JPS62502401A - レニンおよび酸性プロテア−ゼ阻害ペプチドアミノアルコ−ル誘導体,その製造方法および治療への応用 - Google Patents

レニンおよび酸性プロテア−ゼ阻害ペプチドアミノアルコ−ル誘導体,その製造方法および治療への応用

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JPS62502401A
JPS62502401A JP61501336A JP50133686A JPS62502401A JP S62502401 A JPS62502401 A JP S62502401A JP 61501336 A JP61501336 A JP 61501336A JP 50133686 A JP50133686 A JP 50133686A JP S62502401 A JPS62502401 A JP S62502401A
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アンステイトウ・ナシヨナル・ドウ・ラ・サント・エ・デ・ラ・ルシエルシユ・メデイカル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レニンおよび酸性プロテアーゼ阻害ペプチドアミノアルコール誘導体、その製造 方法および治療への応用本発明はレニン(renin )および、より一般的に は酸性プロテアーゼ(acid proteases )を阻害する新規なペプ チド誘導体に関する。また、本発明はiの製造方法および治療への応用に関する 。
1970年にウメザワはストレプトミセスの培養からペンタペプチドを単離した 。このペンタペプチドはペプスタチン(pepstatin )と呼ばれ、その 後、その構造が次の式に対応することが確立された。
イソバレリル−し−バリル−L−バリルースタチルーL−アラニルースタチン 式中、「スタチン(statin) Jは一般的でないアミノ酸(BS、4S) −4−アミノ−3−ヒドロキシ−6−メチルへブタン酸を意味する。
ペプスタチンは酸性プロテアーゼを阻害し、特にペプシン、カテプシンDおよび レニンに対して活性であることが示された。特に、腎臓由来の酵素であるレニン は、アンギオテンシノーゲンからアンギオテンシンへの変換において、アンギオ テンシノーゲンーアンギオテンシンl−アンギオテンシン■の経路に関与してい る。
アンギオテンシン■は動脈血圧の制御において強力な血管収縮薬として作用する 。ヒトの動脈性高血圧症の治療にペプスタチンを使用する可能性が考えられてき た。しかし、ペプスタチンは全ての酸性プロテアーゼに作用し、水性媒質に対す る溶解度が低く、シかもレニンに対する親和性が低いため、治療での使用は困難 であるとされてきた。ペプスタチン誘導体はこれまで科学文献に記載されてきて いる。例えば、ペプチド鎖を延長することによってペプスタチンを可溶化する試 みが成されている(J、Cardiovasc、Pharmacol、 198 0゜2、687−698)。
本発明によって、ペプチド鎖の延長によらずに、ペプスタチンのペプチド類似体 の種々の位置に親水性の残基を導入することによって、非常に活性な生成物を得 られることが見出された。従来技術(ヨーロッパ特許第114993号と米国特 許第4470971号)は親木置換基の存在はレニンに対する阻害活性を減少す ると教示しているので、このことは全く驚くべきことである。
本発明はレニンおよび他の酸性プロテアーゼの阻害剤として高水準の活性を有す るペプチドに関する。
本明細書と請求の範囲において次に示す略称を使用する。
アミノ酸および保護基または活性化基 これらの略称はIUPAC−IUB命名委員会の生化学部会が示したものと同じ ものである。最も新しい規範は文献に報告されている( E ur、J 、B  iochem、 、 19g4.138.5−7および9−37)。
アミノ酸: Abu:γ−アミノ酪酸 Ala:アラニン Asn:アスパラギン Asp:アスパラギン酸 Cpgニジクロペンチルグリシン His:ヒスチジン Met:メチオニン Nle;ノルロイシン Nva:ノルバリン Phe :フェニルアラニン phg :フェニルグリシン (tauMe)His : (テレ−メチル)ヒスチジンこれらのアミノ酸はL 配置をとる。
Sta:スタチン:4−アミノ−3−ヒドロキシ−6−メチルへブタン酸 AHPPA : 4−アミノ−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸 ACHPA : 4−アミノ−5−シクロへキシル−3−ヒドロキシペンクン酸 特に断わらない限り、S t a、ARPPAおよびACHPAは BS、4S  の配置をとる。
保護基および活性化基: ACニアセチル Boast−ブトキシカルボニル (Boc)20:ビス(t−ブトキシ力ルボニツタ)アンヒドリド HONS u : N−ヒドロキシスクシンイミドOEt:エチルエステル OMe:メチルエステル ONp:p−二トロフェニルエステル 0NSu:N−ヒドロスクシンイミド エステルiVa:イソバレリル Z:ベンジルオキシカルボニル 更に本明細書中では次に示す略称を使用する。
AA二アミノ酸 Ac0Et:酢酸エチル AcOH:酢酸 Bop :ベンジルオキシトリスジメチルアミノフォスフォニウム へキサフル オロフォスフェートTLCE薄層クロマトグラフィー DCCIニジシクロへキシルカルボジイミドDCHAニジシクロヘキシルアミン DCUニジシクロヘキシル尿素 DIPEAニジイソプロピルエチルアミンDMF ニジメチルホルムアミド DMSOニジメチルスルホキシド Ether:エチルエーテル HOBt:1−ヒドロキシベンゾトリアゾールMeOH:メタノール NEM:N−エチルモルフォリン NMM : N−メチルモルフォリン RT:室温 TFAニトリフルオロ酢酸 還元Sta:4−アミノ−6−メチルへブタン−1,3一本発明による化合物は 次の一般式で表わされる。
−R,は次の基から選んだアシル基を表わす:アルキルカルボニル基、アルコキ シカルボニル基、アリールカルボニル基、アリールアルキルカルボニル基、アリ ールアルコキシカルボニル基、ヘテロサイクリルカルボニル基、ヘテロサイクリ ルアルキルカルボニル基、これらにおいてはアルキル基は場合によっては水酸基 で置換されていてもよい、ヘテロサイクリルカルボニルアルキルカルボニル基、 ヘテロサイクリルアルケニルカルボニル基、およびシクロアルキルカルボニル基 。
または、R1は、アルキル基か遊離のアミノ基もしくは保護基を有するアミノ基 により、またはフェニル基により置換されているかまたは無置換の(低級アルキ ル)スルホニル基を表わす。
または、R1は、フェニル核が低級アルキル基により置換されているかまたは無 置換のフェニルスルホニル基を表わす。
−R2は、フェニル基、ナフチル基、シクロヘキシル基またはピリジル基により 置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わす。
−R3は、水素、低級アルケニル基、フェニル基、ナフチル基、炭素数3〜6の シクロアルキル基、5員または6員の単環複素環基(低級アルキル基またはトリ フルオロメチル基により置換されているかまたは無置換)を表わすか、あるいは 、次に示す基により置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わす: 遊離のアミノ基もしくは保護基を有するアミノ基;ジ(低級アルキル)アミノ基 ;遊離のカルボキシル基、もしくは低級アルキル基またはペンジル基によりエス テル化されたカルボキシル基;遊離のカルバモイル基、もしくは1または2の低 級アルキル基またはフェニル基により置換されたカルバモイル基;水酸基;低級 アルコキシ基またはベンジルオキシ基;ピリジルメトキシ基;低級アルキルチオ 基; (低級アルキル)スルフィニル基または(低級アルキル)スルホニル基; フェニル基;ナフチル基;炭素数3〜6のシクロアルキル基;または、低級アル キル基またはトリフルオロメチル基により置換されているかまたは無置換の5員 または6員の単環複素環基。
−Qは、ラジカル、 と共にそれぞれS t a、AHPPAまたはACHPAのアミノ酸残基を形成 するイソプロピル基、フェニル基またはシクロヘキシル基を表わす。
−Xは、直接結合しているか、または、Ala、Nva。
Val、Leu、Nl e、I l e、PhgSAbuまたはCpg等のアミ ノ酸の残基である。
−R4は水素を表わすか、または、インドリル、ピリジル、イミダゾリルまたは フェニルラジカルにより置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わ す。
−Rsは、フェニル基、シクロヘキシル基またはヒドロキシフェニル基により置 換されているかまたは無置換の炭素数3〜20のアルキル基であって、このアル キル基が少なくとも一つの水酸基と場合によっては一つのアミン基を含み、更に このアルキル基中の全ての炭素原子が少なくとも一つの水素原子と結合している ようなアルキル基を表わす。
−あるいは、R4とR5は両方で、一つまたはそれ以上の水酸基または低級ヒド ロキシアルキル基により置換されている1、4−ブチレン基または1.5−ベン チレン基を表わす。
但し、R4が水素であって、しかも、Xが直接の結合かまたはCpgまたはPh g残基のうちの一つ以外である場合には、R1はアルキルカルボニル基、アルコ キシカルボニル基、アリールカルボニル基、アリールアルキルカルボニル基、ア リールアルコキシカルボニル基またはシクロアルキルカルボニル基であってはい けない。あるいは、R3は、遊離のアミノ基もしくは保護基を有するアミノ基、 カルボキシル基、水酸基、低級アルキルチオ基、フェニル基、ナフチル基または イミダゾール−4−イル基により置換されているかまたは無置換の低級アルキル 基であってはいけない。
更に本発明による化合物は、上記の化合物の鉱酸、有機酸、アルカリ金属または アルカリ土類金属との薬剤的に受容できる塩をも包含する。
本発明による好ましい生成物は、R5が1ないし3個の水酸基を含む上記の式( I)で表わされる。特に、本発明による化合物は、R5が次に示す(a)、(b )または(C)の場合の上記の式(I)で表わされる。
a) R5が次の基である場合。
−A 1 k−CHOH−(CH2) −OH式中、 −Alkは、メチレン基、エチレン基、低級アルキリデン基(遊離のアミノ基も しくは保護基を有するアミノ基によりω位を置換されているかまたは無置換)、 フェニル核を水酸基により置換されているかまたは無置換のベンジリデン基また は2−シクロへキシルエチリデン基または2−フェニルエチリデン基を表わす。
但し、R4が水素以外である場合には、Alkはメチレンまたはエチレン以外で あってはいけない。
−mは1または2である。
b) R5が次の基である場合。
−pはOと5の間の整数を表わす。
−R6は水素または低級アルキル基を表わす。
c) R5が次の基である場合。
−pは上で定義したとおりであり、 −R7は、水素を表わすか、または、遊離のアミノ基もしくは保護基を有するア ミノ基により置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わす。
R5が(a)の場合、R4が水素以外であるときには、Alkはメチレンまたは エチレンでなければならないが、これはAlkがメチレンまたはエチレン以外の 生成物はここに記述する方法では製造できないからである。
R1の定義において、「アルキル」の語は、炭素数1〜10の飽和または不飽和 脂肪族炭化水素ラジカルを意味する。
好ましいアルキル基は次に定義するような低級アルキル基である。
ここで使用する「低級アルキル」、「低級アルケニル」および「低級アルキリデ ン」という表現は、炭素数6までの飽和または不飽和脂肪族炭化水素ラジカルを 意味する。
「低級アルコキシ」および「低級アルキルチオ」という表現は、上に定義したよ うな低級アルキル基により置換された水酸基またはチオール基を表わす。
「5員または6員の単環複素環」という表現は、ピロリジン、イミダゾール、チ アゾール、チオフ土ン、フラン、ピロール、トリアゾール、オキサゾール、イソ オキサゾール、ピリジンおよびチアジアゾールを含む。
「保護基」という表現は、ペプチド化学で通常用いられる保護基、例えば、Bo cSZまたはiVa等を意味するものとして理解される。
R1を定義するために用いた「アシル基」という表現は、脂肪族、脂環族、芳香 族または複素環カルボン酸の残基を含む。好ましいアシル基は:エステル化され た炭酸の残基、特にBoc基およびZ基;炭素数2〜6のアルカン酸の残基、特 にiVa基;シクロへキシルカルボン酸の残基;フェニル脂肪族酸の残基、特に フェニルアセチル基、3−フェニルプロピオニル基およびジベンジルアセチル基 ;アリールカルボン酸の残基、例えば、ナフトエ酸、ビフェニルカルボン酸、お よび、フェニル核が置換されているかまたは無置換の安息谷酸等、特にベンゾイ ル基;カルボキシル基が5員または6員の単環複素環、特にビコリノイル基、ニ コチノイル基およびイソニコチノイル基に結合したカルボン酸の残基;アルカン 酸またはアルケン酸の残基、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、およ び、ω位を上に例示した5員または6貢の単環複素環で置換されたこれらのω− ヒドロキシまたはωオキソ誘導体である。
更に詳しくは、本発明は、好ましくは、R2、R3、Q、R4およびR5が上に 定義したとおりてあり、R1が次に示す基の一つである式(I)のペプチド ア ミノアルコールに関するものである。
[式中、aは0,1または2] [式中、bは0. 1. 2.3.4. 5または6]4または5] たは4] [式中、bは0. 1. 2. 3.4. 5または6]NH2CH2CH2− 8o2− B o c N HCH2CH2−S O2−ZNHCH2CH2−5O2− A−SO2−[式中、Aは低級アルキル基]C6H5(CH2) −302− [式中、aは0.1または2] 特に好ましいのは、R2、R3、Qs R4およびR5が上に定義したとおりで あり、R1が次から選んだ基である式(I)のペプチド アミノアルコールであ る。
−イソバレリル −4−(ピリジン−2−イル)−4−オキソブチリル−4−(ピリジン−2−イ ル)−4−ヒドロキシブチリル−3−(ピリジン−3−イル)プロピオニル−4 −(ピリジン−3−イル)ブチリル−ニコチノイル −ベンゼンスルホニル 特に好ましいのは、また、R1、R2、Ra 、RsおよびQが上に定義したと おりであり、R3が残基−NH−CH(R3) Co−が残基(tauMe)H isを表わすような式(I)の化合物である。
本発明による生成物はペプチド化学で通常用いられる方法で製造できる。従って 、他の観点からは、本発明は」二記の式(I)のペプチド アミノアルコール誘 導体の製造方法に関する。ここでは、アミノアルコール、 [式中、Wは保護基または水素であり、R4とR5は上に定義したとおりである 。更に、水酸基は場合によっては保護されている。]は、次の式で表わされるア ミノ酸の低級アルキルエステルを用いて処理される。
[式中、X′は上で定義したXと同じであるが、X′は直接の結合は含まない。
Qは上で定義したとおりである。]それから、ペプチド鎖を隣の、適切に保護さ れたアミノ酸または断片とのカップリングによって段階的に延長する。このとき 、カップリングするアミノ酸または断片の活性化エステルを用いるか、または、 DCCIの存在下でN−保護アミノ酸を使用して、種々の操作を行い、それぞれ のカップリングの後、N−保護基を加水素分解(hydrogenolysis )または強酸媒質中での加水分解によって、開裂する。また、適切である場合に は、生成したアミノアルコールの水酸基を酸性加水分解により保護基脱離する。
更に、必要ならば、得られた生成物を薬剤的に受容できる塩に変換する。
配列に導入されるアミノ酸が側鎖に反応基を有する場合には、この基を適用な保 護基でブロックする必要がある。これは後で除かれる。
基R1によるN末端アミノ酸の保護は、残基、が隣のアミノ酸とカップリングす る前、またはカップリング後に、既知法によって行う。
対応する残基が天然のものでないアミノ酸であるような置換基R3を、化合物( I)が有する場合は、既知法によってこの天然でないアミノ酸が製造される。そ の後、これは通常の方法により隣のアミノ酸とカップリングする。
アミノアルコール部分は種々の方法によって製造できる。
一つの方法(方法1)は、適当に選んだアミノアルコールと所望のアミノ酸との カップリングを含む。選んだアミノアルコールが市販されていない場合には、対 応するアミノ酸エステルの還元によって製造できる。また、N−保護アミノ酸か らアミノ 1,2−ジオール誘導体を製造することも可能である(方法2)。あ るいは、R4が水素でない場合には、アミンを、エポキシプロパノールまたは光 学活性グリセロール誘導体と縮合させ、ジヒドロキシ化された2級アミンを得る こともできる(方法3)。直鎖のアミノ 1,3−ジオール誘導体は、対応する β−ヒドロキシエステルの還元によって製造される(方法4)。アミノジオール がアセトニドの形で存在する場合は、後の工程で保護基脱離(deprotec t 1on)を行うことができる。
方法2、方法3および方法4を次に説明する。
方法2ニ アミノ酸から得られるアミノ 1,2−ジオール誘導体は文献(J、Chcm、 Soc、 Chc[Il、Comm、、 1979. 875)に記述された方 法により合成される。例えばBocまたはZで保護したアミノ酸をジアゾケトン に変換し、それから、トリフルオロ酢酸で処理し、水素化ホウ素ナトリウムを用 いて還元する。
2 ’ / N a B H4 ここで、Wは保護基を、Rはアミノ酸ラジカルを表わす。
例えば、この方法では、ロイシン、フェニルアラニンおよびリジンの保護アミノ 酸からジオールを得ることが可能となる。
この方法ではα炭素のキラリティ (chirality )は保持される。し かし、水素化ホウ素ナトリウムを用いる還元では二つのエピマーの2級アルコー ルが得られる。これらは、例えばシリカゲルでのクロマトグラフィーによって分 離できる。
あるいは、後続の反応に混合物として使用し、合成の後の方の工程で分離できる 。
方法3: N−置換直鎖アミノプロパンジオールから誘導した1、2−ジオールは、アミン をラセミ 1,2−エポキシプロパノールと縮合させることにより得ることがで きる。化合物(I)の前駆体であるアミノジオール誘導体はラセミ体である。
R4の意味は上述したとおりである。
光学活性のアミノジオール誘導体は、それ自身光学活性であるグリセロール誘導 体から既知法によって得られる。例えば、(R)−3−トシルオキシプロパン− 1,2−ジオール(市販)のアセトニドを使用する場合は、アミノ分解(ani molysts)とその後の酸媒質中での加水分解によって(S)−3−アミノ プロパン−1,2−ジオール誘導体が得られる(次式)。
保護アミノ酸(W−AA)とアセトニドとのカップリングは、加水分解の前また は後に行うことができる。所望の立体配置のアミノジオール誘導体が保護基脱離 の後に得られる(次式)。
この反応はグリセロールの(R)−アセトニドを用いて行うこともできる。これ の合成については文献(J、Am。
Che+++、Soc、、1980.102.6304−6311)に記述され ている。
方法4: β−ヒドロキシエステルを、例えば過剰のナトリウム テ、トラボロヒドリド等 の水素化ホ、つ素を用いて水酸基性溶媒(hydroxyllc 5olven t )中で0〜60℃の間の温度で還元することにより、直鎖のアミノ 1,3 −ジオール誘導体を得る。この方法は、末端にエステルの形のスタチンを含むジ ペプチドまたはポリペプチドの還元にも使用できる。
N−置換直鎖アミノ 1,3−ジオール誘導体を得るために、まず第1に、既知 法を使用して、一定の立体配置のアミノ 1,2−ジオール誘導体を、例えば、 (R)−3−トシルプロパン−1,2−ジオールのアセトニド等のグリセロール の光学活性誘導体から、製造することができる。アミンR4NH2との縮合およ び酸媒質中でのアセトニドの加水分解の後、例えば(BOC)20との反応によ ってアミン基を保護し、一定の立体配置のN−保護プロパンジオール誘導体を得 る。対応するβ−ヒドロキシエステルは、幾つかの継続的な反応によって得られ る。つまり、例えば塩化メシル(IIlesyl )を用いてのアルコールのエ ステル化、その後のシアン化ナトリウムを用いる置換、酸媒質中での加水分解の 後、アミンの保護を新しくシ、ジアゾメタンでエステル化し、その後酸媒質中で 例えばTFAを用いて保護基脱離を行う。それから、例えば水素化ホウ素ナトリ ウムを用いて、エステルをアルコールに還元する前に、常法によって、保護アミ ノ酸(W−AA)または保護ポリペプチドとのカップリングを行3) (Boc ) 20 θ) TFA ■)ペプチド カップリング 2) N a B H4 シアン化物との反応がアミンとの反応に先行する場合には、最終の2級アルコー ルの絶対配置は(S)配置となる。式(I)の最終生成物は、既知法によって、 鉱酸または有機酸、またはアルカリ金属、好ましくはナトリウムまたはカリウム 、またはアルカリ土類金属、好ましくはカルシウムとの、薬剤的に受容できる塩 に変換できる。
ペプスタチンと同様に、本発明の化合物は酸性プロテアーゼに対する顕著な阻害 作用を有する。特に、ヒト血しょうレニン活性に対して非常に強力な阻害活性を 有しており、これは一般的に天然の生成物であるペプスタチンの作用よりも相当 に大きい。
本発明による生成物を、治療特性、特に酵素に対する阻害作用について研究した 。更に詳しくは、ヒト血しょうレニン活性(PRA)の阻害に関して、「試験管 中で」これらの化合物の評価を行った。
l −評価の方法 この評価の方法はガイエン(GUYENE)の方法(J。
Cl1n、Endoerinol、Metab、、197G、 43.1301 )に基づいている。PRAの阻害は、レニンを豊富に含むヒト血しょうプール( 1時間に1猷当り15〜20mgのアンギオテンシンエを放出する)から、調べ る生成物を順に増加する濃度で含むpH7,4のリン酸緩衝液中で37℃で60 分間インキュベーションして、評価する。
ヒト血しょうは基質のアンギオテンシノーゲンと酵素のレニンを含む。反応中に 放出されたアンギオテンシンIを放射免疫試験により測定する。トラベノール( T ravenol )社の血しょうレニン活性キット(no、CA 5335 53)を使用した。
変換酵素の阻害剤であるフェニルメチルスルホニル フルオライド(P M S  F )をインキュベーション媒質に添加する。
インキュベーションの全容積は555μノであり、その内訳は次のようである。
−ヒト血しょう 420μノ ー 調べる生成物(種々の濃度) 11〜50μノー リン酸緩衝液 119〜 80μノ ー PMSF 5μノ 酢酸のメタノール溶液(容積比 19/1)と、水素化ホウ素ナトリウムのメタ ノール溶液(IN)(容積比 2/1)を製造する。これら二つの溶液の等容混 合物中に、調べる生成物のO,OOIMの貯蔵溶液(stock 5oluti on )を製造する。その後の希釈液はリン酸緩衝液を用いてつくる。溶液中に 存在する溶媒の量は結果を左右しない。
■ −結果 結果は、阻害剤が存在しない状態で観測したヒト血しょうレニン活性の50%阻 害(ICso)を起こす化合物の量(モルで計算)で表わす。
本発明の種々の生成物を用いて得た結果を次の第1表に示す。この表には、pH 7,4におけるヒト血しょうレニン活性の阻害に関するそれぞれの分子のIC5 o値を掲げる。これらのIC5o値を測定するために5〜10の薬量が必要だっ た。参照物質として使用したペプスタチンは常にそれぞれの実験と平行して試験 された。結果はその対数値(−1og IC5o)で示す。
第1表 ヒトPRAの阻害 ペプスタチン 4.92 42650 5.79 42836 6.19 42837 6.69 43009 5.92 43010 6.17 4309B 6.13 43094 7.02 43095 5.65 43096 7.04 4B195 6.18 43251 7.28 43298 6.85 43378 7.14 43493 6.69 43494 6.61 43507 7.08 4B533 6.79 43541 6.88 4B548 6.82 43549 7.76 43571 7.85 43653 6.95 4B654 5.85 43655 6.92 43657 6.56 43683 7.38 43716 6.43 本発明による生成物の毒性は治療における使用と両立するものである。
それで、本発明による生成物を、レニンーアンギオテンシン酵素系の阻害が正当 とされる治療、特に動脈性高血圧症、胃十二指腸潰瘍および炎症性疾病の治療の 分野で使用することを考えることができる。
従って、他の観点によれば、本発明は、式(I)のペプチドまたはその薬剤的に 受容できる塩が有効成分として存在する抗高血圧症の薬剤組成物または薬物に関 する。
本発明のペプチド アミノアルコールは、治療においては静脈内注射、筋肉内注 射または皮下注射により投与できる。
これらは、生理学的血清(等偏性食塩水)等の溶媒中で、またはリン酸緩衝液等 の緩衝液中で使用する。また、薬剤的に受容できる水性または非水性の希釈液に 懸濁することもできる。それぞれの薬量の単位(dosage unit)は1 〜1000mgの有効成分を含有できる。
本発明を説明するために次に例を挙げる。これは本発明の技術的範囲を制限する ものではない。
有機溶媒の溶液のpHは湿潤pH指示紙を使用して測定または検査した。
例中に示した融点は毛細管法により測定した。
旋光度(αD)は25℃で測定した。
赤外(IR)スペクトルを測定する際には、生成物をCH2CI!2に溶解する か、またはKBrと混合してディスクをつくった。
最後ニ、ヘキサメチルジシロキサンを内部標準として、DMSO溶液中25QM Hzで、核磁気共鳴(N M R)スペクトルを測定した。
次の略称を用いた。
m:多重線(マルチブレット)または分解不能のシグナル 更に次の略称を用いた。
・Har は芳香族Hを示す。
・Him はイミダゾールのHを示す。
・Hpyr はピリジンのHを示す。
−H(還元5ta) は3R,4Sまたは3S、 4S配置の 4−アミノ−6 −メチルへブタン−1,3−ジオールのHを示す。
化学シフト(δ)はppIで測定した。
5R43009 &jし4云ke電ミ[有] アミノジオール誘導体を方法3により製造した。
10 ) (S)−3−(2−(イミダゾール−4−イル)−エチルアミノ)− 1,2−0−イソプロピリデン−プロパン−1,2−ジオール 1.6gのナトリウムを200m1のメタノールに少量ずつ加えた。全て溶解し たときに、6.4gのヒスタミン ジヒドロクロリドの熱メタノール溶液を加え 、混合物を30分間撹拌した。生成した沈澱をろ別し、溶媒を真空中で蒸発させ 、残渣を100Nのメタノールに取り、5gの(R)−3−トシルオキシ−1, 2−0−イソプロピレンプロパン−1,2−ジオールを添加し、混合物を72時 間加熱還流した。それを真空中で濃縮し、得られた残渣をAc0Etで抽出した 。
溶媒を蒸発させて除いた後、油を集め、シリカカラムでクロマトグラフィーを行 った。Ac0E tで油状の予期した生成物を溶出した。
重量−1,1g N M Rスペクトル 7.46 s IHCHim 6.70 s IHCHim l、24〜1. 19 2s CH3 イソブチル りロロホルメート(421mg)を、トリエチルアミン(320m g)を含むBoc−、A1 a−OH(586mg)のCH2Cl!2溶液に加 え、氷/塩 混合物で冷却(内部温度 約−10°C)L、それから、混合物を 45分間撹拌した。これに、これまでの工程で得られた生成物の760111g を添加し、0°Cて3時間撹拌を続け、混合物を48時間放置してRTに戻した 。これを水に取り、宵機相をデカントし、NaHCO3溶液で洗い、乾燥させ、 濃縮して油を得た。これにシリカでのクロマトグラフィーを行った。容積比90 /10のA c OE t / M e OH混合物で油状の予期した生成物を 溶出した。
重量−540mg IR(CH2Cl!2):1705〜1645cm−’11.75 広いs I HNHim 7.50と7.45 2s IHCHim6.93 d、 IHNHCO2 −8Hz 6.77と6.69 2s IHCHiml、29 C(CH3)3 30) Boc−Nle−3ta−OCH3溶液のpHを約7にするのに十分な N M Mを含む、mg)とTFA−S t a−OCH3(0,g当量)との 溶液を、CH2Cノ2とジオキサンとの等8混合物(16M)中で反応させた。
18時間後、混合物を蒸発乾燥させ、水を加え、エーテル抽出を行い、有機相を KHSO5溶液、水、NaHCO+溶液および生理食塩水で順に洗った。乾燥( MgSOa)と蒸発の後、油を単離した。これをシリカゲルのクロマトグラフィ ーで精製した(溶出液:ペンタン/酢酸エチル、容積比 1/1)。収率 85 96゜7.16 d、 IHNHCO −9Hz 6.82 d、 IHNHCO2 J=8Hz 5、Od、 IHOH −4Hz 3.88〜3.67 m 3HCH 3、50’ s 3H0CH3 2、39〜2.07 m 2HCH2Co (Sta)1.65〜1.07 m  18H(CH3) 3C。
CH,CH2 O,84〜0.71 m 9HCH3(Nleと5ta) 4°) Boc−Phe−Nle−Sta−OCH3、ペプチド Boc−Nl e−Sta−OCH3(800mg)を0℃で10分間TFA (8g)中で処 理し、その後、RTでビューキロータベイパ−(B uechi Rotava por)を用い(15M)中に調製したBoa−Phe−ONp (924B) とHOBt (384[Ilg)とNMM (400B)との溶液を、0℃で生 成した塩に添加し、更にN M Mを添加して反応媒質のpHを約7にした。2 4時間後、混合物を蒸発乾燥させ、水を加え、Ac0Etを用いて抽出を行い、 有機相をKHSO4溶液、Na2 CO3溶液(数回)および生理食塩水で洗い 、その後、乾燥させた(MgSO<)。溶媒の蒸発とシリカゲルでのろ過(溶出 液:ペンタン/酢酸エチル、容積比 4/6)の後、予期した化合物を白色粉末 として単離した。収率 69%。
N M Rスペクトル 7.83 d、 IHNHCO −8Hz 7.49 d、 IHNHCO −8Hz 7.27〜7.04 m 5HC6H56,93d、 IHNHCO2 −8Hz 4.98 d、 IHOH 4,29〜4.14 m 、 IHCH(α)4.14〜4 m IHCH(α ) 3.50 s 3H0CH3 2,37〜2.08 m 2HCH2Co (Sta)1.67〜1.10 m  18H(CH3)3 C。
CH2(Nle) CH。
CH2(S t a) 0.86〜0.70 9HCH3 50) Boc−Phe−Nle−Sta−OHこれまでの工程で得られた固体 (750D)をRTで水酸化ナトリウム(1,3当量)を用いて、水(51!L l)とジオキサン(10が)との混合物中で3時間加水分解した。混合物をRT でビューイロータベイパー中で蒸発乾燥させ、水を加え、KHSO4溶液を用い て混合物を酸性にし、3容のAc0E tで抽出し、抽出物を塩化ナトリウム水 溶液で洗い、乾燥させた(MgSOa)。溶媒を蒸発させて除いた後、固体を単 離した(収率 9596)。これを以下の反応に使用した。N M Rは3.5 0ppmのピークが完全に消失したことを60 ) 5R43009 工程2で得られた生成物の330mgを5mlの20%酢酸を用いて70℃で3 時間処理した。混合物を真空中で濃縮しく圧力=5a+mHg)、残渣をベンゼ ンに取り、生成の混合物を蒸発させて油を得た。これを10dのTFAを用いて 0℃で15分間処理した。混合物を真空中で蒸発させ、塩をCH2C10に溶解 し、これを冷却状態でわずかに過剰のDIPEAで中和し、それから、Boc− Phe −N l e −S t a−OH(440mg)とBop(403m g)を添加し、混合物をRTで48時間撹拌した。これを真空中で蒸発させ、残 渣をAc0Etに取り、混合物をNa2 CO3溶液と生理食塩水で洗い、乾燥 と濃縮を行って、固体を得た。これにシリカのクロマトグラフィーを行った。容 積比が70/30のA c OE t / M e OH混合物で溶出し、予期 した生成物を得た。溶媒を蒸発させてこれを結晶化させた。
重量−270mg 融点−89〜92℃ IR(KBr):1690〜1645cm’11.75 広い複数の IHNH (im)シグナル 8〜6.5 m 6HNHCo。
7.28〜7.05 m 5HC6R52,16−1,96m 2HCH2Co  (Sta)1.22 s (CH3)3 C 1,08m 3HCH3(Ala) 0.88〜0.72 m 9H(CH3)%。
例2: (S)−Boc−Phe−Nle−5t’a−Ala −N−CH2−CHoH −CH20H ■ CH2C6R5 SR43094 この異性体は光学活性アセトニドから出発し、方法3を用いて純粋に製造された 。
10) (S)−3−ベンジルアミノ−1,2−0−イソプロピリデンプロパン −1,2−ジオールベンゼン(150mIり中のベンジルアミン(7,44g) と(R)−3−トシルオキシプロパン−1,2−ジオールのアセトニド(10g )との混合物を、72時間加熱還流した。
冷却後、沈澱をろ別し、ベンゼン溶液を水酸化ナトリウム希釈液で洗浄し、有機 相を乾燥(MgSOa)させ、溶媒を蒸発させて除いた。得られた油についてシ リカゲルでクロマトグラフィーを行った。A c OE t / Me OH混 合物(容積比 9/1)によって、褐色の油が溶出された。収率 69M g  S O4で乾燥させた。これについてシリカゲルのクロマαp=−3,80(c −1、MeOH)20) (S)−3−ベンジルアミノプロパン−1,2−ジオ ール 11ノノノ4−+ζ11IilS廿惧ふしIU/ノUvノし五ム21y、L;z /flcOE t 混合物で溶出した。生成物はエーテル/ヘキサン混合物から 結晶させた。
護基脱離を行った。生成した油を1ONのTFAに取り、塩を冷却状態でわずか に過剰のDIPEAで中和し、II!LlのDMFを添加した。生成物を、37 5mgのBopと、例1の工程3で製造した対応するエステルを加水分解して得 たBo c−N l e−3t a−OHの330Bとの混合物と反応させた。
24時間の撹拌後、混合物をK HS OaおよびNaHCO3で洗浄し、乾燥 させて濃縮した。生成の固体にシリカゲルのクロマトグラフィーを行い、容積比 90/10のA c OE t / M e OH混合物で溶出した。得られた 生成物はへキサン中で沈澱させた。収量 320mg。
融点#74〜75℃ 50 ) 5R43094 これまでの工程で得られた生成物の300mgに、TFAを用いて保護基脱離を 行った。生成の固体をCH2Cl2に取り、塩を冷却状態でわずかに過剰のN  M Mを用いて中和し、その後、200BのBoc−Phe−ONpと80mg のHOBtと50BのN M Mとの混合物と反応させ、CH2C12中でまず 予備的に2時間撹拌した。18時間の撹拌後、混合物をNa2 CO3およびK  HS Oaで洗浄し、乾燥させて濃縮した。生成の油にシリカのクロマトグラ フィーを行い、容積比90/10のA c OE t / M e OH混合物 で予期した生成物を溶出した。これをエーテル中で沈澱させた。収量 253  mg。
融点−95〜98℃ N MRスペクトル 8.11 d、 IHNHCO J=8Hz 7.92 d、 IHNHCO −8Hz 7.60〜7.10 m IIHNHCOと10 Har 6.98 d、 IHNHCO2 −8Hz 2.14〜1.95 m 2HCH2Co (Sta)1.78〜1.11 m  21HCH2(Nl e)CHと CH2(S t a) CH3(Ala) (CH3) 3 C 0,92〜0.77 m 9HCH3(Nle。
5ta) 例3: この化合物は、2,3−エポキシプロパノールから出発し、方法2と方法5を使 用して製造した。
10 ) (R,5)−3−N−ベンジルアミノプロパン=1.2−ジオール (R,S) Ca H5CH2NHCH2−エタノール中のベンジルアミン(1 6g)と2,3−エポキシプロパノールとの混合物を48時間加熱還流した。溶 媒を真空中で蒸発させて除き、過剰のベンジルアミンを蒸溜した。残渣を最小口 の希釈HCJ!に溶解し、不純物をエーテルを用いて除き、その後、濃水酸化ナ トリウム溶液を用いてアミン(水に非常に容易に溶解する)を再び生成させ、続 いて、エーテルで抽出した。乾燥(MgSOa)と蒸発の後、粗生成物を単離し た。これを次の反応で使用した。
2’ ) (R,5)−Boc−Ala −この化合物は、これまでの工程で得 られた生成物をBoc−アラニンとカップリングさせることにより、例2の工程 3に従って製造した。乾燥(MgSOa)と蒸発の後、油が単離され、これにシ リカゲルのクロマトグラフィーを行った。
CH2Cノ2/Ac0Et 混合物(容積比7/3)によって油状の予期した化 合物が得られた。
30 ’) 5R43298 カップリングにより、例1に従って製造した。
NMRスペクトル NMRスペクトルは5R43094のものと比較できるものだったが、多数のピ ークが分裂しており、また、分解不能であった。
8.11〜7.92〜7.50(分解不能のシグナル、3 NHCO) 6.98 (d、J=8Hz、IHSNHCO2)5R42837 10) (S) −3−(2−フェニルエチルアミノ)−1,2−0−イソプロ ピリデンプロパン−1,2−ジオール 20 ’I (S)−3−(2−フェニルエチルアミノ)プロパン−1,2−ジ オール 5R42837合成の最初の2工程は、ベンジルアミンをフェネチルアミンに代 えて、例2の工程1および工程2に記述された方法3に従って行った。
30) (S) −Boc−Al a−* N−CH2−CHoH−CH20H ■ (CH2) 2 Cs Hs トリエチルアミン(0,66g)を含む20MのCH2C,f?2中のBoc− Ala−OH(1,25g)の溶液に、イソブチル りロロホルメート(897 B)を添加し、氷/塩 混合物を用いて冷却(内部温度 約−10°C)し、混 合物を45分間撹拌した。これまでの工程で得られた生成物の1.3gを最小量 のCH2Cl2に溶解し、これを上記の混合物に添加し、その後、混合物を18 時間放置してRTに戻した。を機相をK HS Oa溶液、NaHCO3溶液お よびNaCl!溶液で洗浄し、乾燥させ濃縮して油を得た。これにシリカのクロ マトグラフィーを行った。容積比20/80のペンタン/酢酸エチル 混合物に より、油状の予期した生成物が溶出された。重19=1.35g040) 5R 42837 上記の生成物の250mgを、8獣のTFAを用いて0℃で15分間処理した。
混合物を25°Cで真空中で蒸発させ、残渣をエーテルに取り、生成の混合物を 濃縮して油を得た。これをアセトニトリル(10M)に取り、塩を冷却状態でわ ずかに過剰のDIPEAを用いて中和し、Boc−Phe−−N 1 e−3t  a−OH(250mg)とB o p (247mg)を添加し、混合物をR Tで48時間撹拌した。それを真空中で濃縮し、濃縮物をAc0E tに取り、 混合物をN a HCO3溶液、K HS O4溶液およびNaC,ff溶液で 洗浄し、乾燥させ濃縮して油を得た。これにシリカのクロマトグラフィーを行っ た。容積比90/10のAc0Et/MeOH混合物により、予期した生成物が 溶出された。これをヘキサン/エーテル 混合物から結晶させた。重量−192 mg。
融点−85〜88°C J 約8Hz 0.89〜0.66 m 9HCH3(Nle)とCH3(Sta) 例5: (R)−Boc−Phe−Nle−Sta−Ala −* N−CH2−CHoH−CH2−CH20H■ (CH2) 2 Cs Hs SR43494 10) (S)−3−(2−フェニルエチルアミノ)プロパン−1,2−ジオー ル この生成物は例4の工程1と工程2に従って、つまり方法3を用いて製造した。
それから、化合物 43494を製造するために方法4を使用した。
20) (S)−N−Boc−3−(2−フェニル−エチルアミノ)プロパン− 1,2−ジオール(S) Boc N CH2CHOHCH20H(CH2)  2 Cs Hs これまでの工程で得られた生成物の7.5gと(Boc)20の8.17gのT HF(200mf)中のン昆合物を3時間加熱還流し、その後、1晩放置してR Tに戻した。
混合物を真空中で蒸発させ、生成した油にシリカカラムでのクロマトグラフィー を行った。生成物はCH2C,g2とAc0Etとの等8混合物により溶出され た。
重量= 10. 5 g。
30) (R) N Boc 4 (27二:ルエチルーアミノ)−3−ヒドロ キシブチロニトリルこれまでの工程で得られた化合物(2,9g)のピリジン( 15M)溶液に、1当量の新たに蒸溜したメタン−塩化スルホニルを滴下して加 え、−5℃に冷却し、この混合物を18時間0℃に保った。これを水と氷の混合 物に注ぎ、CH2Cl2で抽出し、を機相を2Nの冷HCノ溶液で数回洗い、乾 燥(M g S Oa )させ、溶媒を蒸発させて除いた。
蒸発の後、黄色の油(3,3g)が単離された。これまでに得られた化合物(1 ,8g)とシアン化ナトリウム(236B)とのエタノール(50M)中の混合 物を、30分間還流させながら撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させて除き、Ac 0E tを添加し、有機相を水、K HS Oa溶液それからNa2CO3溶液 て洗浄した。乾燥(MgSOa)と蒸発の後、生成した油にシリカゲルでのクロ マトグラフィーを行った。CH2C1!2/Ac0E t 混合物(容積比 1 /1)により油が溶出された。収率 50%。
cH)−9,20(c=1. 1、CHC)3)IR(CH2C)2):226 0〜1690〜1660 cm’ 7.30〜7.07 m 5HAr 5、54〜5.44 1HOH 03900Kに加熱すると、1.35ppmに1本のピークが観測された。
40) (R)−N−Boc−4−(2−フェニルエチルアミノ)−3−ヒドロ キシ酪酸 これまでに得られた化合物(1,0g)を濃塩酸(5g)中100℃で18時間 加熱した。混合物を蒸発乾燥させ、固体を集めた。これを 水/ジオキサン 混 合物(容積比1/1.1011Ll)に再び溶解し、それから、溶液が中性にな るまでトリエチルアミンを添加し、その後、これをt−プチルカーボネー)(7 87mg)と更に365mgのトリエチルアミンの存在下でRTで18時間撹拌 した。混合物を蒸発乾燥させ、水を添加し、わずかの不純物を1容のエーテルで 抽出し、水相をKH3O4溶液で酸性にし、有機残渣をエーテルで抽出した。乾 燥(MgSOa)と蒸発の後、油が単離された。これをシリカゲルでのろ過で精 製した。容積比9/1のA c OE t / M e OH混合物で溶出を行 った。収率 45%。
αo−+3.40 (c=1.91、CHC)3)50) (R) −N−Bo c−4−(2−フェニルエチル−この化合物は、エーテル中でジアゾメタンを用 いてエステル化することにより、これまでの工程で得られた酸から製造された。
溶出液として容積比273のペンタン/エーテル混合物を使用して、シリカゲル でのろ過により精製した後、油が得られた。
C1o−+5. 70(c−2,7、CHC〕3)IR(CH2C)2):17 35〜1690〜1665cm’ (R)−Boc−Al a − これまでの工程で得られた化合物(270mg)を0℃で15分間TFAに溶解 した。過剰の酸をRTで真空中で蒸発させて除いた。得られた塩をNMMを用い て中和し、これをTHF懸濁液として、CH2Cノ2をTHFに、また、トリエ チルアミンをN M Mに代えて、例1の工程2に従って製造したBoc−アラ ニンの活性化エステル(166B)の溶液に添加した。0℃で18時間接触させ た後、混合物をRTで蒸発乾燥させ、水とAc0Etを添加し、溶液をKHSO a溶液、水、それから、N a HCO3溶液および生理食塩水で洗浄した。乾 燥(IvlgSC)a)と蒸発の後、残渣にシリカゲルのクロマトグラフィー− を行った。ペンタンと酢酸エチルの混合物(容積比 2/3)により、油状の予 期した化合物が溶出された。
IR(CH2C)2):3430〜1730〜1710〜1655cm’ NMRスペクトル 7.30〜7.10 m 5HHar 7.00.!=6.88 2d、約0,5HNHCO2J=8Hz X2 5.18と5.00 2d、 /’ CHOHJ=5Hz 3.55と3.51 2s 約1.5HOCH31、30s C(CH3)3 1.04 d、 CH3(Ala) J=7Hz これまでの工程で得られた化合物(220mg)を0℃で15分間TFAに溶解 した。過剰の酸を冷却状態でビューイロータベイパー中で蒸発させて除いた後、 残渣をCH2Cノ2に溶解し、冷却状態でDIPEAを用いて中和した。これに 、Boc−Phe−Nle−3ta−OH(311mg)とBop(257mg )とCH2C,l’2から調製し、更にジイソプロピルアミンを含む溶液を添加 し、混合物をRTで18時間撹拌した。それから、有機溶液を水、K HS O a溶液およびKHCO3溶液で洗浄し、有機相を乾5 CMgSO4)させ、溶 媒を蒸発させて除き、残渣にシリカゲルのクロマトグラフィーを行った(溶出液 +Ac0Et)。化合物は溶媒を蒸発させた際に結晶化した。
融点=82〜83℃ 8、IC1−7,45m 3HNHCO7,30〜7.09 m 9HHar 6.95 d、 IHNHCO2 4,85d、 IH0H J=4Hz 3.53と3.51 2s 約0.5HOCH31,23s 9HC(CH3) 3 1.07 d、 3HCH3(Ala) −7Hz 0.82〜0.72 m 9HCH3(Nle)(CH3)2CH (S t a) 80 ) 5R43494 この生成物は、これまでの工程で得られたエステルから出発し、方法4に従って 製造した。固体のNaBH4(12mg)を、100%エタノール(5が)中の エステル(67D)に添加し、混合物をRTで5時間撹拌した。これをKHSO 4溶液を用いてpHが約4の酸性にし、それから蒸発乾燥させた。水を加え、A c0E tを用いて抽出を行い、有機相を水および炭酸塩水溶液で洗い、それか ら、乾燥(MgSOa)させた。蒸発させた後、残渣にシリカゲルでのクロマト グラフィーを行った(溶出液: Ac0E t/MeOH,容積比9/1)。
N M Rスペクトル この化合物は、前駆体のエステル 5R43762と次の点で異なっていた。
3、 53ppmと3.51ppI+1の二つのOCH3のピークが消失した。
CH2CO2CH3基に帰属されていた2、5ppmと2.0ppmの間の多重 線が消失した。
1.70ppmと1.0ppmの間の別のCH2基(CH2−CH2−0R)( 23H); 1.23ppm 、、s。
(CH3) 3 C; 1. 06ppm 、 d、 J =7Hz。
CH3(Ala):が出現した。
例6: (S)−Bo c−Phe−N l e−AHPPA−A l a −N−CH 2−CHoH−CH20H 0H2C6N5 SR43378 アミノ 1.2−ジオール誘導体は方法3に従って製造した。
10) Boc−Nle−AHPPA−OCH3B o c −A HP P  A −OCH3(3、0g )を常法によってTFA(20rnfりに溶解し、 生成した塩をCH2Cl2に溶解し、0℃でN M Mを用いて中和した。Bo c−Nle−ONSu (3,3g)とHOBt (1,6g)とを反応媒質に 加え、続いて溶液をRTで18時間撹拌した。pHは、更にN M Mを添加す ることによって約7〜8に保った。通常の処理の後、残渣にシリカゲルのクロマ トグラフィーを行った(溶出液: CH2C12/Ac0E t、容積比 1/ 1)。
ビューイロータベイパー中で冷却状態で溶媒を蒸発させて、ペプチドを結晶化さ せた(収率 80%)。
融点−89〜90℃ IR(CH2CI!2): 3420〜1715〜1675cm’ 20) Boc−Phe−Nle−AHPPA−OCH3これまでの工程で得ら れた化合物(3,5g)を0℃でTFA (30M)に溶解した。過剰の反応体 を常法により蒸発させて得られた塩をCH2Cl2に溶解し、0℃でN M M を用いて中和し、これを0℃で、これまでに製造したBoc−Phe−ONp  (3,3g)とHOBt (1,33g)とNIvlM (808+ng)のC H2Cl!2溶液に加えた。混合物をRTで18時間撹拌し、有機相を水、Na 2CO3溶液、KHSO4溶液それから水で洗い、乾燥(MgSO4)させた。
溶媒を蒸発させた際に固体が単離された。これをエーテル中で粉砕し、ろ別した 。これはTLCで調べたところ、均質であった。収率 75%。
融点−182〜183℃ 5.23 d、 IH0H J=4Hz 4、 27−3. 80 m 4H、CH(a)PheとN1e CHNHと CHoH 3、49s 3H0CH3 1,61−1,00m 15H O,80t、 3HCH3(Nle)  −6Hz 30) Boc−Phe−Nle−AHPPA−OHこれまての工程で記述した エステル(2g)をジオキサン(1001ni)に溶解し、これにRTで水酸化 ナトリウム(178B)の水(10m)溶液を用いて4時間加水分解を行った。
例10の工程2に従って処理を行い、酸を得た。これをイソプロピルエーテル中 で粉砕し、ろ別し、真空中で乾燥させた(収率 95%)。
融点−161〜162°C 40) 5R43378 式、 で表わされる例2の工程3で製造した化合物と、これまでの工程で得られた酸を 縮合し、予期したペプチドを得た。これを、容積比4/1のA c OE t  / M e OH混合物を溶出液として使用して、シリカゲルのクロマトグラフ ィーによって精製した。
7.36〜7.00 m 15Har l、36〜0.7 m 21H 例7: (BS、4S)−N−(4−(ピリジン−2−イル)−CH2−CH(CH3) 2 SR43195 この化合物はBoc−Va 1−5ta−OCH3を還元することによって製造 した。NaBH* (160mg)を100%エタノール(8N)に加え、溶解 させた後、固体のジペプチド Boc−Val−5ta−OCH3(370mg )を加え、混合物をRTで270分間撹拌し、その後、45℃で30分間加熱し た。反応はシリカプレートを用いるTLCによって追跡した。水(1容)を加え 、混合物をKHSO4溶液を用いて注意深く酸性にし、真空中40℃でエタノー ルを蒸発させて除き、残漬を4容のAc0Etで抽出し、抽出物を水および塩化 ナトリウム水溶液で洗い、乾燥(MgSO*)させた。シリカゲルでのクロマト グラフィー(溶出液=AcOEt/MeOH,容積比 9/l)によって生成物 が溶出された。これをTLCで調べたところ均質であった。収率77%。
Qp−−330(c−0,76、MeOH)融点−65〜67℃(エーテル/ヘ キサン混合物中で粉砕) 最初に(3S、4S)−N−Boc−4−アミノ−6−メチルへブタン−1,3 −ジオールを製造し、それから、これBoc−S t a−OMe (500m g)を、NaBH4(261mg)を100%エタノール(15tj>)に溶解 した溶液に添加し、混合物をRTで3時間撹拌した。水とそれからK HS O a溶液を加え、エタノールを真空中で蒸発させて除いた(浴温度 約35℃)。
残渣をAc0Etで抽出し、抽出物を水および塩化ナトリウム水溶液で洗い、乾 燥(MgsOa)させた。残渣にシリカゲルでのクロマトグラフィーを行い、ペ ンタンと酢酸エチルの混合物(容積比1/1)を用いて溶出した。生成物はエー テルとへキサンの混合物から結晶させた。収率 60%。
融点=68〜70℃ この化合物は通常のカップリング法によって製造した。
NMRスペクトル 6.97 d、 IHNHCO2 (S t aと還元 0、 90〜0.71 m 21HCH330) 5R43195 これまでの工程で製造した生成物(22On+g)をTFAを用いて0℃で20 分間処理した。媒質を蒸発乾燥させ、このトリフルオロアセテートをアセトニト リル(25mf)に可溶化した。DIPEAを加えて溶液を中和し、その後、4 −(ピリジン−2−イル)−4−オキソ酪酸(70mg)とBop(170mg )を添加した。p)Iが7以上であることを確認し、それから、混合物をRTて 48時間撹拌した。媒質を蒸発させ、残渣をAc0Etに取り、混合物をKHS O4溶液、N a HCO3溶液およびNaCノ溶液で順に洗った。
乾燥と濃縮を行った後、濃縮物にシリカでのクロマトグラフィーを行った。容積 比9/1のA c OE t / M e OH混合物によって無定形の生成物 を溶出した。これをAc0Et中で沈澱させた。重量−101mgO NMRスペクトル − 8,77〜7.13 m 14HC3H4N。
4.92 d、 IHOH J=4Hz 4.62〜4.10 m 5HCH CHOH(S t a) CHN (還元S ta) (還元5ta) 2.31〜1.89 m 3HCH2CO(Sta)CH(CH3) 2 (Val) 1.80〜1.14 m 14H(CH2)N 1 e。
CHとCH2 (Staと還元S ta)、 CH2−CH20H 1,00〜、0.77 m 21HCH3例8: (BS、4S) −N−(4−(ピリジン−2−イル)−4SR4B251 例7で製造した5R43195(53mg)を、NaBH4(25B)の存在下 でMean (20獣) に可溶化した。この溶液を1晩RTに保った。pHが 3になるまでK HS O4を加え、それから、pHが8になるまでNaHCO 3を加えた。Li e OHを蒸発させて除き、媒質を水その後Ac0E tに 取った。を機相をNaCノの飽和溶液で洗い、乾燥と濃縮を行った。残渣を少量 のM e OHに溶解し、溶液をろ過した。
窒素流下でPvl e OHを蒸発させて除き、予期した生成物をエーテル中に 沈澱させた。重量= 45111go収率 85%。
NMRスペクトル 8.43〜7.02 m 14HC5H4N。
5.36 d、 IHOH J = 4 Hz 4.84 d、 IHOH J=4Hz 4.50−4.00 m 6HCHa、OH(2)ピリジルCHOH 玉82〜3.17 m 6HCHN、 CHOH(還元5ta) 0.90〜0.61 m 21HCH3例9: 1’ ) (S)−3−(2−フェニルエチルアミノ)−プロパン−1,2−ジ オール は例4の工程2で製造した。
515111gのN M Mを含むBoc−Nle−OH(1,18g)のTH F (25m)溶液に、インブチル りロロホルメ−)(700mg)を滴下し て加え、氷/塩 混合物で冷却しく内部温度 約−10℃)、混合物を45分間 撹拌した。それに、1gの3−(2−フェニルエチルアミノ)プロパン−1,2 −ジオールを最小量のTHFに溶解した溶液を加え、混合物を18時間放置して RTに戻した。これを真空中で濃縮し、濃縮物をAc0Etに取り、混合物をN  a HCO3溶液およびK)IS04溶液で洗い、乾燥と濃縮を行って油を得 た。これに、CH2Cl2とAc0Etの等8混合物を溶出液として使用し、シ リカカラムでのクロマトグラフィーを行った。予期した生成物の1,6gが油状 で集められた。
これまでの工程で得られた生成物の408Bから、10IIIj2のTFAを用 い、定法によってBoc保護基を脱離させた。
このようにして油が得られた。これをCH2(172(10m+7)に取った。
わずかに過剰のDIPEAを用いて冷却状態で塩を中和し、B o p (44 2cng)とBo c −N 1 e−S t a −OH(388mg)の混 合物と反応させた。RTで18時間撹拌した後、混合物をKHS 04 、N  a HC03および水で洗い、乾燥させ濃縮して固体を得た。これにシリカでの クロマトグラフィーを行った。容積比9/1のA c OE t / M e  OH混合物によって予期した生成物が溶出された。これをペンタンから結晶化し た。重量−400trlg、。
融点−70〜72℃ 40) 5R43095 これまでの工程で得られた生成物の160Bから、定法によってBoc保護基を 脱離させた。このようにして油が得られた。これをCH2C,l’2に取り、わ ずかに過剰のN M Mを用いて冷却状態で塩を中和し、Boc−Nle−ON Su(83mg)とHOBt (39mg)の混合物を添加し、RTで18時間 撹拌した。これを水、K HS OaおよびNaHCO3で洗い、乾燥させ濃縮 して油を得た。これにシリカでのクロマトグラフィーを行った。容積比9/1の A c OE t / M e OH混合物によって予期した生成物が溶出され た。これをヘキサンから沈澱させた。重量−110mg。
融点−97〜100℃ 7.95と7.86 2d、2x NHCOJ約8Hz 0.5Hz 7、 68 m IHNHCO 7,42d、 IHNHCO J=8Hz 7、 30〜7. 09 m 5HC6R56,80d、 IHNHCO2 2、19〜1. 92 m 2HCH2Co (Sta)CH2(Sta) 0.83〜0.72 m 5HCH3(Nle)と CH3(S t a) SR43096 は例9の工程3で製造した。
2Q ) 5R4309に れまでの工程で得られた生成物から、TFAを用い、定法によってBoc保護基 を脱離させた。このようにして油が得られた。これをCH2Cl2に溶解し、わ ずかに過剰のNM〜1を用いて冷却状態で塩を中和し、Boc−Phe−ONp (127mg)とHOBt (50D)とN M Mの混合物と反応させ、CH 2Cl2中で予備的に2時間撹拌した。
18時間撹拌した後、混合物を水、NaHCO3およびK HS Oaで洗い、 乾燥させ濃縮して油を得た。これにシリカでのクロマトグラフィーを行った。容 積比9/1のA c OE t / M e OH混合物によって予期した生成 物が溶出された。これをペンタン中で沈澱させた。重量−110mg。
融点−94〜95℃ N I’r’l Rスペクトル 8.00〜7.80 m 2HNHC○7.49 d、 IHNHCO −8Hz 7.30〜7.08 m IOHC6H56,91d、 〕、)i NHCO2 2,22−1,98m 2HCH2Co (SLa)CH とCH2(Sta) 0.90〜0.70 m 12HCH3(Nle。
5ta) 例11: 10 ) (S)−3−(2−(インドール−3−イル)−二チルアミノ)プロ パン−1,2−ジオールこの化合物は方法3によって例2の工程1と工程2に記 述されるように製造された。
この化合物は例2の工程3に記述される方法によって製造された。
αp=−1,20(c=1、CH2CJ!2)30) (S)−BoC−Nle −3ta−Ala−この化合物は定法により、Boc−Nle−5ta−OHと カップリングさせることによって得られた。
融点−86〜88°C 40) 5R43010 この化合物は定法により、Boa−Phe−ONpとカップリングさせることに よって製造された。
融点−98〜100°C 10,81〜10. 72 2s IHインドールのNH8,08〜 6.84  m 14HIon arNHCO(3) HCO2 中心が2. 08 m 2HCH2Co (Sta)1.20 (CH3)3  C 1,13と1.06 2d、 CH3(Ala)−7Hz 中心が0.77 m 9HCH3(Sta)例12: (3S、4S)−N−(4−(ピリジン−2−イル)−A l a−NH−CH −CHOH−CH2−CH20H■ CH2CH(CH3)2 SR43541 10) (3S、4S)−N−Boc−4−アミノ−6−メチルヘブタンー〕、 3−ジオール Boc−5t a−OMe (500mg)を、NaBH4(261mg)を1 00%エタノール(15mf)に溶解した溶液に加え、混合物をRTて3時間撹 拌した。水それからK HS Oa溶液を加え、エタノールを真空中で蒸発させ て除いた(浴温度 約35°C)。残渣をAc0E tで抽出し、抽出物を水お よび塩化ナトリウム水溶液で洗い、乾燥させた(MgSO4)。残渣にシリカゲ ルでのクロマトグラフィーを行った。ペンタンと酢酸エチルの混合物(容積比  1/1)て溶出し、生成物をエーテルとへキサンの混合物から結晶させた。収率  60%。
融点=68〜70°C NH−CH−CHOH−CH2−CH20HCH2−CH(CH3)2 これまでの工程で得られた化合物(1,3g)を、TFA(12mf)を用いて 0℃で15分間処理した。蒸発を行って得られた塩をわずかに過剰のN M M を用いてCH2C,ff2中で中和し、Boc−Ala (ONSu)(1,5 g)とHOBt (800mg)のCH2Cノ2溶液を加えた。混合物をRTで 48時間撹拌した。pHは、更にN M Mを加えることにより約7に保った。
媒質をNaHCC)+溶液、それからKHSOa溶液および水で順に洗い、その 後、乾燥させ(MgSOa)、蒸発させた。残渣にシリカゲルのクロマトアミノ ジオール誘導体は、Bo c−A 1 a−S t a −0CH3を直接還元 することによっても製造できる。
NaBHa (160mg)を100%エタノール(8N)に加え、溶解させた 後、固体のジペプチド Boc−Ala−S t a−OCH3(370mg) を加え、混合物をRTで270分間撹拌し、その後、45℃で30分間加熱した 。反応はシリカプレートを用いるTLCで追跡した。それから、水(1容)を加 え、混合物をK HS O4溶液を用いて注意深く酸性にし、真空中40℃でエ タノールを蒸発させて除き、残渣を4容のAc0E tで抽出し、抽出物を水お よび塩化ナトリウム水溶液で洗い、乾燥させた(MgSOa)。シリカゲルでの クロマトグラフィーを行い(溶出液:Ac0Et/M e OHs容積比 9/ 1)、生成物が溶出された。これはTLCで調べたところ均質であった。収率  77%。
!R(CH2C10): 1710および1672cm−’ao =−60,8 0(c−0,72、MeOH)30) N−(4−(ピリジン−2−イル)−4 −オキソブチリル) −Phe−Hi s−3t a −OMe この化合物は、例7の工程4に記述した方法によって、Boc−Phe−His −Sta−OCH3から製造した。
40) N−(4−(ピリジン−2−イル)−4−ヒドロ−キシブチリル) − Phe−Hi s−S t a−OMeこの化合物は、例8に記述した方法に従 い、これまでの工程で得られた化合物をNaBH4を用いて還元することによっ て得た。
50) 5R42541 工程4で製造した化合物を加水分解し、カルボン酸の塩を酸性化した後、工程2 で製造したジオールとカップリングさせて予期した生成物を得た。
例13: Boc−Phe−Nle−AHPPA−Ala−10) 3−ベンジルアミツブ ロバノール3−ベンジルアミノプロパン酸のメチルエステル(5,0g)を15 0m/の無水エーテルに溶解し、水浴で冷却し、・リチウム アルミニウム ヒ ドリド(1,3g)を少量ずつ加え、混合物をRTで2時間撹拌した。過剰のヒ ドリドを、水(1,311j2) 、15%水酸化ナトリウム溶液(1,31n i)および水(4rIJ)を順に加えることによって分解した。固体をろ別し、 エーテル相を蒸発させて黄色の油を単離した。
Boc−Ala−OH1,15mgのCH2cI!2溶液を調製し、5紅のCH 2C1!2中の819mgのイソブチル クロロホルメートを滴下して加え、数 分後、これまでの工程で得られた生成物を加え、混合物を1晩放置し、RTに戻 した。
これを水に注ぎ、を機相をNa2 CO3溶液、水およびK HS Oa溶液で 洗い、乾燥させ(MgSOa)、濃縮した。
CH2Cノ2とAc0E tの等8混合物を溶出液として使用して、残渣にシリ カでのクロマトグラフィーを行った。
30) 5R43507 この化合物は定法によって製造した。
NMRスペクトル 8.19〜7.60 m 3HNHCO7,35〜7.00 m 15HC6H 56,96d、 IHNHCO2 −8Hz 5.13〜5.00 m IHOH 4,76+−3,71m 8HCHCa)(P h e % N 1 e 5 (ARPPA) 3.43〜3.00 m 4HN CH2−CH2 2、96〜2. 50 m 4HCH2cs H52,27〜1.91 m 2 HCH2C0(AHPPA) 1.83〜1.00 m 20H(CH3)C。
CH3(Ala)、 CH2(Nle)、 0.78 t、 3HCH3(N l e)−6Hz 第2表に掲げた化合物は、()内の数字が示す製造方法を用いて製造された。こ れらの化合物はN M Rスペクトルによって同定した。
第2表 5R42650(1) SR42836(3) S R43093(3) SR4349B (3) SR43655(3) Bo c−Phe−N l e−S t a−Ab u−NH−CH2−CH2 −CH20H 3R43716(1) Boc−Phe−N l e−3t a−Cpg−NH−CH2−CH2−CH 20H SR4365B (1) Boc−Phe−N 1 e−3t a−Phg−NH−CH2−CH2−CH 20H SR43533(1) 3−(3−ピリジル)−プロピオニル−Phe−Nle−Sta Ala NH CH2CH2CH20H3R43549(1) 3−(3−ピリジル)−プロピオニル−Phe−Nle−S t a I 1  e NHCH2CH2−CH2−H20H 3R43654(1) SR43548(1) 3−(3−ピリジル)−プロピオニル−Phe−Nle −5R43657(1 ) 5R43683(1) (S) N−C3−C3−ピリジル)−プロピオニル)−Phe−N 1 e− AHPPA −11e −5R43858(1) SR43859(1) SR43571(4) (S、S) N−(3−(3−ピリジル)−PZ1014 (1) 3−(3−ピリジル)−プロピオニル−Phe−His−PZ1015 (1) 3−(3−ピリジル)−プロピオニル−Phe−(tauMe)Hi 5−AC HPA−11e−TB770 (1) 3−(3−ピリジル)−プロピオニル−Phe−His−TB771 (1) 3−(3−ピリジル) −Phe−(t auMe)Hi s−N M Rスペ クトル 8.0 〜7.72 m 2HNHCO7,42d、 IHNHCO −8Hz 7.29〜7.03 m 5HC6R52,16〜1.92 m 2HCH2C o (Sta)1.72〜1.00 m 24H(CH3)3 C。
CH3(Ala)、 CH2(N l e)、 CHと CH2(Sta) CHとCH2(イ ソペンチル) 0.89〜0.69 m 15HCH3(Nle)、CH3(S t a)、 CH(イソペンチ ル) SR42836 7、92〜7. 76 m 2HNHCO7,47d、 IHNHCO −8Hz 7.23〜7.05 m 5HC6R56,92d、 IHNHCO2 −8Hz 2、 19〜1. 96 m 2HCH2Co (Sta)CH。
CH2(Sta) 、 CH。
0、 90〜0. 70 m 18HCH3(Nle) 、CH3(S t a ) 、 CH3 (イソペンチル) 5R4309B 8.49〜8.39 m IHHpyrオルト 8.0:3〜6.84 m 12H8Har4.95〜4.38 m 3HOH 2,18〜1.91 m 2HCH2Co (Sta) 1.20 s (CH3)3 C。
1.07 d、 3HCH3(Ala)−7Hz 0.85〜0.71 m 9HCH3(Nle)CH3(S t a) SR43655 8,49〜8.37 m 2H2Hpyrオルト 8.16〜8.0’2 m IHNHCO7,86〜7.57 m 2HNHC O7,27〜7.03 m 12H2Hpyr。
10 Har 5.09〜3.10 m 15HOH,CHα(Phe、Nle。
2、93〜2. 50 m 4HCH2C6R52、25〜1.80 m 2H CH2C0(ARPPA) 1.61〜1.00 m 18H(CH3)3 C。
CH3(A 1 a) CH2(N 1 e) 0.82〜0.7 m 3HCH3(Nle)SR43655 6,92〜7.90 m IOH5Hpyr。
中心が 5 NH 3,68〜4.85 m 7HOH(Sta)4、.85 0H(CH20H) J=4rILlの 3Ha 1dを含む (Phe。
Nle、Abu) 2 CH(Sta) 2.08〜3.38 m 6HCH20H。
CH2−C6R5 CH2Co (Sta) 0、 72〜1. 66 m 34H3CH2(Nle) 1.25の CH2(Abu) 1sを含む 9 H(Boc) CH3(Nle。
S t a、Abu) −CH20H 3R4371,6 6,91〜7.95 m IOH5HAr。
中心が 5 NH J−8Hzの 3dを含む 3.68〜4.88 m 7HOH(Sta)4.85 0H(CH0H) J −4Hzの 3 Hα 1dを含む (PheSNle。
Cpg) 2 CH(Sta) 2 〜’2.13 m 、3HCH2C0(Sta)0.73〜1.67 m  37HBoa、シクロペンチルの8H :1CH2(N 1 e) 3H(S t a) CH2CH2CO22 3CH3(Nle。
Sta) 5R4365B 6.9C1〜8.32 m 15H10HAr6.93〜 (Phe、Phg) 、 7.46〜 5 Nl 2、88 J −8Hzの 3dを含む 3.72〜5.36 m 7HCHa (Phg)4.88 0H(Sta) J −4Hz OH(CHOH) の2d l 2 CHα 5.82 (Phe、N1e) J−8Hzの1 2CH(Sta) を含む 2.07〜3.35 m 8HCH20H。
OH2NH CH2C6H5 CH2Co (Sra) 0.72〜1.74 m 29H(CH2)3H20H B o c s 3 CH3 (Sta、N1e) SR4353B 7.08〜8.31 m 14H9HAr。
NH 3,65〜4.85 m 7HOH(Sta)4.85 0H(CH20H) J −4Hzの 3CHα 1dを含む PheSNle。
Ala) 、 2CHa(Sta) CH3(Nle。
5ta) 8.35〜7.32 m 8HC5H4N。
HCO 7,23〜7.04 m 6HC6H5、HCO 4,85d、 IHOH J 約4Hz 4、 55〜4. 00 m 4HCH(a)(Phe。
Nle、1ie) 、 OH H20より下) 2、37〜2.02 m 4HCH2Co (Sta)1.71〜0.91 m  16HCH2(Nle)CH,CH2 (S t a) OHSCH2 0,91〜0.67 m 15HCH35R43654 6,91〜7.91 m、 9H4NHJ −8Hzの 5 HAr 4dを含む 3、68〜4. 90 m 7HOH(Sta)4.89 0H(CH20H) J=4Hzの 2 Hα 1dを含む (PheSNle)、 0、 73〜1. 73 m 36H3(CH2)1sを含む (S t a) CH2CH。
Boc、CH3 5R43548 8,34〜7.00 m 23HC6H5,5、14〜5. 02 m IHO H 4、74〜:3. 71 m 8HCHa(AHPPA) NC旦2C6H5、 OH 3,44〜1.90 m 14HCH20H。
(AHPPA) C旦2 C0 (AHPPA) C5H4NCH2 C5H4NCH2 −CH2C0 1,80〜1.00 m IIHCH2(Nle)0.73 t、 3HCH3 (Nle)−6Hz 国際調査報告 Ai’JNEX To TF、E INTER=NATIONAL SEA、t CHa=poar ON

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式、 ▲数式、化学式、表等があるます▼ (I) [式中、 −R1は次の基から選んだアシル基を表わす:アルキルカルボニル基、アルコキ シカルボニル基、アリールカルボニル基、アリールアルキルカルボニル基、アリ ールアルコキシカルボニル基、ヘテロサイクリルカルボニル基、ヘテロサイクリ ルアルキルカルボニル基、これらにおいてはアルキル基は場合によっては水酸基 で置換されていてもよい、ヘテロサイクリルカルボニルアルキルカルボニル基、 ヘテロサイクリルアルケニルカルボニル基、およびシクロアルキルカルボニル基 。 または、R1は、アルキル基が遊離のアミノ基もしくは保護基を有するアミノ基 により、またはフェニル基により置換されているかまたは無置換の(低級アルキ ル)スルホニル基を表わす。 または、R1は、フェニル核が低級アルキル基により置換されているかまたは無 置換のフェニルスルホニル基を表わす。 −R2は、フェニル基、ナフチル基、シクロヘキシル基またはピリジル基により 置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わす。 −R3は、水素、低級アルケニル基、フェニル基、ナフチル基、炭素数3〜6の シクロアルキル基、5員または6員の単環複素環基(低級アルキル基またはトリ フルオロメチル基により置換されているかまたは無置換)を表わすか、あるいは 、次に示す基により置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わす: 遊離のアミノ基もしくは保護基を有するアミノ基;ジ(低級アルキル)アミノ基 ;遊離のカルボキシル基、もしくは低級アルキル基またはベンジル基によりエス テル化されたカルボキシル基;遊離のカルバモイル基、もしくは1または2の低 級アルキル基またはフェニル基により置換されたカルバモイル基;水酸基;低級 アルコキシ基またはベンジルオキシ基;ピリジルメトキシ基;低級アルキルチオ 基;(低級アルキル)スルフィニル基または(低級アルキル)スルホニル基;フ ェニル基;ナフチル基;炭素数3〜6のシクロアルキル基;または、低級アルキ ル基またはトリフルオロメチル基により置換されているかまたは無置換の5員ま たは6員の単環複素環基。 −R4は水素を表わすか、または、インドリル、ピリジル、イミダゾリルまたは フェニルラジカルにより置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わ す。 −R5は、フェニル基、シクロヘキシル基またはヒドロキシフェニル基により置 換されているかまたは無置換の炭素数3〜20のアルキル基であって、このアル キル基が少なくとも一つの水酸基と場合によっては一つのアミン基を含むアルキ ル基を表わす。 −あるいは、R4とR5は両方で、少なくとも一つの水酸基または低級ヒドロキ シアルキル基により置換されている1,4−ブチレン基または1,5−ベンチレ ン基を表わす。 −Qは、ラジカル、 ▲数式、化学式、表等があるます▼ と共にそれぞれSta、AHPPAまたはACHPAのアミノ酸残基を形成する イソプロピル基、フェニル基またはシクロヘキシル基を表わす。 −Xは、直接結合しているか、または、Ala、Nva、Val、Leu、Nl e、Ile、Phg、AbuまたはCpg等のアミノ酸の残基である。 但し、 R4が水素であって、しかも、Xが直接の結合かまたはCpgまたはP hg残基のうちの一つ以外である場合には、R1はアルキルカルボニル基、アル コキシカルボニル基、アリールカルボニル基、アリールアルキルカルボニル基、 アリールアルコキシカルボニル基またはシクロアルキルカルボニル基であっては いけない。あるいは、R3は、遊離のアミノ基もしくは保護基を有するアミノ基 、カルボキシル基、水酸基、低級アルキルチオ基、フェニル基、ナフチル基また はイミダゾール−4−イル基により置換されているかまたは無置換の低級アルキ ル基であってはいけない。]で表わされるペプチドアミノアルコール誘導体、並 びに、上記のペプチドアミノアルコールの鉱酸または有機酸、または、アルカリ 金属またはアルカリ土類金属との薬剤的に受容できる塩。
  2. (2)R5が1ないし3個の水酸基を含む請求の範囲第1項記載のペプドアミノ アルコール誘導体。
  3. (3)式、 ▲数式、化学式、表等があるます▼III[式中、R1、R2、R3、Q、Xお よびR4は請求の範囲第1項に定義したとおりであり、 −AlKは、メチレン基、エチレン基、低級アルキリデン基(遊離のアミノ基も しくは保護基を有するアミノ基でω位を置換されているかまたは無置換)、フェ ニル核を水酸基により置換されているかまたは無置換のベンジリデン基または2 −シクロヘキシルエチリデン基または2−フェニルエチリデン基を表わす。但し 、R4が水素以外である場合には、AlKはメチレンまたはエチレン以外であっ てはいけない。 −mは1または2である。] で表わされる請求の範囲第1項記載のペプチドアミノアルコール誘導体。
  4. (4)式、 ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、R1、R2、R3、R4、QおよびXは請求の範囲第1項に定義したと おりであり、 −pは0と5の間の整数を表わす。 −R6は水素または低級アルキル基を表わす。]で表わされる請求の範囲第1項 記載のペプチドアミノアルコール誘導体。
  5. (5)式、 ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、R1、R2、R3、Q、XおよびR4は請求の範囲第1項に定義したと おりであり、 −pは0と5の間の整数を表わす。 −R7は、水素を表わすか、または、遊離のアミノ基もしくは保護基を有するア ミノ基により置換されているかまたは無置換の低級アルキル基を表わす。] で表わされる請求の範囲第1項記載のペプチドアミノアルコール誘導体。
  6. (6)R1が、次に示す基、 ▲数式、化学式、表等があるます▼ ▲数式、化学式、表等があるます▼ ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、aは0、1または2] ▲数式、化学式、表等があるます▼ ▲数式、化学式、表等があるます▼ ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、bは0,1,2,3,4,5または6]▲数式、化学式、表等があるま す▼ [式中、Dは▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等が あります▼およびnは1,2,3,4または5] ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、Eは−Hまたは−CH3およびsは1,2.3または4] ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、bは0,1,2,3,4,5または6]▲数式、化学式、表等があるま す▼ ▲数式、化学式、表等があるます▼ ▲数式、化学式、表等があるます▼ NH2CH2CH2−SO2− BocNHCH2CH2−SO2− ZNHCH2CH2−SO2− A−SO2−[式中、Aは低級アルキル基]C6H5−(CH2)a−SO2− [式中、aは0、1または2] のいずれか一つである請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載す るペプチドアミノアルコール誘導体、または、上記のペプチドアミノアルコール の薬剤的に受容できる鉱酸または有機酸との塩。
  7. (7)R1が、次に示す基、 −イソバレリル、 −4−(ピリジン−2−イル)−4−オキソブチリル、−4−(ピリジン−2− イル)−4−ヒドロキシ−ブチリル、 −3−(ピリジン−3−イル)プロピオニル、−4−(ピリジン−3−イル)ブ チリル、−ニコチノイル、および −ベンゼンスルホニル の群から選ばれる請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載するペ プチドアミノアルコール誘導体。
  8. (8)R3が、残基−NH−CH(R3)−CO−が残基(tauMe)His を表わすものである請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載する ペプチドアミノアルコール誘導体。
  9. (9)R4がインドリル、ピリジル、イミダゾイルまたはフェニルラジカルで置 換されているかまたは無置換の低級アルキル基であり、XがAla、Nva、V a1、Leu、Nle、11eまたはAbu等のアミノ酸の残基である請求の範 囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載するペプチドアミノアルコール誘 導体。
  10. (10)式、 ▲数式、化学式、表等があるます▼ [式中、Wは保護基または水素であり、R4とR5は上に定義したとおりであっ て、水酸基は場合によっては保護されている]で表わされるアミノアルコールが 、式、保護された▲数式、化学式、表等があるます▼またはH−X′−OH [式中、X′は上で定義したXと同じであるが、X′は直接の結合は含まない。 Qは上で定義したとおりである。]で表わされるアミノ酸の低級アルキルエステ ルを用いて処理され、それから、ペプチド鎖が隣の、適切に保護されたアミノ酸 または断片とのカップリングによって段階的に延長され、このとき、カップリン グするアミノ酸または断片の活性化エステルを用いるか、または、DCCIの存 在下でN−保護アミノ酸を用いて、種々の操作が行われ、それぞれのカップリン グの後、N−保護基は加水素分解または強酸媒質中での加水分解によって、開裂 され、また、適切である場合には、生成したアミノアルコールの水酸基が酸性加 水分解により保護基脱離され、必要ならば、得られた生成物が鉱酸または有機酸 、または、アルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩に変換される 請求の範囲第1項記載のペプチドアミノアルコール誘導体の製造方法。
  11. (11)請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載する生成物を有 効成分として含む薬剤組成物。
  12. (12)薬量単位当りに薬剤賦形物と混合されて請求の範囲第1項に記載する生 成物を1から1000mgまで含み、特に動脈性高血圧症の治療に使用できる請 求の範囲第8項記載の薬剤組成物。
JP61501336A 1985-02-26 1986-02-25 レニンおよび酸性プロテア−ゼ阻害ペプチドアミノアルコ−ル誘導体,その製造方法および治療への応用 Pending JPS62502401A (ja)

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