JPS62500151A - かばん用舵取りハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 かばん用舵取りハンドル 本発明は車輪付きかばん用舵取りハンドルに関する。

１つの隅部に１対の車輪を有していて、かばんが重い場合、その車輪をころがし て運びやすくなされたかばんが知られている。

車輪がころがっている場合にかばんの舵取りを行なうための折り重ね式のハンド ルをそれらの車輪とは反対側に設けることも知られている。そのハンドルはかば んの壁かあるいはその壁に固着された取付板に蝶番式に取付けられる。このハン ドルは、使用しない場合には、かばんの壁と同一平面状態となるように折り重ね ることができ、地上をころがしながらかばんを運ぶ場合には、ハンドルを張り出 させて舵取りハンドルとすることができる。

ある種の公知の構造では、ハンドルの蝶番運動をかばんの壁の一枢着点のすぐ上 に設けられた止めによって制限して、ハンドルを使用時に堅固にするとともに、 かばんの荷重をある程度担持できるようになされている。この構成の欠点は、か ばんの重量によって枢着点と止めに相当な荷重がかかることである。舵取りハン ドルをプラスチックで作ることが望ましいが、実際には、プラスチックのハンド ルはかばん内の荷重によってそれらのハンドルにかかるｆｔ量のために破れてし まいやすいことが認められている。ハンドルが長ければ長いほど、枢着点に対す る荷重が大きくなり、従って、従来はプラスチックハンドルの長さを短くするよ りほかなかった。

金属型の舵取りハンＬ゛ルに、このハンドルと取付板との間に連結された金属ス テーを設け、それによって、ハンドルをかばんの壁に固着することも知られてい る。そのステーばハンドルの蝶番運動を制限するＬ７かつハン：′ルの枢着点と 止もにかばんの３重を担持する。ばねがオーバーセンタリング作用をともなって ステーに作用してハンドルを張り出された位置に保持し、かつそのハンドルがあ る距離だけかばんの方・＼と枢動された場合に、ハンドルを閉塞された位置の方 ＾・と偏倚させる作用をもする。

本発明は、独立のばねを必要としないステーをかばん用の舵取りハンドルに設け るものである。

本発明によれば、胴部と、地上をころがしてかばんを運ぶ場合にかばんの舵取り をするための舵取りハンドルを具備し、その舵取りハンドルは胴部またはそれに 固着された取付手段に枢着されて、胴部に隣接した第１の閉塞された位置と胴部 から突出する第２の張り出された位置との間で動きうるようになされており、ハ ンドルの第１の位置から離れる方向の動きは、一方でかばんの胴部に連結されか ゛つ他方でハンドルの自由端の方へと枢着軸線から離間された位置において舵取 りハンドルに連結されたステーによって第２の位置において制限され、ステーは 弾性を有する可撓性材料よりなり、ハンドルが第１の位置にある場合にステーを 屈曲した状態に保持するだめの手段が設けられており、ステーがハンドルを第１ の位置に保持しようとする力をハンドルに加えるようになされたかばんが提供さ れる。

本発明の好ましい実施例では、ステーは一端が自由でありかつ１つのスロットを 貫通し、ハンドルが第１の位置から第２の位置に動かされる場合にそのスロット 中を引張られるようになされ、ハンドルが第２の位置にある場合にステーの自由 端における止めがスロットの縁に係合して第２の位置より向うへのハンドルの動 きを比重するようになされる。

本発明の実施例につき添付図面を参照し例示として説明する。

第１図は本発明によるスーツケースの斜視図を示している。

第２図は、ハンドルを張り出し位置にして、第１図のスーツケースのハンドルの 断面を拡大して示している。

第３回は閉塞位置における第２図のハンドルの断面を示している。

第４図は第３図の矢印Ａの方向にみた第２図および第３図のハンドルのステーの 立面図を示している。

第５図は第３図の矢印Ｂの方向にみた第２図および第３図のハンドル組立体のベ ース成形物の立面図を示している。

図面を参照すると、スーツケース１０は、下方縁端を互いに蝶番付けされた２個 の半体で形成された胴部１１を具備している。

このケースの上縁には１ＨＪＩｉｔ用のハンドル１２が取付けられている。

ケースの胴部にはそのケースの下方のコーナにおける凹部に１対の車輪１３が取 付けられている。ケースの胴部の車輪１３と対向する側に舵取りハンドル１５が 枢動可能に連結されている。このハンドルは、ケースがハンドル１２を用いて運 搬されている場合あるいはケースが使用されていない場合には、通常ケースの壁 に対して折り重ねられている。しかしながら、ケースが車輪１３でころがされて いる場合には、そのハンドルは破線で示された位置に繰り出されて舵取りハンド ルとして使用されうる。

舵取りハンドル１５とケースの胴部は例えばプラスチックのような任意適当な材 料で形成されうる。このハンドルはハンドルを把持てきるように使用者の指を受 け入れる開口１６を有している。

ベース成形物１７は例えばねしく図示せず）によってケース胴部の壁１９におけ る凹部に固着されている。ハンドル１５は、このハンドルの出張り２１と成形物 の出張り２２を貫通したピボット・ピン２０によって成形物１７に枢着されてい る。ハンドル１５は、胴部の壁と同一平面関係となる第３図に示された第１の位 置と、ケース壁から突出する第２図に示された第２の位置との間においてピボッ ト・ピン２０のまわりで揺動することができる。

ステー２３は一端をピボット軸２５によってハンドルの出張り２４に連結されて いる。その出張りはピボット軸からハンドルの自由端２６の方へと離間されてい る。ハンドルの両端間におけるステーの装着点は、そのステーの長さ、引き出さ れた位置においてステーが水平面となす角度、およびケースによって運ぶべき荷 重を考慮して適当に選択される。１つの特定の実施例では、ハンドルの長さの部 分の−と部分の二との間の距離だけピボットから離間した位置が適当であること が認められた。

ステーの他端２７はベース成形物１７によってケースの胴部に連結されている。

ステーのこの端部２７は開口２８を貫通して成形物のガイド・チャンネル２９に 入っている。第４図に示されているように、ステーはそれの端部が他の部分より も幅広く、横方向に突出した２個の出張り４ｏを有しており、こ拍らの出張りは ガイド・チャンネル２９の側部において成形物１７に形成された／（＄４１内に 入れ込まれている。ハンドルが胴１９に向う方向またはそれから離れる方向に揺 動されると、ステーは開口２８を通じてチャンネル２９に入ったりそこから外に 出たりし、出張りは溝４１内を上下に移動する。

溝４１はそれらの長さのほとんどにわたってケースの壁と一般的に平行に延長し ているが、それらの上端４２においてケースから離れる方向に屈曲されている。

それらの溝は上端で閉塞して止め４３を形成している。ハンドルが第２図に示さ れた第２の引き出された位置にある場合、出張り４０が止め４３に係合する。こ のことが、ステー２がガイド・チャンネルから外れる方向にさらに移動するのを 阻１）ニジ、かつハンドルが第２の位置の向うまで動かされるのを阻止する。

千センネル２９の上側には開口２８のすぐ後に突起３１が設けられている。この 突起３１は、ステーの端部が溝４１に沿って移動する場合、その端部の通路内に 部分的に突入する。この突起は５、・武／ドルが第２図に示された張り出し位置 にある場合にステー２３の拡大された端部２７の背後に係合し、かつステーに対 するハンドルの重量がそのステーをチャンネル内に押し込むのを防止する。

ステー２３は、使用者がハンドルの自由端を支持しなくても、そのハンドルを張 り出し位置に保持するのに十分なだけ堅固である。

しかしながら、突起３１は、使用者がハンドル２６の自由端に下方向の力を加え た場合に拡大した部分２７がその突起３１を過ぎて叩（−７つふされるのを防止 する。ステーは横方向に若干撓んで拡大端部２７が突起３］に乗るのを許容する 。

第３図に示されているように、チャンネル２９は、ハンドルが折り重ね位置にあ る場合に、ステー２３の撓みを生じさせるようになされている。出張り４０は成 形物１７とケースの壁における凹部１８との間の溝４１内で案内される。開口４ ４の下縁からチャンネルの背面に向って延長している突起３２はステーの正面に 係合する。ステーは、ハンドルが折り重ね位置にある場合に、チャンネル２９の 後に向って突起３２のまわりで弯曲される。突起３２は、ハンドルが完全に折り 重ねられる前においても、ステーを押圧する。このステーの撓みにより、ステー がピボット２５においてハンドルに力を加え、そのハンドルをケースの方へと押 しやる。このようにして、ハンドルが張り出し位置からある程度だけ回転される と、ステーの撓みによってハンドルが折り重ね位置に押しやられ、そしてハンド ルは釈放されると自動的に折り重ね位置となる。

ハンドルのスーツケースから離れる方向の動きを制限するための止めが存在して いないことに注目すべきである。ハンドルが張り出し位置にある場合には、ステ ー２３だけで、ハンドルがピボット軸２０のまわりでさらに枢動するのを防止す る。このようにして、ケースを車輪１３でころがすためにハンドル１５を使って 持ち上げると、ケースの荷重がピボット軸２０とステー２３を介してハンドルに 伝達される。このようにして、ケースの荷重が分配され、従来の設計に比較して ピボット点に対する力が軽減される。このピボット点に対する力の軽減により、 使用時にハンドルがこわれる危険性が少なくなる。

ハンドル組立体はベース成形物、ハンドル、ステーおよびピボット・ビンだけか らなっている。ハンドルを折り重ね位置に偏倚されるために付加的なばねは必要 でない。

上述の実施例では、ステーに対するガイドとハンドルに対するピボットはケース 壁それ自体とは別個の取付手段に設けられたが、それらはケース壁自体に設けて もよいことが理解されるであろう。

ＱＬ輸を有するケースに関して本発明を説明したが、本発明はキャスタやローラ のようなケースを地上に支持するための他の地面係合手段を有するケースにも適 用できるものである。

特表昭６２−５００１５１　（４） １−ｐｑ１４ＥＸＴｏ＋−＋ＥＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＩ−５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴＯＮ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．胴部と、地上をころがしてかばんを運ぶ場合にかばんの舵取りをするための 舵取りハンドルを具備しており、その舵取りハンドルは胴部またはそれに固着さ れた取付手段に枢着されて、胴部に隣接した第１の閉塞位置と胴部から突出する 第２の張り出された位置との間で動きうるようになされており、ハンドルの第１ の位置から離れる方向の動きは、一方でかばんの胴部に連結されかつ他方でハン ドルの自由端の方へと枢着軸線から離間された位置において舵取りハンドルに連 結されたステーによって第２の位置において制限され、ステーは弾性を有する可 撓性材料よりなり、ハンドルが第１の位置にある場合にステーを屈曲した状態に 保持するための手段が設けられており、ステーがハンドルを第１の位置に保持し ようとする力をハンドルに加えるようになされたかばん。
2. ２．ステーの一端がガイド手段内で可動であり、ステーの前記一端はハンドルが 第１の位置から第２の位置に動かされる場合にガイド手段に沿って動き、ハンド ルが第２の位置にある場合にステーの端部における止めがガイド手段における止 めに係合して第２の位置を越えるハンドルの動きを阻止することを特徴とする請 求の範囲第１項によるかばん。
3. ３．ガイド手段がかばんの胴部またはその胴部に固着された取付手段上にあるこ とを特徴とする請求の範囲第２項によるかばん。
4. ４．ステーが弾性を有する可撓性材料よりなることを特徴とする請求の範囲第１ 項、第２項または第３項によるかばん。
5. ５．保持する手段がステーの端部を案内する手段と、ハンドルが第１の位置にあ る場合に端部間でステーに係合してステーをかばんの内側に向って弯曲させる屈 曲手段よりなることを特徴とする請求の範囲第１項によるかばん。
6. ６．ガイド手段がかばんまたはそのかばんに固着された成形物上の溝よりなり、 この溝がステーの横方向に突出した出張りを受け入れることを特徴とする請求の 範囲第２項、第３項、第４項または第５項によるかばん。
7. ７．ハンドルが第２の位置にある場合に第２の位置から第１の位置に向うステー の動きに抵抗する手段を特徴とする請求の範囲第２〜６項によるかばん。
8. ８．上記手段がケースまたはそのケースに固着された衝接部材よりなり、この衝 接部材は、ステーが第２の位置にある場合そのステーの衝接部材に係合すること を特徴とする請求の範囲第７項によるかばん。
9. ９．ステーの衝接部材がステーの前記一端により与えられており、かつかばんの 衝接部材は、ガイド手段によって案内されてステーの前記一端の通路に部分的に 突入する突起によって与えられていることを特徴とする請求の範囲第８項による かばん。