JPS624667B2 - - Google Patents

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JPS624667B2
JPS624667B2 JP52083449A JP8344977A JPS624667B2 JP S624667 B2 JPS624667 B2 JP S624667B2 JP 52083449 A JP52083449 A JP 52083449A JP 8344977 A JP8344977 A JP 8344977A JP S624667 B2 JPS624667 B2 JP S624667B2
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JP
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frequency
phase
branching
phase shifter
signal
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JP52083449A
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Tetsuo Tamama
Hideo Shinohara
Norihide Eguchi
Takao Oomae
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/36Means for anti-jamming, e.g. ECCM, i.e. electronic counter-counter measures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、位相走査アレイ・レーダー装置に
おいて、複数個の相異なる周波数パルスを時間的
に順次配列した送信パルスにより、相異なる方向
に各周波数に対応した複数個のビームを指向さ
せ、移相器位相量ならびにビーム走査方向および
走査範囲を変化することなく各周波数を所定帯域
内で任意に変化可能としたレーダー装置に関する
ものである。 従来距離、方位、高度を精密測定する3次元レ
ーダあるいは任意の座標平面内あるいは座標立体
内における精密測角装置における有力な方式とし
てペンシル・ビームによる電子走査方式があり、
これを実現する方式として従来、大別して送信周
波数を変える周波数走査方式および移相器を制御
して行なう位相走査方式ならびに両方式の長所を
組合わせた位相・周波数走査方式がある。 周波数走査方式は、空中線導波管の管内波長が
周波数によつて変化することにより、アレイを構
成している各素子アンテナへの給電位相を変化さ
せ、空中線開口面の等位相面を変化させてビーム
走査を行なうもので、各送信パルス毎に1周波の
みを用いて単一ビームによる高速ビーム走査する
単一ビーム走査方式と各送信パルスとして周波数
の相異なる複数個の送信信号をほゞ同時又は順次
配列した信号を用いることにより、相異なる方向
に指向する複数個のビームをほゞ同時に発生する
マルチ・ビーム方式がある。 前者の単一ビーム走査方式は、所定の空間を走
査する際、単一ビームを用いるため、走査時間が
大きくなり、データ更新速度(データ・レート)
が大きくとれない欠点があるのに対し、後者のマ
ルチ・ビーム方式ではこのデータ・レートを大幅
に向上させることが出来る。このマルチ・ビーム
方式の原理図を第1図に示す。 しかし乍ら上記いずれのケースにせよ、周波数
走査方式は、 ア 多周波数を使うため広周波数帯域を占有する
ため、電波監理行政上の障害となる イ 使用周波数で妨害された場合、その周波数に
対応する角度方向では探知が行なえず、又、周
波数切換等によつて回避しようにもビーム方向
と周波数が1対1に対応しているため異なる周
波数で同一方向を指向させるよう、新たな位相
補正手段を付加するなど複数化するなどの欠点
を有している。 これに対し、位相走査方式は、所要走査角度範
囲にわたり、周波数を変化させる必要がないため
占有周波数帯域を狭くできる反面、マルチ・ビー
ム発生が難かしく単一ビームにせざるを得ず必然
的にデータ・レートが低下する欠点を有する。 位相・周波数走査方式は、以上の2方式の長所
を組合わせたもので、第2図に示すように、所要
走査空間(指向角度範囲:θ11〜θPo)を一回の
周波数走査でカバーするのでなく、複数範囲(θ
11〜θ1o,θ21〜θ2o…θp1〜θpo)に分割して各
分割走査範囲内を複数周波(o
によるマルチ・ビームで覆い、異なる分割走査範
囲への切換は異なる送信周期において第2図に示
すように周波数の信号に対応するビーム指向
角度θがθ11からθ21になるよう移相器群11の
位相量を設定して行なう。 oの複数個の信号周波数に対応するビ
ーム指向方向相互の角度間隔は、遅波回路12の
タツプ間距離(電 長)で定まる一定の関係を有
しており、移相器群11の設定替えによつて
ビームの指向方向がθ11→θ21になるに伴ない、
oビームの指向方向もそれぞれθ12→θ
22,θ13→θ23,…θ1o→θ2oへと一群となつて変
化する。 この位相・周波数走査方式のシステム構成およ
び動作原理を以下、第3図、第4図により説明す
る。 第3図は、ビーム走査に伴なう各ビームの振幅
比較結果により3次元位置を測定する方式に適用
した例であり、第4図は、モノパルス測角により
3次元位置を測定する方式に適用した例を示した
ものである。 第3図に関し以下動作原理を述べる。基準信号
発生回路17で発生した送信種信号(第1中間周
波信号)は、変調回路18でパルス変調を受け、
基準信号発生回路17からの送信周波数選択指令
により第1局部発振回路20で選択された第1局
部発振周波数信号(STALO)と周波数混合回路
19で混合され、第2図aに示すような送信信号
を作成し、電力増幅回路21で最終送信出力とし
た後サーキユレータ14を経由して遅波回路12
に入る。 周波数oから成る送信信号がこ
の遅波回路12を進行するに伴ない、途中から移
相器群11の各移相器、アレイアンテナ10の各
アレイアンテナ素子へ出力する給電位相は、周波
数差に応じた異なる等位相面を形成する。 この結果、第2図cに示すように第1回送信に
よる走査範囲内では、周波数(o)の信
号に対応し、それぞれ異なる方向θ11,θ12,…
θ1oにビームを発生する。この時第3図移相器群
11は、に対応するビームがθ11を指向する
様、基準信号発生回路17、ビーム制御回路1
6、移相器駆動回路15からの制御信号を受けて
位相量設定を行なう。 アレイ・アンテナ10から空間に放射された送
信信号は、目標に到達した後、反射されて、アレ
イ・アンテナ10で受信される。 この受信信号は、移相器群11、遅波回路12
によつて形成されている各周波数対応のビーム系
で捕捉され、サーキユレータ14を経由して高周
波増幅回路22で増幅された後、周波数混合回路
23において、第1局部発振回路20からの第1
局部発振周波数信号(STALO)と混合され第1
中間周波信号に変換され第1中間周波増幅回路及
び分配回路24で増幅され、n分配される。 分配された各信号は、周波数混合回路251,
252,…,25nで、基準信号発生回路17か
らのoに対応した第2局部発振周
波数信号と混合され、それぞれ第2中間周波信号
に変換されて対応する第2中間周波増幅回路及び
検波回路261,262,…26nでビデオ信号
となる。 これらn個のビデオ信号を、隣接2ビーム出力
ずつ組合わせて振幅比較回路271,272,
…,27nで振幅比較し、振幅比に対応した出力
を発生した後、相関処理回路29でこれらの振幅
比較出力間の相関処理を行なつて、目標到来角を
知り、3次元位置が決定される。 一方、第2中間周波増幅回路及び検波回路26
1,262,…,26nの出力を、表示回路30
に各出力に対応する仰角と関係づけて表示するこ
とにより、目視により3次元位置を測定すること
が出来る。 次に、第4図に関して第3図と異なる点につい
てのみ以下に説明する。 電力増幅回路21の出力は、サーキユレータ1
4を介してハイブリツド13に入力され2分配さ
れてそれぞれ2組の遅波回路12a,12bに入
力され、第1移相器群11a、第2位相器群11
bを経由して第1アレイ・アンテナ10a、第2
アレイ・アンテナ10bから空間へ放射される。 目標からの反射波は、アレイ・アンテナ10
a,10b、移相器群11a,11b、遅波回路
12a,12bを経由してハイブリツド13に入
力され、和信号出力、差信号出力を発生する。 和信号はサーキユレータ14経由、又差信号は
直接第3図同様、それぞれ高周波増幅回路22
a,22b周波数混合回路23a,23b、第1
中間周波増幅回路及び分配回路24a,24bを
通り、nビームに対応した各n個の第1中間周波
信号となる。 これら和、差各n個の信号は、更に周波数混合
回路25a1,25a2,…25an;25b
1,25b2,…25bnで基準信号発生回路1
7からのoに対応したn個の第2
局部発振周波数信号と混合され、第2中間周波信
号となり、続く第2中間周波増幅回路及び検波回
路26a1,26a2,…26an;26b1,
26b2…26bnでビデオ信号となる。 これら和、差各n個のビデオ信号は、各ビーム
に対応するもの同志組合わされて、モノパルス処
理回路281,282,…,28nで角度信号に
変換され、相関処理回路29で3次元位置が決定
される。 以上述べた第2図、第3図、第4図では、
,…,oを一定にした場合を考えてい
るが、,…oの周波数間隔を一定に
保つたまゝ、1′,2′…o′に変化した場合に
ついて第5図により説明する。 第5図において、当初ビーム系、ビー
ム系、…oビーム系の周波数が(
…,o)に設定されていたものを例えば妨害波
をうけてそれぞれ△だけ変えて(1′,2′…
o′)にしたとすると、移相器群11の位相量
(φ10,φ20,…φmo)を一定に保つたまゝで
は、 △=1′=2′=…oo′ に対応した位相差が遅波回路12内で発生し、た
とえばビーム系はθ11からθ11′へと指向方向
が変化する。 以下,…,oビーム系についても同様に
その指向方向は新たな方向θ11′,θ12′,…θ1o
となる。 このように、周波数変化により各ビーム系の指
向方向が変化することは探知上甚だ不都合であ
る。この問題を解消するため第5図に示すように
移相器群11の位相量を次式にもとづき修正し、
ビーム系、ビーム系…oビーム系の各
周波数が(1′,2′…o′)に変化した状態に
於いて各ビームがもとの周波数(
o)の場合に生成したと同一のビーム指向方向を
指すようにする。 φ10′=φ10 φ20′=φ20−2πd/λsin(θ11′−θ11) 〓 φmo′=φmo−2πd/λ 〔sin(θ11′−θ11)〕×(m−1) 次にこれらの事情の理解を深めるため、従来の
位相・周波数走査方式について具体的数値を入れ
て概説する。 レーダで使用できる周波数帯を6000MHz±
300MHz(比帯域10%)とする。位相・周波数走
査方式では各ビーム系の周波数は10MHz間隔で7
波並べられており、この周波数間隔10MHzの差で
指向角度差が0.5゜ずつ異なるビームを作つてい
る、とする。 具体的な周波数は、中心周波数が5750MHz,
5850MHz,5950MHz,6050MHz,6150MHz,
6250MHzのいずれかのうち指定されたものをと
り、その中心周波数を中心にして10MHz間隔で7
波をかためて配列している(一例として;
5720MHz,=5730MHz,=5740MHz,
=5750MHz,=5760MHz,=5770M
Hz,=5780MHz)。妨害をうけるとこの7波
の集団を他の中心周波数の所へ移し、妨害も回避
するようにしている。 すなわち、妨害をうけると各周波数は最大
500MHzジヤンプすることになるので(具体的に
は、1′=6220MHz,2′=6230MHz,3′=
6240MHz,4′=6250MHz,5′=6260MHz,
6′=6270MHz,7′=6280MHz)、これによるビー
ム方向の変化は25゜(=500MHz/10MHz×0.5゜
)にもな り、これを元に引戻す大型の補正手段が必要、と
いうことになるのである。 以上説明してきたように、位相・周波数走査方
式は、 ア 比較的狭い占有周波数帯域幅で、 イ 高いデータ・レート を達成することが出来るが、周波数走査方式にお
けると同様、使用周波数で妨害された場合、その
周波数に対応する角度方向では探知が行なえず、
又周波数切換等によつて回避しようにもビーム方
向と周波数が1対1に対応しているため、異なる
周波数で同一方向を指向させるよう新たな位相補
正手段を必要とするなど複雑化する欠点を有して
いる。 この発明は、以上述べたような従来の周波数走
査方式あるいは位相・周波数走査方式において周
波数を切換えるたびに移相器の位相量を制御する
必要があつた欠点を解消するためなされたもので
ある。 以下、第6図に示すこの発明の一実施例につい
て説明する。 第6図は、従来の方式について説明した第3図
に対応するもので、第3図における遅波回路12
の代りに分波・移相回路群40および分配器41
を用いたことを特徴としている。 この分波・移相回路群40を第7図、第8図に
より説明する。 第7図に示すように、分波・移相回路群40
は、アレイ・アンテナ10を構成するm個の素子
および移相器群11を構成するm個の移相器の各
個に対応するm個の分波・移相回路で構成され
る。一例として、i番目の素子、移相器に対応す
る分波・移相回路について説明する。第8図aに
示すように、分波器50iおよび51iを入出力
回路として有し、端子から入つた周波数
,…,oの信号は、各周波数に対応した出
力端子に分波され、各周波数に対応した固定遅延
線(52i0,52i1,52i2…,52i
(n−1))により位相差を与えられた後再び分波
器50iにより合成されて、端子出力となる。 逆に端子から入つた周波数(,…
o)の信号についても同様である。 第8図aは、固定遅延線52iを用いたが、同
図bのように、可変遅延線又は移相器53iを用
いても同様の効果が得られる。 分波器50,51は、例えば第8図cに示すよ
うに相互に重複しない帯域フイルタ(系,
系,…o系)の集合として構成することも可
能である。 第7図の構成により周波数(,…,
o)の信号によるビーム系,ビーム
系,…oビーム系の等位相面は次の位相量で決
定される。
【表】 例えば、周波数の信号の各位相器群11に
おける位相量(φ10,φ11,φ12,…φ1n)は第
9図で等位相面を形成するよう、次の関係に
設定される。 φ11=φ10+2πd/λsinθ φ12=φ10+2πd/λ×2×sinθ 〓 φ1n=φ10+2πd/λ×m×sinθ ただし、θ=等位相面の傾き 同様に、周波数の信号の各位相器群11に
おける位相量(φ10+φ20,φ11+φ21,φ12+φ
22,…φ1n+φ2n)は、第9図で等位相面
形成するよう次の関係に設定される。 φ11+φ21 =(φ10+φ20+2πd/λsinθ φ12+φ22 =(φ10+φ20)+2πd/λ×2×sinθ 〓 φ1n+φ2n =(φ10+φ20)+2πd/λ×m×sinθ 以下周波数oの信号まで同様である。 次に、これらの事情の理解を深めるため具体的
数値を入れて概説する。 レーダで使用できる周波数帯をさきに説明の従
来例と同様に、6000MHz±300MHz(比帯域10
%)とする。説明を簡単にするため、図8図cに
示す各周波数系の周波数帯をガートバンドを考慮
し、系:5750±40MHz,系:5850±40M
Hz,系:5950±40MHz,系:6050±40M
Hz,系:6150±40MHz,系:6250±40M
Hzに設定し、()の周波数は、
それぞれ系,系…系の周波数帯内の
任意の周波数を利用する。 例えば、系において妨害があると系の
周波数を系の周波数帯6750±40MHzの中で妨
害のない任意の周波数に移し、レーダとしての運
用を継続する。 この場合、系,系…系は系と
連動して移してもよいし、又妨害がなければ全く
元の周波数のまゝ変移させなくてもよい。 所で、移相器群11及び分波・移相器群40の
諸元は、各周波数系の中心周波数を100MHz離し
てそれによるビームの傾きのちいを0.5゜に設定
しているので、周波数系毎の移相量のちがいは従
来例に比べ極めて小さくてすむ。 このため、妨害信号に対応して周波数を最も大
きく移したとしても(+40MHz又は−40MHz)、
それによるビーム指向方向のずれは±0.2゜(=
40MHz/100MHz×0.5゜)となり、本発明に係る
レーダ装 置の機能から考え全く問題となることはない。 また、各アレイ素子10に対応して用意されて
いる分波・移相器40の分波器50i,51i
(バンドパスフイルタで構成されている)の移相
特性は、上記各各周波数系毎の周波数帯内(±
40MHz)に於て一定ではないが、各アレイ素子に
対応し用意された分波器50i,51iの対応す
る各周波数帯内の移相特性を合せておくことによ
り、上記妨害波に対応して行う周波数の変化に対
しても次のように何らの影響もでない。 すなわち、妨害に対し例えば系の周波数を
△変移させたとすると、当該周波数変化による
各アレイ素子10対応の分波移相器40の分波器
50i,51iにおける移相量は同じだけ変化す
る。 この結果、各アレイ素子における系の信号
に対する等位相面は変化せず、従つてビーム方向
の変化も全く生じない。 以上、述べたように、ビーム系、ビー
ム系…oビーム系の信号周波数(
…,o)が第8図cに示す各周波数に対応した
帯域内で変化する限り、各周波数に対して設定さ
れる位相量すなわち等位相面は実質的に変化せ
ず。従つて一妨害波に対応して周波数切換を行つ
ても位相量補正を全く必要としない。 なお、以上は、第3図に示すところの、各ビー
ムで受信する信号間の振幅比較により3次元位置
測定方式について考察したが、第4図に示すモノ
パルス測角方式にも適用出来ることは明らかであ
り、これを第10図に示している。 以上の様に、この発明によれば、従来の周波数
走査方式あるいは位相・周波数走査方式が、周波
数を切換えるたびにビーム方向が変化しないよう
移相器位相量を補正する必要があつたのに対し、
相互に重複しない複数個の周波数帯域を有するフ
イルタで構成する分波・移相回路を用い複数個の
送信信号の周波数を、これら対応する各帯域毎に
割付け、周波数は帯域内変化し得るように構成し
たので、送信周波数を任意に変化しても、移相器
の位相量を補正することなく各信号周波数のビー
ム方向を一定に保持し得るレーダー装置を実現す
ることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の周波数走査方式において1送
信パルス内でマルチ・ビームを発生する方式のビ
ーム走査原理図、第2図は、従来の位相・周波数
走査方式のビーム走査原理図、第3図は従来の位
相・周波数走査方式を振幅比較測角方式と組合せ
て用いた場合の3次元レーダー系統図、第4図
は、従来の位相・周波数走査方式をモノパルス測
角方式と組合わせて用いた場合の3次元レーダー
系統図、第5図は、従来の位相・周波数走査方式
において、送信周波数を変化させた場合、ビーム
走査範囲等が変化しないよう移相器位相量を補正
する手段の説明図、第6図は、本発明の1実施例
の系統図、第7図は、本発明における分波・移相
回路群の構成図、第8図は、分波・移相回路群の
構成単位である分波・移相回路構成図、第9図
は、この分波・移相回路群によつて発生するn個
の等位相面の説明図、第10図は、本発明の他の
実施例の系統図を示す。 図において、10はアレイアンテナ、11は移
相器群、14はサーキユレータ、17は基準信号
発生回路、18は変調回路、19は周波数混合回
路、20は第1局部発振回路、40は分波移相回
路群、41は分配器である。なお図中同一符号は
同一または相当部分を示すものとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の素子アンテナとこの素子アンテナの
    給電位相を制御するための複数個の移相器で構成
    する位相走査型レーダ装置において、それぞれが
    相互に重複しない複数個の周波数帯域内でその周
    波数が変化し得るパルス状に変調された高周波信
    号を所定の順序に発生させる送信手段と、この送
    信手段の出力信号を素子アンテナに対応して複数
    個に分配する分配器と、この分配器の素子アンテ
    ナ対応の各出力を前記複数個の周波数帯域に対応
    して分波する分波器と各周波数帯域毎の信号に対
    しそれぞれの周波数の信号によるビームの方位角
    の角度差が所定の値になるように周波数帯域毎
    別々に所定の移相量を与える移相回路とこの移相
    回路の出力を合成する合成器とより成る分配・移
    相器群と、この分配・移相器群と前記各素子アン
    テナとの間に設けられ各周波数帯域毎の信号によ
    るビームの方位角を一群に束ねて変化させる移相
    器群とを備えたことを特徴とするレーダー装置。 2 分波・移相回路群の各分波・移相回路は分波
    器と遅延線とで構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のレーダー装置。 3 遅延線が固定遅延線であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のレーダー装置。 4 遅延線が可変遅延線であり、該可変遅延線の
    制御により該複数個のビームの相対角度間隔を任
    意に設定可能としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のレーダー装置。 5 分波・移相回路群の各分波・移相回路は分波
    器と移相器とで構成され、該各分波・移相回路を
    構成する該移相器を制御することにより該複数個
    のビームの相対角度を任意に設定可能としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーダ
    ー装置。
JP8344977A 1977-07-11 1977-07-11 Radar device Granted JPS5418296A (en)

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JPS5418296A JPS5418296A (en) 1979-02-10
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9617356B2 (en) 2012-06-13 2017-04-11 National Institute Of Clean-And-Low-Carbon Energy Crosslinked polyethylene composition
WO2019049680A1 (ja) * 2017-09-05 2019-03-14 株式会社村田製作所 レーダ装置およびそれを備える自動車

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