後の台作業のために許容量をもって孔を切り出す工程、焼き入れに先だって孔外
形にそって行う人手による修正作業工程、焼き入れ及びそれに続く焼き戻しの工
程、下面上面の研摩工程及び研摩材又はダイヤモンド工具を使用して孔外形に従
って行う手作業による仕上げ工程、である。
雌型及びノックアウトの製造工程は以下のとおりである。まず最初に印刻に従っ
てそれらの外形通りの加工が行なわれる。焼き入れ硬化し完成した雌型に依って
雌型及びノックアウト外形どおりに印刻が成される。雄型及びノックアウトは上
述の印刻に従って手作業で型成形される。その後、それらは焼き入れ及び焼き戻
しされる。
最後に雄型及びノックアウトは研摩材又はダイヤモンド工具に依ってそれらの作
動外形に合わせて手作業により完成される。
ストリッパーの製造工程は以下の工程を含む。即ち、印刻に従って形状を加工し
、その後、焼き入れ硬化し仕上げられた雄型によって印刻がなされ、そして細め
のやすりを用いて印刻に従ってその外形通りに孔がやすりがけされる。
上述の方法においては複雑かつ重要な作業工程は大部分手作業に依って行なわれ
る。雌型、雄型、ストリッパー及びノックアウトは、印刻され、焼き入れに先立
つてやすりがけされ、最後に人手に依る修正作業に依って寸法合わせされる。し
かしながらダイセット要素を手作業によって製作しては、高い労働生産性は確保
できない。
雌型、雄型、ストリッパー及びノックアウトの作動外形の加工精度が低い為に精
密なダイセット及び正確な打抜き仕上げが不可能であった。又上述の方法に依っ
ては、修理に際して人手に依る修正作業無しではダイセットの作動部品の互換性
を提供できなかった。
更に、放電加工を利用した打抜きダイセットの製造方法も知られている。(たと
えば教本「金属の寸法出し放電加工J B、 A、アルトモノフ、A、L、ビシ
ニラキー、Yu、S、ボルコフ、A、 V、グラスコツ、モスクワ、ビシャヤス
コラ出版、1978年pp、160−162)ここにおいては、放電加工機にお
いてテンプレートに従って線状電極により雌型が製作される。これと同様の方法
が、放電孔抜き機において、雄型を製造するのに用いられる1組の積層された電
極工具を製造するのに使用されている。
雌型を製造する工程は以下のプロセスを含んでいる。
即ち、特定の許容量を見込んだ大きさに素材を切断又は平削りする工程、下面及
び上面を研摩する工程、2つの側面を研摩する工程、孔をあけ拡大する工程、焼
き入れ硬化しその後焼き戻しする工程、線状電極を用い手作りのテンプレートに
従って孔を切り出す工程、及び研摩材或いはダイヤモンド工具を使用して外形通
りに孔を手で仕上げる工程である。
雄型を製造する工程は以下のプロセスを含んでいる。
即ち、特定の許容量を見込んだ大きさに素材を切断し又は平削りする工程、下面
、上面、及び2つの側面を研摩する工程、孔をあけ拡大する工程、焼き入れ硬化
しその後焼き戻しする工程、下面及び上面を研摩する工程、テンプレートの形状
に従い、線状電極工具に依って製作された板状電極工具を用いて作動外形に雄型
を放電加工する工程、及び研摩材或いはダイヤモンド工具を使用して雄型の形状
を人手によって仕上げる工程である。
上述の方法に依れば線状電極工具を使用して手作りのテンプレートに従って雌型
が製造される。又、雄型を製造する際にはテンプレートに従って雌型と同形状に
作られた板状電極工具が用いられる。テンプレートを手作りしたり又、放電加工
後作業者が修正したりする為、高い労働生産性が確保できない。雌型及び雄型の
作動外形の加工精度が低いが故に、精密なダイセットの製作及びそれらに依る正
確な打抜き仕上げが不可能であった。この方法に依れば又、修理の際に人手によ
る修正作業抜きでは作動部品の互換性を提供できなかった。
本発明の目的は、作動部品の加工精度を向上し、労働作業を削減し、修理の場合
に新しい作動部品の互換性を確保することが可能であり、又、これら作動部品の
製造技術を最新化する打抜きダイセットの製造方法を提供することである。
前述の目的は、以下に述べる打抜きダイセットの製造方法により達成される。即
ち、打抜きダイセットの要素が予め機械加工されて本発明に示された形状に近似
の外形を与えられ、上記ダイセットの要素を放電加工するための電極工具として
使用するために予め定められた外形を有する一組の積層された素材を準備し、次
に、−組の積層された正極工具を用意しそれらの各々に製造用孔を設け、その後
、正極工具のうちの1個を用いてダイセットの作動部品を印刻し、前述の電極工
具の作動外形の寸法を機械的に、或いは化学的に減少させ、第2番目の正極工具
を用いて、雌型およびストリッパを放電加工仕上げし、第3番目の正極工具を用
いて製造用孔を備えた一組の積層された負極工具を加工し、ノックアウトを粗加
工および仕上げ加工する。
本願に開示された打抜きダイセットの製造方法によれば、電極工具を用いて放電
加工を行なうことにより、雌型、雄型、ストリッパおよびノックアウトの加工が
高精度化するために労働作業が節減できる(生産性は1.3倍化する)。又、ダ
イセットの作動部品の互換性が確保でき、このため、雌型、雄型、ストリッパお
よびノックアウトをその外形に沿って手直し修正するといった手作業の必要性を
除去したので、グイセット修理における労働消費が減少した(効率が1.2倍化
した)。
第1図は積層された一組の正極工具を示した断面図、第2図は第1図に図示した
正極工具の形状を示す平面図、第3図は雌型および雄型にピンによって固定され
調整ゲージの作用を果たす負極工具と正極工具を示した断面図、第4図は雌型の
平面図、第5図は、ストリッパおよびストリッパにピンによって固定された調整
ゲージの作用を果たす負極工具と、正極工具を示した断面図、第6図はストリッ
パの平面図、第7図は、雄型および雄型にピンによって固定され調整ゲージの作
用を果たす正極工具と、負極工具を示した断面図、第8図は雄型の平面図、第9
図はノックアウトおよびノックアウトにピンによって固定され、調整ゲージの作
用を果たす正極工具と、負極工具を示した断面図、第10図はノックアウトの平
面図、第11図は一組の積層された負極工具を示した断面図、第12図は第11
図に図示した負極工具の形状を示した平面図である。
〔実施例〕
本発明による打抜きグイセットの製造方法を以下に詳述する。
第1図に示されたように、銅又は他の導電性材料板1が積層される。次に、第1
図ないし第2図に示すように製造用孔2が穿孔され、数値制御放電加工機の線材
電極工具によって正極工具3の形状が切出される。
雌型5(第3図、第4図に図示)の作動孔4、ストリッパ7(第5図、第6図に
図示)の作動孔6、雄型9(第7図、第9図に図示)の作動外形8、およびノッ
クアウト■(第9図、第10図に図示)の作動外形1oが、第2図に示す3個の
正極工具3のうちの1個を使用することにより成形される。電極工具3(第2図
、第3図)の作動外形の寸法が機械的又は化学的に減少させる。そしてこの電極
工具は、雌型の作動外形4(第3図、第4・ 図)およびストッパ7の作動孔6
(第5図、第6図)を、放電孔抜き機において粗加工するために使用される。
第2の正極工具3(第2図)は、雌型5の作動孔4(第3図、第4図)およびス
トリッパ7の作動孔6(第5図、第6図)を放電加工仕上げするのに使用される
。
第3の正極工具3(第2図)は、−組の銅又は他の導電性材料板材12(第11
図)に対して作動孔13(第11図、第12図)を設けるとともに、放電加工機
における負極工具(第12図)を準備するために用いられる。
雌型5(第3図、第4図)の製造は、以下の工程を含んでいる。即ち、まず板材
が特定の許容量を見込んだサイズに切断される。雌型5の下面、上面および2つ
の側面が研摩される。雌型5の製造用孔6を含む孔があけられ、続いて図示のと
おり拡大される。作動孔4の孔外形が印刻される。作動孔4が放電加工のための
許容量をもって切断される。雌型5が焼入れ硬化および焼戻しされる。雌型5の
下面および上面が研摩される。製造用孔16はジグ研削板により研削される。又
、雌型5(第3図、第4図)の作動孔4の放電加工は以下のように行なわれる。
負極工具14が雌型(第3図)の上部に載置され円筒ピン17によって固定され
る。このため、負極工具14は正極工具3のための調整ゲージとして作用し、正
極工具3は雌型5の作動孔4を穿孔するように使用される。
ストリッパ7(第5図、第6図)の製造は以下の工程を含む。板材が特定の許容
量を見込んだサイズに切断される。ストリッパ7の下面、上面および2つの側面
が研摩される。ストリッパ7の製造用孔18を含む孔があけられるとともに図示
したように拡大される。作動孔6の形状が印刻される。作動孔6が放電加工のた
めの許容量を見込んで切断される。ストリッパ7(第5図、第6図)の作動孔6
の放電加工は以下のように行なわれる。ストリッパ7(第5図)上に負極工具1
4が載置され、円筒ピン19によって固定される。このため、負極工具14は正
極工具3に対して調整ゲージの作用を果し、正極はストリッパ7の作動孔6を穿
設するために使用される。
ノックアウト■(第9図、第10図)の製造工程は以下のとおりである。板材が
特定の許容量を見込んだサイズに切断される。ノックアウト■の下面、上面およ
び側面が研摩される。ノックアウトHの製造用孔22を含む孔があけられそして
図に示したように拡大される。ノックアウトHの作動外形が印刻される。次にノ
ックアウト■が、放電加工のための許容量を見込んで、作動外形10に従って切
断される。ノックアウト■が焼入れ硬化および焼戻しされる。ノックアウトHの
下面および上面が研摩される。製造用孔22がジグ研削盤により研削される。ノ
ックアウト■(第9図、第10図)の作動外形に沿った放電加工は以下のように
行なわれる。即ち、正極工具3がノックアウト■(第9図)上に載置され円筒ピ
ン23より固定される。このため、正電極工具3は負極工具14に対して調整ゲ
ージの役割を果す。そして負極工具14はノックアウトHの作動外形を作り出す
ために使用される。
本願の打抜きダイセットの製造方法によれば、雌型、雄型、ストリッパおよびノ
ックアウトの加工において、正極および負極工具として使用されるべく所定の形
状を有する一組の板材を準備したので、労働作業が節減できた(生産性が1.3
倍化した)。正極および負極工具、雌型、雄型、ストリッパおよびノックアウト
に製造用孔を設けたので、全く同一の作動部品の製造が可能になり、さらに、人
手に依る修正作業不要の部品互換性が生まれた。この結果、打抜きダイセットの
修理における労働消費が減少した(効率が1.2倍化した)。
本願に係る発明は、打抜きダイ七・ノドにおける雌型、雄型、ストリッパおよび
ノックアウト等の作動部品の製造に使用することができるという産業上の利用性
を有している。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 打抜きダイセットの要素が予め機械加工され特定形状に対応する外形を具備し、 前記ダイセットの要素を放電加工するための電極工具として使用するために予め 定められた外形を有する一組の積層された素材が準備される打抜きダイセットの 製造方法において、一組の積層された正極工具が準備それその各々に製造用孔が 設けられる工程と、その後前記正極工具のうちの1個を用いてダイセットの作動 部品が印刻される工程と、正極工具の寸法が機械的或いは科学的に減少される工 程と、雌型およびストリッパが粗加工される工程と、第2の正極工具を用いて雌 型およびストリッパが仕上げ放電加工される工程と、第3の正極工具を用いて一 組の積層された負極工具が消耗加工される工程と、前記負極工具に製造用孔が設 けられる工程と、前記負極工具を用いて雄型およびノックアウトを粗加工および 仕上げ加工する工程とを具備することを特徴とする打抜きダイセットの製造方法 。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1985/000026 WO1985003133A1 (en) | 1984-01-13 | 1985-01-10 | Immunoassay for biologically active human interferon-gamma |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62502523A true JPS62502523A (ja) | 1987-10-01 |
Family
ID=22188539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50231785A Pending JPS62502523A (ja) | 1985-01-10 | 1985-03-27 | 打抜きダイセツトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62502523A (ja) |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP50231785A patent/JPS62502523A/ja active Pending
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