JPS6246136B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246136B2 JPS6246136B2 JP55017467A JP1746780A JPS6246136B2 JP S6246136 B2 JPS6246136 B2 JP S6246136B2 JP 55017467 A JP55017467 A JP 55017467A JP 1746780 A JP1746780 A JP 1746780A JP S6246136 B2 JPS6246136 B2 JP S6246136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- cage
- suspended
- fish
- floats
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 14
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 206010021143 Hypoxia Diseases 0.000 description 1
- 238000009360 aquaculture Methods 0.000 description 1
- 244000144974 aquaculture Species 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は海中や池中で養殖魚を飼育する生け
簀装置に関するものである。
簀装置に関するものである。
従来一般に知られているこの種の装置として実
開昭52−87600号公報に開示されているものがあ
つた。この構成のものは、フロートに網を吊持
し、この網内の下部にノズルを設け、このノズル
に網外の水中ポンプの吐出水を導入させて、ノズ
ルからの上昇流によつて常に網外へ水を流出さ
せ、網内に汚染物が入ることを防止したものであ
る。
開昭52−87600号公報に開示されているものがあ
つた。この構成のものは、フロートに網を吊持
し、この網内の下部にノズルを設け、このノズル
に網外の水中ポンプの吐出水を導入させて、ノズ
ルからの上昇流によつて常に網外へ水を流出さ
せ、網内に汚染物が入ることを防止したものであ
る。
この構成のものでは、例えば、海中に赤潮が発
生して、生け簀装置を移動させる場合、海中のポ
ンプを錨と共に海上の船舶上げなければならず、
作業が面倒となるばかりでなく、作業時間が長く
なることから、養殖魚が赤潮に汚染されることが
発生するという問題点があつた。
生して、生け簀装置を移動させる場合、海中のポ
ンプを錨と共に海上の船舶上げなければならず、
作業が面倒となるばかりでなく、作業時間が長く
なることから、養殖魚が赤潮に汚染されることが
発生するという問題点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、複数のフロートに吊持された有底筒
状の網、この網内において上記フロートに吊持さ
れ、上記網の下部内周に近接した複数の水中ポン
プを設け、上記複数の水中ポンプの夫々の吐出口
を上記網の内周に沿つて位置させると共に上記吐
出口を同一周方向に開口させ、上記吐出口からの
吐水で上記網内の水を周方向に回流させることに
より、養殖魚の飼育に好適な生け簀装置を提供す
るものである。
れたもので、複数のフロートに吊持された有底筒
状の網、この網内において上記フロートに吊持さ
れ、上記網の下部内周に近接した複数の水中ポン
プを設け、上記複数の水中ポンプの夫々の吐出口
を上記網の内周に沿つて位置させると共に上記吐
出口を同一周方向に開口させ、上記吐出口からの
吐水で上記網内の水を周方向に回流させることに
より、養殖魚の飼育に好適な生け簀装置を提供す
るものである。
以下この発明の一実施例を第1図及び第2図に
従つて説明する。図において1は海、1Aは海面
2は生け簀で、海面1Aを互いの間隔が大きく変
化しないように浮遊するフロート2A〜2Dと、
このフロート2A〜2Dに吊持された養殖魚を入
れる開口か四角形をなす網2Eと、網2Eの開口
縁に配設された網2Fとで構成されるものであ
る。3は上端が網2Eの下部に、下端が錨4に
夫々係合する錨網、5乃至8は網2Eの四角形開
口の内側角部に配設され、フロート2A〜2Dに
吊持された支持板で、下端が網2Eの下半部に位
置するようになされたものである。9乃至12は
対をなす支持板5乃至8の下端部に支持され水中
ポンプで、その吐出流A乃至Dがループをなすよ
うになされたものである。
従つて説明する。図において1は海、1Aは海面
2は生け簀で、海面1Aを互いの間隔が大きく変
化しないように浮遊するフロート2A〜2Dと、
このフロート2A〜2Dに吊持された養殖魚を入
れる開口か四角形をなす網2Eと、網2Eの開口
縁に配設された網2Fとで構成されるものであ
る。3は上端が網2Eの下部に、下端が錨4に
夫々係合する錨網、5乃至8は網2Eの四角形開
口の内側角部に配設され、フロート2A〜2Dに
吊持された支持板で、下端が網2Eの下半部に位
置するようになされたものである。9乃至12は
対をなす支持板5乃至8の下端部に支持され水中
ポンプで、その吐出流A乃至Dがループをなすよ
うになされたものである。
このように構成されたものにおいてはポンプ9
乃至12を運転するとその吐出流A乃至Dで生け
簀2内の海水が回流するので、生け簀2内の養殖
魚の運動が活発となる。また上記回流で生け簀2
内に第1図の矢印E,Fに示すような湧昇流が生
じ、生け簀2内全搬に生け簀2外の酸素が豊富な
新鮮な海水が供給される。またポンプ9乃至12
は羽根車等の回転部かケースで覆われているた
め、回転部に養殖魚が接触するのを防止すること
ができる。なお上記回流を発生させる手段は複数
台のポンプ9乃至12を使用した上記実施例に限
定されるものではなく、多数の噴射口を有する噴
射ノズルの噴射で上記回流を発生させるようにし
たもの等でもよい。
乃至12を運転するとその吐出流A乃至Dで生け
簀2内の海水が回流するので、生け簀2内の養殖
魚の運動が活発となる。また上記回流で生け簀2
内に第1図の矢印E,Fに示すような湧昇流が生
じ、生け簀2内全搬に生け簀2外の酸素が豊富な
新鮮な海水が供給される。またポンプ9乃至12
は羽根車等の回転部かケースで覆われているた
め、回転部に養殖魚が接触するのを防止すること
ができる。なお上記回流を発生させる手段は複数
台のポンプ9乃至12を使用した上記実施例に限
定されるものではなく、多数の噴射口を有する噴
射ノズルの噴射で上記回流を発生させるようにし
たもの等でもよい。
この発明は以上のように、複数のフロートに吊
持された有底筒状の網、この網内において上記フ
ロートに吊持され、上記網の下部内周に近接した
複数の水中ポンプを設け、上記複数の水中ポンプ
の夫々の吐出口を上記網の内周に沿つて位置させ
ると共に上記吐出口を同一周方向に開口させ、上
記吐出口からの吐水で上記網内の水を周方向に回
流させたので、生け簀装置を移動する場合には、
錨だけを船舶上に上げれば良く、水中ポンプは設
置したまま移動でき、緊急時の作業が極めて簡単
となり、養殖魚を例えば赤潮から保護することが
でき、しかも、下部内周の回流により、生け簀内
の下部から上部に亘つて周方向の回流が生じ、生
け簀内の広範囲で養殖魚の運動が活発化し、養殖
魚全体の成長が向上するばかりでなく、周方向の
回流によつて湧昇流が発生して酸素が豊富な生け
簀外の水を生け簀内に供給でき、生け簀内での酸
欠事故を確実に防止できる効果があり、しかも、
水中ポンプを生け簀内に配設しているため、生け
簀の容積の大小に対して水中ポンプの配設台数を
変更することで容易に対応できるばかりでなく、
複数個の水中ポンプのオン・オフによる運転台数
の変更で回流状態や湧昇流の状態の変更も可能と
なり養殖魚の飼育に極めて好適となる効果を有す
る。
持された有底筒状の網、この網内において上記フ
ロートに吊持され、上記網の下部内周に近接した
複数の水中ポンプを設け、上記複数の水中ポンプ
の夫々の吐出口を上記網の内周に沿つて位置させ
ると共に上記吐出口を同一周方向に開口させ、上
記吐出口からの吐水で上記網内の水を周方向に回
流させたので、生け簀装置を移動する場合には、
錨だけを船舶上に上げれば良く、水中ポンプは設
置したまま移動でき、緊急時の作業が極めて簡単
となり、養殖魚を例えば赤潮から保護することが
でき、しかも、下部内周の回流により、生け簀内
の下部から上部に亘つて周方向の回流が生じ、生
け簀内の広範囲で養殖魚の運動が活発化し、養殖
魚全体の成長が向上するばかりでなく、周方向の
回流によつて湧昇流が発生して酸素が豊富な生け
簀外の水を生け簀内に供給でき、生け簀内での酸
欠事故を確実に防止できる効果があり、しかも、
水中ポンプを生け簀内に配設しているため、生け
簀の容積の大小に対して水中ポンプの配設台数を
変更することで容易に対応できるばかりでなく、
複数個の水中ポンプのオン・オフによる運転台数
の変更で回流状態や湧昇流の状態の変更も可能と
なり養殖魚の飼育に極めて好適となる効果を有す
る。
図はこの考案の一実施例を示す図面で、第1図
は縦断面図、第2図は平面図である。図において
2はフロート、2A乃至2Dはフロート、2E,
2Fは網、5は錨、9乃至12はポンプ、A乃至
Dはポンプの吐出流である。なお、図中同一符号
は同一、または相当部分を示す。
は縦断面図、第2図は平面図である。図において
2はフロート、2A乃至2Dはフロート、2E,
2Fは網、5は錨、9乃至12はポンプ、A乃至
Dはポンプの吐出流である。なお、図中同一符号
は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 複数のフロートに吊持された有底筒状の網、
この網内において上記フロートに吊持され、上記
網の下部内周に近接した複数の水中ポンプを設
け、上記複数の水中ポンプの夫々の吐出口を上記
網の内周に沿つて位置させると共に上記吐出口を
同一周方向に開口させ、上記吐出口からの吐水で
上記網内の水を周方向に回流させたことを特徴と
する生け簀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1746780A JPS56113236A (en) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | Fish preserving apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1746780A JPS56113236A (en) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | Fish preserving apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56113236A JPS56113236A (en) | 1981-09-07 |
JPS6246136B2 true JPS6246136B2 (ja) | 1987-09-30 |
Family
ID=11944815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1746780A Granted JPS56113236A (en) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | Fish preserving apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56113236A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04113124U (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-02 | 株式会社小松製作所 | 板材搬送装置 |
-
1980
- 1980-02-14 JP JP1746780A patent/JPS56113236A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04113124U (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-02 | 株式会社小松製作所 | 板材搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56113236A (en) | 1981-09-07 |
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