JPS6244104Y2 - - Google Patents

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JPS6244104Y2
JPS6244104Y2 JP9282282U JP9282282U JPS6244104Y2 JP S6244104 Y2 JPS6244104 Y2 JP S6244104Y2 JP 9282282 U JP9282282 U JP 9282282U JP 9282282 U JP9282282 U JP 9282282U JP S6244104 Y2 JPS6244104 Y2 JP S6244104Y2
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fuel
engine
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output signal
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、舶用並列機関制御装置に関する。
従来のこの種装置を第1図に示し、これについ
て説明する。第1図において、1は指令装置であ
り、ハンドル1aを前進側あるいは後進側に操作
するとその操作量に応じた信号を出力する。この
指令装置1の出力信号は関数発生器2へ伝達さ
れ、該関数発生器2の出力信号は第1差動増幅器
3aおよび第2差動増幅器3bの各々の一方の入
力端へ伝達される。また、7aは第1機関(図示
せず)の第1燃料制限装置、7bは第2機関(図
示せず)の第2燃料制限装置であり、第1燃料制
限装置7aに連動する第1位置検出器8aの出力
信号が前記第1差動増幅器3aの他方の入力端に
伝達され、第2燃料制限装置7bに連動する第2
位置検出器8bの出力信号が前記第2差動増幅器
3bの他方の入力端に伝達されている。これら第
1、第2差動増幅器3a,3bは各々2つの入力
信号の差を増幅する。4aはタイミング発振器5
からの基準信号および前記第1差動増幅器3aの
出力信号が入力される第1比較増幅器、4bはタ
イミング発振器5からの基準信号および前記第2
差動増幅器3bの出力信号が入力される第2比較
増幅器であり、これら第1、第2比較増幅器4
a,4bは各々対応する差動増幅器の出力信号に
応じたパルス幅のパルス信号を出力する。6aは
第1比較増幅器4aからのパルス信号によりオ
ン・オフ制御されて前記第1燃料制限装置7aへ
油圧信号を伝達する増減速用の第1電磁弁、6b
は第2比較増幅器4bからのパルス信号によりオ
ン・オフ制御されて前記第2燃料制限装置7bへ
油圧信号を伝達する増減速用の第2電磁弁であ
り、これら第1、第2電磁弁6a,6bは各々対
応する差動増幅器の2つの入力信号が一致するま
でオン・オフ制御される。
この従来の舶用並列機関制御装置は、定常運転
時の静特性の面においては実用的であるが、燃料
運転であるために、両機関の負荷変動に対して回
転数が変化し、また、空船時の様に負荷が小さい
場合には機関の燃料ラツクに差を生じる即ち、運
転状況変化時の動特性の面において両機関の実回
転数に即したバランス制御が困難であるという問
題があつた。
そこで、本考案は、舶用並列機関制御装置にお
いて両機関のバランス制御を容易にし負荷の分担
制御特性を向上させることを目的とし、その特徴
とするところは、ハンドルの操作量に応じた信号
を出力する指令装置と、該指令装置の出力信号に
より第1機関を制御する第1ガバナと、前記指令
装置の出力信号に別の信号を加算した加算信号に
より第2機関を制御する第2ガバナと、第1機関
の第1燃料ラツクの位置を検出する第1検出器
と、第2機関の第2燃料ラツクの位置を検出する
第2検出器と、これら両検出器の出力信号の差に
応じた電気信号を出力する比較器と、該比較器の
出力信号にもとづいて圧力流体を給排する電磁サ
ーボ弁と、該電磁サーボ弁からの圧力流体給排に
より前記第2燃料ラツクの位置を制御する燃料制
限シリンダとから構成したところにある。
以下、第2図に示す一実施例について説明す
る。
第2図において、10は指令装置であり、ハン
ドル10aを前進側あるいは後進側へ操作すると
その操作量に応じた空気信号あるいは電気信号を
出力する。13aは指令装置10の出力信号によ
り第1機関E1の第1燃料噴射弁14aを制御す
る第1ガバナである。11は指令装置10の出力
信号および信号発生器12からの別の信号を加算
する加算器である。13bは加算器11からの加
算信号により第2機関E2の第2燃料噴射弁14
bを制御する第2ガバナである。15aは前記第
1燃料噴射弁14aの第1燃料ラツク、15bは
前記第2燃料噴射弁14bの第2燃料ラツクであ
る。16aは前記第1燃料ラツク15aの位置を
検出して電気信号に変換するポテンシヨ等の第1
検出器、16bは前記第2燃料ラツク15bの位
置を検出して電気信号に変換するポテンシヨ等の
第2検出器であり、これら両検出器16a,16
bの出力信号の差が比較器17で比較増幅された
後、電磁サーボ弁19へ伝達される。該電磁サー
ボ弁19は比較器17の出力信号が入力される電
磁部19aを備え、前記第1検出器16aと第2
検出器16bの出力信号が同一のとき中立位置1
9bにあり、第2検出器16bの出力信号が第1
検出器16aの出力信号より大きいとき第1位置
19cへ切換り、第2検出器16bの出力信号が
第1検出器16aの出力信号より小さいとき第2
位置19dへ切換わり、その送出流量は前記電磁
部19aの入力信号に比例する。20は、前記電
磁サーボ弁19からの圧力流体が給排され第2燃
料ラツク15bの位置を制御して第2機関E2の
回転数を抑制する燃料制限シリンダであり、該燃
料制限シリンダ20は、第1室20aに圧力流体
が供給されると第2燃料ラツク15bを減方向へ
強制的に移動させ、逆に第2室20bに圧力流体
が供給されると制限を解除して第2燃料ラツク1
5bが増方向に移動するのを許容する。なお、2
1は圧力流体源(油圧源)、22はタンクであ
る。
次に、上記構成の一実施例の動作について説明
する。
指令装置10のハンドル10aを操作すると、
その操作量に応じた指令装置10の出力信号が第
1ガバナ13へ伝達され、この第1ガバナ13a
の調速動作により第1燃料噴射弁14aが開いて
第1機関E1が回転する。同時に、指令装置10
に約10%程度加算した加算信号が第2ガバナ13
bへ伝達され、この第2ガバナ13bの調速動作
により第2燃料噴射弁14bが開いて第2機関E
2が回転する。そして、各機関E1,E2の燃料
ラツク15a,15bの位置は各々の検出器16
a,16bにより電気信号に変換され、この信号
が比較器17に入力されている。
この時、燃料制限シリンダ20が第2燃料ラツ
ク15bを制限していないとすると、第2燃料ラ
ツク15bは第1燃料ラツク15aよりも増位置
にある。従つて、第2検出器16bの出力信号が
第1検出器16aの出力信号よりも大きく、電磁
サーボ弁19は第1位置19cへ切換わり、燃料
制限シリンダ20は前記両検出器16a,16b
の出力信号の差に応じた流量の圧力流体が第1室
20aに供給されて第2燃料ラツク15bを減方
向へ強制的に移動させる。この第2燃料ラツク1
5bの減方向への移動により第2機関E2側の負
荷が第1機関E1側へ移行し、負荷が増加した第
1機関E1の第1燃料ラツク15aは第1ガバナ
13aの調速動作により増方向へ移動する。
こうして、第2燃料ラツク15bの位置が制限
されるに伴つて第2機関E2側の負荷が第1機関
E1側へ移行し、第1燃料ラツク15aと第2燃
料ラツク15bの位置が等しくなると、第1検出
器16aと第2検出器16bの出力信号が同じに
なり、電磁サーボ弁19は中立位置19bに復帰
し、燃料制限シリンダ20は停止する。この時、
第1燃料ラツク15aと第2燃料ラツク15bの
位置が同じであるから、第1機関E1と第2機関
E2は公平に負荷を分担している。
このバランス状態において、出力負荷が増加す
ると、第2ガバナ13bの調速動作により第2燃
料ラツク15bは増方向へ移動しようとするが、
燃料制限シリンダ20の制限を受けているため移
動できない。これに対し、第1燃料ラツク15a
は何ら制限を受けていないので第1ガバナ13a
の調速動作により負荷増加に対して瞬時に応答し
て増方向へ移動する。この第1燃料ラツク15a
の増方向への移動によつて第1検出器16aの出
力信号が第2検出器16bの出力信号よりも大き
くなり、電磁サーボ弁19は第2位置19dへ切
換わり、燃料制限シリンダ20は前記両検出器1
6a,16bの出力信号の差に応じた流量の圧力
流体が第2室20bに供給されて第2燃料ラツク
15bの制限を解除する。すると、第2ガバナ1
3bの調速動作により第2燃料ラツク15bが増
方向へ移動し、第1機関E1側の負荷が第2機関
E2側へ移行する。
こうして、第2燃料ラツク15bの制限が解除
されるに伴つて第1機関E1側の負荷が第2機関
E2側へ移行し、第2燃料ラツク15bの位置が
第1燃料ラツク15aの位置に一致すると、第2
検出器16bの出力信号が第1検出器16aの出
力信号に一致し、電磁サーボ弁19は中立位置1
9bへ復帰し、燃料制限シリンダ20は停止す
る。斯して、負荷が増加しても第1機関E1と第
2機関E2とは公平に負荷を分担することにな
る。
また上記バランス状態において、出力負荷が減
少すると、第2ガバナ13bの入力信号が第1ガ
バナ13aの入力信号よりも大きいため、第1ガ
バナ13aの調速動作により第1燃料ラツク15
aが先に減方向へ移動し、第2燃料ラツク15b
の位置は第1燃料ラツク15aの位置よりも増位
置になる。従つて、第2検出器16bの出力信号
が第1検出器16aの出力信号よりも大きく、電
磁サーボ弁19は第1位置19cへ切換わり、燃
料制限シリンダ20は前記両検出器16a,16
bの出力信号の差に応じた流量の圧力流体が第1
室20aに供給されて第2燃料ラツク15bを減
方向へ強制的に移動させる。この第2燃料ラツク
15bの減方向への移動により第2機関E2側の
負荷が第1機関E1側へ移行し、負荷が増加した
第1機関E1の第1燃料ラツク15aは第1ガバ
ナ13aの調速動作により増方向へ移動する。
そして、第1燃料ラツク15aと第2燃料ラツ
ク15bの位置が一致すると、第1検出器16a
と第2検出器16bの出力信号が一致し、電磁サ
ーボ弁19は中立位置19bへ復帰し、燃料制限
シリンダ20は停止する。斯して、負荷が減少し
ても第1機関E1と第2機関E2とは公平に負荷
を分担することになる。
以上の実施例に示される本考案の舶用並列機関
制御装置によれば、負荷変動が生じても燃料制限
シリンダの作動により第1燃料ラツクと第2燃料
ラツクの位置が一致するため、第1機関と第2機
関に負荷を常時公平に分担することができる。
また、本考案によれば、燃料制限シリンダに対
する圧力流体の給排を電磁サーボ弁によつて行な
うように構成したため、本考案の先願である特願
昭57−69255号に開示した技術に比べて次の効果
が得られる。
特願昭57−69255号の第2図においては、燃料
制限装置(シリンダ)16に対する圧力流体給排
を2位置切換弁18,3位置切換弁22によつて
行なつており、これは切換弁22が通路方向を切
換えるだけのオン・オフ型の方向切換弁であつて
流量制御機能を有しないため、別の切換弁18に
よつて通路容量(流量)を切換えるのであり、さ
らに、シリンダ16の位置決め精度向上のため
に、切換弁22を切換位置に保持したり、切換位
置と中立位置とに短い周期で交互にデジタル的に
切換えるように、判別回路17および切換回路1
9が必要である。つまり、特願昭57−69255号に
よる場合は、シリンダ16への圧力流体給排のた
めに2つの切換弁18,22さらにその電気制御
部17,19が必要であり、また、その給排切換
えがデジタル的である。
これに対し、本考案によれば、電磁サーボ弁が
その入力すなわち両検出器の出力の差に応じて燃
料制限シリンダへの供給流量をアナログ的に制御
するため、切換(制御)弁として1個で充分であ
るからその配管接続を含めて構成が簡単であり、
また、連続制御で作動がなめらかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の舶用並列機関制御装置、第2図
は本考案の舶用並列機関制御装置の一実施例であ
る。 E1……第1機関、E2……第2機関、10…
…指令装置、10a……ハンドル、11……加算
器、12……信号発生器、13a……第1ガバ
ナ、13b……第2ガバナ、15a……第1燃料
ラツク、15b……第2燃料ラツク、16a……
第1検出器、16b……第2検出器、17……比
較器、19……電磁サーボ弁、20……燃料制限
シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドルの操作量に応じた信号を出力する指令
    装置と、該指令装置の出力信号により第1機関を
    制御する第1ガバナと、前記指令装置の出力信号
    に別の信号を加算した加算信号により第2機関を
    制御する第2ガバナと、第1機関の第1燃料ラツ
    クの位置を検出する第1検出器と、第2機関の第
    2燃料ラツクの位置を検出する第2検出器と、こ
    れら両検出器の出力信号の差に応じた電気信号を
    出力する比較器と、該比較器の出力信号にもとづ
    いて圧力流体を給排する電磁サーボ弁と、該電磁
    サーボ弁からの圧力流体給排により前記第2燃料
    ラツクの位置を制御する燃料制限シリンダとから
    なる舶用並列機関制御装置。
JP9282282U 1982-06-21 1982-06-21 舶用並列機関制御装置 Granted JPS58195034U (ja)

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