JPS6247041B2 - - Google Patents

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JPS6247041B2
JPS6247041B2 JP56069649A JP6964981A JPS6247041B2 JP S6247041 B2 JPS6247041 B2 JP S6247041B2 JP 56069649 A JP56069649 A JP 56069649A JP 6964981 A JP6964981 A JP 6964981A JP S6247041 B2 JPS6247041 B2 JP S6247041B2
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JP
Japan
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concentrated
thin plate
water
heat
liquid
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JP56069649A
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JPS57184405A (en
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Kenji Tsumura
Masayuki Yamashita
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ORIENTAL METAL SEIZO CO
Original Assignee
ORIENTAL METAL SEIZO CO
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Publication date
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Priority to GB8212208A priority patent/GB2099713B/en
Priority to US06/373,155 priority patent/US4521276A/en
Priority to DE19823216385 priority patent/DE3216385A1/de
Priority to FR8208011A priority patent/FR2505201B1/fr
Priority to IT8221137A priority patent/IT1150901B/it
Priority to CH2875/82A priority patent/CH658999A5/de
Publication of JPS57184405A publication Critical patent/JPS57184405A/ja
Publication of JPS6247041B2 publication Critical patent/JPS6247041B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/22Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S159/00Concentrating evaporators
    • Y10S159/15Special material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S159/00Concentrating evaporators
    • Y10S159/28Porous member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S159/00Concentrating evaporators
    • Y10S159/902Concentrating evaporators using natural heat
    • Y10S159/903Solar
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S203/00Distillation: processes, separatory
    • Y10S203/01Solar still

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な濃縮装置に関する。さらに詳し
くは、低濃度の溶液をとくに沸騰せしめたり減圧
にして蒸発せしめたりする必要がなく、最小の熱
量で最大の濃縮効率をうることのできる濃縮装置
に関する。 本発明の濃縮装置は、被濃縮液が供給せられる
被濃縮液吸収層が熱源に対して背面に設けられて
いる熱伝導性の良好な熱源側薄板と該被濃縮液吸
収層に間隙を設けて対面している凝縮液収層が設
けられている熱伝導性の良好な低温側薄板とから
なり、それらの薄板の一部にそれぞれ被濃縮液を
被濃縮液吸収層に供給するための断面形状がV字
形の溝が対応して溝が少なくとも1つ設けられて
なることを要旨とするものである。 本発明の濃縮装置は、ヨウ化リチウム、塩化ナ
トリウムなどのハロゲン化アルカリ金属塩や塩化
カルシウム、塩化マグネシウムなどのハロゲン化
アルカリ土類金属塩などの希薄水溶液の濃縮に好
適であるが、それらのみにかぎられるものではな
く、他の水溶液や有機溶液の濃縮にも適用でき
る。 熱源としては、いかなる熱源も何ら制限なく採
用することができるが、価格の点から地熱、温泉
熱、太陽熱などの天然熱源やプラントなどの廃熱
を利用するのが好ましい。熱源の温度としては約
40℃以上あればある程度の濃縮効率がえられる
が、通常100℃前後の熱源を用いるとよい。 本発明に用いる薄板は加熱と凝縮の両方の作用
を果すものであり、良好な熱伝導性を有してい
る。薄膜の材質としては、適用する溶液に腐食さ
れないものであればよく、たとえばハロゲン化金
属塩の水溶液に対しては耐蝕性ステンレス、チタ
ン、モネルメタルなどを用いればよく、そのほか
ポリプロピレン、フツ素樹脂、ナイロンなどの耐
熱性プラスチツク板またはフイルムなども使用で
きる。厚さtは材質によつて異なるが、約0.1〜
10mmのものが好ましい。 吸収層は水溶液のばあい、吸水性の良好なクロ
ス、フエルト、海綿、ポリビニールフオルマー
ル、ナイロン、セルロース、カーボン繊維、アス
ベスト、ガラスウール、ステンレス綿、グラフア
イト混入ウレタン、樹脂発泡体などを用い、それ
らのシート状物を薄板に貼着して形成する。その
ほかこれらの短繊維を植毛して形成することもで
きる。有機溶液を濃縮するばあいも前記材料を同
様に使用できるが、これらのうち溶液に冒されな
いものを選び吸液層として用いればよい。吸液層
の厚さは約0.1〜10mmが好ましい。 本発明の装置における濃縮は、温度の異なる薄
板間の加熱→蒸発(吸熱)→蒸気による熱伝達→
凝縮(放熱)というサイクルで行なわれる。 その濃縮システムを第1A図に示す本発明の装
置の基本型の一実施例に基づいて説明する。なお
以下、説明をわかりやすくするために被濃縮液と
して水溶液を用いるばあいについて説明する。し
たがつて、被濃縮液を被濃縮水、凝縮液を凝縮水
および吸収層を吸水層と称し、また薄板の2面の
うち熱源と対面する側、すなわち高温側に対する
面を表という。 本発明において、被濃縮水が供給せられる被濃
縮水吸水層はつねに薄板の裏面に設けられてお
り、以下Sに添字をつけて表わす。凝縮水吸水層
はつねに受熱板を除く薄板の表面に設けられてお
り、以下Wに添字をつけて表わす。 第1A図おいて熱源HSは図面上側にある。し
たがつて薄板E0が熱源側薄板であり、薄板E1
低温側薄板となる。2枚の薄板E0,E1はその両
端部で断熱材1を介して連結されている。 各薄板E0,E1はそれぞれ両端部が断面形状V
字形に折り曲げられており、被濃縮水用の溝C1
および濃縮水用の溝D1を形成している。さらに
各薄板は両側の溝の間の濃縮水用の溝の近くでく
字形に折り曲げられており、凝縮水用の凹んだ屈
曲部L1を形成している。薄板E0,E1は被濃縮水
用の溝C1が濃縮用の溝D1より高い位置になるよ
うに配置されている。 熱源側薄板E0の裏面には被濃縮水吸水層S
が、薄板E0の溝C0の底部頂点から薄板E0の溝D0
の底部頂点まで貼着されている。一方凝縮水吸水
層Wは、低温側薄板E1の表面に、溝C1の縁部か
ら溝D1の縁部まで貼着されている。 被濃縮水吸水層Sと凝縮水吸水層Wは、薄板
E0,E1と断熱材1で囲まれた室内で間隙lをあ
けて対面している。間隙lの大きさは被濃縮水や
熱源の温度など多くのフアクターによつて異なる
が、通常約1〜50mmである。間隔lは希薄塩類な
どの溶液から蒸発した蒸気がその溶質から分離さ
れ再び凝縮するための飛翔距離で、短いほど抵抗
が小さく濃縮効率が高い。本発明はこの間隔lを
最短の距離に縮めうる極限の構造である。 被濃縮水用の溝C1には、パイプPによつて被
濃縮水が供給される。溝C1に供給された被濃縮
水は吸水層Sに含浸され、薄板の傾斜に沿つて屈
曲部L1方向へ降下する。その移動の間に熱源に
よつて加熱された薄板E0により加熱され、水を
蒸発して濃縮される。屈曲部まで降下した濃縮水
は一旦上昇し、再び溝D0の斜面に沿つて降下す
る。溝D0の底部頂点に達した濃縮水は下方の溝
D1に滴下する。溝D1に集められた濃縮水はパイ
プなどの手段により装置の外部に取出される。 発生した水蒸気は吸水層Wに接触して凝縮し、
吸水層Wに吸収された凝縮水は薄板E1の傾斜に
沿つて降下し、屈曲部L1に集められる。屈曲部
に集められた凝縮水は毛管現像やサイフオンの原
理を利用して取出部Fから装置の外部に取出され
る。 また熱源側薄板E0の表面に選択吸熱性の材料
を貼着、塗布することにより、熱源の熱量を効率
よく利用できる。 さらに低温側薄板E1の裏面に吸液層を設け、
該吸液層に水や被濃縮水などの冷却液を通して低
温側薄板を液冷するか、または薄板E1をジヤケ
ツト方式にするか、あるいは多数のパイプを溶接
してその内部に被濃縮水を冷却液として通し、こ
れを予熱すればエネルギー効率をいちじるしく高
めることができる。そのほか空冷などの手段も低
温側薄板の冷却に用いることができる。 濃縮の効率を高めるためには、熱源側薄板と低
温側薄板の間に1枚または2枚以上の中間薄板を
挿入すればよい。該中間薄板は片面または両面に
吸水層を有しており、隣接する薄板の吸水層と間
隙を設けて配置される。 そのばあいの濃縮は、温度の異なる薄板間の加
熱−蒸発(吸熱)→蒸気による熱伝達→凝縮(放
熱)→薄板による熱伝導→蒸発(吸熱)……とい
うサイクルによつて行なわれる。 そのサイクルを第1B図にしたがつて説明す
る。第1B図において熱伝導距離をTに添字をつ
けて表わし、蒸気飛翔距離をlに添字をつけて表
わす。 本発明の装置の好ましい実施態様の特徴は、熱
伝導距離(T1〜To-1)と蒸気飛翔距離(l1〜l
o)をゼロに接近せしめ、蒸発と凝縮すなわち吸
熱と放熱が交互に連鎖的に発生することにある。 この連鎖反応は熱損失がゼロであるような理想
状態では無限に続行するのであるが、実際のばあ
いには漸次減衰する。したがつて本実施態様のご
とく熱伝導距離Tと蒸気飛翔距離lをゼロに接近
させることにより理想状態に近づけることがで
き、熱効率を高めることができる。 熱量Qは薄板E0〜Eoに直角に高温側から低温
側に向つて貫流せしめる。被濃縮水吸水層S0を有
する薄板E0と、凝縮水吸水層W1と被濃縮水吸水
層S1とを有する薄板E1との間の濃縮システム
は、第1A図に基づいて説明したシステムと同様
である。 薄板E1の凝縮水吸水層W1で放熱された熱量
は、実質的に薄板E1の厚さに等しい熱伝導距離
T1を経て被濃縮水吸水層S1に伝えられ、被濃縮
水吸水層S1中の被濃縮水を加熱蒸発せしめる。以
下、第1A図に基づいて説明した濃縮システムと
同様のシステムで薄板E2に熱を伝導する。 以上の連鎖的な熱の伝導が隣接する薄板間で順
次行なわれ、最後に薄板放熱板Eoから装置外へ
放熱するか、あるいは被濃縮水の予熱に利用され
る。 本実施態様のばあい、濃縮水を各段から独立し
て取出してもよいし、つぎつぎと異なる段に濃縮
水を供給して濃度を高めてもよい。 以下、本発明の装置の他の実施例を図面に基づ
いて説明するが、本発明はそれらの実施例のみに
限定されるものではない。 第2A図および第2B図は本発明の装置の1つ
のタイプの実施例の概略断面図である。 第2A図に示す実施例は、第1A図に示す実施
例において中間薄板が4枚挿入されたものであ
り、各薄板が水平面に対して傾斜しているように
配置されている実施例である。 各薄板E0〜E5はそれぞれ両端部が断面形状V
字形に折り曲げられており、被濃縮水用の溝C0
〜C5および濃縮水用の溝D0〜D5を形成してい
る。さらに各薄板は両側の溝の間の濃縮水用の溝
D0〜D5の近くでく字形に折り曲げられており、
凝縮水用の凹んだ屈曲部L0〜L5を形成してい
る。薄板E0〜E5は被濃縮水用の溝C0〜C5が濃縮
水用の溝D0〜D5より高い位置になるように配置
されている。 最下段の薄板E5を除くすべての薄板E0〜E4
裏面(第2A図において下側)に被濃縮水吸水層
S0〜S4が、それぞれ溝C0〜C4の底部頂点から溝
D0〜D4の底部頂点まで貼着されている。一方凝
縮水吸水層W1〜W5は、最上段の薄板E0を除くす
べての薄板E1〜E5の表面(第2A図において上
側)に、それぞれ溝C1〜C5の縁部から溝D1〜D5
の縁部まで貼着されている。 各薄板E0〜E5は、隣接する吸水層が接触しな
いように周囲を断熱材を介して積層されている。 各被濃縮水用の溝C1〜C5にはそれぞれパイプ
P1〜P5によつて被濃縮水が供給される。溝C1
C5に供給された被濃縮水は吸水層S0〜S4に含浸
され、薄板の傾斜に沿つて屈曲部L0〜L1方向へ
降下する。その移動の間に熱源によつて加熱され
た薄板E0により加熱され、水が蒸発して濃縮さ
れる。屈曲部まで降下した濃縮水は一旦上昇し、
再び溝D0〜D4の斜面に沿つて降下する。溝D0
D4の底部頂点に達した濃縮水はそれぞれ下方の
溝D1〜D5に滴下する。溝D1〜D5に集められた濃
縮水はパイプなどの手段により装置の外部に取出
される。 発生した水蒸気は吸水層W1〜W5に接触して凝
縮し、吸水層W1〜W5に吸収される。吸収された
凝縮水は薄板E1〜E5の傾斜に沿つて降下し、屈
曲部L1〜L5に集められる。屈曲部に集められた
凝縮水は、毛管現象やサイフオンの原理を利用し
て装置の外部へ取出される。 本実施例における濃縮システムは、第1B図に
おいて説明した濃縮システムと同じである。 本実施例においては、濃縮は隣接する薄板間で
1回のみ行なわれるが、濃縮水取出パイプを下段
の被濃縮水供給パイプに接続して、段階的な濃縮
操作を行なうこともできる。 一般に、受熱板に供給された熱量は裏面に設け
られた被濃縮水吸水層に含浸されている被濃縮水
の蒸発に消費される以外に、このとき発生した濃
縮水および凝縮水にそれら自身の温度として持ち
去られる。それゆえ、熱交換器を使用して濃縮水
および凝縮水に吸収された熱を極力回収すべきで
あるが、100%の回収は不可能であり、通常供給
された熱量の10%前後は失なわれる。したがつて
各薄板E1〜E5の凝縮水吸水層において蒸気が凝
縮するとき放出する熱量Qoは式(): Qo=Q0×fn () で与えられ、蒸発、濃縮の割合もこれに比例し蒸
発段数と共に減衰する。ただし、式()におい
てQ0は最初に与えられた熱量、nは蒸発させる
段数、fは減衰率である。減衰率は通常0.85〜
0.95である。 したがつて各段に供給する被濃縮液も等量でな
く、段数の数だけ減衰率fが乗ぜられた割合に供
給すると過剰の被濃縮液の供給を防ぎ、濃縮効率
を高めることができる。 また、各段に供給する被濃縮水の温度を、生成
する凝縮水および濃縮水の温度よりも高い温度に
加熱して供給することにより、各段の凝縮水およ
び濃縮水によつて持ち去られる熱ロスは補なわれ
かつ余りがあるから、凝縮水の量が上の段より下
の段が漸次減少することはない。したがつて比較
的高温の被濃縮水を供給することも濃縮効率を高
めるために有効である。 第2B図に示す実施例は第2A図に示す実施例
において熱源HSを図面下側に設置したものであ
り、最下段の薄板E0が熱源側薄板となる。した
がつて被濃縮水吸水層S0〜S4が薄板E0〜E4の裏
面(第2B図において上側)、凝縮水吸水層W1
W5が薄板E1〜E5の表面(第2B図において下
側)に設けられているほかは第2A図と同じであ
る。 第3A〜第3C図に第2A〜第2B図に示した
タイプとは別のタイプの実施例の概略断面図を示
す。 第3A図に示す実施例は、輻射熱などの熱源
HSが図面上側にあり、中間薄板が4枚挿入され
ており、各薄板が水平に配置されている実施例で
ある。この実施例においては屈曲部は形成されて
いない。 各薄板E0〜E5はそれぞれ両端部が断面形状V
字形に折り曲げられており、被濃縮水および濃縮
水用の溝A0〜A5と凝縮水用の溝B0〜B5を形成し
ている。 最下段の薄板E5を除くすべての薄板E0〜E4
裏面(第3A図において下側)に被濃縮水吸水層
S0〜S4が、それぞれ溝A0〜A4の底部頂点から溝
B0〜B4の縁部手前まで貼着されている。一方凝
縮水吸水層W1〜W5は、最上段の薄板E0を除くす
べての薄板E1〜E5の表面(第3A図において上
側)に、それぞれ溝A1〜A5の縁部手前から溝B1
〜B5の底部頂点まで貼着されている。 各薄板E0〜E5は、隣接する吸水層が接触しな
いように周囲を断熱材を介して積層されている。 被濃縮水用の溝A1〜A5の斜面上部にはオーバ
ーフロー孔H1〜H5が穿設されており、凝縮水用
の溝B1〜B5の底部には貫通孔I1〜I5が設けられて
いる。 被濃縮水はパイプP1から溝A1に供給されて溝
A1を満し、オーバーフロー孔H1から溢流して溝
A2を満す。以下同様にオーバーフロー孔H2〜H4
から溢流した被濃縮水は順次溝A3〜A5を満す。 溝A1〜A5を被濃縮水が満すと、溝A0〜A4の裏
面の貼着されている吸水層S0〜S4に被濃縮水が吸
収され、全体に含浸される。 熱源HSにより最上段の薄板E0が加熱される
と、吸水層S0に含浸されている被濃縮水が加熱さ
れて水が蒸発し、濃縮される。濃縮された水溶液
は拡散作用によつて溝A1中の被濃縮水の濃度を
高める。パイプP1からは連続的または間欠的に被
濃縮水が供給されるので、濃度が高められた濃縮
水はオーバーフロー孔H1から溢流して溝A2に流
下する。 一方、発生した水蒸気は対面する薄板E1の表
面に貼着されている凝縮水吸水層W1に至り、そ
こで凝縮し、吸水層W1に吸収される。吸収され
た凝縮水は毛管現象とサイフオンの原理によつて
溝B1に移行し、その底部に設けられている貫通
孔I1から溝B2に滴下する。 吸水層W1で放出された水蒸気の凝縮潜熱は熱
伝導性の良好な薄板E1を加熱し、薄板E1の裏面
に貼着されている被濃縮水吸水層S1に含浸されて
いる被濃縮水に熱を伝えて水を蒸発せしめ、濃縮
する。 同様にして薄板E1とE2,E2とE3,E3とE4の間
で濃縮が行なわれる。薄板E4と最下段の薄板E5
との間の濃縮システムも同様であるが、凝縮水吸
水層W5で放出された凝縮潜熱は薄板E5を介して
装置の外部に放熱される。 薄板E5の溝A5に溜つた濃縮水はオーバーフロ
ー孔H5から溢流し、受樋G1でパイプPcに集めら
れる。集められた濃縮水を、必要ならさらに循環
せしめて所望の濃度にしてもよい。しかしあまり
にも濃度が高すぎるときは吸水層に結晶が生ずる
ことがあり、好ましくない。 溝B5に溜つた凝縮水は溝B5の底部に設けられ
た貫通孔I5から滴下し、受樋G2によつてパイプ
Pwに集められる。 第3B図に示す実施例は第3A図に示す実施例
において熱源HSを図面下側に設置したものであ
り、最下段の薄板E0が熱源側薄板となる。した
がつて被濃縮水吸水層S0〜S4が薄板E0〜E4の裏
面(第3B図において上側)、凝縮水吸水層W1
W5が薄板E1〜E5の表面(第3B図において下
側)に設けられているほかは第3A図と同じであ
る。 第3C図は断面形状V字形の溝が間隔をあけて
3列形成されている実施例であり、中央の溝を被
濃縮水用の溝Aとし、被濃縮水供給パイプP1から
溝Aに被濃縮水を供給し、両側の溝Bの下端から
凝縮水を、溝Aの下端から濃縮水を取出すほかは
第3B図に示す実施例と同じである。 第4〜8図は薄板の形状の種々の実施例を示す
概略断面図であり、第9A図は別の形状の薄板の
実施例の部分斜視図、第9B図は第9A図のA−
A線断面図である。 これらの実施例は第1A図および第2A〜2B
図に示すタイプの実施例に適用するのに好適なも
のである。 第4〜6図は第2A〜2B図に示す薄板を連続
して用いた実施例であり、溝の高さをそれぞれ変
えたものである。第4図に示す実施例は順次溝の
高さが低くなつていくものであり、被濃縮水は最
高位の溝、すなわち薄板の一方の端部に形成され
た溝に供給され、濃縮水は他方の端部に形成され
た溝から取出される。凝縮水はく字形の屈曲部か
ら取出される。 第5図に示す実施例は、薄板の中央部付近に形
成された溝をもつとも高位に位置せしめ、その両
側に好ましくは同数の溝が形成されており、両端
部がもつとも低くなつている。本実施例では被濃
縮水は最高位の中央部の溝に供給され、濃縮水は
両端部の溝から取出される。凝縮水はく字形屈曲
部から取出される。 第6図に示す実施例は、薄板の両端部をもつと
も高位に位置せしめ、中央に向つて順次低くなつ
ており、被濃縮水は両端部の溝に供給され、濃縮
水は中央部の溝から取出される。凝縮水はく字形
屈曲部から取出される。 第7図は両端部に溝を有し、中央部にく字形の
屈曲部を形成した薄板の実施例であり、被濃縮水
は一方の溝に供給され、他方の溝からは濃縮水を
取出し、中央の屈曲部からは凝縮水を取出す。 第8図に示す実施例は、薄板が中央部で2回折
り曲げられて中央に平坦部が形成されているほか
は、第7図に示す実施例と同様である。被濃縮水
の供給および濃縮水と凝縮水の取出しも第7図に
示す実施例と同じである。 第9A図に示す実施例は、幅方向の両端が立ち
上つており、長手方向の一端に断面形状V字形の
被濃縮水供給用の溝が設けられているものであ
る。溝が設けられている方の端は他端よりも高く
なつている。濃縮水および凝縮水の分離採取に
は、後記する第11〜13図に示される機構が採
用されうる。第9B図に第9A図のA−A線断面
図を示す。 第10図は、第4図に示すタイプの薄板を6枚
用いた本発明の装置の一実施例の断面斜視図であ
る。 本実施例では1枚の薄板に多数の溝Ca〜Doが
設けられており、溝Caから溝Dcに向つて順次位
置が低くなつている。被濃縮水をもつとも高い位
置にある溝Caにまず供給し、順次濃度を高めて
溝Ci,Cjにも被濃縮水を適当量供給すれば、濃
縮水の高められた温度を利用して被濃縮水をあら
かじめ暖めることができ、熱効率をさらに高める
ことができる。 本実施例は上方から加熱するタイプのものであ
り、熱源HSとしてたとえば太陽の輻射熱を利用
するものである。したがつて、ケーシングの上面
は太陽光線などの輻射熱をよく通過せしめること
のできる材料2、たとえばガラスまたは透明プラ
スチツクカバーで作製されている。ケーシングの
側面は内側から順に、薄板を保持するための耐蝕
性断熱材1、外部断熱材3および断熱材カバー4
で構成されている。このようにケーシングを構成
することにより、熱源の熱量を効率的に薄板に伝
えることができる。 第11〜13図に本発明の装置に用いることの
できる濃縮水と凝縮水の取出機構の種々の実施例
の概略断面図を示す。第11〜13図において熱
源HSはすべて図面上側にある。したがつて被濃
縮水吸水層Sは薄板の裏面(第11〜13図にお
いてそれぞれ下側)に、貼着されている。凝縮水
吸水層は薄板の表面(第11〜13図においてそ
れぞれ上側)に貼着されている。第11〜13図
においてPcは濃縮水取出パイプを示し、Pwは凝
縮水取出パイプを示す。熱源が図面の下側にある
ばあいは、被濃縮水吸水層Sと凝縮水吸水層Wが
入れ替る。 本発明の他の実施態様としてさらに第1図に示
すような実施態様をユニツトとし、それらを積み
重ねるかまたは横方向に適当な連結手段により連
結して多段または幅広の装置に組み立ててもよ
い。 中間薄板の枚数は熱源の種類、被濃縮液の種類
や濃度、目的とする濃縮液の濃度などによつて異
なり、それらの条件に合致する枚数を用いればよ
い。 本発明の濃縮装置は、とくに除湿剤として使用
されたヨウ化リチウム、塩化カルシウムなどを再
使用する際の希薄水溶液の予備濃縮用、海水中か
らヨウ素、臭素、マグネシウム、ウラニウムなど
の微量の有用成分を回収する際の予備濃縮用、濃
度差によるエネルギー貯蔵システムの一部に用い
られる。 つぎに第2A図、第3A図および第10図に示
すタイプの装置を用いて3.2%(重量%、以下同
様)塩化ナトリウム水溶液の濃縮を行なつたとき
の結果をそれぞれ第1〜3表に示す。各装置の仕
様および熱源はつぎのとおりであつた。 第2A図のタイプ (仕様) 薄板:0.91m×3m×0.4mmの耐蝕性ステンレス
鋼板 段数:15段 吸水層:厚さ1mmのナイロン繊維不織布 吸水層間の間隔:4mm (熱源) 太陽副射熱(供給熱量1885kcal/hr台)(熱源
側薄板の表面温度86.4℃) 加熱開始後2時間で定常状態になつた。各段に
供給した被濃縮水の容量、各段でえられた濃縮水
容量および凝縮水容量を第1表に示す。
【表】
【表】
【表】 濃縮後の平均濃度および濃縮効率は次式にて算
出した。 濃縮後の平均濃度=供給した被濃縮水濃度(%)×供給した被濃縮水量(c.c./hr台)/濃縮後の濃縮水量(c.c.
/hr台) =3.2×20879/4932=13.55% 濃縮効率=凝縮水量(/hr台)×蒸発潜熱(Kcal/)/供給熱量(Kcal/hr台)×100(%) =15.95×560/1885×100=473.85% 第3A図のタイプ (仕様) 薄板:0.33m×3.0m×0.4mmの耐蝕性ステンレス
鋼板 段数:15段 吸水層:厚さ1.0mmのナイロン繊維不織布 吸水層間の間隔:4mm (熱源) 太陽輻射熱(供給熱量、630Kcal/hr台)(熱
源側薄板の表面温度87℃) (被濃縮水) 濃度3.2%の塩化ナトリウム水溶液 この条件下に濃縮を行なつた結果を第2表に示
す。 この装置における濃縮効率は534%であつた。
【表】
【表】 第10図のタイプ (仕様) 薄板:0.9m×3m×0.4mmの耐蝕性ステンレス鋼
板を1つのブロツクとし、3つのブロツクを横
方向に連結したもの 段数:15段 吸水層:厚さ1mmのナイロン繊維不織布 吸水層間の間隔:4mm (熱源) 太陽輻射熱(供給熱量、1885Kcal/hr台)(熱
源側薄板の表面濃度86℃) (被濃縮水) 濃度3.2%の塩化ナトリウム水溶液 この条件下に濃縮を行なつた結果を第3表に示
す。 この装置における濃縮効率は536%であつた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の濃縮装置の基本的な実施例
の概略断面図、第1B図は中間薄板を挿入して多
段式にしたばあいの濃縮システムの説明図第2A
〜2B図は中間薄板を用いたときの多段式実施例
の概略断面図、第3A〜3B図は本発明の別の実
施例の概略断面図、第3C図は第3B図に類似の
実施例の概略断面図、第4〜8図はそれぞれ本発
明の装置に用いることのできる薄板の概略断面
図、第9A図は薄板の別の形状の実施例の概略断
面図、第9B図は第9A図のA−A線断面図、第
10図は第4図に示すタイプの薄板を用いた実施
例の断面斜視図、第11〜13図はそれぞれ本発
明の装置に用いることのできる濃縮液と凝縮液の
分離取出機構の概略断面図を示す。 (図面の主要符号)、A0〜A5,B0〜B5,C0
C5,D0〜D5:溝、E0〜E5:薄板、L0〜L5:屈曲
部、S,S0〜S4:被濃縮水吸水層、W1〜W5:凝
縮水吸水層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被濃縮液が供給せられる被濃縮液吸収層が熱
    源に対して背面に設けられている熱伝導性の良好
    な熱源側薄板と該被濃縮液吸収層に間隔を設けて
    対面している凝縮液吸収層が設けられている熱伝
    導性の良好な低温側薄板とからなり、それらの薄
    板の一部にそれぞれ被濃縮液を被濃縮液吸収層に
    供給するための断面形状がV字形の溝が対応して
    少なくとも1つ設けられてなる濃縮装置。 2 前記熱源側薄板と低温側薄板の間に、少なく
    とも一方の面に吸収層が設けられている熱伝導性
    の良好な中間薄板が隣接する吸収層が接触しない
    ように間隔を設けて挿入されており、かつ該中間
    薄板の一部に被濃縮液を供給するための溝が少な
    くとも1つ設けられてなる特許請求の範囲第1項
    記載の装置。 3 前記中間薄板が両面に吸収層を有する特許請
    求の範囲第2項記載の装置。 4 前記中間薄板が複数枚設けられてなる特許請
    求の範囲第2項または第4項記載の装置。 5 前記薄板が水平に設けられてなる特許請求の
    範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の
    装置。 6 前記薄板が水平面と角度をもつて設けられて
    なる特許請求の範囲第1項、第2項、第3項また
    は第4項記載の装置。 7 前記溝が間隔を置いて複数個設けられてなる
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の装置。 8 前記薄板を隣接する溝の間で折り曲げて凹部
    を形成せしめてなる特許請求の範囲第1項、第2
    項または第7項記載の装置。 9 前記中間薄板が挿入されたものにおいて、被
    濃縮液の供給量が熱源側から低温側に向つて漸次
    減少せしめられてなる特許請求の範囲第2項記載
    の装置。 10 前記被濃縮液があらかじめ加熱されたもの
    である特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    装置。
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GB8212208A GB2099713B (en) 1981-05-08 1982-04-27 Concentration apparatus
US06/373,155 US4521276A (en) 1981-05-08 1982-04-29 Concentrating apparatus
DE19823216385 DE3216385A1 (de) 1981-05-08 1982-05-03 Vorrichtung zum einengen einer verduennten loesung
FR8208011A FR2505201B1 (fr) 1981-05-08 1982-05-07 Appareil de concentration de solutions diluees
IT8221137A IT1150901B (it) 1981-05-08 1982-05-07 Apparecchio concentratore
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DE (1) DE3216385A1 (ja)
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IT (1) IT1150901B (ja)

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GB2099713B (en) 1985-02-13
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