JPS62500131A - 插入力制限式接触端子およびコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挿入力制限式接触端子およびコネクタ 本発明は電気コネクタの分野、特におすおよびめす端子およびカードエツジコネ クタなどのコネクタに関する。

受口端子とこれに組合うプラグ端子、例えばソケットとビンの間のａ効へ電気的 接続は、プラグ端子が受口端子に完全に挿入されたときに受口端子の接触面域に よってプラグ端子の対応する接触面域に直角に実質的な接触力が加わるとき達成 される。典型的な能動型ソケット端子は剛いばね特性を持つ片持ち梁形ばね′ア ーム（複数）を存し、それらのアームは挿入中のビン端子によって押拡げられな ければならない。ビンをソケットに挿入するに要する力、いわゆる挿入力は１１ ／２ポンド程度にもなる。電気的なプラグコネクタがこのようなビンを多く有し て対応するソケットコネクタと組合される場合その全組合力は個々の挿入力の和 であ・って、例えば５０端子を持ち各端子の挿入力が１１７２ボンドのコネクタ だとその全組合力は７５ボンドになる。このような大きい所要組合力では、無助 力の人手による接続は難しい。

カードエツジコネクタは、対向する２列の、個別接触子（複数）のばね接触アー ムを、プリント回路カードの端縁部分両側面の導体に電気的に接続することで知 られている。このようなコネクタには非常に多数のばね接触アーム対が設けられ て各アーム対が成る挿入力を呈し、カードエツジ挿入時に打勝たるべき総合挿入 力は相当なものになるので、ＺＩＦ　（ゼロ挿入力）またはＬＩＦ（低挿入力） 式のコネクタの設計がすでに多数工夫されている。通常この種のコネクタは、対 を成すばね接触アームを押拡げてその間にカードエツジが小または無挿入力で挿 入されるまで開離状態に保持する作用位置を持つ、明確な作業者操作式のカム装 置を利用する。カム装置はカードエツジ挿入後に中立位置へ操作されてばね接触 アームがカードエツジ側面のそれぞれの導体に直角に相当に接触力を加えること を許す。このようなコネクタの一つが米国特許第３．８９９，２３４号に開示さ れている。このような作業者操作は、相当な手力或いは適当な別工具または双方 を必要とする別個の工程である。

本発明は、例えばビン端子のソケット端子への或いはカードエツジのカードエツ ジコネクタへの挿入力の実質的な減少を可能にする機構を供する。本発明は、ソ ケット端子などの第一電気品のばね接触アーム（複数）と関連する圧縮可能な受 動型カム従動子を包含し、これは第二電気品との組合せを容易ならしめるために ばね接触アームをばね偏倚状態に保つ突張り手段を有する。組合せ中、第二品は 突張り手段をばね接触アームとの係合から押継して圧縮状態にする。第二品の除 去時には突張り手段が第二品に追従して第−品のばね接触アームを再びばね偏倚 状態に保持すべき位置に復する。この受動型カム従動子は例えば、突張り手段と してキャップ部材を付しまたは付さないコイルばねとするか、或いは一体成型の プラスチックばねとすることができる。

一実施例においては、低強度の圧縮はわが円形ソケット端子のソケットキャビテ ィ内に軸整合の状態に確実に収容され、その外径はソケットの対向するばねアー ムが開離状態にばね偏倚されていないときの両ばねアームの接触面域間の内距離 よりも大であるが、それらの接触面域から遠いソケットキャビティ全般の内径よ りは小さい。このばねは、ソケットキャビティの内端即ち停止面にばねの後端が 当ってわずかに圧縮されただけのとき、前方に伸びるばねの前端がほとんど接触 アームの接触面域に届くような長さを有する。そのように置かれたばねの前端は 接触アームをばね偏倚状態に開離保持する突張り手段となる。ここで相手のビン 端子が挿入されると、これが圧縮ばねの前端に係合してそれを圧縮し始める。そ のために、ソケットの接触アームはその習性により結集して半ば挿入されたビン 端子の両側に係合するに至る。

それ故に、初期の挿入力は（圧縮ばねのごく低い圧縮強度）プラス（接触面間摩 擦力）まで実質的に減じられる。圧縮下にある圧縮ばねは、のちにビン端子が除 去される際これにつれて前方に伸張することを許される。ビン端子の端がソケッ ト端子からまさに完全退出しようとしてなおソケット接触アームを開離保持して いるとき、ばねの前端はすでにその突張り位置に復していて次のビン端子が挿入 されるまでソケットの接触アームを開離状態に保持する。特に、大サイズまたは 高接触力のソヶッ。

上端子の場合は圧縮ばねの前端にキャップを取付けて突張り手段とすることがで きる。

他の一ソケット実施例においては、ソケッ１、端子が、ソケットキャビティー側 のスロットに延込む、ｑｌ−の片持梁形ばね接触アームを有する。ここでソケッ トキャビティはソケット端子部材に属し、ばね接触アームはソケット端子部材層 りに取付けられた別の部材に付いている。ソケットキャビティ内には、−１−の 実施例と同様に受動型カム従動子を収容して対向するソケットキャビティ壁に対 する突張りによりｔ■−のばね接触アームをばね偏倚させることができる。

他の一実施例においては、受口端子が、二つの対抗する平形片持梁形ばね接触ア ームを有１−でプラグ端子のブ１ノー　ド様プラグ接触子を受入れる。この端子 内には圧縮ばねがばね接触アーム間に取付けられ、このばねには突張り位１Ｎで 両接触アームをばね偏倚状態に開離保持するキャップが付いでいる。ブレード様 プラグ接触子は挿入時にキャップを押してばねを圧縮しギャップをばね接触アー ム間から移動させる。ばね接触アームはここで、半ば挿入されたプラグ接触子の 両側に係合する。プラグ接触子の除去時には、「縮ばねが前方に伸張し、キャッ プは突張り位置に復（７てばね接触アームを開離保持する。

他の一実施例においては、圧縮ばねが能動型ピン端子の外側周りに同軸状に取付 けられ、その前端が突張り手段となって能動型ピン端子のばねアーム（複数）を 集束しビン接触区分に狭小な実効径を持たせることができる。ビン接触アーム（ 複数）がソケット端子のバ１ノル即ち筒体に挿入されるときは、ソケットバレル の前端が圧縮ばねの前端に係合しこれをビン接触アーム沿いに押して圧縮状態に するので、ビン接触アームは無応力状態になろうとする習性から離開してソケッ トバレルの内側接触面に係合するに至る。ソケットからのビン端子の引抜き時に は、圧縮ばねの前端は釈放され′Ｃ、ソケットバレルの前端がなおビン接触アー ムを集束している間前方に進み、ソケット端子が能動型ビン端子層りがら完全に 取外されるときビン接触アームの集束を再開する。

プリント回路のカードの端縁部分を受入れるコネクタに特に有用な他の一実施例 においては、カード受入れキャビティに挿入されるプリント回路カード上のそれ ぞれの導体に電気的に係合すべき、電気接触子（複数）の対向する接触アーム列 を有するカードを受入れキャビティ内の底近くに一体成型のプラスチック圧縮ば ねが確実に配置される。この圧縮ばねは二つの接触子列間に置がれて垂直方向に 圧縮可能である。このような対向する接触アームは、非偏倚時には実質的にはキ ャビティ内に延在していて、アーム間に挿入されるプリント回路カードの端縁に より押拡げられなければならない。このような複数の電気接触子では、挿入力の 和が相当のレベルに高まり、徒手力では効果的に対処しえないような高い全組合 力を必要とする。本発明によれば、圧縮ばねの前端には、突張り手段となる一体 状のキャップがある。このキャップはプリント回路カードエツジが挿入され始め るまで接触アームを開離保持するが、挿入されるカードエツジは物理的にキャッ プに係合して完全に挿入されるまで圧縮ばねを圧縮し、ここで対向する接触アー ムがカードエツジの両面のそれぞれの導体に所期の接触力を加えることになる。

カードエツジの引抜き時にはキャップは押上げられてばね接触アームを開離保持 する突張り位置に戻る。

カードエツジコネクタの他の一実施例においては、対向するばね接触アーム区分 の選ばれた一対または一対群がそれ自身の圧縮ばねおよび関連する個別キャップ を有する。

さらに他の一実施例においては、多接触子嚢ロコネクタが複数の単一ばね接触ア ームを包含し、その各々が個別キャビテイ壁などコネクタハウジングの関連する 対向壁の方に延び、非偏倚時には該壁に当っていて、該単−ばね接触アームとハ ウジング壁との間に挿入されるブレード様プラグ端子またはポスト端子に接触力 を及ぼす。

各車−ばね接触アームとハウジング壁との間には、上のカードエツジコネクタ実 施例と同様に、本発明の受動型カム従動子を配置することができる。このような 構成はまた、カード受入れキャビティ内に整合するばね接触アームを一列しか必 要としない単側カードエツジコネクタに有用である。

第１図は、接触アームを切欠いて本発明の受動型カム従動子を示す、能動型ソケ ット端子とこれに挿入さるべきビン端子の斜視図である。

第２図は先行技術の能動型ソケット端子の縦断面図である。

第３図、第４図および第５図は第１図の能動型ソケット端子の一部縦断面図であ って、それぞれ挿入直前、完全挿入状態および引抜き中のビン端子を示す。

第６図はキャップを必要としないコイルばね形の受動型カム従動子の斜視図であ る。

第７図は成型プラスチックばね形の受動型カム従動子の斜視図である。

第８図は内部に受動型カム従動子を持つ受口端子の斜視図である。

第９図は第８図の受口端子とこれに挿入さるべきプラグ端子との平面図である。

第１０図は単一のばね接触アームを有する二部品型ソケット端子の分解斜視図で ある。

第１１図は内部に受動型カム従動子を持つ第１０図のソケット端子の縦断面図で ある。

第１２図は周りにコイルばね形受動型カム従動子を有しソケット端子の筒体に挿 入される能動型ピン端子の斜視図である。

第１３図はカードエツジコネクタ用の一体成型プラスチック受動型カム従動子の 斜視図である。

第１４図は第１３図の受動型カム従動子を内部に持つカードエツジコネクタとこ れに挿入されたカードエツジとの斜視断面図である。

第１５図は、受動型カム従動子が入っていない、第１１図のカードエツジコネク タの断面図である。

第１６図は受動型カム従動子が入った第１５図のコネクタの断面図である。

第１７図は第１６図の受動型カム従動子が入った第１４図同様の斜視断面図であ る。

第１８図は単側カードエツジ用カードエツジコネクタの断面図である。

本発明の突張り手段ないし受動型カム従動子は、これを用いて相手の端子、コネ クタまたはカー　ドエッジとの電気接続時の挿入力を実質的に減じようとする端 子やコネクタの性質に応じで異なる選好実施型を有する。

第１図はビン接触子（４０）と組合さるべき能動型ソケッｌ−、ｊＲｊ子（１０ ）を示す。ソケット端子（１０）には本体区分（１２）、（導体の剥離端に圧も 、はんだ付は或いは融着さるべき）導体接続区分（１４）、および本体区分（１ ２）から前方に伸びてソケットキャビティ（１８）を画成する円弧状収束形のば ね接触アーム（複数＞　（１Ｂ）がある。キャビティ（１８）内に収容されてい る本発明の受動型カム従動子（３０）は、停止手段たる後端（３８）、圧縮手段 たるコイル圧縮ばね（３２）、およびその前端（３４）における突張り手段たる キャップ部材（３６）を包含する。ばね接触アーム（複数）（１Ｇ）にはその間 に狭いスリットないしギャップ（２０）があって端子前端（２２）からほぼ本体 区分（１２）まで伸びている。ビン端子（４０）には本体区分（４２）、導体接 続区分（４４）、および前端（４８）を持つビン接触区分（４６）がある。

両端Ｔ−（１０）、（４０）はそれぞれ保持手段（５［１）、（５２）を有し、 それらの保持手段は、誘電体のコネクタハウジング部材（図示せず）の端子受入 れ通路に沿−）だそれぞれの停止層に係合１．゛Ｃ両端子をコネクタハウジング 内に保持する、外後方に延出する突起（複数）を持つ円周ばねクリップとするこ とができる。

第２図は本発明の受動型カム従動子を持たない第１図の能動型ソケット端子を示 す。ビン端子（４０）のビン接触区分（４Ｂ）の前端（４８）は斜切円周面を有 しばね接触γ−ノ・（１６）間に挿入されてソケット端子（ｉｏ）に電気的に係 合する。ソケット端子（１０）の前端（２２〉は、ばね接触アーム（ＩＧ）のわ ずかに発散する即ち外方（：′：拡がる前端で構成されビン接触区分（４６）の 挿入をｉｉＪ能なら１．める導入口を持つ構成である。ビン接触区分（４６）の 挿入時に前端（４８）はソケット前端（２２）に進入１７て初孫合点（複数）　 （２Ｂ）でばね接触アーム（１Ｇ）の内側面に保合する。初孫合点（２Ｇ）は、 （ソケットキャビティ（１８）内の環状の）収束形ばね接触アーム（複数）　（ ｌ［ｉ）が第２図に示すように非偏倚即ち無応力の状態にあるときのアーム内側 面のうち互いに最も接近するところである。能動型ソケット端子（１０）は、ば ね接触アーム（１６）が非偏倚状態なら、点く２６）間の距離が相手ビン端子（ ４０）のビン接触区分（４６）の直径よりも小さくて、挿入時にはばね接触アー ム（１６）の前端がビンの接触区分（４６）により押拡げられなければならない 構成である。この挿入操作は、ばね接触アーム（１６）を偏倚状態に置いてばね 接触アーム（１６）の内側面とビン接触区分（４６）の側面との間に所要の接触 力を設定して、組合う両端子の電気的接続の堅実度を保証する。

ビン接触区分（４６）をソケットキャビティ（１８）に挿入してばね接触アーム （１Ｇ）を押拡げるに要する力は挿入力と称せられる。ビン接触区分（４Ｂ）は ばね接触アーム（１６）を押拡げたのちソケットキャビティ（１８）に完全に挿 入されて前端（４８）がソケットキャビティ（１８）の底端（２８）に近づく。

完全挿入中ビン接触区分（４６）はばね接触アーム（１６）のいまやほぼ平行な 内側面（２４）に摩擦係合し、この摩擦に打勝つに要する力は分離力と称せられ るが、典型的には、挿入力よりも実質的に小さく、このビン接触区分（４６）を ソケットキャビティ（１８）から引抜くに要する力に等しい。電力伝導に有用な 典型的な能動型ソケット端子はスタンダードサイズＮｏ、　８とすることができ よう。サイズＮｏ、　８の一対のビンおよびソケット端子（４０）、（１０）を 組合わせる場合の典型的な値は、挿入力が４１／２ポンド、分離力が２ポンドと なろう。

第３図、第４図および第５図は、ビン接触区分（４６）のソケットキャビティ（ １８）への挿入時およびキャビティ（１８）からの引抜き時の、能動型ソケット 端子（１０）内の本発明の受動型カム従動子（３０）の作用を図示する。本発明 の説明の便宜上、まずソケットキャビティ（１８）にビン接触区分（４Ｇ）が完 全に挿入されている第４図について述べる。受動型カム従動子（３０）は圧縮下 にあり、圧縮ばね（３２）の前端（３４）のキャップ部材（３６）はビン端子の 前端（４８）に係合され、圧縮ばね（３２）の後＠（３８）はソケットキャビテ ィ（■８）の底端（２８）に当接している。キャップ部材（３６）はその外径が ビン接触区分（４６）の直径にほぼ等しい。ソケット端子（１０）のばね接触ア ーム（１Ｇ）はビン接触区分（４Ｇ）により開離保持されて偏倚位置に在る。

第５図に示すように、ビン接触区分（４６）がソケットキャビティ（１８）から 引抜かれつつあり且つビンの前部がなおばね接触アーム（１６）を開離偏倚して いる間は、圧縮ばね（３２）はキャップ部材（３Ｂ）を前方に圧迫してビン前端 （４８）との係合を続けさせる。ビン前端（４８）がまさに初孫合点（２６）を よぎって引抜かれようとするとき、ピン端（４８）に追従してきたキャップ部材 （３６）は点く２６）近くに置かれている。完全引抜き後は、ばね接触アーム（ ＩＢ）はもうビン接触区分（４６）によっては開離保持されず、こんどはキャッ プ部材（３６）の側部（３７）によって開離保持されること第３図に示す通りで あって、第２図に示すような非偏倚ないし無応力の位置には戻らない。

第３図に示す通り、このばね接触アーム（１６）は、突張り手段即ちストラット として作用するキャップ部ｔ’ｔ（３Ｂ）により開離され、次のビン接触区分（ ４６）挿入に備えた偏倚状態に保たれ、そうでない場合にばね接触アームを非偏 倚状態から押拡げるに要する実質的な大きさの挿入力を必要としない。受動型メ １ム従動子（３０）は、ビン形の工具（図示せず）を能動型ソケット端子（１０ ）に挿入してカム従動子（３０ンをソケットキャビＦ＋（１ｇ）内１１：゛挿置 しく要すればさらに固定し）たのち工具をソリ°ツｌ一端子（１０）から引抜く だけ゛Ｃ２端子の製造時に突張り位置に設置オることができる。

圧縮ばね（３２）は、適当な寸法のキャップ部材（３Ｇ）がばね接触７−ム（１ ６）の内側面（２４）に沿って移動し、初孫？）点（２６）に近づくときにキヤ ・・ノブ部＋１３８）に対する若ギの抵抗に打勝つに足るだけの、低い圧縮強度 に選定、ドｉする。圧縮ばね（３２）の（０径（ま、・キャップＩ）：ｔ！４Ｊ （３ｅ）の内径、Ｊ、りも小さいか後端（３８〉かキャビｆ、イ底部（２８）の ようなｉ−ヤビディ側壁近くの１ｇ４力停止手段に両頭係合するに足る大きさを 有し、またその長さは、受動型カム従動子（３０）が第３図に示すように突張り 位置にあるとぎ圧縮ばｂ（３２）がど干の圧縮）゛にあっ又ソＩｒツ１−４−ヤ ビティ（１８）内でがたついたり震動Ｃ１，、ｌぐ弛んだりすることのないよう な長さでなければならない。

キャップ部材（３Ｇ）は、ばね接触アーム（１６）の内向きばね（接触）力に対 Ｉ７ては用抵抗を呈してビン前端（４８）にはわずかに触れるだけに係合し、側 部（３７）が充分な長さにわたって面（２４）に係合することにより縦方向の安 定を保つような材料（即ちステンレス＃＄ｉｌ）および構成とすべきである。キ ャップ部材（３６）ははね（３２）の前端（３４）に固締することができるが、 随意的には少くも若干の圧縮下１ごある圧縮ばね（３２）とこのソケットに接合 されたビン或いは分離時のばね接触アームとの間にそのビン或いは接触アームに よって保持することもできる。

第１図ないし第５図の→ノイズｋ　８能動ソケツト端子（１０）に使含２る圧縮 ばね（３２）の代表的な圧縮強度は１７２ボンドとなろう。従って、第３図、第 ４図および第５図の例における１ｉｌｉ入力の代表的な値は分離カブラスばね圧 縮強度即ち２ボンドブラフ、１／２ボンド即ち２１７２ボンドどなろう。この大 きさは、本発明の受動型カム従動子を用いない場合の、代表的な挿入力値４１／ ２ボンドよりも実質的に小ざい。

第６図は、例え１まステ゛・レス鋼のコイル圧縮ばね（６０）から成る、本発明 受動型リム従動子の一変型実施例であ、−）て、前端（６４）の密間隔の数コイ ル（６２）はこの受動型カム従動子の突張り手段となってキャップ部材を無用な らしめる。かようなばね（６０）は内向きばね（接触）力の小ざい比較的小さな 能動ソケット端子に有用であり、その圧縮強度はばね（３２）よりも低くするこ とができる。この種のばね（６０）は前部の数コイル巻回（６２）を残りのコイ ル巻回よりも大径とすることができよう。

第７図は、例えばポリエーテルアミドの一体成形ブラスチックばね（７０）から 成る受動型カム従動子の別の実施例であって、停止手段たるｇ　（７２）と、側 部（７７）およびプラグ係合区分（７８）をａする突張り手段たる前端（７Ｇ） とを有する。このような受動型カム従動子（７０）は第８図など第９図に用いら れている。

第８図および第９図において、受口端子（ｉｉｏ）は本体区分（１１２）、（導 体剥離端局りに圧着さるべき）導体受入れ区分（１１４）　、一対の対向する片 持梁形ばね接触アーム（ｌｌ［ｉ）および補助ばね（１１８）を有するが、この ことは１９８４年６月２９日出願の米国特許願第１３２５．９９８号に詳細に記 述されている。プラグ端子（１４０）とのパワーコネクタとして使われる受口端 子（１１０）は、この端子（１１０）が電気伝導度を良くするために比較的軟質 の調高含有合金から成る場合その接触力が補助ばね（１１８）によって高められ ている。補助ばね（１１８）はステンレス鋼製とし、タブ（１２０）で本体区分 （１１２）に取付けることができ、また補助ばねアーム（複数）　（１２４）の ベース部分（１２２）と一体な、端子（＋１０）の下を通るブリッジ区分（図示 せず）を有する。

第９図に示すように、補助ばねアーム（１２４）の前端（１２Ｂ）は、ばね接触 アーム（１１Ｂ）の、これにプラグ端子＜１４０）のプラグ接触区分（１４２） が最初に係合する点（１２ｇ）に近い外側面と係合している。受口前端（１３０ ）はプラグ接触区分（１４２）の丸められたプラグ前端（１４４）用の導入口と なる。保持手段（１３２）は受口端子（１−１０）内に取付けられて端子（１１ ０）用誘電体コネクタハウジング（図示せず）の端子受入れ通路内停止肩に係合 する。

受動型カム従動子（７０）は第７図に示す型である。端（７２）は、ソケット端 子（１１０）の本体区分（１１２）なり本体区分（１１，２）を横切って該区分 内を軸線方向と直角に延びる保持手段（１３２）なりに設けられる協力停止面（ 図示せず）に固定もしくは当接保持することが好ましい（図示せず）。受動型カ ム従動子（７０）がすでに伸張状態にあってその前端（７６）が突張り即ちスＩ ・ラットとして点（１２ｇ）近くのばね接触アーム（１１，１３）間に置かれて 両アーム（１１Ｂ）を開離保持するとき、受口端子（１１０）はプラグ接触子（ １４２）の挿入に備えられたことになる。ばね接触アーム（１１Ｂ）はすでに偏 倚されて開離状態にあるから、その間にプラグ接触区分（１４２）を挿入するに 要する挿入力は実質的に低下している。端（１４４）は前部プラグ係合区分（７ ８）に係合して圧縮手段（７４）をプラグの完全挿入に至るまで圧縮し始める。

プラグが引抜かれるときは、圧縮手段（７４）は前端（７６）を前方に押進めて 前端（７６）の両側部分（７７）にばね接触アーム（１１６）の内側面が係合す るに至り、ばね接触アーム（１１Ｂ）は、次にプラグ接触区分（１４２）が挿入 されるまで、前端（７Ｂ）により開離保持されることになる。

円形能動型ソケット端子（１５０）が第１０図および第１１図に示されるが、こ れには片持梁形ばね接触アームが一つしかない。第１１図は受動型カム従動子（ １８０）を内蔵する端子（１５０）とこれに挿入さるべきビン端子（１９０）を 示す。典型的な端子（１５０）は例えばペンシルヴアニア州ハリスバーグのアン プインコーホレーテッド社から売出されているようなタイプ■（＋）ソケット接 触子と全く同様のものとなろう。第１Ｏ図に示すように、この種の接触子はソケ ットバレル部品（１５２）とばね接触部品（１５４）から成る。ソケット式１ノ ルの部品（１５２）はバＩ／　小区分（１５Ｇ）と、停止肩（１５８）と、導体 受入れ区分（１６０）とを白゛する。バレル区分（１５Ｂ）はベルマウス即ち導 入口（１６２）　、ソケットキャビティ（１Ｇ４）　、ばねアーム受入れ開口（ ｌｆ３Ｇ）および対向協力面（１８８）を有する。ばね接触部品（１５４）はば ね接触アーム＜１７０）　、本体区分（１７２）および保持突起（１７４）　Ｇ 有する。部品（１，５４）は部品（１５２）のバ）ノル区分（１５Ｂ）周りに取 付けられ、開口（１６８）からソケットキャビティ（１６４）に進入するばね接 触アーム（１７０）は接触部（１７ｇ）の前外方に短く延びる前端（１７Ｂ）を 有１２、前端（１７Ｂ）は組立状態のときバ１ノル区分（１５６）の開口（Ｉｆ ｉ［ｉ）より前方の部分の下位にある。

ｒａｉ１図に示すように、この種の端子（１５０）は“７ネククハウジングの端 子受入れ通路内に取付ｊＪられ、停止肩（１５ｇ）と保持突起（１７４）とが通 路の協力する停止肩（１９８）に係合することによ−）て保持される。受動型カ ム従動子（１８０）はソケットキャビティ（１Ｂ４）内に設置され、圧縮ばね（ １ｇ２）とその前端のキャップ部材（１８４）を持ち、ばね（１８２）の後端（ １，８８）はソケットバレル部品（１５２）の内方に延びる指片などの協力停止 手段（１８Ｂ）に係合する。ビ〉接触区分（１９４）の前端（１９２）は導入口 （１６２）に入りギャップ部材（１８４）に係合しばね（１８２）を圧縮１．て ばね接触アーム（１，７０）をしてその習性によりビン接触区分（１，９４）の 側面（１９Ｇ）に係合するまで内方に移動せし、める。ビン接触区分（１，９４ ）をソケットキャビティ（１６４）から引抜くときは、ばね（１８２）はキャッ プ部材（１８４）　’２前〕りに押進めてばね接触７゛−ム（１７０）の接触部 （１７８）に近い突張り係合位置を占めるに至らせ、これによりアーｔ、（１７ ０）は対向する協力面（１８８）から遠ざけられてビン端子（１９０）の低挿入 力挿入に備えたばね偏倚位置に保たれる。

第１２図に示す能動型ピン端子（２４０）は本体区分（２４２）１、（線導体の ｉ離端周りに圧着さるべき）導体受入れ区分（２４４）、（ビン区分を構成する ）ばね接触アーム（複数）（２４６）　、および切頭円錐形前端（２４８）を有 する３、ビン区分はソケット端子（図示せず）のソケットバレル（２１２）に挿 入可能である。コイル憩回（２６２）を有するコイル圧縮ばね（２６０）　（受 動型カム従動子）は、図では、ばね接触アーム（２４Ｂ）周りに伸張もしくは比 較的非圧縮の状態に置かれてその前端（２ｔ３Ｇ）　（突張り手段）かばね接触 アーム（２４Ｂ）を初孫合点（２５０）近くで偏倚状態に集束している。ばね（ ２６０）の後端（２８４）は能動型ピン端子（２４０）の本体区分（２４２）の 停止肩（２５２）に取付けまたは当接保持される。

第１２図において、能動型ピン端子（２４０）の前端（２４ｇ）がソケットバレ ル（２１２）に挿入される際は、バレルの前端（２＋４）がコイルばね（２６０ ）の前端（２６Ｂ）に係合してコイルばね（２６０）を圧縮状態に押圧する。ば ね接触アーム（複数）　（２４Ｂ）はばね前端（２６Ｂ）から釈放されると、ソ ケットバレル（２１２）の内側接触面に係合しこれに沿い摩擦摺動してビン区分 が完全に挿入されるに至り、コイルばね（２８０）は圧縮される。能動型ピン端 子（２４０）がソケット式１ノル（２１２）から引抜かれるときは、コイルばね （２６０）は前方に伸張し始めて第１２図に示すような比較的非圧縮の長さに戻 ってばね接触アーム（２４６）を再び集束する。ばね前端（２８６）　（突張り 手段）は内径がソケットバレル（２１２）のそれにほぼ等しい一つまたは数個の 密間隔のコイル巻回（２６２）から成るようにするか、或いは環状のカラ一部材 （図示せず）をコイルばねの前端に取付けることができる。

本発明の受動型カム従動子は、単一のばね接触アームまたは複数の協力するばね 接触アームを存してそれらが内外いずれかにばね偏倚される多種多様の個別端子 に、それらの端子が能動型ビンであれ能動型ソケットであれ、また丸形であれス ロット付きであれ使用できる。圧縮手段の圧縮強度は、相手端子の引抜き時に突 張り手段をなお偏倚状態にあるばね接触アームに沿って押進めるに足るだけのも のでよい。即ち、このカム従動子は、接触アームを能動型のソケット或いは受口 端子内で押拡げたり能動型ピン端子において集束させたりすることは要求されず 、すでに偏倚位置に置かれている接触アームをそれぞれ開離保持または集束保持 することを要求されるだけであるところから「受動型」と称される。

本発明の受動型カム従動子は、第１４図、第１５図、および第１６図に示すコネ クタ（３１０）のような、カードエツジコネクタなどの電気コネクタにを用であ る。第１３図は、例えばポリエーテルイミドの、一体成型プラスチックばね（３ ５０）を包含する受動型カム従動子の一実施例を示す。ばね（３５０）は突張り 手段たる縦長のキャップ区分（３５Ｂ）　、ばね（３５０）の各端において区分 （３５Ｂ）と一体な初め内方に次に外方に進む圧縮ばね区分（３５２）　、およ び一体な縦長のベース区分（３５４）を有する。これに代る一実施例は同様な形 状構成の、例えばステンレス鋼の、一体金属ばねであって、その上端にポリエー テルイミドのキャップ部材が取付けられる。その金属部にはエポキシ材を塗布す るのもよい。

カードエツジコネクタ（３１０）は縦長のカード受入中央キャビティ（３１４） を持つハウジング（３１２）を包含し、そのキャビティ（３１４）はハウジング （３１２）の頂面（３１Ｂ）から平行側壁（３１８）間および端壁（図示せず） 間を内方に伸びてプリント回路カード（３４０）の端縁部分（３４２）を受入れ る。２列の対状に対向する電気接触子（３２０）はカード受入れキャビティ（３ １４）の側面に沿って間隔配置され、キャビティ（３１４）の底（３２２）でハ ウジング（３１２）に取付けられ、その下方接触区分（３２４）はハウジング（ ３１２）の下方に突出［７ており、例えば第１５図に示すようにプリント回路母 板（３７０）のめっきされた貫通穴（３７２）と電気的に係合することができる 。

第１５図は受動型カム従動子の入っていないコネクタ（３１０）を示す。接触子 （３２０）はキャビティ底（３２２）から上行し７、次いてイー）ずかに内方に 寄る区分（３２５）を口し、さらにキャビティ（３１４）を縦貫する中央平面に 向かってキャビティ（３１４）の内方に実質的に進入する円弧状のばね接触アー ム区分（３２６）を角°し、その接触面（３２８）が挿入されるカード（３４０ ）の端縁部分（３４２）の側面のヤれぞれの導体（３４４）に係合することにな る。接触子（３２０）はまた、ハウジングの頂面（３１１３）近くに発散区分（ ３３０）を６′【２これがカー　ド受入れキャビティ（３１４）内からハウジン グ側壁（３１８）の開口（３３２）に進入して端区分（３３４）とｌｉる。端区 分（３３４）は、ハウシ：／グ（３１２）の頂面（３１１３）に隣（＆１５で開 口（３３２）の頂−Ｌを横切るブリ・ソジ（３３８）の停止面（３３Ｂ）の外側 に置かれる。

第１４図に戻って、第１３図の受動型カム従動子（３５０）はカード受入れキャ ビティ（：Ｈ４）に収容されベース区分（３５４）がキャビティ底（３２２）に 隣接する。キャップ区分（３５Ｂ）は、ばね接触°γアーム分（３２Ｂ）を開離 保持すべき位置のとき、円弧状のばね接触アーム区分（３２６）のすぐ下の接触 区分（３２５）に沿っていることが望ましい。従って、カード（３４０）の端縁 部分（３４２）がカード受入れキャビティ（３１４）に挿入されるとき、その導 体（慢数）（３４４）は接触面（３２ｇ）に摩擦係合されるが、円弧状ばね接触 アーム区分（３２Ｂ）はすでにキャップ区分（３５Ｂ）により偏倚された分離位 置にいる。前端縁面（３４Ｂ）がキャップ区分（３５Ｂ）に係合すると、圧縮区 分（複数）　（３５２）が圧縮されキャップ区分（３５６）が押下げられてばね 接触アーム区分（３２８）がその設計接触力を導体（３４４）に加えることを得 しめる。カード（３４０）が引抜かれるときは、キャップ区分（３５Ｂ）は収束 する接触区分（３２５）に係合するまで端縁面（３４６）に追従１２、ばね接触 アーム区分（３２Ｂ）を、次のカードエツジ挿入まで、偏倚された分離位置に保 つ。

キャップ区分（３５Ｇ）の幅は、キャビティ（：Ｈ４）の底（３２２）における 対向接触子（３２０）間の距離より大ならず月つカード端縁部分（３４２）の厚 さより小でなくするを町とする。キャップ区分（３５Ｂ）の実際の幅は、非偏倚 時の対向する一対の接触子（３２０）と協力１７、特に対向接触子（３２０）の 収束する接触区分（３２５）間の距離と協働するように選定されるべきである。

第１６図および第１７図に示すように、本発明の受動型カム従動子（３８０）の 別の一実施型は、カード受入れキャビティ（３１４）内のその底（３２２）に近 く接触子（３２０）の列間に挿置される。受動型カム従動子（３８０）は、圧縮 手段たる複数の縦方向に間隔配置されたコイル圧縮ばね（３８２）　、停止手段 たるキャビティ底（３２２）　（協力停止手段）に固着されるばね（３６２）の 底端（３［ｉ４）および突張り手段としてコイルばね（３８２）の前端（３６ｇ ）に取付けられキャビティ（３１４）に沿って接触子（３２０）の軸線に直角に 延びるキャップ部材（３８Ｇ）から成る。キャップ部材（３８Ｂ）はプラスチッ クなどの誘電体で製することができ、随意的には、湊い凹み（図示せず）を設け てこれにばね前ＤＷ（３６８）の少くも第一のコイル巻回を固定させたり、ばね 前端（３８８）の少くも第一のコイル巻回内にちょうど嵌まる寸法の底面から下 行する短い突起（３７０）を設けたり、また両者とも設けるなどすることができ る。キャビティ底（３２２）にはガイドピン（複数’）　（３７２）を配してば ね底端（３６４）のコイル巻回内に立上らせコイルばね（３８２）をカード受入 れキャビティ（３１４）内の定位置で適性な上向き状態に保たせることが好まし い。

カードエツジコネクタ（３１０）に用いる受動型カム従動子のもう一つの実施型 は、カード受入れキャビティの底に複数の圧縮ばね（コイルばねか成形プラスチ ックばね）を間隔配置して取付けこれに単一のキャップ部材（３６Ｂ）でなく複 数の整合するキャップ部材（図示せず）を設けている。例えば、パワーおよび（ または）アース接触子として用いられ、カードエツジの関連する導体に実質的な 接触力を加えて即時に高堅実度の電気接続を確立すれば最も効果的に働く接触子 のように、選ばれた一対の対向接触子をカム開離させない方がよいことがある。

（なお、この場合、関連する導体は即時接触のためにカード端縁部分（３４２） の端縁面＜３４８）まで到達させ、他のすべての導体は端縁面に完全到達させな いのがよい。）従って、選ばれた一対の接触子間にはキャップ部材を置かず、選 ばれた接触子対の両側から始まる他の接触子にはキャップ部材を用いることにな ろう。また、各接触子対または連続する接触子対の各グループごとに、要すれば キャップ部祠付きでそれぞれ一つまたは複数のばねを包含する、固をの一受動型 カム従動子をもたせることもできる。

複数対の対抗するばね接触アームがコネクタハウジングの個々の通路に収容され て個別の受口部材を構成し、また第６図および第７図に示すような個別の受動型 カム従動子を有する、電気コネクタ（図示せず）に適当な設計の受動型カム従動 子を用いることができる。

第１８図に示すカードエツジコネクタ（４１０）は、１５単側カードエツジ（４ ４０）即ち一面だけに導体（４４４）を持つカードエツジに有用である。有用な −コネクタは、非対向の接触子（複数）　（４２０）を有するハウジング（４１ ２）を包含し、その各接触子（４２０）の存する円弧状のばね接触アーム区分（ ４２Ｂ）をカード受入れキャビティ（４１４）内にキャビテイ壁（４１ｇ）の面 （４１９）近く或いはこの面に係合させて配置しその間にカード（４４０）の縁 端部分（４４２）を挿入できるようにすることができる。キャビティ底（４２２ ）には、第１３図に示すような一体成型プラスチックの受動型カム従動子（４５ ０）を取付けて立上らせることができる。キャップ区分（４５Ｇ）は、ばね接触 アーム（４２Ｂ）をその接触面（４２ｇ）の下方でキャビテイ壁（４１８）の面 （４１９）（協力間手段）から一段と離れたばね偏倚位置に保持してカード端縁 部分（４４２）の低挿入力受入れを可能にする。

このように、本発明の受動型カム従動子は、単一ばね接触アームと、コネクタハ ウジングのほぼ平行なキャビテイ壁のようなそれに沿って突張り手段が移動でき る協力一手段とに関連して使用できることがわかる。

断面が第１８図と同様なマルチキャビティの受口コネクタ（図示せず）は、複数 の単一ばね接触アームと対抗する協力キャビテイ壁とを利用し、てその間に第６ 図および第７図のような個別の受動型カム従動子を配しポスト端Ｐまたはブレー ド様端子を受入れることができよう。

また、本発明の受動型カム従動子は、通常は発散形の、個別ばね接触アームから 成る接触区分を持つ、個々のピン端子を有する電気コネクタに利用することも考 えられ、その場合受動型カム従動子はアームの外側にこれに沿って配置されてア ームを集束保持する突張り手段を包含しよう。また、ピン接触アームがすっかり ハウジングの一個別キャビティ内に収容される場合、突張り手段はハウジングキ ャビティの一壁とビン接触アームとの間に配置される別の互に協力する部材から 成り、その各部材が固有の圧縮手段を有し、ピン接触アーム周りにこれに沿って ソケット接触区分が挿入されるとき一斉に圧迫されて圧縮状態になる。

ここには受動型カム従動子をその特定の数実施例１１こついて記載したが、発明 の精神および範囲を逸脱しなＬ）で多くの変更改造を施しうろことは当業技術者 （こ明ら力為であろう。よってこのような変更改造１よ技術への貢献の範囲内に 合理的■つ１Ｆ：、当に含まれる限り本特工午の範囲１こ含まれるものである。

国際調査報告 ノ）Σｌ≦ＢゴＥＸＴｏτＨＥＩＮＴＥニコミ、：；λ＝：＝コニ０ＮＡＬＳＥ ＡＲＣＨＲＥＰ○ＲＴＯＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．第一の電気品（１０、１１０、１５０、２４０、３１０、４１０）と関連す る受動型カム従動子手段（３０、６０、７０、１８０、２６０、３５０、３６０ 、４５０）にして、前記第一の電気品が、該品の本体部分（１２、１１２、１５ ２、２４２、３１２）から前方に延びる少くも一つのばね接触アーム（１６、１ １６、１７０、２４６、３２０、４２０）およびその側方に隔離され前記少くも 一つのばね接触アーム（１６、１１６、１７０、２４６、３２０、４２０）と関 連する協力面手段（１６、１１６、１６８、２４６、３２０、４１８）を有し、 前記少くも一つのばね接触アームが、挿人力を必要とする軸方向組合せ操作にお いて第二の電気品（４０、１４０、１９０、２１２、３４０、４４０）の関連接 触面手段と電気係合すべき接触面（２４、１２８、１７８、２４６、３２８、４ ２８）を有する、前記受動型カム従動子手段において、 前記受動型カム従動子手段（３０、６０、７０、１８０、２６０、３５０、３６ ０、４５０）が突張り手段（３６、６４、７６、１８４、２６６、３５６、３６ ６、４５６）、停止手段（３８、６２、７２、１８６、２６４、３５４、３６４ ）および前記突張り手段と前記停止手段との間の圧縮手段（３２、６２、７４、 １８２、２６２、３５２、３６２、４５２）を包含し、前記圧縮手段（３２、６ ２、７４、１８２、２６２、３５２、３６２、４５２）は低い圧縮強度を持ち、 前記停止手段（３８、６２、７２、１８８、２６４、３５４、３６４）は前記第 一品の協力停止手段（２８、１８８、２５２、３２２、４２２）と停止係合の状 態に置かれ、 前記圧縮手段（３２、６２、７４、１８２、２６２、３５２、３６２、４５２） は組合い軸線上に置かれ前記軸方向組合せ中に前記第二品により圧縮可能であり 、 前記突張り手段（３６、６４、７６、１８４、２６６、３５６、３６６、４５６ ）は、前記第一品（１０、１１０、１５０、２４０、３１０、４１０）が前記第 二品（４０、１４０、１９０、２１２、３４０、４４０）と組合っていないとき は、前記少くも一つのばね接触アーム（１６、１１８、１７０、２４６、３２０ 、４２０）の前記接触面および前記協力面手段（１６、１１６、１６８、２４６ 、３２０、４１８）に近接して前記少くも一つのばね接触アーム（１６、１１６ 、１７０、２４６、３２０、４２０）と突張り係合する位置に置かれて前記ばね 接触アームを前記協力面手段に対して前選択されたばね偏倚位置に保持し、該位 置は前記第一品および前記第二品が完全に組合ったときの前記少くも一つのばね 接触アームの位置と実質的に等しく、そのために前記組合せに要する挿入力が実 質的に少くなっている受動型カム従動子手段。 ２．前記第一品がソケットキャビティ（１６４）を持つ円形能動型ソケット端子 （１５０）であり、前記協力面手段が前記ソケットキャビティ（１６４）の一壁 部分（１６８）であり、前記第二品がピン接触子（１９４）であり、しかして前 記圧縮手段が前記ソケットキャビティ（１６４）内に軸方向に置かれた圧縮ばね 手段（１８０）である、請求の範囲第１項に記載の受動型カム従動子手段。 ３．前記協力面手段が対向する一ばね接触アーム（１６、１１６、２４６、３２ ８）である、請求の範囲第１項に記載の受動型カム従動子手段。 ４．前記第一品が円形能動型ソケット端子（１０）であり、前記協力面手段がば ね接触アーム（１６）であり、前記少くも二つばね接触アーム（１６）が円弧状 であってソケットキャビティ（１８）を画成し、前記第二品が前記アーム間に挿 入さるべきピン接触子（４６）であり、前記突張り手段（３６、６２、１８４） が前記ばね接触アーム（１６）間に置かれて前記アーム（１６）を前記の前選択 されたばね偏倚位置に開離保持し、一前記圧縮手段（３０、６０、１８０）が前 記ソケットキャビティ（１８）内に軸方向に置かれる、請求の範囲第３項に記載 の受動型カム従動子手段。 ５．前記第一品が二つの対向する平形ばね接触アーム（１１６）を有する受口端 子（１１０）であり、前記第二品が前記アーム（１１６）間に挿入さるべきプラ グ端子（１４０）であり、前記突張り手段（３０、６０、７０）が前記ばね接触 アーム（１１６）間に置かれて両アームを前記の前選択されたばね偏倚位置に開 離保持し、前記圧縮手段は前記ばね接触アーム（１１６）間に軸方向に置かれた 圧縮ばね手段（３２、６２、７４、１８２）である、請求の範囲第３項に記載の 受動型カム従動子手段。 ６．前記圧縮手段が成型プラスチックばね（７０）である、請求の範囲第１項な いし第５項のいずれか一つの項に記載の受動型カム従動子手段。 ７．前記圧縮手段がコイル圧縮ばね（３０、６０、１８０）である、請求の範囲 第１項ないし第５項のいずれか一つの項に記載の受動型カム従動子手段。 ８．前記突張り手段が前記コイル圧縮ばね（６０、１８０）の前端の少くも一つ のコイル巻回（６４）を包含する、請求の範囲第７項に記載の受動型カム従動子 手段。 ９．前記突張り手段が前記圧縮手段（３０、６０、１８０）の前端に取付けられ たキャップ部材（３６、１８４）を包含する、請求の範囲第１項ないし第７項の いずれか一つの項に記載の受動型カム従動子手段。 １０．前記第二品が円筒形ソケット接触区分（２１２）を有いるソケット端子で あり、前記第一品が、非偏倚時に中心軸線から遠ざかる少くも二つの前記本体部 分（２４２）と一体なばね接触アーム（２４６）を有する、能動型ピン端子（２ ４０）であって、前記の少くも二つのばね接触アーム（２４６）は前記能動型ピ ン端子（２４０）を挿入さるべき前記円筒形ソケット接触区分（２圭２）の内接 触藤と係合可能であり、荊記圧縮手段は前記ピン端子（２４０）の前記本体部分 （２４２）に取付けられて前記接触アーム（複数）（２４６）周りに同心的に置 かれたコイル圧縮ばね（２６０）を包含し、前記突張り手段（２６２）は、前記 能動型ピン端子（２４０）が前記ソケット端子と組合い係合の状態にないとき、 前記ばね接触アーム（２４６）を集朿している、請求の範囲第３項に記載の受動 型カム従動子手段。 １１．前記第二品はプリント回路カード（３４０）を包含して該カード（３４０ ）がその一端縁（３４６）に近いカード両側面に配置された導体（複数）（３４ ４）を有し、前記第一品は誘電体ハウジング（３１２）、その縦方向に延びるカ ード受入れキャビティ（３１４）、および前記ハウジング（３１２）内に取付け らればね接触アーム区分（３２６）を持つ２列の対向する電気接触子（３２０） を有するカードエッジコネクタ（３１０）を包含し、前記ばね接触アーム区分（ ３２６）は非偏倚時には前記キャビティ（３１４）内中央平面寄りに延在して前 記キャビティ（３１４）に挿入さるべき前記プリント回路カード端縁部分（３４ ２）のそれぞれの前記導体（３４４）と係合可能であり、前記受動型カム従動子 手段（３５０、３６０）が前記キャビティ内において前記接触子（３２０）の列 間に配置される、請求の範囲第１項に記載の受動型カム従動子手段。 １２．前記第二品がプリント回路カード（４４０）を包含して該カードがその一 端縁に近い該カードの一側面に配置された導体（榎数）（４４４）を有し、前記 第一品が誘電体ハウジング（４１２）を有するカードエッジコネクタ（４１０） を包含し、前記キャビティ（４１４）が前記誘電体ハウジングの縦方向に延びる カード受入れキャビティ（４１４）であり、一列の電気接触子（４２０）が前記 ハウジング（４１２）内に取付けられ、各前記接触子（４２０）が前記キャビテ ィ（４１４）の一側に沿って前記キャビティ（４１４）内の延びるばね接触アー ム区分（４２６）を有し、前記協力面手段が前記カード受入れキャビティ（４１ ４）の対向側壁（４１８）の一面（４１９）を包含して非偏倚時の前記ばね接触 アーム区分（４２６）が該面（４１９）寄りに延在し、前記ばね接触アーム区分 （４２６）は前記キャビティ（４１４）に挿入さるべき前記プリント回路カード 端縁部分（４４２）土のそれぞれの前記導体（４４４）と係合可能であり、しか して前記受動型カム従動子手段（４５０）が前記接触子（４２０）列と前記対向 側壁面（４１９）との間で前記ハウジングに取付けられる、請求の範囲第１項に 記載の受動型カム従動子手段。 １３．前記受動型カム従動子手段が各端にばね区分（３５２）を有する縦長の一 体成型プラスチックばね（３５０）を包含する、請求の範囲第１項、第１１項お よび第１２項のいずれか一つの項に記載の受動型カム従動子手段。 １４．前記受動型カム従動子手段が各端のばね区分（３５２）および一体のトッ プおよびベース区分を有する誘電体塗布された縦長の金属ばね（３５０）を包含 し、前記突張り手段が前記トップ区分に取付けられた誘電体キャッブ部材（３５ ６、３６６）である、請求の範囲第１項、第１１項および第１２項のいずれか一 つの項に記載の受動型カム従動子手段。 １５．前記受動型カム従動子手段は前記キャビティ（３１４）の内端（３２２） に取付けられそこから前記キャビティの外端に向って前方に延びる複数の間隔配 置された圧縮ばね（３６２）を包含し、前記突張り手段（３６６）が前記圧縮ば ね（３６２）の前端に取付けられ、前記カード端縁部分（３４２）が前記キャビ ティ（３１４）に挿入されていないとき前記突張り手段（３６６）が前記ばね接 触アーム区分（複数）（３２６）の接触面区分（３２８）近くに位置して前記接 触子（３２０）の前記ばね接触アーム区分（３２６）をばね偏倚し、前記カード 端縁部分（３４２）の前記キャビティ（３１４）内への挿入時に、前記カード端 縁部分（３４２）の前端が前記突張り手段（３６０）に係合し、前記圧縮ばね（ ３６２）を圧縮して前記接触面（複数）（３２８）が前記カード端縁部分（３４ ２）の前記両側面の前記導体（３４４）に電気的に係合することを得しめる、請 求の範囲第１１項または第１２項に記載の受動型カム従動子手段。 １６．本体部分（１２、１５２）から軸方向前方に延びる少くも一つのばね接触 アーム（１６、１７０）を有し、これから側方に隔離されて挿入ビン端子（４０ 、１９０）を受入れるべきソケットキャビティ（１８、１６４）を画成する協力 面手段（１６、１６８）を有し、且つ前記ピン端子（４０、１９０）を挿入する に要する挿入力を減じる手段を有する円形能動型ソケット端子（１０、１５０） にして、 前記減力手段は前記ソケットキャビティ（１８、１６４）内にその軸線沿いに収 容され前記ソケットキャビティ（１８、１６４）の協力停止手段（２８、１８８ ）から前方に延びる一圧縮ばね手段（３０、６０、７０、１８０）を包含し、該 圧縮ばね手段（３０、６０、７０、１８０）が低い圧縮強度を有し、該圧縮ばね 手段がその前端に突張り手段（３６、６４、７６、１８４）を有し、該突張り手 段は、前記ソケット端子（１０、１５０）が前記ビン端子（４０、１９０）と組 合い係合していないときは、前記少くも一つのばね接触アーム（１６、１７０） の接触面（２４、１７８）に近い位置で前記少くも一つのばね接触アームと関連 する前記協力面（１６、１６８）との間に突張り係合して前記少くも一つのばね 接触アーム（１６、１７０）を前記協力面（１６、１６８）に対して所定のばね 偏倚位置に保持し、前記ピン端子（４０、１９０）のピン接触区分（４６、１９ ２）が前記ソケットキャビティ（１８、１６４）に挿入されるとき前記少くも一 つのばね接触アーム（１６、１７０）が前記ばね偏倚位置に在るために所要の挿 入力が実質的に減じられ、前記ピン接触区分（４６、１９２）が前記圧縮ばね手 段（３０、６０、７０、１８０）の前記前端における前記突張り手段（３６、６ ４、７６、１８４）に係合して前記圧縮ばね手段を前記ピン接触区分（４６、１ ９２）が前記ソケットキャビティ（１８、１６４）に完全に挿入されるに至るま で圧縮するとを特徴とする円形能動型ソケット端子（１０、１５０）。 １７．本体部分（１１２）から前方に延びて相手方プラグ端子（１４０）のブレ ード様プラグ接触区分（１４２）を間に受入れる二つの平形収束形ばね接触アー ム（１１６）を有し、またその間に前記プラグ端子（１４０）を挿入するに要す る挿人力を減じるための手段を有する受口端子（１１０）にして、前記減力手段 が前記ばね接触アーム（１１６）間の協力停止手段から前方に延びる圧縮ばね手 段（７０）を包合し、該圧縮ばね手段（７０）が低い圧縮強度を有し、該圧縮ば ね手段（７０）がその前端に突張り手段（７６）を有し、該突張り手段は、前記 受口端子（１１０）が前記プラグ端子（１４０）と組合い係合していないときは 、前記ばね接触アーム（１１６）の接触面（１２８）に近い位置で前記ばね接触 アーム（１１６）と突張り係合して前記ばね接触アーム（１１６）を所定のばね 偏倚位置に開離保持し、前記プラグ接触区分（１４２）が前記ばね接触アーム（ １６６）間に挿入されるとき前記ばね接触アーム（１１６）が前記ばね偏倚位置 に在るために所要の挿入力が実質的に減少され、前記プラグ接触区分（１４２） が前記突張り手段（７６）に係合して前記圧縮ばね手段（７０）を前記プラグ接 触区分（１４２）が前記受口端子（１１０）に完全に挿入されるに至るまで圧縮 することを特徴とする受口端子（１１０）。 １８．一端縁に近い少くも一側面に導体（複数）（３４４、４４４）を有するプ リント回路カード（３４０、４４０）の一端縁部分（３４２、４４２）を受入れ るカードエッジコネクタ（３１０、４１０）にして、該カードエッジコネクタ（ ３１０、４１０）は縦方向の延びるカード受入れキャビティ（３１４、４１４） を有する誘電体ハウジング（３１２、４１２）と、該ハウジング（３１２、４１ ２）内に取付けられ非偏倚時に前記キャビティ（３１４、４１４）内中央平面寄 りに延在するばね接触アーム区分（３２８、４２６）を有し、該ばね接触アーム 区分（３２６、４２６）には前記キャビティ（３１４、４１４）に挿入された前 記プリント回路カード端縁部分（３４２、４４２）上のそれぞれの前記導体と係 合しうる接触面（３２８、４２８）がある、少くも一列の整合する電気接触子（ ３２０、４２０）と、前記カード端縁部分（３４２、４４２）を前記キャビティ （３１４、４１４）に挿入するに要する挿入力を減じる手段とを含み、 前記減力手段が、前記カード受入れキャビティ（３１４、４１４）内に収容され 前記少くも一列の接触子（３２０、４２０）と協力面手段（３２６、４１９）と の間を前記キャビティ（３１４、４１４）の底面（３２２、４２２）から上方に 延びる圧縮手段（３５２、３６２、４５２）を持つ受動型カム従動子手段（３５ ０、３６０、４５０）を包含し、該受動型カム従動子手段（３５０、３６０、４ ５０）がその頂端に突張り手段（３５６、３６６、４５６）を有し、前記圧縮手 段（３５２、３６２、４５２）が低い圧縮強度を有し、前記突張り手段（３５６ 、３６６、４５６）は該突張り手段（３５６、３６６、４５６）が突張り係合位 置に在るとき前記ばね接触アーム区分（３２６、４２６）に前記接触面（３２８ 、４２８）近くで係合して前記バネ接触アーム区分（３２６、４２６）を前記協 力面手段（３２６、４１９）から離れた所定のばね偏倚位置に保持し、その間に 前記プリント回路カード（３４０、４４０）の前記端縁部分（３４２、４４２） が挿入されるとき、前記ばね接触アーム区分（３２６、４２６）が前記ばね偏倚 位置にあるために所要挿入力が実質的に少く、前記カード端縁部分（３４２、４ ４２）の前端が前記突張り手段（３５６、３６６、４５６）に係合して前記圧縮 手段（３５２、３６２、４５２）を前記端縁部分（３４２、４４２）が前記カー ド受入れキャビティ（３１４、４１４）に完全に挿入されるに至るまで圧縮する ことを特徴とするカードエッジコネクタ（３１０、４１０）。 １９．前記コネクタ（４１０）が一列の接触子（４２０）を有し、前記協力面手 段が前記カード受入れキャビティ（４１４）の対向する側壁面（４１９）であり 、前記カード端縁部分（４４２）がその一側面にのみ導体（複数）（４４４）を 有する、請求の範囲第１８項に記載のカードエッジコネクタ。