JPS6244964A - 雄部品と雌部品とから成る二つの構成要素の相対変位の反転防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、二つの相互係合型構成要素の一方が他方の構
成要素に対して一方向および反対方向へ移動通路に沿っ
て手で動かされる装置に関するものである。

前の変位運動が移動の端部まで行なわれた時のみ外方ず
なわち戻り通路における変位の少なくとも一運動を行な
うことができるようにすることは有用または必要でもあ
り実際本質的なことであり得る。このような要求は、ば
ねをリセットするかまたはカウンタを作動させる必要が
あるということから生じ得るが、少なくとも一方の勝と
う構成要素をその後の変位中機能できるような位置に戻
ししかもいかなる損傷の危険も防ぐ必要性からさらにし
ばしば生じ得る。これは特にフランス国特許第［Ｒ−＾
−２５３１５７７号およびそれの追加の第１の証明書く
第８５０４１９８号）に開示された電流供給コネクタお
よび同一出願人の欧州特許第［Ｐ−＾−１０６９３１号
に開示された電流供給コネクタに適合した場合である。

これらの接続装置では、分離操作の進行中プラグおよび
プラグソケットを閉成状態に戻すことは可動接点を支持
している回動部材に損傷を４えるだけでなく、」二記部
材と静止接点との間に電気的アークを発生させることに
なり、これは特に可燃性または爆発性雰囲気中では危険
である。しかしなから、本発明は他の機械的または電気
的装置に適用できるものと理解されるべきである。

従って、本発明は、それぞれ雄部品と雌部品とから成り
、一方の構成要素が第一の変位方向にそして逆の方向に
手で作動され、変位の上記二つの運動の少なくとも一方
中に構成要素がそれの移動通路の予定の位置を越えて戻
るのを阻止するようにした二つの構成要素の相対変位運
動の総体自由度を保証する装置を提供する。この目的の
ため、本発明による装置は、一方では上記構成要素の一
方に堅固に固定された支持体内に装着されたスタッドで
構成され、このスタッドは、相対変位の通常の運動方向
に垂直な平面内で動くことができ、しかも弾性要素の作
用により中間静止位置に強制される。また本装置は他方
では、他方の構成要素に設けられ上記相対変位の運動の
方向にほぼ平行な通常め方向をもつスタッド案内ランプ
で構成される。上記スタッド案内ランプは一点に相対変
位の運動にほぼ垂直な当接面を備え、上記スタッドは、
変位の運動が動作方向の反転の禁じられることになる位
置に達した瞬時に４−配当接面に相対して位置される。

有利な特徴として、スタッドは、円筒状ケーシングの端
壁内の直径上のスロットを逆すしかもケーシングカバー
の内面に対して静止位置で適用された平らなヘッドを備
えた金属ロッドで構成され、また上紀平らなヘッドとケ
ーシングカバーの内面との間に円錐状コイルばねが挿置
される。

本発明のこれらおよびその他の特徴は当業者にとっては
添付図面に関しての以下の説明から明らかとなる。

前に述べたように、本発明による装置は案内ランプと共
動関係の可動スタッドを備えている。図面に示す実施例
では、スタッド１１は上記スタッドのケーシング１０で
概略的に示した雌構成要素で支持され、また案内ランプ
は雄構成要素で支持されている。しかしなから、逆の構
成も適用できることは明らかである。

第１Ａ図から第廿図において、雄構成要素１２と雌構成
要素１０との結合の最終段階は上記雄構成要素１２の軸
線Ｘのまわりの回転運動である。スタッド１１は軸線Ｘ
を通る平面Ｐ内でまたは言い換えれば雌構成要素１０に
対する層構成要素１２の相対変位の運動方向に垂直な平
面内で変位することができる。

層構成要素１２は二重案内ランプを形成ししかも可動ス
タッド１１と共動しかつ可動スタッド１１を案内するよ
うにされた突出ラグ１３を支持するようにされている。

この突出ラグ１３は曲線菱形の形状である。大きい方の
対角線１３ｃの端部は二つの半周１３ａ、１３ｂの範囲
を定め、方向［１の変位運動中および反対方向［２の変
位運動中スタッド１１はこれらの半周１３ａ　、１３ｂ
に追従して動く。変位Ｆ２中スタッド１１の追従する半
周部分１３ｂにおいては、フック歯または受けの形状の
四部１４は急勾配の面を備え、この面の平面は軸線Ｘに
実質的に平行であり、従って、二つの構成要素の相対変
位の方向Ｆ２に実質的に平行である。

ケーシング１０内におけるスタッド１１の取付けは第３
図および第４図に明瞭に示す。スタッドは円筒状のケー
シング１０の端壁１６に形成された直径方向のスロット
１５を通る金属ロッドによって構成されている。上記金
属ロッドは平らなヘッド１７を備え、この平らなヘッド
１７はケーシングカバー１８の内面に当接される。円錐
コイルばね１９は上記平らなヘッド１７とケーシングの
端壁１６の内面との間に挿置されている。明らかなよう
に、スタッドはスロット１５に対応したケーシング１０
の直径方向平面Ｐ内で回動変位でき、ばね１９を変形さ
せて、スタッドをケーシング１０の軸線２と一致した位
置へ戻すようにする。

装置の動作は次のようにして行なわれる。すなわち、雄
楕成よ要素１２が雌構成要素（符号１０で概略的に示す
）内に係合されると、雄楕成要素１２を方向Ｆ１に回転
運動させることにより結合が行なわれる。完全に係合さ
せた後、スタッド１１は〈第１八図に示すように）突出
ラグ１３の半周部分１３ａに対向して配置される。回転
Ｆ１の運動中、スタッド１１は案内ランプにより層構成
要素１２から離れる方向に押し進められ、そして突出ラ
グ１３上を摺動して（第１Ｂ図および第１Ｃ図に示すよ
うに）半周部分１３ａに沿って移動する。結合操作の完
了時には、スタッド１１は（第１０図に示すように）突
出ラグの大きい方の対角線の端部にかまたは−１−記対
角線を僅かに越えて位置される。ばね１９の作用により
、上記スタッド１１は半周部分１３ｂの位置に相対した
最初の軸方向位置に戻る。二つの雄およびＩＩＩ構成要
素を分離するために層構成要素が運動方向［１と逆の方
向の回転運動［２を受けると、スタッド１１は半周部分
１３ｂと接触し、この半周部分１３ｂ　ｌを摺動してい
く。上記半周部分の曲率は、スタッド１１が第１Ｅ図に
示すように）係合方向と反対の方向に押し戻されるよう
にされている。受け凹部１４は動きのいかなる反転も阻
止したい位置に相応した位置で半周部分１３ｂ上に設け
られる。上記受け凹部１４の急勾配の面は軸線Ｘに実質
的に平行な当接面を構成している。ばね１９の作用で、
スタッド１１は（第１Ｆ図に示すように）上記受は凹部
内に係合して回転運動Ｆ１を阻Ｉ卜する。回転運動Ｆ２
の進行中、スタッド１１は半周部分１３ｂの全域を通過
し、そして赦後にはこの半周部分１３ｂを離れて、第１
八図の最初の位置に戻る。

この例では、方向［２の回転運動だけが反転され得るが
、しかし明らかなように受は凹部１４は方向Ｅ１の回転
の反転を防ぐため半周部分１３ａに設けることもできる
。代わりに、結合運動と分離運動との両方中における運
動の反転を防ぐように半周部分１３ａ　、　１３１＋の
各々に凹部を設けることもできる。

別の注目すべき有利な点は、図示実施例では回転運動［
１、［２が軸方向のいかなる変位もなしに行なわれるが
、雌構成要素１０に対して層構成要素１２をねじれ変位
させるようにこの構造体をいかなる困離性もなしに適応
させることができることにある。この場合、突出ラグ１
３の対角線１３ｃは単につる巻線状にのび、またケーシ
ング１０の角度位置は、その端壁のスロットが」−記つ
る巻線に垂直な平面にのびるように変更される。

第２Ａ図および第２Ｂ図において、層構成要素２２と雌
構成要素１０との結合は、軸方向移動「３の相対運動の
完了時に行なわれる。これらの図面に鍵また、雌構成要
素を表わすケーシング１０内に収容された可動スタッド
１１を示し、スタッドは運動方向［３に直角な平面Ｐ内
で回動変位を受けるようにされている。この実施例では
、層構成要素２２で支持された案内ランプ２３は、二つ
の長方形の平行六面体状り２５．２６で構成されている
。結合運動Ｆ３時にスタッド１１と最初に共動するリブ
２５は相対変位の運動方向に対して僅かに傾斜しており
、一方リブ２６はこの方向に平行である。二つのリブの
近接した端面は互いに対して横方向に変位されており、
また上記端面間の隙間２４はスタッド１１の直径より大
きい。この場合も、動作は容易に明らがとなる。

二つの構成要素（第２図に示す）を相互に結合する前に
は、スタッド１１はリブ２５の横面２５ａに相対した静
止位置にある。リブ２５を傾斜配置していることにより
、可動スタッドは、構成要素２２の移行変位運動が進行
している時（第２Ｂ図に示すように）面２５ａ　Ｌを摺
動していくので、リブ２６の通路から離れる方向に動く
ことになる。

移行変位運動の終了時には、スタッド１１は（第２Ｃ図
に示すように）リブ２５の端部に到達する。ばね１９の
作用で、上記スタッド１１は（第２Ｄ図に示すように）
リブ２６の面２６ａに当接する。

層構成要素２２を反対方向Ｆ４に移行変位運動させて分
離動作を開始すると、スタッド１１は（第２Ｅ図に示す
ように）リブ２６の面２６ａ上を摺動する。こうしてス
タッド１１がリブ２６の端部に達すると、スタッド１１
は（第２Ｆ図に示すように）二つの構成要素の直径上の
平面内の静止位置に戻り、そしてリブ２６の端面に相対
して位置される。従って、上記端面は方向［３の移行変
位を阻止する当接面を構成している。この瞬間が運動の
反転を阻止したい位置に一致することを保証するために
は、リブ２６の長さを選択することが必要となるだけで
ある。移行変位運動［４が進行している際に、スタッド
は再びリブ２５の横面２５ｂと接触することになり、そ
して上記面上を摺動し、最終的にはリブの反対の端部に
到達しそしてそれの静止位置に戻る。こうしてコネクタ
は第２八図の最初の状態に戻される。

上述の二つの実施例、すなわち案内ランプが受け凹部を
備えているものおよび案内ランプが二つのリブで構成さ
れているものは単に例として挙げられたものであって、
本発明をいかようにも限定するものでないことが明確に
理解されなければならない。

他の構造も可能である。例え二つの構成要素の間にいか
なる相対変位運動が行なわれようとも無関係にそのよう
な構造は使用され得る。第１図に示すように四部を備え
た案内ランプは、大２図に示すような二つの部分の案内
ランプが丁度回転運動に適合され得るように軸方向移行
運動に適合され得る。

以上説明してきたように、本発明による装置は、電流供
給コネクタの分野において特に有利に適用され、その場
合の目的は、分離動作が（第１Ｆ図および第２Ｆ図に示
すように）接点の開放に相応する状態に達した時、コネ
クタを再閉成しようとする試みを防止することにある。

そのような場合には（第１Ｆずおよび第２Ｆ図に示すよ
うに）再び結合が可能となる状態に戻る前に、動作は完
了しなければならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、雄および雌の二つの構成要素の結合の最終段
階が回転運動である場合における本発明による装置の二
つの要素を構成しているスタッドおよび案内ランプの六
つの連続した相対位Ｗ（１＾〜ＩＦ）を示す図、第２図
は、雄および雌の二つの構成要素が軸方向の移行運動に
より互いに結合される場合における二つの要素を構成し
ているスタッドおよび案内ランプの六つの連続した相対
位Ｗ（２＾〜２Ｆ）を示す図、第３図および第４図はそ
れぞれケーシング内に収容されたスタッドの径方向拡大
断面図および拡大底面図である。 図　　　中 １０：雌構成要素（ケーシング） １１：スタッド　　　　　１７：平らなヘッド１２：層
構成要素　　　　１８：ケーシングカバー１３＝突出ラ
グ　　　　　１９：円錐コイルばね１４：四部 １５ニスロツト １６：ケーシングの端壁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それぞれ雄部品と雌部品とから成り、一方の構成要
   素が第一の変位方向にそして逆の方向に手で作動される
   二つの構成要素の相対変位の反転防止装置において、上
   記構成要素の一方に堅固に固定された支持体内に装着さ
   れ、相対変位の通常の運動方向に垂直な平面内で動くこ
   とができ、しかも弾性要素の作用により中間静止位置に
   強制されるスタッドと、他方の構成要素に設けられ上記
   相対変位の運動の方向にほぼ平行な通常の方向をもつス
   タッド案内ランプとで構成され、上記スタッド案内ラン
   プが一点に相対変位の運動にほぼ垂直な当接面を備え、
   変位の運動が動作方向の反転の禁じられることになる位
   置に達した瞬時に上記スタッドが上記当接面に相対して
   位置されることを特徴とするそれぞれ雄部品と雌部品と
   から成る二つの構成要素の相対変位の反転防止装置。 ２、スタッドが円筒状ケーシングの端壁内の直径上のス
   ロットを通りしかもケーシングカバーの内面に対する静
   止位置で適用された平らなヘッドを備えたる金属ロッド
   で構成され、また上記平らなヘッドとケーシングカバー
   の内面との間に円錐状コイルばねが挿置される特許請求
   の範囲第１項に記載の装置。 ３、案内ランプは、二つの構成要素の相対変位の方向に
   ほぼ平行な大きい方の対角線の端部がそれぞれ一方向へ
   の変位運動中および反対方向への変位運動中それぞれ可
   動スタッドの追従する二つの半周の範囲を定める曲線菱
   形の形状の突出ラグであり、また当接面が上記半周の少
   なくとも一方上に受け凹部の急勾配の面で構成される特
   許請求の範囲第１項または第２項に記載の装置。 ４、案内ランプが二つのリブで構成され、上記リブの一
   方がまず第１の変位運動中スタッドと共動し、そして二
   つの構成要素の相対変位の運動の通常の方向に対して僅
   かに傾斜されしかも上記通常の方向にのびる第２のリブ
   から離れる方向にスタッドを動かすように充分に傾斜さ
   れ、また第１のリブの最も近くに位置した上記第２のリ
   ブの端部が当接面を形成するようにされ、二つのリブの
   最近接点間の間隔がスタッドの直径より大きい特許請求
   の範囲第１項または第２項に記載の装置。 ５、雌ソケット構成要素に係合するようにされた雄プラ
   グ構成要素を有し、コネクタの閉成を移行変位および（
   または）回転変位によつて行なわれる電流供給コネクタ
   において、二つのプラグおよびソケット構成要素の分離
   運動が接点の開放に相応した位置に達するとすぐにいか
   なる再閉成も防止するため特許請求の範囲第１項に記載
   の装置を備えていることを特徴とする電流供給コネクタ
   。