JPS6244376Y2 - - Google Patents

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JPS6244376Y2
JPS6244376Y2 JP7339182U JP7339182U JPS6244376Y2 JP S6244376 Y2 JPS6244376 Y2 JP S6244376Y2 JP 7339182 U JP7339182 U JP 7339182U JP 7339182 U JP7339182 U JP 7339182U JP S6244376 Y2 JPS6244376 Y2 JP S6244376Y2
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JP
Japan
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side stop
dial
seat
watch
annular groove
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JP7339182U
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JPS58175485U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、腕時計の文字板固定構造に関する。
従来、腕時計の文字板固定構造として、たとえ
ば第1図に示すような構造が用いられていた。第
1図において、たとえば時計体16を構成する地
板1に孔2を穿設して、その孔2には文字板3の
裏面に立設する文字板足4を挿入する。文字板足
4は孔2に挿入されて止めねじ6でその脱出が防
止され、文字板3は文字板支え5を介して地板1
に固定される。止めねじ6は、地板1の側端から
孔2に向けて直角に切設したねじ穴にねじ込まれ
るもので、その止めねじ6を締め付けることによ
つて止めねじ6の先端を文字板足4に当てて文字
板足4を固定する。このようにして固定された文
字板3は、地板1等とともに時計体16として、
第2図に示すように時計側7に収納保持される。
時計側7は、胴8にガラス9を嵌め、裏蓋10で
密閉したもので、胴8の内面に沿つて係合溝11
を設ける。この係合溝11には、地板1に固定さ
れる側止座12の一端部を係止して時計体16を
固定する。側止座12は、第3図の平面図に示す
ように、中央部に長孔14を設けて地板1にねじ
13で固定され、ねじ13を緩めることにより移
動可能になつている。そこで、時計体16を時計
側7に収納保持する際は、まず、側止座12の端
部が胴8に当たらないように側止座12を地板1
の収納凹部15に退避させて時計体16を時計側
7に収納する。次いで、側止座12を移動してそ
の端部を係合溝11に係止させ、側止座12をね
じ13で固定して時計体16を時計側7に保持す
る。
しかし、従来の文字板固定構造によれば、地板
1にねじ6のねじ穴を数箇所切設しなければなら
ず、加工数が増加するとともに、ねじ止めする作
業上の手間がかかる欠点があつた。さらに、部品
点数が多くなる欠点もあつた。
本考案は、従来から用いられていた側止座を改
良して文字板を固定することにより上記欠点を解
消した腕時計の文字板固定構造を提供する目的に
ある。そして、上記目的を達成するため、本考案
の文字板固定構造は、時計体に文字板足を挿入
し、該文字板足の脱出を防止して文字板を固定
し、そのような時計体を時計側内に収納して側止
座により固定してなる腕時計において、前記時計
体から突出する前記文字板足の先端外周に環状溝
を設け、前記側止座をその環状溝に係合して前記
文字板足を固定するとともに、前記側止座に、そ
の側止座が退避位置にあるとき前記環状溝と係合
する退避時係合部と、側止位置にあるとき前記環
状溝と係合する側止時係合部とを、それぞれの側
止座の移動方向に隣接して形成してなることにあ
る。
以下に本考案の実施例を図にもとづいてさらに
詳述する。第4図は、文字板固定構造の断面図で
あり、図中符号21は、たとえば時計体33を構
成する地板である。地板21には、貫通孔22を
設けて文字板23の文字板足24を挿入する。文
字板足24は、文字板23の裏面に立設されて地
板21を貫通し、文字板23は文字板支え25を
介して地板21に載置される。地板21を貫通す
る文字板足24は、その先端を貫通孔22から突
出させる。突出した文字板足24の先端外周には
環状溝26を設け、この環状溝26に側止座27
を係合して文字板足24とともに文字板23を地
板21に固定する。
第5図は側止座27の平面図である。側止座2
7は弾性を有す板材を加工して形成されたもの
で、中央部には文字板足24の環状溝26に係合
する退避時係合部28と側止時係合部29とを設
ける。退避時係合部28は、後述する側止座27
の係止部27aが時計体33より突出しない退避
位置にあるとき環状溝26に係合する円形凹部で
あり、側止時係合部29は、係止部27aが時計
体33より突出して側止位置にあるとき環状溝2
6に係合する円形凹部である。そして、これら退
避時係合部28と側止時係合部29とは、側止座
27の移動方向に隣接して形成される。退避時係
合部28と側止時係合部29との中心から等距離
にある点を中心とする孔30を設けており、この
孔30は、第6図に示すように、側止座27を回
動する際の回動中心となるところである。さら
に、側止座27には、孔30から離れた端部に係
止部27aを設けて胴35の係合溝38に入り込
ませる。なお、符号31は、側止座27を回動さ
せる際に先鋭な工具を挿入する孔である。
このような側止座27は、文字板23を地板2
1に固定して時計体33を構成する。さらに、こ
の時計体33は、側止座27によつて時計側34
の胴35に収納保持される。すなわち、第6図に
示すように、まず、側止座27の退避時係合部2
8を環状溝26に係合させて係止部27aが胴3
5に当たらないように側止座27を地板21の収
納凹部36に退避させ、時計体33を時計側34
に収納する。次いで、図中一点鎖線で示す如く、
側止座27を、孔30に通したねじ32を中心に
して図中時計方向(図中矢印方向)に円弧状に移
動させて側止時係合部29を環状溝26に係合す
る。側止座27を移動させると、係止部27aは
胴35の内面に設ける係合溝38に入り込み、時
計体33は時計側34の胴35に保持される。
第7図は、本考案の文字板固定構造に用いる他
の側止座を示す平面図であり、第8図はその側止
座を用いる構造図である。この側止座39は、第
4図で示す文字板固定構造と同様に、文字板23
に立設する文字板足24の先端を地板21から突
出させ、その先端外周に設ける環状溝26に係合
する。この側止座39は、弾性を有す板材を加工
して形成したものであり、その中央部には環状溝
26に係合する退避時係合部40と側止時係合部
41とを設ける。退避時係合部40は、後述する
側止座39の係止部39a・39bが時計体33
より突出しない退避位置にあるとき環状溝26に
係合する円形凹部であり、側止時係合部41は、
係止部39a・39bが時計体33より突出して
側止位置にあるとき環状溝26に係合する円形凹
部である。そして、これら退避時係合部40と側
止時係合部41とは、側止座27の移動方向であ
る直線状に隣接して形成される。側止座39の両
側端部には、それぞれ係止部39a・39bを設
けて側止座39が直線状に移動した際はそれらを
胴35の係合溝38に入り込ませる。係合溝38
は胴35の内面に沿つて設ける溝であり、時計体
33を保持する。そこで、時計体33を時計側3
4に収納保持する際は、第8図に示すように、ま
ず、側止座39の退避時係合部40を文字板足2
4の環状溝26に係合して係止部39a・39b
が胴35に当たらないように側止座39を地板2
1の収納凹部36に退避させ、時計側34に収納
する。次に、図中一点鎖線で示す如く、側止座3
9をそのまま直線状に移動して側止時係合部41
を環状溝26に係合する。側止座39を移動する
と、係止部39a・39bは胴35の係合溝38
に係止されて時計体33は時計側34に保持され
る。
なお、上記した側止座27および39を胴35
の係止から外すときは、側止座27・39の一端
に設けた孔31・42に先鋭な工具を挿入して側
止座27・39を移動した方向とは逆の方向に引
つ張る。
第9図は、側止座27で中枠42を保持する腕
時計の一部断面図である。ここでは、上記した第
4図における腕時計と同じ部材は、第4図での符
号と同符号を用いて説明する。時計体33は、地
板21および文字板23等によつて構成され、文
字板足24の先端の環状溝26に側止座27を係
合して文字板足24とともに文字板23を固定す
る。中枠42は、側止座27を退避させた状態で
時計体33の外周に嵌め込み、文字板23の下面
に突き当てるとともに、側止座27を移動して係
止部27aを中枠42の係合溝43に係合させ
る。中枠42は、文字板23および側止座27に
よつて挟持され、中枠42を取り付けた時計体3
3は時計側34に収納される。中枠42は、胴3
5の内面にぴつたりと収まる大きさを有し、時計
体33を時計側34内にがたつくことなく保持す
る。そして、中枠42は、裏蓋44によつて時計
側34内に固定される。なお、上記側止座27に
替えて第7図に示す側止座39を用いてもよいこ
と勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、文字板
足の先端に係合する退避係合部および側止時係合
部を側止座に、その側止座の移動方向に隣接して
設け、側止座を文字板足の先端に設けた環状溝に
係合して文字板を時計体に固定するとともに、そ
の側止座で時計体を時計側に固定するので、部品
の加工が簡易になり、使用する部品点数が少なく
なつて組立作業の能率が向上する利点がある。
なお、上述した実施例において、文字板足は時
計体を構成する地板に固定したが、地板に限るこ
となく、たとえばアナログ表示式腕時計のよう
に、時計体を構成するモールド基板に文字板足を
固定することもできる。
また、上記実施例では、側止座27・39を係
止するために胴35に係合溝38を設けたが、溝
に限ることなく段部を設けて側止座27・39を
係止させてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の文字板固定構造を示す断面図、
第2図は従来の時計体を時計側に収納保持した構
造断面図、第3図は従来の時計体の保持構造を示
す平面図、第4図は本考案の実施例を示す文字板
固定構造を示す断面図、第5図は止め座の平面
図、第6図はその止め座を用いた時計体の固定構
造図、第7図は止め座の他の例を示す平面図、第
8図はその止め座を用いた時計体の固定構造図で
ある。第9図は腕時計の一部断面図である。 21……時計体を構成する地板、23……文字
板、24……文字板足、26……環状溝、27・
39……側止座、27a・39a・39b……係
止部、28・40……退避時係合部、29・41
……側止時係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計体に文字板足を挿入し、該文字板足の脱出
    を防止して文字板を固定し、そのような時計体を
    時計側内に収納して側止座により固定してなる腕
    時計において、前記時計体から突出する前記文字
    板足の先端外周に環状溝を設け、前記側止座をそ
    の環状溝に係合して前記文字板足を固定するとと
    もに、前記側止座に、その側止座が退避位置にあ
    るとき前記環状溝と係合する退避時係合部と、側
    止位置にあるとき前記環状溝と係合する側止時係
    合部とを、それぞれその側止座の移動方向に隣接
    して形成してなる腕時計の文字板固定構造。
JP7339182U 1982-05-19 1982-05-19 腕時計の文字板固定構造 Granted JPS58175485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7339182U JPS58175485U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 腕時計の文字板固定構造

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JP7339182U JPS58175485U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 腕時計の文字板固定構造

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Publication Number Publication Date
JPS58175485U JPS58175485U (ja) 1983-11-24
JPS6244376Y2 true JPS6244376Y2 (ja) 1987-11-21

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ID=30082899

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JP7339182U Granted JPS58175485U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 腕時計の文字板固定構造

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JPS58175485U (ja) 1983-11-24

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