JPS624403A - 蒸発装置における始動用エジエクタの排出蒸気処理方法 - Google Patents
蒸発装置における始動用エジエクタの排出蒸気処理方法Info
- Publication number
- JPS624403A JPS624403A JP14493585A JP14493585A JPS624403A JP S624403 A JPS624403 A JP S624403A JP 14493585 A JP14493585 A JP 14493585A JP 14493585 A JP14493585 A JP 14493585A JP S624403 A JPS624403 A JP S624403A
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- Japan
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- ejector
- starting
- evaporation device
- exhaust steam
- steam
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、蒸発装置における始動用エジデクタの排出
蒸気処理方法に関するものである。
蒸気処理方法に関するものである。
従来技術とその問題点
蒸発装置において同装置内を真空状態にするには、第2
歯に示すフローのように、蒸発装置(11)から出た非
凝縮性ガス含有蒸気を、表面復水器(12)、ガスクー
ラ(13)、1段エジェクタ(14)、中間コンデンサ
(15)、2段エジェクタ(16)、後段コンデンサ(
17)およびファン(18)に順次通し、1段および2
段エジェクタ(14)(16)に駆動蒸気を流入し、表
面復水器(12)、ガスクーラ(13)、中間コンデン
サ(15)および後段コンデンサ(17)で生じた凝縮
液を汚ドレンとして収集し、他方、ファン(18)から
非凝縮性ガスを取り出す。こうして定常運転が行なわれ
ている。しかし蒸発装置が多重効用方式のものである場
合、各蒸発缶の空間容積が大きいため、始動時に装置内
を真空状態にするのに長時間が必要であった。そのため
ガスクーラ(13)と一段エジエクタ(14)の間に吸
入能力の大きい始動用エジェクタ(19)を設け、同エ
ジェクタ(19)に駆動蒸気を流し、蒸発装置(11)
が所要真空度に到達したならば、上記の定常運転に切替
えて立上り時間を短縮する方法がとられていた。しかし
この方法では始動用エジェクタ(19)に多量の駆動蒸
気を流す必要があり、そのため同エジェクタ(19)を
出た蒸気も多量となり、その処理に苦慮した。特に蒸発
装置(11)を再始動させる場合、エジェクタ(19)
の排出蒸気は蒸発袋@(11)から来る空気や悪臭ガス
などの非凝縮性ガスをも含むため、これをそのまま系外
に排出すると公害問題を生じるおそれがあった。
歯に示すフローのように、蒸発装置(11)から出た非
凝縮性ガス含有蒸気を、表面復水器(12)、ガスクー
ラ(13)、1段エジェクタ(14)、中間コンデンサ
(15)、2段エジェクタ(16)、後段コンデンサ(
17)およびファン(18)に順次通し、1段および2
段エジェクタ(14)(16)に駆動蒸気を流入し、表
面復水器(12)、ガスクーラ(13)、中間コンデン
サ(15)および後段コンデンサ(17)で生じた凝縮
液を汚ドレンとして収集し、他方、ファン(18)から
非凝縮性ガスを取り出す。こうして定常運転が行なわれ
ている。しかし蒸発装置が多重効用方式のものである場
合、各蒸発缶の空間容積が大きいため、始動時に装置内
を真空状態にするのに長時間が必要であった。そのため
ガスクーラ(13)と一段エジエクタ(14)の間に吸
入能力の大きい始動用エジェクタ(19)を設け、同エ
ジェクタ(19)に駆動蒸気を流し、蒸発装置(11)
が所要真空度に到達したならば、上記の定常運転に切替
えて立上り時間を短縮する方法がとられていた。しかし
この方法では始動用エジェクタ(19)に多量の駆動蒸
気を流す必要があり、そのため同エジェクタ(19)を
出た蒸気も多量となり、その処理に苦慮した。特に蒸発
装置(11)を再始動させる場合、エジェクタ(19)
の排出蒸気は蒸発袋@(11)から来る空気や悪臭ガス
などの非凝縮性ガスをも含むため、これをそのまま系外
に排出すると公害問題を生じるおそれがあった。
このような点から、従来、始動用エジェクタの排出蒸気
を排水シールビットに放出したり、後段コンデンサ(1
7)の能力を増大する方法がとられていたが、前者の方
法では排出蒸気を完全に処理できない上に、蒸気漏れや
水の沸騰の危険性があり、また後者の方法では設備費そ
の他でコストデメリットが大きかった。
を排水シールビットに放出したり、後段コンデンサ(1
7)の能力を増大する方法がとられていたが、前者の方
法では排出蒸気を完全に処理できない上に、蒸気漏れや
水の沸騰の危険性があり、また後者の方法では設備費そ
の他でコストデメリットが大きかった。
この発明は、上記のような実情から、始動用エジェクタ
の排気蒸気の処理に苦慮することのない排出蒸気の処理
方法を提供することを目的としてなされたものである。
の排気蒸気の処理に苦慮することのない排出蒸気の処理
方法を提供することを目的としてなされたものである。
問題点の解決手段
この発明による始動用エジェクタの排出蒸気の処理方法
は、上記目的の達成のために、始動用エジェクタを用い
て蒸発装置内を真空状態にする方法に・省いて、同エジ
ェクタの排出蒸気を定常運転の凝縮手段に導くことを特
徴とする。
は、上記目的の達成のために、始動用エジェクタを用い
て蒸発装置内を真空状態にする方法に・省いて、同エジ
ェクタの排出蒸気を定常運転の凝縮手段に導くことを特
徴とする。
実 施 例
以下、図面に示す実施例によりこの発明の構成を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図において、蒸発装置内を真空にするための定常運
転フローは、第2図に示す従来技術のフローと同じであ
って、蒸発装置(1)から出た非凝縮性ガス含有蒸気を
、表面復水器(2)、ガスクーラ(3) 、1段エジェ
クタ(4)、中間コンデンサ(5) 、2段エジェクタ
(6)、後段コンデンサ(7)およびファン(8)に順
次通し、1段および2段エジェクタ(4)(6)に駆動
蒸気を流入し、表面復水器(2)、ガスクーラ(3)、
中間コンデンサ(5)および後段コンデンサ(7)で生
じた凝縮液を汚ドレンとして収集し、他方、ファン(8
)から非凝縮性ガスを取り出す。こうして定常運転が行
なわれている。
転フローは、第2図に示す従来技術のフローと同じであ
って、蒸発装置(1)から出た非凝縮性ガス含有蒸気を
、表面復水器(2)、ガスクーラ(3) 、1段エジェ
クタ(4)、中間コンデンサ(5) 、2段エジェクタ
(6)、後段コンデンサ(7)およびファン(8)に順
次通し、1段および2段エジェクタ(4)(6)に駆動
蒸気を流入し、表面復水器(2)、ガスクーラ(3)、
中間コンデンサ(5)および後段コンデンサ(7)で生
じた凝縮液を汚ドレンとして収集し、他方、ファン(8
)から非凝縮性ガスを取り出す。こうして定常運転が行
なわれている。
蒸発装置が多重効用方式のものである場合、蒸発装置(
1)の始動時に、第1図中に太線で示すように、上記定
常運転の真空系フローの系外に設けられた始動用エジェ
クタ(9)を表面復水器(2)の後流側に接続し、同エ
ジェクタ(9)に駆動蒸気を流入して蒸発装置(1)の
内部を真空状態にする。そして始動用エジェクタ(9)
から出た排出蒸気をガスクーラ(3)に通し、これをバ
イパス(10)を経てファン(8)で吸引する。こうし
て始動用エジェクタ(9)の働きによって蒸発装置(1
)の内部の圧力が表面複数器(2)の出口において約5
50mm1−1gに到達したならば、弁操作によってフ
ローを前述した定常運転のフローに切替える。
1)の始動時に、第1図中に太線で示すように、上記定
常運転の真空系フローの系外に設けられた始動用エジェ
クタ(9)を表面復水器(2)の後流側に接続し、同エ
ジェクタ(9)に駆動蒸気を流入して蒸発装置(1)の
内部を真空状態にする。そして始動用エジェクタ(9)
から出た排出蒸気をガスクーラ(3)に通し、これをバ
イパス(10)を経てファン(8)で吸引する。こうし
て始動用エジェクタ(9)の働きによって蒸発装置(1
)の内部の圧力が表面複数器(2)の出口において約5
50mm1−1gに到達したならば、弁操作によってフ
ローを前述した定常運転のフローに切替える。
なお、ガスクーラが存在しない場合には、表面復水器を
2室に区画し、第1の区画室に始動用エジェクタを接続
し、同エジェクタの排出蒸気を第2の区画室に導くよう
にすればよい。
2室に区画し、第1の区画室に始動用エジェクタを接続
し、同エジェクタの排出蒸気を第2の区画室に導くよう
にすればよい。
発明の効果
この発明による始動用エジェクタの排出蒸気の処理方法
は、始動用エジェクタを用いて蒸発装置内を真空状態に
する方法において、同エジェクタの排出蒸気を定常運転
の凝縮手段に導くことを特徴とするものであるので、前
述した従来技術の問題点、すなわち排水シールピットに
おける蒸気漏れおよび水の沸騰の危険性や、大きな能力
の後段コンデンサの設置による設備費その他でコストデ
メリットといった問題を全く生じることなく、始動用エ
ジェクタの排気蒸気を完全に処理して蒸発装置の立上り
時間を大幅に短縮することができる。
は、始動用エジェクタを用いて蒸発装置内を真空状態に
する方法において、同エジェクタの排出蒸気を定常運転
の凝縮手段に導くことを特徴とするものであるので、前
述した従来技術の問題点、すなわち排水シールピットに
おける蒸気漏れおよび水の沸騰の危険性や、大きな能力
の後段コンデンサの設置による設備費その他でコストデ
メリットといった問題を全く生じることなく、始動用エ
ジェクタの排気蒸気を完全に処理して蒸発装置の立上り
時間を大幅に短縮することができる。
第1図はこの発明の実施例を示すフローシート、第2図
は従来技術の70−シートである。 (1)・・・蒸発装置、(2)・・・表面復水器、(3
) −°。 ガスクーラ、(8)・・・ファン。 以上 外4名
は従来技術の70−シートである。 (1)・・・蒸発装置、(2)・・・表面復水器、(3
) −°。 ガスクーラ、(8)・・・ファン。 以上 外4名
Claims (2)
- (1)始動用エジェクタを用いて蒸発装置内を真空状態
にする方法において、同エジェクタの排出蒸気を定常運
転の凝縮手段に導くことを特徴とする、蒸発装置におけ
る始動用エジェクタの排出蒸気処理方法。 - (2)始動用エジェクタを表面復水器の後流側に接続し
、同エジェクタの排気蒸気をガスクーラに導き、ファン
で吸引する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14493585A JPS624403A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 蒸発装置における始動用エジエクタの排出蒸気処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14493585A JPS624403A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 蒸発装置における始動用エジエクタの排出蒸気処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624403A true JPS624403A (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=15373612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14493585A Pending JPS624403A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 蒸発装置における始動用エジエクタの排出蒸気処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624403A (ja) |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP14493585A patent/JPS624403A/ja active Pending
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