JPS6246087B2 - - Google Patents

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JPS6246087B2
JPS6246087B2 JP53104214A JP10421478A JPS6246087B2 JP S6246087 B2 JPS6246087 B2 JP S6246087B2 JP 53104214 A JP53104214 A JP 53104214A JP 10421478 A JP10421478 A JP 10421478A JP S6246087 B2 JPS6246087 B2 JP S6246087B2
Authority
JP
Japan
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thickness
crystal resonator
bending
harmonic
frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP53104214A
Other languages
English (en)
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JPS5530284A (en
Inventor
Hirofumi Kawashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEIKO DENSHI KOGYO KK filed Critical SEIKO DENSHI KOGYO KK
Priority to JP10421478A priority Critical patent/JPS5530284A/ja
Publication of JPS5530284A publication Critical patent/JPS5530284A/ja
Publication of JPS6246087B2 publication Critical patent/JPS6246087B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02157Dimensional parameters, e.g. ratio between two dimension parameters, length, width or thickness
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02086Means for compensation or elimination of undesirable effects
    • H03H9/02102Means for compensation or elimination of undesirable effects of temperature influence

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は厚みすべり振動に屈曲振動が強く結合
した厚みすべり屈曲水晶振動子に関する。
本発明の目的は厚みすべり屈曲水晶振動子の辺
比、特に、長さと厚みの比と幅と厚みの比を適当
に組み合せることによつて周波数−温度特性の優
れた、しかも、超小型厚みすべり屈曲水晶振動子
を提供することにある。
近年、腕時計の電子化が進められその高精度化
がはかられているが現在この一例として音叉型屈
曲水晶振動子を周波数標準として用いた水晶腕時
計が実用化されている。この音叉型屈曲水晶振動
子の周波数−温度特性はいわゆる2次曲線となり
広い温度範囲にわたつて精度の高い安定した周波
数を得ることは難しく、そのため、温度によつて
静電容量の変わるチタン酸バリウムコンデンサー
を用いて温度補償を行なうことによりかなり精度
の高い水晶腕時計が実用化されている。しかし、
その際精度を上げようとすれば温度補償用コンデ
ンサーと水晶振動子の温度特性を最適なところに
合わせる必要があり、さらに温度補償用コンデン
サーの容量の経時変化が問題となつてくるので、
ある程度以上の高精度化は不可能である。
そこで前記の欠点を改善するために周波数−温
度特性が3次曲線となるx軸方向に最大寸法を有
するATカツト厚みすべり水晶振動子が注目され
るようになり、現在、腕時計用として使用できる
サイズでの研究、開発が進められているが、まだ
腕時計用として使用できないのが現状である。
第1図は従来の円板型ATカツト水晶振動子の
概観図である。第1図の1は水晶振動子、2,3
は水晶振動子を支持するためのスリツトを持つた
電極端子である。4は水晶振動子のほぼ中央に配
置された電極であり、裏面にも配置されている。
(図示されてない)従来のATカツト水晶振動子
は第1図に示したようにその平面形状が円形であ
るので腕時計用水晶振動子として用いるためにそ
の径を充分小さくすると特性の劣化をまねく。更
に、従来の音叉型屈曲水晶振動子と比較した場
合、寸法が大きいという欠点があるので腕時計用
水晶振動子として使用することは困難であつた。
第2図は円板形状を更に小型化した矩形ATカ
ツト水晶振動子の概観図である。5は矩形ATカ
ツト水晶振動子で両端がベベル加工されている。
長さx0は水晶の電気軸X軸方向に選ばれる。即
ち、X軸方向に最大の寸法を有する振動子であ
る。
更に、厚みy0、幅z0の方向はX軸を回転軸とし
て回転したとき、機械軸Y、光軸Zの作る新軸
Y′,Z′の方向とそれぞれ一致している。この振動
子の変位方向はX軸と平行であるので、X軸方向
の水晶端部で支持をするとエネルギー損失が多
く、特性の劣化をまねく等の欠点を有し、特に、
腕時計に使用できる長さx0のときには顕著にあら
われる。そこで、前記水晶振動子を改善した特
許、特開昭52−90289が出願されているが、最大
寸法の大きさについては具体的に記述されておら
ず、その寸法が厚みすべり屈曲水晶振動子に支え
る影響については全く知られていなかつた。
そこで、本発明は、特に、厚みすべり屈曲水晶
振動子の長さx0と厚みy0との関係を明らかにし
た。以下、本発明について詳細に説明する。
第3図は本発明の厚みすべり屈曲水晶振動子の
切り出し角を示し、X,Y,Zは各々水晶の電気
軸、機械軸、光軸でX軸を回転軸としてθ度回転
されている。通常θは約35゜に選ばれる。x0
y0,z0は各々、水晶振動子の幅、厚み、長さを示
している。従来のATカツト水晶振動子のように
厚みy0に比して、長さz0、幅x0が非常に大きいと
きは純粋な厚みすべり振動モードで振動をする
が、本発明で考えているような寸法、即ち、x0
y0が1.0〜4.0なる寸法ではすでに純粋な厚みすべ
り振動は存在せず、これに屈曲振動が強く結合し
た厚みすべり屈曲振動を引き起こすことになる。
この研究は雑誌ジヤーナル・オブ・アプライド・
フイジツクス(Journal of applied physics)第
22巻第3号(1951年3月)に詳細に述べられてい
る。しかし、この論文ではx0/y0については詳細
に述べられているがz0/y0の影響については全く
述べられていない。第4図は前記論文によつて述
べられている辺比x0/y0と規格化された周波数
w/w0の関係を示し、rは屈曲モードの高調波
次数を示している。(w0は無限板の厚みすべり屈
曲水晶振動子の共振周波数)第4図から明らかな
ように、例えば、屈曲振動の第四高調波振動に対
して辺比x0/y0は2.0〜4.0に自由に選択できるこ
とは容易に推測できるが、実際辺比x0/y0の数値
をいくつにするかは非常に難しい。なぜならば、
長さz0と厚みy0の比によつて各屈曲モードでの結
合状態が変化し、更には、x0/y0とz0/y0の値を
充分に選択しないと奇生振動を主振付近に生じ好
ましくない。その上、本発明では辺比z0/y0の数
値によつて周波数温度特性が異なることを見い出
し、それ故、z0/y0の数値はx0/y0の数値と周波
数温度特性の点からも密接な関係を有しているこ
とがわかつた。
第5図は辺比z0/y0をパラメーターにしたとき
の辺比x0/y0と二次温度係数との関係を示す。辺
比x0/y0が一定のときは辺比z0/y0が大きいほど
二次温度係数が小さくなり、辺比z0/y0が小さく
なるに従つて二次温度係数は大きくなる。これは
辺比z0/y0が小さくなると輪郭による影響が強く
なり二次温度係数が大きくなる。一方、辺比z0
y0が一定のときは辺比x0/y0が小さくなるに従つ
て二次温度係数は大きくなる。これは辺比x0/y0
が小さくなるに従つて、純粋な厚みすべり振動か
らこれに屈曲振動が強く結合した厚みすべり屈曲
振動を引き起こすことになり、二次温度係数は
徐々に大きくなる。特に、辺比x0/y0と二次温度
係数との関係は前記論文により容易に計算によつ
て求めることができる。ところで本発明は第4図
で示したように屈曲振動の第二高調波に対して辺
比x0/y0を1.2〜1.8、第四高調波に対して2.1〜
3.5、第六高調波に対して3.6〜4.0、これらの辺比
x0/y0の間で屈曲振動と強く結合する厚みすべり
屈曲振動の存在することが確認された。これらの
辺比に対して辺比z0/y0は寄生振動と周波数温度
特性を考慮に入ると屈曲振動の第二高調波に対し
て15.0〜18.0、第四高調波に対して9.0〜15.0、第
六高調波に対して7.5〜9.0に選ばれる。更に詳述
するとx0/y0の比が小さくなると、2次温度係数
は徐々に絶対値が大きくなる。それ故、良好な周
波数温度特性を得るにはz0/y0の比を大きくし、
z0/y0による温度特性への影響を小さくするため
に、z0/y0は大きな値とし、同時に、寄生振動を
除去できる寸法となつている。即ち、x0/y0が小
さくなる時には、z0/y0を大きくし、逆にx0/y0
が比較的大きくなる時には、z0/y0を小さくし、
良好な周波数温度特性が得られ且つ、小型化でき
るように寸法を決めている。本発明では、1次温
度係数α=0となり、2次温度係数βの絶対値が
1.8×10-8/℃以下となるように寸法を決めて
いる。この周波数温度特性は2次曲線で近似でき
るがβは音叉型屈曲水晶振動子の場合の約1/2で
あり、優れた温度特性を示す。第6図は本発明に
よる周波数温度特性の一実施例を示し、辺比x0
y0を3.3、辺比z0/y0を13.0に選んだときの周波数
温度特性を示し、常温付近では二次曲線で近似す
ることができ、その値は1×10-8/℃と従来の
屈曲水晶振動子の約1/3倍〜1/4倍と非常に良い周
波数温度特性を有することがわかつた。以上、述
べたように本発明は従来の厚みすべり振動に屈曲
振動が強く結合した厚みすべり屈曲水晶振動子の
特に最大寸法方向の長さz0と厚みy0の比z0/y0
周波数温度特性に密接な関係があることを見い出
し、更に、奇生振動の存在しない辺比z0/y0を最
適に選ぶことによつて周波数温度特性の優れたし
かも超小型厚みすべり屈曲水晶振動子を可能にし
た。
これによりさらに高精度腕時計の実現が可能に
なりその効果は著しく大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のATカツト水晶振動子の概観図
である。第2図は従来の矩形ATカツト水晶振動
子の概観図である。第3図は本発明の厚みすべり
屈曲水晶振動子の切り出し角を示す図である。第
4図は本発明の屈曲振動の各次数に対する辺比
x0/y0と規格化周波数との関係を示す図である。
第5図は本発明の辺比z0/y0に対する辺比x0/y0
と二次温度係数との関係を示す図である。第6図
は本発明の周波数温度特性の一実施例を示す図で
ある。 X,Y,Z……水晶の電気軸、機械軸、光軸、
Y′,Z′……座標回転による機械軸、光軸の新軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Y板をX軸を回転軸として約35゜回転した板
    より切り出された水晶振動子に於いて、前記水晶
    振動子の最大寸法をZ′軸方向に一致させ、前記水
    晶振動子の幅x0、厚みy0、長さz0とする時、長さ
    z0と厚みy0の比z0/y0は、 屈曲振動の第二高調波に対して
    z0/y0=15.0〜18.0 屈曲振動の第四高調波に対して z0/y0=9.0〜15.0 屈曲振動の第六高調波に対してz0/y0=7.5〜9.0 にしたことを特徴とする厚みすべり屈曲水晶振動
    子。 2 特許請求の範囲第1項記載の厚みすべり屈曲
    水晶振動子に於いて、 屈曲振動の第二高調波に対してx0/y0=1.2〜1.8 屈曲振動の第四高調波に対してx0/y0=2.1〜3.5 屈曲振動の第六高調波に対してx0/y0=3.6〜4.0 をしたことを特徴とする厚みすべり屈曲水晶振動
    子。
JP10421478A 1978-08-25 1978-08-25 Thickness sliding flection crystal vibrator Granted JPS5530284A (en)

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JP10421478A JPS5530284A (en) 1978-08-25 1978-08-25 Thickness sliding flection crystal vibrator

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JP10421478A JPS5530284A (en) 1978-08-25 1978-08-25 Thickness sliding flection crystal vibrator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5530284A JPS5530284A (en) 1980-03-04
JPS6246087B2 true JPS6246087B2 (ja) 1987-09-30

Family

ID=14374700

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JP10421478A Granted JPS5530284A (en) 1978-08-25 1978-08-25 Thickness sliding flection crystal vibrator

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02139588U (ja) * 1989-04-25 1990-11-21

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2306909A (en) * 1939-06-09 1942-12-29 Bell Telephone Labor Inc Piezoelectric crystal apparatus
JPS5290289A (en) * 1976-01-20 1977-07-29 Suisse Horlogerie Piezooelectric resonator

Patent Citations (2)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02139588U (ja) * 1989-04-25 1990-11-21

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JPS5530284A (en) 1980-03-04

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