JPS6244430Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244430Y2 JPS6244430Y2 JP1980033191U JP3319180U JPS6244430Y2 JP S6244430 Y2 JPS6244430 Y2 JP S6244430Y2 JP 1980033191 U JP1980033191 U JP 1980033191U JP 3319180 U JP3319180 U JP 3319180U JP S6244430 Y2 JPS6244430 Y2 JP S6244430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- bushing insulator
- packing
- insulator
- bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 24
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 14
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 8
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ブツシング碍子貫通部の取付構造を
改善した高圧開閉器に関する。
改善した高圧開閉器に関する。
高圧開閉器を小形化するためには、充電部とケ
ース間に印加される商用周波耐電圧および耐イン
パルス等の耐電圧規定値に耐えることが前提条件
となるが、従来最も弱い部分はブツシング碍子を
貫通する導体、あるいはケース内部に於て貫通導
体に取付けられた充電部とケースのブツシング碍
子貫通部との間であり、本考案はこの部分の耐電
圧値を向上させることを目的とする。
ース間に印加される商用周波耐電圧および耐イン
パルス等の耐電圧規定値に耐えることが前提条件
となるが、従来最も弱い部分はブツシング碍子を
貫通する導体、あるいはケース内部に於て貫通導
体に取付けられた充電部とケースのブツシング碍
子貫通部との間であり、本考案はこの部分の耐電
圧値を向上させることを目的とする。
第1図は高圧開閉器の内部構造概略図で、ケー
ス1の相対する側板1a,1bを外部口出線2,
3を有する電源および負荷側のブツシング碍子
4,5が貫通し、ブツシング碍子4,5内を電源
側貫通導体6および負荷側貫通導体7が貫通して
いる。電源側貫通導体6の内端には固定接触子8
が取付けられ、負荷側貫通導体の内端には可動接
触子9が回動可能に支持され、固定接触子8と接
離可能にしている。
ス1の相対する側板1a,1bを外部口出線2,
3を有する電源および負荷側のブツシング碍子
4,5が貫通し、ブツシング碍子4,5内を電源
側貫通導体6および負荷側貫通導体7が貫通して
いる。電源側貫通導体6の内端には固定接触子8
が取付けられ、負荷側貫通導体の内端には可動接
触子9が回動可能に支持され、固定接触子8と接
離可能にしている。
第2図はブツシング碍子貫通部の一方の電源側
の詳細を示したもので、ケース1の側板1aに設
けた貫通孔1a′の切口に断面コ字形のパツキン1
0を嵌合し、ブツシング碍子4を挿入し、そのつ
ば4aを当接せしめ、押え板11をボルト12お
よびナツト13によりケース側板1aに締付け
る。
の詳細を示したもので、ケース1の側板1aに設
けた貫通孔1a′の切口に断面コ字形のパツキン1
0を嵌合し、ブツシング碍子4を挿入し、そのつ
ば4aを当接せしめ、押え板11をボルト12お
よびナツト13によりケース側板1aに締付け
る。
すなわち、ブツシング碍子のつば4aとケース
1との間にパツキン10の外側辺10aを介在せ
しめ締付けることにより、ブツシング碍子貫通部
が気密に保たれる。また、パツキン10のの内側
辺10bはケース側板1aの内壁に沿つて延び
る。パツキン10はゴム等の弾力性のある絶縁物
で構成され、パツキン10の一辺10aは締付け
によつて圧縮されるので、パツキン内側辺10b
とケース側板1aの内壁との間には通常若干の隙
間14が生ずることになる。
1との間にパツキン10の外側辺10aを介在せ
しめ締付けることにより、ブツシング碍子貫通部
が気密に保たれる。また、パツキン10のの内側
辺10bはケース側板1aの内壁に沿つて延び
る。パツキン10はゴム等の弾力性のある絶縁物
で構成され、パツキン10の一辺10aは締付け
によつて圧縮されるので、パツキン内側辺10b
とケース側板1aの内壁との間には通常若干の隙
間14が生ずることになる。
充電部、ケース間のせん絡は、第2図の点線に
て示す経路15のように、充電部よりブツシング
碍子4の沿面およびパツキン内側辺10bの沿面
を経てケースにいたる経路を通ることになるの
で、パツキン内側辺10bの長さを長くすれば、
それだけせん絡経路が増し、せん絡値を増すこと
ができ、また、逆にせん絡値を一定とすれば、碍
子沿面を短くして開閉器全体を小形化することが
できる。
て示す経路15のように、充電部よりブツシング
碍子4の沿面およびパツキン内側辺10bの沿面
を経てケースにいたる経路を通ることになるの
で、パツキン内側辺10bの長さを長くすれば、
それだけせん絡経路が増し、せん絡値を増すこと
ができ、また、逆にせん絡値を一定とすれば、碍
子沿面を短くして開閉器全体を小形化することが
できる。
第3図は、従来の形状のパツキン16を使用し
た例を示しており、この場合のインパルスせん絡
経路は点線17によつて示す経路となり、これに
比し、第2図に示す本考案のものは沿面距離が大
きく、従つて、耐インパルス値も高くなる。負荷
側ブツシング碍子貫通部についても、上記電源側
ブツシング碍子と全く同様なことがいえる。
た例を示しており、この場合のインパルスせん絡
経路は点線17によつて示す経路となり、これに
比し、第2図に示す本考案のものは沿面距離が大
きく、従つて、耐インパルス値も高くなる。負荷
側ブツシング碍子貫通部についても、上記電源側
ブツシング碍子と全く同様なことがいえる。
第4図は本考案に使用されるパツキン10の形
状を示す図で、イはその平面図、ロはそのA−
A′断面図であり、外側辺10aおよび内側辺1
0bを有している。
状を示す図で、イはその平面図、ロはそのA−
A′断面図であり、外側辺10aおよび内側辺1
0bを有している。
本考案は、以上のように高圧開閉器のブツシン
グ碍子貫通部の貫通孔切口を覆い、ブツシング碍
子とケース側板との間の緩衝用、あるいは密閉用
の外側辺と、ケース側板の内壁に沿つて延びる内
側辺を有するコ字状パツキンを設けたので、充電
部よりブツシング碍子を経て、ケースにいたる沿
面距離が増し、商用周波耐電圧あるいはインパル
ス耐電圧の強度が増し、耐電圧値を増加し、また
は規定の耐電圧値に対し小形化された開閉器を得
ることができる。
グ碍子貫通部の貫通孔切口を覆い、ブツシング碍
子とケース側板との間の緩衝用、あるいは密閉用
の外側辺と、ケース側板の内壁に沿つて延びる内
側辺を有するコ字状パツキンを設けたので、充電
部よりブツシング碍子を経て、ケースにいたる沿
面距離が増し、商用周波耐電圧あるいはインパル
ス耐電圧の強度が増し、耐電圧値を増加し、また
は規定の耐電圧値に対し小形化された開閉器を得
ることができる。
第1図は高圧開閉器の内部構造図、第2図は本
考案のブツシング碍子貫通部の断面図、第3図は
従来のブツシング碍子貫通部の断面図、第4図は
本考案のパツキン形状を示し、図イはその平面
図、ロはそのA−A′矢視断面図である。 1……ケース、1a,1b……ケース側板、1
a′……貫通孔、4,5……電源および負荷側のブ
ツシング碍子、10……パツキン、10a……外
側辺、10b……内側辺。
考案のブツシング碍子貫通部の断面図、第3図は
従来のブツシング碍子貫通部の断面図、第4図は
本考案のパツキン形状を示し、図イはその平面
図、ロはそのA−A′矢視断面図である。 1……ケース、1a,1b……ケース側板、1
a′……貫通孔、4,5……電源および負荷側のブ
ツシング碍子、10……パツキン、10a……外
側辺、10b……内側辺。
Claims (1)
- ブツシング碍子貫通部を有する高圧開閉器にお
いて、ブツシング碍子を、前記貫通部の貫通孔切
口を覆い、ブツシング碍子とケース側板との間の
緩衝用、あるいは密閉用の外側辺と、ケース側板
の内壁に沿つて延びる内側辺を有するコ字状パツ
キンを介して取付けたことを特徴とする高圧開閉
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980033191U JPS6244430Y2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980033191U JPS6244430Y2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56134651U JPS56134651U (ja) | 1981-10-13 |
JPS6244430Y2 true JPS6244430Y2 (ja) | 1987-11-24 |
Family
ID=29628885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980033191U Expired JPS6244430Y2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244430Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219028B2 (ja) * | 1971-11-04 | 1977-05-25 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219028Y2 (ja) * | 1974-12-18 | 1977-04-28 | ||
JPS5628369Y2 (ja) * | 1975-07-30 | 1981-07-06 | ||
JPS5326494U (ja) * | 1976-08-13 | 1978-03-06 | ||
JPS6041616Y2 (ja) * | 1977-02-21 | 1985-12-18 | 株式会社三英社製作所 | 高圧電気機器に於けるブツシング貫通部の絶縁装置 |
-
1980
- 1980-03-12 JP JP1980033191U patent/JPS6244430Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219028B2 (ja) * | 1971-11-04 | 1977-05-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56134651U (ja) | 1981-10-13 |
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