JPS6245992B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6245992B2
JPS6245992B2 JP53090716A JP9071678A JPS6245992B2 JP S6245992 B2 JPS6245992 B2 JP S6245992B2 JP 53090716 A JP53090716 A JP 53090716A JP 9071678 A JP9071678 A JP 9071678A JP S6245992 B2 JPS6245992 B2 JP S6245992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
coating layer
resin
heating roller
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53090716A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5517946A (en
Inventor
Toshuki Hatsuta
Fumio Matsuyama
Ryoichi Namiki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9071678A priority Critical patent/JPS5517946A/ja
Publication of JPS5517946A publication Critical patent/JPS5517946A/ja
Publication of JPS6245992B2 publication Critical patent/JPS6245992B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された加熱ローラ、特に2本以上
のローラを対として使用し、その間を被加工物を
通過させる事により加熱、加圧を行い成型するも
のに関したものである。
具体的には食品関係の成型用ローラ、プラスチ
ツクの圧延成型用ローラ、電子写真装置の粉末定
着用ローラ等粘着性を有する被加工物をローラへ
の付着を起すことなく効率的に加熱することので
きる加熱ローラである。
非粘着性を有するローラは一般に金属ローラ表
面に離型性材料を被覆する事により使用される。
(離型性材料としては例えばフツソ系樹脂、シリ
コン樹脂、シリコンゴム等が一般に使用され
る。)離型性材料は金属表面に塗装或はフイルム
の貼り付け、チユーブ状にして熱収縮させる事に
よる固着等の方法で表面に非粘着性をもたせる。
この様な非粘着性ローラを加熱用として使用す
る場合一般には金属ローラの内部に加熱源を内蔵
させ、この熱源によりローラ全体を昇温させる。
離型性材料により非粘着性の効果は非常に大き
く、粘着物のローラへの付着は防止できる。
しかし熱効率としては離型性材料を被覆した場
合は、しない場合に比べ大巾に低下する。
具体的には初期に於ける昇温スピード或は被加
工物と接触した際の温度回復スピード等が遅くな
る。すなわち、これらの被覆した離型性材料の熱
伝導度は金属類に比べ1/100〜1/1000と小さく、
被覆層を通しての伝熱は大巾に低下するものであ
る。
本発明は離型性材料の熱伝導性を改良すると共
に、離型性材料をも直接熱源として使用し金属ロ
ーラと同程度の熱効率を得られる加熱ローラに関
したものである。
一般にフツソ系樹脂、シリコン樹脂、シリコン
ゴム等は熱及び電気の不良導体である。しかしこ
の樹脂或はゴムに適当な充填材(例えばカーボン
ブラツク、銅、アルミ等)を加えれば熱伝導度は
10〜100倍、電気伝導度は1010〜1016倍と大巾に増
加する。
本発明は上記の充填材を含んだフツソ系樹脂を
被覆した加熱ローラであつて、以下図により詳細
を説明する。
第1図はローラの周方向断面を示すものであ
る。
1は金属ローラでその内部に2熱源を内蔵して
いる。
1金属ローラはアルミ、ステンレス、銅等用途
に適した材料を使用できる。2熱源についてもシ
ーズヒーター、赤外放射式等ローラ内部においた
もの、或は熱源をローラ外におき水蒸気、溶媒等
により間接的に加熱するのでもよい。
このローラ外面にフツソ系樹脂層4を被覆す
る。
4フツソ系樹脂層と1金属ローラの間を電気的
に絶縁するために3絶縁性樹脂被覆層が設けられ
ている。
3絶縁性樹脂被覆層としては例えば充填材を含
まない上記フツソ系樹脂を使用してもよい。
第2図はこのローラの軸方向断面である。2熱
源はローラ内に挿入されローラ全体を加熱する。
ローラ表面は第1図に延べたごとく3絶縁性樹脂
被覆層を介して4フツソ系樹脂層が被覆されてい
る。最外面の4フツソ系樹脂層のローラ軸方向両
端には5電気接点が接しており、フツソ系樹脂層
の軸方向に通電が可能である。
この5電気接点により通電し、フツソ系樹脂層
の電気伝導性により内部発熱させる。フツソ系樹
脂層の電気抵抗は充填材の種類、含有量等により
変化するがローラの必要温度に応じて設計すれば
よい。充填材量としては10%以上(重量)が望ま
しい。
印加電圧は使用温度により適宜選択しなければ
ならないが内蔵した熱源2を使用せず、フツソ系
樹脂層への通電のみでも使用する事ができる。
以下本発明による詳細を比較例及び実施例によ
り説明する。
比較例 1 アルミ製ローラ(52S,長さ400mm、内径25mm
φ,外径30mmφ)の内部に600W赤外線ヒーター
を挿入し、内部よりローラを加熱した。この時の
ローラ外表面での温度上昇を測定した。昇温曲線
は第3図のグラフに示す。(〇印) 比較例 2 比較例1に使用したアルミ製ローラ表面にポリ
テトラフルオロエチレン樹脂を約20μの厚さで約
一に被覆して同様に温度上昇を測定した。
昇温曲線は第3図のグラフに示す(△印) グラフに示す様に被覆しないものに比べ温度の
上昇スピードは大巾に遅くなつている。
実施例 比較例1に示すアルミ製ローラの表面にポリテ
トラフルオロエチレンを厚さ約10μで被覆し更に
その上からカーボンブラツク15%(重量比)を含
むポリテトラフルオロエチレンを約15μの厚さで
約一に被覆した。
このローラの表面被覆層に100Vの電圧を印加
しながら比較例1と同様の温度上昇を測定した。
この結果昇温スピードは第3図に示す様に比較
例2に比べ急激に早くなつた。(×印) フツソ系樹脂層による通電の効果は非常に大き
い事は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による加熱ローラの周方向断面
図、第2図は本発明による加熱ローラの軸方向断
面図、第3図はローラ表面温度と昇温時間との関
係を示す図であり、1は金属ローラ、2は熱源、
3は絶縁性樹脂被覆層、4はフツソ系樹脂層、5
は電気接点である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属表面に非粘着性離型材料を被覆した加熱
    ローラに於いて絶縁性の樹脂被覆層を設け、その
    上に導電性を有する粉末状充填材を10〜50%含有
    するフツソ樹脂を被覆層として用い、このフツソ
    系樹脂被覆層の両端に電圧を印加し、被覆層自身
    に内部発熱させる事により、効率的に加熱を可能
    とする加熱ローラ。 2 ローラ内部或は外部に加熱源を有し、かつフ
    ツソ系樹脂被覆層自身をも内部発熱させる特許請
    求範囲1の加熱ローラ。 3 金属ローラとフツソ系樹脂被覆層との間に10
    〜20μの電気絶縁層を設けた事を特徴とする特許
    請求範囲1の加熱ローラ。 4 フツソ系樹脂材料として4フツ化エチレン樹
    脂を使用する事を特徴とする特許請求範囲1の加
    熱ローラ。
JP9071678A 1978-07-24 1978-07-24 Heating roller Granted JPS5517946A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9071678A JPS5517946A (en) 1978-07-24 1978-07-24 Heating roller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9071678A JPS5517946A (en) 1978-07-24 1978-07-24 Heating roller

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5517946A JPS5517946A (en) 1980-02-07
JPS6245992B2 true JPS6245992B2 (ja) 1987-09-30

Family

ID=14006255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9071678A Granted JPS5517946A (en) 1978-07-24 1978-07-24 Heating roller

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5517946A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150869A (en) * 1981-03-12 1982-09-17 Minolta Camera Co Ltd Heating roller fixing device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5092746A (ja) * 1973-12-17 1975-07-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5163738U (ja) * 1974-11-14 1976-05-19
JPS51145937U (ja) * 1975-05-16 1976-11-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5092746A (ja) * 1973-12-17 1975-07-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5517946A (en) 1980-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101390203B1 (ko) 정착 롤러 또는 정착 벨트의 제조 방법
US4874927A (en) Heating roll for fixing toner
US3987530A (en) Heat fuser roll and method of manufacture
JPS6245992B2 (ja)
US4075456A (en) Heating-fixing device
US3399292A (en) Heated pressure roller
US6072979A (en) Thermal roller of fuser
JP2652162B2 (ja) 熱定着ローラの製造方法
JPS5852096Y2 (ja) 熱回復性物品
JPS59189381A (ja) 複写機の熱定着装置
JPH06301308A (ja) 加熱ローラ
TWI730656B (zh) 電熱加熱裝置
CN112789560B (zh) 定影装置
JP2000321911A (ja) 蓄熱型定着用クイックヒートローラー
KR20070062860A (ko) 전자사진 방식 화상 형성 장치
JPH07121044A (ja) 加熱定着ロール
JPH11282297A (ja) 熱定着用ローラ
JPH06118825A (ja) 定着装置
JPS6214470Y2 (ja)
RU1820994C (ru) Способ изготовлени электронагревател
JPH07320851A (ja) チューブ型ヒータおよびその製造方法
JPH08115783A (ja) 加熱ローラ及び電子写真装置の熱定着装置
JPH0555038B2 (ja)
JPS61137179A (ja) ロ−ラ定着装置
JPS604989B2 (ja) トナ−像定着装置