JPS6246645A - 積層体の製造方法 - Google Patents
積層体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6246645A JPS6246645A JP60185893A JP18589385A JPS6246645A JP S6246645 A JPS6246645 A JP S6246645A JP 60185893 A JP60185893 A JP 60185893A JP 18589385 A JP18589385 A JP 18589385A JP S6246645 A JPS6246645 A JP S6246645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- layer
- fiber
- long
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は積層体の製造方法に関し、詳しくは吸音断熱構
造部材止して有用な積層体の節便な製造方法に関する。
造部材止して有用な積層体の節便な製造方法に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕自動車
のエンジン、発電機のタービンなどはエネルギー変換に
伴い振動や熱を発生する。これらの振動や熱は他の装置
に悪影(ffを及ぼしたり、また振動によってエンジン
ケース等が共叫して騒音を発生する等の問題がある。こ
れらの騒音や熱の伝達を防くため、従来は振!1’JJ
源やヤ5源にカバーを設け、繊維状マノ1−などからな
る吸音断熱材を実カバーの内壁へボルト、接着剤などで
積層していた。
のエンジン、発電機のタービンなどはエネルギー変換に
伴い振動や熱を発生する。これらの振動や熱は他の装置
に悪影(ffを及ぼしたり、また振動によってエンジン
ケース等が共叫して騒音を発生する等の問題がある。こ
れらの騒音や熱の伝達を防くため、従来は振!1’JJ
源やヤ5源にカバーを設け、繊維状マノ1−などからな
る吸音断熱材を実カバーの内壁へボルト、接着剤などで
積層していた。
しかしながら、これらの方法は取付工程、接着工程を要
するため作業工程が複雑であるという問題がある。
するため作業工程が複雑であるという問題がある。
本発明者らは上記問題点を解決し、吸音断熱構造部材の
簡略な製造方法を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結
果、ガラス長繊維含有熱可塑性樹脂からなる強化シート
と繊維層を圧縮成形法により積層する方法によって上記
目的が達せられることを見出し、本発明を完成した。
簡略な製造方法を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結
果、ガラス長繊維含有熱可塑性樹脂からなる強化シート
と繊維層を圧縮成形法により積層する方法によって上記
目的が達せられることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、ガラス長繊維含有熱可塑性樹脂層(
A)および有機の長繊維および/または無機の長繊維か
らなる繊維層(B)を圧縮成形金型内に載置して重ねて
圧縮することを特徴とする積層体の製造方法を提供する
ものである。
A)および有機の長繊維および/または無機の長繊維か
らなる繊維層(B)を圧縮成形金型内に載置して重ねて
圧縮することを特徴とする積層体の製造方法を提供する
ものである。
本発明においてJ’ii (A)を構成するガラス長繊
維含有熱可塑性樹脂とは下記の熱可塑性樹脂をガラス長
繊維に溶融含浸させることにより得られる。
維含有熱可塑性樹脂とは下記の熱可塑性樹脂をガラス長
繊維に溶融含浸させることにより得られる。
ここで熱可塑性樹脂としては特に制限はなくポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンやポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリア
ミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニルなどであり、なかでもポリオレフィ
ンが好ましい。
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンやポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリア
ミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニルなどであり、なかでもポリオレフィ
ンが好ましい。
また、ガラス長繊維とは平均繊維長5龍以上、好ましく
は10〜700龍、繊維径1〜30μm、好ましくは5
〜25μmのものであり、°ニードルパンチングマット
、チョツプドストランドマントなど種々のものが使用で
きる。該ガラス長繊維の配合量はガラス長繊維含有熱可
塑性樹脂の10〜60重量%、好ましくは20〜55重
量%とする。
は10〜700龍、繊維径1〜30μm、好ましくは5
〜25μmのものであり、°ニードルパンチングマット
、チョツプドストランドマントなど種々のものが使用で
きる。該ガラス長繊維の配合量はガラス長繊維含有熱可
塑性樹脂の10〜60重量%、好ましくは20〜55重
量%とする。
以上の如き層(A)の厚さは通常は1〜10龍、好まし
くは1.5〜5m鳳である。
くは1.5〜5m鳳である。
次に、層(B)を構成する有機の長繊維としてはアクリ
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート
繊維など制限なく種々のものが使爪できる。また、無機
の長繊維としてはガラス繊。
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート
繊維など制限なく種々のものが使爪できる。また、無機
の長繊維としてはガラス繊。
維、セラミックス繊維、チタン酸カリウム繊維。
硫酸マグネシウム繊維、ケイ酸カルシウム繊維などが挙
げられる。層(B)は上記有機の長繊維および無機の長
繊維のどちらか一方のみからなる繊維層でもよいが、有
機繊維5〜50重景%と無機繊維95〜50重量%、好
ましくは有機繊維20〜40重量%と無機繊維80〜6
0重世%の混合物からなるマット状の繊維層が好ましい
。上記無機繊維がガラス繊維であるとき、ガラス繊維配
合量が95重量%を超えると、圧縮成形時にガラス繊維
が破損し、また50重量%未満であると、耐熱性、吸音
性に劣るものとなるので好ましくない。
げられる。層(B)は上記有機の長繊維および無機の長
繊維のどちらか一方のみからなる繊維層でもよいが、有
機繊維5〜50重景%と無機繊維95〜50重量%、好
ましくは有機繊維20〜40重量%と無機繊維80〜6
0重世%の混合物からなるマット状の繊維層が好ましい
。上記無機繊維がガラス繊維であるとき、ガラス繊維配
合量が95重量%を超えると、圧縮成形時にガラス繊維
が破損し、また50重量%未満であると、耐熱性、吸音
性に劣るものとなるので好ましくない。
このようなマット状の繊維層は上記有機の長繊維および
/または無機の長繊維を適当な長さく平均繊維長5〜1
00+u+)に裁断し、混合、拡散したのち層状に積層
し、ニードリングすることにより得られる。
/または無機の長繊維を適当な長さく平均繊維長5〜1
00+u+)に裁断し、混合、拡散したのち層状に積層
し、ニードリングすることにより得られる。
なお、層(B)の厚さは通常は2〜201.好ましくは
4〜10m鳳である。
4〜10m鳳である。
本発明の方法を図面により説明する。第1図は本発明の
実施例を示すものである。第1図に示したように、金型
(下型)1にまず上記したJlii (B)4を載置し
、次いで予め加熱した層(A)3を載置した後、金型(
上型)2を閉鎖する。しかる後、圧縮成形を行ない積層
体を得る。ここでJi (A)の加熱温度は使用する熱
可塑性樹脂の種類によっても異なるが、たとえば熱可塑
性樹脂としてポリプロピレンを用いる場合は190〜2
20℃が好適である。また、層(A) 、 Ji (B
)は第1図に制限されずそれぞれ複数枚重ねたり、交互
に重ねてサンドインチ状として積層体とすることができ
る。また、成形圧力は40〜200kg/co!、好ま
しくは60〜150 kg/crAである。成形圧力が
40kg/cII!未満であると、賦形が困難となり、
200 kg/co!を超えると、Ji (B)が破損
するので好ましくない。本発明の方法では、層(B)と
層(A)との合せ面近辺で層(A)の熱可塑性樹脂が溶
融して層(B)に入り込み、層(A)と層(B)が融着
される。
実施例を示すものである。第1図に示したように、金型
(下型)1にまず上記したJlii (B)4を載置し
、次いで予め加熱した層(A)3を載置した後、金型(
上型)2を閉鎖する。しかる後、圧縮成形を行ない積層
体を得る。ここでJi (A)の加熱温度は使用する熱
可塑性樹脂の種類によっても異なるが、たとえば熱可塑
性樹脂としてポリプロピレンを用いる場合は190〜2
20℃が好適である。また、層(A) 、 Ji (B
)は第1図に制限されずそれぞれ複数枚重ねたり、交互
に重ねてサンドインチ状として積層体とすることができ
る。また、成形圧力は40〜200kg/co!、好ま
しくは60〜150 kg/crAである。成形圧力が
40kg/cII!未満であると、賦形が困難となり、
200 kg/co!を超えると、Ji (B)が破損
するので好ましくない。本発明の方法では、層(B)と
層(A)との合せ面近辺で層(A)の熱可塑性樹脂が溶
融して層(B)に入り込み、層(A)と層(B)が融着
される。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、取付工程、接着工程が不要であ
るため、簡略された工程(1工程)で吸音、断熱構造部
材として好適な積層体が得られるため、製造工程の短縮
が計れる。したがって、本発明の方法で製造した積層体
は発電機、自動車等の吸音、断熱構造部材として有用で
ある。
るため、簡略された工程(1工程)で吸音、断熱構造部
材として好適な積層体が得られるため、製造工程の短縮
が計れる。したがって、本発明の方法で製造した積層体
は発電機、自動車等の吸音、断熱構造部材として有用で
ある。
次に、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例
層(A)としてニードルバンチしたガラス長繊維マット
(平均繊維長約500mm、繊維径22μm)にポリプ
ロピレンを含浸させたシート(厚さ2.5鶴、ガラス繊
維/ポリプロピレンの重量比が30/70)を用い、層
(B)としてガラス繊維(繊維径12/Jm)どポリア
ミド繊維(繊維径3μm)とを約50關の長さに裁断し
、ガラス繊維/ポリアミド繊維の重量比80/20で混
合、拡散したのち層状に積層し、ニードリングしたマン
ト状シート(厚さ101m)を用いる。
(平均繊維長約500mm、繊維径22μm)にポリプ
ロピレンを含浸させたシート(厚さ2.5鶴、ガラス繊
維/ポリプロピレンの重量比が30/70)を用い、層
(B)としてガラス繊維(繊維径12/Jm)どポリア
ミド繊維(繊維径3μm)とを約50關の長さに裁断し
、ガラス繊維/ポリアミド繊維の重量比80/20で混
合、拡散したのち層状に積層し、ニードリングしたマン
ト状シート(厚さ101m)を用いる。
」二記層(B)をプレス金型に載置し、次いでその一ヒ
に210℃に予熱した層(A)を載置し、成形圧力80
kg/c4で圧縮成形しまた。得られた製品(発電機用
カバー)を第2図(al、 (blに示す。この製品は
共鳴しにくく防振、防音の効果がすぐれている。
に210℃に予熱した層(A)を載置し、成形圧力80
kg/c4で圧縮成形しまた。得られた製品(発電機用
カバー)を第2図(al、 (blに示す。この製品は
共鳴しにくく防振、防音の効果がすぐれている。
第1図は本発明の方法の実施例に示した説明図である。
第2図fan、 (b)は本発明の実施例により得られ
た製品の平面図(a)と断面図(1))である。
た製品の平面図(a)と断面図(1))である。
Claims (5)
- (1)ガラス長繊維含有熱可塑性樹脂層(A)および有
機の長繊維および/または無機の長繊維からなる繊維層
(B)を圧縮成形金型内に載置して重ねて圧縮すること
を特徴とする積層体の製造方法。 - (2)熱可塑性樹脂がポリオレフィン樹脂である特許請
求の範囲第1項記載の方法。 - (3)熱可塑性樹脂に含有させるガラス長繊維が平均繊
維長5mm以上、繊維径1〜30μmのガラス繊維であ
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 - (4)層(B)が有機の長繊維5〜50重量%および無
機の長繊維95〜50重量%からなる繊維層である特許
請求の範囲第1項記載の方法。 - (5)圧縮圧力が40〜200kg/cm^2である特
許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60185893A JPS6246645A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | 積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60185893A JPS6246645A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | 積層体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246645A true JPS6246645A (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=16178718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60185893A Pending JPS6246645A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | 積層体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6246645A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04202815A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-23 | Toray Ind Inc | 異形断面炭素繊維および炭素繊維強化複合材料 |
US11772245B2 (en) | 2020-02-24 | 2023-10-03 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Impact tool |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564455A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-17 | Teijin Ltd | Fibrous molding and its preparation |
-
1985
- 1985-08-26 JP JP60185893A patent/JPS6246645A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564455A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-17 | Teijin Ltd | Fibrous molding and its preparation |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04202815A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-23 | Toray Ind Inc | 異形断面炭素繊維および炭素繊維強化複合材料 |
US11772245B2 (en) | 2020-02-24 | 2023-10-03 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Impact tool |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4048366A (en) | Noise control materials | |
US4751134A (en) | Non-woven fibrous product | |
RU2429133C2 (ru) | Легкие композитные термопластичные листы, содержащие армирующую оболочку | |
US6669265B2 (en) | Multidensity liner/insulator | |
US7000729B2 (en) | Five-layer sound absorbing pad: improved acoustical absorber | |
CN109803858B (zh) | 用于覆罩机动车辆的壁的隔音板 | |
CN108778664B (zh) | 声学预浸料、芯和复合材料制品及其使用方法 | |
EP0272815A3 (en) | Moldable fibrous composite and methods | |
US20040180177A1 (en) | Thermoformable acoustic material | |
KR20070094816A (ko) | 개선된 흡음 성능을 갖는 열가소성 복합재 | |
KR20040094804A (ko) | 절연재 | |
CA2444639C (en) | Multidensity liner/insulator | |
US4619344A (en) | Composite sound and heat insulating board | |
CA2436696A1 (en) | Thermoformable acoustic sheet material | |
JPS6246645A (ja) | 積層体の製造方法 | |
WO2015097885A1 (ja) | フェルト、防音材、及び防音材の製造方法 | |
JPH11245320A (ja) | 吸音材、吸音材の成形方法、および遮蔽カバー | |
JPH07229049A (ja) | 再生プラスチックを用いた合成ファイバ材料部材 | |
JPH06257051A (ja) | 繊維複合体 | |
JPH05718B2 (ja) | ||
JP2977146B2 (ja) | 遮音構造体とその製造方法 | |
JPH08132990A (ja) | 自動車フロア用サイレンサーパッド | |
JPH0913260A (ja) | 防音材 | |
JPS6032990Y2 (ja) | 防音マツト | |
JP2606420Y2 (ja) | 繊維マット素材 |