JPS6245967Y2 - - Google Patents

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JPS6245967Y2
JPS6245967Y2 JP7375480U JP7375480U JPS6245967Y2 JP S6245967 Y2 JPS6245967 Y2 JP S6245967Y2 JP 7375480 U JP7375480 U JP 7375480U JP 7375480 U JP7375480 U JP 7375480U JP S6245967 Y2 JPS6245967 Y2 JP S6245967Y2
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JP
Japan
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roller
frame
roller table
drive device
lifting
Prior art date
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JP7375480U
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English (en)
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JPS56174360U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ある場所から搬入される物体をその
ローラーテーブル上面に受け取り、他の場所まで
運搬して搬出するローラーテーブル付台車の改良
に関するもので、特に製鉄所等において重量物の
運搬に利用して最適のものである。
従来のこの種の台車に設けたローラーテーブル
は、ローラーを回転することにより、その上面に
ある物体をローラーの回転軸と直角の方向に移動
させる機能を有するのみで、物体のローラーテー
ブル上における運動が1次元的であるため、台車
の利用価値は小さく、使用範囲もかなり限られた
ものであつた。
本考案は従来の台車のかかる欠点を改良する目
的でなされたものであつて、本考案に係る台車
は、ローラーテーブルの隣接せるローラー間の間
隙のいくつかに又は外側端のローラーの外側に、
複数個の支持体を昇降自在に、かつ、ローラーの
回転軸の方向に移動しうるよう配設し、ローラー
テーブル上における物体の運動を2次元的に拡大
したものである。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明するが、この実施例は、製鉄所の分塊作業にお
いて2分割した鋼塊を互いに積み重ねて運搬する
という代表例である。
まず、本考案の構成を概説すれば、第1図およ
び第2図において、本考案は、レール上面を走行
する台車枠1と、台車枠1の中央部に設けた1組
のローラーテーブル10およびその駆動装置と、
ローラーテーブル10の下面に昇降自在に設けた
1組の昇降枠20と、昇降枠20の上段を移動す
る4組の支持体30と、昇降枠20の下段にあつ
て支持体30を移動せしめる4組の横送り装置4
0およびその駆動装置と、さらにその下側の台車
枠1の上面にあつて、昇降枠20を昇降せしめる
4組の昇降装置50およびその駆動装置とからな
り、前記支持体30、横送り装置40および昇降
装置50の1組づつを上下に相対応する位置に1
列に配設したものを、さらに横方向に4列並設し
てなる。
上記の構成をさらに詳説すれば、1は凹部が中
央を横断する凹字状の台車枠、2は台車枠1の下
面4隅に回動自在に枢着した4個の車輪、3は台
車枠1の一端上面に設けた歯車減速機4とこれを
駆動する電動機5とからなる走行駆動装置で、歯
車減速機4を介して車輪2を回転する。台車枠1
は車輪2を介してレール6の上面に載置される。
10は台車枠1の中央凹部の最上部に装設した
1組のローラーテーブルで、両端を軸受11によ
り回動自在に支持した複数個の単一円柱状のロー
ラー12を、その回転軸が同一平面上で相互に平
行に、かつ、台車の走行方向に平行になるよう並
設してなる。13は、前記ローラー12の全部又
は一部のローラーの一端に従動傘歯車14を嵌着
し、この従動傘歯車14に噛み合う駆動傘歯車1
5を左右2群に分けて左右2個の駆動軸16に嵌
着し、これらを左右2個の歯車箱17に内蔵せし
めてなる左右2組の傘歯車減速機で、台車枠1の
一端上面の左右に並設する。18は、2組の傘歯
車減速機13の中間に配設した歯車減速機19と
これを駆動する電動機(図示せず)とからなる1
組のローラー駆動装置で、歯車減速機19の出力
軸の両端は2個の駆動軸16に連結する。
20はローラーテーブル10の下面に昇降自在
に設けた昇降枠で、台車枠1の中央凹部内に広が
る盤状の枠体21と、枠体21の上面に固設した
柱22により支持された2個の対向せる溝形鋼を
もつて1組となし、その4組をローラー12の回
転軸に平行に、かつ、后記支持体30の直下に並
設した走行梁23と、枠体21の下面の走行梁2
3に対応する位置に垂設した4対の脚24とから
なる。
30は、隣接せるローラー12間の適当な4個
所の間隙34に1組づつ設けた支持体で、上面が
平滑で幅が間隙34より小さい支持枠31と、支
持枠31の下面より突出し后記横送り装置40の
チエーン43を連結する係止片32と、支持枠3
1の側面下方4隅に回動自在に枢着した車輪33
とからなり、車輪33は支持体30が走行梁23
に沿つて移動しうるよう走行梁23の溝形内側に
嵌装される。
40は、支持体30が所望の距離移動しうる間
隔をもつて枠体21の上面に配設した1対の駆動
および従動スプロケツトホイール41,42と、
両端を係止片32に固着し前記スプロケツトホイ
ール41,42に環状に掛け廻わしたチエーン4
3と、従動スプロケツトホイール42を移動して
両スプロケツトホイール41,42の間隔を拡大
しチエーン43の弛みを除去する緊張装置44と
からなる4組の横送り装置で、各走行梁23の直
下に1組づつ並設する。45は軸受46により回
動自在に支持された左右各1個の駆動軸で、4個
の駆動スプロケツトホイール41の左右2個づつ
が嵌着される。47は駆動軸45の中間に設けた
傘歯車減速機48とこれを駆動する電動機49と
からなる1組の横送り駆動装置で、傘歯車減速機
48の出力軸の両端は前記2個の駆動軸45に連
結する。
50は、2個のアーム52,53を有する前后
1対のベルクランク51と、台車枠1の中央凹部
上面に固設されベルクランク51を回動自在に支
持する軸受54と、両端部を前后1対のアーム5
2の遊端部にピン55により関着した進退杆56
とからなる4組の昇降装置で、昇降枠20の脚2
4に対応する位置に並設し、アーム53の遊端部
を対応する脚24の最下部にピン57により関着
する。
60は、一端を進退杆56の一端にピン55に
より関着し他端をクランク62のピン63に関着
した連結杆61と、中間部を軸受66により回動
自在に支持し端部にクランク62のアーム64を
嵌着した複数個のクランク軸65とからなる1組
のクランク装置である。67は、適当な2個のク
ランク軸65の中間に設けた歯車減速機68と、
これを駆動する電動機69とからなる1組の昇降
駆動装置で、歯車減速機68の出力軸の両端は前
記2個のクランク軸65に連結する。
上述の構成を有する台車において、まず、ロー
ラー駆動装置18により傘歯車減速機13を介し
てローラー12を回転させ、別の分割テーブル上
で2分割したままの状態の鋼塊70,71をロー
ラーテーブル10上に搬入すると、鋼塊70,7
1はローラーテーブル10上を移転し、所定の位
置に来た時ローラー12を停止する。このとき鋼
塊70と71との間には殆んど間隙がないのが通
常である。
次に、横送り駆動装置47により駆動軸45を
介して横送り装置40の駆動スプロケツトホイー
ル41を回転し、チエーン43を介して支持体3
0を一方の鋼塊70の真下に移動し停止する。
次に、昇降駆動装置67によりクランク軸65
を回転し、クランク装置60を介して連結杆61
の一端に関着した進退杆56を紙面の左方に水平
移動せしめる。この進退杆56の水平移動はベル
クランク51により脚24の上昇運動に転換され
て昇降枠20は上昇し、支持体30の上面はロー
ラー間の間隙34を通過し鋼塊70を下面より持
ち上げる。
再び、横送り駆動装置47により鋼塊70を支
持したまま支持体30を移動せしめ、鋼塊70と
71との間に鋼塊掴みトングの先端部が十分に入
る間隙が作成されれば、昇降駆動装置67により
昇降枠20とともに支持体30を下降して鋼塊7
0をローラーテーブル上に戻す。鋼塊70を卸し
た支持体30は横送り駆動装置により最初の位置
に復帰させる。
一方、鋼塊70と71との間には鋼塊掴みトン
グの先端部が入る間隙ができているので、鋼塊掴
みトングを有する別の設備(例えば起重機)によ
り何れか一方の鋼塊を掴み上げて他の鋼塊上に積
み重ね、走行駆動装置3により車輪2を回転して
台車を他の所定の場所に自走せしめ、ローラー駆
動装置18によりローラー12を回転してローラ
ーテーブル10上に積み重なつた鋼塊70,71
を搬出する。以上の作業を完了した台車は、元の
場所に復帰して次の鋼塊の搬入を待つ。
実際の作業においては、上記の装置の諸動作の
一部を併行して作業時間の短縮を図れることはい
うまでもない。
従来のローラーテーブル付台車による場合は、
横送り機能を有する専用の設備か、又は、横送り
機能を有する分割テーブルが必要とされ、前者は
設備費の増大を来たし、后者は分割テーブルの作
業効率を著しく悪化する。これに対し、本考案に
係るローラーテーブル付台車によれば、設備費が
少ない上に作業工程が円滑になる。さらに、製鉄
所の連続鋳造、圧延、精整等の工程における鋼塊
の積重ね、移動にも使用できるのでその利用範囲
はきわめて広い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るローラーテーブル付台車の
実施例を示すものであつて、第1図は実施例の側
面図、第2図は台車枠、ローラーテーブル、昇降
枠、支持体、横送り装置、昇降装置および各駆動
装置の一部を切欠いて内部を示した平面図であ
る。 1……台車枠、2……車輪、3……走行駆動装
置、6……レール、10……ローラーテーブル、
12……ローラー、13……傘歯車減速機、18
……ローラー駆動装置、20……昇降枠、21…
…枠体、23……走行梁、24……脚、30……
支持体、31……支持枠、32……係止片、33
……車輪、40……横送り装置、41……駆動ス
プロケツトホイール、42……従動スプロケツト
ホイール、43……チエーン、45……駆動軸、
47……横送り駆動装置、50……昇降装置、5
1……ベルクランク、56……進退杆、60……
クランク装置、61……連結杆、62……クラン
ク、65……クランク軸、67……昇降駆動装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の回転するローラーを並設してなるロー
    ラーテーブルを具備し、レール上面を走行するロ
    ーラーテーブル付台車において、前記ローラーの
    隣接せるローラー間の間隙のいくつかに又は外側
    端のローラーの外側に、複数個の支持体を昇降自
    在に、かつ、該ローラーの回転軸方向に移動しう
    るよう配設したことを特徴とするローラーテーブ
    ル付台車。
JP7375480U 1980-05-27 1980-05-27 Expired JPS6245967Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7375480U JPS6245967Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7375480U JPS6245967Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56174360U JPS56174360U (ja) 1981-12-23
JPS6245967Y2 true JPS6245967Y2 (ja) 1987-12-09

Family

ID=29436515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7375480U Expired JPS6245967Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

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JPS56174360U (ja) 1981-12-23

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