JPS62456Y2 - - Google Patents

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JPS62456Y2
JPS62456Y2 JP1981086726U JP8672681U JPS62456Y2 JP S62456 Y2 JPS62456 Y2 JP S62456Y2 JP 1981086726 U JP1981086726 U JP 1981086726U JP 8672681 U JP8672681 U JP 8672681U JP S62456 Y2 JPS62456 Y2 JP S62456Y2
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JP
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shrink
sealing ring
annular
annular step
fit structure
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JP1981086726U
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JPS57198461U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は焼き嵌め構造密封環に関し、さらに詳
しくは焼き嵌め部の焼き嵌め応力を小さくし、摺
動部材の破損および摺動面の歪みを抑える焼き嵌
め構造密封環を提供することを目的とする。
一般にメカニカルシールにおいては摺動面を構
成する摺動部材をハウジング側もしくは回転軸側
に固定せしめるため焼き嵌め構造密封環を多く使
用している。第1図はその一例で、前端面を摺動
面1aとする摺動部材1を一端面2a側に形成し
た環状段部2bに焼き嵌めする密封環2を示した
ものである。しかしながら、このような構成にな
る従来の密封環2によると、該密封環2の外径d2
と前記環状段部2bの内径d1に大きな差がある場
合、該環状段部2bに焼き嵌めされる摺動部材1
に対する応力が大となり、摺動部材1を破損させ
たり、摺動面1aに多くの歪みを発生させる一因
となつていた。
本考案は以上の点に鑑み、メカニカルシールの
摺動面を構成する摺動部材を一端面側に形成した
環状段部に焼き嵌めする密封環において、前記一
端面の環状段部外周位置に深さを前記環状段部の
軸方向の深さ以上にするとともに前記環状段部と
同心円状になる環状溝を形成し、前記応力を小さ
くすることによつて上記問題点を解消する焼き嵌
め構造密封環を提供せんとするものである。
以下、本考案の一実施例を第2図および第3図
にしたがつて説明すると、2はメカニカルシール
の摺動面1aを構成する摺動部材1を一端面2a
側に形成した環状段部2bに焼き嵌めする密封環
である。該密封環2の前記一端面2aの環状段部
2b外周位置には深さを前記環状段部2bの
軸方向の深さ以上とするとともに
前記環状段部2bと同心円状になる環状溝3が形
成されている。
以上のように構成される焼き嵌め構造密封環2
は摺動部材1を焼き嵌めする環状段部2bの外周
側に環状溝3を形成したため、該密封環2の応力
を生ずる部分を切断するごとくなり、該部分を環
状段部2bの内周面から環状溝3に至る部分Aの
みとして前記応力を小さくすることが可能とな
る。したがつて、該環状溝3の形成個所(環状段
部2bの内周面からの距離は摺動部材1の外
径、環状段部2bの内径などを勘案し所望量の応
力を生ずる個所とすればよい。また前記環状溝3
は深さを環状段部2bの深さ以上とした
ため応力が前記環状段部2bの内周面から環状溝
3に至る部分A以外から生ずることもない。
第4図および第5図は以上のような構成になる
焼き嵌め構造密封環の使用例を示すもので、4は
フローテイングシート、5は当該焼き嵌め構造密
封環たるフローテイングリテーナー、6はシール
リング、7はシールリテーナー、8はOリング、
9はカラー、10はノツクピン、11はセツトス
クリユー、12はコイルスプリングである。
本考案は以上のような構成になり、焼き嵌め構
造密封環に環状溝を形成したことによつて被焼き
嵌め部材たる摺動部材に対する応力を小さくする
ことができ、もつて該摺動部材の破損および摺動
面の歪みを極小に抑えることを可能とし、当該焼
き嵌め構造密封環の使用されるメカニカルシール
の密封性能を向上させるものであつて、その実用
的効果には極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
従来の焼き嵌め構造密封環を示す断面説明図、第
2図は、本考案の焼き嵌め構造密封環を示す断面
説明図、第3図は同半裁右側面図、第4図はメカ
ニカルシールの半裁正断面図、第5図は同正断面
図である。 1……摺動部材、1a……摺動面、2……焼き
嵌め構造密封環、2a……一端面、2b……環状
段部、3……環状溝、4……フローテイングシー
ト、5……フローテイングリテーナー、6……シ
ールリング、7……シールリテーナー、8……O
リング、9……カラー、10……ノツクピン、1
1……セツトスクリユー、12……コイルスプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メカニカルシールの摺動面を構成する摺動部材
    を一端面側に形成した環状段部に焼き嵌めする密
    封環において、前記一端面の環状段部外周位置に
    深さを前記環状段部の軸方向の深さ以上とすると
    ともに前記環状段部と同心円状になる環状溝を形
    成してなることを特徴とする焼き嵌め構造密封
    環。
JP1981086726U 1981-06-15 1981-06-15 Expired JPS62456Y2 (ja)

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JPS57198461U JPS57198461U (ja) 1982-12-16
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