JPS6246280Y2 - - Google Patents

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JPS6246280Y2
JPS6246280Y2 JP19700282U JP19700282U JPS6246280Y2 JP S6246280 Y2 JPS6246280 Y2 JP S6246280Y2 JP 19700282 U JP19700282 U JP 19700282U JP 19700282 U JP19700282 U JP 19700282U JP S6246280 Y2 JPS6246280 Y2 JP S6246280Y2
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JP
Japan
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light
case
chip
recess
light emitting
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JP19700282U
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JPS5998659U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発光素子と受光素子を一定の位置関
係で配置して一体化したフオトカプラに関するも
のである。
一般にフオトカプラは、先端に発光チツプをマ
ウントしたリードフレームと先端に受光チツプを
マウントしたリードフレームとを発光チツプと受
光チツプが対向するように平行に配置し、両チツ
プの周囲を透明樹脂でモールドした後、更にその
外周を不透明樹脂でモールドした構造となつてい
る。
しかし、このような構造では、発光チツプと受
光チツプを透明樹脂と不透明樹脂で2重にモール
ドしているため、次のような欠点がある。
(1) 完成後でないと試験することができない。
(2) 歩留りの低下と製品にバラツキが生じる。
(3) 発光、受光素子特性を自由に選ぶことができ
ない。
(4) 発光素子、受光素子の変換ができない。
(5) 取付状態が限定される。
(6) 専用の製造設備が必要であり、発光または受
光素子単体としての使用は不可能である。
本考案は上記のような欠点を除去し、発光素子
と受光素子を別個に製造でき、しかも個々に交換
可能なフオトカプラを提供することを目的とす
る。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、発光素子と受光素子を同じ外形とするととも
に、ケースも同形状2つの部材を組合せて形成し
ており、発光側はaを、受光側はbを添字として
符号表示している。
1aは発光チツプであり、リード2a,2a′の
先端に規定の中心点に位置する如くマウントし、
透明樹脂3aでモールドしている。このモールド
部3aは円柱体の根元部(リード引出し端面)に
フランジ部4aを形成してあり、また先端面5a
は平坦としている。これが発光素子6aである。
1bは受光チツプであり、リード2b,2b′の
先端に規定の中心点に位置する如くマウントし、
透明樹脂3bでモールドしている。このモールド
は前記発光素子6aの外形と同形状としており、
フランジ部4bと平坦な先端面5bを有する。こ
れが受光素子6bである。
前記発光素子6a、受光素子6bを挿着するケ
ース構成部材7a,7bは同じ形状に樹脂で形成
しており、一方を90゜回転させた状態で組合せて
いる。即ち、正四角形の筒体の一方の対向面の側
縁を他方の対向面より突出させて凹部8a,8b
を形成するとともに、一方の対向面の一端に筒体
の対面する内面の間隔と略等しい幅を有しその先
端に内向きの係止部9a,9bを有する延設部1
0a,10bを一体に形成している。この延設部
10a,10bは相手側の前記凹部8a,8bに
嵌入するためのものであり、筒体の長さより係止
部9a,9bの分だけ長くなる寸法としている。
また、筒体の長さはモールド部3a,3bの高さ
に等しく定め、その一方の対向面(側縁が突出す
る面)の外面に突起11a,11bを形成してい
る。この突起11a,11bは取付状態を縦、横
自在とするための取付カバーを固定するのに用い
る。なお、12a,12bは筒体の端面円縁部に
設けた位置決めのための段部である。
組立てに際しては第1図に示すよに両構成部材
7a,7bを一方が横転した形で対向させ、その
間の矢印で示すように移動させると、延設部10
a,10bが相手側の凹部8a,8bに嵌入さ
れ、筒体が接触した状態では係止部9a,9bが
筒体端面より突出し、これによつて両部材7a,
7bが一体化されて角筒状のケースとなる。
このケースに発光素子6aと受光素子6bを
各々開口面から挿入し、先端面5a,5bが対面
して接触するまで押込むと、フランジ部4a,4
bも係止部9a,9bを押分けて筒体内に入り、
その後係止部9a,9bと係合して弾性力により
保持される。即ち、組立てが完了する。この状態
では発光素子6aと受光素子6bは中央で面接触
し、発光チツプ1aと受光チツプ1bの間隔が一
定となり、かつ光軸が一致するようになり、特性
の良好なフオトカプラとなる。
上記構造の本考案に係るフオトカプラは、同形
状にモールドした発光、受光素子6a,6bを同
形状の部材の組合せによるケース内に収納し、弾
性力により保持したので、次のような効果を有す
る。
(1) 発光素子と受光素子が個別に製造でき、特性
試験も個々にできる。従つて特性を選定するこ
とにより所定の結合が可能となる。
(2) 発光素子、受光素子とも交換が自在である。
(3) チツプ間隔と光軸が常に一定に規定される。
(4) フオトカプラとして組立てた状態では、歩留
りは略100%であり、特性のバラツキもない。
(5) 入出力間の絶縁分離が良好である。
(6) フオトカプラ専用の製造設備は必要とせず、
しかも組立ては嵌入結合であるため、簡単であ
る。
(7) 単体製品としての使用は勿論のこと、取付カ
バーを用いることにより、縦、横自在の取付が
可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るフオトカプラの一実施例を
示すもので、第1図は組立て前の側面図、第2図
は組立て後の断面図、第3図は組立て後の斜視図
である。 1a……発光チツプ、1b……受光チツプ、2
a,2a′,2b,2b′……リード、3a,3b…
…モールド部、6a……発光素子、6b……受光
素子、7a,7b……ケース構成部材、8a,8
b……凹部、9a,9b……係止部、10a,1
0b……延設部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正四角形の筒体の一方の対向面の側縁を他方の
    対向面の外面より突出させて凹部を形成するとと
    もに、その一方の対向面の一端に筒体の内面間寸
    法に略等しい幅でその先端に内向きの係止部を有
    する延設部を設け、この部材を2個、その延設部
    が相手の凹部に嵌入される如く組合せて角筒状の
    ケースとする一方、リード先端の規定の中心点に
    位置する如く発光チツプ、受光チツプを各々のリ
    ードにマウントして同じ外形となり、かつ前記ケ
    ースの半分に収納可能なように透明樹脂でモール
    ドして発光素子、受光素子とし、両素子を発光面
    と受光面が対面する如く前記ケースに収納し、前
    記係止部と係合させて一体化したことを特徴とす
    るフオトカプラ。
JP19700282U 1982-12-23 1982-12-23 フオトカプラ Granted JPS5998659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19700282U JPS5998659U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 フオトカプラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19700282U JPS5998659U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 フオトカプラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5998659U JPS5998659U (ja) 1984-07-04
JPS6246280Y2 true JPS6246280Y2 (ja) 1987-12-12

Family

ID=30422314

Family Applications (1)

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JP19700282U Granted JPS5998659U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 フオトカプラ

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JPS5998659U (ja) 1984-07-04

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