JPS6249822B2 - - Google Patents

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JPS6249822B2
JPS6249822B2 JP13377579A JP13377579A JPS6249822B2 JP S6249822 B2 JPS6249822 B2 JP S6249822B2 JP 13377579 A JP13377579 A JP 13377579A JP 13377579 A JP13377579 A JP 13377579A JP S6249822 B2 JPS6249822 B2 JP S6249822B2
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JP
Japan
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transistors
output
gate
voltage
inverter
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JP13377579A
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English (en)
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JPS5658775A (en
Inventor
Masanari Kaizuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13377579A priority Critical patent/JPS5658775A/ja
Publication of JPS5658775A publication Critical patent/JPS5658775A/ja
Publication of JPS6249822B2 publication Critical patent/JPS6249822B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は金属酸化膜半導体集積回路に内蔵す
るのに最適な電圧昇圧回路に関する。
最近、電池によつて駆動される小型電子式計算
機、電子時計等では、電子回路部分をC−MOS
LSI化することによつて消費電力の節減を図つて
いる。さらに演算結果あるいは時刻を表示する表
示器として液晶表示器を採用することによつて、
より多くの消費電力の節減を図つている。ところ
で通常、液晶表示器を駆動するには、LSIの駆動
電圧よりも高いレベルの電圧を必要とするため、
LSI内部には電池の電圧を昇圧するための電圧昇
圧回路が設けられる。
第1図はコンデンサとスイツチを用いて電池の
電圧VSSを2倍に昇圧する電圧昇圧回路の原理図
である。図においてスイツチ1,2の可動接点が
ともに固定接点a側に接続されていれば、コンデ
ンサ3は電池4と並列接続状態となり、このコン
デンサ3は電池4の電圧VSSまで充電される。こ
の状態から今度はスイツチ1,2の可動接点がと
もに反対側の固定接点b側に切替接続されると、
今度はもう1つのコンデンサ5に対して、電池4
とコンデンサ3からなる直列回路が並列接続状態
となり、このコンデンサ5は電池4の電圧VSS
コンデンサ3における充電電圧VSSとの和、すな
わち2VSSまで充電される。したがつてスイツチ
1,2を適度の速度で切替動作させることによつ
て、端子6からは電池4の電圧VSSを2倍した電
圧2VSSが得られることになる。
ただしこの場合VSSは負の値であるが、電池4
を、極性を第1図とは反対にして接続することに
よつて正の電圧を得ることもできる。またこの回
路は2倍電圧発生回路であるが3倍、4倍等の電
圧昇圧回路も同様の原理に基ずいて構成される。
第2図は上記第1図の電圧昇圧回路を具体化し
た従来の回路構成図である。ここでは前記スイツ
チ1は直列接続されたPチヤネルMOSトランジ
スタ7とNチヤネルMOSトランジスタ8とから
構成され、前記スイツチ2は直列接続された2つ
のNチヤネルMOSトランジスタ9,10から構
成されている。そしてこれらのトランジスタ7〜
10を切替動作させるためにパルス信号φが用い
られる。すなわち、このパルス信号φはインバー
タ11を介して上記トランジスタ7,8それぞれ
のゲートに供給され、さらにこのインバータ11
の出力はVSS系の論理信号を2VSS系にレベル変
換するレベルシフト回路12に供給される。上記
インバータ11の出力はこのレベルシフト回路1
2においてVSS系から2VSS系にレベル変換さ
れ、レベルシフト回路12の出力はトランジスタ
9のゲートに直接、さらにインバータ13を介し
てトランジスタ10のゲートに供給される。この
ような構成の回路ではφが高レベルのときトラン
ジスタ7,10がともにオンし、この両トランジ
スタ7,10を直列に介してコンデンサ3が電池
4に並列接続される。またφが低レベルのときに
は、トランジスタ8,9がともにオンし、この両
トランジスタ8,9を直列に介してコンデンサ5
が電池4とコンデンサ3からなる直列回路に並列
接続される。すなわち、この回路では各トランジ
スタ7〜10は電流スイツチ素子として作用す
る。
ところで液晶表示器のマルチプレツクス化によ
り、液晶表示器の駆動電圧の精度が要求されるよ
うになつて、上記各トランジスタ7〜10のオン
抵抗値は小さくする必要が生じてきた。さらに
LSIに外付けされる上記2つのコンデンサ3,5
の外観形状を小型にするために、パルス信号φの
周波数は高くなる傾向にある。パルス信号φの周
波数が高くなると、トランジスタ7〜10それぞ
れのφにする動作の遅れがφの周期に対して支配
的となり、貫通電流による電流ロスが無視できな
くなつてきた。なお、MOSトランジスタのオ
ン、オフの遅れは、バイポーラトランジスタにお
けるキヤリア蓄積による遅れに対して、ゲート電
極を駆動する部分における遅れが支配的であるこ
とが知られている。すなわち、MOSトランジス
タにおけるこの遅れは、トランジスタのオン抵抗
値を下げるために大きな形状のものを使用するた
め、ゲート容量が大きくなり、ゲート電極の駆動
に時間がかかることに起因しており、MOSトラ
ンジスタそのものによる遅れではない。第1図に
示す原理図では、スイツチ1,2の可動接点が固
定接点a側にともに接続されている状態から瞬時
に固定接点b側に切替接続されるならば、貫通電
流は流れず、また昇圧動作も理想的に行なわれ
る。しかしながら第2図に示す従来回路では、オ
ンしているトランジスタ7をオフさせると同時に
オフしているトランジスタ8をオンさせ、さらに
オンしているトランジスタ10をオフさせると同
時にオフしているトランジスタ9をオンさせるこ
とは不可能であり、トランジスタ7〜10のオン
オフにともなつてたとえば次のような電流ロスが
生ずる。
(1) トランジスタ7,8のオン期間が重なること
によつて生ずる貫通電流。
(2) トランジスタ8,10のオン期間が重なるこ
とによりコンデンサ3の充電電荷が放電される
際に生ずる電流。
(3) トランジスタ7,9のオン期間が重なること
によりコンデンサ3,5が短絡して生ずる電
流。
(4) トランジスタ9,10のオン期間が重なるこ
とによりコンデンサ5の充電電荷が電池4を介
して放電される際に生ずる電流。
このような電流ロスのために従来の電圧昇圧回
路では、出力電圧を高精度に電池4の電圧VSS
倍の2VSSにすることができなかつた。
このためさらに従来では第3図に示すように、
電圧昇圧回路に供給するパルス信号φよりも充分
に周期の短かいパルス信号φSを用いて、上記の
ように2つのトランジスタのオン期間が重ならな
いようにしている。
すなわち、第3図においてパルス信号φはD型
フリツプフロツプ21のデータ入力端に供給さ
れ、このフリツプフロツプ21のクロツク入力端
には第4図に示すようにφよりも充分に周期の短
かいパルス信号φSが供給される。さらに上記フ
リツプフロツプ21のQ出力信号およびパルス信
号φはナンドゲート22およびノアゲート23そ
れぞれに並列的に供給される。そして上記ナンド
ゲート22の出力信号Aはたとえば前記第2図中
のPチヤネルMOSトランジスタ7のゲートに、
ノアゲート23の出力信号Bは同じくNチヤネル
MOSトランジスタ8のゲートにそれぞれ供給さ
れる。ここで第4図のタイミングチヤートに示す
ように、信号Aが低レベルで信号Bが高レベルに
なつている期間は存在しないので、トランジスタ
7,8がともにオンすることがない。したがつて
トランジスタ7,8間では貫通電流は生じないこ
とになる。しかしながらφSの周波数はたとえば
32768kHzという高いものであるために、fCV成分
による電流ロスが増大することになる。またトラ
ンジスタ7,8がともにオフしている期間(第4
図中のt)は常に一定に設定されるため、LSIの
製造上のばらつきによる各トランジスタのスイツ
チ動作のばらつきの最大値にこのtを合わす必要
がある。そしてこのtの期間中は昇圧動作が行な
われないと考えると、全体としての電圧昇圧効率
をそこなうことになる。
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、昇圧電
圧を高精度に得ることができるとともに昇圧効率
の高い電圧昇圧回路を提供することにある。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第5図はこの発明に係る電圧昇圧回路の
回路構成図であり、従来と同様に電池電圧の2倍
電圧を得る場合のものが示めされている。図にお
いて31はVSSなる出力電圧の電池であり、この
電池31の正極側は接地電位点に接続される。ま
た上記電池31の正極にはPチヤネルMOSトラ
ンジスタ32のソースおよびバツクゲートが接続
される。さらにこのトランジスタ32のドレイン
にはNチヤネルMOSトランジスタ33のドレイ
ンおよびソースが接続される。そしてこのトラン
ジスタ33のソースは上記電池31の負極側に接
続され、この2つのトランジスタ32,33は前
記第1図中のスイツチ1に対応している。また上
記電池31の負極側にはNチヤネルMOSトラン
ジスタ34のドレインが接続され、このトランジ
スタ34のソースとバツクゲートとは共通接続さ
れ、この共通接続点がもう1つのNチヤネル
MOSトランジスタ35のドレインに接続され
る。さらにこのトランジスタ35のソースとバツ
クゲートとは共通接続され、この共通接続点が電
圧出力端子36に接続される。そして上記2つの
トランジスタ34,35は前記第1図中のスイツ
チ2に対応している。また上記2つのトランジス
タ32,33の接続点aと、他方の2つのトラン
ジスタ34,35の接続点bとの間にはコンデン
サ37が、上記電池31の正極側と上記電圧出力
端子36との間にはもう1つのコンデンサ38が
それぞれ接続される。
1方上記各トランジスタ32〜35をオンオフ
制御するためのパルス信号φはノアゲート39お
よびナンドゲート40それぞれに供給される。上
記ノアゲート39の出力はインバータ41を介し
て上記トランジスタ32のゲートに供給されると
ともに、上記b点と接地電位点との間に直列接続
されたNチヤネルおよびPチヤネルMOSトラン
ジスタからなるインバータ42に供給される。ま
たこのインバータ42の出力は前記トランジスタ
34のゲートに供給されるとともに、さらにもう
1つのインバータ43を介して上記ナンドゲート
40に供給される。ナンドゲート40の出力はレ
ベルシフト回路44に供給される。このレベルシ
フト回路44には前記電池31の出力電圧VSS
よび前記電圧出力端子36の電圧2VSSが供給さ
れ、ここで上記ナンドゲート40の出力の論理レ
ベルがVSS系から2VSS系にレベル変換される。
そして上記レベルシフト回路44の出力は電圧出
力端子36と接地電位点との間に直列接続された
NチヤネルおよびPチヤネルMOSトランジスタ
からなるインバータ45に供給される。そしてこ
のインバータ45の出力は前記トランジスタ3
5,33それぞれのゲートに供給されるとともに
上記ノアゲート39に供給される。
なお、上記インバータ42,45はレベル変換
用のものであり、インバータ41,43は信号の
論理状態を適合するために設けられている。
次に上記のように構成された回路の動作を第6
図に示すタイミングチヤートを用いて説明する。
いまφが低レベルでかつこのときインバータ45
の出力ニが低レベルであると仮定すると、ノアゲ
ート39の出力は高レベル、これに続くインバー
タ41の出力イは低レベルとなつてトランジスタ
32はオン状態になつている。また上記インバー
タ41の出力イが低レベルのとき、インバータ4
2の出力ロは高レベルとなりトランジスタ34も
オン状態になつている。1方低レベルとなつてい
るφが入力するナンドゲート40の出力ハは無条
件に高レベルとなり、インバータ45の出力ニは
低レベルとなる。したがつてこのインバータ45
の出力ニが入力するトランジスタ35,33はと
もにオフ状態になつている。この状態ではオン状
態にある2つのトランジスタ32,34を直列に
介して、コンデンサ37が電池31の両極間に並
列接続され、コンデンサ37がVSSまで充電され
る。次にφが高レベルに反転する。φが反転して
高レベルになると、いままで高レベルであつたノ
アゲート39の出力が低レベルに反転し、さらに
インバータ41の出力イは高レベルに反転する。
上記インバータ41の出力イが反転した高レベル
になると、いままでオン状態にあつたトランジス
タ32がオフする。また上記出力イが高レベルに
なるとインバータ42の出力ロは低レベルに反転
し、いままでオン状態にあつたトランジスタ34
もオフする。上記出力ロが低レベルに反転した後
にインバータ43の出力が高レベルに反転する。
このときφすでに高レベルになつているが、ナン
ドゲート40の出力ハは上記インバータ43の出
力が高レベルに反転した後に始めて低レベルに反
転する。そして上記出力イが高レベルに反転して
からナンドゲート40の出力ハが低レベルに反転
するまでに、信号はゲートを3段直列に介して伝
達されることになるので、このナンドゲート40
の出力ハが低レベルに反転するまでの間にトラン
ジスタ32,34はすでにオフ状態となつてい
る。上記出力ハが低レベルになるとこの出力ハは
レベルシフト回路44を介してインバータ45に
入力し、この後このインバータ45の出力ニは高
レベルに反転する。上記出力ニが反転して高レベ
ルになると、いままでオフ状態にあつたトランジ
スタ35,33がともにオンする。このときには
トランジスタ32,34はすでにオフ状態にある
ため、トランジスタ32,33のオン期間の重な
りおよびトランジスタ34,35のオン期間の重
なりは生じない。そしてこの状態ではそれぞれオ
ンした2つのトランジスタ35,33を介して、
コンデンサ38が直列接続状態にある電池31と
コンデンサ37に並列接続されて、コンデンサ3
8が先に充電されたコンデンサ37の両端間電圧
SSと電池31の両極間の電圧VSSとの和の電圧
によつてVSSの2倍の電圧2VSSまで充電され
る。すなわちコンデンサ38を充電する際の基本
的な動作は、トランジスタ32,34がオフにな
つたことを、ナンドゲート40でトランジスタ3
2,34のゲート電位がそのスレツシヨルド電位
に達しているかどうかで検出し、これが検出され
たらこのナンドゲート40を開けてパルス信号φ
を通し、これをゲート駆動信号として供給するこ
とによりトランジスタ35,33をオンさせて行
なうようにしている。なお、実際には信号イから
信号ハまでの間にはインバータ42と43が挿入
されており、これらのインバータによる信号遅延
時間が存在している。この信号遅延時間の存在に
よりトランジスタ35,33がオンするタイミン
グが遅れるが、この遅れは前記ゲート電位の検出
における検出誤差分を補償している。
次にφが再び低レベルに反転する。φが反転し
て低レベルになると、いままで高レベルであつた
ナンドゲート40の出力ハが低レベルに反転す
る。上記出力ハが低レベルになるとインバータ4
5の出力ニは低レベルに反転する。そして上記出
力ニが反転して低レベルになると、いままでオン
状態にあつたトランジスタ35,33がオフす
る。このときφはすでに低レベルになつている
が、ノアゲート39の出力は上記インバータ45
の出力ニが低レベルに反転した後に始めて高レベ
ルに反転し、これに続くインバータ41の出力イ
は低レベルに反転する。そして上記インバータ4
5の出力ニが低レベルに反転してからインバータ
41の出力イが低レベルに反転するまでに、信号
はゲートを2段直列に介して伝達されることにな
るので、このインバータ41の出力イが低レベル
に反転するまでの間にトランジスタ35,33は
すでにオフ状態になつている。また上記出力イが
低レベルになると、いままでオフしていたトラン
ジスタ32がオンする。さらに上記出力イが低レ
ベルになるとインバータ42の出力ロが高レベル
に反転して、この後トランジスタ34がオンす
る。このためトランジスタ32,33のオン期間
の重なりおよびトランジスタ34,35のオン期
間の重なりは生じない。そしてこの状態では前記
と同様にオン状態にある2つのトランジスタ3
2,34を直列に介して、コンデンサ37が電池
31の両極間に並列接続され、コンデンサ37が
SSまで充電される。すなわちコンデンサ37を
充電する際の基本的な動作は、トランジスタ3
5,33がオフになつたことを、ノアゲート39
でトランジスタ35,33のゲート電位がそのス
レツシヨルド電位に達しているかどうかで検出
し、これが検出されたらこのノアゲート39を開
けてパルス信号φを通し、これをゲート駆動信号
として供給することによりトランジスタ32,3
4をオンさせて行なうようにしている。なお、実
際にはノアゲート39の出力信号はインバータ4
1を介してトランジスタ32,34のゲートに供
給されており、このインバータ41による信号遅
延時間が存在している。
このようにトランジスタ32,34がオフして
からトランジスタ35,33をオンさせ、あるい
はこれと反対にトランジスタ35,33がオフし
てからトランジスタ32,34をオンさせるよう
にしているので、トランジスタ32,33のオン
期間、トランジスタ34,35のオン期間、トラ
ンジスタ33,34のオン期間、トランジスタ3
2,35のオン期間それぞれに重なりは生じな
く、貫通電流がしない。したがつて電流ロスを少
なくすることができ、高精度に2VSSを得ること
ができる。また従来のように高い周波数のパルス
信号を用いる必要がないので、消費電力も低くお
さえることができる。さらにトランジスタ32〜
35がすべてオフとなつている期間は、インバー
タ、ナンドゲートあるいはノアゲートの遅延時間
によつて決定される。すなわち、これらの遅延時
間によつてトランジスタ32〜35のオフ期間が
形成されてしまうが、これらの遅延時間はLSI毎
に異なり、従来のように常に一定の期間tだけト
ランジスタ32〜35のオフ期間を作る場合に比
べて最少限の期間にすることができる。このた
め、昇圧効率を高くすることができる。
なおこの発明は上記の一実施例に限定されるも
のではなく、たとえば上記実施例では電池31の
電圧VSSを2倍に昇圧する電圧昇圧回路について
説明したが、これは3倍、4倍等に昇圧するもの
についても適用できることはもちろんである。
以上、説明したようにこの発明によれば、昇圧
電圧を高精度に得ることができるとともに、昇圧
効率の高い電圧昇圧回路が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電圧昇圧回路の原理図、第2図は従来
の電圧昇圧回路の構成図、第3図は従来の他の電
圧昇圧回路の一部分の構成図、第4図はその動作
を示すタイミングチヤート、第5図はこの発明の
一実施例に係る電圧昇圧回路の構成図、第6図は
その動作を示すタイミングチヤートである。 32……PチヤネルMOSトランジスタ、33
〜35……NチヤネルMOSトランジスタ、3
7,38……コンデンサ、39……ノアゲート、
40……ナンドゲート、41,42,43,45
……インバータ、44……レベルシフト回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パルス信号が第1のレベル状態のときには一
    対の電位供給端間に容量を接続してこの容量を充
    電せしめ、 上記パルス信号の第2のレベル状態のときには
    上記一対の電位供給端間に上記容量を直列に切替
    接続しこの両端に他の容量を並列接続してこの他
    の容量を充電せしめる如く順次他の容量を充電し
    て電圧の昇圧を行なうとともに、 上記各容量の切替接続をそれぞれ一対の電流ス
    イツチ素子としてのMOSトランジスタによつて
    行なうようにした電圧昇圧回路であつて、 上記パルス信号と上記各一方のMOSトランジ
    スタの駆動遅延を含むゲート駆動信号とが供給さ
    れこのゲート駆動信号が所定レベルに達した際に
    パルス信号を各他方のMOSトランジスタのゲー
    ト駆動信号として出力する第1のゲート回路と、 上記パルス信号と上記各他方のMOSトランジ
    スタの駆動遅延を含むゲート駆動信号とが供給さ
    れこのゲート駆動信号が所定レベルに達した際に
    パルス信号を上記各一方のMOSトランジスタの
    ゲート駆動信号として出力する第2のゲート回路
    とを設けたことを特徴とする電圧昇圧回路。
JP13377579A 1979-10-17 1979-10-17 Voltage boosting circuit Granted JPS5658775A (en)

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JPS5658775A JPS5658775A (en) 1981-05-21
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