JPS6341043Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341043Y2 JPS6341043Y2 JP1982179222U JP17922282U JPS6341043Y2 JP S6341043 Y2 JPS6341043 Y2 JP S6341043Y2 JP 1982179222 U JP1982179222 U JP 1982179222U JP 17922282 U JP17922282 U JP 17922282U JP S6341043 Y2 JPS6341043 Y2 JP S6341043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- vacuum pump
- tank
- condensation tank
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 22
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 22
- 238000005292 vacuum distillation Methods 0.000 claims description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 16
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ドライクリーナーから排出される液
を処理する真空蒸留処理システムに於て、真空ポ
ンプ内に凝縮性ガスの凝縮分離液が溜るのを防止
するようにした装置に関する。
を処理する真空蒸留処理システムに於て、真空ポ
ンプ内に凝縮性ガスの凝縮分離液が溜るのを防止
するようにした装置に関する。
従来、第1図に示す真空蒸留処理システムに於
ては、パイプライン中に僅かに混入している水蒸
気や溶剤ガスのような凝縮性ガスが真空ポンプ内
に吸引され、排出口にて大気圧となるため凝縮性
ガスは凝縮して油回転真空ポンプの油中に混入
し、その油量を増加させると共に潤滑油を劣化さ
せる原因となつていた。そのため従来の真空蒸留
処理システムでは、真空ポンプの油を定期的に取
り換えねばならないという欠点があつた。
ては、パイプライン中に僅かに混入している水蒸
気や溶剤ガスのような凝縮性ガスが真空ポンプ内
に吸引され、排出口にて大気圧となるため凝縮性
ガスは凝縮して油回転真空ポンプの油中に混入
し、その油量を増加させると共に潤滑油を劣化さ
せる原因となつていた。そのため従来の真空蒸留
処理システムでは、真空ポンプの油を定期的に取
り換えねばならないという欠点があつた。
本考案は、叙上のような欠点を解消することを
目的とするものであり、その特徴とする処は、真
空蒸留処理システムに於て、蒸留液タンクと真空
ポンプの間に凝縮タンクを設けると共に、該凝縮
タンクの出入口部及び該凝縮タンクと真空ポンプ
の間に夫々自動開閉バルブを設け、該自動開閉バ
ルブの間欠的な連動した自動開閉切換え操作によ
り、凝縮タンク内を間欠的に大気圧に上げるよう
にし、凝縮性ガスを液化させて取り除き可能と
し、真空ポンプ内に凝縮性ガスが吸引され真空ポ
ンプ内に溜まるのを防止した点にある。
目的とするものであり、その特徴とする処は、真
空蒸留処理システムに於て、蒸留液タンクと真空
ポンプの間に凝縮タンクを設けると共に、該凝縮
タンクの出入口部及び該凝縮タンクと真空ポンプ
の間に夫々自動開閉バルブを設け、該自動開閉バ
ルブの間欠的な連動した自動開閉切換え操作によ
り、凝縮タンク内を間欠的に大気圧に上げるよう
にし、凝縮性ガスを液化させて取り除き可能と
し、真空ポンプ内に凝縮性ガスが吸引され真空ポ
ンプ内に溜まるのを防止した点にある。
そこで本考案を第2図に基づいて説明すると、
本考案の真空蒸留処理装置は、蒸留釜、再蒸発
缶、コンデンサー、水分離器、蒸留液タンクA、
蒸留液タンクB及び真空ポンプというようにパイ
プで接続して配設された従来の真空蒸留処理装置
の真空ポンプと蒸留液タンクの間に、凝縮タンク
を配置し、蒸留液タンクBと凝縮タンクを配管で
接続すると共に、この配管に自動開閉バルブ(以
下、No.1バルブという。)を取付け、更に凝縮タ
ンクの下部に凝縮液を排出するパイプを取付け、
このパイプにも自動開閉バルブ(以下、No.2バル
ブという。)を取付けると共に、凝縮タンクと真
空ポンプをパイプで接続し、かつこのパイプにも
自動開閉バルブ(以下、No.3バルブという。)尚、
夫々の自動開閉バルブを連動しており、タイマー
等の制御により間欠的に開閉するものである。勿
論自動開閉バルブは間欠的に開閉するものであれ
ばいずれでも良く、適宜従来のものより選択すれ
ば良いものであり、例えば真空ポンプを駆動する
モーターの回転力を利用してバルブを開閉させる
もので有つても良い。
本考案の真空蒸留処理装置は、蒸留釜、再蒸発
缶、コンデンサー、水分離器、蒸留液タンクA、
蒸留液タンクB及び真空ポンプというようにパイ
プで接続して配設された従来の真空蒸留処理装置
の真空ポンプと蒸留液タンクの間に、凝縮タンク
を配置し、蒸留液タンクBと凝縮タンクを配管で
接続すると共に、この配管に自動開閉バルブ(以
下、No.1バルブという。)を取付け、更に凝縮タ
ンクの下部に凝縮液を排出するパイプを取付け、
このパイプにも自動開閉バルブ(以下、No.2バル
ブという。)を取付けると共に、凝縮タンクと真
空ポンプをパイプで接続し、かつこのパイプにも
自動開閉バルブ(以下、No.3バルブという。)尚、
夫々の自動開閉バルブを連動しており、タイマー
等の制御により間欠的に開閉するものである。勿
論自動開閉バルブは間欠的に開閉するものであれ
ばいずれでも良く、適宜従来のものより選択すれ
ば良いものであり、例えば真空ポンプを駆動する
モーターの回転力を利用してバルブを開閉させる
もので有つても良い。
叙上のような構成により、真空ポンプに凝縮性
ガスが入る前に各バルブ(No.1、No.2、No.3)の
操作によりこの凝縮性ガスを一担大気圧に圧力を
上げてやれば、混入していた凝縮性ガスは凝縮し
て液体になり分離できる。即ち、装置内の真空排
気を間欠的に行い、その間に後述する凝縮行程を
入れるようにすればよい。
ガスが入る前に各バルブ(No.1、No.2、No.3)の
操作によりこの凝縮性ガスを一担大気圧に圧力を
上げてやれば、混入していた凝縮性ガスは凝縮し
て液体になり分離できる。即ち、装置内の真空排
気を間欠的に行い、その間に後述する凝縮行程を
入れるようにすればよい。
そこでこの操作を具体的に説明すると、この操
作行程は、凝縮タンクに対する「バキユム行程」
と、装置(系)全体に対する「系のバキユーム行
程」(圧力平衡行程)と、凝縮タンクに対する
「凝縮行程」からなる。そして、この各行程を真
空ポンプで系内の凝縮性ガスを連続吸引している
中に間欠的に入れる。そこでこの「バキユーム行
程」とは、No.1バルブとNo.2バルブを「閉」と
し、No.3バルブを「開」とし、凝縮タンク内の真
空度を上げる行程である。そして、この行程の次
行程としてNo.3バルブを「閉」とし、かつNo.1バ
ルブを「開」とし系内の凝縮性ガスを凝縮タンク
内に吸引する「系のバキユーム行程」を行なう。
この行程を約3〜5秒間行なつた後、「凝縮行程」
を行なう。この「凝縮行程」とは、No.1バルブ及
びNo.3バルブを「閉」とし、No.2バルブを「開」
とする。この行程を約3〜5秒間行なう。このよ
うにして「系のバキユーム行程」により凝縮タン
クに吸引された系の僅かに混入する凝縮性ガス
は、「凝縮行程」によつてNo.2バルブの開放と共
に、凝縮タンク内は一瞬にして大気圧となり、凝
縮性ガスは凝縮して液化し該液体は凝縮タンク外
に排出される。そして、凝縮性ガスを含まない空
気のみが凝縮タンク内に滞留することとなる。
作行程は、凝縮タンクに対する「バキユム行程」
と、装置(系)全体に対する「系のバキユーム行
程」(圧力平衡行程)と、凝縮タンクに対する
「凝縮行程」からなる。そして、この各行程を真
空ポンプで系内の凝縮性ガスを連続吸引している
中に間欠的に入れる。そこでこの「バキユーム行
程」とは、No.1バルブとNo.2バルブを「閉」と
し、No.3バルブを「開」とし、凝縮タンク内の真
空度を上げる行程である。そして、この行程の次
行程としてNo.3バルブを「閉」とし、かつNo.1バ
ルブを「開」とし系内の凝縮性ガスを凝縮タンク
内に吸引する「系のバキユーム行程」を行なう。
この行程を約3〜5秒間行なつた後、「凝縮行程」
を行なう。この「凝縮行程」とは、No.1バルブ及
びNo.3バルブを「閉」とし、No.2バルブを「開」
とする。この行程を約3〜5秒間行なう。このよ
うにして「系のバキユーム行程」により凝縮タン
クに吸引された系の僅かに混入する凝縮性ガス
は、「凝縮行程」によつてNo.2バルブの開放と共
に、凝縮タンク内は一瞬にして大気圧となり、凝
縮性ガスは凝縮して液化し該液体は凝縮タンク外
に排出される。そして、凝縮性ガスを含まない空
気のみが凝縮タンク内に滞留することとなる。
このように、蒸留液タンクBと真空ポンプとの
間に凝縮タンクを設け、それぞれのバルブ(No.
1、No.2、No.3)を間欠的に連動させて開閉操作
することにより、従来のように真空ポンプ内に凝
縮性ガスが入り込み、そのガスが真空ポンプの排
出口において大気圧となることによつて凝縮し、
その時の発生する液が真空ポンプ内の潤滑油を劣
化しかつ油量を増すといつたこともなく、従つて
真空ポンプ内の油を頻繁に取り換えねばならない
といつたこともない。このように本考案はすぐれ
た作用効果を発揮するものである。
間に凝縮タンクを設け、それぞれのバルブ(No.
1、No.2、No.3)を間欠的に連動させて開閉操作
することにより、従来のように真空ポンプ内に凝
縮性ガスが入り込み、そのガスが真空ポンプの排
出口において大気圧となることによつて凝縮し、
その時の発生する液が真空ポンプ内の潤滑油を劣
化しかつ油量を増すといつたこともなく、従つて
真空ポンプ内の油を頻繁に取り換えねばならない
といつたこともない。このように本考案はすぐれ
た作用効果を発揮するものである。
第1図は従来例を示す工程図、第2図は本考案
に係る工程図である。
に係る工程図である。
Claims (1)
- 真空蒸留処理システムに於て、蒸留液タンクと
真空ポンプの間に凝縮タンクを設けると共に、該
凝縮タンクの出入口部及び該凝縮タンクと真空ポ
ンプの間に夫々間欠的に連動して自動開閉する自
動開閉バルブを設け、該自動開閉バルブの間欠的
な開閉切換え操作により、凝縮タンク内の凝縮性
ガスを液化させて取り除くことを可能としたこと
を特徴とする真空蒸留処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17922282U JPS5982501U (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 真空蒸留処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17922282U JPS5982501U (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 真空蒸留処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5982501U JPS5982501U (ja) | 1984-06-04 |
JPS6341043Y2 true JPS6341043Y2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=30388910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17922282U Granted JPS5982501U (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 真空蒸留処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5982501U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53142998A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 | Saffa Spa | Vacuum distillation method of phosphorous pentasulfide |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP17922282U patent/JPS5982501U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53142998A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 | Saffa Spa | Vacuum distillation method of phosphorous pentasulfide |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5982501U (ja) | 1984-06-04 |
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