JPH052869B2 - - Google Patents
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- JPH052869B2 JPH052869B2 JP59013231A JP1323184A JPH052869B2 JP H052869 B2 JPH052869 B2 JP H052869B2 JP 59013231 A JP59013231 A JP 59013231A JP 1323184 A JP1323184 A JP 1323184A JP H052869 B2 JPH052869 B2 JP H052869B2
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- split
- sealing member
- ring
- housing
- sealing
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Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 124
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/447—Labyrinth packings
- F16J15/4472—Labyrinth packings with axial path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は１つのハウジング中の穿孔部を通つて
延びる１つの回転可能な軸に用いる密封装置に係
り、該装置は軸とハウジングとの間の穿孔部を通
る流体の洩れを最小にするのに適している。特
に、本発明は今述べた種類の密封装置に関し、そ
の際ハウジング中の穿孔部内に横たわる軸の１部
の周りに形成された１つの環状溝及び該溝内に位
置する１つの第１スプリツト−リング密封部材が
存在する。上述のような密封装置は、１つのハウ
ジング中の穿孔部内で回転可能な軸に用いる密封
を行なうために一般的に適用できるが、ターボ充
電器ロータの軸を密封するために特別な効用を有
し、本発明を以下でかような装置に関する例をあ
げて説明する。
延びる１つの回転可能な軸に用いる密封装置に係
り、該装置は軸とハウジングとの間の穿孔部を通
る流体の洩れを最小にするのに適している。特
に、本発明は今述べた種類の密封装置に関し、そ
の際ハウジング中の穿孔部内に横たわる軸の１部
の周りに形成された１つの環状溝及び該溝内に位
置する１つの第１スプリツト−リング密封部材が
存在する。上述のような密封装置は、１つのハウ
ジング中の穿孔部内で回転可能な軸に用いる密封
を行なうために一般的に適用できるが、ターボ充
電器ロータの軸を密封するために特別な効用を有
し、本発明を以下でかような装置に関する例をあ
げて説明する。
上述の種類の密封装置の公知形態、すなわち穿
孔部内の軸に形成された１つの環状溝及び該溝中
に位置する１つの環状密封部材を含む形態は、穿
孔部を限定するハウジングに接してリングが支承
されるように配置され、且つ軸が回転する際ハウ
ジングに対して静止状態に保たれる。密封部材は
金属製でよく、その周囲上の１点で半径方向のギ
ヤツプを有し、それによりリングは限られた範囲
で円周上で延び縮みができる。かようなリングの
“自然の”又は自由な直径は穿孔部直径よりも僅
かに大きくすべきであり、それによりリングは溝
中に位置し且つ穿孔部内に横たわる時に、リング
は穿孔部を限定する壁上に弾性的に支承されるよ
うに周囲上で小範囲だけ縮小される。今述べた種
類の密封装置中に用いられるかような密封部材
は、以下“スプリツト−リング密封部材”と称す
る。
孔部内の軸に形成された１つの環状溝及び該溝中
に位置する１つの環状密封部材を含む形態は、穿
孔部を限定するハウジングに接してリングが支承
されるように配置され、且つ軸が回転する際ハウ
ジングに対して静止状態に保たれる。密封部材は
金属製でよく、その周囲上の１点で半径方向のギ
ヤツプを有し、それによりリングは限られた範囲
で円周上で延び縮みができる。かようなリングの
“自然の”又は自由な直径は穿孔部直径よりも僅
かに大きくすべきであり、それによりリングは溝
中に位置し且つ穿孔部内に横たわる時に、リング
は穿孔部を限定する壁上に弾性的に支承されるよ
うに周囲上で小範囲だけ縮小される。今述べた種
類の密封装置中に用いられるかような密封部材
は、以下“スプリツト−リング密封部材”と称す
る。
１つのスプリツト−リング密封部材を含む密封
装置はしばしば回転可能な軸とハウジングとの間
に密封を形成するために用いられ、特に軸が比較
的高い速度で回転すべき場合、従つて比較的高い
表面速速度を持つべき場合に用いられ、それは例
えば天然又は合成ゴムの密封素子を用いる非金属
の弾性密封装置の使用を除外するものである。か
ような適用の１例はターボ充電器のロータ軸を密
封する場合であるが、軸が回転することを許すの
に必要なクリアランスのため及び摩損の結果とし
て生じたクリアランスのためにも、潤滑油のよう
な流体の洩れが、特に軸が静止している時に、ス
プリツト−リング密封部材を用いた密封装置を通
つてしばしば生ずる。
装置はしばしば回転可能な軸とハウジングとの間
に密封を形成するために用いられ、特に軸が比較
的高い速度で回転すべき場合、従つて比較的高い
表面速速度を持つべき場合に用いられ、それは例
えば天然又は合成ゴムの密封素子を用いる非金属
の弾性密封装置の使用を除外するものである。か
ような適用の１例はターボ充電器のロータ軸を密
封する場合であるが、軸が回転することを許すの
に必要なクリアランスのため及び摩損の結果とし
て生じたクリアランスのためにも、潤滑油のよう
な流体の洩れが、特に軸が静止している時に、ス
プリツト−リング密封部材を用いた密封装置を通
つてしばしば生ずる。
本発明の１つの目的は、密封装置を通る洩れの
可能性を減ずるための試みにおいて、スプリツト
−リング密封部材を用いた改良密封装置を提供す
ることである。
可能性を減ずるための試みにおいて、スプリツト
−リング密封部材を用いた改良密封装置を提供す
ることである。
ハウジング１２の穿孔部１１に挿通された高速
で回転可能な軸に用いる密封装置であつて、該装
置は該ハウジングの穿孔部内に位置する軸の１部
の周りに形成された環状溝と、該溝内に位置する
第１スプリツト−リング密封部材１７と該溝内に
少なくとも部分的に位置する前記第１スプリツト
−リング密封部材１７上に設けて該部材に係合す
る、少なくとも１つの第２スプリツト−リング密
封部材（１８又は２０及び２１）とを含み、該第
２スプリツト−リング密封部材は外方向に弾力を
有し、その外側面で該ハウジングによつて限定さ
れた穿孔部１１の壁に支承するごとくして該壁に
対する密封を行なう密封装置であつて、該少なく
とも１つの第２密封部材１８は該第１の密封部材
１７よりも軸方向幅が小さく、また穿孔部１１を
形成するハウジング１２の壁に該第２密封部材１
８の回転を抑止するに充分な力で支承されて、該
第１密封部材１７の回転は少なくとも１つの第２
密封装置１８との係合により抑止されるが、第２
密封装置１８に対して軸方向に摺動可能であり、
軸の軸方向の小さな偏位に従動することができ、
そのときも軸とハウジングとの間の密封を行なう
ことを特徴とするものである。
で回転可能な軸に用いる密封装置であつて、該装
置は該ハウジングの穿孔部内に位置する軸の１部
の周りに形成された環状溝と、該溝内に位置する
第１スプリツト−リング密封部材１７と該溝内に
少なくとも部分的に位置する前記第１スプリツト
−リング密封部材１７上に設けて該部材に係合す
る、少なくとも１つの第２スプリツト−リング密
封部材（１８又は２０及び２１）とを含み、該第
２スプリツト−リング密封部材は外方向に弾力を
有し、その外側面で該ハウジングによつて限定さ
れた穿孔部１１の壁に支承するごとくして該壁に
対する密封を行なう密封装置であつて、該少なく
とも１つの第２密封部材１８は該第１の密封部材
１７よりも軸方向幅が小さく、また穿孔部１１を
形成するハウジング１２の壁に該第２密封部材１
８の回転を抑止するに充分な力で支承されて、該
第１密封部材１７の回転は少なくとも１つの第２
密封装置１８との係合により抑止されるが、第２
密封装置１８に対して軸方向に摺動可能であり、
軸の軸方向の小さな偏位に従動することができ、
そのときも軸とハウジングとの間の密封を行なう
ことを特徴とするものである。
本発明の密封装置においては、スプリツト−リ
ング密封部材は簡単な半径方向のギヤツプを持つ
てもよいが、スプリツト−リング密封部材の少く
とも１つに対しては段付きギヤツプ型であり、ギ
ヤツプの一方の側のリング端部の１部が該ギヤツ
プの他の側のリング端部の１部に軸方向で並ぶよ
うに横たわることが望ましい。密封装置の密封特
性を高めるためには、２つ又はそれ以上の第２ス
プリツト−リング密封部材を用いた場合でも、軸
方向に並行した配列で設けられ、その各々が前記
第１スプリツト−リング密封部材に係合している
ことが有利である。
ング密封部材は簡単な半径方向のギヤツプを持つ
てもよいが、スプリツト−リング密封部材の少く
とも１つに対しては段付きギヤツプ型であり、ギ
ヤツプの一方の側のリング端部の１部が該ギヤツ
プの他の側のリング端部の１部に軸方向で並ぶよ
うに横たわることが望ましい。密封装置の密封特
性を高めるためには、２つ又はそれ以上の第２ス
プリツト−リング密封部材を用いた場合でも、軸
方向に並行した配列で設けられ、その各々が前記
第１スプリツト−リング密封部材に係合している
ことが有利である。
望ましいのは、第１スプリツト−リング密封部
材が、第２スプリツト−リング密封部材の幅より
も大きい軸方向幅を有し、或いはかような第２ス
プリツト−リング密封部材を複数並行して配列し
た時に、それらの合計軸方向幅よりも大きい軸方
向幅を有することである。しかし第１スプリツト
−リング密封部材は溝中に自由に移動できるよう
に嵌合され、従つて該部材は軸と共に回転せず、
第２スプリツト−リング部材と係合していること
によつて静止状態に保たれるようにすべきであ
る。該溝の壁に対する第１スプリツト−リング密
封部材の両側上のクリアランスは、洩れを最少に
し且つリングが軸の小さい摂動に従うことを許す
ために、最小に保つべきである。
材が、第２スプリツト−リング密封部材の幅より
も大きい軸方向幅を有し、或いはかような第２ス
プリツト−リング密封部材を複数並行して配列し
た時に、それらの合計軸方向幅よりも大きい軸方
向幅を有することである。しかし第１スプリツト
−リング密封部材は溝中に自由に移動できるよう
に嵌合され、従つて該部材は軸と共に回転せず、
第２スプリツト−リング部材と係合していること
によつて静止状態に保たれるようにすべきであ
る。該溝の壁に対する第１スプリツト−リング密
封部材の両側上のクリアランスは、洩れを最少に
し且つリングが軸の小さい摂動に従うことを許す
ために、最小に保つべきである。
２つのスプリツト−リング密封部材を設けるこ
とは、第２スプリツト−リング密封部材のために
軸溝中に十分な軸方向のクリアランスが存在する
ことを許し、作動“フロート”（working
“float”）を許し、且つ最初の“なじみ運転
（running in）”期間の後に摩損を調整し、他方で
すぐれた密封が得られることをも許すが、それは
第１スプリツト−リング密封部材が第２スプリツ
ト−リング部材と軸との間の密封を行なう役目を
するからである。第１スプリツト−リング密封部
材は、単に第２スプリツト−リング密封部材の内
側直径上で弾性的に支承されて溝の壁に対する密
封を行なうべきであるから、第２スプリツト−リ
ング密封部材又はその各々よりも小さい半径方向
の幅を持つことができる。
とは、第２スプリツト−リング密封部材のために
軸溝中に十分な軸方向のクリアランスが存在する
ことを許し、作動“フロート”（working
“float”）を許し、且つ最初の“なじみ運転
（running in）”期間の後に摩損を調整し、他方で
すぐれた密封が得られることをも許すが、それは
第１スプリツト−リング密封部材が第２スプリツ
ト−リング部材と軸との間の密封を行なう役目を
するからである。第１スプリツト−リング密封部
材は、単に第２スプリツト−リング密封部材の内
側直径上で弾性的に支承されて溝の壁に対する密
封を行なうべきであるから、第２スプリツト−リ
ング密封部材又はその各々よりも小さい半径方向
の幅を持つことができる。
本発明は１つの穿孔部を有する１つのハウジン
グと、該穿孔部を通つて延び且つその中で回転す
るために取付けられた１つの軸と、該穿孔部内に
設けられた上述の如き本発明の密封装置との組合
体にも及ぶものである。軸とハウジングとの組合
せは、それぞれターボ充電器の軸とそれに対する
ケーシングとを含む。
グと、該穿孔部を通つて延び且つその中で回転す
るために取付けられた１つの軸と、該穿孔部内に
設けられた上述の如き本発明の密封装置との組合
体にも及ぶものである。軸とハウジングとの組合
せは、それぞれターボ充電器の軸とそれに対する
ケーシングとを含む。
以下本発明を添付図面に示す実施例についてさ
らに詳細に説明する。
らに詳細に説明する。
まず第１図を参照するに、ここには回転のため
に取付けられた１つのターボ充電器ロータ軸１０
が示され、この軸は穿孔部１１内に設けられた本
発明の密封装置１４のそれぞれの側で軸とハウジ
ングとの間にクリアランス１３及び１３ａを有し
て、ターボ充電器のハウジング１２中に設けられ
た１つの穿孔部１１を通つて延びている。クリア
ランス１３ａはクリアランス１３よりも小さいこ
とが望ましく、ロータ軸受のために用いられる潤
滑剤に対する装置の側面であり、従つてこのクリ
アランス１３ａはそのハウジング内の軸に対し最
小の効果的運転クリアランスであつて、潤滑油の
漏洩路を最小にするために有利である。
に取付けられた１つのターボ充電器ロータ軸１０
が示され、この軸は穿孔部１１内に設けられた本
発明の密封装置１４のそれぞれの側で軸とハウジ
ングとの間にクリアランス１３及び１３ａを有し
て、ターボ充電器のハウジング１２中に設けられ
た１つの穿孔部１１を通つて延びている。クリア
ランス１３ａはクリアランス１３よりも小さいこ
とが望ましく、ロータ軸受のために用いられる潤
滑剤に対する装置の側面であり、従つてこのクリ
アランス１３ａはそのハウジング内の軸に対し最
小の効果的運転クリアランスであつて、潤滑油の
漏洩路を最小にするために有利である。
本発明の密封装置は、軸１０の１部分の周りに
形成された環状溝１５を含み、この溝はハウジン
グ１２と共に組立てる時に、ハウジング中の穿孔
部における段１６に隣接して全くハウジング内に
横たわるものである。密封装置はさらに全く溝１
５内に位置する第１スプリツト−リング密封部材
１７及び軸中の溝１５内に部分的に横たわるが、
穿孔部１１の段１６とも係合する第２スプリツト
−リング密封部材１８を含む。両方のスプリツト
−リング密封部材は金属製であり、且つ第２スプ
リツト−リング密封部材１８が穿孔部１１を限定
するハウジングの壁に接して支承され、また第１
スプリツト−リング密封部材が第２スプリツト−
リング密封部材の内側直径上に支承されるよう
な、弾性特性を有している。
形成された環状溝１５を含み、この溝はハウジン
グ１２と共に組立てる時に、ハウジング中の穿孔
部における段１６に隣接して全くハウジング内に
横たわるものである。密封装置はさらに全く溝１
５内に位置する第１スプリツト−リング密封部材
１７及び軸中の溝１５内に部分的に横たわるが、
穿孔部１１の段１６とも係合する第２スプリツト
−リング密封部材１８を含む。両方のスプリツト
−リング密封部材は金属製であり、且つ第２スプ
リツト−リング密封部材１８が穿孔部１１を限定
するハウジングの壁に接して支承され、また第１
スプリツト−リング密封部材が第２スプリツト−
リング密封部材の内側直径上に支承されるよう
な、弾性特性を有している。
上述の如く、第１スプリツト−リング密封部材
１７は軸中の溝１５内に緊密な動きができるよう
に嵌合されており、最小のクリアランス漏洩路を
与えるが、第２スプリツト−リング密封部材１８
は第１スプリツト−リング密封部材１７よりも小
さい軸方向幅を有し、該装置は第１又は第２のス
プリツト密封部材のいずれも軸と共に回転しない
ようになつている。しかし、第１スプリツト−リ
ング密封部材１７はハウジング１２に対して軸１
０の小さい軸方向の摂動に従うが、他方では常に
第２スプリツト−リング密封部材１８中のギヤツ
プ（図示せず）を蔽い、第２スプリツト−リング
密封部材はハウジングに対する密封を行なう役目
をする。
１７は軸中の溝１５内に緊密な動きができるよう
に嵌合されており、最小のクリアランス漏洩路を
与えるが、第２スプリツト−リング密封部材１８
は第１スプリツト−リング密封部材１７よりも小
さい軸方向幅を有し、該装置は第１又は第２のス
プリツト密封部材のいずれも軸と共に回転しない
ようになつている。しかし、第１スプリツト−リ
ング密封部材１７はハウジング１２に対して軸１
０の小さい軸方向の摂動に従うが、他方では常に
第２スプリツト−リング密封部材１８中のギヤツ
プ（図示せず）を蔽い、第２スプリツト−リング
密封部材はハウジングに対する密封を行なう役目
をする。
使用する時に、密封装置はクリアランス１３を
通じてターボ充電器からのガス圧力を受けるが、
クリアランス１３ａを通じて油圧を受け、前述の
密封装置がそれを横切る流体の減少した洩れを与
える改良された密封形態を提供することが明らか
である。
通じてターボ充電器からのガス圧力を受けるが、
クリアランス１３ａを通じて油圧を受け、前述の
密封装置がそれを横切る流体の減少した洩れを与
える改良された密封形態を提供することが明らか
である。
第２図は本発明の密封装置の他の形態を示し、
且つ第１図に示された部分と同様な部分は同様な
参照符号が与えられているが、かような部分は再
びここには記載しない。第２図の密封装置におい
て、単一の第２スプリツト−リング密封部材１８
（第１図）は並行して配列された２つのスプリツ
ト−リング密封部材２０及び２１によつて代替さ
れ、２つの密封部材２０及び２１を組合せた幅
は、第１図に示された装置の単一密封部材１８の
軸方向の幅と匹敵するようなものである。もし全
部の組合せた軸方向の幅が第１スプリツト−リン
グ密封部材１７の軸方向の幅よりも小さいなら
ば、なおその上に第２スプリツト−リング密封部
材を並行して設けることは勿論可能である。この
ような配置においては１つの第２密封部材２０の
ギヤツプはさらに他の第２密封部材又はその各々
のギヤツプと１列に整列する見込みはなく、それ
によりさらに密封装置を通じて流体が洩れる可能
性が減少する。
且つ第１図に示された部分と同様な部分は同様な
参照符号が与えられているが、かような部分は再
びここには記載しない。第２図の密封装置におい
て、単一の第２スプリツト−リング密封部材１８
（第１図）は並行して配列された２つのスプリツ
ト−リング密封部材２０及び２１によつて代替さ
れ、２つの密封部材２０及び２１を組合せた幅
は、第１図に示された装置の単一密封部材１８の
軸方向の幅と匹敵するようなものである。もし全
部の組合せた軸方向の幅が第１スプリツト−リン
グ密封部材１７の軸方向の幅よりも小さいなら
ば、なおその上に第２スプリツト−リング密封部
材を並行して設けることは勿論可能である。この
ような配置においては１つの第２密封部材２０の
ギヤツプはさらに他の第２密封部材又はその各々
のギヤツプと１列に整列する見込みはなく、それ
によりさらに密封装置を通じて流体が洩れる可能
性が減少する。
第３図は本発明の他の実施例による密封装置を
示し、第２図に示されたものと同様な部分は同様
な参照符号が与えられている。第３図の装置にお
いては、２つの第２スプリツト−リング密封部材
２０及び２１（第２図）が各々段付きギヤツプ型
のスプリツト−リング密封部材２５及び２６によ
つて代替され、さらに密封装置を横切る洩れの可
能性を減ずるようになつている。第４図は第３図
の密封装置中に用いた段付きギヤツプ型を示し、
この第４図からはギヤツプ３０の１方の側のリン
グ２９の端部２８の１部分２７が縮小した軸方向
の幅を有し、ギヤツプ３０の他の側の端部３２の
部分３１もまた縮小した軸方向の幅を有し、相補
的に配設され、２つの縮小した部分２７及び３１
が互いに平行して横たわるようになつている。こ
の特別な形状を有するギヤツプ３０はリングの流
体密封特性を高めるために役立つことは評価され
るものである。
示し、第２図に示されたものと同様な部分は同様
な参照符号が与えられている。第３図の装置にお
いては、２つの第２スプリツト−リング密封部材
２０及び２１（第２図）が各々段付きギヤツプ型
のスプリツト−リング密封部材２５及び２６によ
つて代替され、さらに密封装置を横切る洩れの可
能性を減ずるようになつている。第４図は第３図
の密封装置中に用いた段付きギヤツプ型を示し、
この第４図からはギヤツプ３０の１方の側のリン
グ２９の端部２８の１部分２７が縮小した軸方向
の幅を有し、ギヤツプ３０の他の側の端部３２の
部分３１もまた縮小した軸方向の幅を有し、相補
的に配設され、２つの縮小した部分２７及び３１
が互いに平行して横たわるようになつている。こ
の特別な形状を有するギヤツプ３０はリングの流
体密封特性を高めるために役立つことは評価され
るものである。
第１図は、ロータ軸及びターボ充電器のハウジ
ングの１部分の部分縦断面図であつて、本発明に
従つて配置された１つの密封装置を示すものであ
る。第２図は第１図と同様な図であるが、本発明
の密封装置の他の形態を示すものである。第３図
は本発明の密封装置のさらに他の形態の図であ
る。第４図は本発明の密封装置に用いるに適した
段付き型の密封部材の透視図である。 図において、１０…軸、１１…穿孔部、１２…
ハウジング、１３，１３ａ…クリアランス、１４
…密封装置、１５…環状溝、１７…第１スプリツ
ト−リング密封部材、１８，２０，２１，２５，
２６…第２スプリツト−リング密封部材、２７，
３１…リング端部の１部分、２８，３２…リング
の端部、３０…ギヤツプ。
ングの１部分の部分縦断面図であつて、本発明に
従つて配置された１つの密封装置を示すものであ
る。第２図は第１図と同様な図であるが、本発明
の密封装置の他の形態を示すものである。第３図
は本発明の密封装置のさらに他の形態の図であ
る。第４図は本発明の密封装置に用いるに適した
段付き型の密封部材の透視図である。 図において、１０…軸、１１…穿孔部、１２…
ハウジング、１３，１３ａ…クリアランス、１４
…密封装置、１５…環状溝、１７…第１スプリツ
ト−リング密封部材、１８，２０，２１，２５，
２６…第２スプリツト−リング密封部材、２７，
３１…リング端部の１部分、２８，３２…リング
の端部、３０…ギヤツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ハウジング１２の穿孔部１１に挿通された高
速で回転可能な軸に用いる密封装置であつて、該
装置は該ハウジングの穿孔部内に位置する軸の１
部の周りに形成された環状溝と、該溝内に位置す
る第１スプリツト−リング密封部材１７と該溝内
に少なくとも部分的に位置する前記第１スプリツ
ト−リング密封部材１７上に設けて該部材に係合
する、少なくとも１つの第２スプリツト−リング
密封部材１８又は２０及び２１とを含み、該第２
スプリツト−リング密封部材は外方向に弾力を有
し、その外側面で該ハウジングによつて限定され
た穿孔部１１の壁に支承するごとくして該壁に対
する密封を行なう密封装置であつて、該少なくと
も１つの第２密封部材１８は該第１の密封部材１
７よりも軸方向幅が小さく、また穿孔部１１を形
成するハウジング１２の壁に該第２密封部材１８
の回転を抑止するに充分な力で支承されて、該第
１密封部材１７の回転は少なくとも１つの第２密
封装置１８との係合により抑止されるが、第２密
封装置１８に対して軸方向に摺動可能であり、軸
の軸方向の小さな偏位に従動することができ、そ
のときも軸とハウジングとの間の密封を行なうこ
とを特徴とする密封装置。 ２ 上記のスプリツト−リング密封部材のいずれ
か少なくとも１つはステツプ−ギヤツプ形態をな
し、ギヤツプ３０の一方の側の同リングの端部２
８のギヤツプ３０の部分２７が同ギヤツプの他の
側の同リングの端３２の部分３１と軸方向に沿つ
て重なり合つていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載の密封装置。 ３ ２つ以上の第２のスプリツト−リング密封部
材２０，２１，２５，２６が軸方向に平行して配
設され、それぞれが前記第１スプリツト−リング
密封部材１７に係合し、上記２つ以上の第２密封
部材の軸方向幅が第１弾性スプリツト−リング密
封部材の軸方向幅より小である特許請求の範囲第
１項又は第２項に記載の密封装置。 ４ 第１スプリツト−リング密封部材１７は第２
スプリツト−リング密封部材より小さな半径寸法
を有する特許請求の範囲第１項ないし第３項のい
ずれかに記載の密封装置。 ５ 穿孔部を有するハウジングと、該穿孔部に挿
通された回転軸と、該軸をハウジングに対して密
封する密封装置との組合体であつて、該密封装置
は、ハウジング１２の穿孔部１１に挿通された高
速で回転可能な軸に用いる密封装置であつて、該
装置は該ハウジングの穿孔部内に位置する軸の１
部の周りに形成された環状溝と、該溝内に位置す
る第１スプリツト−リング密封部材１７と該溝内
に少なくとも部分的に位置する前記第１スプリツ
ト−リング密封部材１７上に設けて該部材に係合
する、少なくとも１つの第２スプリツト−リング
密封部材１８又は２０及び２１とを含み、該第２
スプリツト−リング密封部材は外方向に弾力を有
し、その外側面で該ハウジングによつて限定され
た穿孔部１１の壁に支承するごとくして該壁に対
する密封を行なう密封装置であつて、該少なくと
も１つの第２密封部材１８は該第１の密封部材１
７よりも軸方向幅が小さく、また穿孔部１１を形
成するハウジング１２の壁に該第２密封部材１８
の回転を抑止するに充分な力で支承されて、該第
１密封部材１７の回転は少なくとも１つの第２密
封装置１８との係合により抑止されるが、第２密
封装置１８に対して軸方向に摺動可能であり、軸
の軸方向の小さな偏位に従動することができ、そ
のときも軸とハウジングとの間の密封を行なう装
置であることを特徴とする組合体。 ６ 組合体が、ケーシング内にロータを取付け、
該ロータ及びハウジングの間に密封装置を用いた
ターボチヤージヤである特許請求の範囲第５項に
記載の組合体。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| GB8302450 | 1983-01-28 | ||
| GB08302450A GB2134604B (en) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | Rotatable shaft seals |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59144859A JPS59144859A (ja) | 1984-08-20 |
| JPH052869B2 true JPH052869B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=10537121
Family Applications (1)
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| JP59013231A Granted JPS59144859A (ja) | 1983-01-28 | 1984-01-27 | 回転可能な軸の密封装置 |
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| JP (1) | JPS59144859A (ja) |
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- 1984-01-27 JP JP59013231A patent/JPS59144859A/ja active Granted
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