JPS6245447A - 精鋳鋳物の鋳造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は亜鉛合金やアルミニウム合金から成る精鋳鋳物
の鋳造方法に関する。

（従来の技術） 従来から各種の精密鋳造鋳型の鋳造方法が知られている
。

この鋳造方法を大別すると、ロスト・ワックス法、プラ
スター・モールド法及びセラミック・モールド法となる
。

ロスト・ワックス法はろう模型を組立てた後、スラリー
中に浸漬し、次いで鋳砂をふりかけて硬化せしめ、これ
を加熱してろう模型を流し出し、ろう模型が流し出され
た後に形成されるキャビティ内に溶湯を鋳込むようにし
たものであり、またプラスター・モールド法は前記鋳砂
の代りに石こうを用いたものである。

また、セラミック・モールド法としてはコンボジー２ト
・ショウ・モールド法等各種のものがあるが、これを図
でもって示すと、第２図に示す如く、マスターモデル（
１１）から鋳物の収縮率を見込んだ伸び尺モデル（１２
）を製作し、この伸び尺モデル（１２）を基準として、
予備凹型（１３）及び予備凸型（１４）を作成し、予備
凹型（１３）を用いてセラミック製の凸型（１５）を、
予備凹型（１４）を用いてセラミック製の凹型（１６）
を作成し、これらセラミック製の凸型（１５）及び凹型
（１６）をそれぞれ型枠（１７）等にセットし、亜鉛合
金等の低融点の溶湯（１８）を鋳込み、精密鋳造の凹型
（１９）及び凸型（２０）を鋳造するようにしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上述したロスト争ワックス法はｔとして
、部品を鋳造製作することに用いられる方法で有り、金
型を鋳造製作する場合のプラスター・モールド法はプラ
スターの焼成ｅ取扱い上に於て、またセラミック・モー
ルド法はセラミックスラリ−の硬化が化学反応によって
行われるため、その過程において極めて複雑で失敗が多
く、作業が面倒であるという問題がある。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決すべく本発明は、硅酸カルシウムを主
成分とする耐火材に、切断、研削等の加工を施すことで
、凸及び凹の鋳型を予備型を作らずに直接作成し、この
鋳型を用いて直接亜鉛合金やアルミニウム合金等の低融
点合金からなる精鋳鋳物を鋳造するようにした。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明方法の工程を概略的に説明した図であり
、先ず本発明にあっては、マスターモデル（１）から鋳
物の収縮率を見込んだ６鋳型（２）及び凹鋳型（３）を
耐火材から製作する。

製作方法としては、耐火材を切断、研削、接着等するこ
とで行う、そして製作１．た６鋳型（２）及び凹鋳型（
３）を型枠（７）内にセットし、次いでこの型枠（７）
内に亜鉛合金またはアルミニウム合金等の低融点合金の
溶湯（８）を澄し込み、溶湯（８）が凝固した後、型枠
（７）から払い出すことで低融点合金からなる精密鋳造
鋳物（０及び精密鋳造鋳物（５）を鋳造する。

ここで耐火材としては硅酸カルシウムを主成分としたも
のを用いる。具体的には硅酸カルシウム８０ｗｔ＄以上
を主成分とし、耐熱温度８００℃以上、圧縮強度が５０
ｋｇ／ｃ膳２以七となるものを用いる。

以上の如くして精密鋳造鋳物（０及び精密鋳造鋳物（５
）を鋳造したならば、これら鋳物（４）、（５）の成形
面をサンドベーパで仕上げた後、粒子径３ル以下のダイ
ヤモンド砥粒を含む研摩材を用いて表面を鏡面仕上げし
、精度の良い量産型（６）を得る。

尚、図示例にあってはマスターモデル（１）から鋳型（
２）、（３）を製作するようにしたが、耐火材を加工す
ることによってマスターモデルを製作することなく直接
鋳型を作ってもよい。

また、実施例にあっては鋳物として鋳型（４）、（５）
を示したが、これ以外のものを鋳造してもよい。

（発明の効果） 以上に説明した如く本発明によれば、耐熱温度（８００
℃以上）に優れ、通気性及び保温性が良く、更に圧縮強
度（５０ｋｇ／Ｃｍ２以上）にも優れ、更には加工性に
も富む硅酸カルシウムを主成分とする耐火材を用いて直
接鋳物を作成するようにしたので、従来のセラミック拳
モールド法に比べ、鋳造型の作成が大幅に簡略化され、
更に上記鋳型から鋳造される精密鋳造鋳物の面粗度も５
〜１０ｇと高くすることができ、寸法精度も＋０．５１
５００■層〜−０，５１５００■■と優れた精密鋳造鋳
物を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る精密鋳造鋳物の製造工程を示した
図、第２図は従来のセラミック・モールド法による精密
鋳造鋳物の製造工程を示した図である。 尚、図面中（１）はマスターモデル、（２）、（３）は
鋳型、（４）、（５）は精密鋳造鋳物である。 特許出願人　　本田技研工業株式会社 代理人　弁理士　　下　　１）　容一部間　　　弁理士
　　　大　　　橋　　　邦　　　部同　　弁理士　　小
　　山　　　　　右同　　弁理士　　野　　１）　　　
　茂子糸弁ネ由正書　（自発） 昭和６０年１０月１６日 一、ｔ・ １、＋ｉＫ件の表示 特即昭６０−１８５１０４号 ２、発明の名称 精鋳鋳物の鋳造プＪ法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 （５３２）　　本［η技研工業株式会社４、代理　人 東京都港区麻布台２丁目４番５号 〒１０ｆｔメソニック３９森ビル２階 電話（０３）４３８−９１８１　（代表）（８７３５）
弁理士　　下　１）容一部５、補正命令の日付　　自発 ６、補正の対象 明細書 ７、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄を以下の趙り訂正する。 （イ）第５頁第８行目において「実施例にあっては鋳物
として鋳型（４）、（５）・・・」とあるを「実施例に
あっては鋳物（４）、（５）として鋳型（２）、（３）
・・・」と訂正する。 （ロ）同頁節１５行目において「直接鋳物を・・・ｊと
あるを「直接鋳型を・・・」に訂ｉＴＥする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 硅酸カルシウムを主成分とする耐火材を切断、切削、研
   摩或いは接着加工することで、伸び尺を見込んだ寸法の
   凸鋳型及び凹鋳型を製作し、次いでこれら凸鋳型及び凹
   鋳型を用いて亜鉛合金又はアルミニウム合金等の低融点
   合金からなる精鋳鋳物を鋳造し、この後精鋳鋳物面を仕
   上加工するようにしたことを特徴とする精鋳鋳物の鋳造
   方法。