JPS6246922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246922Y2 JPS6246922Y2 JP1983118225U JP11822583U JPS6246922Y2 JP S6246922 Y2 JPS6246922 Y2 JP S6246922Y2 JP 1983118225 U JP1983118225 U JP 1983118225U JP 11822583 U JP11822583 U JP 11822583U JP S6246922 Y2 JPS6246922 Y2 JP S6246922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure chamber
- spring
- shock absorber
- pressure
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 18
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 18
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はばね荷重調整式油圧緩衝器の改良に関
する。
する。
シリンダとピストンロツド間に張架されたコイ
ルばねの一端を支持するばね受をシリンダの外周
に摺動自在に嵌合し、該ばね受をシリンダに対し
て摺動させることにより前記コイルばねのセツト
長さを変え、これにより該コイルばねのばね荷重
を調整するようにしたばね荷重調整式油圧緩衝器
は知られている。
ルばねの一端を支持するばね受をシリンダの外周
に摺動自在に嵌合し、該ばね受をシリンダに対し
て摺動させることにより前記コイルばねのセツト
長さを変え、これにより該コイルばねのばね荷重
を調整するようにしたばね荷重調整式油圧緩衝器
は知られている。
しかし、この種油圧緩衝器にあつては、上記ば
ね受の摺動は手動で成されていたため、調整作業
が面倒で多大な労力を要するばかりでなく、遠隔
操作が不可能であつたために作業性が悪いという
不都合があつた。
ね受の摺動は手動で成されていたため、調整作業
が面倒で多大な労力を要するばかりでなく、遠隔
操作が不可能であつたために作業性が悪いという
不都合があつた。
本考案は斯かる不都合を有効に解消すべく成さ
れたもので、その目的とする処は、調整作業が簡
単で小型、コンパクトに構成でき、又遠隔操作も
行なうことができるばね荷重調整式油圧緩衝器を
提供するにある。
れたもので、その目的とする処は、調整作業が簡
単で小型、コンパクトに構成でき、又遠隔操作も
行なうことができるばね荷重調整式油圧緩衝器を
提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、シリンダと
ピストンロツド間に張架されたコイルばねの一端
を支持するばね受をシリンダの外周に摺動自在に
嵌合するとともに、該ばね受で区画される圧力室
を設けて成るばね荷重調整式油圧緩衝器におい
て、前記圧力室を緩衝器本体とは別設された圧力
発生装置の圧力室に連通し、該圧力発生装置を遠
隔駆動されるモータと、該モータにて減速歯車機
構を介して回転駆動され、その外周にねじを該設
して成る回転軸と、該回転軸の外周ねじ部に移動
自在に螺合し、その先部に圧力室内に摺動自在に
嵌合するピストンを設けて成る筒状スライダとで
構成したことをその特徴とする。
ピストンロツド間に張架されたコイルばねの一端
を支持するばね受をシリンダの外周に摺動自在に
嵌合するとともに、該ばね受で区画される圧力室
を設けて成るばね荷重調整式油圧緩衝器におい
て、前記圧力室を緩衝器本体とは別設された圧力
発生装置の圧力室に連通し、該圧力発生装置を遠
隔駆動されるモータと、該モータにて減速歯車機
構を介して回転駆動され、その外周にねじを該設
して成る回転軸と、該回転軸の外周ねじ部に移動
自在に螺合し、その先部に圧力室内に摺動自在に
嵌合するピストンを設けて成る筒状スライダとで
構成したことをその特徴とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第１図は本考案に係る油圧緩衝器の一部破断側
面図、第２図は第１図２−２線断面図である。
面図、第２図は第１図２−２線断面図である。
第１図に示す油圧緩衝器１において２はシリン
ダであり、該シリンダ２内には下方よりピストン
ロツド３が臨み、該ピストンロツド３の上端には
シリンダ２内に上下摺動自在に嵌合するピストン
（図示せず）が結着されており、シリンダ２内に
は作動油が封入されている。
ダであり、該シリンダ２内には下方よりピストン
ロツド３が臨み、該ピストンロツド３の上端には
シリンダ２内に上下摺動自在に嵌合するピストン
（図示せず）が結着されており、シリンダ２内に
は作動油が封入されている。
そして、上記シリンダ２の上部外摺には筒状の
スプリングアジヤスタ４が上下摺動自在、且つ気
密に嵌合しており、該スプリングアジヤスタ４と
ピストンロツド３の下端に結着されたロアーメタ
ル５間には図示の如くコイルスプリング６が張架
されている。
スプリングアジヤスタ４が上下摺動自在、且つ気
密に嵌合しており、該スプリングアジヤスタ４と
ピストンロツド３の下端に結着されたロアーメタ
ル５間には図示の如くコイルスプリング６が張架
されている。
又前記スプリングアジヤスタ４とシリンダ２間
には図示の如く圧力室S1が形成され、該圧力室S1
は油路２ａ及びホース７を介して圧力発生装置１
０の圧力室S2に連通している。
には図示の如く圧力室S1が形成され、該圧力室S1
は油路２ａ及びホース７を介して圧力発生装置１
０の圧力室S2に連通している。
上記圧力発生装置１０の本体ケーシング１１の
内部は隔壁１１ａにて２つの空間S3，S4に区画さ
れ、一方の空間S4内には図示の如くモータ１２が
収納されており、該モータ１２の電極１２ａ，１
２ｂは正逆スイツチ１３及び過電流防止回路１４
を介してバツテリ１５が連結されている。又この
モータ１２の出力軸１２ｃには上下３段の遊星歯
車列G1，G2，G3が連結されている。
内部は隔壁１１ａにて２つの空間S3，S4に区画さ
れ、一方の空間S4内には図示の如くモータ１２が
収納されており、該モータ１２の電極１２ａ，１
２ｂは正逆スイツチ１３及び過電流防止回路１４
を介してバツテリ１５が連結されている。又この
モータ１２の出力軸１２ｃには上下３段の遊星歯
車列G1，G2，G3が連結されている。
上記最下段の遊星歯車列G3には小歯車１６が
連結されており、該小歯車１６には図示の如く大
歯車１７が噛合している。
連結されており、該小歯車１６には図示の如く大
歯車１７が噛合している。
上記大歯車１７には前記空間S3内に臨む回転軸
１８が固定されており、該回転軸１８の外周には
ねじが刻設されている。そして、この回転軸１８
の外周ねじ部には筒状のスライダ１９が上下動自
在に螺合しており、該スライダ１９の上端部は図
示の如く空間S3内に摺動自在に嵌合するピストン
２０を構成している。
１８が固定されており、該回転軸１８の外周には
ねじが刻設されている。そして、この回転軸１８
の外周ねじ部には筒状のスライダ１９が上下動自
在に螺合しており、該スライダ１９の上端部は図
示の如く空間S3内に摺動自在に嵌合するピストン
２０を構成している。
而して空間S3内には前記ピストン２０にて区画
される前記圧力室S2が形成され、該圧力室S2はホ
ース７及び油路２ａを介して油圧緩衝器１の圧力
空S1に連通しており、同圧力室S2内には油が充填
されている。
される前記圧力室S2が形成され、該圧力室S2はホ
ース７及び油路２ａを介して油圧緩衝器１の圧力
空S1に連通しており、同圧力室S2内には油が充填
されている。
尚前記スライダ１９の外周には軸方向に溝１９
ａが穿設されており、該溝１９ａには本体ケーシ
ング１１側壁に螺着された回り止めボルト２１が
係合しており、これによりスライダ１９の回り止
めが図られている。
ａが穿設されており、該溝１９ａには本体ケーシ
ング１１側壁に螺着された回り止めボルト２１が
係合しており、これによりスライダ１９の回り止
めが図られている。
而して正逆スイツチ１３を操作してモータ１２
を回転駆動すれば、該モータ１２の出力軸１２ｃ
の回転は遊星歯車列G1，G2，G3によつて３段減
速され、更に小歯車１６と大歯車１７との歯数比
に応じて減速され、且つトルク増幅されて回転軸
１８に伝えられ、該回転軸１８が回転駆動せしめ
られる。この回転軸１８の回転により、これの外
周ねじ部に螺合するスライダ１９は上下動し、該
スライダ１９の上下動に伴いピストン２０も一体
に上下動し、このピストン２０の上下動によつて
圧力室S2の容積が変化する。例えばピストン２０
が上動すれば、圧力室S2内の油の圧力は上昇し、
この油はホース７及び油路２ａを経て油圧緩衝器
１内の圧力室S1内に導入される。この圧力室S1内
に導入された圧路はその圧力で以つてスプリング
アジヤスタ４を下動せしめる。そして、このスプ
リングアジヤスタ４の下動によつてコイルスプリ
ング６のセツト長さは縮小せしめられ、この結果
該スプリング６のばね荷重は高く調整される。
を回転駆動すれば、該モータ１２の出力軸１２ｃ
の回転は遊星歯車列G1，G2，G3によつて３段減
速され、更に小歯車１６と大歯車１７との歯数比
に応じて減速され、且つトルク増幅されて回転軸
１８に伝えられ、該回転軸１８が回転駆動せしめ
られる。この回転軸１８の回転により、これの外
周ねじ部に螺合するスライダ１９は上下動し、該
スライダ１９の上下動に伴いピストン２０も一体
に上下動し、このピストン２０の上下動によつて
圧力室S2の容積が変化する。例えばピストン２０
が上動すれば、圧力室S2内の油の圧力は上昇し、
この油はホース７及び油路２ａを経て油圧緩衝器
１内の圧力室S1内に導入される。この圧力室S1内
に導入された圧路はその圧力で以つてスプリング
アジヤスタ４を下動せしめる。そして、このスプ
リングアジヤスタ４の下動によつてコイルスプリ
ング６のセツト長さは縮小せしめられ、この結果
該スプリング６のばね荷重は高く調整される。
一方、正逆スイツチ１３を操作してモータ１２
を逆転せしめ、スライダ１９及びピストン２０を
下動せしめれば、圧力室S2内の圧力は低下し、結
果的にスプリング６のばね荷重は低く調整され
る。
を逆転せしめ、スライダ１９及びピストン２０を
下動せしめれば、圧力室S2内の圧力は低下し、結
果的にスプリング６のばね荷重は低く調整され
る。
以上において、スプリング６のばね荷重の調整
は正逆スイツチ１３を遠隔操作することにより、
電動で成されるため、従来の手動方式に比べ調整
作業が容易化し、労力も軽減する。
は正逆スイツチ１３を遠隔操作することにより、
電動で成されるため、従来の手動方式に比べ調整
作業が容易化し、労力も軽減する。
又圧力発生装置１０内にはモータ１２及び高減
速比が得られる遊星歯車列G1，G2，G3をコンパ
クトに収納したため、緩衝器全体が小型、コンパ
クトに構成される。
速比が得られる遊星歯車列G1，G2，G3をコンパ
クトに収納したため、緩衝器全体が小型、コンパ
クトに構成される。
尚以上は圧力媒体として油を採用した例を示し
たが、この圧力媒体としてはその他気体等を採用
することができる。
たが、この圧力媒体としてはその他気体等を採用
することができる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、油
圧緩衝器のばね荷重調整を遠隔駆動されるモー
タ、減速歯車機構、圧力発生機構等をコンパクト
に収納して成る圧力発生装置にて成すようにした
ため、ばね荷重調整を遠隔操作で、且つ簡単に行
なうことができ、又緩衝器自体の小型、コンパク
ト化をも図ることができる。
圧緩衝器のばね荷重調整を遠隔駆動されるモー
タ、減速歯車機構、圧力発生機構等をコンパクト
に収納して成る圧力発生装置にて成すようにした
ため、ばね荷重調整を遠隔操作で、且つ簡単に行
なうことができ、又緩衝器自体の小型、コンパク
ト化をも図ることができる。
第１図は本考案に係る油圧緩衝器の一部破断側
面図、第２図は第１図２−２線断面図である。 尚図面中、１は油圧緩衝器、２はシリンダ、３
はピストンロツド、４はスプリングアジヤスタ、
６はコイルスプリング、１０は圧力発生装置、１
２はモータ、１３は正逆スイツチ、１４は過電流
防止回路、１５はバツテリ、１６は小歯車、１７
は大歯車、１８は回転軸、１９はスライダ、２０
はピストン、G1，G2，G3は遊星歯車列、S1，S2
は圧力室である。
面図、第２図は第１図２−２線断面図である。 尚図面中、１は油圧緩衝器、２はシリンダ、３
はピストンロツド、４はスプリングアジヤスタ、
６はコイルスプリング、１０は圧力発生装置、１
２はモータ、１３は正逆スイツチ、１４は過電流
防止回路、１５はバツテリ、１６は小歯車、１７
は大歯車、１８は回転軸、１９はスライダ、２０
はピストン、G1，G2，G3は遊星歯車列、S1，S2
は圧力室である。
Claims (1)
- シリンダとピストンロツド間に張架されたコイ
ルばねの一端を支持するばね受をシリンダの外周
に摺動自在に嵌合するとともに、該ばね受で区画
される圧力室を設けて成るばね荷重調整式油圧緩
衝器において、前記圧力室を緩衝器本体とは別設
された圧力発生装置の圧力室に連通し、該圧力発
生装置を遠隔駆動されるモータと、該モータにて
減速歯車機構を介して回転駆動され、その外周に
ねじを刻設して成る回転軸と、該回転軸の外周ね
じ部に移動自在に螺合し、その先部に圧力室内に
摺動自在に嵌合するピストンを設けて成る筒状ス
ライダとで構成したことを特徴とするばね荷重調
整式油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11822583U JPS6026346U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | ばね荷重調整式油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11822583U JPS6026346U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | ばね荷重調整式油圧緩衝器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6026346U JPS6026346U (ja) | 1985-02-22 |
| JPS6246922Y2 true JPS6246922Y2 (ja) | 1987-12-22 |
Family
ID=30271828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11822583U Granted JPS6026346U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | ばね荷重調整式油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026346U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0247788Y2 (ja) * | 1985-04-12 | 1990-12-14 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6018360B2 (ja) * | 1977-12-27 | 1985-05-09 | 日産化学工業株式会社 | スケ−ルの除去方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6018360U (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-07 | カヤバ工業株式会社 | 回転ロツドの減速器 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP11822583U patent/JPS6026346U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6018360B2 (ja) * | 1977-12-27 | 1985-05-09 | 日産化学工業株式会社 | スケ−ルの除去方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6026346U (ja) | 1985-02-22 |
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