JPS624983Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624983Y2 JPS624983Y2 JP8530580U JP8530580U JPS624983Y2 JP S624983 Y2 JPS624983 Y2 JP S624983Y2 JP 8530580 U JP8530580 U JP 8530580U JP 8530580 U JP8530580 U JP 8530580U JP S624983 Y2 JPS624983 Y2 JP S624983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- electrodes
- pair
- common electrode
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 9
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 10
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気中多回路開閉器改良に関するもので
ある。
ある。
都市部では配電線路の地中化が進められてお
り、ケーブルの分岐部には気中多回路開閉器や高
圧キヤビネツトが用いられ、歩道上に設置し運用
している。これらの機器は公道上に設けられてい
るのでスペースの制限があり、コンパクト化が進
められている。
り、ケーブルの分岐部には気中多回路開閉器や高
圧キヤビネツトが用いられ、歩道上に設置し運用
している。これらの機器は公道上に設けられてい
るのでスペースの制限があり、コンパクト化が進
められている。
このコンパクト化電極構造については既に提案
し、実用化している。
し、実用化している。
すなわち、開閉器の奥行を従来品の約1/2とす
るため電極配列を傾斜させていると共に共通電極
ブスバーの位置も中心からずれているためモール
ド成形時に固定絶縁物の収縮量が左右上下異なる
ため種々な方向に反つてくる。
るため電極配列を傾斜させていると共に共通電極
ブスバーの位置も中心からずれているためモール
ド成形時に固定絶縁物の収縮量が左右上下異なる
ため種々な方向に反つてくる。
そのため治具を用いて矯整するが、一度の矯整
では所定の寸法内に収めることは難かしく多くの
経験とテクニツクを必要とする。
では所定の寸法内に収めることは難かしく多くの
経験とテクニツクを必要とする。
急激な矯整は内部にストレスを残すことになり
熱的、機械的強度の低下の原因となる。
熱的、機械的強度の低下の原因となる。
本考案は、前記した固定側電極の非対称形状に
起因する反りをなしして、安定した製品を提供す
ることにある。
起因する反りをなしして、安定した製品を提供す
ることにある。
すなわち、本考案はコンパクト化した気中多回
路開閉器の固定側電極の固体絶縁物の成形時に起
る収縮を、電極一対毎にＶ字形の切欠で分割し共
通電極ブスバー２の付近においては固体絶縁物の
厚みをほぼ同じにしたことにある。
路開閉器の固定側電極の固体絶縁物の成形時に起
る収縮を、電極一対毎にＶ字形の切欠で分割し共
通電極ブスバー２の付近においては固体絶縁物の
厚みをほぼ同じにしたことにある。
以下実施例により説明する。
気中回路開閉器の固定側電極の配置の一例を第
１図に示す。
１図に示す。
１は並列に配置された共通電極で共通電極ブス
バー２により電気的に接続されている。３は下方
にケーブル接続端子７を備えそして共通電極１と
対をなす分岐電極にして並列に配置されており、
共通電極１および共通電極ブスバー２と共に固体
絶縁物４により一体にモールド成形され、固定側
電極５を構成している。６は可動電極にして対を
なす共通電極１と分岐電極３の間で着脱される接
続部を有する雄雌接点構造となつており、可動電
極６を着脱することにより、共通電極１と分岐電
極３の電気回路を開閉するものである。
バー２により電気的に接続されている。３は下方
にケーブル接続端子７を備えそして共通電極１と
対をなす分岐電極にして並列に配置されており、
共通電極１および共通電極ブスバー２と共に固体
絶縁物４により一体にモールド成形され、固定側
電極５を構成している。６は可動電極にして対を
なす共通電極１と分岐電極３の間で着脱される接
続部を有する雄雌接点構造となつており、可動電
極６を着脱することにより、共通電極１と分岐電
極３の電気回路を開閉するものである。
共通電極ブスバー２は分岐電極３と電気的に絶
縁し且誘導により分岐電極３に高い高圧が誘導さ
れない様隔離しなければならない。また、開閉器
の設置場所の條件として奥行を短縮してコンパク
トにしなければならないので電極の配列を傾斜さ
せると共に共通電極ブスバー２の配置も中心から
外れ共通電極ブスバー２の周辺の固体絶縁物の厚
さは非対線とならざるを得ない。第２図はその固
定電極を示し、第３図は同上図のＡ−Ｂ断面を示
す。
縁し且誘導により分岐電極３に高い高圧が誘導さ
れない様隔離しなければならない。また、開閉器
の設置場所の條件として奥行を短縮してコンパク
トにしなければならないので電極の配列を傾斜さ
せると共に共通電極ブスバー２の配置も中心から
外れ共通電極ブスバー２の周辺の固体絶縁物の厚
さは非対線とならざるを得ない。第２図はその固
定電極を示し、第３図は同上図のＡ−Ｂ断面を示
す。
以上の如き構造のため、共通電極１、共通電極
ブスバー２および分岐電極３を固体絶縁物４によ
り一体モールド成形するとき第３図に示す如く
側の収縮量が側の収縮量より大きくなり、矢印
方向に収縮して２点鎖線で示す方向に反りを生ず
る。
ブスバー２および分岐電極３を固体絶縁物４によ
り一体モールド成形するとき第３図に示す如く
側の収縮量が側の収縮量より大きくなり、矢印
方向に収縮して２点鎖線で示す方向に反りを生ず
る。
この反りを防止するため固体絶縁物が硬化する
際治具により、反りに対する反力を加える等の方
法があり高度の技術を必要とする。
際治具により、反りに対する反力を加える等の方
法があり高度の技術を必要とする。
第４図は上記問題を解決する為に考案された本
考案開閉器の固定側電極の実施例を示すつので、
第５図は同上図底面部をまた第６図は第５図のＣ
−Ｄ断面を示す。すなわち共通電極ブスバー２の
周辺における固体絶縁物４の厚みをほぼ均等にす
る如く電極一対毎にＶ字形の切欠け部を設けて成
るものである。
考案開閉器の固定側電極の実施例を示すつので、
第５図は同上図底面部をまた第６図は第５図のＣ
−Ｄ断面を示す。すなわち共通電極ブスバー２の
周辺における固体絶縁物４の厚みをほぼ均等にす
る如く電極一対毎にＶ字形の切欠け部を設けて成
るものである。
この様に切欠け部を設けることにより固定電極
の側の収縮は分割され且内部ストレスも大巾に
小さくなり、電気的、機械的にも優れた部分を供
給することができる。
の側の収縮は分割され且内部ストレスも大巾に
小さくなり、電気的、機械的にも優れた部分を供
給することができる。
また固体絶縁物４の取付部付近および切欠部８
は導電層９を設け取扱時における安全のため接地
処理する。
は導電層９を設け取扱時における安全のため接地
処理する。
尚、可動電極は第１図と同様のものが採用され
ることは勿論であり、同図と同符号のものは同構
造を示す。
ることは勿論であり、同図と同符号のものは同構
造を示す。
以上の如く構成することによつて、
(1) 切欠部により収縮時の発生する内部ストレス
が除かれ変形が小さくなる。
が除かれ変形が小さくなる。
(2) 切欠部の材料が節約され、重量も軽くなり取
扱が容易になる。
扱が容易になる。
(3) 表面積が増えるため熱放散が良くなる。
(4) 箱内に取付けた時切欠部が通風穴となり、箱
内温度の局部的上昇を防止することが出来る。
内温度の局部的上昇を防止することが出来る。
(5) 切欠部を目安にして組立時に対向を容易に確
認出来る。
認出来る。
等の実用的効果を奏するものである。
第１図は従来の固定側電極の斜視図、第２図は
従来の固定側電極の上面図で二点斜線はモールド
成型時の変形を示し、さらに第３図は同第２図Ａ
−Ｂ断面図を示す。第４図は本案開閉器の固定側
電極の一実施例を示す平面図、第５図は同上図の
正面図、第６図は反りを防止するために設けた切
欠部における第４図Ｃ−Ｄ断面図を示す。 １：共通電極、２：共通電極ブスバー、３：分
岐電極、４：固体絶縁物、５：固定電極、６：可
動電極、７：ケーブル接続端子、８：切欠、９：
導電処理（接地層）。
従来の固定側電極の上面図で二点斜線はモールド
成型時の変形を示し、さらに第３図は同第２図Ａ
−Ｂ断面図を示す。第４図は本案開閉器の固定側
電極の一実施例を示す平面図、第５図は同上図の
正面図、第６図は反りを防止するために設けた切
欠部における第４図Ｃ−Ｄ断面図を示す。 １：共通電極、２：共通電極ブスバー、３：分
岐電極、４：固体絶縁物、５：固定電極、６：可
動電極、７：ケーブル接続端子、８：切欠、９：
導電処理（接地層）。
Claims (1)
- 並列に配置され、かつ電気的に接続された複数
個の共通電極と、この共通電極と対をなす独立し
た分岐電極を固体絶縁で一体モールド成形して成
る固定側電極と、上記固定電極の対をなす共通電
極と分岐電極間を着脱することにより開閉する可
動電極とよりなるものにおいて、固定側電極にお
ける対をなす１組の電極と、他の対をなす電極間
に切欠部を設けて構成されることを特徴とする多
回路開閉器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8530580U JPS624983Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8530580U JPS624983Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5712638U JPS5712638U (ja) | 1982-01-22 |
| JPS624983Y2 true JPS624983Y2 (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=29447566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8530580U Expired JPS624983Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS624983Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8530580U patent/JPS624983Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5712638U (ja) | 1982-01-22 |
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