JPS62500020A - 溶解ガスを放出可能な飲料分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熔解ガスを・放出可能な飲料分配装置 技術分野 本発明は溶解ガスを大気圧下で放出可能な飲料の分配装置に関し、該分配装置は 容器を具備し、該容器の少なくとも１つの壁部分は飲料が分配されるに従って変 形可能であり、該容器は外容器内に配設されており、該容器はガスを放出した後 の容器内の圧力に耐え得る寸法の壁を有し、また飲料が分配された後の圧力上昇 により容器の容積が増加することを防止する手段を具備している。

背景技術 変形自由な容器は既に炭酸の入ってない飲料、更に特定するとワインの輸送用に 提案されており、また従前は各個人がそれからびん詰めするバルクワインを搬送 するために用いられていた小さな樽に取って代わって使用されている。

然しなから、このバ、ケージ方法は周囲の圧力の下でガスを放出、発散可能な飲 料の場合に、変形自由な容器を頑丈な外容器内に配設し、かつ飲料の脱気を防止 するために上記変形自由な容器の壁を常に液体の体積に対応した容積に保持する 手段が装備されているときだけしか使用は不可能である。

例えば、中でも米国特許第４，１２６．４０９号において、飲料が分配されるに 従って変形自由な容器と頑丈な外容器との間に残った空間に満たす水を用いるこ とが提案されており、該目的のために弁が装備されている。しかしこの解決策に は多くの不便が有る。高圧の水源を必要とし７、例えばピクニック地やキャンプ 地ではいつも利用できるとは限らない。頑丈な外容器は変形自由な容器を囲繞し ている水を保持するよう気密でなくてはならい。

変形自由な容器の壁に作用すべき力は炭酸飲料が流出しつつあるか否かに概ね依 存して変化するので弾性要素は使えない。飲料が流出すると、圧力は漸次低下し 、その結果飲料流出によって残存した容積を縮小するために可撓性容器の器壁に 付与すべき力は小さく、しかも流出した体積によってはその力は零に滅じたり負 になったりもする。一方、容器が密封されていると、圧力が約１．ｌＸ１０’Ｐ ａから３Ｘ１０５Ｐａに上昇するまで飲料はガスを発散、放出する。もし弾性要 素が用いられるならば平衡状態が得られるまでそれが変形し、結果として容器の 容積が幾分増加しガスの体積がこれに応じて減少する。容器がからになるに従っ てばね圧も減少する。

ばね要素の場合にばね圧は液圧に加算され、その結果容器が満たされている場合 には圧力は非常に高いであろう。

米国特許第４，１３６，８０２号により提案された解決策はばね力の変化する問 題を解決できるが、相当高い圧力が容器中に発生し得るという見地からガスを含 んだ飲料を分配するためには利用されない。

米国特許第３，９３８，７０６号において、側壁の内側軸方向に移動可能な端部 を具備すると共に頑丈な壁を有する容器内に変形自由なハングを配設することが 提案されている。該側壁は該側壁の内面に形成されたラチェツト歯と、端部に堅 固に締結され該歯と係合する弾性突起とを介して端部に結合されている。変形自 由なバッグは保持液体がガスの発散、放出をできるようには設計されていない。

内容物を放出させるためには変形自由なバンク内に圧力を発生させるよう人為的 操作による圧力を端部に作用させる。

発明の開示 本発明の目的は上記した利便性は備えながら、液体が流出することにより開放さ れた空間に満たす非圧縮性流体を用いるという不便のない解決策を提供すること にある。

結局、本発明は請求の範囲第１項による飲料分配容器に関する。

本提案による解決策は構造が簡単であり、かつ本発明による容器が完備している 、即ち何如なる場所でも、それ故に何如なる状況下でも使用可能であるというこ とに利便性がある。

炭酸飲料を多数の容器に詰めたものと比較して、本発明による容器によると飲料 のガス溶解特性を保持しつつ重量、体積、及びパッケージ料金を減じることが可 能である。それ故に、本解決策は変形自由な容器と頑丈な外容器との間の空間に 満たす非圧縮性流体を用いる方法と全く同様な技術的利便性を有している。

本発明による飲料分配容器の実施例と変形例が以下の添付図面に略示図示されて いる。

図面の簡単な説明 第１図は本実施例の破断斜視図、第２図は第１図の変形例の正面断面図、そして 第３図は第２図の矢視線ｌ−Ｉｎによる断面図である。

発明を実施するための最良の態様 実際の容器は変形自由なハング１を具備しており、該バッグ１は気密を保持させ るためにアルミニウムで覆われた２つのポリエチレンシートで作られており、周 辺を互いに接合し、かつ変形後に設定容積を保持する寸法に作られている。バッ グ１は分配用口部２を取り付けるための開口（図示せず）を有している。本実施 例では円筒形である外容器３は比較的頑丈な壁を有しており、バッグ１を外傷か ら保護し、またガスの発散、放出を防止するための十分な圧力下で炭酸飲料を保 持するために用いられている。なお、都合の良いことに、外容器の壁はボール紙 で作ることが可能であり、底部と上部は金属補強するか、或いは金属で形成して ボール紙の側壁に固定することが可能である。

収容している液体の体積に関係なく圧力下で変形自由なバッグを保持するために 、外容器３は射出成形されたプラスチック製の管状要素４を具備したラチェット 機構を有しており、該管状要素４は変形自由なバッグを囲繞した壁を有し、また ３例の長手方向溝５が形成され、溝の底にはラチェツト歯６を有している。管状 要素４は外容器３に密着挿入され、かつ底部は外容器３の内径と−ｉ°シい直径 を有する円板７上に′Ｒ置されている。その結果、円板７は管状要素４の外にま で広がっている。円板７の外周には９０度間隔で４つの切欠き８が有り、各切欠 きの底部は管状要素４の直径よりも小さな直径を有する円上にある。

管状要素４の内径よりも小さな直径を有する円板９はバ・７グ１の」二に配設さ れており、要素４の上端を閉じ乙いる。該円板９はバッグ１の容積を制限するた めに使用される。円板９はその周辺に３つの弾性舌状物１０を有し、各舌状物は １）め工１を有している。各つめが各長手方向溝５に相対するよう円板が要素４ の上端に配置された場合、各つめ１１は各々の歯６と係合する。

ゴムバンドからなる２つの弾性要素１２は底部円板７の下で交差し、かつ各切欠 き８内に位置している。これら弾性要素はバッグ１と要素４の内壁との間を上方 に延び、円板９の上面に形成された突起１３にしっかりと係留されているので、 要素４の内壁に沿って円板を押し下げる張力が作用している。

歯６と係合しているつめ】１により円板９は再−ヒ４しないよ・）になっている 。

容器をＵｔみ立てるには２つの可能な方法がある。第１の方法はバッグ１に飲料 を補給する前に円板９を要素４の中へ挿入する方法である。この組み立て方法で は、飲料が容器中に補給されている間、つめ１１は歯６からはずされていなけれ ばならない。結局３一つのつめ１１を一斉にはずすため、３つ供えた棒かビンか 或いは同様のものが利用され得る。

他の方法はバフ１グ１に飲料を満たしこれを要素４の中に挿入するか、成いは円 板９を配置挿入する前にバッグを挿入した状態で飲料を満たず方法である。この 場合には、要素４の壁の上端には切欠き１４を形成Ｌ７、一時的に弾性要素１２ を係留し２ておかなければならない。バッグ１を挿入配置すると、円板９を挿入 し、かつ既に飲料が満たされ概ね円筒形をした変形自由なバッグ１に当接するま で円板９の中に押し下げる。

２つの弾性要素１２の端部を次いで一時的に取付けていた切欠き１４からはずし て円板９の突起１３に係合させる。外容器３はその上端を例えば円筒フランジを 具備したカバー１５で閉じる。

分配口部２が閉じられると、飲料中とご溶解しているガスはバッグ１の中の圧力 が該飲料中のＣｏ、の分圧と平衡するまで逃げる。その圧力はＣＯ７の濃度と飲 料の温度とに依存する。該圧力値は炭酸飲料にとって通常１．１０’Ｐａと３． １０’Ｐａとの間にある。飲料の水位が下がった場合、体積の減少により圧力低 下を生ずる。これは溶解ガスが瞬時には逃げられないからであり、結果として円 板９を押し下げるには極く弱い力だけがあればよい。このため、常時弾力を有す るゴムバンドが適切である。再び口部２が閉じられるとバッグ１の中の圧力は漸 次上昇するが、この時に弾性要素１２は効力がないのでバッグ１は単に円板９と 歯６のため膨張することができない。

第２図と第３図とは第１図の実施例に対しある利便性を有する変形例を図示して いる。第１図の実施例と本変形例との主な違いはラチェツト歯とつめとが、炭酸 飲料を保持する気密性の変形自由なバッグ１９を金色している管状要素１８の外 側に軸方向に沿って延びている径方向溝１７の中に配設された棒１６に置換され ていることである。各棒１６はＬ字形の断面を有する錠止手段２０に係合してお り、該錠止手段２０は管状要素の壁に沿って案内するための円筒フランジ２１ａ を具備したピストン２１に受けられているアーム２０ａを有している。該錠止手 段２０の他方のアームはフランジ２１ａに設けられた開口２１ｂを通って延びて おり、また開口２０ｂを有している。該開口２０ｂを形成したアームが棒１６の 長手方向軸に垂直に延びている時前記開口２０ｂを通って自由に棒１６が延び、 一方アームが前述の軸に対し傾いた場合には棒１６ば開口２０ｂによって捕捉さ れる。ばね２２はピストン２１と管状要素１８に締結されている端部２３との間 で圧縮される。

バッグ１９の中に保持されていた飲料が分配された後バック１９の容積が減少す るど、ばね２２は要素１８の内壁に沿って摺動するピストン２１を押し、かつ開 口２１ｂの上端を介して錠止手段２０を駆動する。分配コックが再び閉じられる とバッグ１９内の圧力はガス放出により上昇する。そうしてハングはピストン２ １を上方に押し上げる。ピストン２１が動き始めるや否やピストン２１に受けら れている錠止手段２０は傾く。これは圧力が開口２０ｂの形成されている端部か ら離間した他端に作用するからである。それから開口２１ｂの端部は棒１６を錠 止することになり、それ故に錠止手段２０はピストン２１が上昇を続けられなく する。ピストン２１に作用している圧力が上昇すると、手段２０に作用している 力が増加すると共にこれに対応し２て増加し７た力によって錠止手段２０は棒１ ６に錠止されている。

前出の実施例に対する本変形例の利便性は第１に単純構造であり、第２にはピス トン２１に作用する圧力に対する機械的抵抗の上昇である。これは弾性ラチェッ トを剛な錠止手段２０で置換すると、圧力に抵抗もしなければならない弾性手段 、即ち高圧に耐え抜かなければならずそれに呼応して大きくしなければならない つめやラチェット歯をなくすことにより抵抗を増加させることが可能なためであ る。ラチェツト歯がないため、変形自由なバッグが歯に抗して押圧された時損傷 を受ける危険性を与える要素はない。

ピストン２１を案内する円筒フランジ２１ａは端面２３に当接するようにも作動 し、その結果変形自由なバッグに飲料が満たされている場合に圧力に抗するのは 錠止手段２０ではな（フランジ２１ａが当接している端面２３であるということ に気付くべきである。棒１６は好ましくは角を丸めた矩形断面を有しており、該 断面の主軸は管状要素１８の軸に対して半径方向に延びており、その結果バック １９によって作用している圧力に対する棒の抵抗を増加させる。有利なことに、 棒第１図から第３図までに図示した２つの異なる実施例は円板９とピストン２１ とを各々押し下げるのに弾性要素１２或いはばね２２を図示しているが、これら の要素は円板９やビストン２１を各々ハング１或いは１９に締結させる単なる手 段にすぎない。要素９と２１とは弾性手段以外の手段によりバッグ１と１９とに 各々締結させられてもよい。例えば円板９やピストン２１はバック１或いは１９ に各々はめたり接合してもよい。バッグは非圧縮性流体（いかなる気体もない液 体）だけが満たされているので液体が抜き去られるとバッグ内の圧力は急速に大 気圧まで下がり、かつ分配された液体の体積は気体により置き換えられないので バンクの容積は抜き去られた液体の体積に対応する量だけ減少する。結局、もし 円板９或いはピストン２１がバッグの壁に締結されてあれば、このことにより該 円板９やピストン２１はバッグの液体の体積の減少によって駆動される。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸＴｏＴＹ；ｒ、ＩＮＴＥＲ，ＮＡＴ工ＯＮＡＬＳＥＡＲＣＨＲＥＰＯ ＲＴＯＮＰａｔａｎｔｄｏｃｕｍｅｎｔＰｕｂＬｉｃａＬ：ｉｏｎ？ａｔｅｎｔ ｆａｍｉｌｙＦ’ｕｂＬＩＣａｔｘｏｎｃｉｔｅｄ　ｉ＋ｑ　５ｅａｒｃｈ　ｄ ａｔａ　、ｍｅｍｂａｒ（ｓ）　ｄａｔａ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．容器を具備するとともにその容器の少なくとも１つの壁部分は飲料の分配に 従って変形可能に形成され、また前記容器はガス放出後における該容器内圧力に 耐え得る寸法を備えた壁を有しかつ飲料分配後の圧力上昇による前記容器の容積 増大を防止する防止手段を備えた外容器内に配設されて構成され、溶解ガスを大 気圧にて放出可能な飲料の分配装置であって、前記防止手段が前記変形可能な壁 部分に堅固に留められた可動要素と、該可動要素を前記外容器に係止された留め め要素に結合させる錠止要素とを具備し、前記錠止要素は液体体積の減少の結果 として移動するときに前記可動要素に追従し、かつ飲料の脱気の結果として前記 容器内に発生した逆向きの力が弾性要素の力よりも大きいときに前記留め要素に 係止されるように構成されていることを特徴とする溶解ガスを放出可能な飲料分 配装置。
2. ２．前記留め要素が棒体であり、かつ前記錠止要素は開口を有し、その開口の軸 が概ね前記棒体の軸と一致しているとき該棒体に沿って自由に動くような寸法を 備え、また前記錠止要素は前記開口から離間して前記可動要素上に支持要素をも 具備しており、その結果前記可動要素が前記容器内圧力の上昇結果として移動し ようとするときに前記開口の軸を前記棒体の軸に対して傾斜させることを特徴と する請求の範囲第１項に記載の分配装置。
3. ３．前記弾性要素によって移動させられる時に前記可動要素が前記錠止要素を駆 動する要素を具備することを特徴とする請求の範囲第１項に記載の分配装置。
4. ４．可動要素が押圧される容器の器壁部分に該可動要素を堅固に留める力を該可 動要素に付与するよう該可動要素に関連した弾性手段を具備することを特徴とす る請求の範囲第１項に記載の分配装置。