JPS6248547A - 積層樹脂構造物 - Google Patents
積層樹脂構造物Info
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- JPS6248547A JPS6248547A JP18930385A JP18930385A JPS6248547A JP S6248547 A JPS6248547 A JP S6248547A JP 18930385 A JP18930385 A JP 18930385A JP 18930385 A JP18930385 A JP 18930385A JP S6248547 A JPS6248547 A JP S6248547A
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- resin
- polyvinylidene fluoride
- frtp
- fluoride resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、産業上の利用分野
本発明は、耐候性および耐薬品性に優れ、かつ高剛性を
有する積層樹脂構造物に関する。
有する積層樹脂構造物に関する。
b、従来の技術
近年、建築分野で合成樹脂が多量に使用されているが、
建築用構造材に必要な高剛性および耐衝撃性を付与する
ために、熱可塑性または熱硬化性樹脂に本題、ガラス繊
維、カーボン繊維、ビニロン繊維などを添加する方法、
金属を内部に挿入するなどの方法が採用されている。ま
た耐候性が必要な建築物の外装材には、耐候性が良好な
熱可塑性樹脂(AES、^AS、メチルメタクリレ−1
〜樹脂など)の成形物が用いられている。
建築用構造材に必要な高剛性および耐衝撃性を付与する
ために、熱可塑性または熱硬化性樹脂に本題、ガラス繊
維、カーボン繊維、ビニロン繊維などを添加する方法、
金属を内部に挿入するなどの方法が採用されている。ま
た耐候性が必要な建築物の外装材には、耐候性が良好な
熱可塑性樹脂(AES、^AS、メチルメタクリレ−1
〜樹脂など)の成形物が用いられている。
C0発明が解決しようとする問題点
しかしながら、木材並の剛性を有し、そさらに最近の建
築業界で要求が増えている耐用年数千年以上という十分
な耐候性を有した外装用樹脂構造物は殆んど無いのが現
状である。
築業界で要求が増えている耐用年数千年以上という十分
な耐候性を有した外装用樹脂構造物は殆んど無いのが現
状である。
かかる事情に鑑みて、本発明者らは、耐用年数が従来に
比べて長く、耐候性を有し、かつ木材並の剛性をもち、
また美麗な94観を有し、汚れがつきにくい建築用構造
材を開発すべ(鋭意検討した結果、繊維含有熱可塑性樹
脂(以下Fl?Tf’という)の基材層の少くとも一面
にポリフッ化ビニリデン系樹脂層を形成させてなる積層
樹脂構造物がこれらの目的を満すことを見い出し、本発
明に到達した。
比べて長く、耐候性を有し、かつ木材並の剛性をもち、
また美麗な94観を有し、汚れがつきにくい建築用構造
材を開発すべ(鋭意検討した結果、繊維含有熱可塑性樹
脂(以下Fl?Tf’という)の基材層の少くとも一面
にポリフッ化ビニリデン系樹脂層を形成させてなる積層
樹脂構造物がこれらの目的を満すことを見い出し、本発
明に到達した。
d1問題点を解決するための手段
すなわち、本発明は上記目的を達成するためにFRTP
層の少くとも一面にポリフッ化ビニリデン系樹脂を積層
させてなる積層樹脂構造物を提供するものである。
層の少くとも一面にポリフッ化ビニリデン系樹脂を積層
させてなる積層樹脂構造物を提供するものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。
−iに、テトラフロロエチレンやポリフッ化ビニリデン
樹脂をはじめとするフッ素系樹脂はきわめて耐候性が良
好である。
樹脂をはじめとするフッ素系樹脂はきわめて耐候性が良
好である。
しかしポリフッ化ビニリデン以外のフッ素樹脂は、成形
加工温度が高く、一般的な熱可塑性樹脂の成形温度領域
では成形できず、熱可塑性樹脂と組み合わせる構造物に
使用するには不適であった。
加工温度が高く、一般的な熱可塑性樹脂の成形温度領域
では成形できず、熱可塑性樹脂と組み合わせる構造物に
使用するには不適であった。
一方、ポリフッ化ビニリデン樹脂は、フ・ノ素樹脂の中
では成形加工温度が最も低く、熱可塑性樹脂の成形温度
範囲内で成形ができることから、かかる目的に対して好
適である。
では成形加工温度が最も低く、熱可塑性樹脂の成形温度
範囲内で成形ができることから、かかる目的に対して好
適である。
本発明で使用されるボロン・7化ビニ、リデン系樹脂と
しては、フン化ビニリデンのホモポリマーのみならずフ
ン化ビニリデン含150モル%以上、好ましくは70モ
ル%以上のコポリマーをも含むものである。またフン化
ビニリデンのホモポリマーまたはコポリマーに、ポリメ
タクリレートなどのエチレン性不飽和カルボン酸エステ
ル化合物などを組合せた、フッ化ビニリデン含量が75
重盪%以−にであるブレンドポリマーも好適に使用でき
る。
しては、フン化ビニリデンのホモポリマーのみならずフ
ン化ビニリデン含150モル%以上、好ましくは70モ
ル%以上のコポリマーをも含むものである。またフン化
ビニリデンのホモポリマーまたはコポリマーに、ポリメ
タクリレートなどのエチレン性不飽和カルボン酸エステ
ル化合物などを組合せた、フッ化ビニリデン含量が75
重盪%以−にであるブレンドポリマーも好適に使用でき
る。
フン化ビニリデン系樹脂に充てん剤、顔料、着色剤など
の添加剤を必要に応じて1種以上添加すると、一段と優
れた耐候性を有する積層構造物が得られるので好ましい
。上記添加剤としては、例えばタルク、石粉、ケイ藻土
、ヘントナイト、グラファイト、カーボンフ゛ラック、
炭酸カルシウム、酸化チタン、アルミナ、三酸化アンチ
モン、アルミニウム朱、フタロシアニンブルー、カドミ
ウム赤、カドミラ1、オレンジ、コバルトブルー、群青
、ヘンガラ、酸化鉄黒などがある。その添加量は0.5
〜3.0重量部が好まり、 <、さらに好ましくは0.
6〜2.0重量部である。
の添加剤を必要に応じて1種以上添加すると、一段と優
れた耐候性を有する積層構造物が得られるので好ましい
。上記添加剤としては、例えばタルク、石粉、ケイ藻土
、ヘントナイト、グラファイト、カーボンフ゛ラック、
炭酸カルシウム、酸化チタン、アルミナ、三酸化アンチ
モン、アルミニウム朱、フタロシアニンブルー、カドミ
ウム赤、カドミラ1、オレンジ、コバルトブルー、群青
、ヘンガラ、酸化鉄黒などがある。その添加量は0.5
〜3.0重量部が好まり、 <、さらに好ましくは0.
6〜2.0重量部である。
本発明に使用されるFRTPとしては、例えば^INS
樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリスチ
レン、AS樹脂、聞^系樹脂などの熱可塑性樹脂に、ガ
ラス繊維、カーボン繊維、各種の合成高分子繊維、金属
繊維、ボロン繊維、シリコン繊維などの無機繊維、動植
物繊維、ウィスカーなどの繊維を添加したものがあげら
れる。これらのうち、好ましくはABS樹脂、計S樹脂
、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、
AS樹脂に、ガラス繊維、カーボン繊維、各種の合成高
分子繊維を添加したものである。
樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリスチ
レン、AS樹脂、聞^系樹脂などの熱可塑性樹脂に、ガ
ラス繊維、カーボン繊維、各種の合成高分子繊維、金属
繊維、ボロン繊維、シリコン繊維などの無機繊維、動植
物繊維、ウィスカーなどの繊維を添加したものがあげら
れる。これらのうち、好ましくはABS樹脂、計S樹脂
、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、
AS樹脂に、ガラス繊維、カーボン繊維、各種の合成高
分子繊維を添加したものである。
繊維の添加量は、FRTP中1〜40重四%が好ましく
、さらに好ましくは5〜35重量%である。繊維の添加
量が1重量%以下では機械的強度が不充分であり、また
40重量%以上では樹脂の成形性が劣る。繊維は繊維粉
末でもよいし、また3〜(i IImの長さに切断され
たチョツプドストランドでもよい。
、さらに好ましくは5〜35重量%である。繊維の添加
量が1重量%以下では機械的強度が不充分であり、また
40重量%以上では樹脂の成形性が劣る。繊維は繊維粉
末でもよいし、また3〜(i IImの長さに切断され
たチョツプドストランドでもよい。
チョツプドストランドの太さは1〜100μlが好まし
く、さらに好ましくは5〜20.u+aである。
く、さらに好ましくは5〜20.u+aである。
また繊維表面を力、ブリング剤などで表面処理したもの
でもよい。
でもよい。
FRTPとフッ化ビニリデン系樹脂とを積層する方法と
して、両者の接着性を高める方法の例を以下に示す。
して、両者の接着性を高める方法の例を以下に示す。
(1) FRTPおよびポリフッ化ビニリデン系樹脂
のいずれか一方または両方に、エチレン性不飽和カルボ
ン酸エステルを共重合させるか、あるいはエチレン性不
飽和カルボン酸エステルの重合体または他の共重合可能
な単量体との共重合体を含有させることで、FRTP層
とボロン・2化ビニリデン系樹脂層との接着性を高める
方法。
のいずれか一方または両方に、エチレン性不飽和カルボ
ン酸エステルを共重合させるか、あるいはエチレン性不
飽和カルボン酸エステルの重合体または他の共重合可能
な単量体との共重合体を含有させることで、FRTP層
とボロン・2化ビニリデン系樹脂層との接着性を高める
方法。
+21 FRTP層とポリフッ化ビニリデン系樹脂層
との間に接着層(接着剤、粘着剤など)をもうけて両者
の接着性を高める方法。
との間に接着層(接着剤、粘着剤など)をもうけて両者
の接着性を高める方法。
(31F RT P層とポリフッ化ビニリデン系樹脂層
とが噛合う構造として、両者の接着性を高める方法。
とが噛合う構造として、両者の接着性を高める方法。
これらのうちでは+1)の方法が製造上好ましい。
太発illのJili同尉詣j廣浩4勿のJtl l’
M j渣浩すたり、を客間の肉厚その他は、使用目的、
加工成形上の都合などにより適宜決定することができる
。
M j渣浩すたり、を客間の肉厚その他は、使用目的、
加工成形上の都合などにより適宜決定することができる
。
ポリフッ化ビニリデン樹脂層の厚さは0.02〜0.2
鶴が好ましく、さらに好ましくは0.05〜0.2 a
sである。 0.02m5以上の方が表面平滑性が良く
、また0、51以下の方が層間の密着性の点で好ましい
。
鶴が好ましく、さらに好ましくは0.05〜0.2 a
sである。 0.02m5以上の方が表面平滑性が良く
、また0、51以下の方が層間の密着性の点で好ましい
。
本発明において、異形状の積層樹脂構造物を製造する方
法としては、例えば ■ FI?TI’とポリフッ化ビニリデン系樹脂層を、
共押出成形により、目的形状の積層樹脂構造物を製造す
る方法。
法としては、例えば ■ FI?TI’とポリフッ化ビニリデン系樹脂層を、
共押出成形により、目的形状の積層樹脂構造物を製造す
る方法。
■ FRTPを押出成形により目的形状に押出したのち
、その成形品の少くとも一面に、あらかじめ成形された
ポリフッ化ビニリデン系樹脂のフィルムを貼りつけ、目
的形状の積層樹脂構造物を製造する方法。
、その成形品の少くとも一面に、あらかじめ成形された
ポリフッ化ビニリデン系樹脂のフィルムを貼りつけ、目
的形状の積層樹脂構造物を製造する方法。
■ FRTP成形品の少くとも一面の表面に、フッ化ビ
ニリデン系樹脂のむ)末、ベレット?8液などを融着あ
るいはコーティングし、目的形状の積層樹脂構造物を製
造する方法。
ニリデン系樹脂のむ)末、ベレット?8液などを融着あ
るいはコーティングし、目的形状の積層樹脂構造物を製
造する方法。
■ ポリフッ化ビニリデン系樹脂のシートを、真空成形
により射出成形金型移動側に密着させたのち、FRTP
を型内に射出し、目的形状の積層樹脂構造物を製造する
方法。
により射出成形金型移動側に密着させたのち、FRTP
を型内に射出し、目的形状の積層樹脂構造物を製造する
方法。
などが挙げられるが、この中では■の方法が層間の密着
強度が得やすい上に、一工程で容易に成形できるため、
有効な成形法である。
強度が得やすい上に、一工程で容易に成形できるため、
有効な成形法である。
e、実施例
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
乳化重合法によって得られたABS樹脂(スチレン−ア
クリロニトリル−ポリブタジェンの組成比は各々45/
15/40重量比)のパウダー55重量部と、メチルメ
タクリレートホモポリマー(協和ガス化学社製パラベッ
トGF−1000)のナチュラルペレット25重量部と
、ガラス繊維(旭ファイバーグラスー〇3Mへ419長
さ3龍 径13μ)20重量部とを、ヘンシェルミキサ
ーで混合したのち、押出機で混練りしFRTPベレフト
を作製した。このFRTPベレットとポリフッ化ビニリ
デン樹脂(ペンウォルト社製にYNAR720) 98
%および酸化チタン2%の混合物とを用いて、第1図に
示した成形装置によって、下記の押出温度条件により成
形した0図中、1はFRTPベレット、2はポリフッ化
ビニリデン樹脂、3は501@φ横型押出機、4は4Q
imφ竪型押出機、5は二層異形グイ、6はサイザー、
7は水槽、8はキャタピラ弐引取機を示す、9は積層平
板である。
クリロニトリル−ポリブタジェンの組成比は各々45/
15/40重量比)のパウダー55重量部と、メチルメ
タクリレートホモポリマー(協和ガス化学社製パラベッ
トGF−1000)のナチュラルペレット25重量部と
、ガラス繊維(旭ファイバーグラスー〇3Mへ419長
さ3龍 径13μ)20重量部とを、ヘンシェルミキサ
ーで混合したのち、押出機で混練りしFRTPベレフト
を作製した。このFRTPベレットとポリフッ化ビニリ
デン樹脂(ペンウォルト社製にYNAR720) 98
%および酸化チタン2%の混合物とを用いて、第1図に
示した成形装置によって、下記の押出温度条件により成
形した0図中、1はFRTPベレット、2はポリフッ化
ビニリデン樹脂、3は501@φ横型押出機、4は4Q
imφ竪型押出機、5は二層異形グイ、6はサイザー、
7は水槽、8はキャタピラ弐引取機を示す、9は積層平
板である。
押出温度条件は次のとおりである。
FRTI’ : 170−190℃
ボリフボロビニリデン樹脂: 190−195℃二層異
形ダイ:175〜180℃ すなわち、共押出成形で外層がポリフッ化ビニリデン系
樹脂、外殻層がFRTPからなる積層平板9(幅30m
mx厚5゜0鶴、ポリフッ化ビニリデン系樹脂層0.1
mm)を作製し、次の評価(イ)、(ロ)および(ハ)
を行った(以下、実施例2〜5、比較例1.2について
も同様)。測定結果を表−2に示す。
形ダイ:175〜180℃ すなわち、共押出成形で外層がポリフッ化ビニリデン系
樹脂、外殻層がFRTPからなる積層平板9(幅30m
mx厚5゜0鶴、ポリフッ化ビニリデン系樹脂層0.1
mm)を作製し、次の評価(イ)、(ロ)および(ハ)
を行った(以下、実施例2〜5、比較例1.2について
も同様)。測定結果を表−2に示す。
(イ)機械的強度
表−1
*1;第2図にアイゾツト衝撃強度の測定用試料を示す
0図中、10はF)ITP層、11はポリフッ化ビニリ
デン樹脂層を示す (以下、第3図および第4図も同様)。
0図中、10はF)ITP層、11はポリフッ化ビニリ
デン樹脂層を示す (以下、第3図および第4図も同様)。
なお、Vノツチ12はポリフッ化ビニリデン樹脂層によ
って被覆されていない 端面に刻設される。
って被覆されていない 端面に刻設される。
*2;第3図に曲げ強度、曲げ弾性率および熱変形温度
測定用試料を示す。なお、 矢印Aは、荷重方向を示す。
測定用試料を示す。なお、 矢印Aは、荷重方向を示す。
(ロ)層間の密着強度
成形品より第4図に示すテストピースを切り出し、鋭利
な刃先を持ったナイフを使用して端面14より長手方向
に、積層界面からフン化ビニリデン樹脂層10を約10
龍強制的に剥離し1:、次に引張試験機(オートグラフ
l5−2000島汁製作所製)の治具にて、この強制的
に剥離しノ、層の端部14を把み、垂直方向に引張り(
矢印P)、積層界面の密着強度を評価した。
な刃先を持ったナイフを使用して端面14より長手方向
に、積層界面からフン化ビニリデン樹脂層10を約10
龍強制的に剥離し1:、次に引張試験機(オートグラフ
l5−2000島汁製作所製)の治具にて、この強制的
に剥離しノ、層の端部14を把み、垂直方向に引張り(
矢印P)、積層界面の密着強度を評価した。
評価は積層界面が剥離したときの引張強度を密着強度の
目安とし、引張強度(kg/ cu) )数が大きい
ほど密着強度が大である。
目安とし、引張強度(kg/ cu) )数が大きい
ほど密着強度が大である。
(ハ)耐候性
スガ試験機製サンシャインウェザーメータを用い、3,
000hr照射後の外観変化を評価した。
000hr照射後の外観変化を評価した。
外観変化は、JIS Z8730に基づいて、ブランク
に対する3、000hr照射後のハンター色差式から求
めた。
に対する3、000hr照射後のハンター色差式から求
めた。
実施例2
実施例1で用いたABS樹脂の替りに、ポリカーボネー
ト樹脂(三菱化成工業7022A)ベレソ)40重量部
と、メチルメタクリレートホモポリマー(協和ガス化学
社製パラベソl−GFlooO)のナチュラルベレット
40重量部、ガラス風雅(旭ファイバーグラス任@03
MA419) 20重量部とを、ヘンシェルミキサット
を作製し、下記押出温度条件で共押出成形した以外は、
全て実施例1と同じ方法で平板を作製し、その評価を行
った。ただし押出温度条件は次のとおりである。
ト樹脂(三菱化成工業7022A)ベレソ)40重量部
と、メチルメタクリレートホモポリマー(協和ガス化学
社製パラベソl−GFlooO)のナチュラルベレット
40重量部、ガラス風雅(旭ファイバーグラス任@03
MA419) 20重量部とを、ヘンシェルミキサット
を作製し、下記押出温度条件で共押出成形した以外は、
全て実施例1と同じ方法で平板を作製し、その評価を行
った。ただし押出温度条件は次のとおりである。
FRTP: 240〜260℃
ポリフッ化ビニリデン系樹脂:230〜250℃二層異
形ダイ:230〜150℃ 実施例3 実施例1で川(・たABS樹脂の替りに、^S樹脂のガ
ラス繊維入り (ダイセル化学セビリアンGI?S)ベ
レット80重量部と、メチルメタメクリレー)−ホモポ
リマー(協和ガス化学社製バラベソ)GI’1O00)
のナチュラルベレソl−20ffiff部とを、ヘンシ
ェルミキサーで混合したのち、押出機で混練りしFRT
Pベレットを作製し、下記押出温度条件で共押出成形し
た以外は全て実施例1と同じ方法で平板を作製し、その
評価を行った。ただし押出温度条件は次のとおりである
。
形ダイ:230〜150℃ 実施例3 実施例1で川(・たABS樹脂の替りに、^S樹脂のガ
ラス繊維入り (ダイセル化学セビリアンGI?S)ベ
レット80重量部と、メチルメタメクリレー)−ホモポ
リマー(協和ガス化学社製バラベソ)GI’1O00)
のナチュラルベレソl−20ffiff部とを、ヘンシ
ェルミキサーで混合したのち、押出機で混練りしFRT
Pベレットを作製し、下記押出温度条件で共押出成形し
た以外は全て実施例1と同じ方法で平板を作製し、その
評価を行った。ただし押出温度条件は次のとおりである
。
FRTP : 170〜190℃
ポリフッ化ビニリデン系樹脂=190〜195°C二層
異形ダイ:175〜180℃ 実施例4 実施例1で用いたABS樹脂の替りに、ポリカーボネー
ト(PC)と、ABS樹脂との11(重量比)混合物ベ
レット70重社部、カーボン繊維(東邦レーヨン)IT
A−C33) 10重量部とメチルメタクリレートホモ
ポリマー(協和ガス化学社製バラベントGFIO00)
のナチュラルベレット20重量部とを、ヘンシェルミキ
サーで混合したのち、押出機で混練りしてPRTPベレ
ットを作製し、下記押出温度条件で共押出成形した以外
は全て実施例1と同じ方法で平板を作製し評価を行った
。
異形ダイ:175〜180℃ 実施例4 実施例1で用いたABS樹脂の替りに、ポリカーボネー
ト(PC)と、ABS樹脂との11(重量比)混合物ベ
レット70重社部、カーボン繊維(東邦レーヨン)IT
A−C33) 10重量部とメチルメタクリレートホモ
ポリマー(協和ガス化学社製バラベントGFIO00)
のナチュラルベレット20重量部とを、ヘンシェルミキ
サーで混合したのち、押出機で混練りしてPRTPベレ
ットを作製し、下記押出温度条件で共押出成形した以外
は全て実施例1と同じ方法で平板を作製し評価を行った
。
実施例5
実施例1で用いたFRTPを下記押出温度条件で押出成
形したのち、ポリフッ化ビニリデン系樹脂(ペンウォル
ト社製にYMAR720) 98%および酸化チタン2
%の組成の混合物を100IIW−フィルムに成形し、
これを押出成形品の一面にラミネートした平板(幅30
ts/m x厚5.0m/m)を作製L7、実施例Iと
同じ方法でその評価を行った。押出条件は次のとおり。
形したのち、ポリフッ化ビニリデン系樹脂(ペンウォル
ト社製にYMAR720) 98%および酸化チタン2
%の組成の混合物を100IIW−フィルムに成形し、
これを押出成形品の一面にラミネートした平板(幅30
ts/m x厚5.0m/m)を作製L7、実施例Iと
同じ方法でその評価を行った。押出条件は次のとおり。
FRTP : 170〜190 ℃
ダイ:175〜180 ℃
比較例1
実施例1で用いたFRTPベレットを、実施例1のフン
化ビニリデン系樹脂層と同一色に着色し、下記押出温度
条件で押出成形して平板(幅30m/m x厚5.0g
+/s)を作製し、実施例1と同じ方法で評価を行った
。押出条件は次のとおり。
化ビニリデン系樹脂層と同一色に着色し、下記押出温度
条件で押出成形して平板(幅30m/m x厚5.0g
+/s)を作製し、実施例1と同じ方法で評価を行った
。押出条件は次のとおり。
Fl?TP : 170〜190℃
ダイ:175〜180 ℃
比較例2
乳化重合法により得られたABS樹脂(スチレン−アク
リロニトリル−ポリブタジェンの組成比は各々45/1
5/40の重量比)のパウダー60重量部と、メチルメ
タクリレートホモポリマー(協和ガス化学パラペットC
F−1000)のナチュラルペレ・メト40重量部の混
合物に、実施例1のフン化ビニリデン系樹脂層と同一色
になるように、接着剤を添加し、ヘンシェルミキサーで
混合したのち、押出機で混練りした熱可塑性樹脂ベレッ
トを、実施例1のフッ化ビニリデン系樹脂層と同一色に
着色し、第1図に示した成形Vitを用いて、外層がポ
リフッ化ビニリデン系樹脂、外殻層がABS系樹脂から
なる平板(幅30m/Ilx厚5.に/ll、ポリフッ
化ビニリデン系樹脂層厚0.1mm)を作製し実施例1
止同様の方法で評価を行った。押出温度条件は次のとお
りである。
リロニトリル−ポリブタジェンの組成比は各々45/1
5/40の重量比)のパウダー60重量部と、メチルメ
タクリレートホモポリマー(協和ガス化学パラペットC
F−1000)のナチュラルペレ・メト40重量部の混
合物に、実施例1のフン化ビニリデン系樹脂層と同一色
になるように、接着剤を添加し、ヘンシェルミキサーで
混合したのち、押出機で混練りした熱可塑性樹脂ベレッ
トを、実施例1のフッ化ビニリデン系樹脂層と同一色に
着色し、第1図に示した成形Vitを用いて、外層がポ
リフッ化ビニリデン系樹脂、外殻層がABS系樹脂から
なる平板(幅30m/Ilx厚5.に/ll、ポリフッ
化ビニリデン系樹脂層厚0.1mm)を作製し実施例1
止同様の方法で評価を行った。押出温度条件は次のとお
りである。
flus系樹脂: 170〜190 ’Cポリフッ化ビ
ニリデン系樹脂: 190−195℃二層異形ダイ:1
75〜180℃ f、 発明の効果 本発明の積層樹脂構造物は、FI?TPの有する高剛性
およびその他の物性をそのまま維持した一トに、さらに
ポリフッ化ビニリデン系樹脂の特性である優れた耐候性
、耐薬品性、外観、耐17;濁性を有するので、建築分
野の内装、外装を問わず、構造材として、木材の代替と
して広く利用できる。
ニリデン系樹脂: 190−195℃二層異形ダイ:1
75〜180℃ f、 発明の効果 本発明の積層樹脂構造物は、FI?TPの有する高剛性
およびその他の物性をそのまま維持した一トに、さらに
ポリフッ化ビニリデン系樹脂の特性である優れた耐候性
、耐薬品性、外観、耐17;濁性を有するので、建築分
野の内装、外装を問わず、構造材として、木材の代替と
して広く利用できる。
第1図は実施例において使用した押出成形装置を示す概
略図、第2図はアイゾツト衝撃強度の測定用試料、第3
図は曲げ強度、曲げ弾性率および熱変形温度の測定用試
料を示す斜視図、第4図は層間の密着強度の測定状態を
示す説明図である。 1・・・FRTPペレット、2・・・ポリフッ化ビニリ
デン樹脂、
略図、第2図はアイゾツト衝撃強度の測定用試料、第3
図は曲げ強度、曲げ弾性率および熱変形温度の測定用試
料を示す斜視図、第4図は層間の密着強度の測定状態を
示す説明図である。 1・・・FRTPペレット、2・・・ポリフッ化ビニリ
デン樹脂、
Claims (1)
- 繊維含有熱可塑性樹脂からなる層の少くとも一面にポリ
フッ化ビニリデン系樹脂を積層させてなる積層樹脂構造
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18930385A JPS6248547A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 積層樹脂構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18930385A JPS6248547A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 積層樹脂構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248547A true JPS6248547A (ja) | 1987-03-03 |
Family
ID=16239075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18930385A Pending JPS6248547A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 積層樹脂構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6248547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6303224B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-10-16 | General Electric Co. | Method for attaching a fluoride-based polymer layer to a polyphenylene ether or polystyrene layer, and related articles |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP18930385A patent/JPS6248547A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6303224B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-10-16 | General Electric Co. | Method for attaching a fluoride-based polymer layer to a polyphenylene ether or polystyrene layer, and related articles |
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