JPS6248205B2 - - Google Patents
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- JPS6248205B2 JPS6248205B2 JP58025379A JP2537983A JPS6248205B2 JP S6248205 B2 JPS6248205 B2 JP S6248205B2 JP 58025379 A JP58025379 A JP 58025379A JP 2537983 A JP2537983 A JP 2537983A JP S6248205 B2 JPS6248205 B2 JP S6248205B2
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- JP
- Japan
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- cross
- meridian
- refractive power
- point
- sectional curve
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 210000000695 crystalline len Anatomy 0.000 description 33
- 208000001491 myopia Diseases 0.000 description 9
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 201000010041 presbyopia Diseases 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/06—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
- G02C7/061—Spectacle lenses with progressively varying focal power
- G02C7/063—Shape of the progressive surface
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/06—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
- G02C7/061—Spectacle lenses with progressively varying focal power
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は眼鏡用レンズに係り、特に屈折力が累
進的に変化している老視用眼鏡レンズの改良に関
する。
進的に変化している老視用眼鏡レンズの改良に関
する。
背景技術
老視とは眼球内にある水晶体に弾力が欠乏した
ために近方視に必要な調節作用を営み得ない状態
であるから凸レンズを装用して調節力の不足を補
えば、再び近方視を楽に行なうことが出来る。
ために近方視に必要な調節作用を営み得ない状態
であるから凸レンズを装用して調節力の不足を補
えば、再び近方視を楽に行なうことが出来る。
ところで一般に近方視は眼鏡枠内の下部を通し
て行なうのが常態であるから、通常の遠方視用の
眼鏡枠内の下部に前述の凸レンズを配置すれば、
1つの眼鏡で遠近両方の視力補正を行なうことが
出来る。
て行なうのが常態であるから、通常の遠方視用の
眼鏡枠内の下部に前述の凸レンズを配置すれば、
1つの眼鏡で遠近両方の視力補正を行なうことが
出来る。
この様な遠近両用眼鏡レンズとして最も単純な
ものに二重焦点レンズがある。近方視用の凸レン
ズの部分は小玉と呼ばれ、その形状、配置、材質
等に関して様々な種類がある。
ものに二重焦点レンズがある。近方視用の凸レン
ズの部分は小玉と呼ばれ、その形状、配置、材質
等に関して様々な種類がある。
しかし、この種のレンズに共通した欠点は、遠
方視から近方視に移る際、像が急激に拡大変化
し、違和感を伴なうことにある。この急激な変化
を和らげて、徐々に度数を変化させたレンズの表
面設計を行うことにより、遠近の違和感を無く
し、同時にその遠、近の境界領域において、中間
距離の視野をも得られる様にしたレンズとして、
所謂、累進多焦点レンズがある。
方視から近方視に移る際、像が急激に拡大変化
し、違和感を伴なうことにある。この急激な変化
を和らげて、徐々に度数を変化させたレンズの表
面設計を行うことにより、遠近の違和感を無く
し、同時にその遠、近の境界領域において、中間
距離の視野をも得られる様にしたレンズとして、
所謂、累進多焦点レンズがある。
このレンズは二重焦点レンズの様に、外見上、
近用部分の境界線が目立つこともなく、老視用眼
鏡と察知されにくいところから、美容上の効果に
おいても優れている。
近用部分の境界線が目立つこともなく、老視用眼
鏡と察知されにくいところから、美容上の効果に
おいても優れている。
この累進多焦点レンズの特徴はレンズ表面上の
ほぼ中央の上方から下方にかけて屈折力が所定法
則に従い、累進的に変化している「へそ状子午
線」と呼ばれる「へそ状点」の連なりが存在して
いることであり、ここで言う「へそ状点」とは直
交する2つの主曲率半径が等しい点のことであ
る。
ほぼ中央の上方から下方にかけて屈折力が所定法
則に従い、累進的に変化している「へそ状子午
線」と呼ばれる「へそ状点」の連なりが存在して
いることであり、ここで言う「へそ状点」とは直
交する2つの主曲率半径が等しい点のことであ
る。
この主曲率半径とは曲面の性質を表現する際に
用いる数学上の用語であり、次の様な意味を持
つ。
用いる数学上の用語であり、次の様な意味を持
つ。
第1図に於いて、
Sは曲面を表わしPは曲面S上の一点である。
lは曲面S上の点Pに於ける法線、即ち、点Pを
通り、点Pに於いて曲面Sを垂直に貫く直線であ
る。
lは曲面S上の点Pに於ける法線、即ち、点Pを
通り、点Pに於いて曲面Sを垂直に貫く直線であ
る。
ここで、法線lを含む平面と曲面Sとの交わる
曲線を断面曲線と呼ぶとき、その断面曲線は点P
を通り、無数に想定しうる。各々の断面曲線の点
Pに於ける曲率半径のうち、最大のものと最小の
ものとの2つを点Pに於ける主曲率半径と言う。
この2つの主曲率半径が等しいとき、点Pを「へ
そ状点」と呼ぶ。従つて、例えば球面とは曲面上
の任意の点が「へそ状点」となる唯一の曲面であ
り、この場合、曲面上の任意の曲線が前述の「へ
そ状子午線」となりうる。
曲線を断面曲線と呼ぶとき、その断面曲線は点P
を通り、無数に想定しうる。各々の断面曲線の点
Pに於ける曲率半径のうち、最大のものと最小の
ものとの2つを点Pに於ける主曲率半径と言う。
この2つの主曲率半径が等しいとき、点Pを「へ
そ状点」と呼ぶ。従つて、例えば球面とは曲面上
の任意の点が「へそ状点」となる唯一の曲面であ
り、この場合、曲面上の任意の曲線が前述の「へ
そ状子午線」となりうる。
さて、へそ状点である点Pの近傍は局部的な球
面であると考えることが出来るため、点Pに於け
る非点収差は零に等しいと言える。ここで言う非
点収差とは前述の2つの主曲率半径を屈折力で置
き換えたときの相互の差のことであり、曲率半径
をジオプターを単位とした屈折力に換算すること
は D=N−1/Rなる式としてよく知られている。
面であると考えることが出来るため、点Pに於け
る非点収差は零に等しいと言える。ここで言う非
点収差とは前述の2つの主曲率半径を屈折力で置
き換えたときの相互の差のことであり、曲率半径
をジオプターを単位とした屈折力に換算すること
は D=N−1/Rなる式としてよく知られている。
ここにおいて、D;屈折力(単位ジオプター)
R;曲率半径(単位m)
N;レンズ材質の屈折率(単位なし)
である。
さて、この累進多焦点レンズに関する代表的な
先行技術として、特公昭49−3595(米国特許第
3687528号に対応)、特公昭52−20271、特公昭57
−53570を引用する。先づ、特公昭49−3595は前
述の「へそ状子午線」と直交する断面曲線のう
ち、ほぼ円形々状のものを一本設定し、それより
上方にある断面曲線は「へそ状子午線」から遠ざ
かるにつれ曲率半径が小さくなつており、逆に、
下方にある断面曲線は「へそ状子午線」から遠ざ
かるにつれ曲率半径が大きくなつていることを特
徴としており、特公昭52−20271は前記特公昭49
−3595の特徴に加えて、レンズ屈折表面上の上下
方向の断面曲線に沿つての曲率変化がそのレンズ
の付加屈折力の3.5倍以内としたことを特徴とし
ており、特公昭57−53570はレンズの上半分を球
面とし、又、前述の「へそ状子午線」に沿つての
屈折力の変化を不連続とし、更にレンズ側方部に
於ける像の歪む方向を斜めではなく、上下左右方
向に揃えた表面部分を持たせたことを特徴として
いる。
先行技術として、特公昭49−3595(米国特許第
3687528号に対応)、特公昭52−20271、特公昭57
−53570を引用する。先づ、特公昭49−3595は前
述の「へそ状子午線」と直交する断面曲線のう
ち、ほぼ円形々状のものを一本設定し、それより
上方にある断面曲線は「へそ状子午線」から遠ざ
かるにつれ曲率半径が小さくなつており、逆に、
下方にある断面曲線は「へそ状子午線」から遠ざ
かるにつれ曲率半径が大きくなつていることを特
徴としており、特公昭52−20271は前記特公昭49
−3595の特徴に加えて、レンズ屈折表面上の上下
方向の断面曲線に沿つての曲率変化がそのレンズ
の付加屈折力の3.5倍以内としたことを特徴とし
ており、特公昭57−53570はレンズの上半分を球
面とし、又、前述の「へそ状子午線」に沿つての
屈折力の変化を不連続とし、更にレンズ側方部に
於ける像の歪む方向を斜めではなく、上下左右方
向に揃えた表面部分を持たせたことを特徴として
いる。
しかしながら、これら従来技術のうち、特公昭
49−3595、及び特公昭52−20271にあつては主に
遠方を見る際に用いるレンズの上半分が、非球面
となつているため、見える像に歪みを生じ、又、
特公昭57−53570にあつては度数が急激に変化す
る領域がレンズ屈折表面上に存在し、視野の妨げ
となりうる。
49−3595、及び特公昭52−20271にあつては主に
遠方を見る際に用いるレンズの上半分が、非球面
となつているため、見える像に歪みを生じ、又、
特公昭57−53570にあつては度数が急激に変化す
る領域がレンズ屈折表面上に存在し、視野の妨げ
となりうる。
発明の要約
この点に鑑み、本発明は全く新規な技術に依
り、従来技術の諸欠点を取り除き、歪みのない遠
方視野と穏やかな度数変化の広い近方視野とを併
せ持つ、より快適な老視眼鏡レンズを提供しよう
とするものである。
り、従来技術の諸欠点を取り除き、歪みのない遠
方視野と穏やかな度数変化の広い近方視野とを併
せ持つ、より快適な老視眼鏡レンズを提供しよう
とするものである。
さて、前述の先行技術のうち、特公昭49−
3595、及び特公昭52−20271に於ける遠方視の像
の歪みは主に像の拡大となつて表われるため、近
方の側方を見るときに起きる像の歪みを緩和する
作用を為す。即ち、結果的には遠方視野を犠性に
して近方視野を改善したと見故すことが出来る。
3595、及び特公昭52−20271に於ける遠方視の像
の歪みは主に像の拡大となつて表われるため、近
方の側方を見るときに起きる像の歪みを緩和する
作用を為す。即ち、結果的には遠方視野を犠性に
して近方視野を改善したと見故すことが出来る。
従つて、この先行技術のレンズ上半分を単に球
面としただけでは遠方視野と近方視野の有する非
点収差のバランスを変えたにすぎず、本発明の広
い近方視野という目的に対し、不充分である。
面としただけでは遠方視野と近方視野の有する非
点収差のバランスを変えたにすぎず、本発明の広
い近方視野という目的に対し、不充分である。
このため、近方視野の有する非点収差を低減す
るために、新規な技術が必要となるのである。
るために、新規な技術が必要となるのである。
発明の実施態様
次に本発明の具体的な内容を詳述する。
第2図に於いてQは本発明に成る累進多焦点レ
ンズの一実施例を表わし、Mは該レンズの凸面
上、ほゞ中央、かつほゞ上下方向にとつた主子午
線である。この主子午線Mは前述の「へそ状子午
線」と同一であり、この主子午線Mに沿つての非
点収差はほゞ零に等しい。ここでいう「ほゞ零」
とは屈折力において約1/8ジオプター以内という
意味であり、完全な零が望ましいのは言うまでも
ない。
ンズの一実施例を表わし、Mは該レンズの凸面
上、ほゞ中央、かつほゞ上下方向にとつた主子午
線である。この主子午線Mは前述の「へそ状子午
線」と同一であり、この主子午線Mに沿つての非
点収差はほゞ零に等しい。ここでいう「ほゞ零」
とは屈折力において約1/8ジオプター以内という
意味であり、完全な零が望ましいのは言うまでも
ない。
この主子午線Mに沿つての屈折力は上方から下
方にかけて所定の法則に従い、徐々に増加してい
る区間A−Bを有する。
方にかけて所定の法則に従い、徐々に増加してい
る区間A−Bを有する。
ここでいう「徐々に増加している」という表現
には部分的にほゞ一定となることをも含むものと
する。
には部分的にほゞ一定となることをも含むものと
する。
ここで点Aに於ける屈折力をDa、点Bに於け
る屈折力をDb、又区間A−Bに於ける平均屈折
力をDm、としたとき、DaとDbの単純算術平均
(Da+Db)/2との間に Dm<Da+Db/2なる関係を有する。(第3図参 照) 又、同じく第2図に於いてUは点Aを、又Vは
点Bをそれぞれ通る水平方向の断面曲線を表わ
し、断面曲線Uを含む平面と断面曲線Vを含む平
面とは互いに平行である。
る屈折力をDb、又区間A−Bに於ける平均屈折
力をDm、としたとき、DaとDbの単純算術平均
(Da+Db)/2との間に Dm<Da+Db/2なる関係を有する。(第3図参 照) 又、同じく第2図に於いてUは点Aを、又Vは
点Bをそれぞれ通る水平方向の断面曲線を表わ
し、断面曲線Uを含む平面と断面曲線Vを含む平
面とは互いに平行である。
さて、2本の断面曲線U,Vに依り区分される
レンズ屈折表面の3つの屈折表面部分を上方から
順に、遠用部、中間部、近用部と呼ぶとき、遠用
部はおゝむね球面である。
レンズ屈折表面の3つの屈折表面部分を上方から
順に、遠用部、中間部、近用部と呼ぶとき、遠用
部はおゝむね球面である。
ここで言う「おゝむね球面」とは約1/8ジオプ
ター以内の非点収差を含めるものとする。
ター以内の非点収差を含めるものとする。
従つて、特に遠用部内の側方に於いて、先行技
術特公昭49−3595及び特公昭52−20271に於ける
が如き像の歪みは著しく改善されていることが容
易に知られるであろう。
術特公昭49−3595及び特公昭52−20271に於ける
が如き像の歪みは著しく改善されていることが容
易に知られるであろう。
更に第2図に於いてLは主子午線Mとは異なる
子午線のうちの一本であり、該子午線Lと断面曲
線Uとの交点をA′、該子午線Lと断面曲線Vと
の交点をB′とし、対子午線Lに沿つての屈折力の
うち区間A′−B′に於ける最大屈折力を有する点
をC′としたとき、区間A′−C′の長さ<区間C′−
B′の長さなる関係を有する。(第4図参照) この関係は主子午線から側方に行く程、顕著に
なつていることが望ましいが、本発明に於いては
上記の関係を満たす前記子午線Lが少くとも左右
各側方に各々一本ずつあれば、本発明の所期の目
的および効果は達成される。
子午線のうちの一本であり、該子午線Lと断面曲
線Uとの交点をA′、該子午線Lと断面曲線Vと
の交点をB′とし、対子午線Lに沿つての屈折力の
うち区間A′−B′に於ける最大屈折力を有する点
をC′としたとき、区間A′−C′の長さ<区間C′−
B′の長さなる関係を有する。(第4図参照) この関係は主子午線から側方に行く程、顕著に
なつていることが望ましいが、本発明に於いては
上記の関係を満たす前記子午線Lが少くとも左右
各側方に各々一本ずつあれば、本発明の所期の目
的および効果は達成される。
又、第2図に於いて、Hは中間部に於ける無数
の水平方向の断面曲線のうちの一本であり、該断
面曲線Hに沿つての屈折力は主子午線Mとの交点
Cから側方C″に行くにつれ一担徐々に減少し、
しかる後に徐々に増加している。(第5図参照) この性質は中間部に於いて断面曲線Uを除くほ
ぼ全域に於いて有していることが望ましいが、少
なくとも中間部に於ける断面曲線のうちの一本に
対して現われていれば、本発明の所期の目的およ
び効果は達成される。
の水平方向の断面曲線のうちの一本であり、該断
面曲線Hに沿つての屈折力は主子午線Mとの交点
Cから側方C″に行くにつれ一担徐々に減少し、
しかる後に徐々に増加している。(第5図参照) この性質は中間部に於いて断面曲線Uを除くほ
ぼ全域に於いて有していることが望ましいが、少
なくとも中間部に於ける断面曲線のうちの一本に
対して現われていれば、本発明の所期の目的およ
び効果は達成される。
さて、この様な諸性質を有する累進多焦点を試
作することに依り、本発明の目的であるところの
歪みのない遠方視野と穏やかな度数変化の広い近
方視野とを併せ持つことが実測に依り実証され、
従来には無かつた極めて快適な老視用眼鏡レンズ
を提供することが可能となつた。
作することに依り、本発明の目的であるところの
歪みのない遠方視野と穏やかな度数変化の広い近
方視野とを併せ持つことが実測に依り実証され、
従来には無かつた極めて快適な老視用眼鏡レンズ
を提供することが可能となつた。
尚、本実施例は説明の簡素化のため、主子午線
に対して左右対称であるかの様に記したが、本発
明は左右非対称の場合にも適用されるものとす
る。
に対して左右対称であるかの様に記したが、本発
明は左右非対称の場合にも適用されるものとす
る。
前述実施例においては眼鏡レンズの表裏どちら
か一面において、屈折力を付与する場合について
述べたが、表裏両面を加工することによつて所期
の屈折力を付与することも可能である。
か一面において、屈折力を付与する場合について
述べたが、表裏両面を加工することによつて所期
の屈折力を付与することも可能である。
第1図は、へそ状点及び主曲率半径を説明する
ための図、第2図は、本発明の実施例である眼鏡
レンズの正面図、第3図は、第2図に於ける主子
午線Mに沿う屈折力の分布を示す説明図で、縦座
標は第2図の上下方向に対応し、横座標は右方に
大なる屈折力を表わす。第4図は、第2図に於け
る子午線Lに沿う屈折力の分布を示す説明図であ
つて、縦座標は第2図の上下方向に対応し、横座
標は右方に大なる屈折力を表わす。第5図は、第
2図に於ける断面曲線Hに沿う屈折力の分布を示
す説明図であつて、縦座標は上方に大なる屈折力
を表わし、横座標は第2図の右半分に対応し、右
方を側方としている。 Q……累進多焦点レンズ、M……主子午線、
Da,Db……屈折力、Dm……平均屈折力、U,
H,V……断面曲線。
ための図、第2図は、本発明の実施例である眼鏡
レンズの正面図、第3図は、第2図に於ける主子
午線Mに沿う屈折力の分布を示す説明図で、縦座
標は第2図の上下方向に対応し、横座標は右方に
大なる屈折力を表わす。第4図は、第2図に於け
る子午線Lに沿う屈折力の分布を示す説明図であ
つて、縦座標は第2図の上下方向に対応し、横座
標は右方に大なる屈折力を表わす。第5図は、第
2図に於ける断面曲線Hに沿う屈折力の分布を示
す説明図であつて、縦座標は上方に大なる屈折力
を表わし、横座標は第2図の右半分に対応し、右
方を側方としている。 Q……累進多焦点レンズ、M……主子午線、
Da,Db……屈折力、Dm……平均屈折力、U,
H,V……断面曲線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 眼鏡用レンズに於ける2つの屈折表面のうち
の一つに関与し、該屈折表面上のほゞ中央、か
つ、ほゞ上下方向に一本の主子午線Mを定義する
とき、該主子午線上の任意の一点に於ける一組の
主曲率半径は互いにほゞ等しく、又、該主子午線
Mに沿つての屈折力が、上方から下方にかけて
徐々に増加している区間を有し、 該区間の上端点Aに於ける屈折力をDa、下端
点Bに於ける屈折力をDb、該区間A−Bに於け
る平均屈折力をDmとしたとき、前記Daおよび
Dbの単純算術平均(Da+Db)/2と間に Dm<Da+Db/2なる関係を有し、 又、該屈折表面に於いて点Aを通る水平方向の断
面曲線をU、点Bを通る水平方向の断面曲線をV
と呼び、該2本の断面曲線U及びVにより区分さ
れる該屈折表面の3つの屈折表面部分を上方から
それぞれ遠用部、中間部、近用部と呼ぶとき、 該遠用部はおゝむね球面であることを特徴とす
る累進多焦点眼鏡レンズ。 2 特許請求の範囲第1項記載のレンズにおい
て、 前記主子午線M以外の子午線Lと前記断面曲線
U及びVとの交点をそれぞれA′,B′と呼び、該
子午線Lに沿つての屈折力のうち、区間A′−
B′に於ける最大屈折力を有する点をC′としたと
き、 区間A′−C′の長さ<区間C′−B′の長さなる関
係を有する該子午線Lが、前記主子午線Mの左右
各各の側方に、少なくとも各一本ずつ存在し、 更に、前記断面曲線U以外の水平方向の断面曲
線Hに沿つての屈折力が該断面曲線Hと前記主子
午線Mとの交点Cから側方に遠ざかるにつれて一
担徐々に減少し、しかる後に徐々に増加している
該断面曲線Hが前記中間部に少なくとも一本存在
している前記屈折表面を有することを特徴とする
累進多焦点眼鏡レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2537983A JPS59151128A (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 累進多焦点眼鏡レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2537983A JPS59151128A (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 累進多焦点眼鏡レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151128A JPS59151128A (ja) | 1984-08-29 |
JPS6248205B2 true JPS6248205B2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=12164216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2537983A Granted JPS59151128A (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 累進多焦点眼鏡レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435710U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-03 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5543816A (en) * | 1993-10-07 | 1996-08-06 | Virtual Vision | Head mounted display system with aspheric optics |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52110646A (en) * | 1976-03-11 | 1977-09-16 | Rodenstock Optik G | Continuously variable type spectacle lens |
JPS54143245A (en) * | 1978-04-06 | 1979-11-08 | Rodenstock R | Lens for spectacles |
JPS57139718A (en) * | 1981-02-09 | 1982-08-28 | American Optical Corp | Glasses lens with progressive refraction force |
-
1983
- 1983-02-17 JP JP2537983A patent/JPS59151128A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52110646A (en) * | 1976-03-11 | 1977-09-16 | Rodenstock Optik G | Continuously variable type spectacle lens |
JPS54143245A (en) * | 1978-04-06 | 1979-11-08 | Rodenstock R | Lens for spectacles |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435710U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59151128A (ja) | 1984-08-29 |
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