JPS62501155A - 管式反応器における分子量分布の改良方法 - Google Patents

管式反応器における分子量分布の改良方法

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JPS62501155A JP61500540A JP50054086A JPS62501155A JP S62501155 A JPS62501155 A JP S62501155A JP 61500540 A JP61500540 A JP 61500540A JP 50054086 A JP50054086 A JP 50054086A JP S62501155 A JPS62501155 A JP S62501155A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
関連出願の相互関係 本出願は1985年12月14日受理の出願一連番号681.Q51の一部継続 出願である。つまり1983年6月15日受理の一連番号504,582の一部 継続出願であり、その開示を参考として本書に加えている。 管式反応器における分子量分布の改良方法発明の背景 本発明はアルファーオレフィンの新井重合体に関する。さらに詳しく述べると、 本発明は、ポリマーを構成する個々のモードがせまい分子量分布を持つことを特 徴とする多峰性分子量分布を持つエチレンと他のアルファーオレフィンの新しい 共重合体に関する。 便宜上、本明細書の中で繰り返えし使用する語句を以下に定義する。 (a)相互−CDはエチレン含有率に関し、ポリマー連鎖間の組成上の変動を規 定する。これは、分布の両端のひとしいfflPl部分を除外して得られる、全 共重合体サンプルに対する与えられた重量パーセントを占める共重合体サンプル のエチレンtIl量パーセントに関する平均値からの最少偏差(標章偏差に類似 する)として表現される。 分布は対照的である必要はない。単一の数値で示された時、例えば15パーセン ト−CDは正または負の偏りの中の大きい方を意味するものとする。例えば、ガ ウスの組成分布に対し、標章偏差が10パーセントの時はポリマーの95.5パ ーセントは平均値の20重回置−セントエチレン以内のばらつきである。このよ うなサンプルに対しポリマーの95.5重量パーセントに対する相互−CDは2 0重ユバーセントエチレンである。 (b)内部−〇Dは共重合体連鎖内のエチレンに関する組成上の変動である。こ れは単一の共重合体連鎖中の、連鎖の5重2パ一セント以上を占める2つの部位 間に存在する重量(vt)パーセントエチレンの最少差として表現される。 (c)分子量分布(MWD)は与えられた共重合体サンプル内の分子量の範囲の 尺度である。これは数平均分子量に対する重量平均分子量の比)1v/Mnおよ び重量平均分子量に対するZ平均分子量の比Hz/Myの1つ以上に関して特エ チレンープロピレン共重合体、特にエラストマーは重要な商品である。基本的に 分類すると2種類のエチレン−プロピレン共重合体が市販されている。エチレン プロピレン共重合体とエチレンプロピレンテルポリマーである。 エチレン−プロピレン共重合体(EPM)は飽和化合物であって、有機過酸化物 のような遊離ラジカル発生物質を使って加硫する必要がある。 エチレン−プロピレンテルポリマー(EPDM)は少量の非共役ジオレフィン例 えばジシクロペンタジェン、1.4−ヘキサジエン、またはエチリデンノルボル ネンを含有しておりそれが硫黄による加硫を可能にするだけの十分な不飽和を提 供する。2つ以上のモノマーを含むエチレン−プロピレンポリマーすなわち、E PMとEPDMを今後まとめてエチレン−プロピレン共重合体と呼ぶ。 この共重合体は耐候性が極めて良く、熱老化特性が良好であり、大量のフィラー や可塑剤と混合できその結果、自動車用および工業用加工製品の用途で特に有用 な低価格の複合物にすることができる。代表的な自動車向は用途はタイヤの側壁 、内部チューブ、ラジェーターとヒーターのホース、真空チューブ、すき間ふさ ぎ、スポンジ状のドア封じ、および潤滑油に入れる粘度指標(V、1.)改良剤 などである。代表的な加工製品の用途は器具、工業用ならびに庭園用のホース、 型込め、押し出し両方のスポンジ部分、ガスケットおよび密封材ならびにコンベ アベルトカバーである。この共重合体はまた、接着剤、ホース、やガスケット、 電線、やケーブルのようなものの内部品およびプラスチックのブレンディング用 に使用されている。 上記から明らかなように、EPMとEPD旧よそれぞれの性質にもとづいて多種 多様な用途に使われている。このような共重合体を特殊な用途に使えるようにす る共重合体の特性は結局、組成と構造によって決定されることは明らかである。 例えばEPMとEPDMの究極的な性質は組成、組成的分布、配列分布、分子量 および分子量分布(MvD)のような要因によって決定される。 過酸化物による硬化の効率は組成によって異なる。エチレンの水準が高くなるに つれて、過酸化物分子当りの「化学的」架橋が増加することが明らかである。エ チレン含を率はまた、レオロジー的性質および処理性に影響する、何故ならば、 物理的な架橋として作用する結晶性が関係して来るからである。高エチレン含有 率の時に存在する結晶性のために処理性がさまたげられ、また硬化製品が、結晶 の融点、以下の温度では「かた」すぎてゴムとして使用できないことがある。 EPMまたはEPDM共重合体の粉砕時の挙動は!4WDによって大きく異なる 。せまいMVDの共重合体は粉砕機でこなごなに崩れるが広いMWDのものは通 常の処理操作で行なわれる條件ではかたまりになる。処理装置で生じている剪断 速度では、広いMWDの共重合体は、同じ平均分子量または同じ低歪速度粘度を 持つせまいMVDの共重合体よりかなり粘度が低い。このように独特な性質と組 成を持つポリマーを見出す必要性がまだ引き続き存在している。 エラストマーを使用する場合、処理性をムーニー粘度で測定することが多い。こ の値を低くすればエラストマーは混合し易くまた加工し易くなる。ポリマーが架 橋に際して良好なゴムの網目構造を形成するためには低いムーニー粘度で尚、高 い数平均分子量、Mnを維持していることが望ましい。CPやEPD旧こ対して 、分子量分布をせまくすることは分布の広いポリマーよりも与えられたムーニー 粘度で数平均分子量のより大きいポリマーを造る結果になる。ある場合には、せ まいMWDに起因する粉砕、カレンダー、または押し出し時の好ましくない挙動 を改善せねばならないことがある。肘を減少させる低分子量の成分を抱含してM WDを広くすることによりむしろ、不釣り合いにMnを下げずにMWDを広くす ることができる。 これは1つまたはそれ以上のせまいMWDの山、すなわち異なるムーニー粘度の 成分であって各の成分は殆んど低分子量ポリマーを含有しないものを加えること によって行なうことができる。結果は異なった分子量のせまい)lνDのポリマ ー成分で構成される多峰性の分子量分布となる。 本発明はエチレンと1つ以上の他のアルファーオレフィンモノマーの新しい共重 合体に対して造られたものでありその共重合体は、各々が非常にせまいMWDの 数種の成分で構成される。MWDの広がりは各種の分子量平均の比によって特性 化される。例えば、本発明に基づく各成分のせまいMWDと言う指摘は重量平均 分子量の数平均分子量に対する比(My/Mn)が2より小であることを指して いる。または2平均分子量の重量平均分子量に対する比(Hz/My)が1.8 より小であるものが本発明に基づくせまLNMVDの代表例である。本発明に基 づく共重合体のすぐれた特性がこれらの比に関係付けられることは明らかである 。小重量部分の物質がこれらの比に不相応に影響を与えるがこれらの比によって 変わるq利な特性をあまり大きく変えない。例えば、低分子量共重合体の少重量 成分(例えば2パーセント)が存在することによってMnが減少し、したがって My/Mnは2より大になるがHz/Myは1.8より小に維持されている。し たがって、本発明に基づく構成ポリマーは2つの特性、My/Mnは2より小で あることとHz/Mνは1.8より小であることの中の少なくとも1つを持って いることに特徴がある。せまいMWDを得るためには、本発明による共重合体を 管式反応器で製造するのが好ましい。このような共重合体を作るには、今までに 開示されていない好ましい範囲内で今までに開示されていない多くのプロセス段 階を実施する必要がある。したがって本発明はまた本発明の新兵重合体を作る方 法に対しても適用される。 従来技術についての説明 共重合体を製造するために管式反応器を取り扱っている代表的な従来技術は次の とおりである。 「バナジウムオキシクロリドとアルキルアルミニウムハリドを触媒とした、エチ レンとプロピレンの重合による無定形共重合体の製造」、E、ユングハンス(J  unghann−8)、八、グンボルト(Guiboldt)およびG、ビー ル(Bf−er)、マクロモル、ケム、V、58(12/L2/62) 1g− 421,1mはエチレン−プロピレン共m合体を造るための管式反応器の使用法 が開示されており、そこでは組成が連鎖の長さと共に変化している。もっと詳し く述べると、この参考資料はバナジウム化合物とアルミニウムアルキルから調製 されたチーグラー触媒を使って、管式反応器内での無定形エチレン−プロピレン 共重合体の製造を開示している。管式反応の始めはエチレンが優先的に重合を起 こし、重合中にモノマー混合物の追加供給が行なわれないと、モノマーの濃度は 管に沿ってプロピレンに好都合に変化して行くことが開示されている。さらに、 これらの濃度変化は連鎖の成長中に起るから一方の端ででは、他の端よりエチレ ンをより多く含んだ共重合体が製造されることも開示されている。また、管で造 った共重合体は化学的に不均一であるが分子量分布に関しては可成り均一である ことも開示されている。管内で造られた共重合体に対する彼等の第17図に報告 されているデータを使うと、この共重合体に対するMy/Mn比は1.6と推定 される。 r EPDMポリマーの層流による重合J 、J、F、ウエーナー(Wohno r) 、AC9シンポジウムシリーズ65(1978)、140−152頁では チーグラー触媒を使った管式反応器による溶液重合ポリマー生成物の分子量分布 に与える影響をめるために行なわれたコンピュータによるシミュレーション研究 の結果を開示している。シミュレーションに使った特定のポリマーはエチレン− プロピレン−1,4−へキサジエンのエラストマーテルポリマーであった。 1 49頁に、モノマーは異なる反応性を持っているから、モノマーが消費されるに つれて異なった組成のポリマーが得られることが述べられている。しかし、組成 が分子相互間で変るのか、または分子内で変るのかは見分けられていない。14 8頁の第■表に約1.3のMy/Mnを持つ各種のポリマーが予言されている。 144頁の第3項に、管の直径が大きくなると、ポリマーの分子量が低くなりす ぎて、そのポリマーは実用的な興味の対象とならないし、反応器は閉塞するであ ろうと述べている。149真の第1項で管内で製造されたポリマーの組成が広く ばらついているのは製品の品質にとっては不利であろうということを暗示してい る。 アメリカ特許3,681,306は2段以上連続した反応器での重合によって処 理性の良好なエチレン/高アルファーオレフィン共重合体の製造方法のために造 られたものである。この参考資料によると、2一段階方法は、予め定められた物 性、特に、低温流れ、未加硫時高強度および粉砕性のような実用上の処理性に貢 献する物性を具えた特別性のエチレン/アルファーオレフィン共重合体が製造で きる簡単な重合プロセスを提供する。この資料によると、開示されている方法は 、EPDMの製造に使用できる配位触媒の何れかを用いて、エチレン/プロピレ ン15−エチリデン−2−ノリボルネンのようなエラストマーの共重合体を製造 するのに特に適合している。好ましい方法は、1つの管反応器とそれに続けて1 つの容器反応器を使うことである。しかし次のことも開示されている、すなわち 、1つの管式反応器を使って、2段階と同じようにするために異なった反応條件 で運転することができる。 その開示のカラム2.14から20段から明らかなように、この方法は単一段の 反応器で製造されるポリマーよりも広い1IIVDのポリマーを造る。最初の反 応器(管状)からの中間的なポリマーは約2のMy/Mn比を持っていると開示 されているが(カラム5.54から57段)この方法で造られた最終のポリマー は2.4から5のMy/)4nを持つ。 クロソン(C1oson)に与えられたアメリカ特許、3.825,858は反 応物質の高速再循環をともなう、閉回路管式反応装置であって、エチレンとプロ ピレンのエラストマーを造るのに使用できるものを開示している。特許の第1図 を特に参考にすると、反応器の垂直脚1用のヒンジ付き支持体lOが、反応器の 底部力の水平方向の膨張を可能にし、熱膨張、特に反応器の清掃時に生ずる熱膨 張による危険な変形を防止している。 バイリイ(Bat Iey)ほかのアメリカ特、許4,065,520は広い組 成分布を持つ、エラストマーを含むエチレン共重合体を製造するのに、回分式反 応器を使用することを開示している。反応器用の供給タンクを数基直列に並べ、 各タンクへの供給物は製造ポリマーによって異なっている。造られた生成物は結 晶性、半結晶性および無定形の領域を持ち、相互間に勾配の変化がある。触媒系 はバナジウム化合物だけまたはチタニウム化合物と組み合わせたバナジウム化合 物で構成され得るが、バナジウムオキシ−トリークロリドとジイソブチルアルミ ニウムクロリドで例証されている。すべての例においてチタン化合物か使用され ている。数例においては、移動剤として知られている7)(素およびジエチル亜 鉛が使用されている。製造されたポリマー連鎖には組成的にばらついたある長さ のものと組成の均一なある長さのものがある。その他の長さのものは色々な別の 組成的分布を持っている。 [無限−稀釈粘弾性特性からのエチレン−プロピレンテルポリマー内長鎖分枝の 推定J、Y、ミッタ、j、シュラグ(Scbrag)、および」、フエリイ(F erry) 、J、APPl、 POI。 Set、、 18,193(1’174)ICおいて、せまいMWDのエチレン −プロピレン共重合体体が開示されている。例えば、198頁の第■表のおいて 、
【、19から 1.32のMw/Mnを持つluPDM共重合体が開示されて いる。 「エチレン−プロピレン−ジエンポリマーの非ニユートン的挙動におよばず分子 量と分子量分布の影響」、Trans、soe、Rheol、14,83(19 70)、C,に、ンー(Shlh)、において組成的に均一な成分のすべての系 列を調製し、開示している。例えば第1表のデータは、ポリマーサンプルBを高 度の均一性を持ったものとして開示している。報告データによれば、そのサンプ ルのMWDもまた非常にせまい。しかしこのポリマーは分子内分散性を持つもの としては開示されていない。 分子量分布(MWD)はエチレン−プロピレン共重合体ならびにテルポリマーの 非常に重要な特性である。分布を好條件にすると、速い硬化と良好な処理特性を 両方とも具えたポリマーが得られる。ポリマーが多峰性分子量分布と多峰性組成 分布を持つ時、これらの特性の最適な組み合わせが実現できる。 ポリマー工業界においては、このような多峰性エチレン−プロピレンポリマーを 製造する目的のために多大の研究投資を行なっている。一般にこのような研究は 異なったMWDを持つポリマーまたは多段階反応システムにおける段階的重合に よるポリマーの物理的なブレンドの方向に進められている。例えば、第1の反応 段階で重合を行なわせて特別なMWDと組成を持つポリマーを造り第2の反応段 階における次の重合を行なわせて第1の段階のポリマーと異なるMWDのポリマ ー、そしてもし必要ならば異なったモノマー組成のポリマーを造る。2峰性Mν Dのエチレン−プロピレン共重合体の製造に関する従来技術の代表的なものは次 のとおりである。 英国特許番号1,233,599は2段階正合方法の代表例である。エチレンの 共重合体が付随的に開示されているが例と開示内容はポリエチレン単一ポリマー および結晶性の共重合体例えば95パーセントエチレンを指向している。好まし い触媒はアルミニウム化合物例えばBr2AfICIIB「2と組み合わせたバ ナジウム化合物であって、それにはハロゲン化バナジル、バナジウムテトラクロ リド、またはバナジウムトリス−(アセチル−アセトナート)がある。第1と第 2段階の重合において異なった量の水素を使用することによって異なったMWD が得られる。 アメリカ特許番号4,078,131は2峰性の分子量分布を持つ、エチレン− プロピレンゴム組成であって、それぞれ広い分子−分布を持ち、一方の支配的成 分と異なったモノマー組成を持つ2つのポリマー成分で構成されるものを開示し ている。このポリマーはさらに次の特徴を持っている、すなわちこのポリマーは (a)約30パーセントから約85パーセント(エラストマーの全重量に対する 重量)の分子量成分で構成される第1の主要成分であって約0.2から約3の極 限粘度分布と約0.8から約1.5の平均極限粘度、約36から約26パーセン トのiIZ均プロピレン含q率、およびθパーセントから約5パーセントのチル モノマー含有率をもつもの、と(b)重量で約70パーセントから15パーセン トの分子量成分で構成される第2の成分であって約3から約15の極限粘度分布 、約3.5から約7の平均極限粘度、および重量で約26パーセントから32パ ーセントの平均プロピレン含有率、ならびに約0から約5パーセントのチルモノ マー含を率を持つものとで形成される。 ポリマーは直列に連結された2基の別々の反応器内で重合を行なうことによって 製造される。使用触媒系はメンデルの元素の周期表の4A族から8A族の遷移金 属の有機、無機成分を含んでおり例えばVOCl3、vC14、バナジウムエス テルおよびアセチルアセトナートなどがある。助触媒には有機アルミニウム化合 物またはそれら化合物の混合物があり例えばアルミニウムアルキルがある。 アメリカ特許、3,681,308はエチレン−プロピレン共重合体およびテル ポリマーの製造用の2段階重合方法を開示している。1つの具体例では第1段階 は「管式反応器」であり第2段階は逆混合容器反応器である。1つの段階におい て平均のエチレン/アルファオレフィン比が他の段階の平均の比の 1.3倍以 上であるように重合を行なわせる。EPDMポリマーを造るのに用いられること が知られている配位触媒はどれでもこの方法に有効であるとされている。 アメリカ特許番号4,259,4Hは触媒として(a>バナジウムオキシトリク ロリドのアルコール反応生成物と(b)アルミニウムセスキクロリドとエチルア ルミニウムクロリドを使って製造された分子量の広いエチレン−プロピレン−ジ エンゴムを開示している。このポリマーは分子口の大きい成分が分子量の小さい 成分よりジエンを高率で含をしていることに特徴がある。このポリマーは約1. 0から約6.0デシリツトル/グラムの極限粘度と、約3から約15の重量平均 分子量/数平均分子量比を持っている。 アメリカ特許番号4.30θ、401は2段階重合方法を用いるEPDM型テル ポリマーの製造方法を開示している。殆んどすべての非共役ジエンモノマーを第 1段階に供給し、それによって一様でないジエン含有率を持つポリマーを製造す る。 図面の簡単な説明 添付図面は、説明の目的のためだけに、本発明によって具体化された方法を説明 するものであって、第1図は本発明に基づきポリマーを製造する方法の概要を示 すものであり、 第2図はおのおの分布の山をもつせまいMWDのポリマーで構成される多峰性M WDのポリマーの概要を示し、第3図は、共重合体の内部−CDを決める方法の 図式説明であり、 第4図は、本発明に基づく方法を用いて得ることのできる各種の共重合体構造を 図によって説明する。 発明の詳細な説明 本発明はエチレンと1つ以上の他のアルファーオレフィンモノマーとの新しい共 重合体に関するものであって、この共重合体は2つまたはそれ以上の共重合体の 重ね合せであって、共重合体のおのおのは、2つの特性、すなわち2より小であ るMy/Mnおよび1.8より小であるHz/Myの中の少なくとも1つを持つ ことを特徴とするMVDを持つ。 既に記述した通り、本発明に基づく共重合体はエチレンと少なくとも1つの他の アルファーオレフィンで構成される。このようなアルファーオレフィンには3か ら18の炭素原子を含有するものが含まれる。経済性の点から、炭素数3から6 のアルファーオレフィンが好ましい。 本発明の実施にあったって使用可能なアルファーオレフィンの説明のための例に はプロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−11へブタン−1、オク テン−1、ドデセン−1、などがあるがこれに限定されるものでない。本発明に 基づく最も好ましい共重合体はエチレンとプロピレン、またはエチレン、プロピ レンおよび非共役ジエンで構成される。 この分野の技術に明るい人には良く知られている通り、エチレンとプロピレンの ような高炭素アルファーオレフィンとの共重合体は他の重合可能なモノマーを含 むことがよくある。他のモノマーの中の代表的なものは非共役ジエンである。こ のような非共役ジエンの説明のための例は次のとおりであるがこれに限定される ものではない。 a、直鎖状の非環式ジエンであって、1,4−へキサジエン、■、6−オクタジ エンのようなもの、51分枝鎖のある非環式ジエンであって、5−メチル−1, 4−へキサジエン、 3.7−シメチルー1.6−オクタジエン、3.7−シメ チルー1.7−オクタジエンおよびジヒドロ−ミルセンの混合異性体のようなも の、 C0単環脂環式ジエンであって、1.4−シクロへキサジエン、1.5−シクロ オクタジエン、および1.5−シクロドデカジエンのようなもの、 d、多環脂環式縮合および架橋環ジエンであって、テトラヒドロインデン、メチ ルテトラヒドロインデン、ジシクロペンタジェン、ビシクロ−(2,2,1)− へブタ −2−5−ジエン、アルケニル、アルキリデン、シクロアルケニルおよ びシクロアルキリデンノルボルネン例えば5−メチレン−2−ノルボルネン(M N[l) 、5−エチリデン−2−ノルボルネン(END) 、5−プロピリデ ン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、5−(4− シクロペンテニル)−2−ノルボルネン、5−シクロ−へキシリデン−2−ノル ボルネンのようなものである。 これらの共重合体を製造するのに一般に使用される非共役ジエンの中で歪を受け た環の中に2重粘合の1つ以[−をrlつジエンが好ましい。最も好ましいジエ ンは5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)である。共重合体中のジエン のほは(重量基準)=V)Qパーセントから20パーセントでありOパーセント から15パーセントが好ましい。 最も好ましい範囲は0パーセントからIDパーセントである。 既述の通り、本発明に基づく最も好ましい共重合体はエチレン−プロピレンまた はエチレン−プロピレン非共役ジエンである。いづれの場合も、これらの共重合 体各成分の平均エチレン含有率は重合基準で約10パーセント程度まで低くても よい。好ましい最小エチレン含有率は約25パーセントである。もっと好ましい 最小値は約i。 パーセントである。最大エチレン含有率は重量基準で約90パーセントである。 好ましい最大値は約85パーセント、であり最も好ましいものは80パーセント である。 本発明に基づき製造される構成共重合体の分子量は広に範囲に変化してよい。f f1W平均分子i1t(My)は約2,000まで低くてよい。好ましい最小限 は約io、oooである。最も好ましい最小限は約20,000である。最大の 重量平均分子量は約12,000,000まで高くてよい。好ましい最高は約t 、ooo、oooである。最も好ましい最高は約750,000である。 本発明に基づいて造られる共重合体のもう1つの特徴は、各構成共重合体の分子 量分布が非常にせま<、My/Mnの比が2より小であることとHz/MyO比 が1.8より小であるという2つの特性の1つ以上をその特徴として持っている ことである。全共重合体に対するMy/Mn比は約1から約50の範囲にまたが る。共重合体のMyとMWDは個々のせまいMWDの構成共重合体を造り上げて いるポリマーのMyと重量割合を調節することによって制御される。好ましい具 体例においては、隣接する2つのMVDの山のMyは50パ一セント以上異なっ ており、1つの山は何れも全共重合体の10重量パーセント以上で構成されねば ならない。EPMおよびEPDMに関していえば、せまいMWDを持つ数個の山 で構成されるこのような共重合体の一般的な利点は、複合して加硫する時に、同 じムーニー粘度でMnのより低い共重合体を使う時よりも硬化が速く、物理的特 性が良好であることである。 本発明に基づく方法は触媒、エチレン、少なくとも1種類以北のその他のアルフ ァーオレフィンモノマーおよび場合によっては非共役ジエンからなる反応混合物 の重合によって共重合体を製造する。溶液重合が好ましい。 本発明に括づき溶液重合を行なうのに、その目的に有効な公知の反応イd合物用 溶媒はどれでも使用できる。例えば、適当な溶媒は脂肪巽、l旨■;式および芳 香族炭化水素溶媒またはそのような溶媒のハロゲン化類似物のような炭化水素溶 媒である。好ましい溶媒はCからC12の直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素、C から09の飽和脂環式または芳香族炭化水素またはCから06のハロゲン化炭化 水素である。最も好ましいものはC6からC1□の直鎖または分枝鎖の炭化水素 であって特にヘキサンが好ましい。このような溶媒の説明のための例はブタン、 ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロペンクン、シクロヘキサン、シクロへブ タン、メチルシクロペンクン、メチルシクロヘキサン、イソオクタン、ベンゼン 、トルエン、キンレン、クロロフオーム、クロロベンゼン、テトラクロロエチレ ン、ジクロロエタン、およびトリクロロエタンなどであるがこれに限定しない。 本発明の共重合体製品を製造するには多くの方法が使用できる。これらの方法は 回分式または管式反応器内で共重合体を行なうことが基本になっている。審査中 の我々の特許出願一連番号504,582で説明している通り、このような反応 器をある特殊な条件のもとに運転することによって、2.0より小であるMy/ Mnまたは 1.8より小であるHz/Myを侍つせまいMwDの共重合体が得 られる。まず第1に、重合の過程において、異なうた時期に成長が始まっている ポリマー連;j’1間に殆んど混合が起らないようにせねばならない。この状態 を「無混合」と定義する。管式反応:)xは良く知られており流れの方向の反応 物の混合を最少限にするように設工1される。その結果、反応物のl):4度は 反応器の長さ方向に変化する。これとは反対に、連続流れ撹拌タンク反応器(C PSTIυては反応混合物は供給されるフィードと混合し、反応器の中のどこで も袷んど均一な組成の溶液を造る。その結果、反応混合物のある部分において成 長中の連鎖は色々な経過時間を持つことになる。したがって単一のCFSTRは 本発明の方法として不適切である。しかし、3またはそれ以上の撹拌タンクを直 列におき触媒を全部最初の反応器に供給すれば管式反応器の結果と類似の結果か 得られることは良く知られている。したがって、直列のこのようなタンクは本発 明に基づくものと考えられる。 本発明の方法を実行するのに回分式反応器は適当な反応容器である。そして適当 な撹拌機が設置されているものが好ましい。触媒、溶媒、モノマーは重合の開始 時に反応器に供給する。その後、反応物の供給を止め、希望の製品を造れるだけ 十分長時間の間重合を行なわせる。 経済的な理由により、本発明の方法を実施するには回分式反応器よりも管式反応 器の方が好ましい。 せまいMWDの構成共重合体を造るためには、反応器システムの重要性に加えて 、各構成重合体ごとに、すなわちMWDの山ごとに次にように重合を行なわねば ならなa、触媒系は本質的に1つの活性触媒種を造る、b0反応混合物には本質 的に連鎖移動剤がない、モしてC1各の山ごとに、ポリマー連鎖は実質的すべて が同時に生成を開始する、すなわち回分式反応器の場合は同じ時間に始まり、管 式反応器の場合は管の長さに沿った同じ場所で始まる。もし追加の溶剤や反応物 (例えば、エチレン、アルファーオレフィンおよびジエンの少なくとも1つ)を 管式反応器の長さに沿ってどこかから、または回分式反応器の重合中にある時期 に加えると希望のポリマーかまた得られる。この方式の操作はある状況において は、重合速度やポリマー組成を制御するために必要となるであろう。しかし触媒 を管の入口か特定の場所で、または回分式反応器操作の始めか、特定の時期に加 えて、各分布の山ごとに実質的にすべてのポリマー連鎖が同時に生成し始めると いう要件を満たすことが必要で(a)1基以上の無混合反応器において、(b) 各構成共重合体すなわちMWDにおける山が本質的に1つの活性触媒種によって 製造されるような触媒系を使って、 (C)本質的に移動剤の存在しない1種類以」二の反応混合物を使って、 (d)特別な触媒種を用いて同時に造られた、実質的にすべてのポリマー連鎖の 成長を開始させるのに十分な方式と条件のもとて重合反応を行なうことによって せまいXiの構成jll−重合体が製造される。 本発明の多峰性MWDのポリマーを製造するために、これらのIR合条件を使っ て、最終的なポリマー生成物を’4+%成するせまいMWDの山のおのおのを造 り出す。これを実行するには多くの方法が利用できる。 l)上述の通り操作される無混合の単一反応器において、各種の平均分子量にt 1応して、回分式反応器にあっては異なった時間後に、または管式反応器の長さ 方向の適当な位置からポリマー生成物の一部を抜き出しそ17てそれらの部分を ブレンドできる。 2)無混合反応器を並行にまたは順次に運転することができその生成物をブレン ドする。 3) 分子fnの異なるせまいMWDのポリマーを形成する2種またはそれ以上 の触媒を無混合反応器の重合開始時に加えることかできる。各触媒は連鎖移動を 最少限にし、触媒によって生じた連鎖を同時に成長開始させるという要件を満た さねばならない。 4)多くの活性触媒種を造る触媒系を重合の開始時に添加できる。造られる各触 媒種は同時に連鎖を造り始め、そして連鎖移動を最小にするものでなければなら ない。 5) もし必要なら管式反応器の長さ方向の色々な場所で、または回分式反応器 の反応時間毎に追加の触媒やモノマーを添加して、別のMWDの山をもっポリマ ー連鎖を生成し始めさせることができる。連鎖が同時に生成し始め、また連鎖移 動が最小限である限り触媒は同じものでも異なったものでもよい。 C)時間とともに失活し活性がなくなる触媒に対して、重合の過程の間に触媒再 活性剤を加えて、失活した触媒を111生させ、せまいMWDの山を持つ新しい 共重合体を造ることができる。触媒再活性剤はバナジウムチーグラー触媒の生産 性を増すために業界では良く知られている。この物質は停止反応のために不活性 になった触媒活性面を更新しポリマー連鎖の生長が再び初められるようにする。 本発明の方法に基づいて運転されている反応器に加えられた触媒再活性剤は第2 の触媒供給を行なった時と同様な効果を持っている。多くの再活性剤が知られて おりその適切な例はアメリカ特許3,622,548.3、[i29,212、 3,723,348、4.188,358、4,181,790および4.36 1.886に見ることができる。塩素化有機酸のエステルは本発明のバナジウム 触媒系に使用するのに好ましい再活性剤である。特に好ましいものはプチルペル クロロクロタナートである。 多種触媒または重合中に多くの触媒を加える方法を採用する本発明の方法におい ては、無混合という条件は個々のMWDの山のおのおののポリマー連鎖に対する ものであってポリマー全体に対するものではない。 好ましい多種触媒系はVoc13と結合したVCl4と助触媒としてのアルキル アルミニウムセスキハリドで構成される。結果として得られるポリマーは2峰性 MWDのポリマーである。 本発明はエチレン−プロピレン(EPM)またはエチレン−プロピレン−ジエン (EPDM)共重合体に関して最も好ましいと考えられるのでEPMおよびまた はEPD旧二関し詳しく述へる。 本発明に基づく共重合体は管式反応器で造るのが好ましい。モノマーを管入口に おいてのみ供給する方式の管式反応器で製造する時はエチレンは反応性が大であ るから管式反応器の始まりの所でエチレンが優先的に重合することは明らかであ る。しかしエチレンが消費されるにしたがってモノマー濃度は管に沿ってプロピ レンにを利に変化する。その結果、反応器の入口(重合が始まる位置とする)の 付近で成長した連鎖セグメントではエチレンを農度が高く、反応器の出口付近で 形成された連鎖セグメントではプロピレン濃度の高い共重合体連鎖が得られる。 エチレン−プロピレンの代表的な共重合体連鎖を概要示すと下記の通りであって 、Eは連鎖内のエチレン成分を表わし、Pはプロピレン成分を表わしている。 セグメント、 1 2 3’ 4− E−E−E−E−P−E−E−E−P−P−E−E−P−P−P−E−P−P− P−Pこの説明のための連鎖概要から明らかな通り、左端のセグメント(1)は 反応器入口において形成された連鎖の部分を表わす。その入口では反応混合物の 中に反応性の高い成分のエチレンが相応して豊富にある。このセグメントは4つ のエチレン分子と1つのプロピレン分子で構成されている。しかし次のセグメン トは、消費された反応性の高いエチレンとプロピレン濃度が相応して増加してい る反応混合物の条件のもとに左から右の方に形成される、そしてその次の連鎖は プロピレンがもっと多くなる。結果として得られる連鎖は分子内で不均一なもの となる。 2種類以上のモノマーを使用する場合、例えばジエンチルモノマーを用いてEP DMを生産する場合、本発明を説明する目的のために、均一性と不均一性に関係 するすべての特性を連鎖中の他のモノマーに対するエチレンの相対比と関係づけ る。ここで説明する共重合体の分子内組成的ばらつき(連鎖内の組成変動)に関 する特性を内部−CDと呼ぶものとし、分子相互間の組成的ばらつき(連鎖間の 組成変動)を相互−CDと呼ぶものとする。 本発明に基づく共重合体においては、連鎖内で組成が変化すると共に、連鎖間で 組成が変化する。本発明の1つの具体例では、相互−Gillは共重合体のある 部分と平均組成間の組成の差で表わすことができるし、またエチレンの最高含有 率と最低含有率を含む共重合体部分の間の組成の全体差で表わす。相互−CDの 大きさを測定する方法はユングハン(Junghanns)ほかによって説明さ れており、それによると、P−キシレン−ジメチルフオームアミドの溶媒/非溶 媒を使って共重合体を異なった分子間組成の部分に分別する。今後もっと詳しく 説明する予定のヘキサン−2−プロパツールのような他の溶媒/非溶媒系か使用 できる。 本発明の1つの具体例において、本発明に基づく構成共重合体それぞれの相互− CDは次の通りである、すなわち、共重合体連鎖の95wtパーセントはその構 成共重合体の平均のエチレンwtパーセント組成と15wtパーセント以下の差 のエチレン組成を持っている。好ましい相互−CDは約13バーセント以下であ り最も好ましいのは約13バーセント以下である。比較のために言えば、ユング ハン(Junghanns)ほかは彼等の管式反応器の共重合体が15νtパー セントより大きい相互−CDを持っていたことを見出している。一般的に言えば 、本発明の1つの具体例においては本発明に基づく共重合体の内部−CDは次の 通りである、すなわち構成共重合体の分子内不均一連鎖のそれぞれの中の2つ以 上の部分であって、各部分は連鎖の5wtパーセント以上で構成されるものにお いて、互の組成がエチレンについて5vtパ一セント以上異なる。別に示さない 限り、本書にて以後に言及する内部−C1)の特性は共重合連鎖の5wtパーセ ントを占める2つ以上の部分を基本としている。本発明に基づく共重合体の内部 −CDは次の通りである、すなわち共重合体連鎖の24分以上がエチレンについ て10vtパ一セント以上異なっている。 エチレンについて、20vtパ一セント以上の差、ならびに40wtパーセント 以上の差もまた本発明に基づくものと考えられる。 内部−CDを決定する実験的方法は次の通りである。最初に相互−CDを下記の 様にして決定し、それからポリマー連鎖をそのレベルにしたがって分割しその区 分の相互−CDを決定する。2つの結果の差は内部−CDによるものであって、 次の説明のための例により明らかになる。 30個のモノマーユニットを含有する不均一なサンプルポリマーを考える。この サンプルポリマーはA%B、Cの名前の3つの分子から成っている。 A EIEEEPEEI’:PEEEPPIEEPPEPPPEPPPPPPP B EEEEEPEEEPEEEPPEEEPPPEPPEEEPPPCEEP EEEPEEEPEEEPEIEEPPEEPPPEEPPP分子Aは3G、8 vtパーセントエチレン、Bは46,6パーセントエチレンでありCは50パー セントエチレンである。 この混合物の平均エチレン含有率は44.3パーセントである。このサンプルに 対し相互−CDは最も高いエチレンのポリマーは平均より 5,7バーセント多 (エチレンを含有し、−力量も低いエチレン含有率のポリマーは平均より7.5 パーセント少ないエチレンを含有する。または換言すれば、ポリマーの100ν tパーセントは44.3パーセントの平均値に関して+ 5□7パーセントと− 7,5パーセントエチレンの範囲内にある。したがって、ポリマーの与えられた νtパーセントが100パーセントの時相互−CDは7.5パーセントである。 この分布は第3図の曲線1に図示される。 連鎖を区分に分割すると、新しい相互−CDが生ずる。 簡単のために、最功分子Aだけを次のように斜線で区分に分割することを考える 。 EIIシEP/EEEPIE/EIEPPE/EPPrミP/PPEPP /P PPPPエチレン含q率72,2パーセント、72.7パーセント、50パーセ ント、308パーセント、14.3パーセントおよびOパーセントの区分が得ら れる。分子BとCを同様に分割し同しような組成の重量分率を加えると第3図の 曲線2が得られる。図における2つの曲線間の差が内部−CDによるものである 。 このデータを考察すると、特に端の付近を見ると、このサンプルにおいては累積 重量パーセント範囲(a)で示される連鎖レベルの5パ一セント以上は2つの曲 線間の差(b)で示されるように、エチレンで15パ一セント以上、曲線lの部 分と異なっている。(b)で表わされている組成の差は分子間のものではあり得 ない。もしそうであるなら、元のポリマーを分離する過程で、分解した連鎖のみ に見られるような高エチレン含有率は見付かっていたであろう。 図の(b)と(d)で示される元の連鎖と分割した連鎖の組成の差は内部−〇〇 の最少値を与える。分離された連鎖区分に対する内部−CDは少なくとも元のポ リマーから分離された最高または最低組成ポリマーとの与えられた組成の差であ る(b)か(d)でなければならない。我々はこの例において、(b)に表わさ れている元のポリマーは同じ連鎖の中に72.7パーセントエチレンとθパーセ ントエチレンの区分を持っていたことを知っている。分別方法が効果的でないた めに、調べようとする眞の内部−CDを持つポリマーをレベルにしたがって分け た区分のエチレン含有率が元のポリマーを分別した時の端の点の示すエチレンよ り低いかまたは高いということは十分にあり得る。したがってこの方法は内部− CDの低い境界を決定するものである。精度を一ヒげるために、元の全ポリマー を分別する(例えば仮りに分子A1分子B1分子Cを分離する)そしてこれらの 区分を相互−CDがO(またはより少ない)になるまで再分別する。次いでこの 分子内不均一部分を区分すれば今度は全内部−〇〇がはっきりする。 原理的には、例えば分子Aが単離され区分され分別され、分析されると、連鎖の 区分に対する内部−CDは72.7−〇パーセントー72.7バーセントとなり 、分子A、BおよびCの混合物全部の分別による72.7−50パーセント−2 2,7バーセントにならない。 数種の供給源からの組み合わせポリマー、またはここで説明している多峰性ポリ マーの混合物中の分子内不均一ポリマーの成分を決定するためには混合物を成分 に分離して、それ以上分別しても不均一性を示さないようにせねばならない。つ ぎにこの成分を分解し何が不均一であるかを調べるために分別する。 元のポリマーを分解して造る区分は十分大きなものであって、末端の影響が避け られ、重合において与えられたモノマー変換範囲にわたって形成するセグメント の通常の統計的分布の検討が合理的に行える機会を与えるものでなければならな い。ポリマーの約5wtパーセントの間隔が便利である。例えば約105の平均 ポリマー分子量の時は約5000分子mの区分が適切である。押し出し流れまた は回分式重合の詳細な数学的解析によればポリマー連鎖のレベルに沿った組成変 化率は重合の終り付近の高エチレン変換部分が最もはげしい。ここでは低いプロ ピレン含a率の部分を示すためにできるだ+J小刻みの区分が必要である。 非極性ポリマーの組成分散を決定する最善の方法は溶媒/非溶媒分別であって、 FrJ分離の熱力学に基づくものである。この方法は「ポリマー分別」、H,カ ンドウ(Cantov)編集、アカデミツク(Academic) 1967、 頁341 frおよびIl、イナガキ、T、タナク(T a n a k u  )、によるポリマー特性の開発、3 1.(1982)に記載されている。これ らを参考として本書に加えている。 エチレンとプロピレンの非結晶性共重合体の場合、溶媒/非溶媒溶液中では分子 量の方が組成よりも不溶解性を支配する。与えられた混合溶媒において高分子量 のポリマーは溶は難い。また、本書で説明するポリマーの場合、エチレン含有率 と分子量のを磯釣な関係が存在する。エチレンはプロピレンより非常に速く重合 するから、高エチレンポリマーはまた分子量が大きい傾向がある。さらにエチレ ンの多い連鎖はプロピレンの多い連鎖よりも炭化水素/極性非溶媒混合物に溶は 難い。このように高分子量、高エチレンの連鎖は熱力学をもとにして容易に分け られる。 分別方法は次の通りである。区分にしないポリマーを23℃でn−ヘキサンに溶 かし約1パーセント溶液を造る(1グラムポリマーハ00立方センチヘキサン) 。イソプロピルアルコールをこの溶液に滴下し、濁りが生じた時に沈澱物を沈降 させる。表層液を取り除き沈澱物をマイラー(Mylar) [ポリエチレンテ レフタレート<terphtha−Iate)]フィルムの間で150℃で乾燥 させる。エチレン合釘率をASTM法D−3900によって決定する。滴定を繰 り返えし、次の成分を回収し分析しポリマーが100パーセント回収できるまで 続ける。滴定を制御して、重量で元のポリマーの5からlOパーセントの成分を 特に組成の極限の所で造るようにするのが理想的である。 /))布を表わすには、その組成の成分の重量パーセントの半分プラスそれまで に集積した成分の合計ffi量パーセントで定義されるポリマーの累積重量に対 するパーセントエチレンとしてデータをプロットする。 元のポリマーの別の部分を区分に分解する。これを行なうのに適した方法は次の 手順による熱分解である。窒素パージの炉内の密閉容器内でポリマーの2ミリメ ートルの厚さの層を330°Cで60分間加熱する。これは105の分子量のポ リマーを分子JS杓5000の区分にするのに適している。このような分解はポ リマーの平均エチレン含有率を変化させない。このポリマーを高分子量の先駆体 と同じ手順で分別する。選択した区分について、分子量とともにエチレン含有率 をJFI定する。 35から85wtパーセントの間のエチレン−プロピレン−共重合体のエチレン 含有率はASTM−D3900で測定される。 85パーセン)・を超えると、AST翼−D223gが使用でき、はっきりした 方法でエチレン−プロピレン共重合体のエチレンパーセントに関係づけられるメ チル基の濃度が得られる。プロピレン以外の共重合モノマーが使用される時は広 範囲のエチレン含有率に使用できるA37M試験法はない。しかし、プロトンお よび炭素13の核磁気共鳴はこのようなポリマーの組成を決めるのに使用できる 。これは直接法であってすべての核がひとしくスペクトルに貢献するように操作 すれば校正の必要がない。エチレン−プロピレン共重合体に対してA37M試験 法で間に合わない範囲には、この核磁気共鳴法も使用できる。 分子量と分子量分布はクロマチプラス(Chromatlx)KMX−6オン一 ライン光散乱光度計を備えたウォーター(Vate−rsH50ゲル滲透クロマ トグラフィーを用いて測定できる。このシステムは135℃で、移動相として1 .2.4、トソクロロベンゼンを使って行なう。ショーデックス(昭和−電工ア メリカ、株式会社)ポリスチレンゲルカラム802.803.804および80 5を使用する。この方法は、[ポリマーおよび関連物質の液体クロマトグラフィ ーmJJ、カーゼ(Cazes)編集、マーセルデツカ−(Mareal Dc kker) 、1981、頁207(参考のため本書に加えている)に説明され ている。カラムの展開に対して補正を行なっていない、しかし国家標準局のボリ エデン1484のような一般に受容されている標準の中のデータおよび陰イオン 性で造った水素化ポリイソプレン(エチレン−プロピレン共重合体の代案)はM y/MnまたはHz/Myに対するこのような補正は0.05ユニツトより小で あることを実証している。Hν/Mnは溶離の時間−分子量相関から計算され一 方MZ/Mνは光散乱光度計を用いてめられる。数値解析はLDC/ミルトンロ イーリビエラ(Roy−Rlvie−ra)、フロツグから発売されている市販 のコンピュータープログラムCPC2、M OL W T 2を使って行なうこ とができる。 本発明に基づく方法を実施するには管式反応器が好ましい反応器システムである から次の説明および例は管式システムについてのものである、しかし本発明はこ の技術分野に明るい人が本開示を見れば容易に考えつくように他の反応器システ ムにも適用できる。 本発明に基づく方法を実施するには、1基以上の管式反応器を使うのが好ましい 。したがって最も簡単な型ではこの方法は単に1基だけの反応器を利用する。し かし1基以上の反応器を並列または直列に使い多段階にモノマーを供給できる。 例えば第4図に示すように、重合の途中で追加のモノマーを加えて、色々な構造 体を造ることができる、そして第4図ではポリマー連鎖の長さのレベルに相応し た点に対して組成をプロットしている。曲線1に示している構造体はモノマー全 部を管式反応器の人口か回分反応の開始時に供給して11)られる。これに対し 、曲線2で表わしている構造体は連鎖が半分の長さに達した時、管の長さ方向の ある点か、回分式反応器のある時期に追加のエチレンを加えて造られる。曲線3 は多段にフィードを行なう必要がある。曲線4で示される構造体はエチレンでは ないJ(重合モノマーを追加して加えた時に形成される。この構造体の考えによ れば、エチレン組成の全範囲を連鎖から省くことができる。各場合とも第3また は第4の共重合モノマーを添加できる。 アルファーオレフィン共重合体を製造するのに使用する触媒組成は組成的な分散 やMWDのような」(重合体生成物の特性に大きな影響を与える。本発明の方法 を実施するのに使用する触媒は制御された数の活性種を生じそのおのおのは連鎖 が同時に生成し始めるようにし、連鎖の移動を最少限にするものでなければなら ない。多種触媒供給または多種活性種を生成させる単一触媒供給によって造られ る各活性触媒種は本発明に基づく共重合体生成物例えばせまいMνDの共重合体 を製造するものでなければならない。重合に対して触媒種が貢献する程度は、下 記の活性触媒種の数に基づく触媒の特性化方法を使って容易に決定できる。 活性触媒種の数、に基づく触媒の特性化の方法はC,コゼウイス(Cozevl th)およびG、ファーストレート(verst−rate) 、マクロモレキ ュールズ、4,482 (+971)の「エチレン−プロピレン共重合体、反応 性比、評価と重要性」と題する論文によって明らかなように業界では良く知られ ている。参考のため本書にこの論文を加えている。 著者は次のことを開示している、すなわち、連続流れの撹拌式反応器(CFST R)は1種類の活性触媒種が存在する時は、My/Mn=2のMWDとせまい分 子間X■成分布を持つ筈である。単一活性種の触媒の時は、各部分の組成は平均 値に関し±3パーセントしか変化しない、そしてこれらのサンプルのMWD(重 量平均の数平均に対する比)は2に近づくことが分別とゲル滲透クロマトグラフ ィー(GPC:)の組み合わせによって明らかになっている。単一活性触媒種の 識別において重要と考えられるのはこの後者の特性(Mv/ Mnが約2)であ る。一方他の触媒は平均値に対して±10パーセント以上の組成変動と、IOよ り大きいMy/MnをPiつことが多い多峰性のMWDを与える。これらの他の 触媒は1種類以上の活性種を持つと考えられる。 本発明による方法を実施するために使用する触媒はチーグラー触媒であってそれ は一般的に (a)遷移金属すなわち周期表のI−B族、m−B族、IVB族、VB族、VI B族、VIIB族およびVlll族の金属の化合物および(b)周期表のI−A 族、II−A族、II−B族およびII!−A族の金属の有機金属化合物から選 ばれた成分を含む。 本発明の方法を実施するに際して好ましい触媒系はノくナジウムの原子価か3か ら5の炭化水素可溶バナジウム化合物と、何機アルミニウム化合物で(を成され 、触媒系は上記の通りせまいMWDの共重合体を造る能力のある1種類の活性触 媒種を生産するという条件を満している。 選ばれたバナジウム化合物/a機アルミニウムの組の少なくとも1つは原子価結 合ハロゲンもa ’6せねばならない。 本発明に基づく方法を実施するのに使用できるバナジウム化合物の化学式につい ては次のものが考えられる。 (1) VOCj2 X(OR) 3−X、ここでx−0から3でありR−炭化 水素ラジカルである、 (n)VCfix、 (m ) VO(AcAc)2、ここでへcAc−アセチルアセトナートである 、 (IV) V(AcAch、 (V) VOCjl! X(AcAc) 3−X、ここでX−1または2であり 、また (Vl) VCj! 3 ・nB、ここでn−2から3であってBはVCj!3 と炭化水素に可溶の錯化合物を造る能力のあるルイス塩括であって、例えばテト ラヒドロフラン、2−メチル−テトラヒドロフランおよびジメチルピリジンなど である。 上記の式Iにおいて、RはC】からC10の脂肪族、脂環式または芳香族の炭化 水素ラジカルであるのが好ましく例えばエチル(Et)フェニル、イソプロピル 、ブチル、プロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ヘキシル、シクロ ヘキシル、オクチル、ナフチル、などである。式(1)と(2)の化合物の説明 のための例は三ハロゲン化バナジル、アルコキシドリドおよびアルコキシドであ って例えばVOCj23 、Bu−ブチルのVOCj! 2 (OBu)および VO(OC2Hs ) 3であるがこれに限定されるものではない。最も好まし いバナジウム化合物はVCj!4、VOCj3、およびVOCj! 2 (OR )テある。 すでに記載している通り、助触媒は有機アルミニウム化合物であるのが好ましい 。化学式に関しては、これらの化合物は次のように表わされる、 MlR3、Aj! (OR’ )R2 Ai!R2Cβ、R2Nl −0−成R2MR’ RCj! 、 AI!R21 ;M2R3Cρ31 MRCβ2、 およびそれらの混合物であって、この中で、RとR′はバナジウム化合物の式に 関して説明した通り同じか異種の炭化水素ラジカルを表わす。最も好ましい有機 −アルミニウム化合物はAj!EtzC氾3またはM2 (lBu) 3CR3 のようなアルミニウムアルキルセスキクロリドである。本発明の1つの具体例に おいてアルミニウム化合物は式MRnX3−nで記述される、ただし、Rは既に 定義した通りであり、Xは/Nロゲン、好ましくは塩素であり、nは1から2で ある。 単一の活性種を造る触媒が必要な時は、好ましくはRがエチルであるM2R2C R3と共に■OCβ3またはVCj2aで構成される触媒が特に存効であること が明らかになっている。触媒の性能を最高にするには反応混合物に加える触媒成 分のモル数は約2以上のアルミニウム/バナジウムのモル比(M /V)を与え るものでなければならない。好ましい最少のAi!/Vは約4である。最大のA Il/Vは主として触媒の消費量と有機−アルミニウム化合物に起因する連鎖移 動量(以後に詳細に説明する)を最少にしたいという要望にもとづいて決められ る。したがって、ある有機−アルミニウム化合物は連鎖移動剤として作用するこ とが知られているから、反応混合物の中で多瓜すぎると、共重合体のMy/Mn が2より大きくなる。これらの考察にもとづくと、最大AI2/Vは約25であ る、しかし約17の最大値はさらに好ましい。最も好ましい最大値は約15であ る。 アルファーオレフィンのチーグラー触媒重合用の連鎖移動剤はよく知られており EPMやEPDMの製造用には水素やジエチル亜鉛が例として挙げられる。この ような移動剤は連続流の撹拌反応器において製造されるEPMやEPDMの分子 量を制御するために一般に用いられる。本発明に使用する実質的に単一活性種の チーグラー触媒系ではCPSTRへの連鎖移動剤の添加はポリマーの分子量を減 することになるが分子量分布に影響しない。一方、本発明の管式反応器重合中の 連鎖移動反応はポリマーの分子量分布を広げる。したがって反応混合物中の連鎖 移動剤は最少にするか全(無くせねばならない。考えられる反応すべてに一般化 することは困難であるが、連鎖移動剤の使用量はMνDおよび組成の分散に関し 必要限度を満足させる共重合生成物を与えるだけのごに制限すべきである。反応 混合物に存在する連鎖移動剤の最大量は、先述の通り得られる」(重合体生成物 が、にν1)と組成的分散の点で必要な制限を満たすならば、遷移金属、例えば バナジウムのモル当り約0.2モル程度まで許容されるであろう。プロピレンと 有機−アルミニウム助触媒もまた連鎖移動剤として作用するから連鎖移動剤を添 加しなくてもと結合して丁度1種類の活性種を産出する何機−アルミニウム化合 物の中で、触媒活性が許容され得る限り、高分子−を与える何機−アルミニウム 化合物を選定せねばならない。さらに、MlV比が共重合生成物の分子量に影響 をおよぼすならば、できるだけ高い分子はを与え、触媒活性も許容できるAt! /Vを使用せねばならない。プロピレンによる連鎖移動を制限するには、以下に 説明するとおり過剰な温度を避けることが最も効果的である。 触媒が重合中に失活して連鎖の成長を停止させることによっても分子回分布は広 くなる。本発明に基づいて使用されるバナジウム−基本のチーグラー触媒は、こ のような失活反応を起こし易く、この反応は触媒の組成によっである程度異なる ことがよく知られている。現在、活性触媒寿命と触媒系の組成の関係は不明であ るがどのような触媒に対しても、必要なモノマーの変換が達成できる限り出来る だけ短い滞留時間と低温の條件を使うことによって失活を少なくできる。 本発明に基つく重合は実質的にすべてのポリマー連鎖がおのおの特別な触媒種に 対して同時に成長し始めるのに十分な方法と、条件のもとで行われねばならない 。このことは下記のプロセス段階と条件によって達成できる。 速かな連鎖の生成開始を確かなものとするため、触媒成分を予め混合するのが好 ましい、すなわち反応器の外部で反応させ活性な触媒を形成してお(。予備混合 した触媒系の熟成、すなわち反応器外で触媒成分(例えばバナジウム化合物と有 機アルミニウム)が互いに接触している時間は、ある限界内に維持されねばなら ない。十分な期間熟成しないと、各成分は適正な量の活性触媒種を産出するだけ 十分に相互反応していないために反応器の中で触媒種が継続して造られその結果 同時でない連鎖生成開始となる。また、触媒活性種の活性は時間とともに減退す ることは明らかであるから、熟成は最大限以下に維持せねばならない。最少熟成 期間は触媒組成の濃度、温度、および混合装置のような要因によって変るが0. 1秒程度まで短かくてよい。最高熟成期間とは、その期間を過ぎると、触媒種が 重合プロセスで効果的に使用できない所まで失活する熟成期間である。実際問題 として、利用可能な触媒成分のすべてを十分に反応させ、重合に有効な活性触媒 種のすべてを発生させるのに十分な時間以−Lに永く触媒を熟成させることには 何ら評価すべき111点かない。一般に、熟成時間は通常、約0.1秒から約2 00秒またはそれより永いことすらあり、普通は約0.5秒から約 100秒で あり、好ましいのは約1秒から50秒である。予備混合は40℃またはそれ以下 の低温で行なわれる。混合を25℃またはそれ以下で行うのが好ましいが15° Cまたはそれ以下が最も好ましい。 1種類以上の触媒を単一の触媒供給の流れの中で混合させる時は各触媒および助 触媒を別々に予備混合できる。それから触奴種を含む予fi混合流れを数種類合 流させて反応器に供給する。または、数種の予備混合触媒倶給物を反応器の長さ 方向の別々の場所に供給できる。 反応混合物の温度もまたある限界内に保持せねばならない。反応器人口における ;3度は十分に高く、重合反応の開始にあたって完全で急速な連鎖の生成開始を もたらさねばならない。反応混合物が高温にある時間は望ましくない連鎖移動や 触媒の失活反応を最小限にするのに十分なだけ短時間でなければならない。 反応混合物の温度制御は重合反応が大ゴの熱を発生するために若干複雑である。 この問題は重合熱を吸収するために、反応器に予備冷却したフィードを使うこと で処理されるのが好ましい。この技術を用いると、反応器は断熱的に運転され温 度は重合の間に増加しても良い。フィードの予備冷却の1つの代案として反応混 合物から熱を、例えば少なくとも反応器の部分を取り巻いた熱交換器によって、 または、回分式反応器または直列の多段撹拌反応器の場合の周知の自動冷凍法に よって除去できる。 断熱的反応運転方法を用いるときは、反応器フィードの人口温度は約−80℃か ら約50℃になる。反応混合物の出口温度は約200°Cまで高くできる。好ま しい最高出口1M度は約70℃である。最も好ましい最高は約50℃である。重 合熱を除去するための冷却ジャケットによる冷却のような反応器の冷却を行なわ ない時は、反応混合物の温度は入口に対し出口では重合熱、反応混合物の比熱、 および反応混合物中の共重合体のパーセント(溶媒の重量当りの共重合体の重f f1)によって変わる温度だけ増加する。ヘキサン中のエチレン−プロピレン共 重合体の場合、共重合体のmfAパーセント当り約13℃の温度上昇である。 上述の開示を参考にすれば、本技術分野に明るい人は本発明の共重合体を造るた めの操作温度条件を決定できる。例えば、5パ一セント共重合体を含有するヘキ サン中のエチレン−プロピレン反応混合物に対して、断熱反応器および必要出口 温度35℃を仮定する。反応混合物の温度は共重合体の1重量パーセント当り約 13℃上昇する、すなわち5重量パーセント×13℃/wtパーセント−65° Cである。35℃の出口温度を維持するためには、フイ−ドは35°C−65° C−−30°Cまで予備冷却されている必要かある。重合熱を吸収するために外 部クーラーを使う場合は、フィード入口温度はもっと高くてよいが、上記以外の tH度の制約を受ける。 熱の除去および反応器温度の制限のために、反応器出口における共重合体濃度の 好ましい最高値は、この出口が反応器からの唯一の抜き出し流れである時は、2 5wt/1oOvl稀釈剤である。最も好ましい最高濃度は15wt/100ν tである。反応混合物の多くの流れが反応器から抜き出され、そして、抜き出さ れた反応混合物の各部分が抜き出された反応混合物の他の部分とブレンドされる 時は、そのブレンドは約25wt/稀釈剤100vtの最高共重合体l0度を1 !jつのが好ましい。最も好ましい最高値は151/稀釈剤100wtである。 生成物の単一または多段抜き出しの何れの場合でも反応器の運転性に起因する濃 度の低い方の制限はない、しかし経済性から、共重合体濃度は2讐t/l00v t以上を持つのが好ましく、最も好ましいのは3νt/1oOv1以上の濃度で ある。 反応混合物の反応器内流速は半径方向の混合が良好で軸方向の混合を最少にでき る程度に大でなければならない。半径方向の混合が良いことは重合反応によって 発生する熱に起因する半径方向の温度勾配を最少にするという利点がある。半径 方向の温度勾配は共重合体の分子量分布を広くする傾向がある何故なら熱消散が 不十分なことから生ずる高温度の領域における方が重合速度が速いからである。 現場熟練者は粘度の高い溶液の場合このような目的を達成するのが困難であると 考える。この問題は静止混合機[例えばケニプラス(Kenlcs)株式会社が 製造しているようなしの]のような半径方向混合装置を使うことによっである程 度解決できる。 無混合型反応器内の反応混合物の滞留時間は大巾に変えることができる。最小は 1秒程度まで低くてよい。好ましい最小は約10秒である。最も好ましい最小は 約15秒である。最高は3600秒程度まで高くできる。好ましい最高は約18 00秒である。最も好ましい最高は約900秒である。 は触媒成分を予備混合するための予備混合装置を指している。説明の目的のため に、エチレンとプロピレンの共重合体(EPM)をバナジウムテトラクロリドと エチルアルミニウムセスキクロリドを触媒成分として製造すると仮定する。触媒 系にも反応混合物にもヘキサン溶媒を使って断熱型溶液重合方法で重合を行なう 。 予備混合装置上は温度制御浴又、液体流れ導管且および混合装置!(例えば混合 チー)がら成っている。混合装置±に対し、ヘキサン溶媒、バナジウムテトラク ロリドおよびエチルアルミニウムセスキクロリドをフィード導管盈、見および工 をそれぞれ経由して供給する。混合装置↓内で混合の後、得られる触媒混合物は 場合にょっ設定されている温度で活性触媒種が造られるだけの十分な時間をかけ て通過する。浴の温度は浴の出口において、導管立向で必要な触媒溶液温度を与 えるように設定域主に入り導管脛から供給されるヘキサン溶媒および反応物質( エチレンとプロピレン)と緊密に混合する。機械式撹拌機、オリフィス混合器ま たは混合ティーのようする前にかなりのポリマーの生成がそこでは起らないだけ の短時間にする。または流速が十分に高くて希望する水準の緊密混合が達成でき る程であれば、流れ8と10は直接反応器Uの入口に供給する。モノマーを溶解 したヘキサンを混合城主の上流で冷却し反応器の入口において希望の供給温度を 得るようにする。 管式反応器は任意の供給と取り出し点を持って示されている。触媒が単一のポリ マー種のみで構成される時は、1つまたはそれ以上の取り出し点りを使用して重 合の進む径路に沿った色々な点でポリマーの部分を抜き出す。一定の流れを維持 するために、抜き出された物質の容積を補給するために追加の溶媒を加える。配 管14または配管長を経由して追加の触媒やモノマーを導入できる。配管すから 抜き出されたポリマーは他の抜き出された部分のすべてと混合しそして反応器の 溢流液と一緒になって脱灰、および仕上げの処理を受ける。 およびモノマーと混合するか、予備混合装置からの流出液を混合域の前で混ぜ合 わすことができる。 VCj!a トVOCj23の混合物をエチルアルミニウムセスキクロリド(E ASC)と組み合わせて使う時は、■C14/VOCN3のモル比は約0.01 から約100、もっと好ましくは約 0.1から約lO1最も好ましくは約0. 5から約5にできる。ポリマーの合計口、および各構成要素の分子量はこの比と 、反応器の長さ方向の供給位置および取り出し位置によって決定される。 アルキルアルミニウムセスキハリドのバナジウム成分(VCρ4プラスVOCj ! 3 )に対するモル比は約1から約40、好ましくは約2から約40.もっ と好ましくは約4から約20、最も好ましくは約4から約IO例えば約5から約 10である。セスキハリドのアルキル基は好ましくはCIからC6のアルキル基 であって、中でもエチルが好ましい。ハロゲン化物は臭素、塩素またはヨウ素化 合物であって塩素が好ましい。好ましいアルミニウム助触媒はエチルアルミニウ ムセスキクロリド(EASC)である。この系においては、独立であって、干渉 せず互に適合性のある2つの触媒系はVCR4,/ EASCおよびVOCj!  3 / EASCt’ある。 好ましい具体例においては、ルイス塩基減速剤を触媒系に組み入れる。塩基のバ ナジウムに対するモル比は約、 0から約5/1であり約0.5月から約2/1 が好ましく、もっと好ましいのは約1/Iから約 1.5/Iである。本発明の 実施時に使用するのに適したルイス酸の説明のための例はN113 、フェノー ル、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、アセチルアセトン、エチル/リケ ード、およびトリーn−ブチルーホスファートであるがこれに限定されるもので はない。IEPDMテルポリマーを製造する時にルイス塩基はある種の長連鎖分 技反応を抑制する。 本発明から得られたポリマーは従来の方法を使って脱灰し、仕上げ処理される。 生成物を異なった場所または時刻に反応器から抜き出すことによって多峰性14 WDが得られる時、ポリマーの流れを混合し単一の脱灰および仕1、げ−)J− 法で処理するのが好ましい。それによって、十分に混合した均一なポリマーのブ レンドが得られる。別の方法として、各プロセスの流れを別々に仕上げ処理し、 機械的な混合によってブレンドする。 上述の通り代表的な反応器システムを説明したが、本発明の範囲内で多くの変形 を造ることは現場技術者にとって容易である。例えば多段供給場所の位置と数、 重合中の温度構成の選択、および反応物質の濃度は最終製品に適するように変更 できる。 本発明による方法を実施することによって、各分子量成分が非常にせまいHVD を持つ多峰性のMWDのエチレン−アルファーオレフィン共重合体が直接重合に よって製造できる。せまいMWDのポリマーは他の公知の技術、例えば分別、ま たは機械的な分解によって製造できるが実際的でなく商業的規#qには不適当で ある。本発明に基づいて製造したEPD旧こ関しては、生成物は!テえられたム ーニー粘度においてずくれた硬化特性を持っている。 反応器からポリマー成分を抜き出すことによって多峰性分子量分布を得る時、反 応域からポリマーを抜き出す時と場所が重要であることは本開示によって明らか である。これは面倒な実験を行わなくても決定できる。例えば、パイロットプラ ント規模の管式反応器に多くの取り出し点を付けることができる。反応器を運転 し、この系からポリマーのサンプルを抜き出す。反応器に沿った各点でポリマー の分子量が決定される。 管の長さ方向の距離を触媒導入後の反応時間に変換して、与えられた触媒/モノ マー/溶媒系に対して、反応時間の関数として分子量のプロットが作成できる。 分子量/反応時間のプロットは抜き出し位置の決定に使用できる。特別な多峰性 の製品の製品特性を選択する上での融通性のために、多段の抜き出し点を設ける ことができる、そして必ずしもそのすべてが予め定めた仕様の特定の製品を造る のに使用される訳ではない。 同様に、追加のモノマーや触媒の流れを導入するために、異なった位置に入口部 分を設けることができる。入口から下流で新しい触媒やモノマーを導入すること によってポリマーのHVDが修正される。このようにして重合が行なわれる限り 、ポリマーはせまいMWDの山をもつ多峰性HνDのポリマーとなる。新しい予 備混合触媒と別のモノマーフィードを導入することによって同様な結果が得られ る。 本発明の多峰性N’llDポリマーは異なった条件、または異なった触媒を使っ て行なった運転の製品をブレンドして得られるということは、本技術に明るい人 が本開示を見れば明白である。例えば1つの重合は触媒としてVCj2 s /  P、Ascを使って行なわれ、別の重合は触媒としてVO(j! 3 / E ASCを使って行なわれる。この2つの運転の生成物をその後ブレンドし21性 MWDのポリマーブレンドを造る。多峰性MνDの組成物を製造するために異な った河νのポリマー種を造るのに別の方法を用いることができる。 本発明の利点は次の例を参照すればもつと容易に評価この例は本発明によるEP M製造方法を説明するものであって、ポリマー生成物を反応器の入口と出口の中 間のある点から抜き出す。直径378インチの管内で重合を行ない反応器内の滞 留時間は30秒であった。入口からの下流の1秒間の滞留時間に相当する距離の 所に抜き出し口を設けた。 ヘキサンを溶媒とし、VCJ24を触媒、そしてAi!2EtzCE3を助触媒 とした。ヘキサンを使用前に4Aモレキユラーシーブ(ユニオンカーバイド、リ ンデ事業部、4^l/16インチペレット)およびシリカゲルcv、r+、グレ ース(Graシe)社、ダビソン(Davidson)化学事業部、PA−40 020−4メツシユ]に通して精製し、触媒毒となる極性の不純物を除去した。 ガス状のエチレンとプロピレンを高温(270℃)のCurl、ハーシャウ(H arshaw)化学会社、0019001ハインチ球コ上に通して酸素を除去し それに続いてモレキュラーシーブによる水分除去処理を行ないそれから反応器の −lx流でヘキサンと混合し、モノマーを完全にヘキサン中に溶かすだけの低温 を与える冷却器に通した。 バナジウムテトラクロリド、■Cβ4の18.5グラムを精製n−ヘキサンの5 .0リツトルに溶かして触媒の溶液を調製した。助触媒は精製ヘキサンの5.0 リツトル中のエチルアルミニウムセスキクロリド、A12Et3 Cl 3.1 42グラムで構成される。2つの溶液を10℃で予備混合し8秒間熟成させた。 代表的な供給速度および反応条件を第反応器入口温度(’C) −10 反応器出口;H度(℃)0 反応器供給速度 ヘキサン(kg/hr) 60.3 エチレン(kg/hr) 0.22 プロピレン(kg/hr) 2.0 VCj2 a (g / hr) 2.22Al12 Et3 CR3(F:/ hr) 17触媒予備混合温度じC)10 触媒予備混合時間(sec) 8 反応器全滞留時間(5ee) 30 生成物の流れを約17キログラム/時間で抜き出し口から取り出し、反応器出口 の流出液とブレンドする。流出液中のポリマーの約20vtパーセントが抜き出 し口から来る。抜き出し口からの生成物の分子量は反応器出口からの生成物の約 半分であり、MWDは同様であった。(My/Mn= 1.4、Hz/My − 1,3) 、この生成物を脱灰処理し、付着溶媒を除去した。結果として得られ るポリマーは21性MνDのEPMであって理論的My/ Mn” 1.913 、とHz/Mv= 1.46を持っていた。 例 ■ 例Iを繰り返したが抜き出し口から流出液を取り出さず、2つの反応器を並行に 使用した点が異なった。第工表の供給速度を分けて、17キログラム/時間は1 秒間の滞留時間の反応器を通し、残りのフィードを別の反応器に通した。これら 2つの反応器における滞留時間はそれぞれ1秒と30秒である。他のすべての条 件は例Iと同じである。反応器出口の流出液をブレンドする。定常状態に達した 後、このブレンドを脱灰処理し、洗浄し溶媒を除去した。得られたポリマーは例 Iと同じ理論的)IWDを持つ21性MWDのEP)lである。 抜き出し口から流出液を取り出さず追加の触媒としてVOCj! 3 / EA SCを使った以外は例Iを繰り返した。 第2の触媒溶液をVO(1! 3の18.5グラムを精製ヘキサン 5.0リツ トル中に溶かして、調製する。助触媒は精製ヘキサン5.0リツトル中の+V2 Et3Cj23の 142グラムで構成される。VCj!sとVOCj!3を助 触媒とともに、別々のr備混合装置で混合し10秒間熟成する。この2つの子! +W Q全触媒流れをその後モノマー/ヘキサンの流れと混合し反応器にフィー ドする。反応器の滞留時間は50秒である。その他の条件はすべて例Iと同じで ある。定常状態に達してから、反応器流出液を脱灰、洗浄し溶剤を除去した。そ の結果書られるポリマーは21性MνDのlシPMである。 例 ■ 抜き出し口から流出液を取り出さなかったこと以外は例Iを繰り返した。使用触 媒系はバナジウムオキシトリクロリドとジエチルアルミニウムクロリド(Af! Et2C2)である。その他の条件はすべて例Iと同じである。この触媒系は2 つ以上の独立な触媒種を造り、そのおのおのが別のMwDの山の生成を始めさせ る。定常状態に到達後、反応器の流出液を脱灰、洗浄し、溶媒を除去する。その 結果書られるポリマーは多峰性MνDのEPMで抜き出し口の流出液を集めるこ となく、触媒とフィードの流れを分割したこと以外は例Iを繰り返した。モノマ ー/ヘキサン流れの約2/3と予備混合触媒の2/3を反応器の人口に供給し、 モノマー/ヘキサンフィードの残り1/3を触媒流れの残部と混合し、反応器の 人口と出口の中間のある点で反応器に供給する。EPM生成物は多峰性MWDの ポリマーである。 例 ■ 抜き出し口から流出液を取り出すことなくまた触媒再活性剤を使う以外は例Iを 繰り返した。触媒再活性剤溶液はブチルペルクロロクロトナートの30.5グラ ムを精製ヘキサンの3.0リットル中溶かして調製した。この溶液を50グラム /時間のエチレンとともに3.Gグラム/時間で反応器の入口と出口の間のある 点から反応器に供給する。その他の条件はすべて例Iと同じである。定常状態に 達してから、流出液を脱灰、洗浄し、溶媒を除去した。その結果の生成物は多峰 性MWDのEPMである。 本開示を見た本技術分野に明るい人には次のことが認められる筈である、すなわ ち、連続的なプロセスにおいて重合の始まりというのは、触媒が導入された時を 意味するものである。同様に、管式反応器における重合の終りは重合が停止した 点を意味している。 m合間始の後1回またはそれ以上にわたって反応器から抜き出された生成物また は反応混合物を「反応器出口」すなわち「重合の完了」による生成物と混合して 造るブレンドに言及する時は、この語は、ブレンドを造る目的のために反応器か ら抜き出された最後の生成物または反応混合物を含むものとする。そして、その 最後の生成物または反応混合物は反応器の物理的出口から、すなわち重合のりt 実」二の完了時に得られるか否かに関係しないし、実際の反応器出口からの、す なわち重合の事実上完了した生成物が、抜き出されたポリマー成分と混合する以 外のある目的に使われようが使われなくても無関係である。 浄書(内容に変更なし) ゝ 入 蝋 浄書(内容(こ変更なし) t4八)関WD−L−Fの多山th関wDの汁?リマーFIG、2 浄書(内容蚤こ変更なし) FIG、 3 手続補正筒 1 事件の表示 国際出願番号 PCT/US851025282 発明の名称 管式反応器における分子量分布の改良方法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 エクソン・リサーチ・アンド・エンジニアリング・カンパニー 4代理人 住 所 東京都壬代田区永田町1丁目11番28@図面の翻訳文。 補正用の写しく翻訳文)提出′I!f (特許法第184条の7第1項)昭和6 1年 8月14日 1 特許出願の表示 PCT/US8510252B 2 発明の名称 管式反応器における分子量分布の改良方法3 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニュー・シャーシー州07932フローラム・パーク、 ビー・オー・ボックス 503名 称 エクソン・リサーチ・アンド・エンジユ )7リング・カンパニー4代理人 住 所 東京都千代田区永田町1丁目11ffi28@相互第10ビルディング 8階 6 添付書類の目録 浄書(内容に変更なし) 請 求 の 範 囲 1 触媒、ならびにエチレン、少なくとも1種類の他のアルファーオレフィンモ ノマー、および場合によっては非共役ジエンからなるモノマーフィードで構成さ れろ反応混合物から共重合体を製造する重合方法において、 (a)実質的に無混合の少なくとも1基の反応器内で、(b)実質的に1種類の 活性触媒種を使って、(c)実質的に移動剤の存在しない少なくとも1種類の反 応混合物を使い、 (d)実質的にすべての共重合体連鎖を同時に増殖開始させるに足る方法と条件 のもとに、 (e)重合の開始後、少なくとも2回の予め定められた時期に、反応器から共重 合体を含有した反応混合物の1部を抜き出して、 (f)このように予め定めた時期毎に抜き出したポリマーを混合して 重合体を造ることによって多峰性MWDの共重合体を製造することで構成されこ れによって2つ以上の異なる分子量モードから成り各モードはせまいMWDと2 つの特性、すなわち(1)2より小であるMw/!Anと(2)L、Sより小で ある!Az/Mwの中の少なくとも1つを持つ多峰性共重合体を製造することを 特徴とする改良方法。 2 触媒構成物が予備混合されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載する 方法。 3 当該反応混合物がさらにジエンで構成されかつ当該エチレン、イ也のアルフ ァーオレフィンモノマーおよびジエンの1つ以上が多くの供給口から当該管式反 応器に供給されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載する方法。 4 請求の範囲第1項に記載する方法に基づいて製造された生成物。 5 当該共重合体生成物が硬化されることを特徴とする請求の範囲第4項に記載 する生成物。 6 当該共重合体生成物が標準在庫の潤滑用油とブレンドされることを特徴とす る請求の範囲第4項に記載する生成物。 7(a)実質的に無混合の反応器内において重合を行なうこと、 (b)おのおのがそれぞれ異なった平均分子量に達するポリマー連鎖の生成を開 始させる2種類以上の触媒を使うこと、 (C)エチレン、少なくとも1種類のアルファーオレフィンモノマーおよび場合 によっては非共役ジエンからなる1種類以上の反応混合物を使い、当該反応混合 物には実質的に移動剤が存在しないこと、(d)特別な触媒種によって同時に造 られた実質的にすべての共重合体連鎖の成長を始めさせるのに十分な方法と条件 のもとに行なうこと で構成され、これによって各モードがせまいMWDと2つの特性、ずなわら(1 )2より小であるMw/Mnおよびゞ 、 (2)1.8より小であるMZ/M Wの中の少なくとも1つを持つ少なくとら2つの異なった分子量モードからなる 多峰性M W Dのエチレン共重合体を製造することを特徴とする多峰性MWD のエチレン共重合体製造方法。 8 触媒構成物が予備混合されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載する 方法。 9 触媒、ならびにエチレン、少なくとも1種類の他のアルファーオレフィンモ ノマー、および場合によっては1種類以上の非共役ジエンから成るモノマーフィ ードで構成される反応混合物から共重合体を製造する重合方法において、 (a)実質的に無混合の少なくとも2基の反応器内で、(b)各反応器内で実質 的に1種類の活性触媒種を用いて、 (c)各反応器内で実質的に移動剤の存在しない少なくとも1種類の反応混合物 を使い、 (d)実質的にすべての共重合体連鎖を同時に成長開始させるに足る方法と条件 のもとに、 (e)各反応器からのポリマーを混合して、Cf)混合したポリマーを回収して 重合体を造ることによって多峰性MWDの共重合体を製造することで構成され、 これによって2つ以上の異なる分子量モードからなり各モードはせまいMWDと 、2つの特性すなわち(1)2より小であるMy/Mnと(2)1.8より小で ある!+I z / !J wの中の少なくとも1つを持つ多峰性エチレン共重 合体を製造することを特徴とする改良方法。 10 触媒構成物が予備混合されることを特徴とする請求の範囲第9項に記載す る方法。 11 触媒、ならびに、エチレン、少なくとも11類の他のアルファーオレフィ ンモノマー、および場合によっては1種類以上の非共役ジエンから成るモノマー フィードで構成される反応混合物から共重合体を製造する方法において、 (a)実質的に無混合の反応器において(b)本質的に1種類の活性触媒種であ って、当該触媒種は重合時間とともに活性の崩壊を示すものを用いて (c)実質的に移動剤の存在しない少なくとも1種類の反応混合物を使い、 (d)触媒種によって同時に造られた共重合体連鎖の実質的にすべてを成長開始 させるに足る方法と条件のもとに、 (e)ある定まった時間重合が進んだ後、反応混合物に触媒再活性剤を加えて、 (f)重合の完了時にポリマーを回収して重合体を造ることによって多峰性MW Dの共重合体を製造することで構成されこれによって2つ以上の異なる分子量モ ードから成り、各モードはせまいMWDと2つの特性すなわち(1)2より小で あるMy/Mnと(2)1.8より小であるMz/Mwの中の少なくとも1つを 持つ多峰性MWDのエチレン共重合体を製造することを特徴とする改良方法。 12 触媒構成物を予備混合することを特徴とする請求の範囲第11項に記載す る方法。 13 触媒、ならびにエチレン、1種類以上の他のアルファーオレフィンモノマ ーおよび場合によって1種類以上の非共役ジエンから成るモノマーフィードで構 成されろ反応混合物から共重合体を製造する重合方法において、 (a)実質的に無混合の少なくとも1基の反応器内で、(b)多くの活性触媒種 を発生させそのおのおのの触媒種が、それぞれ異なった平均分子量に達するポリ マー連鎖の生長を開始させる触媒系の実質的に1種類のものを用いて、 (c)実質的に移動剤の存在しない1種類以上の反応混合物を使って、 (d)特別な触媒種によって同時に造られた共重合体連鎖の実質的にすべてを増 殖開始させるのに足る方法と条件のもとに、 (e)重合の完了時にポリマーを回収して、重合体を造ることによって多峰性M WDの共重合体を製造することで構成され、これによって2つ以上の異なる分子 量モードから成り、各モードはせまいMWDと、2つの特性、すなわち(1)2 より小であるMw/Mnと(2)1.8より小であるMz/Mwの中の少なくと も1つを持つ多峰性エチレン共重合体を製造することを特徴とする改良方法。 14 触媒構成物を予備混合することを特徴とする請求の15 触媒、ならびに エチレン、1種類以上の他のアルファーオレフィンモノマーおよび場合によって 1種類以上の非共役ジエンから成るモノマーフィードで構成される反応混合物か ら共重合体を製造する方法において、(a)実質的に無混合の少なくとも1基の 反応器内で、(b)実質的に移動剤の存在しない1種類以上の反応混合物を使っ て、 (c)1種類以上の最初の触媒を、実質的にすべての共重合体連鎖を同時に増殖 開始させるに足る方法と条イ牛のらとに用いて、 (d)重合開始後の1回またはそれ以上の定まった回数で追加のモノマーと共に 1種類以上の追加の触媒を導入し、これによって連鎖が同時に生成開始させられ 、かつ追加の触媒フィードが最初の触媒と同じか異なることを特徴とする追加の 共重合体連鎖の生成を開始させて、 重合体を造ることによって多峰性MWDの共重合体を製造することで構成され、 これによって2つ以上の異なる分子量モードからなり各モードはせまいMWDと 2つの特性、すなわち(1)2より小であるMw/〜1nと(2)1.8より小 であるMz/Mwの中の少なくとも1つを持つ多峰性エチレン共重合体を製造す ることを特徴とする改良方法。 16 触媒構成物を予備混合することを特徴とする請求の範囲第15項に記載す る方法。 17 触媒種が、XをハロゲンとしRをヒドロカービルラジカルとする式A(、 R,X3のアルミニウム化合物とVCC。 の反応によって得られることを特徴とする請求の範囲第1項に記載する方法。 18 アルミニウム化合物がエチレンアルミニウムセスキクロリドであることを 特徴とする請求の範囲第17項に記載する方法。 192種類以上の共重合体モードの重ね合わせであって、そのおのおのが次の特 性の1つ以上を特徴とするMWDを持つエチレンと少なくとも1種類の他のアル ファーオレフィンモノマーから成る共重合体であって次の特性とは2より小であ るMw/Mnと1.8より小であるMz/Mwである、エチレン共重合体及び少 なくとも一つの他のアルファーオレフィンモノマー。 20 当該共重合体モードのおのおのが2より小であるMw/Mnと1.8より 小であるMz/Mwを持つことを特徴とする請求の範囲第19項に記載する共重 合体。 21 当該アルファーオレフィンモノマーが3から18の炭素原子を含有するこ とを特徴とする請求の範囲第19項に記載する共重合体。 22 本質的にエチレンとプロピレンで構成されることを特徴とする請求の範囲 第19項に記載する共重合体。 23 本質的にエチレン、プロピレンおよび非共役ジエンて構成されることを特 徴とする請求の範囲第19項に記載する共重合体。 24 当該非共役ジエンが5−エチリデン−2−ノルボルネンであることを特徴 とする請求の範囲第23項に記載する共重合体。 25 各共重合体モードの平均エチレン含有率が重量基めで10パーセント以上 であることを特徴とする請求の範囲第19項に記載する共重合体。 26 各モードの平均分子mが約2,000から12.OQo、000の間であ ることを特徴とする請求の範囲第19項に記載する共重合体。 27 隣接する2つの共重合体のM W DモードのMWが少なくとも50パー セント異なっていることを特徴とする請求の範囲第19項に記載する共重合体。 2、特許請求の範囲第19項に記載する共重合体と混合された標準在庫の潤滑油 。 2、特許請求の範囲第19項に記載される硬化共重合体。 30 請求の範囲第23項に記載される硬化共重合体。 31 当該モードの少なくとも1つの内部−〇Dが5パーセントより大であるこ とを特徴とする請求の範囲第19項に記載する共重合体。 手続補正書 昭和61年70月7日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エチレン、他のα−オレフィン単量体を少なくとも1個、および任意である が、非共役ジエンとを含む単量体原料に、さらに触媒を添加した反応混合物から 共重合体を生成する重合方法において、 a)混合がほとんど行われない反応器少なくとも1つにおいて、 b)実質的に1種と認められる活性触媒を用いて、c)連鎖移動反応剤を実質的 に含まない反応混合物を1個以上用いて、 d)このようにして、かつ実質的にすべての共重合体鎖の成長反応を同時に開始 するのに十分な条件の下に、c)重合開始後の予め決められた少なくとも2時刻 において、上記反応器から共重合体を含む反応混合物の一部を取出し、および f)上記の各予定時刻に取出された重合物を混和する、 ことからなる重合を行うことによって、分子量の異なる2つのモードで、各モー ドが狭いMWDを有すること、および2つの特性、即ち(1)MW/Mnが2よ り小さく、および(2)Mz/Mwが1.8より小さい、の内の少なくとも1つ を有するポリモダルMWD共重合体を生成することを特徴とする重合方法。 2.上記反応器が複数個の取出し口を有する反応器であることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の方法。 3.上記取出し口および反応器排出口からの重合物を採取された反応混合物を組 合せることによって混和し、次いでこの組合せ反応混合物から重合物を回収する ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の方法。 4.上記触媒がチーグラー触媒を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の方法。 5.上記触媒が、実質的に1個の活性触媒種を形成すべく互いに反応する炭化水 素に可溶のバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物とを含有し、上記バ ナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の少なくとも1つが原子価結合ハロゲ ンを含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の方法。 6.重合開始時の反応混合物の温度が約−80℃〜50℃であることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の方法。 7.重合終了時の反応混合物の最高温度が約200℃であることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の方法。 8.上記重合が溶液重合である請求の範囲第4項に記載の方法。 9.上記触媒成分を予め混合することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の方 法。 10.予め混合した触媒成分を少なくとも0.5秒エージングすることを特徴と する請求の範囲第9項に記載の方法。 11.上記触媒に含有されるアルミニウム対バナジウムのモル比が約2〜25で あることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の方法。 12.上記重合が反応混合物用の溶剤中で行われ、取出された反応混合物の各1 部を他の複数部の取出された反応混合物と混和し、このようにして得られた混和 物が、溶剤重量に対する共重合体重量の100分率にて約3%〜約15%の基重 合体濃度を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 13.重合終了時における反応混合物の最高温度が約50℃であることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の方法。 14.上記触媒が予め混合され、約1秒〜50秒間エージングされた成分を含有 することを特徴とする請求の範囲第9項に記載の方法。 15.触媒中に含まれるアルミニウム対バナジウムのモル比が約4〜15である ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の方法。 16.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行われ、反応器から取出された反応 混合物の1部を他の複数部の取出された反応混合物と混和し、このようにして得 られた混和物が、溶剤重量に対する共重合体重量の100分率にて約3%〜10 %の共重合体濃度を有することを特徴とする請求の範囲第11項に記載の方法。 17.上記触媒が、 (a)VOClx(OR)3−x ここにx=0−3およびR=炭化水素基、VCl4、 VO(AcAc)2 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、V(AcAc)3 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、VOClx(AcAc)3−x ここにx=1または2、およびAcAc=アセチル・アセトネート、および VC23・nB ここにn=2〜3およびB=VCl3と反応して炭化水素に可溶の錯体を形成し 得るリュイス塩基、からなる群から選ばれた炭化水素に可溶のバナジウム化合物 と、 (b)AlR3、 AlR2Cl、 Al2R3Cl3、 AlRCL2、 AlR′RCl、 Al(OR′)R2、 R2Al−OAlR′2、 AlR21およびこれ等化合物の混合物ここにRおよびR′は炭化水素基、 からなる群から選ばれた有機アルミニウム化合物とを含有する請求の範囲第5項 に記載の方法。 18.上記触媒がVCl4およびAl2R3Cl3、ここにRはハイドロカルビ ル部分であり、を含有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の方法。 19.重合終了時における反応混合物の温度が約70℃であることを特徴とする 請求の範囲第1項に記載の方法。 20.上記重合が断熱反応であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方 法。 21.連続反応であり、かつヘキサン溶剤中にて行われることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の方法。 22.上記重合が少なくとも1つの管状反応器内にて行われることを特徴とする 請求の範囲第1項に記載の方法。 23.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン、 他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応器 へ多数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の 方法。 24.Rがエチル基であることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。 25.請求の範囲第1項に記載の方法により生産された生成物。 26.上記共重合体をキュアリング処理することを特徴とする請求の範囲第25 項に記載の生成物。 27.上記共重合体生成物がベースストック潤滑油と混和することを特徴とする 請求の範囲第25項に記載の生成物。 28.上記共重合体をベースストック潤滑油と、該潤滑油+共重合体に対して約 0.001〜49重量%の共重合体量にて混和することを特徴とする請求の範囲 第27項に記載の生成物。 29.ポリモダルMWDエチレン共重合体の製造方法において、 (a)混合がほとんど行われない反応器内にて上記重合を行い、 (b)少なくとも2種の触媒にて、各々が他の触媒によって開始される場合とは 異なる平均分子量を得る重合体鎖の生長を開始する触媒を用いて、(c)エチレ ン、少なくとも1個のα−オレフィン単量体、および任意であるが、非共役ジエ ンを含有し、実質的に連鎖移動反応剤を含まない反応混合物を少なくとも1つを 用い、 (d)このようにして、かつ実質的にすべての共重合体鎖の成長反応を同時に開 始するのに十分な条件の下に、 分子量の異る2つのモードで、各モードが狭いMWDを有すること、および2つ の特性、即ち(1)Mw/Mnが2より小さく、および(2)Mz/Mwが1. 8より小さい、の内の少なくとも1つを有するポリモダルMWDエチレン共重合 体を生産する方法。 30.上記触媒がチーグラー触媒を含むことを特徴とする請求の範囲第29項に 記載の方法。 31.上記触媒が、実質的に1個の活性触媒種を形成すべく互いに反応する炭化 水素に可溶のバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物とを含有し、上記 バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の少なくとも1つが原子価結合ハロ ゲンを含むことを特徴とす請求の範囲第29項に記載の方法。 32.上記触媒が (a)VOClx(OR)3−x ここにx=0−3およびR=炭化水素、VCl3、 VO(AcAc)2 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、V(AcAc)3 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、VOClx(AcAc)3−x ここにx=1または2、およびAcAc=アセチル・アセトネート、および VCl3・nB ここにn=2〜3およびB=VCl3と反応して炭化水素に可溶の錯体を形成し 得るリイス塩基からなる群から選ばれた炭化水素に可溶のバナジウム化合物と、 (b)AlR3、 AlR2Cl、 Al2R3Cl3、 AlRCl2、 AlR′RCl、 Al(OR′)R2、 R2Al−0AlR′2、 AlR2Iおよびこれ等化合物の混合物ここにRおよびR′は炭化水素基、 からなる群から選ばれた有機アルミニウム化合物とを含有する請求の範囲第31 項に記載の方法。 33.第1触媒がVCl4およびAl2R3Cl3を含有し、第2触媒がVOC l3およびAl2R′3Cl3、ここにRおよびR′は同一か、異なるハイドロ カルビル部分であることを特徴とする請求の範囲第32項に記載の方法。 34.RおよびR′がエチル基であることを特徴とする請求の範囲第33項に記 載の方法。 35.上記反応器が管状反応器であることを特徴とする請求の範囲第29項に記 載の方法。 36.重合開始時の反応混合物の温度が約−80℃〜50℃であることを特徴と する請求の範囲第29項に記載の方法。 37.重合終了時の反応混合物の最高温度が約200℃であることを特徴とする 請求の範囲第29項に記載の方法。 38.上記重合が溶液重合である請求の範囲第32項に記載の方法。 39.上記触媒成分を予め混合することを特徴とする請求の範囲第30項に記載 の方法。 40.上記触媒に含有されるアルミニウム対バナジウムのモル比が約2〜25で あることを特徴とする請求の範囲第31項に記載の方法。 41.上記触媒成分を予め混合し、次いでエージングを少なくとも0.5秒間行 うことを特徴とする請求の範囲第39項に記載の方法。 42.上記重合が反応混合物用の溶剤中で行ない、その際、重合の終了時におけ る反応混合物中の重合体濃度が、溶剤重量に対する共重合体の重量100分率に て約3〜15%であることを特徴とする請求の範囲第38項に記載の方法。 43.重合終了時における反応混合物の最高温度が約50℃であることを特徴と する請求の範囲第29項に記載の方法。 44.上記触媒を予め混合し、約1〜50秒間エージングを行った成分を含有す ることを特徴とする請求の範囲第39項に記載の方法。 45.上記触媒中に含まれるアルミニウム対バナジウムのモル比が約4〜15で あることを特徴とする請求の範囲第38項に記載の方法。 46.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行われ、そして重合の終了時におけ る反応混合物中の共重合体濃度が、溶剤の重量に対する共重合体の重量100分 率として、約3%〜10%であることを特徴とする請求の範囲第45項に記載の 方法。 47.重合終了時における反応混合物の最高温度が約70℃であることを特徴と する請求の範囲第29項に記載の方法。 48.上記重合が断熱反応であることを特徴とする請求の範囲第29項に記載の 方法。 49.上記重合が連続反応であり、かつヘキサン溶剤中にて行われることを特徴 とする請求の範囲第29項に記載の方法。 50.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン、 他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つを上記管状反応器 へ多数の供給部位にて供給することを特徴とする請求の範囲第49項に記載の方 法。 51.エチレン、他のα−オレフィン単量体を少なくとも1個、および任意であ るが、少なくとも1個の非共役ジエンとを含む単量体原料に、さらに触媒を添加 した反応混合物から共重合体を産成する重合方法において、a)混合がほとんど 行われない反応器を少なくとも2つ以上において、 b)各反応器に実質的に1つの活性触媒種を用い、c)各反応器には少なくとも 1個の反応混合物を用い、かつ各反応器には連鎖移動反応剤を実質的に含まない 、 d)このようにして、かつ実質的にすべての共重合体鎖の成長反応を同時に開始 するのに十分な条件の下に、 c)各反応器からの重合体を混和し、およびf)混和した重合体を回収する、 ことからなる重合を行うことによって、分子量の異なる2つのモードで、各モー ドが狭いMWDを有すること、および2つの特性、即ち(1)Mw/Mnが2よ り小さい、および(2)Mz/Mwが1.8より小さい、の内の少なくとも1つ を有するポリモダルMWDエチレン共重合体を産成することを特徴とする重合方 法。 52.上記触媒がチーグラー触媒を含むことを特徴とする請求の範囲第51項に 記載の方法。 53.上記触媒種が、実質的に1個の活性触媒種を形成すべく互いに反応する炭 化水素に可溶なバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物とを含有し、上 記バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の少なくとも1つが原子価結合ハ ロゲンを含むことを特徴とする請求の範囲第52項に記載の方法。 54.各触媒が (a)VOClx(OR)3−x ここにx=0−3およびR=炭化水素基、VCl4、 VO(AcAc)2 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、V(AcAc)3 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、VOClx(AcAc)3−x ここにx=1または2、およびAcAc=アセチル・アセトネート、および VCl3・nB ここにn=2〜3、およびB=VCl3と反応して炭化水素に可溶の錯体を形成 し得るリュイス塩基からなる群から選ばれた炭化水素に可溶のバナジウム化合物 と、 (b)AlR3、 AlR2Cl、 Al2R3Cl3、 AlRCl2、 AlR′RCl、 Al(OR′)R2、 R2Al−OAlR′2、 AlR2Iおよびこれ等化合物の混合物ここにRおよびR′は同一の、或いは異 なるハイドロカルビル基、 からなる群から選ばれた有機アルミニウム化合物とを含有する請求の範囲第53 項に記載の方法。 55.VCl4およびAl2R3Cl3を含有する触媒を第1反応器にて用い、 およびVOCl3およびAl2R′Cl3を含有する触媒を第2反応器にて用い 、ここにRおよびR′が同一または異なるハイドカルビル部分である、ことを特 徴とする請求の範囲第53項に記載の方法。 56.RおよびR′がエチル基であることを特徴とする請求の範囲第55項に記 載の方法。 57.上記反応器が管状反応器であることを特徴とする請求の範囲第51項に記 載の方法。 58.触媒成分を予め混合することを特徴とする請求の範囲第52項に記載の方 法。 59.触媒成分を予め混合し、次いでエージングを行うことを特徴とする請求の 範囲第52項に記載の方法。 60.重合開始時の反応混合物の温度が約−80℃〜50℃であることを特徴と する請求の範囲第51項に記載の方法。 61.重合終了時の反応混合物の最高温度が約200℃であることを特徴とする 請求の範囲第51項に記載の方法。 62.触媒成分に少なくとも0.5秒間エージングを行うことを特徴とする請求 の範囲第59項に記載の方法。 63.上記触媒に含有されるアルミニウム対バナジウムのモル比が約2〜25で あることを特徴とする請求の範囲第52項に記載の方法。 64.上記重合が溶液重合であることを特徴とする請求の範囲第51項に記載の 方法。 65.上記重合が反応混合物用の溶剤中で行なわれ、その際各反応器での重合の 終了時における反応混合物中の重合体濃度が、溶剤重量に対する共重合体の重量 100分率にて約3〜15%であることを特徴とする請求の範囲第51項に記載 の方法。 66.重合終了時における反応混合物の最高排出口温度が50℃であることを特 徴とする請求の範囲第51項に記載の方法。 67.上記触媒を予め混合し、約1〜50秒間エージングを行った成分を含有す ることを特徴とする請求の範囲第59項に記載の方法。 68.上記触媒中に含まれるアルミニウム対バナジウムのモル比が約4〜15で あることを特徴とする請求の範囲第53項に記載の方法。 69.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行われ、そして各反応器での重合の 終了時における反応混合物中の共重合体濃度が、溶剤の重量に対する共重合体の 重量100分率として、約3%〜10%であることを特徴とする請求の範囲第6 8項に記載の方法。 70.重合終了時における反応混合物の最高温度が約70℃であることを特徴と する請求の範囲第51項に記載の方法。 71.上記重合が断熱反応であることを特徴とする請求の範囲第51項に記載の 方法。 72.上記重合方法が連続であり、かつヘキサン溶剤中にて行われることを特徴 とする請求の範囲第51項に記載の方法。 73.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン、 他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つを上記管状反応器 へ多数の供給部位にて供給することを特徴とする請求の範囲第57項に記載の方 法。 74.エチレン、他のα−オレフィン単量体を少なくとも1個、および任意であ るが、非共役ジエンを少なくとも1個とからなる単量体原料に、さらに触媒を添 加した反応混合物から共重合体を産成する重合方法において、a)混合がほとん ど行なわれない反応器において、b)重合時間の経過と共に活性の低下を示す実 質的に1種と認められる活性触媒を用いて、 c)連鎖移動反応剤を実質的に含まない反応混合物を1個以上用いて、 d)このようにして、かつ上記触媒種から形成される実質的にすべての共重合体 鎖の生長反応を同時に開始するのに十分な条件の下に、 e)重合が進んだ後に、触媒活性剤を上記反応混合物に一定時間の間添加し、お よび f)重合の終了時に重合剤を回収する、ことからなる重合を行なうことによって 、少なくとも2つの異なる分子量モードで各モードが狭いMWDを有し、かつ2 つの特性、即ち(1)Mw/Mnが2より小さい、および(2)Mz/Mwが1 .8より小さい、の内の少なくとも1つを有するポリモダルMWD共重合体を産 成することを特徴とする重合方法。 75.上記触媒がチーグラー触媒を含むことを特徴とする請求の範囲第74項に 記載の方法。 76.上記触媒が、実質的に1個の活性触媒種を形成すべく互いに反応する炭化 水素に可溶なバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物とを含有し、上記 バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の少なくとも1つが原子価結合ハロ ゲンを含むことを特徴とする請求の範囲第75項に記載の方法。 77.上記触媒が (a) VOCl x(OR)3−x ここにx=0−3およびR=炭化水素基、VCl4、 VO(AcAc)2 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、V(AcAc)3 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、VOClx(AcAc)3−x ここにx=1または2、およびAcAc=アセチル・アセトネート、および VCl3・nB ここにn=2〜3、およびB=VCl3と反応して炭化水素に可溶の錯体を形成 し得るリュイス塩基からなる群から選ばれた炭化水素に可溶のバナジウム化合物 と、 (b)AlR3、 AlR2Cl、 Al2R3Cl3、 AlRCl2、 AlR′RCl、 Al(OR′)R2、 R2Al−OAlR′2、 AlR2Iおよびこれ等化合物の混合物ここにRおよびR′は炭化水素基 からなる群から選ばれた有機アルミニウム化合物とを含有する請求の範囲第76 項に記載の方法。 78.上記触媒がVCl4およびAl2R3Cl3、ここにRはハイドロカルビ ル部分、を含有することを特徴とする請求の範囲第76項に記載の方法。 79.Rがエチルであることを特徴とする請求の範囲第78項に記載の方法。 80.上記反応器が第1供給口と、およびこの第1供給口の下流に追加の供給口 を少なくとも1個有する管状反応器であり、触媒活性剤が上記追加の供給口から 添加されることを特徴とする請求の範囲第74項に記載の方法。 81.上記反応器がバッチ反応器であり、そして触媒活性剤が重合の開始一定時 間後に添加することを特徴とする請求の範囲第74項に記載の方法。 82.重合開始時の反応混合物の温度が約−80℃〜50℃であることを特徴と する請求の範囲第74項に記載の方83.重合終了時の反応混合物の最高温度が 約200℃であることを特徴とする請求の範囲第74項に記載の方法。 84.上記重合が溶液重合である請求の範囲第74項に記載の方法。 85.触媒成分を予め混合することを特徴とする請求の範囲第75項に記載の方 法。 86.上記触媒成分を予め混合し、次いでエージングを行うことを特徴とする請 求の範囲第85項に記載の方法。 87.予め混合した触媒成分を少なくとも0.5秒エージングすることを特徴と する請求の範囲第86項に記載の方法。 88.上記触媒に含有されるアルミニウム対バナジウムのモル比が約2〜25で あることを特徴とする請求の範囲第75項に記載の方法。 89.上記重合が上記反応混合物用の溶剤中で行われること、および重合の終了 時における反応混合物の共重合体濃度が、溶剤重量に対する共重合体重量100 分率にて約3〜15%であることを特徴とする請求の範囲第74項に記載の方法 。 90.重合終了時における反応混合物の最高温度が約50℃であることを特徴と する請求の範囲第74項に記載の方法。 91.上記触媒が予め混合され、約1秒〜50秒間エージングされた成分を含有 することを特徴とする請求の範囲第85項に記載の方法。 92.触媒中に含まれるアルミニウム対バナジウムのモル比が約4〜15である ことを特徴とする請求の範囲第85項に記載の方法。 93.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行われること、および重合の終了時 における反応混合物中の共重合体濃度が溶剤重量に対する共重合体の100分率 にて約3%−約10%であることを特徴とする請求の範囲第92項に記載の方法 。 94.重合終了時における反応混合物の最高温度が約70℃であることを特徴と する請求の範囲第74項に記載の方法。 95.上記重合が断熱反応であることを特徴とする請求の範囲第74項に記載の 方法。 96.連続的であり、かつヘキサン溶剤中にて行われることを特徴とする請求の 範囲第74項に記載の方法。 97.上記反応器が管状反応器であることを特徴とする請求の範囲第74項に記 載の方法。 98.上記触媒活性剤が上記管状反応器へ多数の追加供給口を通して導入し、こ の際上記両活性剤が任意に追加単量体と共に導入されることを特徴とする請求の 範囲第97項に記載の方法。 99.エチレン、他のα−オレフィン単量体を少なくとも1個、および任意であ るが、少なくとも1個の非共役ジエンとを含む単量体原料に、さらに触媒を添加 した反応混合物から共重合体を生成する重合方法において、a)混合がほとんど 行われない反応器少なくとも1つにおいて、 b)実質的に1触媒系にして、異なる平均分子量の得られる重合体鎖の生長が開 始される多数の触媒種を発生する触媒系を用い、 c)連鎖移動反応剤を実質的に含まない反応混合物を1個以上用いて、 d)このようにして、かつ実質的にすべての共重合体鎖の生長反応が特殊の触媒 種を用いて、同時に開始されるのに十分な条件の下に、 e)重合終了時において共重合体を回収する、ことからなる重合を行うことによ って、分子量の異なる2つのモードで、各モードが狭いMWDを有すること、お よび2つの特性、即ち(1)Mw/Mnが2より小さい、および(2)Mz/M wが1.8より小さい、の内の少なくとも1つを有するポリモダルMWDエチレ ン共重合体を生成することを特徴とする重合方法。 100.上記触媒がチーグラー触媒を含むことを特徴とする請求の範囲第99項 に記載の方法。 101.上記触媒が、実質的に少なくとも2個の活性触媒種を形成すべく互いに 反応する炭化水素に可溶なバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物とを 含有し、上記バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の少なくとも1つが原 子価結合ハロゲンを含むことを特徴とする請求の範囲第99項に記載の方法。 102.上記触媒が、 (a) VOCl x(OR)3−x ここに=0−3およびR=炭化水素基、VCl4、 VO(AcAc)2 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、V(AcAc)3 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、VOCl x(AcAc)3−x ここにx=1または2、およびAcAc=アセチル・アセトネート、および VC23・nB ここにn=2〜3、およびB=VCl3と反応して炭化水素に可溶の錯体を形成 し得るリュイス塩基からなる群から選ばれた炭化水素に可溶のバナジウム化合物 と、 (b)AlR3、 AlR2Cl、 Al2R3Cl3、 AlRCl2、 AlR′RCl、 Al(OR′)R2、 R2Al−OAlR′2、 AlR21およびこれ等化合物の混合物ここにRおよびR′は炭化水素基、 からなる群から選ばれた有機アルミニウム化合物とを含有する請求の範囲第10 1項に記載の方法。 103.上記触媒がVOCl3およびAlR2Cl、ここにRはハイドロカルピ ル部分であり、を含有することを特徴とする請求の範囲第102項に記載の方法 。 104.Rがエチルであることを特徴とする請求の範囲第103項に記載の方法 。 105.上記反応器が管状反応器であることを特徴とする請求の範囲第99項に 記載の方法。 106.重合開始時の反応混合物の温度が約−80℃〜50℃であることを特徴 とする請求の範囲第99項に記載の方法。 107.重合終了時の反応混合物の最高温度が約200℃であることを特徴とす る請求の範囲第99項に記載の方法。 108.上記重合が溶液重合である請求の範囲第99項に記載の方法。 109.触媒成分を予め混合することを特徴とする請求の範囲第100項に記載 の方法。 110.上記触媒成分を予め混合し、次いでエージングを行うことを特徴とする 請求の範囲第109項に記載の方法。 111.上記触媒成分を約0.5秒エージングすることを特徴とする請求の範囲 第110項に記載の方法。 112.上記触媒に含有されるアルミニウム対バナジウムのモル比が約2〜25 であることを特徴とする請求の範囲第101項に記載の方法。 113.上記重合を反応混合物用の溶剤中で行い、その際、重合の終了時におけ る反応混合物中の重合体濃度が、溶剤重量に対する共重合体重量の100分率に て約3〜15%であることを特徴とする請求の範囲第108項に記載の方法。 114.上記触媒が予め混合され、約1秒〜50秒間エージングされた成分を含 有することを特徴とする請求の範囲第109項に記載の方法。 115.触媒中に含まれるアルミニウム対バナジウムのモル比が約4〜15であ ることを特徴とする請求の範囲第109項に記載の方法。 116.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行われ、そして重合の終了時にお ける反応混合物中の共重合体濃度が、溶剤の重量に対する共重合体の重量100 分率として、約3%〜10%であることを特徴とする請求の範囲第99項に記載 の方法。 117.重合終了時における反応混合物の最高温度が約70℃であることを特徴 とする請求の範囲第99項に記載の方法。 118.上記重合が断熱反応であることを特徴とする請求の範囲第99項に記載 の方法。 119.連続反応であり、かつヘキサン溶剤中にて行われることを特徴とする請 求の範囲第99項に記載の方法。 120.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィン単量体およびジエン内の少なくとも1つが上記管状反応器 へ多数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第105項に記載 の方法。 121.エチレン、他のα−オレフィン単量体を少なくとも1個、および任意で あるが、少なくとも1個の非共役ジエンとを含む単量体原料に、さらに触媒を添 加した反応混合物から共重合体を産生する重合方法において、(a)混合がほと んど行われない反応器を少なくとも1基以上において、 (b)連鎖移動反応剤を実質的に含まない反応混合物を少なくとも1つ用いて、 (c)このようにして、かつ実質的にすべての共重合体鎖の成長反応を同時に開 始するのに十分な条件の下に、少なくとも1個の第1触媒を用い、(d)重合の 開始後に1回以上の定時刻に、追加単量体と共に、少なくとも1個の追加触媒が 導入供給され、該追加供給される触媒が第1触媒と同一のまたは異なるものであ り、これにより、実質的にすべての上記追加共重合体鎖の生長反応が同時に開始 されることからなる重合を行うことによって、分子量の異なる2つのモードで、 各モードが狭いMWDを有すること、および2つの特性、即ち(1)Mw/Mn が2より小さい、および(2)Mz/Mwが1.8より小さい、の内の少なくと も1つを有するポリモダルMWDエチレン共重合体を産成することを特徴とする 重合方法。 122.上記触媒がチーグラ触媒を含むことを特徴とする請求の範囲第121項 に記載の方法。 123.上記触媒が、実質的に1個の活性触媒を形成すべく互いに反応する炭化 水素に可溶なバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物とを含有し、上記 バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物の少なくとも1つが原子価結合ハロ ゲンを含むことを特徴とする請求の範囲第120項に記載の方法。 124.各触媒が、 (a) VOCl x(OR)3−x ここにx=0−3およびR=炭化水素基、VCl4、 VO(AcAc)2 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、V(AcAc)3 ここにAcAc=アセチル・アセトネート、VOCl x(AcAc)3−x ここにx=1または2、およびAcAc=アセチル・アセトネート、および VCl3・nB ここにn=2〜3、およびB=VCl3と反応して炭化水素に可溶の錯体を形成 し得るリュイス塩基、からなる群から選ばれた炭化水素に可溶のバナジウム化合 物と、 (b)AlR3、 AlR2Cl、 Al2R3Cl3、 AlRCl2、 AlR′RCl、 Al(OR′)R2、 R2Al−OAlR′2、 AlR2Iおよびこれ等化合物の混合物、ここにRおよびR′は炭化水素基 からなる群から選ばれた有機アルミニウム化合物とを含有する請求の範囲第12 3項に記載の方法。 125.上記触媒がVCl4およびAl2R3Cl3またはVOCl3およびA l2R′3Cl3、ここにRおよびR′は同一または異なるハイドロカルビル部 分であることを特徴とする請求の範囲第124項に記載の方法。 126.RおよびR′がエチル基であることを特徴とする第124項に記載の方 法。 127.上記反応器が反応器供給口および該供給口の下流に少なくとも1個の側 流供給口を設けた管状反応器で、上記側流供給口を通して追加の触媒および任意 に追加の単量体が供給添加されることを特徴とする請求の範囲第125項に記載 の方法。 128.上記の追加触媒が、重合の開始時に添加するものと同一の触媒種である ことを特徴とする請求の範囲第127項に記載の方法。 129.上記追加触媒が重合の開始時に導入されるものとは異なることを特徴と する請求の範囲第123項に記載の方法。 130.重合開始時の反応混合物の温度か約−80℃〜50℃であることを特徴 とする請求の範囲第121項に記載の方法。 131.重合終了時の反応混合物の最高温度が約200℃であることを特徴とす る請求の範囲第121項に記載の方法。 132.上記重合が溶液重合である請求の範囲第121項に記載の方法。 133.上記触媒成分を予め混合することを特徴とする請求の範囲第122項に 記載の方法。 134.上記触媒成分を予め混合し、次いでエージングを少なくとも0.5秒間 行うことを特徴とする請求の範囲第133項に記載の方法。 135.上記触媒成分を予め混合し、次いでエージングを行うことを特徴とする 請求の範囲第133項に記載の方法。 136.上記触媒に含有されるアルミニウム対バナジウムのモル比が約2〜25 であることを特徴とする請求の範囲第123項に記載の方法。 137.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行い、その際、重合の終了時にお ける反応混合物中の重合濃度が、溶剤重量に対する共重合体の重量100分率に て約3〜15%であることを特徴とする請求の範囲第132項に記載の方法。 138.重合終了時における反応混合物の最高温度が約50℃であることを特徴 とする請求の範囲第121項に記載の方法。 139.上記触媒を予め混合し、約1〜50秒間エージングを行った成分を含有 することを特徴とする請求の範囲第132項に記載の方法。 140.上記触媒中に含まれるアルミニウム対バナジウムのモル比が約4〜15 であることを特徴とする請求の範囲第133項に記載の方法。 141.上記重合が反応混合物用の溶剤中にて行われ、そして重合の終了時にお ける反応混合物中の共重合体濃度が、溶剤の重量に対する共重合体の重量100 分率として、約3〜10%であることを特徴とする請求の範囲第140項に記載 の方法。 142.重合終了時における反応混合物の最高供給口温度が約70℃であること を特徴とする請求の範囲第121項に記載の方法。 143.上記重合が断熱反応であることを特徴とする請求の範囲第121項に記 載の方法。 144.上記重合が連続反応であり、かつヘキサン溶剤中にて行われることを特 徴とする請求の範囲第121項に記載の方法。 145.上記重合を少なくとも1個の管状反応器中に行うことを特徴とする請求 の範囲第121項に記載の方法。 146.上記触媒種がVCl4と、化学式Al2R3X3、ここにXはハロゲン で、Rはハイドロカルビル基、を有するアルミニウム化合物との反応から誘導さ れることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 147.上記アルミニウム化合物がエチルアルミニウム・セスキ塩化物であるこ とを特徴とする請求の範囲第146項に記載の方法。 148.上記触媒種の1つがVCl4と、化学式がAl2R3X3であるアルミ ニウムとの反応から誘導され、および第2触媒種がVOCl3と、化学式がAl 2R3X3であるアルミニウム化合物との反応から誘導される、ここにXはハロ ゲンで、Rはハイドロカルビル基、ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載 の方法。 149.上記アルミニウム化合物がエチルアルミニウム・セスキ塩化物である請 求の範囲第148項に記載の方法。 150.上記触媒秘がVCl4と、化学式Al2R3X3、ここにXはハロゲン で、Rはハイドロカルビル基、を有するアルミニウム化合物との反応から誘導さ れることを特徴とする請求の範囲第51項記載の方法。 151.上記アルミニウム化合物がエチルアルミニウム・セスキ塩化物であるこ とを特徴とする請求の範囲第148項に記載の方法。 152.上記触媒種がVCl4と、化学式Al2R3X3、ここにXはハロゲン で、Rはハイドロカルビル基、を有するアルミニウム化合物との反応から誘導さ れることを特徴とする請求の範囲第74項に記載の方法。 153.上記アルミ化合物がエチルアルミニウム・セスキ塩化物であることを特 徴とする請求の範囲第152項に記載の方法。 154.上記触媒種がVCl3と、化学式AlR2X、ここにXはハロゲンで、 Rはハイドロカルビル基、を有するアルミニウム化合物との反応から誘導される ことを特徴とする請求の範囲第99項に記載の方法。 155.上記アルミニウム化合物がジエチルアルミニウム塩化物であることを特 徴とする請求の範囲第154項に記載の方法。 156.上記触媒がVCl4と、化学式Al2R3X3、ここにXはハロゲンで 、Rはハイドロカルビル基、を有するアルミニウム化合物との反応から誘導され ることを特徴とする請求の範囲第121項に記載の方法。 157.上記アルミニウム化合物がエチルアルミニウム・セスキ塩化物であるこ とを特徴とする請求の範囲第156項に記載の方法。 158.上記ポリモダル重合体が、少なくとも2つのMWDモードを含有し、い かなる2つの隣接モードのMwも互いに少なくとも50%の差異があり、および いかなるモードも全重合体の少なくとも10重量%を含有することを特徴とする 請求の範囲第25項に記載の生成物。 159.請求の範囲第29項に記載の方法により産成された生成物。 160.上記ポリモダル重合体が、少なくとも2っのMWDモードを含有し、い かなる2つの隣接モードのMwも互いに少なくとも50%の差異があり、および いかなるモードも全重合体の少なくとも10重量%を含有することを特徴とする 請求の範囲第159項に記載の生成物。 161.請求の範囲第51項に記載の方法により産成された生成物。 162.上記ポリモダル重合体が、少なくとも2つのMWDモードを含有し、い かなる2つの隣接モードのMwも互いに少なくとも50%の差異があり、および いかなるモードも全重合体の少なくとも10重量%を含有することを特徴とする 請求の範囲第161項に記載の生成物。 163.請求の範囲第74項に記載の方法により産生された生成物。 164.上記ポリモダル重合体が、少なくとも2つのMWDモードを含有し、い かなる2つの隣接モードのMwも互いに少なくとも50%の差異があり、および いかなるモードも全重合体の少なくとも10重量%を含有することを特徴とする 請求の範囲第163項に記載の生成物。 165.請求の範囲第99項に記載した方法により産生された生成物。 166.上記ポリモダル重合体が、少なくとも2つのMWDモードを含有し、い かなる2つの隣接モードのMwも互いに少なくとも50%の差異があり、および いかなるモードも全重合体の少なくとも10重量%を含有することを特徴とする 請求の範囲第165項に記載の生成物。 167.請求の範囲第121項に記載した方法により産生された生成物。 168.上記ポリモダル重合体が、少なくとも2っのMWDモードを含有し、い かなる2つの隣接モードのMwも互いに少なくとも50%の差異があり、および いかなるモードも全重合体の少なくとも10重量%を含有することを特徴とする 請求の範囲第167項に記載の生成物。 169.上記触媒種が、VCl4と、化学式がAlRnX3−n、ここにnは1 〜2間の値、Xはハロゲン、Rはハイドロカルビル基、であるアルミニウム化合 物との反応から誘導されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 170.上記アルミニウム化合物が、化学式AlRnX3−n、ここにnは1〜 2間の値、Xはハロゲン、Rはハイドロカルビル基、を有する請求の範囲第31 項に記載の方法。 171.上記触媒種が、VCl4と、化学式がAlRnX3−n、ここにnは1 〜2間の値、Xはハロゲン、Rはハイドロカルビル基、であるアルミニウム化合 物との反応から誘導されることを特徴とする請求の範囲第51項に記載の方法。 172.上記触媒種が、VCl4と、化学式がAlRnX3−n、ここにnは1 〜2間の値、Xはハロゲン、Rはハイドロカルビル基、であるアルミニウム化合 物との反応から誘導されることを特徴とする請求の範囲第74項に記載の方法。 173.上記触媒種が、VOCl3と、化学式がAlRnX3−n、ここにnは 1〜2間の値、Xはハロゲン、Rはハイドロカルビル基、であるアルミニウム化 合物との反応から誘導されることを特徴とする請求の範囲第99項に記載の方法 。 請求の範囲第174項〜181項は、本来、請求の範囲として作成されたが、国 際出願の場合は省略される。 182.上記共重合体をキュアリング処理することを特徴とする請求の範囲第1 63項に記載の生成物。 183.上記共重合体生成物をベースストック潤滑油と混和することを特徴とす る請求の範囲第163項に記載の生成物。 184.上記共重合体生成物を上記ベースストック潤滑油と、ここに共重合体の 量を該潤滑油および共重合体の合計に対する100分率にて約0.001〜約4 9重量%として、混和することを特徴とする請求の範囲第183項に記載の生成 物。 185.上記共重合体をキュアリング処理することを特徴とする請求の範囲第1 65項に記載の生成物。 186.上記共重合体生成物をベースストック潤滑油と混和することを特徴とす る請求の範囲第165項に記載の生成物。 187.上記共重合体生成物を上記ベースストック潤滑油と、ここに共重合体の 量を該潤滑油および共重合体の合計に対する100分率にて約0.001〜約4 9重量%として、混和することを特徴とする請求の範囲第186項に記載の生成 物。 188.上記共重合体をキュアリング処理することを特徴とする請求の範囲第1 67項に記載の生成物。 189.上記共重合体生成物がベースストック潤滑油と混和することを特徴とす る請求の範囲第167項に記載の生成物。 190.上記共重合体生成物を上記ベースストック潤滑油と、ここに共重合体の 量を該潤滑油および共重合体の合計に対する100分率にて約0.001〜約4 9重量%として、混和することを特徴とする請求の範囲第189項に記載の生成 物。 191.上記触媒成分を予め混合し、次いでエージングを行うことを特徴とする 請求の範囲第9項に記載の方法。 192.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応 器へ多数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第35項に記載 の方法。 193.上記重合を管状反応器にて行うことを特徴とする請求の範囲第74項に 記載の方法。 194.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応 器へ多数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第193項に記 載の方法。 195.上記重合を、少なくとも1つの管状反応器内にて行うことを特徴とする 請求の範囲第99項に記載の方法。 196.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィンおよびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応器へ多 数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第195項に記載の方 法。 197.上記重合を、少なくとも1つの管状反応器中にて行うことを特徴とする 請求の範囲第121項に記載の方法。 198.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィンおよびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応器へ多 数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第197項に記載の方 法。 199.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応 器へ多数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第145項に記 載の方法。 200.上記反応混合物がさらにジエンを含有すること、並びに上記のエチレン 、他のα−オレフィン単量体およびジエンの内の少なくとも1つが上記管状反応 器へ多数の供給部位にて供給されることを特徴とする請求の範囲第97項に記載 の方法。 201.上記反応混合物の最高温度が50℃であることを特徴とする請求の範囲 第107項に記載の方法。 202.Mw/Mnが2より小さい、およびMz/Mwが1.8より小さいの内 の少なくとも1特性を有するMWDをそれぞれが有する2つ以上の共重合体モー ドの重なった構造をもつことを特徴とするエチレンおよび少なくとも1個の他の α−オレフィン単量体とからなる共重合体。 203.上記共重合体モードの各々が2より小さいMw/Mnおよび1.8より 小さいMz/Mwを有することを特徴とする請求の範囲第202項に記載の共重 合体。 204.上記α−オレフィン単量体が3−18炭素原子を含むことを特徴とする 請求の範囲第202項に記載の共重合体。 205.上記α−オレフィン単量体が3−6個の炭素を有することを特徴とする 請求の範囲第204項に記載の共重合体。 206.上記α−オレフィンがプロピレン、ブテン−1、ベブテン−1、ヘキセ ン−1、ヘブテン−1、オクテン−1、およびドデセン−1とからなる群から選 ばれることを特徴とする請求の範囲第204項に記載の共重合体。 207.上記α−オレフィンがプロピレンであることを特徴とする請求の範囲第 206項に記載の共重合体。 208.主としてエチレンおよびプロピレンからなることを特徴とする請求の範 囲第202項に記載の共重合体。 209.主としてエチレンプロピレンおよび非共役ジエンとからなることを特徴 とする請求の範囲第202項に記載の共重合体。 210.上記非共役ジエンが直鎖非環状ジエンであることを特徴とする請求の範 囲第209項に記載の共重合体。 211.上記直鎖非環状ジエンが1.4−ヘキサジエンおよび1.6−オクタジ エンからなる群から選ばれることを特徴とする請求の範囲第210項に記載の共 重合体。 212.上記非共役ジエンが分岐鎖非環状ジエンであることを特徴とする請求の 範囲第210項に記載の共重合体。 213.上記有枝鎖非環状ジエンが、5−メチル−1;4−ヘキサジエン;3. 7−ジメチル−1;6−オクタジエン;3.7−ジメチル−1;7−オクタジエ ン;およびジハイドローミルセンの混合異性体からなる群から選ばれることを特 徴とする請求の範囲第212項に記載の共重合体。 214.上記非共役ジエンが単環状ジエンであることを特徴とする請求の範囲第 209項に記載の共重合体。 215.上記単環状ジエンが、1.4−シクロヘキサジエン;1.5−シクロオ クタジエン;および1.5−シクロドデカジエンからなる群から選ばれることを 特徴とする請求の範囲第214項に記載の共重合体。 216.上記非共役ジエンが多環状融合または架橋環状ジエンであることを特徴 とする請求の範囲第203項に記載の共重合体。 217.上記多環状脂環融合または架橋環状ジエンが、テトラハイドロインデン ;メチルテトラハイドロインデンジシクロペンタジエン;バイシクロー(2,2 ,1)−ヘブタ−2、5−ジエン;アルケニル、アルキリデン、シクロアルケニ ルおよびシクロアルキリデン・ノルボルネン類、例えば5−メチレン−2−ノル ボルネン(MNB)、5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)、5−プロ ピリデン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、5− (4−シクロベンテニル)−2−ノルボルネン;および5−シクロヘキシリデン −2−ノルボルネンからなる群から選ばれることを特徴とする請求の範囲第21 6項に記載の共重合体。 218.上記非共役ジエンが5−エチリデン−2−ノルボルネンであることを特 徴とする請求の範囲第209項に記載の共重合体。 219.上記非共役ジエンの量を、約0〜20重量%とすることを特徴とする請 求の範囲第209項に記載の共重合体。 220.ジエンの量を約0−15重量%とすることを特徴とする請求の範囲第2 19項に記載の共重合体。 221.ジエンの量を約0−10重量%とすることを特徴とする請求の範囲第2 20項に記載の共重合体。 222.各共重合体モードの平均エチレン含量を少なくとも10重量%とするこ とを特徴とする請求の範囲第202項に記載の共重合体。 223.各共重合体モードが、エチレンを少なくとも約30%含有することを特 徴とする請求の範囲第222項に記載の共重合体。 224.各共重合体モードが、エチレンを約90%以下に含有することを特徴と する請求の範囲第222項に記載の共重合体。 225.各モードの平均分子量が約2,000〜12,000,000の間にあ ることを特徴とする請求の範囲第202項に記載の共重合体。 226.各モードの平均分子量が約10,000〜1.000,000の間にあ ることを特徴とする請求の範囲第225項に記載の共重合体。 227.各モードの平均分子量が約20,000〜750,000の間にあるこ とを特徴とする請求の範囲第226項に記載の共重合体。 228.共重合体全体に対するMw/Mn比が約1〜50であることを特徴とす る請求の範囲第202項に記載の共重合体。 229.いかなる2つの隣接共重合体MWDモードのMwが、少なくとも50% の差異のあることを特徴とする請求の範囲第202項に記載の共重合体。 230.各モードが、共重合体全体に対して少なくとも10重量%を含有するこ とを特徴とする第229項に記載の共重合体。 231.請求の範囲第202項の記載による共重合体生成物と混和されたことを 特徴とするベースストック潤滑油。 232.上記共重合体生成物が、油+共重合体に対する100分率にして0.0 01〜約49重量%の量において混和されたことを特徴とする請求の範囲第23 1項に記載のベースストック潤滑油。 233.請求の範囲第202項に記載のキュアリング処理された共重合体。 234.請求の範囲第209項に記載のキュアリング処理された共重合体。 235.上記モードの少なくとも1つのイントラーCDが5%より大きいことを 特徴とする請求の範囲第202項に記載の共重合体。 236.上記モードの少なくとも1つのイントラーCDが15%より大きいこと を特徴とする請求の範囲第235項に記載の共重合体。 237.上記モードの少なくとも1つのイントラーCDが5%より大きいことを 特徴とする請求の範囲第209項に記載の共重合体。 238.上記モードの少なくとも1つのイントラーCDが5%より大きいことを 特徴とする請求の範囲第237項に記載の共重合体。 239.請求の範囲第235項〜第238項の各項に記載のキユアリング処理さ れた共重合体。 240.請求の範囲第235項〜第238項の各項の記載による共重合体生成物 と混和されることを特徴とするベースストック潤滑油。 241.上記共重合体生成物が、油+共重合体に対する100分率にて、共重合 体の0.001〜約49重量%として混和されたことを特徴とする請求の範囲第 240項に記載のベースストック潤滑油。
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