JPS6244145B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244145B2 JPS6244145B2 JP57035075A JP3507582A JPS6244145B2 JP S6244145 B2 JPS6244145 B2 JP S6244145B2 JP 57035075 A JP57035075 A JP 57035075A JP 3507582 A JP3507582 A JP 3507582A JP S6244145 B2 JPS6244145 B2 JP S6244145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- seal
- honeycomb seal
- circumferential direction
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 17
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/20—Three-dimensional
- F05D2250/28—Three-dimensional patterned
- F05D2250/283—Three-dimensional patterned honeycomb
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、各種流体を作動媒体とするターボ機
械におけるシール装置の改良に関する。流体機械
においては、作動流体の漏洩による性能低下およ
び漏洩に起因する種々の問題を防ぐために、回転
部分と静止部分が隣接し、かつその部分での作動
流体の漏洩を極力小さくしたい場合には、ラビリ
ンスやハニカム等のシール構造を採用している。
しかし、シール部と回転部間に静的または動的偏
心等が生じた場合、シール部の円周方向に流体圧
のアンバランスが生じ、回転部の不安定振動を誘
起するという欠点があつた。
械におけるシール装置の改良に関する。流体機械
においては、作動流体の漏洩による性能低下およ
び漏洩に起因する種々の問題を防ぐために、回転
部分と静止部分が隣接し、かつその部分での作動
流体の漏洩を極力小さくしたい場合には、ラビリ
ンスやハニカム等のシール構造を採用している。
しかし、シール部と回転部間に静的または動的偏
心等が生じた場合、シール部の円周方向に流体圧
のアンバランスが生じ、回転部の不安定振動を誘
起するという欠点があつた。
従来のシール装置を第1図ないし第4図につい
て説明する。第1図は回転機械の軸シール部の静
止部にハニカムシールを適用した例で、ケーシン
グ等の静止部分10にハニカムシール11を設け
たもので、20は回転軸である。P1,P2はハニカ
ムシール11両側の流体の圧力でP1>P2であり、
δ1はハニカムシール11と回転軸20の遊隙量
である。
て説明する。第1図は回転機械の軸シール部の静
止部にハニカムシールを適用した例で、ケーシン
グ等の静止部分10にハニカムシール11を設け
たもので、20は回転軸である。P1,P2はハニカ
ムシール11両側の流体の圧力でP1>P2であり、
δ1はハニカムシール11と回転軸20の遊隙量
である。
第3図は軸流タービンのシユラウド付動翼の先
端部にハニカムシールを適用した例で、翼環30
にハニカムシール31を設けたもので、32は静
翼、33は仕切板、40はタービンデイスク、4
1はシユラウド、42は動翼、δ2はハニカムシ
ール31とシユラウド41間の遊隙量、P1,P2は
ハニカムシール31両端の流体圧力を示す。
端部にハニカムシールを適用した例で、翼環30
にハニカムシール31を設けたもので、32は静
翼、33は仕切板、40はタービンデイスク、4
1はシユラウド、42は動翼、δ2はハニカムシ
ール31とシユラウド41間の遊隙量、P1,P2は
ハニカムシール31両端の流体圧力を示す。
第4図は、第1図に示した回転軸20が何らか
の原因でハニカム部内径中心より偏心して回転し
ている状態を示し、したがつて、ハニカム部11
と回転軸20との間の遊隙量δ1が円周方向に一
様でないことを表わしている。作動流体はこの非
一様の遊隙を圧側P1から低圧側P2へ漏洩する
が、軸20が回転しているため遊隙部の流体は螺
線状に流れる。ところが遊隙量が一様でないため
圧力も円周方向に変化することになる。この流体
圧のアンバランスが原因となつて回転軸20が不
安定振動を起すことになる。
の原因でハニカム部内径中心より偏心して回転し
ている状態を示し、したがつて、ハニカム部11
と回転軸20との間の遊隙量δ1が円周方向に一
様でないことを表わしている。作動流体はこの非
一様の遊隙を圧側P1から低圧側P2へ漏洩する
が、軸20が回転しているため遊隙部の流体は螺
線状に流れる。ところが遊隙量が一様でないため
圧力も円周方向に変化することになる。この流体
圧のアンバランスが原因となつて回転軸20が不
安定振動を起すことになる。
第3図の場合も遊隙量δ2が円周方向に非一様
になるとシユラウド41上の流体圧が円周方向に
変化し、これが原因となつてタービンデイスク4
0の不安定振動を発生することがある。これは、
従来のハニカムシールが、第2図に示すように固
定端を密閉端とし、他方を開口端とする管柱を多
数並べた構造となつており、管柱間の空間的連結
は開口端を除けば無い。このため、ハニカムシー
ル内の流体圧力が局部的に変化しても、これを周
囲の空間に拡散させ、均一化することができない
ためである。
になるとシユラウド41上の流体圧が円周方向に
変化し、これが原因となつてタービンデイスク4
0の不安定振動を発生することがある。これは、
従来のハニカムシールが、第2図に示すように固
定端を密閉端とし、他方を開口端とする管柱を多
数並べた構造となつており、管柱間の空間的連結
は開口端を除けば無い。このため、ハニカムシー
ル内の流体圧力が局部的に変化しても、これを周
囲の空間に拡散させ、均一化することができない
ためである。
本発明は、ハニカムシールの開口端より離れた
部分例えば基部に円周方向へ連通する空間を一条
または複数条設けることによつて、従来の前記欠
点を除去するようにしたものである。
部分例えば基部に円周方向へ連通する空間を一条
または複数条設けることによつて、従来の前記欠
点を除去するようにしたものである。
次の本発明の実施例を第5図ないし第7図によ
つて説明する。
つて説明する。
第5図は第1図に示した軸封構造において第4
図のような作動状態下での流体圧の円周方向アン
バランスをなくすためにハニカムシール部11の
基部に円周方向に連通する空間部12を1条設け
たものである。第6図は第5図の−線断面図
で、前記空間部12がほゞ半円周にわたつて設け
られている。
図のような作動状態下での流体圧の円周方向アン
バランスをなくすためにハニカムシール部11の
基部に円周方向に連通する空間部12を1条設け
たものである。第6図は第5図の−線断面図
で、前記空間部12がほゞ半円周にわたつて設け
られている。
第7図は、第3図の軸流タービンの動翼先端の
シール構造においてハニカムシール31基部に円
周方向に連通する2条の空間部34を設けたもの
である。
シール構造においてハニカムシール31基部に円
周方向に連通する2条の空間部34を設けたもの
である。
このようにして、ハニカムシール部11,31
の基部に空間部12,34を設けたので、その部
分のハニカムは両端が開口状態となり、ハニカム
の各管柱内での局部的圧力アンバランスが生じて
も、この空間を通して相互に圧力の均一化が図ら
れ、流体圧のアンバランスに起因する回転部の不
安定振動が防止される。
の基部に空間部12,34を設けたので、その部
分のハニカムは両端が開口状態となり、ハニカム
の各管柱内での局部的圧力アンバランスが生じて
も、この空間を通して相互に圧力の均一化が図ら
れ、流体圧のアンバランスに起因する回転部の不
安定振動が防止される。
第5図、第6図の第1実施例では、空間部12
はほゞ半円周にわたつて設けられ第2実施例の第
7図では2条の空間部が設けられているが、ハニ
カムシール部の空間部は全周にわたつても、また
半周以下であつてもよいし、数は、1条でも複数
条でもよい。複数条設ける場合、その空間部の円
周方向位置、長さは同一である必要はなく、夫々
任意に選択できる。
はほゞ半円周にわたつて設けられ第2実施例の第
7図では2条の空間部が設けられているが、ハニ
カムシール部の空間部は全周にわたつても、また
半周以下であつてもよいし、数は、1条でも複数
条でもよい。複数条設ける場合、その空間部の円
周方向位置、長さは同一である必要はなく、夫々
任意に選択できる。
以上のように本発明によれば、ハニカムシール
の開口端より離れた部分に円周方向へ連通する空
間部を設けることによつて、ハニカム管柱内の流
体圧力の局部的変動を、ハニカムシール部の連通
空間を通して円周方向へ逃がし、回転部と固定部
間の遊隙部流体圧の円周アンバランスを均一にす
ることができ回転部の不安定振動を防止すること
ができる。
の開口端より離れた部分に円周方向へ連通する空
間部を設けることによつて、ハニカム管柱内の流
体圧力の局部的変動を、ハニカムシール部の連通
空間を通して円周方向へ逃がし、回転部と固定部
間の遊隙部流体圧の円周アンバランスを均一にす
ることができ回転部の不安定振動を防止すること
ができる。
第1図は従来の回転機械の軸シール部の断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
従来の軸流タービンのハニカムシール部の一部断
面図、第4図は第1図の−線断面図、第5図
および第7図は本発明のハニカムシール部の断面
図、第6図は第5図の−線断面図である。 10……固定部、11,31……ハニカムシー
ル、12,34……ハニカムシールの空間部、2
0……回転軸、30……翼環、40……タービン
デイスク、41……シユラウド、42……動翼。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
従来の軸流タービンのハニカムシール部の一部断
面図、第4図は第1図の−線断面図、第5図
および第7図は本発明のハニカムシール部の断面
図、第6図は第5図の−線断面図である。 10……固定部、11,31……ハニカムシー
ル、12,34……ハニカムシールの空間部、2
0……回転軸、30……翼環、40……タービン
デイスク、41……シユラウド、42……動翼。
Claims (1)
- 1 固定部に固着したハニカムシールの開口端よ
り離れた部分に円周方向へ連通する空間部を設
け、回転部と固定部間の遊隙部流体圧の円周アン
バランスを均一化することを特徴とするターボ機
械のシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57035075A JPS58152974A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | タ−ボ機械のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57035075A JPS58152974A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | タ−ボ機械のシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152974A JPS58152974A (ja) | 1983-09-10 |
JPS6244145B2 true JPS6244145B2 (ja) | 1987-09-18 |
Family
ID=12431875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57035075A Granted JPS58152974A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | タ−ボ機械のシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014109263A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シール装置及び回転機械 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6827350B2 (en) * | 2002-10-30 | 2004-12-07 | General Electric Company | Hybrid honeycomb and brush seal for steam gland |
JP2012102831A (ja) | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Hitachi Ltd | ラビリンスシール装置、およびそれを用いたターボ機械 |
-
1982
- 1982-03-08 JP JP57035075A patent/JPS58152974A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014109263A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シール装置及び回転機械 |
WO2014087708A1 (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | 三菱重工業株式会社 | シール装置及び回転機械 |
CN104471255A (zh) * | 2012-12-04 | 2015-03-25 | 三菱重工业株式会社 | 密封装置以及旋转机械 |
US9822791B2 (en) | 2012-12-04 | 2017-11-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Seal device and rotary machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152974A (ja) | 1983-09-10 |
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