JPS6249531B2 - - Google Patents

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JPS6249531B2
JPS6249531B2 JP14380179A JP14380179A JPS6249531B2 JP S6249531 B2 JPS6249531 B2 JP S6249531B2 JP 14380179 A JP14380179 A JP 14380179A JP 14380179 A JP14380179 A JP 14380179A JP S6249531 B2 JPS6249531 B2 JP S6249531B2
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Japan
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combustion
output
circuit
signal
level
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JP14380179A
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JPS5668723A (en
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Junji Aragaki
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Sanden Corp
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Publication date
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Publication of JPS5668723A publication Critical patent/JPS5668723A/ja
Publication of JPS6249531B2 publication Critical patent/JPS6249531B2/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼器の燃焼制御システムに関するも
ので、特に燃焼レベルの多段切替機能を備えると
ともにフレームセンサで、燃焼が不安定になつた
ことを検知して消火するようにした燃焼制御シス
テムの改良に関するものである。
例えば、石油ガス化式燃焼器において燃焼レベ
ルを選択するスイツチを設け、そのスイツチで選
択した燃焼レベルに応じた量の石油と燃焼用空気
を供給するように制御するようにして多段燃焼レ
ベル切替を行うようにしたものがある。一方、燃
焼器の燃焼状態が不安定のとき(特に点火時に)
これをフレームセンサで電気信号として検出し、
その検出信号で空気供給装置および石油供給装置
の動作を停止して消火状態に移行して、安全を企
ることが知られている。
ところで、上述のような燃焼レベルの多段切替
制御と、燃焼の不安定時の自動消火機能とを同時
に備えた燃焼制御システムにおいては、一燃焼レ
ベルから他の燃焼レベルへ選択切替したとき、燃
焼用空気量と石油供給量とに大きな変化が起るた
め、当然、燃焼状態すなわち炎が不安定となり、
フレームセンサ出力に不安定燃焼信号が発生し、
このフレームセンサ出力によつて、本来消火すべ
きでないにもかかわらず、消火する不都合が生ず
る場合がある。
本発明はこのような不都合を解消することを目
的とするもので、上述した燃焼レベルの多段切替
制御と異常な燃焼の不安定時の自動消火機能とを
備えた燃焼制御システムにおいて、燃焼レベルの
切替操作時に所定時間、フレームセンサ出力を抑
圧するとともにこれに代えて、一定レベルの信号
を発生し、自動消火を抑圧することを特徴とした
ものである。
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
第1図は本発明の基本構成を示す回路図で、ス
イツチ1,2は燃焼レベル選択スイツチ、3は消
火スイツチで、100は燃焼制御回路である。
燃焼制御回路100は選択スイツチ1あるいは
2の操作に対応して燃料供給装置例えば電磁ポン
プ(図示せず)、および燃焼用空気供給装置例え
ばブロワーを制御して対応する量の燃料と空気を
供給する一方、消火スイツチ3の操作あるいはフ
レームセンサ101からの消火信号で、これら電
磁ポンプおよびブロワーの動作を停止するように
した回路で、ここでは、電磁ポンプおよびブロワ
ーの動作切替にリレー102,103を用い、こ
れらのリレーの動作非動作を選択スイツチ1,2
の操作で切替えるためにトランジスタ104,1
05を用い、消火スイツチ3あるいはフレームセ
ンサ101からの信号で電磁ポンプおよびブロワ
ーへの電源供給を断とするためにトランジスタ1
06およびリレー107を用いた例を示す。従つ
て、この例によれば、選択スイツチ1を押して大
燃焼レベルを選択するとトランジスタ104,1
05は導通され、リレー102,103が動作
し、電磁ポンプおよびブロワーは大燃焼用の動作
をする回路に接続され、選択スイツチ2を押すと
トランジスタ104,105が非導通となり、リ
レー102,103が非動作となり、電磁ポンプ
およびブローは小燃焼用の動作をする回路へ切替
えられる。一方燃焼動作中に消火ボタン3の操作
あるいはフレームセンサ101からの消火信号が
入力すると、トランジスタ106が非動通とな
り、リレー107が非動作となり電磁ポンプおよ
びブロワーへの給電回路が断とされる。
このような燃焼制御回路では、燃焼中に選択ス
イツチを操作して燃焼レベルを切替えたとき燃焼
レベルの急激な変化のため燃焼状態が不安定とな
りフレームセンサ101から消火信号が一時的に
入力され消火されてしまう恐れがある。
したがつてこの発明では選択スイツチ1,2に
より異なる燃焼レベルへ切替えたとき、燃焼状態
が安定すると予想される一定時間だけフレームセ
ンサ101からの信号を抑圧し、代りに燃焼継続
の信号を与えて無用の消火動作をしないようにす
るもので、トランジスタ104のベース入力信号
(トランジスタ105でも良い。)を取り出し、こ
の信号を入力として、この信号の変化(立下りあ
るいは立上り)時から一定時間だけ信号を発生す
る回路200を設け、この信号発生回路200の
出力を例えば論理和回路(オア回路)210を通
して、フレームセンサ101出力と一緒に制御回
路へ与えるようにしたものである。
第2図をも参照して、今トランジスタ104の
ベース入力が同図aに示すように、高レベルにあ
り大燃焼レベルで燃焼しているとき、フレームセ
ンサ101からは同図bに示すように燃焼を示す
高レベルの信号が入力されている。この状態で選
択スイツチ2を操作して燃焼レベルを切替える
と、トランジスタ104のベース入力は低レベル
の信号になり燃料および燃焼用空気の供給量は前
述したように小レベル燃焼に対応した量に減少す
る。この結果燃焼状態が不安定となり、フレーム
センサ101の出力は第2図bに示すように変動
して一時的に低レベル信号を発生する。その後安
定燃焼に入り、前と同様に高レベル信号を継続し
て出力する。
燃焼レベルの切替時にこのフレームセンサ出力
の変動のある一定時間、信号発生回路200から
第2図cに示すように信号が発生し、この信号が
オア回路201を通つて制御回路100へ与えら
れるので、この間フレームセンサ101から低レ
ベル信号が出力されても、消火動作は行なわれな
い。
小燃焼レベルから大燃焼レベルへの切替時も同
様である。
信号回路200の一例は、第1図のブロツク2
00中に示すように、2つのインバータ201,
202、2つの遅延回路203,204,2つの
論理積回路(アンド回路)205,206および
オア回路207で簡単に構成され得る。即ち、ト
ランジスタ104のベース入力はアンド回路20
5の一方の入力へ直接与えられ、またインバータ
201と遅延回路203とを介して他方の入力へ
与えられる。またインバータ202を介してもう
一つのアンド回路206の一方の入力へ与えられ
更に遅延回路204を介して他方の入力へ与えら
れている。両アンド回路205,206の出力は
オア回路207で合成されて一つの信号として出
力される。
遅延回路203はダイオードD1,直列抵抗
R1,並列抵抗R2,コンデンサC1からなり、抵抗
R2とコンデンサC1との時定数τ=R2・C1だけ
遅延させる。
遅延回路204もダイオードD2抵抗R3,R4
よびコンデンサC2から同様に構成され、遅延時
間は時定数τ=R4C2で与えられる。
今、小燃焼から大燃焼へ切替つたとき、トラン
ジスタ104のベースは低レベルから高レベルに
切替わる。このときアンド回路205の一方の入
力は即座に低レベルから高レベルに変化するが、
他方の入力はインバータ201と遅延回路203
の存在のため、τ時間だけ高レベルを維持した
後低レベル信号となる。この結果アンド回路20
5からは、τ時間だけ高レベル信号が発生す
る。一方アンド回路206の一方の入力はインバ
ータ202を介しているので、高レベルから低レ
ベルに切替り、他方の入力は遅延回路204を介
しているのでτ時間後に高レベルとなり、この
結果アンド回路206の出力は低レベルのままで
ある。従つて、アンド回路205の高レベル信号
がオア回路207を通つてオア回路210へ与え
られる。
逆に大燃焼から小燃焼への切替時にはアンド回
路206からτ時間だけ高レベル信号が出力さ
れアンド回路205の出力は低レベルのままに維
持される。この結果信号発生回路200の出力は
第2図cのとおりとなる。
以下に本発明を具体的な燃焼制御回路へ実施し
た例を説明する。
第3図および第4図を参照して、押ボタンスイ
ツチ1,2が燃焼状態選択スイツチで、ここで
は、1の方が大燃焼を選択するスイツチで2の方
が小燃焼を選択するスイツチである。押ボタンス
イツチ3は消火用のスイツチである。
各押ボタンスイツチ1〜3に対応して、それぞ
れの操作時に発生する信号を受信してセツトされ
るようにフリツプフロツプ回路4〜6が設けられ
ており、各フリツプフロツプ回路のリセツト入力
端子には対応するスイツチを除く他のスイツチの
出力信号がオア回路7〜9を介して入力されるよ
うになつている。従つて押ボタンスイツチ1〜3
のいずれの一つかを操作すると、その出力信号は
対応するフリツプフロツプをセツトして保持され
るとともに、他の全てのフリツプフロツプをリセ
ツトする。
なお押ボタンスイツチが一度押されるとオン状
態を保持し、他のスイツチの操作で復帰するよう
な機構を備えているときは、このようなフリツプ
フロツプ回路4〜6、オア回路7〜9は不要であ
る。
選択用の押ボタンスイツチ1,2に対応するフ
リツプフロツプ4,5のセツト出力はオア回路1
0を介してフリツプフロツプ回路11のセツト入
力に接続されており、このフリツプフロツプ回路
11のセツト出力は後述するブロワーの駆動信号
を与えるとともにオンデイレータイマ12へ起動
信号として入力される。
オンデイレータイマ12は起動後例えば2秒程
度の所定の短かい時間の経過後、後述するイグナ
イタ起動信号を与えるとともに、オンデイレータ
イマ13を起動する。オンデイレータイマ13は
起動後所定の短かい時間(例えば10秒)の経過
後、後述する電磁ポンプ駆動信号を与えるととも
にオンデイレータイマ14を起動する。
フリツプフロツプ11のセツト出力は、第4図
のブロワー駆動制御回路の電源スイツチをオンに
する一方、アンド回路15に入力される。アンド
回路15は他方の入力であるインバータ16の出
力が“1”のとき、出力“1”を発生し、インバ
ータ16の出力が“0”のとき、出力“0”を発
生し、第4図のブロワー駆動制御回路のブロワー
速度切替回路を制御する。
第4図を参照して、ブロワー17への電源供給
回路中にリレー18の接点18―1と、リレー1
9の接点19―1が挿入接続されており、リレー
18と19は、それぞれフリツプフロツプ11の
セツト出力とアンド回路15の出力とでそれぞれ
オンオフ制御されるスイツチング素子20,21
と直列に接続されている。
リレー19はブレーク接点aとメーク接点bを
備え、それぞれの接点はブロワー17のモータの
低速用端子と高速用端子に接続されている。
従つて、フリツプフロツプ11のセツト出力が
出るとスイツチング素子20がオンし、リレー1
8が動作し、その接点18―1がオンして、ブロ
ワー17へ電源が供給され、一方アンド回路15
の出力が“1”,“0”に応じて、スイツチング素
子21がオン、オフし、リレー19が動作、非動
作となり、その接点19―1がメーク接点b側、
ブレーク接点a側がオンするので、ブロワー17
は、高速あるいは、低速で回転し、大燃焼あるい
は小燃焼用空気を供給する。即ちアンド回路15
出力は、燃焼用空気制御信号を発生する。
オンデイレータイマ12のイグナイタ起動信号
は、通常は開いているゲート回路22を介して、
第4図のイグナイタ制御回路へ供給される。第4
図において、イグナイタ23は、リレー24の接
点24―1を介して電源へ接続されており、リレ
ー24はタイマー12の出力でオンされるスイツ
チング素子25と直列に接続されている。従つ
て、タイマー12に出力があらわれると、スイツ
チング素子25がオンし、リレー24が動作して
その接点24―1がオンとなり、イグナイタ23
が動作し、点火する。
点火後、燃焼が始まると、フレームセンサ26
に出力があらわれその出力に接続されたインバー
タ27の出力が“0”となり、ゲート22を閉じ
るので、スイツチング素子25がオフとなり、リ
レー24が非動作となり、接点24―1がオフと
なるのでイグナイタ23の動作は停止する。
なおフレームセンサ26の出力側には、実際に
は、波形整形回路、積分回路等を設け、フレーム
センサ出力が一定値以上の出力を継続して一定時
間以上続けたとき“1”出力を発生するような回
路を設けると良い。これは、着火時の炎の不安定
による着火失敗を阻止するためである。
オンデイレータイマ13の電磁ポンプ駆動信号
は、通常は開いているゲート28を介して第4図
の電磁ポンプ駆動制御回路へ与えられる一方、ア
ンド回路29へ与えられ、アンド回路29の他方
の入力であるインバータ30の出力と論理積をと
り、その論理積出力が第4図の電磁ポンプ駆動制
御回路へ与えられ、燃料供給量を制御する。
第4図を参照して、電磁ポンプ31は、リレー
32の接点32―1とリレー33の接点33―1
を介して電源へ接続されており、リレー接点33
―1は、ブレーク接点aとメーク接点bを備え、
ブレーク接点a側は電磁ポンプの低速端子側へ接
続され、メーク接点b側は高速端子側へ接続され
ている。リレー32と33は、オンデイレータイ
マー13の出力でオンオフされるスイツチング素
子34と、アンド回路29の出力でオンオフされ
るスイツチング素子35とそれぞれ直列に接続さ
れている。従つて、オンデイレータイマ13の出
力があらわれると、スイツチング素子34がオン
となり、リレー32が動作し、電磁ポンプ31へ
電源が供給されるとともに、一方アンド回路29
の出力に、インバータ30の出力の“1”,“0”
に応じて、“1”,“0”が発生し、これに応じ
て、スイツチング素子35がオン・オフし、リレ
ー33が動作、非動作となり、その接点33―1
がメーク接点b側、ブレーク接点a側でオンする
ので、これに応じて、電磁ポンプ31の供給燃料
量が大、小となる。即ち、アンド回路29は燃料
制御信号を発生する。
フリツプフロツプ5のセツト出力は、オンデイ
レータイマー14の出力で制御されるゲート36
を介して、インバータ16と30へ与えられてい
る。オンデイレータイマー14が、起動後設定さ
れた時間経過して出力信号を発生すると、ゲート
36が開き、フリツプフロツプ5がセツトされて
いるとセツト出力の通過を許すので、インバータ
16および30の出力が“1”から“0”へ変
り、この結果、アンド回路15,29の出力は
“1”から“0”へ変り、燃焼用空気と燃料の供
給量を大から小へ切替える。
フリツプフロツプ6のセツト出力も、オンデイ
レータイマー14の出力で制御されるゲート37
を介してフリツプフロツプ38のセツト入力端子
へ接続されており、フリツプフロツプ38のセツ
ト出力はインバータ39を介してゲート28の他
方の入力へ接続され、フリツプフロツプ38がセ
ツトされているとき、ゲート28を閉じて、電磁
ポンプ駆動制御回路への駆動信号の供給を停止す
る。一方、フリツプフロツプ38のセツト出力
は、オンデイレータイマー40へ接続され、オン
デイレータイマー40は起動後、短かい設定時間
を経過すると出力を発生する。この出力は、微分
回路41に接続され、その微分出力はフリツプフ
ロツプ11と38のリセツト入力端子へ接続され
る。従つて、フリツプフロツプ38へセツト入力
があると、一定時間後、フリツプフロツプ11が
リセツトされ、この結果、ブロワー駆動信号が停
止する。一方フリツプフロツプ38はリセツトさ
れる。
また燃焼中に何等かの異常で消火した際に、燃
料と空気の供給とを停止するために、フレームセ
ンサ26からの燃焼状態を示す“1”信号でセツ
トされるフリツプフロツプ42と、このフリツプ
フロツプ42のセツト出力とインバータ27の出
力と前述したと同様の信号発生回路200の出力
をインバータ43を通した信号との論理積をとる
アンド回路44と、このアンド回路44の出力を
フリツプフロツプ6と38のセツト入力へ与える
ためのオア回路45,46が設けられている。オ
ア回路45の他方の入力は消火押ボタン3のオン
入力であり、オア回路46の他方の入力はアンド
回路38の出力である。フリツプフロツプ42の
リセツト入力は微分回路41の出力で与えられ
る。信号発生回路200の入力はアンド回路15
の出力から与えられるようになつている。
この回路のため、燃焼中に何等かの異常で、消
火してフレームセンサ26の出力に“0”信号が
発生すると、インバータ27の出力が“1”とな
り、一方インバータ43の出力も通常は“1”で
あるので、アンド回路44から“1”出力が発生
し、オア回路46を介してフリツプフロツプ38
をセツトするので、燃焼中に消火ボタン3を押し
たときと同様の、後述する消火動作をして燃料と
空気の供給が停止され、フリツプフロツプ6はオ
ア回路45を通してセツトされる。一方フリツプ
フロツプ42は微分回路41の出力でリセツトさ
れる。一方、燃焼レベルの切替時には、アンド回
路15の出力が“1”から“0”あるいは“0”
から“1”へ変化し、この変化で、信号発生回路
200から第1図および第2図で述べたと同様
に、一定時間だけ“1”信号が発生し、これがイ
ンバータ43を通してアンド回路44へ与えられ
るので、燃焼レベルの切替時の不安定燃焼によつ
てフレームセンサ26の出力に一時的に“0”信
号が現れても、アンド回路44の出力は“0”レ
ベルに保たれたままとなるので、消火動作は行わ
れない。
この実施例の動作について説明する。
第5図のタイムチヤートをも参照して、小燃焼
選択ボタンスイツチ2を操作すると(第5図
a)、フリツプフロツプ5がセツトされ(第5図
b)、これにより、オア回路10を介して、フリ
ツプフロツプ11をセツトして、ブロワー駆動信
号を発生すると同時に、アンド回路15から大燃
焼状態に対応する燃焼用空気制御信号が発生し、
この結果ブロワー17が大量の空気を供給する
(第5図c)。同時に、オンデイレータイマー12
が起動して、その設定時間T1経過後、イグナイ
タ起動信号が発生し、イグナイタ23が動作する
(第5図d)。
イグナイタ起動信号の発生と同時にオンデイレ
ータイマー13が起動し、その設定時間T2経過
後、電磁ポンプ駆動信号を発生すると同時にアン
ド回路29から大燃焼状態に対応する燃料制御信
号が発生し、この結果電磁ポンプ31が大量の燃
料を供給する(第5図f)。したがつて、既に動
作されているイグナイタによつて着火され、燃焼
が開始される。燃焼が開始されると、フレームセ
ンサ26が出力を発生し(第5図e)、この結果
ゲート回路22が閉じて、イグナイタ23の動作
が停止する(第5図d)。
オンデイレータイマー13の出力発生によつ
て、即ち電磁ポンプ31の高速動作開始と同期し
て起動するオンデイレータイマー14は、その設
定時間T3後に出力信号を発生する。この時間T3
はフレームセンサから出力が現われ、確実な燃焼
状態に入るに充分な時間に設定される。
オンデイレータイマー14の出力があらわれる
と、ゲート回路36が開いて、セツトされている
フリツプフロツプ5のセツト出力がインバータ1
6および30へ与えられ、この結果、インバータ
16および30の出力が“0”となり、アンド回
路15と29の出力が“0”即ち小燃焼状態に対
応する燃焼用空気制御信号と燃料制御信号を発生
するので、ブロワー17および電磁ポンプ31は
低速動作に移行し、小燃焼状態に自動的に切替
る。
この切替りにより、燃焼状態が不安定となりフ
レームセンサ26の出力に“0”信号が一時的に
現われても(第5図e)前述したとおり、切替り
時にアンド回路15の出力が立下がつて(第5図
g)、一定時間信号発生回路200から“1”信
号が発生しているので(第5図h)アンド回路4
4から出力信号が発生せず、自動消火が行われる
ことはない。
その後小燃焼レベルで燃焼を継続していると
き、選択スイツチ1を押して(第5図i)大燃焼
選択ボタンを押すと、フリツプフロツプ4がセツ
トされると同時に、フリツプフロツプ5がリセツ
トされ(第5図b)、これによりインバータ16
と30の出力が“0”から“1”へ替り、アンド
回路15と29の出力が“0”から“1”へ替り
(第5図g)、ブロワー17および電磁ポンプ31
が高速動作に移行し(第5図cおよびf)、大レ
ベル燃焼状態に入る。このとき不安定燃焼でフレ
ームセンサ出力に“0”信号が一時的に現われて
も(第5図e)、信号発生回路200から“1”
信号が現れているので、消火動作は行われない。
更に、この大レベル燃焼の途中で選択スイツチ
2が押されると(第5図a)、フリツプフロツプ
4がリセツトされると同時に、フリツプフロツプ
5がセツトされ(第5図b)、これにより、イン
バータ16と30の出力が“0”から“1”へ替
り、これによりアンド回路15,29の出力が
“1”から“0”へ替り(第5図g)、ブロワー1
7および電磁ポンプ31は低速動作に移行し、
(第5図c,f)小レベル燃焼状態に切替る。こ
のとき不安定燃焼でフレームセンサ26の出力に
“0”信号が一時的に現われても、信号発生回路
200に“1”信号が現れているので(第5図
h)消火動作を行なわず、小燃焼状態が継続す
る。
その後、消火ボタンスイツチ3を操作すると
(第5図j)、フリツプフロツプ5がリセツトする
ので、インバータ16の出力が1となり、従つて
アンドゲート15からは、大燃焼に対応した燃焼
用空気制御信号が発生するので、ブロワー17か
らは、大燃焼のための空気が供給される(第5図
c)。一方同時にインバータ30の出力も“1”
に変るが、消火ボタンスイツチ3の操作と同時
に、フリツプフロツプ6および38がセツトされ
るので、フリツプフロツプ38のセツト出力によ
つてゲート回路28がインバータ38を介して、
閉じられ、電磁ポンプ駆動信号が停止され、燃料
の供給が停止される(第5図f)。
燃料供給停止によつて、既に供給されていた燃
料の燃焼後、消火し、この結果フレームセンサ出
力は零となる(第5図e)。
一方、フリツプフロツプ38のセツト出力は、
オンデイレータイマー40を起動させるので、オ
ンデイレータイマー40は、その設定時間T4
経過後、出力を発生し、その出力が、微分回路4
1を介して、微分波形としてフリツプフロツプ1
1,38および42をリセツトし、フリツプフロ
ツプ11からのブロワー駆動信号が停止され、ブ
ロワーが停止される(第5図c)。従つて、オン
デイレータイマー40の設定時間T4は、燃料供
給停止から消火に要する迄の時間より長く設定し
ておく。これによつて、既供給燃料の燃焼と燃焼
器のある程度の冷却を行うことができる。
なお、点火時に、小燃焼用選択スイツチ2でな
く、大燃焼用選択スイツチ1を押した場合も、前
述と同様に点火動作が進むが、オンデイレータイ
マー14の出力が現れ、ゲート36が開いても、
フリツプフロツプ5がセツトされていないので、
アンド回路15と29の出力はそのまま維持さ
れ、従つて、大燃焼状態が維持される。
即ち、いずれの選択スイツチ1,2を押しても
大燃焼状態で点火され、小燃焼選択スイツチ2を
操作してあると、燃焼状態が安定化した後、自動
的に小燃焼状態に切替る。以後は、選択スイツチ
1,2の操作によつて好みの燃焼状態に切替える
ことができる。即ち、大燃焼動作中に、小燃焼選
択スイツチ2を操作すれば、フリツプフロツプ5
がセツトされるので、アンド回路15および16
からは小燃焼用の空気制御信号および燃料制御信
号が発生し、燃焼状態は小に切替えられ、逆に小
燃焼状態中に、大燃焼選択スイツチ1を操作する
と、フリツプフロツプ5はリセツトされるので、
アンド回路15と16は大燃焼用の空気制御信号
と燃焼制御信号をそれぞれ発生するので、大燃焼
状態に切替えられる。
また、燃焼中に、何等かの異常で消火したと
き、フレームセンサ26の出力が“0”となり、
インバータ27の出力が“1”となるので、アン
ド回路44が“1”出力を発生し、この出力がフ
リツプフロツプ6と38をセツトするので、前述
の消火スイツチ3を押したときと同様、自動消火
動作を行ない、燃料および空気供給を停止する。
その上、燃焼レベルの切替時に起る不安定燃焼
で、フレームセンサ26の出力に一時的に“0”
レベルが現われても、このときの信号発生回路2
00からのインバータ43を経た信号が“0”で
あるので、アンド回路44から“1”出力が発生
せず、自動消火動作を行なわない。即ち、誤つた
自動消火動作が防止される。
以上、本発明を特定の実施例について説明した
が、本発明は、上述の実施例に限定されるもので
はなく、一般に燃焼レベルの多段切替機能と、異
常燃焼の際にフレームセンサの出力を利用した自
動消火機能(燃料および空気の供給停止動作)を
もつた燃焼制御回路へ適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す概略回路
図、第2図は、その動作を説明する各部信号波形
図、第3図および第4図は、本発明の他の実施例
を示すブロツク回路図、第5図はその動作を説明
するための各部波形図である。 1,2…燃焼レベル選択スイツチ、3…消火ス
イツチ、100…燃焼制御回路、101…フレー
ムセンサ、200…燃焼継続信号発生回路、20
1…オア回路、26…フレームセンサ、42…フ
リツプフロツプ、44…アンド回路、17…ブロ
ワー、31…電磁ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃焼レベルを選択する切替手段を備え該切替
    手段の出力で対応する燃焼レベルの燃料および燃
    焼用空気量を供給するように燃料供給装置と燃焼
    用空気供給装置を制御するとともに、炎状態を電
    気信号として検出するフレームセンサを備え、該
    フレームセンサ出力が一定値以下になつたとき上
    記燃料供給装置と燃焼用空気供給装置の動作を停
    止して消火を行うようにした、燃焼レベルの多段
    切替機能を有する燃焼制御システムにおいて、上
    記燃焼レベル切替手段の動作時に所定時間一定レ
    ベルの燃焼継続信号を発生する手段を設け、該燃
    焼継続信号にて上記フレームセンサからの消火信
    号を抑圧して上記燃料供給装置と燃焼用空気供給
    装置の動作停止を制御するようになし、これによ
    り燃焼レベルの切替時における一時的な燃焼不安
    定による自動消火を禁止したことを特徴とする燃
    焼レベルの多段機能を有する燃焼制御システム。
JP14380179A 1979-11-08 1979-11-08 Combustion controlling system capable of changing combustion level in multiple stages Granted JPS5668723A (en)

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