JPS62500371A - 繊維強化プラスチック管および同管を製造するための遠心注型法 - Google Patents

繊維強化プラスチック管および同管を製造するための遠心注型法

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JPS62500371A
JPS62500371A JP50182386A JP50182386A JPS62500371A JP S62500371 A JPS62500371 A JP S62500371A JP 50182386 A JP50182386 A JP 50182386A JP 50182386 A JP50182386 A JP 50182386A JP S62500371 A JPS62500371 A JP S62500371A
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メーラー,クラウス
イエーガー,デトレフ
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ドウ・ヒェミカル・ゲ−エムベ−ハ−
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/12Rigid pipes of plastics with or without reinforcement
    • F16L9/127Rigid pipes of plastics with or without reinforcement the walls consisting of a single layer
    • F16L9/128Reinforced pipes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/02Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維強化プラスチツク管および間管を製造するための遠心注型法 本発明は回転型での遠心注型法によるm維強化プラスチック管及び特に、管端部 の本来の位置に突起を形成するような管の′!#造に関する。
繊維強化プラスチツク材料、特にポリエステル樹脂とビニルエステル樹脂からの ようなガラス繊維強化プラスチック材の管は酸または他の腐食性物質の作用に対 する耐性のような、すぐれた化学的耐性を有する。このような管はまた受容でき る物理的性質も有する。この理由から、繊維強化プラスチツク管は特に下水管と して及び他の用途に有用である。
一般に、繊維強化プラスチツク管は例えばチョツプド・ガラス繊維または連続ラ セン状ガラス繊維のような強化材を含む硬化ポリエステルまたはビニルエステル 樹脂のようなプラスチック材料と、このプラスチック材料の連続マトリックス中 に層として分布しているまたは分散している砂のような充てん材とを含む。この 繊維強化プラスチツク管の特別な構成すなわちプラスチック材料中への強化材と 充てん材との分配及び各成分の使用量は、管の特定の末端用途に必要な、好まし い物理的及び化学的性質に依存する。
遠心注型法を用いたガラス繊維強化ポリエステル樹脂の管に関するDIN規格N o、16869は、管径ならびに予定材料の使用と可能な管壁構造に関する管の 強度性質を規定している。
強化プラスチック管に最も好ましい物理的及び化学的性質を与えるために、種々 に異なる構造が提案されている。西ドイツ特許第1.675,206号は、少な くとも管の肉厚の1部に沿って半径方向に充てん材の量が連続的に変化する強化 プラスチック管を述べている。これに対して、西ドイツ特許第2,726,49 9号は、強化層の中央部分から半径方向に内側に延びる領域のガラス繊維量に比 べて、強化樹脂層の中央部分から半径方向に外側に延びる領域の強化ガラス繊維 量が少ない多層式強化管を開示している。内側領域層のガラス繊維量に対する外 側領域層のガラス繊維量の比は3:5である。中央領域のガラス繊維量は3:5 である。
ガラス繊維強化プラスチツク管の製造方法としても、種々な方法が公知である。
成る方法では、回転型に一般に液状または溶融状態のプラスチック材料を絶えず 加え、プラスチック材の連続添加と共に、型に好ましい間隔で繊維及び/または 充てん材を加えることによって充てん材及び/または強化材の好ましい層を形成 することによる遠心注型法を用いて、繊維強化プラスチツク管を製造する。この 代りに、充てん材及び/または繊維強化材をプラスチック樹脂とともに連続的に 加えて、管壁中に連続的に、明確な層ではなく、分散した充てん材及び繊維のい ずれかまたは両方を含む強化管を製造することもてきる。プラスチック材料の添 加中及び/またはプラスチック材の添加後に、プラスチック材をキュアまたは硬 化する。例えば、西ドイツ特許第1.675.206号と第z、o42,073 号を参照のこと。上記方法を用いると、残念ながら管壁中に空気が捕捉されがち である。
この捕捉された空気はき裂の開始及び/または伝播点として作用するので、管を 弱めることになる。さらに、充てん材及び/または強化材は旦及び管壁の横断面 中の位置に関して正確に分布することができない。
西ドイツ特許第1.549,374号はポリマー材料とチョツプド・ガラス繊維 及び/′または充てん材との混合物を回転型に連続的に加えることによって、プ ラスチック材料、繊維強化材料(例えばチョツプド・ガラス繊維)及び/または 充てん材(例えば砂)の層を形成することから成る多層状強化プラスチック管の 製造法を述べている。ポリマーは次に硬化して、個々の強化層を形成する。この 方法で1層が形成された後に、補充のポリマー及びガラス繊維強化材及び/また は充てん材を回転型に加え、その後にこのポリマーを硬化する。この工程順序を 好ましい管壁厚さが得られるまで続ける。
チョツプド・ガラス強化材ではなく連続繊維層を有する繊維強化管を製造する場 合には、基本的には同じ方法が用いられるが、この場合には1種類以上の連続ガ ラスストランドが回転型内で、通常はラセン状に、巻きつけられる63同心層の 管を形成するこの方法は米国特許第3,406,427号に述べられている。
特にこの特許は最初にガラス繊維マットを回転可能な型に入れることによる、地 中に埋める比較的フレキシブルな下水管の製造を開示している。型の回転中に、 硬化剤を含むプラスチック材料を型内に注入または吹付けて、ガラス繊維マット 中の孔を満たし、次にプラスチックを硬化させる0次に、補充プラスチック材料 を型に加えた後に、プラスチックの充てん材と硬化剤を加える。プラスチックが 硬化した後に、型の回転を停止させて、二次ガラス繊維マツ)へを内壁に加え、 再度プラスチック硬化剤との混合物と型に加えて硬化する。
上記の連続IC形成方法は、残念ながら、段階式半連続式またはバッチ式操作を 必要とするので、連続生産方法に比べると管製造に要するコストと時間が増大す ることになる。さらに、硬化段階中に各層が収縮することによる層分離の問題も ある。
遠心注型法を用いた製造では管長が限定されることから考えると、このような管 を敷設する場合に確実に信頼できる方法でこれらの管を連結することが不可能で ある。特に、推進方法を用いて管を敷設する場合には、結合スリーブを管端部に 突合せ式に固定するための突起を管端部に設ける。突起に隣接した管外側と結合 スリーブとの間には、大ていは補助的に形成したスロットまたはみぞの中に、通 常シールを設ける。この代りに、管端部にかなり平坦な突起を設け、直接これに 結合スリーブを接着させ、これの上で同結合スリーブを固くすなわち緻密に収縮 させることも開示されている9次にこの突出したスリーブ内に嵌合する次の管の 他端はシーリング剤を収容するためにより深い突起を有する。
従来は管壁の一部を除去することによって、前記突起を後がら管端部に設けてい た。この付加挽作は付加的設備を必要とするため、管製造に関するコストを実質 的に高めることになる。
本発明では、公知方法の欠点を避け、物理的性質が改良された管を生ずる繊維強 化プラスチツク管の製造方法を提供する。
さらに、本発明は製造過程中に管端部に好ましい突起を直接形成する繊維強化プ ラスチツク管の製造方法を提供する。
本発明は、液状樹脂、強化用繊維と充てん材を回転型に導入し、次に樹脂を硬化 させて型から管を取り出すことによる、管壁に強化用繊維と粒状光てん材とを含 む繊維強化プラスチツク管を製造するための遠心注型法において、樹脂の全量ま たは少なくともかなりの部分を回転型に最初に装入して、回転型の内面に分配し 、次に強化用繊維及び/または充てん材を樹脂中に好ましい順序で分配し、この ときに強化用繊維及び/または充てん材の量が供給手段の軸方向での位置を変え ることによって強化用繊維及び/または充てん材の供給中に管の軸方向で変化す ることを特徴とする方法に関する。
本発明はまた、繊維強化プラスチツク管の製造中に遠心注型の内部の両端部に突 起の大きさに対応する大きさの挿入環を配置し、管壁の強化用繊維の旦を管両端 部の突起部分及び長袖方向において突起に隣接する管壁部分において高めること によって、長さ40〜150taの突起を両端部の管壁外側の本来の位置に形成 することから成る前記遠心注型法に関する。
本発明の本質は、時には樹脂として定義される液状プラスチックを型に最初に供 給することを特徴とする0次に樹脂がキュアすなわち硬化する前に、充てん材及 び/または強化材を樹脂内に分配する。型の回転中に、好ましい順序の充てん材 及び/または強化材の層が形成され、その後に充てん材及び/または強化材が内 部に分散した樹脂のキュア及び/または硬化を行う。
望ましい場合には、管両端部の管壁外側に長さ50〜150zzの突起を、遠心 注型の内側の両端部に突起の大きさに相当する大きさの挿入環を配置することに よって、管の製造中にそれぞれ形成する。
本発明はまた、用いる遠心注型の内側の1個所または数個所にスロットの大きさ に相当する大きさの挿入環を配置することによって、幅80〜300zxのスロ ットを管外側の1個所または数個所の本来の位置にスロットを形成する方法に関 する。
本発明によると、繊維強化プラスチツク管を本質的に連続方法で製造することが できる。すなわち、樹脂の全量または少なくともかなりの部分を最初に型に加え 、次に充てん材及び/または強化材を樹脂中に分散させる。さらに、充てん材及 び/または強化材は回転型による遠心力によって動がされるので、管製造中の空 気の捕捉は実際に回避され、充てん材及び/または強化材はより効果的に樹脂に よって濡らされる。繊維及び充てん材の樹脂による濡れの増加によって、均一性 の向上した強化プラスチック管が得られる。さらに、強化材が効果的に用いられ ることになる。すなわち、充分な強度と好ましい物理的性質とを有する管が強化 材として6重量%以下のガラス繊維を用いる本発明によって製造することができ る。本発明の他のB様では、公知の管に比べて低重ではあるが同じ強度である強 化材を含有する強化プラスチック管を製造する。どれに反して、先行技術の連続 層形成方法によって製造した管は8重量%以上のガラス繊維マットを必要とする 。
本発明による管製造法は管の外観を効果的に仕上げる。
この層の厚さは強化材及び/まなは充てん材の添加量に依存するが、通常は1x x以下、好ましくは0.5J11以下である。充てん材及び/または強化材から 成る最後の層の構造は内面の純粋な樹脂層の下に認められる。強化材及び/また は充てん材を最後に供給した後に純粋な樹脂層の形成に充分な樹脂を供給して、 このような最後の層を形成することも可能である。
回転型によって生ずる遠心力によって充てん材及び/まなは強化材が樹脂内に押 しやられるので、粒度と重及によっては材料の不自然な分離が生ずる9この分離 は充てんストローク毎に生じ、適当に拡大すると研摩部分に認められる。
管壁中の強化用繊維量は管側端部において管末端から200〜500zaまでに 沿って、好ましくは150〜300311までに沿って増加する。
本発明の方法によって、1〜61の長さの管を製造することができるが、推進管 用には1〜31の長さが好ましい。管は最終用途に依存して、150〜300H の内径を有する。管壁の厚さは最終用途と静的な要件によって決定される。標準 的な管壁厚さは15〜150肩l、好ましくは15〜I ZOxmである。
本発明による管は、今まで繊維強化プラスチツク管を慣習的に用いてきたような 用途を含めて、広範囲な用途に有用である。
本発明による強化プラスチック管はすぐれた化学的耐性を有するために、特に興 味深い用途は下水管としての繊維強化管の使用である。これらの管はいわゆるス ラスト法によって敷設することもできる。
繊維強化プラスチツク管は遠心注型法を用いて製造することができる。遠心注型 法と必要な装置は技術上周知である。一般に、遠心注型装置は2つの主要な要素 すなわち回転型と、樹脂層てん材と強化材を回転型に供給するための供給系とを 含む。
図7は本発明による管の製造に用いることのできる遠心注型装置の断面の一部を 図解したものである0次に装置を図面に基づいて説明する。
図7では、回転可能な遠心注型手段1は型2を回転させ得る駆動装置上に置かれ た円筒形の回転可能な型2から成っている。
駆動装置3は可変な速度で操作可能であることが望ましい。遠心注型装置はプラ スチック材料すなわち樹脂、強化材及び充てん材を回転可能な型2に供給するた めの供給系をも含有する。
詳しく説明すると、供給系4は回転可能な型2にプラスチック材料すなわち樹脂 を供給するために、樹脂保留タンク10と制御弁12を含む樹脂供給ライン12 とを含有する。供給系4はさらに、繊維供給装置と充てん材供給装置とを含む、 繊維供給装置は繊維保留コンパートメント20と、連続した繊維ストランド22 を好ましい長さのチョツプド・ガラス繊維にチョップするための繊維チョッパー 21とを含む。充てん材供給装置は充てん材を保留するための貯蔵容器31と充 てん材を充てん打放出口33から搬出するためのコンベヤー系32とを含む。
添付図7で説明した実施態様では、供給系7を型の実際の回転中に回転可能な型 を通して軸方向に運搬されるように設ける。
図示した実施態様では、駆動トレイン5がトラック42上に置かれたホイール4 1を有するカート40を含む。リンク装置43は型2を通して軸方向にカート4 0と供給系4とを直線動させるように、回転可能な遠心注型手段1のフレームに 可動なカート40を結合させる。型2を通して軸方向に供給系4を適当に動かす ために、池の種々な方法を用いることもできるが、このような系は当業者に容易 に明らかである。
本発明による管の製造方法では、型の回転中に樹脂を供給する。型には樹脂の漏 出を避けるための端部構造を備える0図7に説明した装置を用いて、型の回転中 に型2を通して駆動トレイン5を有して供給系4を動かすことによって、好まし い旦の樹脂を加える。これによって、好ましい量の樹脂が樹脂供給ライン11か ら回転型上に供給される。樹脂添加の条件、例えば供給系4を回転型2を通して 動かす速度、樹脂が供給ラインから放出される速度及び型の回転速度は、型表面 に均一な厚さの液状または溶融状のプラスチック・シリンダーを形成するように 制御する。次に、図中に粒状材34として示す充てん材と図中に繊維強化材22 として示す強化材とを、回転型上に形成された液状または溶融状樹脂シリンダー 中に供給する0図7に示す装置を用いると、充てん材を供給口33から供給しな がら、回転型を通して供給系を動かすことによって回転型に充てん材を加える。
連続繊維を繊維チョッパー21に供給し、チョツプド繊維を繊維チョッパーの放 出口から落下させることによって、樹脂中に繊維強化材22を同様に樹脂に加え る。
充てん材と強化材の両方を好ましい回数、順序及び速度で加えて、好ましい構造 すなわち管壁を通して好ましい順序及び量の繊維と強化材の層を有する管を形成 する0回転型内の樹脂に充てん材及び/または強化材をそれぞれ添加した後に、 型2の回転から生ずる遠心力によって添加された充てん材及び/または強化材は 樹脂内に押しやられる。回転型2に強化材と充てん材を供給した後に、樹脂を完 全に硬化及び/またはキュアさせる。
グラスチック材のキュア及び/まなは硬化には種々な方法を用いることができる が、プラスチックを型内で若干の収縮が生ずるまで硬化またはキュアさせてから 、管を型2から引上げるのが好ましい。次に管を型2から搬出する。望ましい場 合には、次にプラスチック材料を後硬化させることができる。完全なキュアまた は硬化後に、それ以上機械加工することなく、遠心注型管を用いることができる 。
このような管は全体的に耐食性であるが、特に強化プラスチック管が腐食性環境 または研摩剤、特に砂もしくは汚物のような物質を含む環境(例えば、下水用) に用いられる場合には、内面層も好ましくは管の内面を本質的にプラスチック樹 脂のみから成る薄層で被覆するように管を製造することが望ましい、この管内面 の被覆は回転型2に最初に供給するプラスチック樹脂量を過剰にすることによっ て、施すことができる。この代りに5樹脂の硬化前または後に同じまたは異なる 種類のプラスチック樹脂の追加量を管の内面に加えることによって、内面樹脂被 覆を設けることができる。樹脂内面層は管によって運ばれる材料による化学作用 に対する耐性を増強する。
突起またはスロットを有する管が望ましい場合には、突起またはスロットにおけ る管壁厚さを175〜173量だけ減する9本発明の方法によって、両端部に突 起を有し、長軸方向にスロットを含む管を製造することが可能である。長い長さ の管をそれぞれスロットの中央部分で分割すると、両端に突起を備えた短い管が 形成される。
管の両端部に深さの異なる突起が形成されることが好ましい。
短い長さの管を製造するためには、2倍長さの遠心鋳造型を用いて、管側端部に 同じ深さの突起を形成し、管長さの中央には、管端部の突起よりも深いまたは平 たいスロットを形成することが有利である。前記管を分割すると短い管長の2管 が生ずる。
このような突起及びスロットを形成するためには、遠心注型の内側に幅が望まし い突起の長さとスロットの幅にそれぞれ相当するような挿入環を配置する。挿入 環の厚さは突起とスロットの深さにそれぞれ対応する。挿入環の側面は遠心鋳造 型の軸方向にテーバ状であることが好ましい、遠心注型の端部に配置する環は型 の縁に面した側面ではテーバ状ではない、挿入環は遠心注型と同じ材料から製造 することができるが、他の材料を用いることもできる。材料自体がまたは適当な 表面処理によって、硬化した樹脂から表面と損傷することなく、分離できること が重要である 一般に、挿入環を、型の長軸方向への側方へのずれを避けるように、型の内面に 確実に押し付けるために遠心注型の遠心力で充分である。しかし、この代りに、 例えば遠心注型の壁を通って挿入管に達するビンまたはネジによって、機械的に 挿入環を側方へずれないように固定することができる。硬化したプラスチック管 を遠心注型から取出すためには、上記の機械的ロックを除去する。
遠心注型からプラスチック管を取出した後に、プラスチック管のスロットから同 時に放出される挿入管を除去するために、このような挿入環を種々な分離可能な セグメン1〜から構成する。
最も好ましくは、管の両端部に突起を形成するだけではなく、同時に管全長の本 来の位置にスロットを形成する。前記スロットの幅を望ましい突起の長さの2倍 になるように選択することにより、管長の長い遠心注型で鋳造した長い管をスロ ットのところで分離することによって、1回の操作で複数の短い管を同時に製造 することができる。
遠心注型の両端部に挿入環を用い、任意にさらに等しい厚さの挿入環を長軸方向 に用いて、同じ形状の端部を有する1本以上の管を形成する。しかし、深さの異 なる突起を有する管側端部を形成することがしばしば望ましい、このような場合 には、厚さの異なる挿入環を遠心注型に配置する。
本発明の方法によって、この形式の実施態様では深さの異なる突起を両端部の本 来の位置に形成する。
管長の長い遠心注型で端部形状の異なる複数の短い管を同時に製造することが望 ましい場合には、挿入環の配置を設けるべきスロットの数に依存して広範囲に変 えることができる。
両端部に同じ深さの突起を有する管の管長の中央に、管端部の突起よりも深いま たは平たいスロットを形成することができる。この効果を達成するために、両端 部に等しい厚さの挿入環を配置し、中央に型の管側端部の挿入環よりも厚いまた は薄い挿入環を配置した遠心注型を用いる。遠心注型から取出した管を2管に分 割するならば、スロットの深さが管側端部の突起の深さとは異なるために、両端 部に異なる深さの突起を有する2管が形成される。
この代りに、深さの異なる突起を管端部に形成し、最も近い管端部の突起の深さ よりも深さが深いまたは浅いスロットを管全長の2個所以上に形成し、平たいス ロットの長軸方向で後方に深いスロットを形成する、または深いスロットの後方 に平たいスロットを形成し、甚平ないスロットの深さは管端部の平たい突起の深 さに相当し、各深いスロットの深さは管端部の深い突起の深さに相当し、全ての 深いスロットと突起及び全ての平たいスロットと突起はそれぞれ深さが同じであ る。
3個のスロットを設けると4本の管が得られ、4個のスロットを設けるとそれぞ れ異なる深さの突起を有する管長の短い5管が得られる。この効果を達成するた めに、厚さの異なる挿入環を型の一端から始めて、遠心注型に交互に挿入する。
スロット形成に用いる挿入環は円筒形の遠心注型の両端部に配置する挿入環の2 倍の幅を有する。
本発明の方法の他の形式の実施態様では、長い管の両端部に同じ深さの突起を形 成し、管全長の3g所または6個所に管側端部の突起の深さよりも深いまたは浅 いスロットを形成し、管端部に隣接するスロットの深さが管端部の突起の深さと は異なり、平たいスロットの長軸方向での後方に深いスロットを形成し、深いス ロットの後方には平たいスロットを形成し、甚平たいスロットの深さは管端部の 平たい突起の深さに相当し、または各深いスロットの深さは管端部の深い突起の 深さに相当し、全ての深いスロットと突起及び全ての平たいスロットと突起はそ れぞれ、深さが同じである。3個のスロットを設けると、1本の長い管から4本 の短い管が得られ、6個のスロットを設けると、それぞれ深さ形状の異なる突起 を有する7本の短い管が得られる。この場合にも、スロットを形成する際に遠心 注型の両端に配置した挿入環の2倍の幅を有する挿入環を用いるのが有利である 。
本発明の実施に当って、管側端の突起部分の管壁の強度が管壁の厚さの減少のた めに低下することは、両端部の突起部分にならびに、スロットを有する長い管を 製造する場合にはスロット部分に及び長軸方向においてスロットと突起に隣接す る管壁部分に供給する強化用繊維の量を増大することによって解消される。この 効果を達成するために、遠心注型に強化用繊維及び/または充てん材を添加する 間に補充の強化用繊維を型の長軸方向の対応部分に供給する。前記補充量が完全 な管壁厚さ部分にまで達するようにそれぞれ添加されるという事実のために、特 に薄い管壁から厚い管壁にかけての過渡的部分は特に強く、安定な形状となる。
本発明の管をいわゆる推進法を用いて敷設する場合に、このことが特に重要にな る。
強化用チョツプドm維ではなく、連続繊維°を含む繊維強化管を製造する場合に 、基本的には同じ遠心注型法を用いるが、この場合には管製造中の予定の時間に 回転型に1種類以上の連続ガラス繊維ストランドを通常はラセン状に配置する。
遠心注型に適当な挿入環を配置することによって、管端部の本来の位置に突起を 設けることができる。
好ましい実施態様によると、ブラチック材料の全量または少なくともかなりの部 分を最初に型に装入し、次に充てん材及び/:iたけ強化材をグラチック材料中 に分配する。このような操作方法では、充てん材及び/または強化材が回転型の 遠心力のなめに液状の樹脂中に押しやられるので、空気の捕捉が実際に回避され 、充てん材及び/または強化材が効果的に樹脂によって濡れることになる。さら に、強化材が効果的に用いられることになる。この工程順序によって充分な強度 及び好ましい性質を有する管が、強fヒ材として6重量%以下のガラス繊維を用 いて製造される。ブラチック材料の全量以外に繊維強化材または充てん材または これらの混合物を用いる場合には、8重量%以上のガラス繊維強化材量が通常必 要である。
樹脂の大部分または全量を最初に遠心注型に装入する場合には、遠心注型の両端 部から液状樹脂が流出するのを阻止するための設備が必要である。強化材及び/ または充てん材が遠心力のために樹脂内に押しやられる場合には、粒度と重量と による材料の幾らかの分離が必然的に生ずる。この分離は装入ストローク毎に生 じ、適当な倍率の顕V&鏡写真によって検出される。
本発明を実施する場合には、特に液状樹脂を最初に遠心注型に加え、次に充てん 材と強化材とを加える場合には、それぞれ遠心注型の長軸方向に装入する間に装 入装置を型を通して動かず。
最初の装入ストロークまたは幾つかの装入ストロークから成る最初のスl−ロー ク群では、最初に挿入環の間の型部分に、最も低い挿入環の厚さの充てんレベル に達するように充てんする6第2装入ストロークまたは第2装入ス1〜ローク群 では、挿入環の間の全ての領域を再び満たし、薄い管の領域は層の厚さが厚い環 の厚さに達するまで均一に満たす8この装入ストロークまたは装入ストローク群 ては、1ブさの低い環部分及び隣接部分に強化用繊維の補充量をすでに加える。
この後に、第3ストロークまたは第3ストローク群を型の長さを通して実施し、 繊維強化材の補充量を厚い環部分とその隣接部分に供給する。
各ストローク群たはストローク群の間での遠心注型の回転速度は材「Iを圧縮す るt:めに一時的に高める。
液状樹脂、繊維強化材及び充てん材の予め混合した組成物を回転型に加える場合 には、適当な長さの装入ストロークによって挿入環の間の領域を最初に充てんし 、型の全長に及ぶ次のストロークによってのみ、挿入環部分も充てんする。繊維 及び/または充てん材を型に加える場合には、挿入環の間の領域に最初に装入し 、次に液状樹脂と任意に補充の充てん材とをこれらの領域に、装入厚さが最も低 い装入環の厚さに達するまで加える。その後に、挿入環部分を含めた型のあらゆ る部分に装入するが、型全長にわたる装入を実施する前に、薄い挿入環部分を含 めた、厚い挿入環の間の部分のみに装入することも可能である。
繊維マット及び/または連続繊維を用いる場合には、いずれにせよ挿入環部分と その隣接部分とをこれによって強化することが有利である。
管の各成分に関して説明すると、本発明の管の製造に用いるプラチック樹脂は製 造する強化プラチック管に必要な化学的及び物理的性質を有する熱硬化性ブラチ ックである。一般に、樹脂はビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂また は融和性混合物が有利である。ビニルエステル樹脂と不飽和ポリエステル樹脂の 両方は技術」−周知である。エポキシ樹脂またはポリエステルアミド樹脂も有用 である。
本発明に有利に用いられるビニルエステル樹脂は、分子内に1個以上のオキシラ ニル基含有するモノマーまたはポリマーのエポキシ化合物と、エチレン系不飽和 カルボン酸とを反応させることによって製造される化合物である。エポキシ化合 物は飽和または不飽和の脂肪族、脂環式もしくは芳香族炭化水素、不活性に置換 した脂肪族、脂環式もしくは芳香族炭化水素またはこれらの組合せである。
ビニルエステルの製造に用いられる典型的なエポキシ化合物には、多価アルコー ルまたは多価フェノールのポリグリシジルエーテル、エポキシ化ノボラック、エ ポキシ化脂肪酸もしくは乾性油酸、ならびにエポキシ化不飽和ポリエステルがあ る。例えば1種類以上のポリエポキシドとカルボキシ末端ブタジェン及び/また はアクリロニI・リルとの反応生成物のような、ゴム変性エポキシ成分もエポキ シ成分として用いることができる。
エポキシ成分は1分子につき少なくと61個、特に少なくとも1.1個のオキシ ラニル基を含有するのが好ましい。好ましいエポキシ化合物は多価アルコールも しくは多価フェノールのポリグリシジルエーテルまたはこれらエポキシド相互の 組合せまたはこれらエポキシドと1種類以上の他のエポキシ化合物との組合せで ある。好ましいエポキシドは2.2−ビス(4−ヒドロキシフェノール)プロパ ンのジグリシジルエーテルである。
エポキシ化合物のエステル化に用いるカルボン酸は脂肪族、脂環式または芳香族 のエチレン系不飽和カルボン酸である。酸はモノカルボン酸またはジカルボン酸 のいずれかである。典型的な不飽和モノカルボン酸には、アクリル酸とメタクリ ル酸及びこれらのハロゲン化誘導体、ケイ皮酸、クロトン酸とα−フェニルアク リル酸及びこれらの混合物、ならびに好ましくは炭素数2〜6のヒドロキシアル キル基を有する、ジカルボン酸のヒドロキシアルキルアクリレ−■・もしくはメ タクリレート半エステルである。好ましい酸はアクリル酸またはメタクリル酸で ある。
ビニルエステルは液体から固体までの範囲であり、一般に遊離のヒドロキシル基 、エチレン基及びエポキシド基を有する。
ビニルエステル樹脂に付属するヒドロキシル基の幾つかまたは全ては、望ましい 場合には、酸無水物、好ましくは無水マレイン酸のような無水ポリカルボン酸と 反応させることができる。
ビニルエステルを形成するためのエポキシ化合物の不飽和カルボン酸によるエス テル化方法は例えば米国特許第3,377.406号、第3,420,914号 、第3,367.922号及び第3,301.743号から技術上周知である。
不飽和ポリエステルは通常、多価アルコールまたはアルカレンオキシドのような エステル化剤によってポリエステル化される、飽和及び/または不飽和ポリカル ボン酸(ジカルボン酸を含む)及び/またはポリカルボン酸無水物のいわゆる拡 散または溶媒プロセスの反応生成物である。典型的なポリカルボン酸とその無水 物には、マレイン酸、無水マレイン酸、クロ1〜ン酸、イタコン酸及び無水イタ コン酸、ならびにオルト−、イソ−1またはテレフタル酸である。エステル化剤 には、多価アルコール、フェノール及びグリコールのような多水酸基化合物、及 びアルカレンオキシドならびにこれらの混合物及びアダクツである。
好ましいエステル化剤はグリセリン、ビスフェノールA及びプロポキシル化ビス フェノールAのようなぞのアルカレンオキシド アダクツ、ペンタエリスリトー ル、エチレングリコール及びプロピレングリコールである。
ビニルエステル樹脂または不飽和ポリエステル樹脂は一般に、典型的なエチレン 系不飽和化合物である共重合可能なモノマーと組合せて用いられる。有利に用い られる共重合可能なモノマーには、スチレン、ビニハ署〜ルエン、ハロゲン化ス チレン及びビニルナフタレンのような、モノビニリデン芳香族化合物;ジビニル ベンゼンのようなポリビニリデン芳香族化合物ニアクリル酸またはメタクリル酸 のメチルアルコールまたはオクチルアルコールエステルのような飽和アルコール エステル、ビニルアセテート、ジアリルマレート及び@記モノマーの1種類以上 の混合物がある。好ましいモノマーはモノビニリデン化合物であり、スチレンが 最も好ましいモノマーである。
−iに、ビニルエステル樹脂は共重合可能なモノマーを含めたビニルエステル樹 脂の全重量に基づいて、30〜70重1%の共重合可能なモノマー(好ましくは スチレン)を含有する。この代りに、不飽和ポリエステル樹脂は一般に、共重合 可能なモノマーを含めた不飽和ポリエステル樹脂の全重量に基づいて、30〜6 0重量%の共重合可能なモノマー〈好ましくはスチレン)を含有する。
ポリエステル樹脂またはビニルエステル樹脂を硬化させるために、樹脂は一般に 硬1ヒ剤、促進剤及び/または遊離ラジカル開始剤を含む。この代りに、硬化を 起させるためにUV線を用いることもできる。硬化剤、tFl、進剤及び/また は開始剤は技術」二周知である。一般に、樹脂をキュアまたは硬化させるために 必要な促進剤、硬化剤及び/′またはラジカル開始剤を、回転型に添加する前に 、樹脂と混含する。この代りに、樹脂をキュアするために必要な硬化剤、促進剤 及び/または遊離ラジカル開始剤を、樹脂を回転型に加えた後、充てん材または 強化材を加える前に、加えることもできる。
硬化剤、促進剤及び/または遊離ラジカル開始剤は、充てん材及び/または強化 材を完全に添加する前に樹脂が充分な固体物質にキュアしない及び/または硬化 しないように、選択する。
一般に、樹脂硬化系、例えば硬化剤、促進剤及び遊離ラジカル開始剤は樹脂がキ ュア及び/または硬化する前に充てん材及び/または強化材が分配されるほど樹 脂が充分に液状であるように選択する。直径の小さい管ご製造する場合には硬化 時間が短いことが望ましいが、大きい直径の管を製造するためには硬化またはキ ュアが生ずるまでに長い時間が必要である。少なくとも10分間の加工時間が一 般に必要である。加工時間は20〜170分間、特に30〜90分間の範囲であ ることが有利であり、これに応じて樹脂硬化系を選択する。この時間中に強化材 と充てん材の全量を(A脂に導入することが必要である。
・2・要な加工時間を可能にするような硬化系は、簡単な実験方法を用いて当業 者が容易に選択することができる。ビニルエステルまたはポリエステル樹脂を硬 化させるために特に好ましい硬1ヒ系は0.1〜5重景重量好ましくは0.5〜 3重量%の遊離ラジカル放出開始剤(好ましくは過酸化物開始剤)と、第二アミ ンまたはナフテン酸コバルトのような促進剤である0例えばジメチルアミンのよ うな第二アミンが1重量26まで好ましくは0.02〜0.5重量%の量で有利 に用いられる。ナフテン酸コバルトを用いる場合には、0.2〜10重量−6、 好ましくは0.5〜8重量%のナフテン酸コバル1〜を用いるのが有利である。
この重量%は共重合可能なモノマーを含めた樹脂の全重量に基づくものである。
さらに、強化材及び/または充てん材、好ましくは強化材は、管製造中の強化材 及び/または充てん材の樹脂による濡れを容易にするなめに、シラン集束剤また はエポキシもしくはポリエステル粉末のような湿潤剤を含むこともできる。
繊維強化プラスチツク管の製造に用いる充てん材は砂のような粒状物質である。
粒状ポリマー物質または他の有機及び/または無機粒状光てん材を用いることが できる。好ましい粒状物質は砂である。砂を粒状物質として用いる場合には、砂 は典型的に0.001〜5zzの範囲の粒度を有する。さらに典型的には、この 粒状物質は0.002〜2uの範囲の粒度を有する。強化プラスチック管の製造 に用いるための最も好ましい充てん材は、0.02〜1.55zyの範囲内の粒 度を有する洗浄・乾燥した砂である。
強化プラスチック管の製造に強化材として有利に用いられる物質には、鋼繊維、 全芳香族ポリアミド(アラミド)、強力ポリエチレン、ナイロン、及び炭素繊維 、雲母及びガラスのような無機才物がある。
好ましい強化材はガラスである。強化材は繊維、織物または連続ストランドとし て用いて、型に供給することができるが、強化プラスチック管の製造にはチョツ プド繊維を用いるのが最も有利である。この代りに、強化材または強化材の一部 を粉末、球状ビーブ、または顆粒として用いることもできる。
好ましい強化材は1〜100μ肩、好ましくは5〜50μlの直径及び1〜30 0+u+、好ましくは5〜2001FJIの長さを有するチョツプド・ガラス繊 維である。このチョツプド・ガラス繊維は10〜100xi、特に75〜90贋 肩の長さ及び5〜20μ肩の直径を有することが最も好ましい。
強化プラスチック管製造に用いる樹脂、強化材及び充てん材の量ならびにプラス チック樹脂中の強化材と充てん材の分布は、使用する特定の充てん材、強化材及 び樹脂、管の最終用途ならびに特定の最終用途のために望ましい物理的・化学的 性質を含めた種々な要素に依存する。一般に、本発明による強化プラスチック管 は10〜300〜30重量スチック樹脂(スチレン及び、硬化開始剤及び/また は促進剤のような、その他の作用剤を含む)、1〜16重量%の強化材及び65 〜855〜85重量ん材を含有する0強化プラスチック管はさらに好ましくは、 樹脂、充てん材及び強化材の全使用量に基づいて、14〜284〜28重量16 〜23重量%の樹脂;1〜10重量%、特に2〜6重量%の強化材;及び70〜 85重量%、特に71〜82ffl旦%の充てん材を含有する。最も好ましい繊 維強化プラスチツク管は16〜23重呈%のビニルエステル樹脂、2〜5重呈% のチョツプド・ガラス繊維及び71〜82重量%の砂を含有する。前記重量%は 繊維強化プラスチツク管の製造に用いたビニルエステル樹脂、チョツプド・ガラ ス繊維及び砂の全量に基づくものである。
管中の強化材と充てん材の分布は管の望ましい性質、管のサイズ、望ましい管壁 厚さならびに使用する特定の強化材、充てん材及び樹脂を含めた種々な要素に依 存する。一般に、強化材は管壁の内側部分と外側部分方向に配置され、中央部分 のかなり厚い層によって分離される。管壁の中央部分の厚い層は充てん材と樹脂 との混合物である6管壁の外側部分と内側部分への強化材の分配は広範囲に変動 し得るが、強化材の20〜70重量%、好ましくは30〜60重1%は外側部分 に、すなわち管壁中実軸から半径方向に外方へ延びる領域に存在し、強化材の3 0〜80重呈?≦好ましくは40〜70重量%は内側部分すなわち管壁中実軸か ら半径方向に内方へ延びる領域に存在する。最大の管強度を得るためには、内側 部分が強化材の全量に関して外側部分と等1以上、特に外側部分より大きい重量 %の強化材を含有するのが好ましいが、充分な強度の管を製造するためにこのこ とは必らずしも必要ではない。
本発明を実施する場合に、型の回転速度は種々な要素、特に用いる樹脂の粘度、 樹脂が強化材及び充てん材を濡らずことができるか否か、及び製造する管のサイ ズに依存する。一般に、樹脂への強化材及び/または充てん材の供給中に、強化 材と充てん材を樹脂中に押しやり、管から全ての気泡を除くために回転速度は充 分である。−最には、管のサイズが増大すると、回転速度を減することができる 。さらに、樹脂の粘度が低下すると、必要な回転速度を一般に減することができ る。さらに、強化材と充てん月を樹脂によって充分に濡れさせるために、管製造 中に回転速度を変えることができる。一般に、強化材及び/まなは充てん材の樹 脂l\の供給中に管からガス及び気泡を全て追い出すために、遠心力が充分であ るように、回転速度を定める。
必要量の強化材と充てん材を樹脂に供給した後に、樹脂をキュア及び/よたは硬 化させる。樹脂をキュア及び/または硬化させる場合に最も有利な条件は、用い る粘度を含めた種々な要素に依存する。好ましいビニルエステル及びポリエステ ル樹脂を用いる場合には、硬化反応が発熱性であるため、硬化中のピーク温度が 120℃以下になるように、硬化条件を維持する。このピーク温度は硬化剤及び /または促進剤の使用量及び管中の充てん材及び/または強化材含有量に依存し て変動する。ピーク温度は60℃〜80℃であることが好ましく、100℃以下 に維持する。
樹脂のキュア及び/または硬化に有利に用いられる1つの方法は、樹脂/充てん 材/強化材の未硬化複合材上に熱風を吹付けることによって樹脂を最初に加熱し 、樹脂を少なくとも部分的に硬化さぜな後に管を型から取出すことから成る。硬 化中に樹脂が収縮するため、この取出しは容易になる。次に、少なくとも部分的 に硬化した管を昇温下での後処理のために炉に装入する。硬化後に生成した繊維 強化プラスチツク管を、もはや機械加工または仕上げを施すことなく、用いるこ とができる。
図1〜6は本発明による種々な形状の管端部と管中のスロットの実施態様を示す 。
12IIは両端部に等しい深さの突起を有する管を示す。
図2は左管端部に平たい突起と右管端部に深い突起を有する管を示す。
図3は両端部に等しい深さの突起と管中央部分に同じ深さのスロワ+−を有する 管を示す。この管を中央部分で部分すると、同じ形状の管肉端部を有する短い管 長の2管が得られる。
図11は同じ形状の管肉端部と管中央部分に設けられた異なる深さのスロット( この場合には平たいスロット)を有する管を示す。この管を部分することによっ て、管端部にそれぞれ異なる深さの突起を有する短い管長の2管が得られる。
図5は管肉端部の異なる深さの突起と、管長の1/3のところにそれぞれ設けた 異なる深さのスロットとを有する管を示す。
管の一端が平たい突起を有する場合には、最初のスロットは深いスロットであり 、次のスロットは平たい形状であり、管の他端は深い突起を有する。スロワI・ のところで管を切断すると、管肉端部に異なる深さの突起を有する管長の短い3 管が得られる。
図6は、管肉端部に等しい深さの突起と管中央部分に両端部の突起と同じ深さの スロット・を有し、管長の1/4と374のところにそれぞれ1個の深さの大き いスロットを有する管を示す。
前記管をスロットのところで分割することによって、各端部に異なる深さの突起 を有する4管が得られる。
望ましい管長と入手可能な遠心注型の長さに依存して、本発明の方法により同一 もしくは異なる形状の管肉端部を有する1個または数個のスピゴット管を同時に 製造することが可能である。管肉端部の形状が異なるため、遠心注型に配置する 挿入環の厚さをそれぞれ変える必要がある、すなわち薄い挿入環をそれぞれ厚さ の大きい挿入環と組合せる必要があり、2個より多く挿入環を用いる場合には、 次の挿入環はそれぞれ厚さの異なるものである。一般に、一定直径の遠心注型で は2種類の厚さの挿入環を用いることで充分である。
次の実施例によって、本発明の詳細な説明する。実施例中の全ての部と%は、他 に指示しないかぎり、重量基準によるもの図7に図示するような遠心注型を用い て、管長1.26z、外径900azの強化プラスチック管を製造した。この強 化プラスチック管を製造する場合に、型を200rpm(回転数77分)で回転 させながら、ビニルエステル樹脂56部を型に加えた0次に、樹脂を含む回転型 中に砂23.2部を供給した。回転速度は200rpmに維持した。砂は樹脂を 通って管の外側部分に押しやられた。
次に、平均長さ50*iのチョツプド・ガラス繊維0.9部を樹脂中に加えた。
その後、砂11.6部を再び樹脂中に加えた。砂の添加が完了した後、型の回転 速度を450rpI11に上昇させて、回転する複合材を圧縮した。操作中に、 砂はガラス繊維を樹脂を通して管の外側部分に押しやるのに役立つ。
種々な段階で補充型のガラス繊維と砂を加えて、ガラス45部、ビニルエステル 樹脂56部及び砂209 、4部から成る管を製造した。
この管は管壁中にガラス1,7%、樹脂20.7%、及び砂77.6%を含む管 に相当する。砂とガラス各添加中に型の回転速度は200r p Il+に維持 し、圧縮のために定期的に45Orpmに高めた。ガラスの40%(1,8部) は管の外側部分に、60%(2,7部)は管の内側部分に存在した。管壁の中央 部分は砂250.6部を含む樹脂と砂の混=tbから成り、ガラス強化材を含む 外側部分と内側部分とを分離していた。
60分間を要して、ガラスと砂の全量を添加した後に、生成したガラス/砂/樹 脂の複合材を15分間加熱して、樹脂を硬化させた。硬化は80℃のピーク温度 を生ずるような条件下で実施した。生成したu!I維強化プラスチック管を型か ら取出した。この管は滑らかな外表面、すぐれた化学耐性及び物理的性質を有す ることが判明した。
1匹 両端部に両強化部分を有する外f1600zzの管を製造するために、充てん材 と強化用繊維供給中の供給系を遠心注型内に異なる距離にわたって作動させた。
型の各端部の領域に補充材料を加えるロング ストロークの間に区別をつけた。
樹脂としてビニルエステル樹脂を用いた。
用いた砂の粒度分布は次の通りであった:0.5 〜1 、2xz 50重1% 0.125〜0.5zz 20重量% 0.06〜O,’lxw 30重量% 一般に管壁は樹脂193重量%、砂70重量%及びチョツプド・カラス繊t(t  3 、7重量%を含有する。
成分添加中の順序は次の通りてあった。
樹脂61部を遠心注型に260〜300 r +111の速度で加えた。
ストローク順序 スI〜ローク長吏−重1J敗’、tt−o−クー ロ壓1ゾ分 6×砂 ロングストローク 6.2 260〜3002〉くガラス ロングスト ローク 1.05 260〜3001×ガラス 型両端部にショートストローク  0.35 260〜300圧縮 620 6×砂 ロングストローク 6.2 260〜3002゛/ガラス ロンゲスl −ロー2 1.05 260〜3001゛ベガラス 型両端部にショー1−スト ローク 0.35 260〜300圧縮 620 24×砂 ロングストローク 6.2 260〜3002×ガラス ロングスト ローク 1.05 260〜3001×ガラス 型両端部にジョートスl−ロー フ 0.35 260〜300圧縮 620 1×砂 ロングストローク 6.2 260〜3002×ガラス ロンゲス1− ローフ 1.05 260〜3001Xガラス 型両端部にショー1〜スl−ロ ーフ 0.35 260〜300圧縮 620 1×砂 ロンゲス1へローフ 6.2 260〜3002×砂 ロングストロー ク 1.05 260〜300圧ff6 620 1×砂 ロングストローク 6.2 260〜3001×砂 ロングストローク  6.2 260〜300圧縮 620 型を400rpJ回転数/分〉で回転させたが、硬化条件は実施例1の条件に実 質的に相当した。
このようにして製造した管はその端部500yzの長さにわたって、ガラス量の 増加のために高強度を示す。
=j 3 両端部に両強化部分を含み、深さの異なる突起を有する外径600yzの管を製 造するために、各々64zxの幅を有する挿入環を遠心注型の両端部に配;dし た。前記挿入環の1つは4.5■厚さであるが、他の挿入環は8u厚さである。
円筒形注型は2980ivの長さを有する。
最初の装入ストロークでは、260〜300rpmにおいて樹脂61部が遠心注 型に供給された。
次に、充てん材と強化用繊1.+1の供給中に、装入装置をそれぞれ異なる距離 だけ遠心注型内で作動させた。利用可能な管長を通して材料を供給するロングス トロークと、挿入環の間の部分にだけ材料を供給し、挿入環部分には補充材料を 加えないショート・ストロークとの間で区別した。374ストロークは厚い挿入 環を含む型端部に補充材料を供給しないストロークである。
管側端部の部分を強化するために、型両端部の挿入環領域とさらに隣接管壁部分 とに、特別なスl〜ロークで、ガラスを補充する。
用いた砂の粒度分布は次の通りである:0.5 〜1.2xx 50重量% 0.125〜0.5zz 20重重呈 0.06〜0.2zx 30重量% 一般に、管壁はプラスチック樹脂19.3重量%、砂77重足%及びチョツプド  ガラス繊維3.7重量%を含有する。
約60分間を要する、ガラスと砂全量の添加が完了した後に、生成したガラス/ 砂、/樹脂複合材を15分間加熱して、樹脂3硬化させた。80″Cのピーク温 度を生ずるような条件で、硬化を実施した。次に繊維強化プラスチツク管を型か ら取出した。この管は滑らかな外表面を有し、両端部にそれぞれ深さの異なる突 起を有することが判明した。端部領域は、それぞれ約50Qzzの長さに沿って 、この領域でのガラス量が多いために特に高強度であった。
最初に、樹脂61部を260〜300rpmの速度の遠心注型に加えた。
玉上コに優り町r −ノしトローク長さ 爪足部/ストローク 皿蒐浸1げ5× 砂 シs −h ストD −り6.2 260−3001×砂 ロングストロー ク 6.2 260〜3002×ガラス ロングストローク 1 、05 26 0〜3001×ガラス 型両端部に 0.35 圧1ili620 5×砂 ショートストローク 6.2 260〜3001×砂 ロングストロー ク 6.2 260〜3002×ガラス ロンゲス)ヘローク 1.05 26 0〜3001×ガラス 型端部に 0.35 260〜300圧縮 620 7×砂 3/4ストローク 6.2 260〜30017X砂 ロンゲス1−ロ ーフ 6 、2 260〜3002×砂 ロングストローク 1.05 260 〜3001×砂 及び型端部に 0.35 260〜300圧縮 620 1×砂 ロングストローク 6.2 260〜3002×ガラス ロングストロ ーク 1.05 260〜3001×ガラス 型端部に 0.35 260〜3 00圧縮 620 1×砂 ロングストローク 6.2 260〜3002×ガラス ロングストロ ーク 1.05 260〜300圧縮 620 1×砂 ロングストローク 6.2260〜3001×砂 ロングストローク  6.2 260〜300圧縮 620 硬化中に、型を400rpmで回転させた。硬化条件は既述の条件と実質的に同 じであった。
このようにして製造した管は、その両端部において、ガラス量の増加のために特 に高い強度を示す。
Figurel 、、、′l、I 、 、、/、、、、、lj′/、 ’ 、= ” 、、、、、 ・′7/′。
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Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液状樹脂、強化用繊維及び充てん材を回転型に供給し、次に樹脂を硬化させ て、管を型から取出すことから成る、管壁に強化用繊維と粒状充てん材とを含む 繊維強化プラスチック管を製造するための遠心注型法において、樹脂の全量また は少なくとも本質的な部分を最初に回転型に装入して型の内面に分配し、次に強 化用繊維及び/または充てん材を望ましい順序で樹脂中に分配し、強化用繊維及 び/または充てん材の供給中に供給手段の位置を軸方向で変化させることによっ て、強化用繊維及び/または充てん材の量を管の軸方向で変化させることを特徴 とする遠心注型法。
  2. 2.用いる遠心注型の内部の両端部に突起のサイズに相当するサイズの挿入環を 配置し、管壁の強化用繊維量を管両端部の突起部分と長軸方向で突起に隣接する 部分において増加させることによって、管製造中に40〜150mm長さの突起 をその場で両端部の管壁外側に形成することを特徴とする、請求の範囲第1項記 載の遠心注型法。
  3. 3.用いる遠心注型の内側の1個所または数個所にスロットのサイズに相当する サイズの挿入環を配置し、管壁の強化用繊維量をスロット部分と長軸方向でスロ ットに隣接する部分において増加させることによって、管全長の1個所または数 個所の外側に80〜300mm幅の付加的環状スロットを形成することを特徴と する、請求の範囲第2項記載の遠心注型法。
  4. 4.管の軸方向において管両端部の液状樹脂に加える強化用繊維量が中央部に加 える量よりも多いことを特徴とする、請求の範囲第1項記載の遠心注型法。
  5. 5.突起またはスロットにおける管壁厚さが1/5〜1/3量だけ減ぜられるこ とを特徴とする、請求の範囲第2項または第3項記載の遠心注型法。
  6. 6.管両端部に深さの異なる突起を形成する、請求の範囲第2項または第3項記 載の遠心注型法。
  7. 7.管両端部に同じ深さの突起を形成し、管長の半分のところに管端部の突起よ りも深いまたは平たいスロットを形成することを特徴とする、請求の範囲第2項 または第3項記載の遠心注型法。
  8. 8.管端部に深さの異なる突起を設け、管全長の2個所または4個所に、より近 い管端部の突起の深さよりも深さが大きいまたは小さいスロットを形成する;平 たいスロットの後には長軸方向において深いスロットを設け、または深いスロッ トの後には長軸方向において平たいスロットを設ける;各平たいスロットの深さ は管端部の平たい突起の深さと同じであり、各深いスロットの深さは管端部の深 い突起の深さと同じである;また深いスロットと突起の全て及び平たいスロット と突起の全てはそれぞれ深さが一致することを特徴とする、請求の範囲第2項ま たは第3項記載の遠心注型法。
  9. 9.管端部に同じ深さの突起を設け、管全長の3個所または6個所に管端部の突 起の深さよりも深さが大きいまたは小さいスロットを形成する、平たいスロット の長軸方向で後方には深いスロットを設け、または深いスロットの長軸方向で後 方には平たいスロットを設ける;各平たいスロットの深さは管端部の平たい突起 の深さと同じであり、各深いスロットの深さは管端部の深い突起の深さと同じで ある;また深いスロットと突起の全て及び平たいスロットと突起の全てはそれぞ れ深さが一致することを特徴とする、請求の範囲第2項または第3項記載の遠心 注型法。
  10. 10.強化用繊維及び/または充てん材の供給を段階的に行い、前の段階で供給 した繊維及び/または充てん材が型の半径方向の樹脂中に本質的に一様にかつ均 質に分配された後に初めて次の供給を行うことを特徴とする、請求の範囲第1項 記載の遠心注型法。
  11. 11.別々の段階の強化用繊維及び/または充てん材量を変化させて、半径方向 での強化用繊維及び/または充てん材の不均一な分布が生ずるようにすることを 特徴とする、請求の範囲第2項または第3項記載の遠心注型法。
  12. 12.用いる樹脂が例えばビニルエステル樹脂または不飽和ポリエステル樹脂、 エポキシ樹脂、ポリエステルアミド樹脂またはこれらの融和性混合物のような硬 化可能な樹脂であり、樹脂の硬化を、ピーク硬化温度が120℃以下になるよう に、加熱を調節して行うことを特徴とする、請求の範囲第1項記載の遠心注型法 。
  13. 13.直径1〜100μm、長さ5〜200mmのチョップド・ガラス繊維を強 化用繊維として用い、砂及び/またはその他の充てん材を充てん材として用いる ことを特徴とする、請求の範囲第1項〜第12項のいずれかに記載の遠心注型法 。
  14. 14.請求の範囲第1項〜第13項のいずれかに記載の方法によって製造するこ とを特徴とする、管壁に充てん材と強化用繊維とを含む繊維強化プラスチック管 。 発明の詳細な説■
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