JPS62500563A - 投球装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 投球装置 〔技　術　分　野〕 本発明はスポーツトレーニング用装置、特に投球装置又は放球装置に関する。

〔先　行　技　術〕

既知の投球装置（例えば仏閣特許第２．２１８，１１３号、Ｉｎｔ、Ｃ１，Ａ６ ３Ｂ　６９／３８　１９７４参照）は、基部と、基部に取付けられて１個づつ送 球するようにしたセパレータ及び駆動軸々線と直角を成す平面にて回転するよう に駆動軸に設定されて放球するようにした打球装置とを包含するものである。シ ュートを備えるセパレータの出口開口部に位置決めされる押出し装置はソレノイ ド作動式プランジャとして形成され、セパレータの押出し装置から打球装置が球 を打つ帯域内の打球回転運動通路まで送球するようにしたものである。更に、該 押出し装置は、調時機構によって打球装置と協働して作動する。

既知の投球装置の調時機構は、実際に動作時復帰時遅延である延時装置を包含す る。延時装置は投球時間、すなわち連続して放出される２個の球相互間の時間間 隔を制御するためのものである。

同様に調時機構は駆動軸に設定したカムと、該カムが駆動軸と共に回転する時に 該カムと相互作用するようにして基部フレームに設けた接点とを有する、該接点 は、打球装置を固定する駆動軸と共にカムが完全に１回転する間に形成される。

該接点は、放球押出し装置の駆動装置と延時装置とに電気接続する。延時装置に よって確実になることは、カムによって接点が形成されるたびというよりはむし ろ予備設定した投球数に等しい時間間隔でソレノイドアクチュエータに電流が導 入されることである。

前述の調時機構を正確に作動させるためには調節を極めて精密にしなければなら ない。すなわち接点とカムの相互位置を極めて圧器に設定しなければならず、又 カムの作動時間と延時装置作動時間との相互関係を確実にしなければならない。

更に打球装置の回転数を予備設定するためには、球の寸法と弾性を正確に計算す ることを要する押出し装置のソレノイドアクチュエータの通電時間、ソレノイド の可動構成部の寸法、及び主要電圧を計算するか又は経験によって選定し、可動 打球装置が現れる瞬間に押出し装置によって球を投球帯域へ放出する。そうでな ければ、球は送り出して打つのに最適な帯域に達しないか又は該帯域を越えるの で、球を打ちそこなうか又は無作為な方向へ飛ぶことになる。

かかる調節が複雑であることは自づと明らかであり、通常の主要電圧の変動やそ の結果として生じるソレノイドの張力の変化や球の速度変化を考慮すれば更に複 雑なものになり、従って投球装置の有効操作の信頼性は低くなる。電子又は電気 機械による遅延装置を用いるものを専門家が使用する場合も含めて修理や維持が 更に複雑になる。

〔発明の主旨〕

従って本発明の主要目的は、簡単で信頼性の高い構造の調時機構を備える投球装 置を提供することである。

前記目的は、基部と協働して球を１個づつ送るセパレータと、駆動軸と直角を成 す平面にて角度運動するように基部によって支持される駆動軸に取付けた打球装 置と、セパレータの出口開口部に位置決めされて送球位置くすなわち投球位Ｗ） まで球を移動させるようにしたばね作動式押出し装置とを包含する投球装置を設 けることによって達成され、この場合該押出し装置は、該押出し装置と該打球装 置を同期に運動させる調時機構を介して打球装置と協働し、又本発明によれば、 咳開時機構は、押出し装置と機械的に連結して基部に載置した駆動軸上に設定す るクランクを包含し、駆動軸に対してほぼ平行に位置して駆動軸の方へ回転し、 この場合該クランクは、駆動軸と同じ速度で又押出し装置が球を投球位置−１移 動させる時には駆動軸の速度を越える速度で駆動軸と共に回転するようになって おり、この目的を達成するためには駆動軸とクランク上に突出部を設けて相互作 用させ、打球装置の突出部と相互作用するようにしたばね作動式止め具をクラン クに設けると共に、クランクと駆動軸との間にて基部にヨークを固定し、該止め 具が打球装置の突出部と相互作用しはじめる以前に止め具と相互作用するように するが、この場合、駆動軸々線とヨーク内面との間の距離は、止め具がクランク に面するヨーク前端にて延長する時のクランクの外側半径に等しい長さから止め 具がヨーク後端にて後退する時のクランクの外側半径に等しい長さまで変化する 。

調時機構がかなり簡単な構造を有し、投球装置の作業を信頼性の高いものにする のは前述の如き構成配置によるものである。

本発明の他の特徴及び利点は本発明の実施例を示す添附の図面を参照して以下に 詳述する。

〔図面の説明〕

第１図は本発明の投球装置の概略長手方向断面図、そして第２図は第１図の矢印 Ａに沿った調時機構の拡大図であり、駆動軸とクランク上の各突出部は故意に省 略し、下方位置にあるクランク止め具を故意に図示した。

〔発明の好適な実施例〕

本発明による投球装置は、スポーツグラウンドを走行するように車＠（図示せず ）に取付けた実際に番号１で示したトロリーである基部１　（第１図）を有する 。

軸受装置３内にて基部１にヒンジ取付けしたハウジング２は軸受装置３によって 垂直（第１図に示す如く）ピボット４を中心に旋回可能である。ハウジング２は 水平（第１図に示す如く）軸線を有するシリンダとして形成される。シリンダ末 端部は本質的にはハウジング２の垂直（第１図に示す如く）壁である。ハウジン グ２には球を投げ出すように出口開口部２ａを設ける。

投球装置は、球６を１個づつ送るためのセパレータ５を有し、該セパレータは、 頂部位置（第１図に示す如く）においてハウジング２としっかり連結する通路７ を有する。同様にセパレータ５はコイルばねとして形成され、ホッパ（図示せず ）から通路７まで球６を供給するようにした管８を有する。投球装置が種々の位 置をとる時にホッパと通路７とを常時連通させる必、要がある故に管８をコイル ばねとして設けなければならない。

目的を果すのに通した既知の構造であって実際には電気モータである駆動装置９ を設ける。駆動軸１０は駆動装！９自体と同様に既知の構造の軸受１１を介して ハウジング２に載置される。軸１０は水平に配置され、既知の方法で可変の速度 で回転可能である。

軸１０と直角を成す平面にて回転するように軸１ｏに固定する打球装置１２を設 ける。実際投球装置１２は円板１３であり、周辺部には直方体として成形したハ ンマ１４を保持する。軸１ｏ、駆動装置９及びそれと連結する他の構成部の振動 を除去するために円板１３の反対側にはおもり１５を固定する。

投球装置は、セパレータ５の出口開口部５ａ、すなわち通路７の出口に位置する 押出し装置１６を有する。押出し装置１６はプレート１７として形成され該プレ ート１７と直角に設けたそらせ板１８を有する。そらせ板１８は出口開口部５ａ を開閉するようになっており、プレート１７の１端の適所に保持される。ロッド １９は、第１図に点線で示す投球位置に球６を送球する押出し装置１６を作動さ せるようにばね２０をはめ込んだ適当な装置（図示せず）によってハウジング２ に固定される。ばね２０の１端はプレート１７上にあり、他端はハウジング２と 連結する。前述の如くばね２０はロッド１９に取付けられるので、ばね力が解放 されるとプレート１７は、球６を第１図に点線で示す投球位置に移動させるよう な方向へ進行する。

押出し装置１６は、押出し装置１６と打球装置１２の運動を同時にする調時機構 ２１を介して打球装置１２と協働する。調時機構２１は、ハウジング２の上に位 置決めした既知の最適な構造の駆動装置２４を有する駆動軸２３上に既知の方法 で自由に設定したクランク２２を包含する。駆動軸２３は軸１ｏの回転方向へ回 転するようにしである。

クランク２２は、既知の装置によってハウジング２にしっかり固定した帯板２７ に保持されるブロック２６と、既知の装置によってハウジング２に固定したブロ ック２８とによって案内されるケーブル２５を介して押出し装置１６と機械的に 連結する。ケーブル２５はクランク２２に設けたピン３ｏに取付けたスリーブ２ ９を介してクランク２２と連結し、ピン３０の軸線は駆動軸２３の軸線に対して 平行である。

クランク２２は駆動軸２３と同速度で、しがも押出し装置１６によって球６が投 球位置まで前進する時の駆動軸２３の速度を上回る速度で共に回転するようにし である。このために、駆動装置２４付近の駆動軸２３上に突出部３１を設け、ク ランク２２上には突出部３２を形成するが、両方の突出部は相互作用するように しである。

打球装置１２の円板１３の突出部３３　（第１図及び第２図）は円板１３と直角 を成すように位置決めされる。クランク２２内Ｇこ設ける座部（参照番号なし） にはめ込んだばね３５を有するばね作動式止め具３４は該クランクに取付けられ 、突出部３３と相互作用するようになっている。止め具３４は駆動軸２３と直角 を成すようにしたロンドとして成形される。

クランク２２と駆動装置９の軸１０との間には弓形ヨーク３６を設け、ヨーク３ ６は駆動装置２４のハウジングにしっかり固定される。打球装置１２の突出部３ ３と該止め具とが相互作用する前にヨーク３６は止め具３４と相互作用するよう になっている。

駆動軸２３の軸線とヨーク３６の内面との間の距離は、クランク２２に而するヨ ーク前端３７　（第２図）において止め具３４を延長さセた時のクランク２２の 外側半径に等しい長さからヨーク後端３８にて止め具３４を後退させた時のクラ ンク２２の外側半径に等しい長さまでの範囲で変化する。クランク２２が回転す る時にヨーク３６の内面と相互作用する際ぽね作動式止め具３４を後Ｊ且させる ためには前述の如き構造上の特徴が必要である。

本発明による投球装置は以下の如く作動する。

駆動装置９が通電されると軸］０は予備設定した回転速度で打球装置１２と共に 回転しはじめる。同時に駆動装置２４を通電し、軸重０の回転速度をはるかに下 回る速度で突出部３１と共に駆動軸２３が回転するように設定される。軸２３が 回転すると、突出部３１は所定の時間中に軸２３に自由に設定したクランク２２ の突出部３２と接触する。

突出部３１及び３２が相互作用すると、クランク２２は同一速度で軸２３と共に 回転しはじめる。次にケーブル２５は緊張しはじめ押出し装置１６を第１図の点 線位置に移動させる。その結果、ばね２０は負荷されるので押出し装置１６を最 初の位置に戻す傾向にあり、これはケーブル２５が緊張することによって防止さ れる。

同時にクランク２２が回転すると、ばね３５の作用によって延長している止め具 ３４はヨーク３６の内面と相互作用して後退し、ばね３５を圧縮する。軸２３と クランク２２が更に回転すると、ケーブル２５とクランク２２は第２図に示す位 置をとる。この時ばね２０によって戻されるケーブル２５はクランク２２を作動 させ、かくて軸２３の突出部３１とクランク゛２２の突出部３２とが共同して回 転するように突出部３１を突出部３２に対してぴったり押しつける。

クランク２２が底位置（第１図に示す如く）をとる以前にケーブル２５は最大張 力を得、ばね２０は最大附に圧縮され、止め具３４がばね３５によって作動し、 高率にて第２図に示す末端位置をとるように止め具３４の空端部はヨーク３６の 後端部３８に到達する。軸２３は打球装置】２よりはるかに低い速度で回転する ので、打球装置１２の突出部３３は比較的短い時間間隔（打球装置１２の回転時 間より短い）にて延長位置にある止め具３４と係合し、かくて追加速度をクラン ク２２に伝達する。

次にばね２０と、突出部３３によって送られる衝撃によって作動するクランク２ ２は軸２３を中心に加速された速度で、すなわち軸２３を上回る速度で回転しは じめ該軸に追いつく。

従って、ケーブル２５はゆるみ、押出し装置１６はばね２ｏの作用で勢いよく動 きはじめ、球６を第１図に点線で示す位置まで移動させる。

打球装置１２上における突出部３３の位置は、ハンマ１４が投球帯域に到達する 以前に球６が第】図に点線で示す投球位置をとるだけの時間を有するような位置 を、ハンマ１４が止め具３４と突出部３３とが出合う時にとるように選択される 。

球６が押出し装置１６によって投球位置まで完全に移動すると、ハンマ１４は球 ６に一撃を与える。従って、球６は、ハンマ１４の直線速度と球６の弾性に応じ た速度をとり、出口開口部２ａを介してハウジング２から投げられる。次にクラ ンク２２が最上位置（第１図に示す如く）をとる。更にここで提案している投球 装置の作動中、軸２３の突出部３１はクランク２２の突出部３２と、相互に作用 し、ケーブル２５は緊張し、押出し装置１６を張布位置（第１図に示す）まで後 退させる。次の球６は通路７から押出し装置の前方位置まで移動し、このサイク ルが繰り返される。球６の投球数は軸２３の回転数によって変化する。

本発明が提案している投球装置は、打球装置と押出し装置の運動が正確に同期で ある故に投球の精度及び信頼度が増すことにおいて有効である。本発明装置は構 造が簡単で軽くて全体寸法が小さいので、自動車のトランクやオートバイの荷台 に乗せてＩＭ送可能であり、駆動モータを自動車やオートバイの蓄電池がら動力 供給可能であり、従って野原や森又は海岸等、装置を配置するだけの狭い場所を 利用出来る所で練習可能となる。

〔産業上の利用分野〕 ここで提案している装置は、テニス、サッカー及びホッケー競技者を訓練するた めに最適である。

同様に本発明により製造した投球装置は他の種類のボールゲーム、例えばハスケ ントボール、バレーボール、ベースボール、ハンドボール等のトレーニング用と しても適している。

匡際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 基部（１）と連結し、球（６）を１個づつ送り出すようにしたセパレータ（５） と、基部（１）によって支持される駆動装置（９）の軸（１０）に取付けられ該 駆動装置（９）の軸（１０）と直角を成す平面にて角度運動可能である打球装置 （１２）と、セパレータ（５）の出口開口部（５ａ）に位置し、投球によって送 球位置まで球（６）を移動させるようにしたばね作動式押出し装置（１６）とを 包含し、該押出し装置（１６）が、それと打球装置を同期に運動させる調時機構 （２１）を介して打球装置（１２）と協働する投球装置において、上記調時機構 （２１）が、基部（１）上にあって軸（１０）の回転方向に回転するように駆動 装置（９）の軸（１０）に対してほぼ平行に配置した駆動軸（２３）に取付けら れ且つ押出し装置（１６）と機械連結するクランク（２２）を包含し、クランク （２２）が、駆動軸（２３）と同一速度で、又、押出し装置（１６）が球（６） を投球位置へ移動させる時の駆動軸（２３）を上回る速度で駆動軸と共に回転す るようにしてあり、このために相互作用するようにした突出部（３１，３２）を 軸（２３）とクランク（２２）とにそれぞれ設け、又別の突出部（３３）を打球 装置（１２）に設け、クランク（２２）が打球装置（１２）の突出部（３３）と 相互作用するようにしたばね作動式止め具（３４）を担持し、同様に基部（１） に固定したヨーク（３６）をクランク（２２）と駆動装置（９）の軸（１０）と の間に設け、ヨーク（３６）が、打球装置（１２）の突出部（３３）と相互作用 する以前にばね作動式止め具（３４）と相互作用するようにしてあり、駆動軸（ ２３）の軸線とヨーク（３６）の内面との間の距離が、ばね作動式止め具（３４ ）がクランク（２２）に面するヨーク前端にて延長する時のクランク（２２）の 外側半径に等しい長さからばね作動式止め具（３４）がヨーク後端にて後退位置 にある時のクランク（２２）の外側半径に等しい長さまで変化することを特徴と する上記投球装置。