JPS62502417A - 複合材料のばねと構成部材との組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複合材料のばねと構成部材との組立体 本発明は一般に複合（ｍ維強化プラスチック）材料で造った板ばねに関し、特に そのようなばねに緊締される他の構成部材を組み付けた構造体に関する。ばねに そのように組み付けられる構成部材の一例は、自動車に用いる車軸であって、こ れは一般に、Ｕボルトのよりな緊締装置によって板ばねにその中央部分において 保持されている。

この緊締装置はその緊締時に構成部材をばねに対して固定位置に保持すると同時 に、その組立て中にばねに対して所望の位置に該部材を所望の位置に保持できる ことが望ましい。さらＫ、荷重をばねの複合材料に分散しかつばね材料内に疲労 亀裂が発生するのを防止するために、緊締されたばねの面と構成部材間に配置さ れた成る形式の荷重分布要素を提供することが望ましい。そのような弾性要素は また、もしばねに接着材によって固定されれば、はねおよび構成部材の緊締され た面に塵埃の侵入に抗し、もし塵埃が侵入すれば潜在的にばね面への摩損を起こ すであろう。

出願人のヨーロッパ特許出！ＡＯＯ９２３９９において、頭部分および胴部分を もつ位置決め要素を使用できることが提案されている。位置決め要素の頭部分は 浅いドームまたは截頭円錐形状をもちかつばねの面の対応する形状の凹部内に延 び、および位置決め要素の胴部は荷重分布要素を貫通しかつばねに緊締された車 軸部材の穴に入る。位置決め袂累は金属製で、かつ緊締された組立体は、ばねの 凹部内に係合することによって、ばねと車軸部材間の相対運動の防止を助長する 。

さらに、出願人の国際特許出願公告Ｗ　Ｏ８４１０４９４９において、弾性材料 のシート状の荷重分布要素は、ばねの凹部、およびばねに緊締された構成部材の 凹部それぞれ内に延びる、両側の形状部分を有する構造を提案された。緊締装置 が緊締されたとき、この組立体の構成部材間の摩擦は、ばねと構成部材間の相対 運動を防止し、一方、弾性要素内に有する位置決め形状部分は、組立中Ｋ、ばね に対する構成部材の正確な位置決めを保証する。しかし、そのような組立体は、 最初に述べた組立体に関して、ばねの製造賀を成る程度まで増大しなければなら ずかつその性質に成る影響をもつばねの面の凹部を設けることを要し、ただし上 述の影響は、もし凹部が浅くかつ鋭利な縁部を持たなければ最小にできる。弾性 要素は、さらに、ばねに部材を組み付ける段階において破損を受け易い。

従って、本発明の目的は、上記の不利点を克服しまたは軽減する板ばね組立体を 提供することである。

本発明は、複合（＆維袖強プラスチック）材料の板ばね、前記はねと係合しかつ 別の部材とも係合して前記部材をばねに固定する緊締装置、前記構成部材と前記 はね間に配置されかつ接着材によって前記はねに固定された弾性材料のシート状 要素、および頭部分および胴部分をもつ位置決め要素を含み、前記頭部分は弾性 材料の前記要素の凹部を占位しかつばねの面に当接するほぼ平坦な面を提供し、 かつ前記胴部分は弾性材料の要素を貫通しかつ前記要素と係合し、ばねに対する 前記構成部材の位置を決定する組立体を提供する。

接着材を用いてばねに弾性材料の要素を固定することは、組立中に車軸梁のよう な構成部材の正確な位置決めを保証するのに好適であることが卸られている。位 置決め要素との保合のために、ばねに凹部を必要としない。緊締装置が緊締され たのちに、ばねに対する構成部材の運動を防止するためには、いずれの場合にお いても位置決め要素などによる保合は必要でない。

位置決め要素は、例えば銅のような金属で造ることができ、それによシその胴部 分は組立体の構成中に破損し難い。これとは別に硬質のプラスチック材料の使用 も好適である。

ばねは凹部または類似の表面形状部分をもたないが、もしばねがこの組立体の位 置決め場所に浅い凹部を有するならば、この発明の範囲を外れるものではない。

位置決め要素の頭部分は、しかし、そのような凹部には入らない。そのような凹 部は例えば、本発明による組立体のばねの位置が決められる基準点を提供するた めに設けるのに必要である。そのような基準点は自動機械を利用する製造方法の ために必要である。この目的に用いる凹部はばねの性質に何等か目立つ影響をも たないように十分に小さいことが必要である。

附図を参照して、例について以下に本発明を説明する。

第１図は、この発明による組立体の部分切断側面図であシ、第２図は、前記組立 体の部分をとおる詳細断面図である。

図面の第１図において、複合の繊組補強プラスチック材料で造られた板ばね１０ の中央部分が示されている。例として、ばねは処理中に樹脂が硬化される成形方 法でその最終形状に形成されるエポキシ樹脂内で硬化されたガラス繊維を含む。

自動車用としての典型例において、図示のように、この例では車軸梁１２用のシ ートである構成部材１１は、ナツト１５を具備したＵポル）１４の形態の緊締装 置によってその中央部分においてばねに保持されている。構成部材１１と反対の ばね側において、Ｕポルトは当接板１３を抱く。エジストマ性プラスチックまた はゴム材料が好ましい弾性材料のシートの形をもっ要素１６が要素構成部材１１ とはねｌＯの下面との間に配設されている。

要素１６は接着材によってばねの表面に取り付けられる。要素１６とげね１００ 両方の材料との接着結合を達成できる好適な接着材は当業者によって容易に選択 される。

要素１６は、比較的硬い等級のポリウレタン材料を用いることができ、その好適 材料の一例は出願人の上記ヨーロッパ特許出ａＯＯ９２３９９に開示されている 。

要素１６は位置決め要素１７をばねに保持し、かつこれは第２図に詳細図示され ている。位置決め要素１７は頭部分１９を含み、該頭部分はばねの表面と向き合 う平坦面を提供する。この頭部分は要素１６の厚さのほぼすの厚さをもち、かつ 要素１６の対応する形状の凹部内に占位する。要素１６の凹部の深さは、頭部分 １９の厚さよシもわずかに大きいことが好ましく、かつそのような寸法差によっ て提供されるようなすき間は、この組立体が合体緊締されかつ要素１６が圧縮さ れたときに消去される。位置決め要素はさらに、要素１６の穴を貫通しかつ構成 部材１１の穴１８内に延びる胴部分２ｏを含む。位置決め要素は、例えば銅金属 、または硬質プラスチック材料で造られるので、この要素は車軸梁シー）１１と 有効に係合して、・車軸梁シート１１をばねに位置づける。

位置決め要素１７は、要素１６によってばねに対して固定位置に保持され、かつ そのような状態で構成部材１１と係合することによって、組立中にばねに対する この構成部材を位置づける。ひとたび構成部材１１がＵボルト１４およびナラ） １５によってばねに緊締されれば、この組立体における相対運動は緊締結合を緊 締することによって抵抗され、かつ位置決め要素１７は作用目的には使用されず に、もし構成部材１１が成る時間後に移動しても必然的にその状態を維持して構 成部材１１の正確な再位置決めを提供する。

第３図は、第１図で示されたような組立体２１ｔ−その中央区域にもつ児成板ば ね１０を図解する。ばねの両端には、全体を２２で示すフィッティングを具備し 、それによってばねがその国際調査報告 ノ；ＮＮＥＸＴｏＴＦ、ＥＩｉ・コＴＥＲ）ＩＡＴＩ○ＮＡＬＳＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴＯ？１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．複合材料（繊維補強プラスチツク）の板ばね（１０）、前記ばねと係合しさ らに別の構成部材（１１）と係合して前記構成部材をばねに固定する緊締装置（ １４，１５）、前記構成部材（１１）と前記ばね（１０）間に配置されかつ接着 材によつて前記ばねに固定された弾性材料のシート状要素（１６）、および頭部 分（１９）および胴部分（２０）を有する位置決め要素（１７）を含み、前記頭 部分（１９）が、弾性材料の前記要素の凹部内に占位し、かつばね（１０）の表 面に向つて位置する平坦面を提供し、および前記胴部分（２０）が弾性材料の前 記要素（１６）を貫通しかつ前記構成部材（１１）と係合して、ばねに対する前 記構成部材の位置を決定することを特徴とする組立体。
2. ２．前記位置決め要素の前記頭部分（１９）が前記要素（１６）が圧縮状態でな いときは、前記要素の深さよりも小さい深さをもつことを特徴とする請求の範囲 第１項記載の組立体。