JPS6245532A - 血圧上昇抑制剤 - Google Patents
血圧上昇抑制剤Info
- Publication number
- JPS6245532A JPS6245532A JP60183955A JP18395585A JPS6245532A JP S6245532 A JPS6245532 A JP S6245532A JP 60183955 A JP60183955 A JP 60183955A JP 18395585 A JP18395585 A JP 18395585A JP S6245532 A JPS6245532 A JP S6245532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorella
- fraction
- blood pressure
- lipid fraction
- medicine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(al産業上の利用分野
本発明は、高血圧予防効果を有する新規な医薬品または
健康補助食品に係る。
健康補助食品に係る。
fbl従来の技術
高血圧の予防には、従来から種々の医薬品が使用されて
いるが、いずれもある程度の副作用は避けられない。従
って通常の食事によって、または副作用のない医薬品に
よって安全に高血圧の予防が達成できれば極めて好都合
であるが、これまでかかる目的を達する有効な方法は見
出されていない。
いるが、いずれもある程度の副作用は避けられない。従
って通常の食事によって、または副作用のない医薬品に
よって安全に高血圧の予防が達成できれば極めて好都合
であるが、これまでかかる目的を達する有効な方法は見
出されていない。
淡水クロレラ由来の成分が降圧作用を有することは知ら
れているがその効果は充分なものではない。
れているがその効果は充分なものではない。
(C1発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は高血圧の予防に顕著な効果のある食品素
材を提供し、以って日常の食事によって、または副作用
のない医薬品によって高血圧を予防せんとすることにあ
る。
材を提供し、以って日常の食事によって、または副作用
のない医薬品によって高血圧を予防せんとすることにあ
る。
(d)問題点を解決するための手段
本発明者らは、上記の目的を達成するために種々研究の
結果、海産クロレラ及びその脂質画分または糖脂質画分
が従来の淡水クロレラよりも効果の高い降圧作用を有す
ることを見出した。
結果、海産クロレラ及びその脂質画分または糖脂質画分
が従来の淡水クロレラよりも効果の高い降圧作用を有す
ることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたもので、海
産クロレラまたはその脂質画分もしくは糖脂質画分を有
効成分とする、血圧上昇抑制効果をもつ医薬品または健
康補助食品である。
産クロレラまたはその脂質画分もしくは糖脂質画分を有
効成分とする、血圧上昇抑制効果をもつ医薬品または健
康補助食品である。
用いる海産クロレラは、特に種属などを限定するもので
ないが通常クロレラ・ミニュティシマ(Chlorel
la minutissima ) r クロレラ・プ
ルガリス(C,νu1garis )などに分類されて
いるものを常法により培養したものをいう。
ないが通常クロレラ・ミニュティシマ(Chlorel
la minutissima ) r クロレラ・プ
ルガリス(C,νu1garis )などに分類されて
いるものを常法により培養したものをいう。
海産クロレラの脂質画分または糖脂質画分は、たとえば
以下の様にして取得できるが本発明はこれに限定される
ものではない。
以下の様にして取得できるが本発明はこれに限定される
ものではない。
海産クロレラ中の脂質画分の採取は、クロロホルム、メ
タノール、ヘキサン、エタノール等の溶剤を海産クロレ
ラ粉末に対して5〜10倍量加え、粉砕後30分間加温
し、攪拌する。これを濾別し、さらにボウ硝水等で洗浄
して抽出された糖などの水可溶性成分を除去する。これ
を脱水後、減圧濃縮を行い、脂質画分を得る。
タノール、ヘキサン、エタノール等の溶剤を海産クロレ
ラ粉末に対して5〜10倍量加え、粉砕後30分間加温
し、攪拌する。これを濾別し、さらにボウ硝水等で洗浄
して抽出された糖などの水可溶性成分を除去する。これ
を脱水後、減圧濃縮を行い、脂質画分を得る。
また糖脂質画分は、上記の脂質画分から常法に従い、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー、DEAEセルロー
ス・イオン交換カラムクロマトグラフィー等により得る
ことができる。
リカゲルカラムクロマトグラフィー、DEAEセルロー
ス・イオン交換カラムクロマトグラフィー等により得る
ことができる。
(e)発明の効果
この様にして作られた海産クロレラ及びその脂質画分ま
たは糖脂質画分を含有する医薬及び健康補助食品を用い
高血圧予防効果に関する動物実験を試みた結果、下記の
実施例に示す如く、従来の淡水クロレラ由来の同等品よ
りはるかその効果は大であった。通常の食生活では、食
塩(N、1塩)の77’4取は避けられず、従って動物
実験において食塩負荷の状態で高血圧予防効果を検討し
たが、これらの成分は顕著な予防効果が認められた。こ
のような効果は淡水クロレラにはない特徴であり、従っ
て本発明はより理想的な医薬品または健康補助食品を提
供するものである。即ち、本発明によれば脳卒中、動脈
硬化等の成人病の予防が期待できる。
たは糖脂質画分を含有する医薬及び健康補助食品を用い
高血圧予防効果に関する動物実験を試みた結果、下記の
実施例に示す如く、従来の淡水クロレラ由来の同等品よ
りはるかその効果は大であった。通常の食生活では、食
塩(N、1塩)の77’4取は避けられず、従って動物
実験において食塩負荷の状態で高血圧予防効果を検討し
たが、これらの成分は顕著な予防効果が認められた。こ
のような効果は淡水クロレラにはない特徴であり、従っ
て本発明はより理想的な医薬品または健康補助食品を提
供するものである。即ち、本発明によれば脳卒中、動脈
硬化等の成人病の予防が期待できる。
(f)実施例
実施例1
海産クロレラ(A)と淡水クロレラ(C)を各々25%
及び海産クロレラ糖脂質画分(B)を1.5%飼料に添
加し、先天性高血圧ラット(SIIR)及び脳卒中易発
性ラット(SHR−3P)を用いて実験を行った。対照
群としてカゼイン20%を含む合成飼料群を設け、各群
とも食塩濃度1.5%に調整し、各々の最高血圧値を比
較しj−07週令の雄ラットを各群6匹ずつ4週間飼育
した結果を表−1に示す。
及び海産クロレラ糖脂質画分(B)を1.5%飼料に添
加し、先天性高血圧ラット(SIIR)及び脳卒中易発
性ラット(SHR−3P)を用いて実験を行った。対照
群としてカゼイン20%を含む合成飼料群を設け、各群
とも食塩濃度1.5%に調整し、各々の最高血圧値を比
較しj−07週令の雄ラットを各群6匹ずつ4週間飼育
した結果を表−1に示す。
表−1最高血圧値(mmHg)
(注)血圧は、ラットを40℃−10分間加温後尾動脈
より測定した。
より測定した。
* 危険率1%で有意差あり
表−1より明らかな如(本発明は、A区及びB区におい
て、食塩の添加にもかかわらず、4週間の投与で顕著な
血圧上昇抑制効果が認められた。
て、食塩の添加にもかかわらず、4週間の投与で顕著な
血圧上昇抑制効果が認められた。
さらにB区中の糖脂質量は、A区の海産クロレラ原末中
に含まれる糖脂質含量より少ないにも関わらず、A区よ
り強い効果が現れた。淡水クロレラによる0区には、か
かる効果は認められなかった。
に含まれる糖脂質含量より少ないにも関わらず、A区よ
り強い効果が現れた。淡水クロレラによる0区には、か
かる効果は認められなかった。
実施例2
海産クロレラ脂質画分くD)5%および同糖脂質画分(
E)を1.5%飼料に添加し、以下実施例1と同様に試
験を行った。結果を表−2に示す。
E)を1.5%飼料に添加し、以下実施例1と同様に試
験を行った。結果を表−2に示す。
表−2最高血圧値(mmHg)
* 危険率1%で有意差あり
表−2により明かな如く、海産クロレラから得られる脂
質画分(D)及び糖脂質画分(E)が顕著な血圧抑制作
用を有し、とくに後者において効果の大きいことがわか
る。
質画分(D)及び糖脂質画分(E)が顕著な血圧抑制作
用を有し、とくに後者において効果の大きいことがわか
る。
特許出願人 日清製油株式会社
手続補正書(自発)
昭J1年1月2も
1、事件の表示
昭和60年特許願第183955号
2、発明の名称
血圧上昇抑制効果をもつ医薬品または健康補助食品3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 221 住 所 神奈川県横浜市神奈用区千若町1−3名
称 日清製油株式会社 研究所電 話 0
45 (461) 01814、補正の対象 (11明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1) 明細書第4頁14行「海産クロレラ」の次に
r(Chlorella minutissima)J
を挿入する。
補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 221 住 所 神奈川県横浜市神奈用区千若町1−3名
称 日清製油株式会社 研究所電 話 0
45 (461) 01814、補正の対象 (11明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1) 明細書第4頁14行「海産クロレラ」の次に
r(Chlorella minutissima)J
を挿入する。
(2)同第4頁15行「海産クロレラ」の次に「がらク
ロロホルム:メタノール(21)混合溶剤で抽出し、得
られた脂質を常法に基づき、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより分画した」を挿入する。
ロロホルム:メタノール(21)混合溶剤で抽出し、得
られた脂質を常法に基づき、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより分画した」を挿入する。
(3)同第6頁1〜2行「海産クロレラ・・・同糖脂質
画分(E)」を「海産クロレラ(Chlorel la
minutissima )からクロロホルム:メタノ
ール(2:l)混合溶剤で抽出した脂質画分(D)5%
および脂質画分をさらに常法に基づきシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより分画した同糖脂質画分(E)
」と訂正する。
画分(E)」を「海産クロレラ(Chlorel la
minutissima )からクロロホルム:メタノ
ール(2:l)混合溶剤で抽出した脂質画分(D)5%
および脂質画分をさらに常法に基づきシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより分画した同糖脂質画分(E)
」と訂正する。
昭不[161イ1ミ fi”15fl 更油特許庁長
官 宇 賀 道 部 殿 1、 >11件の表示 昭和60年特許願第183955号 2、 発明の名称 血圧上昇抑制効果をもつ医薬品または健康補助食品 よ 補正をする者− 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区新川−丁目23番1号本件に
関する連絡は下記にお願いします。
官 宇 賀 道 部 殿 1、 >11件の表示 昭和60年特許願第183955号 2、 発明の名称 血圧上昇抑制効果をもつ医薬品または健康補助食品 よ 補正をする者− 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区新川−丁目23番1号本件に
関する連絡は下記にお願いします。
郵便番号 221
住 所 神奈川県横浜市神奈用区千若町1−3名
称 日清製油株式会社 研究所電 話 0
45 (461)01814、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の憫 5、補正の内容 明細δ第3頁2行の次に以下の文章を挿入する。
称 日清製油株式会社 研究所電 話 0
45 (461)01814、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の憫 5、補正の内容 明細δ第3頁2行の次に以下の文章を挿入する。
[なお、海産クロレラの分類については、Nann −
och 1orops is属に属する旨の発表もある
が、現在−iには、上記のようにクロレラ・ミニュティ
シマ、クロレラ・ブルガリスなどと呼ばれているものが
これに入る(Bulletin of the Ja
panese 5oc−iety of 5cient
ific Fisheries第44巻第10号110
9〜1114頁(1978年)、同第45巻第7号88
3〜889頁(1979年)、同第45巻第8号955
〜959頁(1979年)、油化学第31巻第2号77
〜90頁(1982年))」
och 1orops is属に属する旨の発表もある
が、現在−iには、上記のようにクロレラ・ミニュティ
シマ、クロレラ・ブルガリスなどと呼ばれているものが
これに入る(Bulletin of the Ja
panese 5oc−iety of 5cient
ific Fisheries第44巻第10号110
9〜1114頁(1978年)、同第45巻第7号88
3〜889頁(1979年)、同第45巻第8号955
〜959頁(1979年)、油化学第31巻第2号77
〜90頁(1982年))」
Claims (1)
- (1)海産クロレラまたはその脂質画分もしくは糖脂質
画分を有効成分とする、血圧上昇抑制効果をもつ医薬品
または健康補助食品。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183955A JPS6245532A (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 血圧上昇抑制剤 |
CN86100976A CN86100976B (zh) | 1985-02-05 | 1986-02-04 | 由海产小球藻制备脂质和/或糖脂部分的方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183955A JPS6245532A (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 血圧上昇抑制剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245532A true JPS6245532A (ja) | 1987-02-27 |
JPH0564617B2 JPH0564617B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=16144737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60183955A Granted JPS6245532A (ja) | 1985-02-05 | 1985-08-23 | 血圧上昇抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006112364A1 (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | 乳酸菌培養により得られる血圧低下剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538336A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Kurorera Kogyo Kk | Extraction of hypotensive substance |
-
1985
- 1985-08-23 JP JP60183955A patent/JPS6245532A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538336A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Kurorera Kogyo Kk | Extraction of hypotensive substance |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006112364A1 (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | 乳酸菌培養により得られる血圧低下剤 |
JP4762987B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2011-08-31 | Dicライフテック株式会社 | 乳酸菌培養により得られる血圧低下剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564617B2 (ja) | 1993-09-16 |
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