JPS6245608B2 - - Google Patents

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JPS6245608B2
JPS6245608B2 JP54065372A JP6537279A JPS6245608B2 JP S6245608 B2 JPS6245608 B2 JP S6245608B2 JP 54065372 A JP54065372 A JP 54065372A JP 6537279 A JP6537279 A JP 6537279A JP S6245608 B2 JPS6245608 B2 JP S6245608B2
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JP
Japan
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signal
head
recording
track
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Application number
JP54065372A
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English (en)
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JPS55157128A (en
Inventor
Kanji Kubo
Hiroshi Taniguchi
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6537279A priority Critical patent/JPS55157128A/ja
Publication of JPS55157128A publication Critical patent/JPS55157128A/ja
Publication of JPS6245608B2 publication Critical patent/JPS6245608B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧電素子で構成された通称バイモルフ
等の電気機械変換素子を用いて、回転磁気ヘツド
の機械的高さ位置を変化させるようにした磁気記
録再生装置(VTR)に関するものであり、特に
再生時、ヘツドが記録トラツク上を忠実にオント
ラツクして再生走査を行なうべく、後述する手段
により得られるトラツキング誤差信号で電気機械
変換素子を駆動し、記録軌跡の曲がり等に自動的
に追従するオートトラツキング制御方式を提供す
るものである。
回転ヘツド形VTRにおいて、回転磁気ヘツド
の機械的高さ位置を圧電素子で構成されたバイモ
ルフを用いて回転軸方向に変位させる方式は既に
公知であり、記録トラツクの曲がりに追従する方
法及び、スチル、スロー、倍速再生等の特称再生
時に記録トラツク上を忠実に再生ヘツドが追従す
る方法等に適用される。
圧電素子で構成されたバイモルフ1は第1図に
示すように矢印Pで示す方向の分極をもつた2枚
の圧電素子2及び3を共通電極4を有するように
貼り合わせ、さらに両側電極5,6が蒸着等の方
法により形成されてなる。バイモルフ1を変位さ
せる場合には共通電極4より引出した端子7と、
両側電極5,6を電気的に接続した線より引出し
た端子8との間に電圧を印加すればよい。例えば
端子7に正電圧を、端子8に負電圧を印加した場
合、圧電素子2はその長手方向に伸び圧電素子3
は縮み、その結果バイモルフ1は曲がり変位を生
じる。該曲がり方向は端子7,8間に印加する電
圧の極性及び圧電素子2及び3の分極方向に左右
されることは周知である。
かかる構成をもつバイモルフを用いた磁気ヘツ
ド可動装置を第2図に示す。第2図において9は
圧電素子10,11で構成されたバイモルフであ
り、一端には磁気ヘツド12が接着等の方法で固
着され、他端は接着剤13により取付け部材14
上に固着されている。取付け部材14はビス止め
等の方法で回転デイスク上に固定される。従つて
第2図に示す磁気ヘツド可動装置は回転デイスク
と共に回転する。圧電素子に電圧を印加しなけれ
ば、磁気ヘツド12は従来の回転ヘツド形VTR
に使用されている磁気ヘツドと同様に回転軸に垂
直な平面内で円運動を行なうだけであるが、圧電
素子の各電極に接続された引出し線15に外部よ
りブラシ等を介して電圧を印加した場合、磁気ヘ
ツド12は前記円運動と共に矢印16で示す方向
(回転軸方向)に変位する。回転ヘツド形VTRに
おける回転軸方向は記録トラツクの長手方向にほ
ぼ垂直な方向であるため、磁気ヘツドが記録トラ
ツクからずれて再生走査した場合には何らかの方
法で該ずれ方向を知ることにより、第2図に示す
磁気ヘツド可動装置を用いて再生時のトラツクず
れを防ぐことが可能である。
再生時のトラツクずれを検出する方法はこれま
でに多くの方法が考えられているが、再生信号の
振幅を利用する方法としては補助ヘツドを用い
る方法、トラツクずれ検出用のパイロツト信号
を用いる方法、再生時にヘツドを記録トラツク
の幅方向に微小振動させ、その時得られるFM変
調波のエンベロープ変動を同期検波してトラツキ
ング信号とするサーチ信号法、等が代表的な方法
である。これらの従来例を説明する前に、回転2
ヘツド形VTRにおける記録磁化軌跡について説
明する。
第3図に示す記録軌跡は映像信号を記録する回
転磁気ヘツドのギヤツプ方向がスチル軌跡に対し
て直角な方向、すなわち、記録軌跡の幅方向にほ
ぼ平行な方向に設定された、いわゆるアジマス角
が零のヘツドを用いた時の記録軌跡であり、第4
図にはA,B各ヘツドのギヤツプ方向が記録軌跡
の幅方向に対して互いに逆方向のアジマス角を有
する磁気ヘツドを用いた時の記録軌跡を示してあ
る。
第3図及び第4図においてTA,TBはそれぞれ
A,B各ヘツドで記録された磁化軌跡であり、H
はテレビジヨン信号に含まれている水平同期信号
である。VTRを映像信号の記録再生装置として
用いる際は、第3図及び第4図に示すようにテー
プ上の記録パターンにおいて水平同期信号Hの記
録位置が記録軌跡に直角な方向(正確にはスチル
軌跡に直角な方向)に並ぶ、いわゆるH並びの条
件を満足するようにシリンダ径やテープ速度等を
選ぶのが普通である。
アジマス角が零のヘツドで映像信号を記録再生
する場合には、再生時にヘツドが記録軌跡からず
れて再生走査した場合でも隣接トラツクからのク
ロストーク信号の影響を受けないよう、第3図に
示すように各磁化軌跡TA,TB間に信号末記録部
のガードバンドTGが設けられている。
アジマス角を有するヘツドを用いる場合には、
第4図に示すようにガードバンドをなくすること
が可能である。なぜならば、通常のVTRでは入
力映像信号を輝度信号と色信号とに分離し、輝度
信号をFM波とし、色信号を低周波に周波数変換
して両者を周波数分割多重して記録する方法をと
つているため、再生時にヘツドが隣接するトラツ
クにまたがつて走査した場合でも、隣接トラツク
に記録されている映像信号のうちFM変調波とし
て高周波側に主エネルギーをもつ輝度信号はアジ
マス損失によつて除去できる。また、アジマス損
失の小さい色信号については、記録時に搬送色信
号の位相をラインごとに90度ずつシフトさせ、フ
イールドごとに位相シフト方向が進相方向と遅相
方向とに切り換わるように周波数変換用の搬送波
を処理し、再生時はライン相関をとることによつ
て隣接トラツクからのクロストーク信号を除去で
きるためである。
次に第3図及び第4図に示すこれら2つの記録
パターンに、従来のトラツクずれ検出方法を適用
した時のオートトラツキング制御方式について説
明する。
第5図は補助ヘツドを用いた従来例を説明する
ための図である。a図においてTA1,TB1はアジ
マス角が零のヘツドHA1,HB1で記録された磁化
軌跡であり、同図には片方のヘツドHA1だけを示
してある。HS1,H′S1は主ヘツドHA1との機械的
相対位置が固定された補助ヘツドであり、主ヘツ
ドHA1が記録軌跡TA1上にある時、両補助ヘツド
S1,H′S1は図に示すように記録軌跡TA1上とガ
ードバンドTG上とにそれぞれまたがつて位置す
る。主ヘツド及び両補助ヘツドは機械的相対位置
を保ちつつ矢印17で示す走査方向をとり、再生
時にはこれら各ヘツドからFM変調波が再生され
る。主ヘツドHA1が記録軌跡TA1上に位置する時
の両補助ヘツドからの再生FM変調波の振幅は等
しく、主ヘツドHA1が紙面上で右にずれた時補助
ヘツドHS1から得られる再生出力がH′S1から得ら
れる再生出力よりも大きくなる。逆に主ヘツドH
A1が左にずれた場合の各補助ヘツドから得られる
再生出力の大小は前述と逆方向の関係になる。従
つて各補助ヘツドHS1,H′S1から得られる再生
FM変調波の再生出力差を前述の磁気ヘツド可動
装置を構成するバイモルフに印加してやれば、主
ヘツドHA1は記録軌跡TA1上を忠実にオントラツ
クして再生走査することが可能である。なお、図
示していないが主ヘツドHB1がテープに当接し記
録軌跡TB1上を再生走査する場合でも、主ヘツド
B1の両側に2個の補助ヘツドをそれぞれ設け、
前述同様トラツキング制御を行なうことができ
る。
第5図bは補助ヘツドを用いたトラツキング制
御をアジマス記録に適用した時の説明図である。
磁化軌跡TA2は所定のアジマス角を有する主ヘツ
ドHA2で記録された磁化軌跡であり、TB2はHA2
とは逆方向のアジマス角を有するヘツドHB2(図
示せず)で記録された磁化軌跡である。HS2
H′S2は前述のa図同様主ヘツドHA2の両側に設け
られた補助ヘツドであり、両補助ヘツドのアジマ
ス角は主ヘツドHA2と値及び方向が等しい。それ
故、磁化軌跡TB2上に記録されたFM変調波は補
助ヘツドHS2,H′S2では再生されず、言いかえれ
ば両補助ヘツドに対して記録軌跡TB2はガードバ
ンドと同等である。従つて、第5図aで説明した
と同様の原理により、再生時に主ヘツドのトラツ
キング制御を行なうことが可能である。
次にパイロツト信号を用いた従来例を第6図及
び第7図を用いて説明する。
第6図においてTA3,TB3はアジマス角が零の
主ヘツドHA3,HB3で記録した磁化軌跡である。
主ヘツドHA3の両側には一対の補助ヘツドHS3
H′S3とを有し、図示していないが主ヘツドHB3
両側にも同様の構成をもつ補助ヘツドが設置され
ている。記録時にはガードバンドに位置する方の
補助ヘツドで比較的低い周波数、例えば300KHz
のパイロツト信号f1をガードバンド部に順次記録
する。再生時には一対の各補助ヘツドから再生さ
れるパイロツト信号のレベルを比較することによ
りトラツクずれ量を判別できる。
原理は第5図aで説明したものと同様である
が、第5図aの場合は補助ヘツドから再生する信
号がFM変調波であるため、ヘツドタツチ、ドロ
ツプアウト等の影響を受けやすい。これに対し第
6図の方法は比較的低い周波数のパイロツト信号
を用いるため前述の影響が少なくなる利点を有す
る。
次に、補助ヘツドを用いないパイロツト信号方
式を第7図を用いて説明する。第7図に示す方式
は、詳しくは特開昭53−33110号で明らかにされ
ているが、ここではその概略を説明する。a図に
おいてTA4,TB4はアジマス角が互いに異なるヘ
ツドで記録された磁化軌跡であり、Hは水平同期
信号の記録位置を示す。磁化軌跡TA4,TB4上に
は映像信号だけでなく比較的低い周波数、例えば
300KHzと600KHzのパイロツト信号f1,f2が水平
同期信号内に重畳され、図に示すように順次交互
に記録されている。パイロツト信号f1,f2とパイ
ロツト信号が何も記録されていない部分は、記録
時の水平同期信号をカウントして順次交互に記録
することができる。記録軌跡TA4に対してヘツド
A4の相対位置が、第7図aに示すように紙面上
で上方向にずれ、矢印18で示す方向に再生走査
した場合、ヘツドHA4から得られるパイロツト信
号の振幅は同図b,cに示すようになる。b図は
ヘツドHA4で再生されるパイロツト信号f1のレベ
ルを示し、cはf2の再生レベルを示す。なおここ
では、パイロツト信号が比較的低い周波数である
ためアジマス損失はなく、また、例えばパイロツ
ト信号f2の記録されているトラツク上をヘツドが
走査しなくても、近接して走査するだけでf2のク
ロストーク信号をわずかながら再生するものとし
ている。第7図のb〜eに示す波形の横軸は時間
を示しているが、該時間はa図におけるヘツド走
査位置と対応させている。
ヘツドHA4が記録トラツクTA4上を上側にわず
かにずれて再生走査した場合、再生されるパイロ
ツト信号f1の振幅はb図に示すように変化し、f2
についてはc図に示すように変化する。パイロツ
ト信号f2をレベル判別回路に入力し、最大レベル
のf223より単安定回路を動作させ、d図に示す
矩形波25を得る。矩形波25よりゲートパルス
26を形成し、該ゲートパルス26によりb図及
びc図で示すパイロツト信号をゲートする。そし
てこの時得られるパイロツト信号21と24との
レベルを比較し、両者の差に相当する電圧をバイ
モルフに印加すればヘツドHA4は記録軌跡TA4
を忠実にオントラツクして再生走査することがで
きる。
以上2つの従来例を述べたが、補助ヘツドを用
いる方式の最大の欠点は映像信号の記録再生用以
外に余分なヘツドを必要とすることである。これ
は回転ヘツド形VTRの場合、回転シリンダ側か
ら固定側(デツキ側)に再生信号を伝達するため
のロータリートランスや補助ヘツド用のヘツドア
ンプ等の増設を意味し、装置が複雑となる欠点を
有する。
また、補助ヘツドを用いないパイロツト信号方
式は最低2種類のパイロツト信号を必要とし、発
振回路や記録時のパイロツト信号切換え回路、再
生時の周波数分離回路、さらにパイロツト信号が
映像信号に防害を与えないようにパイロツト信号
を水平同期信号期間内に挿入するタイミング回路
等の比較的多くの回路を必要とし、回路系が複雑
となる欠点を有する。
従つて、VTR等におけるトラツクずれ検出方
法は補助ヘツドやパイロツト信号を用いない方法
を適用することが望ましく、該方法の代表的な従
来例は再生時にヘツドを記録トラツクの幅方向に
微小振動させ、この時得られるFM変調波のエン
ベロープ変動を同期検波してトラツキング信号と
するサーチ信号法があげられる。サーチ信号法の
概要を次に説明する。
第8図において、TA5,TB5はアジマス角が零
の各ヘツドで記録した磁化軌跡である、再生時ヘ
ツドHA5は矢印27で示す方向に走査するが、こ
の時ヘツドHA5駆動用バイモルフに正弦波電圧を
印加すれば、ヘツドの実際の走査軌跡は破線28
で示す軌跡となる。第10図にこの時得られる再
生信号を示す。第10図aはバイモルフに印加す
る正弦波電圧であり、b図はヘツドHA5が忠実に
記録軌跡上を再生走査した時に得られる再生FM
変調波である。c図はヘツドHA5が記録軌跡TA5
に対して矢印29方向にずれて再生走査した時の
再生FM変調波であり、d図は矢印30方向にず
れて再生走査した時得られる再生FM変調波であ
る。これらのFM変調波の包絡線信号を取り出
し、a図に示す正弦波信号の負の期間だけ該包絡
線信号を反転してやれば、b,c,dに示すFM
変調波からはe,f,gに示すトラツキングずれ
信号を得ることができる。従つて、これらのトラ
ツキング信号を平滑化してバイモルフに印加し、
信号fの時はヘツドを矢印30方向に、信号gの
時はヘツドを矢印29方向に移動させる構成とす
れば、ヘツドHA5は記録軌跡TA5上を常にオント
ラツクして再生走査することになる。
アジマス記録のテープパターンにおいても同様
の考え方が適用できる。第9図においてTA6,T
B6は互いに逆方向のアジマス角を有する各ヘツド
で記録された磁化軌跡を示す。FM変調波の再生
を考えた場合、記録軌跡TB6はヘツドHA6に対し
てガードバンドと同等であるため、再生時にヘツ
ドHA6を31で示す軌跡を走査させれば、この時
得られる再生FM変調波は第10図で説明したも
のと同様の信号が得られる。従つて、アジマス記
録の場合もサーチ信号法によるトラツキング制御
が可能である。
サーチ信号法によるトラツキング制御方式は上
述のように補助ヘツドやパイロツト信号を用いな
い利点を有するが、下記の欠点をも有する。
第8図に示す記録パターンにサーチ信号法を適
用した場合、ヘツドHA5は記録軌跡TA5上でオン
トラツクして安定するが、記録トラツクTB5上で
もオントラツクして安定する。これは再生時ヘツ
ドHA5が記録軌跡TA5上をオントラツクして再生
し、図示していないが他のヘツドHB5も記録軌跡
A5上をオントラツクして再生する、いわゆるフ
イールド再生の可能性があることを示唆してい
る。バイモルフには一定電圧を印加して変位させ
た後印加電圧を零としても、変位前の位置にもど
らないというヒステリシス特性があり、該ヒステ
リシス量は印加電圧を零とする前のバイモルフの
変位量によつて異なる。バイモルフのもつヒステ
リシス量は材質によつて異なるが、一般に圧電定
数の大きい材料、すなわち一定印加電圧による変
位量の大きい材料程ヒステリシス量は大きくな
り、例えば変位量の1/3程度のヒステリシス量を
もつこともある。バイモルフに要求される変位量
は用途によつて決定され、例えばスチル再生時に
ノイズバンドのない良好なスチル画像を得ようと
すれば、この時のバイモルフの変位量は記録パタ
ーン上における1トラツクピツチに相当する。そ
してこの時、一方のヘツドが1トラツクピツチ相
当の変位を生じている時、他方のヘツドの変位量
は零でなければならない。このことはスチル再生
態を解除した時にもつ一方のヘツド駆動用のバイ
モルフの残留ヒステリシス量と片方のそれとが異
なることを意味する。またスロー再生の時バイモ
ルフに要求される変位量は、詳細は省略するも、
2トラツクピツチ以上の変位量が要求され、この
時の残留ヒステリシス量はスチル再生時よりも大
きくなる。従つて、スチル、スロー等の特殊再生
状態から通常再生に切換えた時、各ヘツドを駆動
するバイモルフのもつ残留ヒステリシス量が異な
るため、第8図に示す記録パターンにサーチ信号
法を適用した場合、通常再生時にフイールド再生
を行なう可能性は十分にある。
次にサーチ信号法を第9図に示すアジマス記録
に適用した場合の弊害について述べる。バイモル
フを用いてヘツドの機械的位置を変化させる場
合、変化方向は回転軸に平行な方向、すなわち、
記録軌跡にほぼ直角な方向である。記録軌跡幅方
向に所定のアジマス角をもつて記録された磁化軌
跡上を、ヘツドが記録軌跡幅方向に振動しつつ再
生走査した場合に得られる水平同期信号の周期
は、アジマス角に起因する時間軸変動(ジツタ)
を発生し、再生画面上では画像揺れとなつて現わ
れる。該ジツタ量はヘツドの振動量やアジマス角
等によつて異なるが、実用上問題となる値であ
る。従つて、ヘツドを記録軌跡幅方向に振動させ
るサーチ信号法はアジマス記録においては実際的
でない。ただ、ヘツドをアジマス角方向に振動さ
せれば前記ジツタを発生することはないが、この
場合にはそれなりの機構的改造を必要とし、機構
部が複雑となる。また、バイモルフの回転シリン
ダに対する取付け角精度、並びにヘツドをバイモ
ルフ上に取り付ける角度の精度を得ることが困難
であり、量産上問題となる。
第8図及び第9図に示す記録パターンにサーチ
信号法を適用した場合に生じる共通問題の1つ
は、再生時にバイモルフを常時振動させるためバ
イモルフの機械的疲労度が増大し、バイモルフ自
体の劣化を早める点にある。
第2にはバイモルフを振動させて得られるトラ
ツキング誤差信号の最高周波数がバイモルフの1
次共振周波数によつて制限されるため、該共振周
波数によつて記録トラツクの曲りに追従する制御
系の最高応答周波数が限定されることである。バ
イモルフの1次共振周波数はバイモルフの形状に
よつてほぼ決定され、該形状はシリンダ径、必要
変位量、バイモルフの強度等によつて決定され
る。例えば、有効長12mm、幅8mm、厚さ0.4mmの
バイモルフ板の1次共振周波数は約1KHzであ
る。従つて、この場合サーチ信号として用いるこ
とができるバイモルフの振動周波数は最高1KHz
前後である。今、バイモルフを1KHzで振動させ
て得られる第10図e〜gに示す波形を十分平滑
化するためには、平滑化用低域フイルタの折点周
波数を振動周波数の数分の1に選ぶ必要があり、
低域フイルタを含んだトラツキング制御系の最高
応答周波数はさらに限定される。一般にフイード
バツク制御系においては、誤差検出情報が多い
程、すなわち得られる誤差信号の周波数が高い程
制御系の精度及び安定度を容易に高めることが可
能であるが、サーチ信号法においては上述の点に
より、制御系の最高応答周波数が比較的低い周波
数に限定される問題がある。
本発明は補助ヘツドやパイロツト信号を用いる
ことなく、また上述せるサーチ信号法の諸問題を
有することもなく、通常の記録及びアジマス記録
の両パターンに適用できると共に、比較的高い周
波数の誤差信号を簡単な回路構成で得ることがで
き、且、つ、フイールド再生及びフレーム再生の
区別が可能なトラツキング制御方式を提供するも
のである。
本発明の詳細を説明する前に、アジマス記録方
式における隣接トラツクからのクロストーク信号
除去方式について説明する。アジマス記録の場合
隣接トラツクからのクロストーク信号のうち、
FM変調波として高周波側に主エネルギーをもつ
輝度信号はアジマス損失により除去できるが、色
信号については低周波側に変換されて記録されて
いるためアジマス効果は少なく、且つ変調色信号
は直角二相変調されているためクロストークに非
常に弱い性質をもつている。従つて、キヤリア位
相をラインごとに90度シフトして記録し、再生時
ライン相関をとることによつてクロストーク信号
を除去する方法が用いられている。
このクロストークの除去原理を模式的に示せば
第11図のようになる。すなわち、原信号の信号
ベクトルをaとすれば、Aヘツドではラインごと
に進相方向に90度ずつシフトした信号bとして記
録され、Bヘツドではラインごとに遅相方向に90
度ずつシフトした信号cとして記録される。dは
Aトラツクの再生信号にBトラツクの信号が混入
した状態を示しており、dの信号は記録時のシフ
ト方向と逆方向にラインごとに90度ずつシフトさ
れてeに示す信号となる。さらに、eの信号を1
ライン遅延させて信号fを作成し、eの信号とf
の信号とを加え合わせることによつてクロストー
ク信号の除去されたgの信号を得ることができ
る。
第12図にはクロストーク信号を除去する回路
の一部を示しており、同図において32は1水平
走査期間の遅延量をもつ1H遅延線である。端子
33からは第11図eに示す信号が供給され、1
ライン遅延されて信号fとなる。信号eと信号f
とを加え合わせることにより、端子34からはク
ロストーク信号のない実際に得たい再生信号が取
り出され、信号eと信号fとの差をとることによ
り、端子35からはクロストーク信号のみを取り
出すことが可能である。
第13図は本発明の一実施例を説明するための
図である。記録軌跡TA7,TB7は互いに逆方向の
アジマス角を有する各ヘツドHA7,HB7で交互に
1フイールドずつ記録された磁化軌跡である。ヘ
ツドHA7とHB7との機械的高さ位置を相対的に異
なるように配置しておけば、磁気テープ上の記録
軌跡は第13図に示すようにTA7とTB7とが各記
録軌跡の片側で接し、他の片側では一定の間隔
(ガードバンド)をもつて形成される。かかる記
録パターン上をヘツドHA7が矢印36で示す方向
に再生走査した場合、ヘツドHA7がトラツクT3
上を忠実にオントラツクして再生走査した時に得
られる再生信号は、トラツクT3上に記録されて
いる映像信号だけであるが、ヘツドHA7が矢印3
7方向にずれて再生走査した場合、得られる再生
信号はトラツクT3上に記録された映像信号とト
ラツクT4からのクロストーク信号を同時に再生
する。逆にヘツドHA7が矢印38方向にわずかに
ずれた場合に得られる再生信号はクロストーク信
号のない信号である。従つて、隣接するトラツク
から再生されるクロストーク信号のうち、例えば
カラーバースト信号をとり出せば、該信号をトラ
ツクずれ信号として用いることができる。従つ
て、クロスクークカラーバースト信号がある一定
レベル以上検出された時にはヘツドHA7を矢印3
8方向に移動させ、零を含む一定レベル以下であ
ればヘツドHA7を矢印37方向に移動させるよう
磁気ヘツド可動装置を駆動すれば、ヘツドHA7
トラツクT4上にわずかに一定量またがつた状態
でトラツクT3上を再走査することになる。トラ
ツクT4上を走査する量はトラツクT3を再生走査
する時のミストラツク量に相等するが、該量は制
御系のループゲイン分の1となり、例えばループ
ゲインが40dBの時にはトラツク幅の1%だけの
ミストラツク量となるため、実用上問題はない。
また、これまでの説明で明らかなように、アジマ
ス記録の場合には隣接トラツクからのクロストー
ク信号は除去できるため、ヘツドが2つのトラツ
クにまたがつて再生走査しても、クロストーク信
号による再生画像乱れは生じない。
上述の実施例ではクロストークカラーバースト
信号のレベルが常に一定になるようにトラツキン
グ制御を行なう方法について述べたが、クロスト
ークカラーバースト信号が再生されるか否かによ
つてON、OFF制御を行なつても、ヘツドHA7
トラツクTA7上をほぼ忠実にオントラツクして再
生走査することが可能である。
記録パターンがガードバンド部をもたず、互い
に隣接して記録される通常のアジマス記録方式で
は、ヘツドHA7が矢印38方向に何らかの理由で
ずれた場合、トラツクT2からクロストートカラ
ーバースト信号を再生し、該信号が一定量以上に
なるとヘツドHA7はトラツクT3上を再生せず、
トラツクT1上を再生するようにトラツキング制
御系が動作する。この時、ヘツドHA7は所定の位
置より2トラツクピツチに相当する量だけ変位し
て再生走査するため、ヘツドとテープとの接触状
態がトラツクT3上を再生走査する時に比べて悪
化し、通常のテープ送り速度での再生時に要求さ
れる良好な再生画像が得られなくなる問題点を有
する。第13図に示す記録パターンにおけるガー
ドバンドは上述の問題点を避けるために設ける必
要がある。
なお、第13図では磁化軌跡TB7,TA7間にガ
ードバンド部を設け、TA7とTB7との間のガード
バンドは零としたが、TA7とTB7との磁化軌跡間
に少量のガードバンド部を設けても本発明の目的
は達成される。しかし、この場合には軌跡TA7
B7間のガードバンド量はミストラツク量に相当
するため、該ガードバンド量はできるだけ少ない
方が望ましい。このことは、第14図を用いて次
に説明する本発明の第2の実施例においても同様
である。
次に第14図を用いて本発明の第2の実施例に
つき説明する。第14図においてTA8,TB8はア
ジマス角が零の各ヘツドで交互に1フイールドず
つ記録された磁化軌跡である。第14図に示す記
録パターンは前述の第13図で説明した記録パタ
ーンと同様にトラツクTA8とTB8とが各記録軌跡
の片側で接し、他の片側では一定の間隔をもつて
形成される。映像信号の記録方式も第13図で説
明したものと同様の方式を適用すれば、ヘツドH
A8が矢印39方向にずれて再生走査した場合、ト
ラツクT10からのクロストークカラーバースト信
号のみを取り出すことができる。従つて、第14
図に示す記録パターンにおけるトラツキング制御
方式も、第13図で説明したものと同様の考え方
を用いることができる。この場合、サーチ信号法
に比べて下記の利点を有する。第1の利点は特別
な判別手段を用いなくてもフイールド再生とフレ
ーム再生との区別が可能なことにある。なぜなら
ば、前述の説明でも明らかなように、ヘツドHA8
がトラツクT10から一定量以上のクロストーク信
号を得た場合にはヘツドを矢印40方向に移動さ
せるように制御系を構成しておけば、何らかの理
由でヘツドHA8がトラツクT8上を再生した場合
でもヘツドHA8はトラツクT8上では安定せず、
トラツクT7上で安定となるためである。図示し
ていないが、片方のヘツドHB8も同様の考え方で
常にトラツクTB8上を再生走査させることができ
る。
トラツクずれ信号によるヘツドの移動方向をど
ちらか一方のヘツドだけ逆方向に移動するように
構成しておけば、常にフイールド再生を行なうこ
とが可能であり、これはスロー、スチル等の特種
再生時に適用して有効である。なぜならば、スチ
ル再生をフレーム再生とした時に得られる再生画
像は、1/60秒の時間ずれをもつた2枚の画像が交
互に再生されるため、非常に見苦しい画面とな
る。スロー再生時も同様であり、フレームスロー
再生で動画を再生した場合には不自然な動きをも
つた再生画像となる。従つて、スチル、スロー再
生時にはフイールド再生を行なう必要があるが、
本発明によれば再生状態を判別する特別な手段を
必要とせず、片方のヘツドの制御系の構成を他方
のそれとは逆方向の構成にすればよく、これはバ
イモルフに印加する電圧を反転するだけで簡単に
行なうことができる。
第2の利点は、わずかではあるが記録密度を向
上できる点にある。なぜならば、サーチ信号法を
適用する場合には各記録トラツク間にそれぞれガ
ードバンドを設ける必要があるが、本発明によれ
ばガードバンドの占める面積が半分ですむため、
その分だけ記録密度を向上できる。
第14図に示す記録パターン上において、ヘツ
ドHA8はトラツクT9上より矢印39方向にわず
かにずれた状態で落ち着くため、クロストーク信
号の再生画像に与える影響が懸念されるが、トラ
ツクT10上にまたがつて再生走査する量は、前述
のごとくトラツク幅の1%でありごくわずかであ
ること、輝度信号はFM変調波として記録されて
いるため比較的クロストーク信号の影響を受けに
くいこと、クロストーク信号の影響を受けやすい
色信号は前述のクロストーク信号除去方式により
解決できることなどにより、ヘツドHA8がトラツ
クT10上をわずかにオーバラツプして再生走査し
てもクロストーク信号の影響は実用上問題がな
い。
次に、本発明に適用される具体回路例を第15
図及び第16図を用いて説明する。第15図は回
路構成を説明するためのブロツク図であり、第1
6図のa〜fに示す波形は第15図における各部
の波形である。
第15図において、端子48からはクロストー
ク信号を含んだ再生色信号が供給され、該再生色
信号と遅延線49で1水平走査時間遅延された信
号とを加え合わせることにより、端子50にはク
ロストーク信号を含まない再生色信号が得られ
る。一方、遅延線の入出力信号の差をとることに
より、再生色信号のクロストーク成分だけが取り
出される。クロストーク信号aは第16図に示す
ようにカラーバースト信号61と色信号62とで
構成されている。端子55からはバーストゲート
パルスbが供給され、ゲート回路51を駆動して
バースト信号だけが取り出される。バースト信号
cは共振アンプ52を経て増幅された後、低域フ
イルタを内蔵した検波回路53によりバースト信
号の包絡線信号が取り出され、信号dとなる。バ
ーストゲートパルスbは単安定回路56を動作さ
せ、単安定回路の出力eの立下りで信号dをサン
プルホールドする。サンプルホールド回路54の
出力はトラツクずれに応じた直流電圧Vを有する
信号fとなる。該信号fは端子58から供給され
る基準電圧と比較される。比較回路57の出力は
トラツクずれ量とずれ方向とを含んだ信号であ
り、該出力信号はバイモルフ駆動回路59に入力
され、回路59の出力電圧は端子60を通じてバ
イモルフに印加される。
なお、端子58から供給される基準電圧は、常
に一定の電圧である必要はなく、例えば、クロス
トーク信号を含まない本来再生されるべき色信号
のバースト信号レベルでもよい。
以上の説明で明らかなように、本発明は従来の
トラツキング制御方式に比べて次の利用を有す
る。
第1には補助ヘツドやパイロツト信号等の補助
的手段を必要とせず、且つ、サーチ信号法のよう
に強制的にヘツドを振動させる必要もないため、
制御系の構成が簡単になることである。
第2には、トラツンキグ誤差信号として水平同
期信号周期のカラーバースト信号を用いることが
できるため、比較的高い周波数(15.75KHz)の
制御誤差信号を得ることができ、従つて、制御系
の周波数応答特性を高い周波数まで容易に伸ばす
ことが可能である。
第3に、トラツキング誤差信号としてカラーバ
ースト信号を用いれば、該誤差信号にFM変調波
を用いるよりもS/Nのよい誤差信号を得ること
ができる点にある。なぜならば、ヘツドタツチ不
良によるスペーシングロスや、ドロツプアウト等
による再生信号への影響は高い周波数の信号程影
響が大きく、低域変換されたカラー信号への影響
は比較的小さいためである。
第4に、本発明の具体回路例で説明した1H遅
延線やカラーバーストゲートパルス等は、本来の
映像信号再生回路内に必要な回路であるため、ト
ラツキング制御回路はそれ以外の比較的簡単な回
路構成で実現できる点にある。
第5に、アジマス角が零のヘツドで記録再生を
行なう際にも、フレーム再生やフイールド再生等
の再生状態を制御系内で簡単に決定でき、再生映
像信号の垂直同期パルスと等価パルスとの位相関
係を調べて再生状態を判断するような特別な手段
を必要としない点にある。
第6にアジマス角が零のヘツドで記録再生を行
なう場合には、実質的に記録密度を向上できる点
にある。
なお、本例では磁化軌跡の片側がガードバンド
なしで接つし、他方の側はガードバンドを有する
記録パターンについて説明したが、ガードバンド
なしで接つする側は記録トラツク幅に対して無視
できる微小の幅をもつガードバンドを有していて
もよいことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧電素子で構成されたバイモルフの例
を示す斜視図、第2図aはバイモルフを用いた磁
気ヘツド可動装置の平面図、bは同側面図、第3
図はアジマス角が零のヘツドを用いた時の磁化パ
ターン図、第4図はアジマス角を有するヘツドを
用いた時の磁化パターン図、第5図は補助ヘツド
を用いた従来のトラツキング制御方式を説明する
ための図、第6図及び第7図はそれぞれパイロツ
ト信号を用いた従来のトラツキング制御方式を説
明するための図、第8図及び第9図はそれぞれサ
ーチ信号法によるトラツキング制御方式を説明す
るための図、第10図はサーチ信号法による制御
誤差信号を説明するための波形図、第11図は再
生色信号のクロストーク信号除去方式の原理を説
明するための模式図、第12図はクロストーク信
号除去回路のブロツク図、第13図は本発明の第
1の実施例の動作説明のための模式図、第14図
は本発明の第2の実施例の動作説明のための模式
図、第15図は本発明の一実施例のオートトラツ
キング制御装置の構成を示すブロツク図、第16
図は同オートトラツキング制御装置の動作を説明
する要部波形図である。 48……入力端子、49……1H遅延回路、5
1……バーストゲート回路、52……共振アン
プ、53……検波回路、54……サンプルホール
ド回路、56……単安定回路、57……比較回
路、59……バイモルフ駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気記録媒体に対して相対的に移動する回転
    磁気ヘツドを備え、前記回転磁気ヘツドの機械的
    位置が、電気機械変換位置によつて回転軸方向に
    変位可能とされた、輝度信号と色信号とを含む映
    像信号を記録再生する磁気記録再生装置におい
    て、記録時には各記録磁化軌跡間の信号未記録部
    のガードバンド幅を交互に異らせ、かつ記録トラ
    ツク毎に前記色信号の位相を一定の位相角で進相
    もしくは遅相させて回転磁気ヘツドにより記録さ
    せる手段と、再生時に、再生信号とこの再生信号
    を一定時間遅延させた信号との和もしくは差の信
    号を得、かつ再生される色信号を回転磁気ヘツド
    が主として再生走査する主トラツク上から再生さ
    れる色信号と前記主トラツクに隣接する隣接トラ
    ツクから再生される色信号とに分離する手段と、
    前記隣接トラツクから再生される色信号の再生レ
    ベル値と一定の基準値との差の値を検出する手段
    とを有し、前記差の値が一定値となるように前記
    電気機械変換装置の回転軸方向の変位を制御する
    ことを特徴とする磁気記録再生装置のオートトラ
    ツキング制御装置。
JP6537279A 1979-05-25 1979-05-25 Autotracking control unit of magnetic recording and reproducing device Granted JPS55157128A (en)

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JPS55157128A JPS55157128A (en) 1980-12-06
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JPS63298743A (ja) * 1987-05-27 1988-12-06 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置のトラッキング装置

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